JPH11281338A - 化学処理表面状態検査装置および化学処理液劣化状態検査方法 - Google Patents

化学処理表面状態検査装置および化学処理液劣化状態検査方法

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JPH11281338A
JPH11281338A JP8196298A JP8196298A JPH11281338A JP H11281338 A JPH11281338 A JP H11281338A JP 8196298 A JP8196298 A JP 8196298A JP 8196298 A JP8196298 A JP 8196298A JP H11281338 A JPH11281338 A JP H11281338A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良品と不良品とで析出物の形状が相似ではな
く、析出物の分布状態もランダムで、かつ、成長途中で
変化するような検査対象でも、精度良く良否判定を行う
ことが可能な化学処理表面状態検査装置を提供する。 【解決手段】 化学処理された表面に微細な凹凸形状を
有する検査対象表面にレーザ光を照射して得られる散乱
光の空間的な光量分布が、良品と不良品とで異なること
に基づいて良否検査を行う。例えば、レーザ光源3から
出射されたレーザ光束4は、検査対象物1の表面に垂直
に照射され、化学処理によって対象物1の表面に析出し
た析出物2により散乱されて散乱光6が発生する。散乱
光6の空間的な強度分布は、析出物2の大きさ等に依存
して変化する。そこで、受光素子71〜73で散乱光6
の光量分布を測定し、正規化手段8で、所定の受光素子
から得られた受光量で各受光素子の受光量を正規化す
る。そして、良否判定手段9で、この正規化された散乱
光量の分布形状や各受光素子の受光量の絶対値が良品と
不良品で異なることに基づいて、良否判定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化学処理により対
象物表面に成長した析出物の成長状態を検査し、その良
否判定を行う化学処理表面状態検査装置に関する。ま
た、本発明は、上記化学処理を行う化学処理液の劣化状
態の検査を行う化学処理液劣化状態検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】部材の周囲を樹脂モールドする部品の製
造においては、モールド前に部材の酸化処理を行い、部
材の表面に針状の析出物を成長させることで樹脂との剥
離強度を高めている、このとき、析出物の成長が不足し
ていると、樹脂モールドとの剥離強度が十分に得られ
ず、製品の信頼性を確保できないため、表面状態の検査
を行う必要がある。
【0003】このような表面状態の検査を行う従来の技
術としては、例えば特許第2638554号に示される
技術がある。図5は従来の表面状態検査装置の一例を示
す構成図である。図5に示す表面状態検査装置は、検査
対象物1の表面にレーザ光束4を照射するレーザ光源3
と、検査対象物1の表面で反射されたレーザ光束4のう
ち正反射光成分を受光して正反射光量信号gを出力する
第5の受光素子75と、正反射光量信号gを受けて、処
理の進行に伴う正反射光量信号gの変化をモニタし、所
定のしきい値を下回った時点で処理が終了したと判定す
るデータ処理部17とを含んで構成される。
【0004】図5の従来装置では、まず、レーザ光源3
から検査対象物1の表面に向けてレーザ光束4を照射
し、次に、その正反射光量を第5の受光素子75で測定
して、正反射光量信号gを出力する。このとき、検査対
象物1はその表面に半球状のグレイン18を有してお
り、処理の進行に伴って成長していくため、処理が進む
と散乱成分が大きくなり、正反射光量信号gは低下して
いく。そこで、データ処理部17では、処理の進行に伴
う正反射光量gの低下をモニタし、この値が所定のしき
い値を下回った時点で、半球状グレイン18が適切に成
長し、処理が終了したと判定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術は、
検査対象物表面に成長する物が、半球状グレインのよう
に、ほぼ規則的に並んでおり、形状がほぼ相似のまま、
その大きさのみが変化していくような成長過程のモニタ
