JPH11270688A - 乾式運転ピストン式コンプレッサ―のシ―ル要素 - Google Patents
乾式運転ピストン式コンプレッサ―のシ―ル要素Info
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Abstract
が可能であるとともに、安全性の高い乾式運転ピストン
式コンプレッサー、特に乾式運転酸素コンプレッサーの
シール要素を提供する。 【解決手段】 本発明の乾式運転ピストン式コンプレッ
サー、特に乾式運転酸素コンプレッサーのシール要素
は、パーフルオロアルコキシ共重合体を含む。また、前
記シール要素は、炭素粉末、石墨、青銅、銅、二硫化モ
リブデンのような充填材、及び/または炭素繊維、アラ
ミド繊維、ガラス繊維のような繊維材料、及び/または
ガラスボールをさらに含むことが好ましい。
Description
ン式コンプレッサーのシール要素、特に乾式運転酸素コ
ンプレッサーのシール要素に関するものである。
圧縮部において、例えば潤滑油のような潤滑剤なしで駆
動されるコンプレッサーである。圧縮される媒体が流出
することは好ましくなく、かつ制御しにくい。この流出
を防止したり、流出を少なくとも最小にくいとめるため
に、圧縮室はその周辺部に対して可能な限り良好にシー
ルされなければならない。少なくとも、シールされ得る
状態にある必要がある。シールに関して重要な点は、特
に、駆動時においてピストンが移動するシリンダーの内
壁とピストンの外壁との間の領域、すなわちシリンダー
空間におけるピストンロッドの通路領域、圧縮される媒
体が圧縮室に進入する入口バルブ及び圧縮された媒体が
吐出される出口バルブ(吸入バルブ及び圧縮バルブ)の
シール部品である。
してシール機能を有する要素全てを含むものであり、特
に、ピストンをシールするためのガイドリング及びピス
トンリング、ピストンロッドをシールするためのシール
リング及び制限リング、及びバルブプレート、バルブリ
ングまたはポペットのようなシールバルブ部品である。
て、特にこの種のシール要素は巨大な機械的応力及び熱
的応力を受ける。例えばピストンやピストンロッドのシ
ールは互いに対応する相手部品間の乾式摩擦に基くもの
であり、圧縮室の温度は平均ピストン速度及びシールさ
れる圧力の差に従って急激に上昇する。この種のシール
要素は、良好な摩擦性に加えて、高温、高い差圧におい
てもシール性を保持しなければならない。乾式運転ピス
トン式コンプレッサーにおいて良好な効率を得るために
は、シールバルブ部品もまた、強力な圧力を交互に受け
たり、頻繁に高温状態になったりするが、良好に機能し
なければならない。
るピストン及びピストンロッドをシールするためには特
に、シール要素は例えば添加ポリマー、または高温ポリ
マーのようなプラスチックにより度々製造される。例え
ば、ポリテトラフルオロオエチレン(以下、PTFEと
略す)、ポリエーテルエーテルケトン(以下、PEEK
と略す)、ポリイミド(以下、PIと略す)またはポリ
アミドイミド(以下、PAIと略す)がポリマー材とし
て使用される。これらのポリマーは通常、炭素、石墨、
ガラス繊維、金属、セラミックのような充填材、または
固体潤滑剤と混合され、この混合された形態で添加ポリ
マーとして指定される。
縮においては、酸素の高反応性のためにシール要素の材
料に関して特別な問題が生じ、とりわけ、酸素が圧縮さ
れた状態のとき及びさらに高温状態であるときにはなお
さら問題が大きい。すなわち、コンプレッサー出火の危
険が大きく、これは他の気体に比較して非常に破壊的結
果を招くものである。圧縮された純酸素の存在は、鎮火
しにくい火災につながり、一般にコンプレッサーの完全
な破壊につながる。さらに、従事している職員にもかな
りの危険が伴う。
使用には、安全性に非常に厳しい基準が必要である。公
知のポリマーや高温ポリマーの殆どのものは他の気体の
圧縮において問題なく使用できるが、乾式運転酸素コン
プレッサーのシール要素の製造には安全性の必要条件を
満たさないため不適切である。乾式運転コンプレッサー
のシール材として通常使用されるポリマーのうち、PT
FEのみがこれまでに「酸素適性あり」と証明されてい
る。PEEKのような他の高温ポリマーは不適切であ
り、安全性を鑑みて酸素コンプレッサーには使用されな
い。
Eまたは添加PTFEのシール要素は他の欠点を有して
いる。前記のPTFEは著しいクリープ性(高冷却流)
を有しているため、得られる圧力の差はここで非常に制
限される。高差圧はシール要素、例えばピストンリング
の流動につながり、これによりシール機能が低下して、
