JPH11263392A - 廃油回収用貯蔵缶 - Google Patents
廃油回収用貯蔵缶Info
- Publication number
- JPH11263392A JPH11263392A JP10061216A JP6121698A JPH11263392A JP H11263392 A JPH11263392 A JP H11263392A JP 10061216 A JP10061216 A JP 10061216A JP 6121698 A JP6121698 A JP 6121698A JP H11263392 A JPH11263392 A JP H11263392A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage
- lid
- waste oil
- attached
- oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Refuse Receptacles (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 作業者が廃油を捨て易く、現在の貯蔵量が分
かる廃油回収用貯蔵缶を提供すること。 【解決手段】 上端が開放されている缶（１）にバラン
スウエイト（７）を有する蓋（８）を設け、缶（１）の
外側に缶（１）の中の廃油の油面（Ｌ）が分かる表示板
（１８）を取り付けている。
かる廃油回収用貯蔵缶を提供すること。 【解決手段】 上端が開放されている缶（１）にバラン
スウエイト（７）を有する蓋（８）を設け、缶（１）の
外側に缶（１）の中の廃油の油面（Ｌ）が分かる表示板
（１８）を取り付けている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃油をリサイクル
するために現場に一時的に貯蔵する廃油回収用貯蔵缶に
関する。
するために現場に一時的に貯蔵する廃油回収用貯蔵缶に
関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の貯蔵缶は、例えば、ドラム缶を
そのまま利用して、ドラム缶の上部給油口に漏斗を挿入
して作業者が廃油を入れ、一時的な貯蔵缶として用いる
ことはよく行なわれている。
そのまま利用して、ドラム缶の上部給油口に漏斗を挿入
して作業者が廃油を入れ、一時的な貯蔵缶として用いる
ことはよく行なわれている。
【０００３】また、実開平５−３４３９３号公報や実開
平５−１９７９９号公報の技術もまた知られている。
平５−１９７９９号公報の技術もまた知られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、１つの
貯蔵缶に多数の作業者が廃油を入れ、小さい給油口から
廃油を入れるため、入れるのにも時間が掛かり、缶の現
在の貯蔵量が見えないので溢れさせたりすることがあ
り、また、ドラム缶を回収するタイミングが分からない
等の問題があった。
貯蔵缶に多数の作業者が廃油を入れ、小さい給油口から
廃油を入れるため、入れるのにも時間が掛かり、缶の現
在の貯蔵量が見えないので溢れさせたりすることがあ
り、また、ドラム缶を回収するタイミングが分からない
等の問題があった。
【０００５】したがって、本発明は作業者が廃油を捨て
るのに時間が掛からず、現在の貯蔵量や回収時期が容易
に分かる廃油回収用貯蔵缶を提供することを目的として
いる。
るのに時間が掛からず、現在の貯蔵量や回収時期が容易
に分かる廃油回収用貯蔵缶を提供することを目的として
いる。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、廃油を
リサイクルするために現場に一時的に貯蔵する廃油回収
用貯蔵缶において、上端部が開放された貯蔵缶にヒンジ
を有する蓋を開閉自在に取り付け、その蓋はバランスウ
エイトを備えてており、外側面には貯蔵量を示す油量計
が設けられ、その油量計は缶内に設けられた保護筒に保
護されているフロートと缶外に設けられた指示部と前記
フロートと指示部とを滑車を介して連結するワイヤとで
構成されている。
リサイクルするために現場に一時的に貯蔵する廃油回収
用貯蔵缶において、上端部が開放された貯蔵缶にヒンジ
を有する蓋を開閉自在に取り付け、その蓋はバランスウ
エイトを備えてており、外側面には貯蔵量を示す油量計
が設けられ、その油量計は缶内に設けられた保護筒に保
護されているフロートと缶外に設けられた指示部と前記
フロートと指示部とを滑車を介して連結するワイヤとで
構成されている。
【０００７】本発明は上記のように構成されており、貯
蔵缶の上端が開放され、開閉容易な蓋が取り付けられて
いるので、廃油を短時間の作業で捨てられ、蓋を開けな
いでも廃油の量が視認出来るので、回収管理が容易で明
確であり、誤って、ごみ類を中に捨てられることがな
い。また、フロートが保護筒で保護されているので、油
量計が誤作動することがない。
蔵缶の上端が開放され、開閉容易な蓋が取り付けられて
いるので、廃油を短時間の作業で捨てられ、蓋を開けな
いでも廃油の量が視認出来るので、回収管理が容易で明
確であり、誤って、ごみ類を中に捨てられることがな
い。また、フロートが保護筒で保護されているので、油
量計が誤作動することがない。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。図１において、ドラム缶で構成
された貯蔵缶１の上部外側には一対のブラケット２が固
着されており、それらのブラケット２の上面に設けられ
たねじ孔３ｂには、図２を参照して、市販のベアリング
ユニットであるピローブロック３がそれぞれ２本のボル
ト３ａで取り付けられている。
実施の形態を説明する。図１において、ドラム缶で構成