には有効な手段である。しかしながら、レーザ光の散乱
は、散乱物の大きさの変化以外にも、形状や分布状態等
によっても変化する。
【0006】したがって、本発明の対象である化学処理
による析出物のように、良品と不良品とで析出物の形状
が相似にはならず、析出物の分布状態もランダムで、か
つ、成長途中で変化するような検査対象の場合には、従
来技術のように正反射光の光量変化を測定するだけで
は、形状の変化と分布状態の変化を正確に捉えることが
できないため、良否判定を精度良く行うことができな
い。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、良品と不良品とで析出物の形状が相似ではなく、析
出物の分布状態もランダムで、かつ、成長途中で変化す
るような検査対象でも、精度良く良否判定を行うことが
可能な化学処理表面状態検査装置を提供することを目的
とする。また、本発明は、上記化学処理を行う化学処理
液の劣化状態の検査を行う化学処理液劣化状態検査方法
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、下記(1)〜(11)の発明を提供する。 (1)化学処理された検査対象表面にレーザ光を照射し
て得られる散乱光の空間的な光量分布が、良品と不良品
とで異なることに基づいて良否検査を行うことを特徴と
する化学処理表面状態検査装置。 (2)得られた散乱光量を正規化し、その正規化された
散乱光量分布形状が良品と不良品とで異なることに基づ
いて良否検査を行う(1)の化学処理表面状態検査装
置。 (3)得られた散乱光量の絶対値を所定のしきい値と比
較することで良否検査を行う(1)の化学処理表面状態
検査装置。 (4)散乱光量分布を測定するための受光素子は複数で
あり、あらかじめ決められた所定箇所に配置されている
(1)〜(3)の化学処理表面状態検査装置。 (5)散乱光量を測定するための受光素子は1つであ
り、それを、品種毎にあらかじめ設定された測定位置に
順次移動して、それぞれの測定位置で散乱光量を測定す
ることで散乱光量分布を得る(1)〜(3)の化学処理
表面状態検査装置。
【0009】(6)検査光としてのレーザ光束を出射す
るレーザ光源と、化学処理された検査対象表面に前記レ
ーザ光束を照射して得られる散乱光のうち、複数の角度
成分の散乱光をそれぞれ受光して受光量信号を出力する
複数の受光素子と、各受光素子の各受光量信号を受け
て、所定受光量信号の値で各受光量信号を正規化し、各
正規化データを出力する正規化手段と、各正規化データ
を受けて、正規化データの特徴に基づいて検査対象物の
化学処理表面状態の良否を判定する良否判定手段とを具
備することを特徴とする化学処理表面状態検査装置。
【0010】(7)検査光としてのレーザ光束を出射す
るレーザ光源と、レーザ光源から出射されたレーザ光束
を反射し、化学処理された表面に微細な凹凸形状を有す
る検査対象物の表面に垂直に照射するミラーと、レーザ
光束の照射点を通り検査対象物に垂直な所定面内のレー
ザ光照射点を中心とした所定半径の半円上又は水平面内
にあって、それぞれ所定の角度で配置され、検査対象物
からの散乱光のうち、垂直又は水平から複数の角度成分
の散乱光をそれぞれ受光して受光量信号を出力する複数
の受光素子と、各受光素子の各受光量信号を受けて、所
定受光量信号の値で各受光量信号を正規化し、各正規化
データを出力する正規化手段と、各正規化データを受け
て、正規化データの特徴に基づいて検査対象物の化学処
理表面状態の良否を判定する良否判定手段とを具備する
ことを特徴とする化学処理表面状態検査装置。
【0011】(8)検査光としてのレーザ光束を出射す
るレーザ光源と、化学処理された表面に微細な凹凸形状
を有する検査対象表面に前記レーザ光束を照射して得ら
れる散乱光のうち、複数の角度成分の散乱光をそれぞれ
受光して受光量信号を出力する複数の受光素子と、各受
光素子の各受光量信号を受けて、散乱光量の絶対値を所
定のしきい値と比較する比較手段と、比較手段による比
較結果に基づいて検査対象物の化学処理表面状態の良否
を判定する良否判定手段とを具備することを特徴とする
化学処理表面状態検査装置。
【0012】(9)検査光としてのレーザ光束を出射す
るレーザ光源と、化学処理された表面に微細な凹凸形状
を有する検査対象表面に前記レーザ光束を照射して得ら