酸素の漏出率が非常に高くなる。それゆえ、乾式運転酸
素コンプレッサーは現在では、他の気体コンプレッサー
と比較して比較的低い圧力の差においてのみ使用され
る。このことはしかしながら、効率の点、及び効率の高
い経済的稼動という点では満足のいくものではない。
コンプレッサー駆動が可能である乾式運転ピストン式コ
ンプレッサー、特に乾式運転酸素コンプレッサーのシー
ル要素を提供することである。このシール要素は、乾式
運転時の酸素のシールとして非常に厳しい安全条件を満
たすものである。
めのシール要素は以下の通りである。本発明の乾式運転
ピストン式コンプレッサー、特に乾式運転酸素コンプレ
ッサーのシール要素は、パーフルオロアルコキシ共重合
体(以下、PFAと略す)を含むものである。
特に乾式運転酸素コンプレッサーのシール要素は、炭素
粉末、石墨、青銅、銅、二硫化モリブデンのような充填
材、及び/または炭素繊維、アラミド繊維、ガラス繊維
のような繊維材料、及び/またはガラスボールをさらに
含むことが好ましい。
特に乾式運転酸素コンプレッサーのシール要素は、ピス
トン式コンプレッサーのピストンのピストンリング、ま
たはガイドリングとして形成されている。
特に乾式運転酸素コンプレッサーのシール要素は、ピス
トン式コンプレッサーのピストンロッドをシールするた
めのシールリング、または制限リングとして形成されて
いる。
特に乾式運転酸素コンプレッサーのシール要素は、ピス
トン式コンプレッサーのバルブのシールバルブ部品とし
て形成されている。
特に乾式運転酸素コンプレッサーのシール要素の製造に
おいて、PFAを使用することが好ましい。乾式運転ピ
ストン式コンプレッサー、特に乾式運転酸素コンプレッ
サーは、前記のシール要素から構成されることが好まし
い。
が高差圧において効率的にシールされる。本発明のシー
ル要素は、乾式運転酸素コンプレッサーのシール要素に
要求される厳しい安全性の条件も満足することが証明さ
れたことは、予想外で驚くべきことである。本発明のシ
ール要素の機械的、熱的、摩擦的、及び化学的な性質
は、公知のシール要素を使用した乾式運転酸素コンプレ
ッサーに比較して、要求される運転上の安全性を失うこ
となく、特に高差圧における性能が著しく向上した。
工程により製造することができるという利点も有する。
本発明のシール要素は、さらに、炭素末、石墨、青銅、
銅、二硫化モリブデンのような充填材、及び/または炭
素繊維、アラミド繊維、ガラス繊維のような繊維材料、
及び/またはガラスボールを含むことが好ましい。前記
の充填材などの添加により、摩擦性能が改善され、熱抵
抗が増加し、冷却流が実際的にゼロに減少する。
トンリングまたはガイドリングとして、ピストンロッド
シール用のシールリングまたは制限リングとして、また
は、ピストン式コンプレッサーのバルブのシールバルブ
部品、特にバルブ本体として作製されるのが好ましい。
を図面に従って詳述する。図面は概略図であり、正確な
縮尺図面ではない。
ル要素は、PFAを含むことを特徴とする。この「シー
ル要素」という用語は、圧縮室のシールに寄与する要素
を意味する。例えばピストンリング、ガイドリング、ピ
ストンロッドをシールするためのシールリング、または
制限リング、及び、吸入バルブ及び圧縮バルブのシール
バルブ部品が挙げられる。
ー、特に乾式運転酸素コンプレッサーの主要部を示して
おり、コンプレッサー全体は符号1で示されている。ピ
ストン式コンプレッサー1はシリンダー2を有し、シリ
ンダー2の内部空間はシリンダーキャップ9により軸方
向端部において閉塞されている。ピストン3はシリンダ
ー2の内部において往復動可能に配置されている。図1
において、ピストン3の下端部は、ピストンロッド4と
一体的に連絡されている。このピストンロッド4は図示
されていない駆動手段、例えばクロスヘッドを介して駆
動される。圧縮室10は、ピストン3の上端部とシリン
ダーキャップ9との間に位置している。公知の方法で、
ピストン3が下方に移動する間(図1に関して)には、
圧縮される酸素が入口、すなわち吸入バルブ11を通し
て圧縮室10に吸込まれ、続いてピストン3が上方に移
動する間には、出口、すなわち圧縮バルブ12を通して
圧縮室10から圧縮酸素が排出される。図1に示すよう
に、吸入バルブ11及び圧縮バルブ12は分離バルブと
して形成される。すなわち、両バルブは互いに物理的に
分離しているか、または吸入/圧縮バルブとしてユニッ
トとして構成されている。
ンプレッサーとして形成されている場合には、図1のピ
ストン3の下側のシリンダー2の内部に別の圧縮室がさ
らに形成される。この別の圧縮室にも、吸入バルブ11
