JPH11273518A - 圧力スイッチ - Google Patents
圧力スイッチInfo
- Publication number
- JPH11273518A JPH11273518A JP9661098A JP9661098A JPH11273518A JP H11273518 A JPH11273518 A JP H11273518A JP 9661098 A JP9661098 A JP 9661098A JP 9661098 A JP9661098 A JP 9661098A JP H11273518 A JPH11273518 A JP H11273518A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- reed switch
- magnet
- switch
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
- Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 リードスイッチ式の圧力スイッチにおいて、
開路圧力と閉路圧力の差、デファレンシャルを、リード
スイッチ単品の感動値や開放値の特性に関係なく、所望
の値に容易に設定する。 【構成】このため本発明の圧力スイッチは、圧力の変化
に応じて移動する磁石、及び、磁石の移動による磁力の
変化で開路叉は閉路するリードスイッチを備え、リード
スイッチが磁石の移動方向とある角度をなす複数の位置
から、つまり基板に設けられた複数の取付孔から選定し
て取付け、開路圧力と閉路圧力の差、デファレンシャル
を所望値に設定する。
開路圧力と閉路圧力の差、デファレンシャルを、リード
スイッチ単品の感動値や開放値の特性に関係なく、所望
の値に容易に設定する。 【構成】このため本発明の圧力スイッチは、圧力の変化
に応じて移動する磁石、及び、磁石の移動による磁力の
変化で開路叉は閉路するリードスイッチを備え、リード
スイッチが磁石の移動方向とある角度をなす複数の位置
から、つまり基板に設けられた複数の取付孔から選定し
て取付け、開路圧力と閉路圧力の差、デファレンシャル
を所望値に設定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧力変化を検出し、リ
ードスイッチを利用して回路を開路叉は閉路する圧力ス
イッチに関するものである。
ードスイッチを利用して回路を開路叉は閉路する圧力ス
イッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のリードスイッチを利用した圧力ス
イッチは、圧力の変化により磁石が移動してリードスイ
ッチから離隔叉は近接してリードスイッチの接点を開路
叉は閉路するものであるが、その開路圧力と閉路圧力の
差、つまりデファレンシャルが磁石の磁力とリードスイ
ッチの感動値に基づいて決まってしまい、調節すること
ができなかった。
イッチは、圧力の変化により磁石が移動してリードスイ
ッチから離隔叉は近接してリードスイッチの接点を開路
叉は閉路するものであるが、その開路圧力と閉路圧力の
差、つまりデファレンシャルが磁石の磁力とリードスイ
ッチの感動値に基づいて決まってしまい、調節すること
ができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方ポンプの運転制御
を、図5に示すように、並列に接続されたリードスイッ
チ式圧力スイッチPSとフロースイッチFSによりリレ
ーRyを動作させ、リレーRyの接点Rによりポンプモ
ータMを起動、停止して行う場合に、圧力スイッチPS
のデファレンシャルが小さいと、ポンプ起動の増圧によ
って極めて短時間で圧力スイッチPSは開路となる。こ
の時フロースイッチFSが閉路になるためにはフロース
イッチのフロート(図示しない)の移動が必要であり、
移動に要する時間だけ遅れを生ずるので、圧力スイッチ
PSが極めて短時間で開路になると、図6に示すよう
に、圧力スイッチPSのオン時間とフロースイッチFS
のオン時間の間に両スイッチ並列回路PS+FSのオフ
の時間が生ずる。このため、ポンプの起動が2段階で行
われることとなり、リレーの耐久性を損なう要因となっ
ていた。更に、ポンプ起動時の騒音の原因にもなってい
た。一方、デファレンシャルをあまり大きくすると、ポ
ンプの持つ締切圧力からデファレンシャルを差し引いた
値が、最大保証揚程となるため、揚程が小さくなり、ポ
ンプ性能を充分に発揮できない結果となる。デファレン
シャルを小さくしても2段階の動作を生じさせないため
には、タイマを併用すればよいが、これはコストが高く
なるので、圧力スイッチのデファレンシャルは使用され
るポンプ性能に合致させる必要がある。
を、図5に示すように、並列に接続されたリードスイッ
チ式圧力スイッチPSとフロースイッチFSによりリレ
ーRyを動作させ、リレーRyの接点Rによりポンプモ
ータMを起動、停止して行う場合に、圧力スイッチPS
のデファレンシャルが小さいと、ポンプ起動の増圧によ
って極めて短時間で圧力スイッチPSは開路となる。こ