れる散乱光のうち、所定の角度成分の散乱光を受光して
受光量信号を出力する受光素子と、該受光素子をそれぞ
れ異なる複数の測定位置に移動させる受光素子移動手段
と、あらかじめ登録しておいた検査対象物の品種を選択
し品種信号を出力する品種選択手段と、品種選択手段か
らの品種信号を受けて、品種に応じてあらかじめ設定さ
れている複数の測定位置に受光素子を順次移動させるよ
うに受光素子移動手段に制御信号を出力する測定位置制
御手段と、品種選択手段からの品種信号を受けて、品種
に応じてあらかじめ設定された良否判定の基準となる良
否判定データを出力する判定値設定手段と、受光素子移
動手段によりそれぞれ異なる複数の測定位置に配置され
たときの受光素子の各受光量信号を受けて、所定の測定
位置のときの受光量信号の値で各測定位置での受光量信
号の値を正規化し正規化データ列を出力する正規化デー
タ列生成手段と、良否判定データと正規化データ列を受
けて、良否判定データに基づいて正規化データ列を処理
し、検査対象物の化学処理表面状態の良否を判定する良
否判定手段とを具備することを特徴とする化学処理表面
状態検査装置。
【0013】(10)検査光としてのレーザ光束を出射
するレーザ光源と、レーザ光源から出射されたレーザ光
束を反射し、化学処理された表面に微細な凹凸形状を有
する検査対象物の表面に垂直に照射するミラーと、検査
対象物上のレーザ光束照射点に受光面を向けて、所定距
離に所定角度をもって配置され、検査対象物からの散乱
光のうち、所定の角度成分の散乱光を受光して受光量信
号を出力する受光素子と、該受光素子を、その受光面を
検査対象物上のレーザ光束照射点に向けたまま、レーザ
光束照射点を通り検査対象物に垂直な所定面内の所定半
径の半円上又は半径方向又は水平面内の回転方向に沿っ
て、それぞれ異なる複数の測定位置に移動させる受光素
子移動手段と、あらかじめ登録しておいた検査対象物の
品種を選択し品種信号を出力する品種選択手段と、品種
選択手段からの品種信号を受けて、品種に応じてあらか
じめ設定されている複数の測定位置に受光素子を順次移
動させるように受光素子移動手段に制御信号を出力する
測定位置制御手段と、品種選択手段からの品種信号を受
けて、品種に応じてあらかじめ設定された良否判定の基
準となる良否判定データを出力する判定値設定手段と、
受光素子移動手段によりそれぞれ異なる複数の測定位置
に配置されたときの受光素子の各受光量信号を受けて、
所定の測定位置のときの受光量信号の値で各測定位置で
の受光量信号の値を正規化し正規化データ列を出力する
正規化データ列生成手段と、良否判定データと正規化デ
ータ列を受けて、良否判定データに基づいて正規化デー
タ列を処理し、検査対象物の化学処理表面状態の良否を
判定する良否判定手段とを具備することを特徴とする化
学処理表面状態検査装置。
【0014】(11)一定期間毎に異なる処理時間で複
数の部材を処理してその良否判定を行い、良品となる限
界の処理時間の変化を捉えることで化学処理液の劣化状
態を判定することを特徴とする化学処理液劣化状態検査
方法。
【0015】本発明を、後述する第1の実施形態例を示
した図1を参照して説明する。図1において、まず、レ
ーザ光源3から出射されたレーザ光束4は、検査対象物
1の表面に垂直に照射され、化学処理によって検査対象
物1の表面に析出した析出物2により散乱されて散乱光
6が発生する。このとき、析出物2はレーザ光束4の波
長程度以下のサイズであるため、この散乱はレイリー散
乱やミー散乱になり、散乱光6の空間的な強度分布は、
析出物2の大きさ、形状、分布状態等に依存して変化す
る。そこで次に、レーザ光束4の照射点を通り検査対象
物1に垂直な所定面内にあって、それぞれ所定の角度成
分の散乱光量を受光する第1〜第3の受光素子71〜7
3で散乱光6の光量分布を測定し、正規化手段8で、所
定の受光素子から得られた受光量で各受光素子の受光量
を正規化する。最後に、良否判定手段9で、この正規化
された散乱光量の分布形状や各受光素子の受光量の絶対
値が良品と不良品で異なることに基づいて、良否判定を
行う。
【0016】なお、受光素子の個数は特に3つには限定
されず、明確に良否判定ができれば2つ以下でも4つ以
上でもよい。また、受光素子を1つとし、これをあらか
じめ設定された複数の測定位置に移動して、順次、散乱