された貯蔵缶１の上部外側には一対のブラケット２が固
着されており、それらのブラケット２の上面に設けられ
たねじ孔３ｂには、図２を参照して、市販のベアリング
ユニットであるピローブロック３がそれぞれ２本のボル
ト３ａで取り付けられている。
【０００９】そして、図３をも参照して、それらのピロ
ーブロック３には回転自在にシャフト４が軸支され、そ
のシャフト４には複数（図示の例は２本）のアーム５、
５の一端が固着され他端には蓋８が溶着され、上記アー
ム５とは反対方向にステイ６、６を介してバランスウエ
イト７が溶着され、そのバランスウエイト７の中央部に
はブラケット２にプレート７ｃを介して設けられている
ラバーダンパ付きストッパ７ａと係合するリップ７ｂが
溶着されている。
ーブロック３には回転自在にシャフト４が軸支され、そ
のシャフト４には複数（図示の例は２本）のアーム５、
５の一端が固着され他端には蓋８が溶着され、上記アー
ム５とは反対方向にステイ６、６を介してバランスウエ
イト７が溶着され、そのバランスウエイト７の中央部に
はブラケット２にプレート７ｃを介して設けられている
ラバーダンパ付きストッパ７ａと係合するリップ７ｂが
溶着されている。
【００１０】また、貯蔵缶１の上部は開放されており、
その開放端１ｂにはフランジ８ａを有する蓋８が取り付
けられフランジ８ａには把手８ｂが設けられている。
その開放端１ｂにはフランジ８ａを有する蓋８が取り付
けられフランジ８ａには把手８ｂが設けられている。
【００１１】また、貯蔵缶１の上記ブラケット２が取り
付けられた反対側には逆Ｌ字状に形成されたプレート１
１が取り付けられ、そのプレート１１の逆Ｌ字の一辺に
は２個の滑車１２、１３が回転自在に隣接して設けられ
ており、図４を参照して、貯蔵缶１の内側に底に届かな
いよう隙間ｔを設け取り付けられた保護筒２０内のフロ
ート１４と外側に設けられた玉浮き１５とはワイヤ１６
で滑車１２、１３を介して接続されている。
付けられた反対側には逆Ｌ字状に形成されたプレート１
１が取り付けられ、そのプレート１１の逆Ｌ字の一辺に
は２個の滑車１２、１３が回転自在に隣接して設けられ
ており、図４を参照して、貯蔵缶１の内側に底に届かな
いよう隙間ｔを設け取り付けられた保護筒２０内のフロ
ート１４と外側に設けられた玉浮き１５とはワイヤ１６
で滑車１２、１３を介して接続されている。
【００１２】そして、玉浮き１５はフロート１４の昇降
に伴って、前記プレート１１の他辺に設けられた透明な
樹脂パイプであるアクリルパイプ１７内を自在に昇降す
るよう取り付けられており、そのアクリルパイプ１７の
外側に表示板１８がプレート１１に共着けされている。
そして、その表示板は４セクションに区分され、上部か
ら下方に向けて、たとえば、「空っぽだよ」、「まだ入
るよ」、「もう少し入るよ」、「満杯だよ」と分かり易
く廃油のレベルが記載されている。なお、符号２１は運
搬台車を示す。
に伴って、前記プレート１１の他辺に設けられた透明な
樹脂パイプであるアクリルパイプ１７内を自在に昇降す
るよう取り付けられており、そのアクリルパイプ１７の
外側に表示板１８がプレート１１に共着けされている。
そして、その表示板は４セクションに区分され、上部か
ら下方に向けて、たとえば、「空っぽだよ」、「まだ入
るよ」、「もう少し入るよ」、「満杯だよ」と分かり易
く廃油のレベルが記載されている。なお、符号２１は運
搬台車を示す。
【００１３】以下、作用について説明する。
【００１４】作業者が廃油を貯蔵缶１に捨てる場合は、
図１の態様から蓋８の把手８ｂに手をかけて開ける。こ
の場合、蓋８にはバランスウエイト７がステイ６で取り
付けられているため、作業者は片手でも容易に蓋８をＡ
に示すように回動して開けることが出来、ウエイト７の
リップ７ｂがストッパ７ａに当接する。そして、蓋８を
開ければ、缶１の上端は開放されているので、廃油を何
に入れて持ってきても容易に貯蔵缶１に開けることが出
来、中が見えるので廃油を溢れさせることはない。廃油
を貯蔵缶１に捨て終われば、蓋８は開けるときと同様に
容易に閉めることが出来、蓋があるので誤ってウエス、
紙屑や木屑等を捨てられることがない。また、油面Ｌの
状況はアクリルパイプ１７の中の玉浮き１５の位置によ
り判断出来、表示板１８の記載により貯蔵缶の廃油の量
が蓋を開閉する事無く判断出来るため、貯蔵缶の管理が
容易になり、溢れさせて周囲を汚すことが防止される。
また、フロートは保護筒内にあるため、廃油中の切粉等
の異物により誤作動することがない。
図１の態様から蓋８の把手８ｂに手をかけて開ける。こ
の場合、蓋８にはバランスウエイト７がステイ６で取り
付けられているため、作業者は片手でも容易に蓋８をＡ
に示すように回動して開けることが出来、ウエイト７の
リップ７ｂがストッパ７ａに当接する。そして、蓋８を
開ければ、缶１の上端は開放されているので、廃油を何
に入れて持ってきても容易に貯蔵缶１に開けることが出
来、中が見えるので廃油を溢れさせることはない。廃油
を貯蔵缶１に捨て終われば、蓋８は開けるときと同様に
容易に閉めることが出来、蓋があるので誤ってウエス、
紙屑や木屑等を捨てられることがない。また、油面Ｌの
状況はアクリルパイプ１７の中の玉浮き１５の位置によ
り判断出来、表示板１８の記載により貯蔵缶の廃油の量
が蓋を開閉する事無く判断出来るため、貯蔵缶の管理が
容易になり、溢れさせて周囲を汚すことが防止される。
また、フロートは保護筒内にあるため、廃油中の切粉等
の異物により誤作動することがない。
【００１５】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されており、
貯蔵缶の上端が開放され、開閉容易な蓋が取り付けられ
ているので、廃油を短時間で捨てられ、蓋を開けないで