の時フロースイッチFSが閉路になるためにはフロース
イッチのフロート(図示しない)の移動が必要であり、
移動に要する時間だけ遅れを生ずるので、圧力スイッチ
PSが極めて短時間で開路になると、図6に示すよう
に、圧力スイッチPSのオン時間とフロースイッチFS
のオン時間の間に両スイッチ並列回路PS+FSのオフ
の時間が生ずる。このため、ポンプの起動が2段階で行
われることとなり、リレーの耐久性を損なう要因となっ
ていた。更に、ポンプ起動時の騒音の原因にもなってい
た。一方、デファレンシャルをあまり大きくすると、ポ
ンプの持つ締切圧力からデファレンシャルを差し引いた
値が、最大保証揚程となるため、揚程が小さくなり、ポ
ンプ性能を充分に発揮できない結果となる。デファレン
シャルを小さくしても2段階の動作を生じさせないため
には、タイマを併用すればよいが、これはコストが高く
なるので、圧力スイッチのデファレンシャルは使用され
るポンプ性能に合致させる必要がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明の圧力ス
イッチは、圧力の変化に応じて移動する磁石、及び、磁
石の移動による磁力の変化で開路叉は閉路するリードス
イッチを備え、リードスイッチが磁石の移動方向とある
角度をなす複数の位置から選定された位置に取付けて、
開路圧力と閉路圧力の差を所望値に設定できることを特
徴とするものである。
イッチは、圧力の変化に応じて移動する磁石、及び、磁
石の移動による磁力の変化で開路叉は閉路するリードス
イッチを備え、リードスイッチが磁石の移動方向とある
角度をなす複数の位置から選定された位置に取付けて、
開路圧力と閉路圧力の差を所望値に設定できることを特
徴とするものである。
【0005】
【作用】すなわち、本発明の圧力スイッチは、リードス
イッチを磁石の移動方向とある角度をなす複数の位置か
ら選定された位置に取付けて、換言すると、水平線とな
す角度を選定して、開路圧力と閉路圧力の差を所望の値
に設定できるものである。
イッチを磁石の移動方向とある角度をなす複数の位置か
ら選定された位置に取付けて、換言すると、水平線とな
す角度を選定して、開路圧力と閉路圧力の差を所望の値
に設定できるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1から図3により、本発明の実
施の形態を説明する。図1は中央縦断面図、図2は図1
のX−X’線矢視図、図3は図1のY−Y’線矢視図、
図4は磁石とリ−ドスイッチの相対角度とデファレンシ
ャル値Dfとの相関特性図である。1は受圧口1Aを備
えたフランジ、2はベース、3は周縁をフランジ1とベ
ース2で挟持されたダイヤフラム、4はプランジャ、5
はプランジャ4に固定された磁石、6は圧縮ばね、7は
調節ねじ、8は基板9に取付けられたリードスイッチで
ある。基板9にはリードスイッチ8を取付けるための複
数個の取付孔9Aが設けられている。10はリード線、
11は回路パターンである。
施の形態を説明する。図1は中央縦断面図、図2は図1
のX−X’線矢視図、図3は図1のY−Y’線矢視図、
図4は磁石とリ−ドスイッチの相対角度とデファレンシ
ャル値Dfとの相関特性図である。1は受圧口1Aを備
えたフランジ、2はベース、3は周縁をフランジ1とベ
ース2で挟持されたダイヤフラム、4はプランジャ、5
はプランジャ4に固定された磁石、6は圧縮ばね、7は
調節ねじ、8は基板9に取付けられたリードスイッチで
ある。基板9にはリードスイッチ8を取付けるための複
数個の取付孔9Aが設けられている。10はリード線、
11は回路パターンである。
【0007】受圧口1Aからの圧力が変化すると、プラ
ンジャ4がばね6に抗して昇降し、プランジャ4に固定
された磁石5がリードスイッチ8から離隔叉は近接す
る。これによりリードスイッチ8の接点が、所定の圧力
値で開路叉は閉路する。そして、開路圧力をPoff、閉
路圧力をPonとすると、その差、デファレンシャルDf
=Poff−Ponは、取付孔9Aを選定して、図2に示す
リードスイッチ8の水平線となす角θをθ1叉はθ2と
設定することによって磁石とリードスイッチ8の相対角
度を変化させると、図4のDf1叉はDf2のように変
化できる。このため、大なるデファレンシャルの必要な
場合には、この角度θを大きく、つまり、リードスイッ
チ8を水平線に対して傾斜して取り付ける。本実施例で
は、取付孔9Aは3箇所示してあるが、必要に応じて孔
の数量や位置を変えても良い。また、本実施例では、リ
ードスイッチ8が右肩上がりの取付例を示しているが、
左肩上がりに取付けても同様の効果が得られることは言
うまでもない。更に、本実施例では、磁石5に平行に取
付けられた基板9に対し、リードスイッチ8を傾斜させ
て取付けることにより磁石5とリードスイッチ8の相対
角度を取った例であるが、基板9にリードスイッチ8を
一定の位置に取付け、基板9を磁石5に対して傾斜させ
て取付けることにより磁石5とリードスイッチ8の相対
角度を取っても同様の効果が得られる。
ンジャ4がばね6に抗して昇降し、プランジャ4に固定
された磁石5がリードスイッチ8から離隔叉は近接す