光量を測定することで散乱光量分布を得てもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】[第1実施形態例]図1は、本発
明の第1の実施形態例を示す構成図である。図1に示す
化学処理表面状態検査装置は、検査光としてのレーザ光
束4を出射するレーザ光源3と、レーザ光源3から出射
されたレーザ光束4を反射し、化学処理されて表面に析
出物2を有する検査対象物1の表面に垂直に照射するミ
ラー5と、レーザ光束4の照射点を通り検査対象物1に
垂直な所定面内のレーザ光4照射点を中心とした所定半
径の半円上にあって、それぞれ所定の角度で配置され、
検査対象物1からの散乱光6のうち、垂直から10de
gの角度成分の散乱光6を受光して受光量信号a1を出
力する第1の受光素子71と、垂直から60degの角
度成分の散乱光を受光して受光量信号a2を出力する第
2の受光素子72と、垂直から90degの角度成分の
散乱光を受光して受光量信号a3を出力する第3の受光
素子73と、各受光素子71〜73の各受光量信号a1
〜a3を受けて、受光量信号a1の値で各受光量信号a
1〜a3を正規化し、各正規化データb1〜b3を出力
する正規化手段8と、正規化データb1〜b3を受け
て、正規化データb1〜b3の特徴に基づいて検査対象
物1の化学処理表面状態の良否を判定する良否判定手段
9とで構成される。
【0018】図1の装置では、まず、レーザ光源3から
出射されたレーザ光束4は、ミラー5で反射されて検査
対象物1の表面に垂直に照射され、化学処理によって検
査対象物1の表面に析出した析出物2により散乱されて
散乱光6が発生する。このとき、析出物2はレーザ光束
4の波長程度以下のサイズであるため、この散乱はレイ
リー散乱やミー散乱になり、散乱光6の空間的な強度分
布は、析出物2の大きさ、形状、分布状態等に依存して
変化する。
【0019】そこで、レーザ光束4の照射点を通り検査
対象物1に垂直な所定面内の、レーザ光4の照射点を中
心とした所定半径の半円上にある第1〜第3の受光素子
71〜73で、それぞれ垂直から10deg,60de
g,90degの角度成分の散乱光6を受光して受光量
信号a1〜a3を出力する。
【0020】次に、正規化手段8では、垂直から10d
egの受光量信号a1で各受光量信号a1〜a3を除算
して正規化データb1〜b3を出力し、最後に、良否判
定手段9で、この正規化データb1〜b3の特徴を基に
良否判定を行う。
【0021】良否判定手段9での良否判定は以下のよう
に行う。図2は、散乱光6の正規化された光量分布測定
例を示すグラフである。レーザ光源3としては波長48
8nmのArレーザを使用し、垂直から10degピッ
チで測定してある。検査対象物1の材質はBeCuで、
化学処理による析出物2は、酸化第1銅および酸化第2
銅である。また、各測定サンプルのうち、サンプル1〜
3は不良品、サンプル4〜8は良品である。この正規化
された散乱光量分布グラフの形状は、不良品と良品とで
次のように異なる。
【0022】(1)不良品(サンプル1〜3)の場合 析出物2が成長している領域が小さく析出物2のサイズ
も小さいので、析出物2により散乱される成分に比べて
正反射される成分の方が大きいため、受光の角度が正反
射軸である垂直に近づくに従って光量が急激に増加し、
下側に凸のグラフ形状となる。 (2)良品(サンプル4〜8)の場合 析出物2が成長している領域が大きく析出物2のサイズ
も大きいため、レーザ光が析出物2で散乱されることに
より、受光角度10deg〜70deg程度までの光量
変化が少なく、上側に凸のグラフ形状となる。
【0023】そこで、良否判定手段9では、上記に示し
た正規化データb1〜b3の特徴に基づいて検査対象物
1の化学処理表面状態の良否を判定する。まず、受光角
度10degの値である正規化データb1と受光角度9
0degの値である正規化データb3とを通る直線を計
算し、その直線上での受光角度60degのときの値を
判定値として算出する。次に、受光角度60degの値
である正規化データb2とこの判定値を比較し、良否判
定を行う。図2に示したように、良品は上に凸、不良品
は下に凸のグラフ形状を示すため、(正規化データb2
>判定値)であれば良品、(正規化データb2<判定
値)であれば不良品と判定する。
【0024】なお、この良否判定手段9での良否判定動