及び圧縮バルブ12が具備されている。
4の通路はピストンロッドシール13、いわゆるパッキ
ングでシールされている。ピストンロッドシール13に
ついては後に詳しく説明する。
ング6と少なくとも1つのガイドリング7とが設けられ
ている。前記ピストンリング6とガイドリング7はコン
プレッサー駆動中にシリンダー2の内壁8に沿って擦過
し、ピストン3に沿う圧縮室10の高圧側面を低圧側面
に抗してシールするとともに、ピストン3の案内を確実
に行なう。この種のシールは、対応相手部材間における
乾式摩擦に基く。ピストンリング6は、ピストン3にお
いて、いわゆる捕捉ピストンリング(gefangene Kolbe
nringe)としてチャンバーリング同士の間に自然に配置
される。
示しており、このピストンロッドシール13はパッキン
グとして形成されている。ピストンロッドシール13は
少なくとも1つの制限リング20と、チャンバーリング
22の間に配置された複数のシールリング21とから構
成されている。図2の実施例においては、シールリング
21はチャンバーリング22の間にそれぞれのケースに
対をなすように配置されている。すなわち、2つの隣接
するチャンバーリング22の間において、各ケースの2
つのシールリング21が互いに接して配置されている。
リング20、シールリング21、及びバルブ部品である
吸入バルブ11、圧縮バルブ12については後にさらに
詳しく説明されるが、これらは本発明のシール要素の各
実施例である。これらのシール要素6,7,11,12
はPFAを含んでいる。特に、PFAが炭素粉末、石
墨、青銅、銅、二硫化モリブデンのような充填材、及び
/または炭素繊維、アラミド繊維、ガラス繊維のような
繊維材料、及び/またはガラスボールと混合されている
ことが特に好ましい。この場合の充填材の添加量は、例
えば約30%〜35%である。この種の添加PFAのシ
ール要素6,7,20,21は、乾式運転酸素コンプレ
ッサーのシール要素に要求される厳しい安全性基準を満
たすということが偶然に証明された。添加PFAの高い
抗化学性、冷却流が生じないこと、高い強度、特に熱抵
抗性、及び良好な摩擦性の結果として、本発明のシール
要素6,7,20,21を具備して製造された酸素圧縮
用の乾式運転ピストン式コンプレッサーは、公知の乾式
運転ピストン式コンプレッサーのシール要素で可能であ
るところの圧力の差よりも高差圧、例えば250バール
までの差圧において、駆動可能である。これは、酸素圧
縮において必要とされる駆動安全性を犠牲にすることな
く、性能及び効率において相当の改良が達成できる利点
である。
0,21の利点は、特に製造技術上の観点からいえば、
これらのシール要素が射出成形工程において製造できる
ということである。当然にこの製造工程は、半完成品の
製品から通常の機械加工による製造も可能である。
圧縮バルブ12を示し、バルブ部品またはバルブ本体を
含む本発明のシール要素の好適な実施例である。特に図
3、図4の実施例においては、単一のバルブが吸入バル
ブ11及び圧縮バルブ12の両者の機能を果たすこと、
すなわち、吸入バルブ11及び圧縮バルブ12が構成ユ
ニットを形成することは公知の方法で可能である。図
3、図4、図5では、吸入バルブ11及び圧縮バルブ1
2として両バルブに使用できることを示すために、各ケ
ースのバルブが符号11,12で示されている。
図であり、バルブシート30、バルブプレート31、ダ
ンパープレート32及びキャッチャー33を具備してい
る。これらは中心軸34により保持されている。ダンパ
ープレート32には、キャッチャー33とバルブプレー
ト31との間において作用するために配置されているス
プリング34の通孔用の開口部321が形成されてい
る。バルブプレート31及びダンパープレート32は本
発明の実施例であるが、駆動中、交互に最高圧力を受け
る部分である。
示す。リングバルブ11,12は通孔開口部45を有す
るバルブシート40と、リングバルブ11、12の軸A
に対して同心状に配置された複数のリング41、及びキ
ャッチャー42を具備し、このリング41はシールバル
ブ部品である。キャッチャー42には切込み43が形成
されており、切込み43にはスプリング44が配置さ
れ、このスプリング44は通孔開口部45に対してリン
グ41を押圧する。リング41は本発明のシール要素の
実施例である。
バルブのシール本体として形成することも可能である。
通孔バルブはリングバルブに近似したものである。しか
し、通孔バルブには、バルブシートにおける通孔開口部
が同心リング状、または分割されたリング状の開口部と
して形成されているのではなく、直通孔として形成され