る。これによりリードスイッチ8の接点が、所定の圧力
値で開路叉は閉路する。そして、開路圧力をPoff、閉
路圧力をPonとすると、その差、デファレンシャルDf
=Poff−Ponは、取付孔9Aを選定して、図2に示す
リードスイッチ8の水平線となす角θをθ1叉はθ2と
設定することによって磁石とリードスイッチ8の相対角
度を変化させると、図4のDf1叉はDf2のように変
化できる。このため、大なるデファレンシャルの必要な
場合には、この角度θを大きく、つまり、リードスイッ
チ8を水平線に対して傾斜して取り付ける。本実施例で
は、取付孔9Aは3箇所示してあるが、必要に応じて孔
の数量や位置を変えても良い。また、本実施例では、リ
ードスイッチ8が右肩上がりの取付例を示しているが、
左肩上がりに取付けても同様の効果が得られることは言
うまでもない。更に、本実施例では、磁石5に平行に取
付けられた基板9に対し、リードスイッチ8を傾斜させ
て取付けることにより磁石5とリードスイッチ8の相対
角度を取った例であるが、基板9にリードスイッチ8を
一定の位置に取付け、基板9を磁石5に対して傾斜させ
て取付けることにより磁石5とリードスイッチ8の相対
角度を取っても同様の効果が得られる。
【0008】
【発明の効果】リードスイッチの取付け位置を選定する
のみで、デファレンシャルを所望の値に容易に設定でき
る。
のみで、デファレンシャルを所望の値に容易に設定でき
る。
【図1】 本発明の実施の形態である圧力スイッチの中
央縦断面図。
央縦断面図。
【図2】 図1のX−X’線矢視図。
【図3】 図1のY−Y’線矢視図。
【図4】 同上の説明図。
【図5】 ポンプ制御の回路図。
【図6】 従来のポンプ制御の説明図.
1:フランジ 2:ベース 3:ダイヤフラム 4:プランジャ 5:磁石 6:圧縮ばね 7:調節ねじ 8:リードスイッチ 9:基板 9A:取付孔 10:リード線 11:回路パターン
Claims (1)
- 【請求項1】 圧力の変化に応じて移動する磁石、及
び、磁石の移動による磁力の変化で開路叉は閉路するリ
ードスイッチを備え、リードスイッチが磁石の移動方向
とある角度をなす複数の位置から選定された位置に取付
けて、開路圧力と閉路圧力の差を所望値に設定できるこ
とを特徴とする圧力スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9661098A JPH11273518A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 圧力スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9661098A JPH11273518A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 圧力スイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11273518A true JPH11273518A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=14169642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9661098A Pending JPH11273518A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 圧力スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11273518A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004288556A (ja) * | 2003-03-25 | 2004-10-14 | Oki Sensor Device Corp | 近接スイッチおよびその製造方法 |
JP2018507363A (ja) * | 2015-02-12 | 2018-03-15 | ワーナー エレクトリック テクノロジー リミテッド ライアビリティ カンパニー | ブレーキの作動状態を表示するためのリードスイッチを有するブレーキ |
-
1998
- 1998-03-24 JP JP9661098A patent/JPH11273518A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004288556A (ja) * | 2003-03-25 | 2004-10-14 | Oki Sensor Device Corp | 近接スイッチおよびその製造方法 |
JP2018507363A (ja) * | 2015-02-12 | 2018-03-15 | ワーナー エレクトリック テクノロジー リミテッド ライアビリティ カンパニー | ブレーキの作動状態を表示するためのリードスイッチを有するブレーキ |
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