作は、上記のみに限定されない。要は、良品と不良品の
散乱光量分布が異なることに基づいて、判定を行えば良
い。例えば、各受光素子71〜73の配置角度は、特に
10deg,60deg,90degに限定されず、明
確に良否を判定できる角度であればよい。受光素子の個
数も特に3つに限定されず、明確に良否判定ができれば
2つ以下でも4つ以上でも良い。さらに、散乱光6の発
生のしかたによっては、測定した散乱光量の絶対値を所
定のしきい値と比較することで良否判定を行ってもよ
く、この場合には、正規化手段8を含まずに構成するこ
とが可能である。また、析出物2の形状や分布のしかた
によっては、水平面内で散乱光量分布が異なることもあ
る。この場合、水平面内の複数の角度についてそれぞれ
複数の受光素子を配置し、それぞれ上記の測定と良否判
定を行うことで対応できる。
【0025】[第2実施形態例]図3は、本発明の第2
の実施形態例を示す構成図である。図3に示す化学処理
表面状態検査装置は、検査光としてのレーザ光束4を出
射するレーザ光源3と、レーザ光源3から出射されたレ
ーザ光束4を反射し、化学処理されて表面に析出物2を
有する検査対象物1の表面に垂直に照射するミラー5
と、検査対象物1上のレーザ光束4照射点に受光面を向
けて、所定距離に所定角度をもって配置され、検査対象
物1からの散乱光6のうち、所定の角度成分の散乱光6
を受光して受光量信号a4を出力する第4の受光素子7
4と、第4の受光素子74を、その受光面を検査対象物
1上のレーザ光束4照射点に向けたまま、レーザ光束4
照射点を通り検査対象物1に垂直な所定面内の所定半径
の半円上に沿って、それぞれ異なる複数の測定位置に移
動させる、駆動源としてのモータ11およびモータ11
と第4の受光素子74を連結するアーム12からなる受
光素子移動手段10と、あらかじめ登録しておいた検査
対象物1の品種を選択し品種信号cを出力する品種選択
手段13と、品種選択手段13からの品種信号cを受け
て、品種に応じてあらかじめ設定されている複数の測定
位置に第4の受光素子74を順次移動させるように受光
素子移動手段10に制御信号dを出力する測定位置制御
手段14と、品種選択手段13からの品種信号cを受け
て、品種に応じてあらかじめ設定された良否判定の基準
となる良否判定データeを出力する判定値設定手段15
と、受光素子移動手段10によりそれぞれ異なる複数の
測定位置に配置されたときの第4の受光素子74の各受
光量信号a4を受けて、所定の測定位置のときの受光量
信号a4の値で各測定位置での受光量信号a4の値を正
規化し正規化データ列fを出力する正規化データ列生成
手段16と、良否判定データeと正規化データ列fを受
けて、良否判定データeに基づいて正規化データ列fを
処理し、検査対象物1の化学処理表面状態の良否を判定
する良否判定手段9とで構成される。
【0026】図1に示した第1の実施形態例が3つの角
度に配置した3つの受光素子71〜73を用いて散乱光
量分布を得るのに対して、図3に示す第2の実施形態例
では、受光素子は第4の受光素子74のみであり、これ
を受光素子移動手段10で移動させ、複数の測定位置で
散乱光量を測定することで散乱光量分布を得るものであ
る。
【0027】第2の実施形態例による動作を以下に示
す。但し、レーザ光束4の照射に関しては、第1の実施
形態例と同一であるため、特に説明しない。まず、品種
選択手段13にて選択された品種信号cに応じて、測定
位置制御手段14によりモータ11を制御して、品種に
応じてあらかじめ設定されている所定の測定位置に第4
の受光素子74を配置し、第4の受光素子74は散乱光
6を受光してその光量を受光量信号a4として出力す
る。この動作を、測定位置制御手段14にあらかじめ設
定しておいた測定位置分だけ繰り返し、第4の受光素子
74は各測定位置における受光量信号a4を順次出力す
る。
【0028】次に、正規化データ列生成手段16にて、
順次得られる各受光量信号a4を、所定の測定位置のと
きの値で正規化し、正規化データ列fを生成する。ま
た、判定値設定手段15では、品種選択手段13で選択
された品種信号cを受けて、あらかじめ品種毎に設定し
てある良否判定を行う基準となるデータのうち、その品
種に応じたデータを良否判定データeとして出力する。
【0029】最後に、良否判定手段9では、良否判定デ