も廃油の量が視認出来、油量計の誤作動もないので、回
収管理が容易で明確であり、誤って、ごみ類を中に捨て
られることがない。
貯蔵缶の上端が開放され、開閉容易な蓋が取り付けられ
ているので、廃油を短時間で捨てられ、蓋を開けないで
も廃油の量が視認出来、油量計の誤作動もないので、回
収管理が容易で明確であり、誤って、ごみ類を中に捨て
られることがない。
【図１】本発明の一実施の形態を示す斜視図。
【図２】図１の蓋取り付け部分を示す分解斜視図。
【図３】図１の蓋とバランスウエイトとを示す斜視図。
【図４】図１の油量計の部分を示す斜視図。
１・・・貯蔵缶 ２・・・ブラケット ３・・・ベアリングユニット ４・・・シャフト ５・・・アーム ６・・・ステイ ７・・・バランスウエイト １１・・・プレート １２、１３・・・滑車 １４・・・フロート １５・・・玉浮き １７・・・アクリルパイプ １８・・・表示板 ２０・・・保護筒 Ｌ・・・油面
Claims (1)
- 【請求項１】 廃油をリサイクルするために現場に一時
的に貯蔵する廃油回収用貯蔵缶において、上端部が開放
された貯蔵缶にヒンジを有する蓋を開閉自在に取り付
け、その蓋はバランスウエイトを備えており、外側面に
は貯蔵量を示す油量計が設けられ、その油量計は缶内に
設けられた保護筒に保護されているフロートと缶外に設
けられた指示部と前記フロートと指示部とを滑車を介し
て連結するワイヤとで構成されていることを特徴とする
廃油回収用貯蔵缶。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10061216A JPH11263392A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 廃油回収用貯蔵缶 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10061216A JPH11263392A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 廃油回収用貯蔵缶 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11263392A true JPH11263392A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=13164793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10061216A Pending JPH11263392A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 廃油回収用貯蔵缶 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11263392A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200452546Y1 (ko) | 2010-09-13 | 2011-03-07 | 우천용 | 폐유통 보관함 |
| CN105366234A (zh) * | 2015-12-21 | 2016-03-02 | 中国石油化工股份有限公司 | 用于密封液体储罐的装置 |
| CN109911371A (zh) * | 2019-01-22 | 2019-06-21 | 惠州市华星光电技术有限公司 | 包装箱及满箱检测系统 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5758092U (ja) * | 1980-09-25 | 1982-04-06 | ||
| JPH0455335U (ja) * | 1990-09-20 | 1992-05-12 | ||
| JPH0544901U (ja) * | 1991-11-22 | 1993-06-15 | 駿河精機株式会社 | ごみ箱 |
-
1998
- 1998-03-12 JP JP10061216A patent/JPH11263392A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5758092U (ja) * | 1980-09-25 | 1982-04-06 | ||
| JPH0455335U (ja) * | 1990-09-20 | 1992-05-12 | ||
| JPH0544901U (ja) * | 1991-11-22 | 1993-06-15 | 駿河精機株式会社 | ごみ箱 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200452546Y1 (ko) | 2010-09-13 | 2011-03-07 | 우천용 | 폐유통 보관함 |
| CN105366234A (zh) * | 2015-12-21 | 2016-03-02 | 中国石油化工股份有限公司 | 用于密封液体储罐的装置 |
| CN109911371A (zh) * | 2019-01-22 | 2019-06-21 | 惠州市华星光电技术有限公司 | 包装箱及满箱检测系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040624 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040707 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040831 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041001 |