ている。従って、通孔バルブにはシールバルブ部品とし
てリングが具備されておらず、複数の小片様のシール本
体が具備されている。このシール本体は、通孔開口部と
して機能する通孔に対して、弾性要素、例えばリーフス
プリングによる偏向力で機密的に押圧される。
図である。このポペットバルブは第一ハウジング部50
及び第二ハウジング部51から構成されるハウジング
と、ほぼマッシュルーム形のバルブ本体52、所謂ポペ
ットとを具備している。このバルブ本体52は、ハウジ
ング部50,51を通って延びるバルブ本体52に対応
して形成された孔内に配置されている。スプリング53
は、第一ハウジング50とバルブ本体52との間におい
て作用する。複数のバルブ本体52がハウジング内に配
置されている。このバルブ本体52は本発明のシール要
素の実施例である。
(図1)、ガイドリング7、制限リング20(図2)ま
たはシールリング21として形成されているならば、単
一体及び複数体の実施例(分割リング)の両方ともシー
ル要素として適切である。
素は、高差圧において効率的なコンプレッサー駆動が可
能であり、酸素の乾式運転シールに要求される厳しい安
全性を満足する。
断面図。
ロッドシールの断面図。
バルブの一部破断斜視図。
Claims (7)
- 【請求項1】パーフルオロアルコキシ共重合体を含むこ
とを特徴とする乾式運転ピストン式コンプレッサー、特
に乾式運転酸素コンプレッサーのシール要素。 - 【請求項2】請求項1において、炭素粉末、石墨、青
銅、銅、二硫化モリブデンのような充填材、及び/また
は炭素繊維、アラミド繊維、ガラス繊維のような繊維材
料、及び/またはガラスボールをさらに含むことを特徴
とする乾式運転ピストン式コンプレッサー、特に乾式運
転酸素コンプレッサーのシール要素。 - 【請求項3】請求項1または請求項2において、シール
要素がピストン式コンプレッサー(1)のピストン
(3)のピストンリング(6)、またはガイドリング
(7)として形成されていることを特徴とする乾式運転
ピストン式コンプレッサー、特に乾式運転酸素コンプレ
ッサーのシール要素。 - 【請求項4】請求項1または請求項2において、シール
要素がピストン式コンプレッサー(1)のピストンロッ
ド(4)をシールするためのシールリング(21)、ま
たは制限リング(20)として形成されていることを特
徴とする乾式運転ピストン式コンプレッサー、特に乾式
運転酸素コンプレッサーのシール要素。 - 【請求項5】請求項1または請求項2において、シール
要素がピストン式コンプレッサー(1)のバルブ(1
1,12)のシールバルブ部品(31,32,41,5
2)として形成されていることを特徴とする乾式運転ピ
ストン式コンプレッサー、特に乾式運転酸素コンプレッ
サーのシール要素。 - 【請求項6】乾式運転ピストン式コンプレッサー
(1)、特に乾式運転酸素コンプレッサーのシール要素
(6,7,20,21,31,32,41,52)の製
造において、パーフルオロアルコキシ共重合体を使用す
ることを特徴とするシール要素の製造方法。 - 【請求項7】請求項1ないし請求項6のいずれか1項の
シール要素から構成されることを特徴とする乾式運転ピ
ストン式コンプレッサー、特に乾式運転酸素コンプレッ
サー。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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EP98810077-2 | 1998-02-02 | ||
EP98810077A EP0933566A1 (de) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | Dichtungselemente für trockenlaufende Kolbenkompressoren |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP11014176A Pending JPH11270688A (ja) | 1998-02-02 | 1999-01-22 | 乾式運転ピストン式コンプレッサ―のシ―ル要素 |
Country Status (3)
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EP (1) | EP0933566A1 (ja) |
JP (1) | JPH11270688A (ja) |
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