ータeと正規化データ列fを受けて、良否判定データe
に基づいて正規化データ列fを処理し、検査対象物1の
化学処理表面状態の良否を判定する。この判定動作につ
いては第1の実施形態例と同様である。
【0030】この第2の実施形態例は、第1の実施形態
例に比べて構成は複雑になるが、検査対象物1の品種が
変わっても同一の装置にて対応できるという利点があ
る。第1の実施形態例では、測定する3つの角度成分は
固定されているため、検査対象物1の品種が変わり、散
乱光量分布形状が変わってしまう場合には、そのままで
は対応できない。第2の実施形態例であれば、品種が変
わった場合には、その品種の散乱光量分布形状に応じた
測定角度と判定値をあらかじめ設定しておくことで、品
種変更への対応が可能である。
【0031】さらには、第4の受光素子74の移動軸を
増やし、検査対象物1に垂直な所定面内の所定半径の半
円上のみではなく、その半径方向および水平面内の回転
方向にも可動に構成することも可能である。半径方向に
移動可能とすることで、品種毎に分布が明確に現れる半
径方向位置が異なる場合でも対応ができる。水平面内に
回転可能とすることで、水平面内で散乱光量分布が異な
る品種にも対応ができる。また、水平面内の回転に関し
ては、第4の受光素子74を回転させる代わりに、検査
対象物1を水平面内で回転させてもよい。なお、単一品
種のみを検査する場合には、受光素子移動手段10が無
く、装置構成が簡単で安価にできる第1の実施形態例の
方が有利である。
【0032】[第3実施形態例]図4は、本発明の化学
処理表面状態検査装置を用いた化学処理液劣化状態検査
方法の一実施形態例を示すステップ図である。図4に示
す化学処理液劣化状態検査方法は、異なる処理時間で複
数の部材の化学処理を行う第1のステップと、第1のス
テップで化学処理を行った各部材の表面処理状態の良否
を本発明の化学処理表面状態検査装置で判定する第2の
ステップと、第2のステップで行った各処理時間での良
否判定結果に基づいて化学処理液の劣化状態を判定する
第3のステップとを含むことを特徴とする。
【0033】
【表1】
【0034】表1は、同一の化学処理液を用い、化学処
理液の交換直後から2週間毎に3分,6分,9分,12
分,15分の各処理時間で処理を行った部材の、良否判
定結果の一例を示す表である。このとき、通常の処理工
程では処理時間15分で処理を行っているが、これは、
余裕をみて長めの時間で処理を行っており、化学処理液
の交換直後においては、3分でも十分処理が可能であ
る。しかし、交換後次々に部材を処理していくに伴い、
化学処理液が劣化していき、良品となる処理時間が長く
なっていく。
【0035】したがって、一定期間毎に異なる処理時間
で複数の部材を処理してその良否判定を行い、良品とな
る限界の処理時間の変化を捉えることで、化学処理液の
劣化状態を判定する。例えば、通常の処理時間が15分
であれば、良品となる処理時間が15分のみになった段
階を、化学処理液の交換時期と判定する。
【0036】
【発明の効果】本発明の化学処理表面状態検査装置は、
正反射光の光量変化に基づいて検査を行う代わりに、検
査対象にレーザ光を照射して得られる散乱光量の空間的
な強度分布に基づいて化学処理表面状態の良否判定を行
うため、良品と不良品とで析出物の形状が相似ではな
く、析出物の分布状態もランダムで、かつ、成長途中で
変化するような検査対象でも、精度良く良否判定ができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る化学処理表面状態検査装置の第1
実施形態例を示す構成図である。
【図2】散乱光の正規化された光量分布測定例を示すグ
ラフである。
【図3】本発明に係る化学処理表面状態検査装置の第2
実施形態例を示す構成図である。
【図4】本発明の化学処理表面状態検査装置を用いた化
学処理液劣化状態検査方法の一実施形態例を示すステッ
プ図である。
【図5】従来の表面状態検査装置の一例を示す構成図で
ある。
【符号の説明】
1 検査対象物 2 析出物 3 レーザ光源 4 レーザ光束 5 ミラー 6 散乱光 71 第1の受光素子 72 第2の受光素子 73 第3の受光素子 74 第4の受光素子 8 正規化手段 9 良否判定手段 10 受光素子移動手段 11 モータ 12 アーム 13 品種選択手段 14 測定位置制御手段 15 判定値設定手段 16 正規化データ列生成手段 a 受光量信号 b 正規化データ c 品種信号 d 制御信号 e 良否判定データ f 正規化データ列 g 正反射光量信号

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化学処理された検査対象表面にレーザ光
    を照射して得られる散乱光の空間的な光量分布が、良品
    と不良品とで異なることに基づいて良否検査を行うこと
    を特徴とする化学処理表面状態検査装置。
  2. 【請求項2】 得られた散乱光量を正規化し、その正規
    化された散乱光量分布形状が良品と不良品とで異なるこ
    とに基づいて良否検査を行う請求項1に記載の化学処理
    表面状態検査装置。
  3. 【請求項3】 得られた散乱光量の絶対値を所定のしき
    い値と比較することで良否検査を行う請求項1に記載の
    化学処理表面状態検査装置。
  4. 【請求項4】 散乱光量分布を測定するための受光素子
    は複数であり、あらかじめ決められた所定箇所に配置さ
    れている請求項1、2又は3に記載の化学処理表面状態
    検査装置。
  5. 【請求項5】 散乱光量を測定するための受光素子は1
    つであり、それを、品種毎にあらかじめ設定された測定
    位置に順次移動して、それぞれの測定位置で散乱光量を
    測定することで散乱光量分布を得る請求項1、2又は3
    に記載の化学処理表面状態検査装置。
  6. 【請求項6】 検査光としてのレーザ光束を出射するレ
    ーザ光源と、化学処理された表面に微細な凹凸形状を有
    する検査対象表面に前記レーザ光束を照射して得られる
    散乱光のうち、複数の角度成分の散乱光をそれぞれ受光
    して受光量信号を出力する複数の受光素子と、各受光素
    子の各受光量信号を受けて、所定受光量信号の値で各受
    光量信号を正規化し、各正規化データを出力する正規化
    手段と、各正規化データを受けて、正規化データの特徴
    に基づいて検査対象物の化学処理表面状態の良否を判定
    する良否判定手段とを具備することを特徴とする化学処
    理表面状態検査装置。
  7. 【請求項7】 検査光としてのレーザ光束を出射するレ
    ーザ光源と、レーザ光源から出射されたレーザ光束を反
    射し、化学処理された表面に微細な凹凸形状を有する検
    査対象物の表面に垂直に照射するミラーと、レーザ光束
    の照射点を通り検査対象物に垂直な所定面内のレーザ光
    照射点を中心とした所定半径の半円上及び水平面内にあ
    って、それぞれ所定の角度で配置され、検査対象物から
    の散乱光のうち、垂直及び水平から複数の角度成分の散
    乱光をそれぞれ受光して受光量信号を出力する複数の受
    光素子と、各受光素子の各受光量信号を受けて、所定受
    光量信号の値で各受光量信号を正規化し、各正規化デー
    タを出力する正規化手段と、各正規化データを受けて、
    正規化データの特徴に基づいて検査対象物の化学処理表
    面状態の良否を判定する良否判定手段とを具備すること
    を特徴とする化学処理表面状態検査装置。
  8. 【請求項8】 検査光としてのレーザ光束を出射するレ
    ーザ光源と、化学処理された表面に微細な凹凸形状を有
    するを検査対象表面に前記レーザ光束を照射して得られ
    る散乱光のうち、複数の角度成分の散乱光をそれぞれ受
    光して受光量信号を出力する複数の受光素子と、各受光
    素子の各受光量信号を受けて、散乱光量の絶対値を所定
    のしきい値と比較する比較手段と、比較手段による比較
    結果に基づいて検査対象物の化学処理表面状態の良否を
    判定する良否判定手段とを具備することを特徴とする化
    学処理表面状態検査装置。
  9. 【請求項9】 検査光としてのレーザ光束を出射するレ
    ーザ光源と、化学処理された表面に微細な凹凸形状を有
    する検査対象表面に前記レーザ光束を照射して得られる
    散乱光のうち、所定の角度成分の散乱光を受光して受光
    量信号を出力する受光素子と、該受光素子をそれぞれ異
    なる複数の測定位置に移動させる受光素子移動手段と、
    あらかじめ登録しておいた検査対象物の品種を選択し品
    種信号を出力する品種選択手段と、品種選択手段からの
    品種信号を受けて、品種に応じてあらかじめ設定されて
    いる複数の測定位置に受光素子を順次移動させるように
    受光素子移動手段に制御信号を出力する測定位置制御手
    段と、品種選択手段からの品種信号を受けて、品種に応
    じてあらかじめ設定された良否判定の基準となる良否判
    定データを出力する判定値設定手段と、受光素子移動手
    段によりそれぞれ異なる複数の測定位置に配置されたと
    きの受光素子の各受光量信号を受けて、所定の測定位置
    のときの受光量信号の値で各測定位置での受光量信号の
    値を正規化し正規化データ列を出力する正規化データ列
    生成手段と、良否判定データと正規化データ列を受け
    て、良否判定データに基づいて正規化データ列を処理
    し、検査対象物の化学処理表面状態の良否を判定する良
    否判定手段とを具備することを特徴とする化学処理表面
    状態検査装置。
  10. 【請求項10】 検査光としてのレーザ光束を出射する
    レーザ光源と、レーザ光源から出射されたレーザ光束を
    反射し、化学処理されて表面に析出物を有する検査対象
    物の表面に垂直に照射するミラーと、検査対象物上のレ
    ーザ光束照射点に受光面を向けて、所定距離に所定角度
    をもって配置され、検査対象物からの散乱光のうち、所
    定の角度成分の散乱光を受光して受光量信号を出力する
    受光素子と、該受光素子を、その受光面を検査対象物上
    のレーザ光束照射点に向けたまま、レーザ光束照射点を
    通り検査対象物に垂直な所定面内の所定半径の半円上及
    び半径方向又は水平面内の回転方向に沿って、それぞれ
    異なる複数の測定位置に移動させる受光素子移動手段
    と、あらかじめ登録しておいた検査対象物の品種を選択
    し品種信号を出力する品種選択手段と、品種選択手段か
    らの品種信号を受けて、品種に応じてあらかじめ設定さ
    れている複数の測定位置に受光素子を順次移動させるよ
    うに受光素子移動手段に制御信号を出力する測定位置制
    御手段と、品種選択手段からの品種信号を受けて、品種
    に応じてあらかじめ設定された良否判定の基準となる良
    否判定データを出力する判定値設定手段と、受光素子移
    動手段によりそれぞれ異なる複数の測定位置に配置され
    たときの受光素子の各受光量信号を受けて、所定の測定
    位置のときの受光量信号の値で各測定位置での受光量信
    号の値を正規化し正規化データ列を出力する正規化デー
    タ列生成手段と、良否判定データと正規化データ列を受
    けて、良否判定データに基づいて正規化データ列を処理
    し、検査対象物の化学処理表面状態の良否を判定する良
    否判定手段とを具備することを特徴とする化学処理表面
    状態検査装置。
  11. 【請求項11】 一定期間毎に異なる処理時間で複数の
    部材を処理してその良否判定を行い、良品となる限界の
    処理時間の変化を捉えることで化学処理液の劣化状態を
    判定することを特徴とする化学処理液劣化状態検査方
    法。で構成される。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003531735A (ja) * 2000-04-24 2003-10-28 ケーエルエー−テンカー テクノロジィース コーポレイション 化学機械研磨中にキラー粒子を検出するための装置および方法
JP2011163916A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Aisin Seiki Co Ltd 欠陥判定装置および欠陥判定方法
JP2012047673A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Kobe Steel Ltd 検査装置及び検査方法
CN110515090A (zh) * 2018-05-22 2019-11-29 诚盟电科技股份有限公司 光感测模组及感测方法

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