JPH11260440A - 同軸ケーブル用コネクタ - Google Patents

同軸ケーブル用コネクタ

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JPH11260440A
JPH11260440A JP10059693A JP5969398A JPH11260440A JP H11260440 A JPH11260440 A JP H11260440A JP 10059693 A JP10059693 A JP 10059693A JP 5969398 A JP5969398 A JP 5969398A JP H11260440 A JPH11260440 A JP H11260440A
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JP
Japan
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coaxial cables
connector
coaxial cable
terminal
fitting grooves
Prior art date
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Pending
Application number
JP10059693A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuaki Obayashi
克明 大林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ipex Co Ltd
Original Assignee
Ipex Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数本の同軸ケーブルのグランド接続が容易
で、しかも確実なグランド接続を図ることができる同軸
ケーブル用コネクタを提供する。 【解決手段】所定ピッチで列状に配置された複数本の同
軸ケーブル12〜15の各外部導体12b〜15bと電
気的に接続する同軸ケーブル用コネクタ1において、前
記各同軸ケーブル12〜15を嵌着支承した際に、前記
各同軸ケーブル12〜15の各外被部12d〜15dを
切除し、前記同軸ケーブル12〜15の外部導体12b
〜15bを露出させて把持する複数の断面U字形の嵌着
溝2〜5が列状に一体形成された端子6を有し、前記各
同軸ケーブル12〜15と対応する複数の嵌着溝2〜5
との嵌着により、前記外部導体12b〜15bと前記端
子6とを電気的に一括接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ノート型コンピ
ータ等の情報機器、家電製品等の小型電子機器に使用さ
れるコネクタに関し、詳しくは、多数本の極細の同軸ケ
ーブルの外部導体と電気的に接続するコネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、ノート型パソコン等の情報機
器、家電製品等の小型電子機器の内部配線には多数本の
極細ケーブルが使用されている。
【0003】この多数本の極細ケーブルとしては、絶縁
体内部に極細の導体を配設した一本のケーブルを多数本
集合させたもの、極細の導体を複数本列状に絶縁体内部
に配設したフレキシブルフラットケーブル、あるいは極
細の同軸ケーブルを多数本集合させたものなどが知られ
ている。
【0004】このうち極細の同軸ケーブルを多数本集合
させたものは、所定のピッチで列状に配置されて使用さ
れることが多く、この複数本の同軸ケーブルの各外部導
体を対応する筐体等のアース端子等にグランド接続する
際には、各同軸ケーブルの各外部導体をそれぞれ一本づ
つ各アース端子に半田付けするようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の外部導体の接続方法によると、所定のピッチで列状
に配置された各同軸ケーブルの各外部導体を対応する筐
体等の各アース端子にグランド接続するのに、各外部導
体をそれぞれ対応する各アース端子に一本ずつ半田付け
する処理を行わねばならず、その結線作業が煩雑で工程
増であり、また結線作業が煩雑であることから半田付け
不良の発生要因でもあった。
【0006】この発明は、上述した事情に鑑み、複数本
の同軸ケーブルのグランド接続が容易で、しかも確実な
グランド接続を図ることができる同軸ケーブル用コネク
タを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、この発明では、所定ピッチで列状に配置された複
数本の同軸ケーブルの各外部導体と電気的に接続する同
軸ケーブル用コネクタにおいて、前記各同軸ケーブルを
嵌着支承した際に、前記各同軸ケーブルの各外被部を切
除し、前記同軸ケーブルの外部導体を露出させて把持す
る複数の断面U字形の嵌着溝が列状に一体形成された端
子を有し、前記各同軸ケーブルと対応する複数の嵌着溝
との嵌着により、前記外部導体と前記端子とを電気的に
一括接続するようにしている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる同軸ケー
ブル用コネクタ(以下、単に「コネクタ」という。)の
実施例を詳述する。
【0009】図1は、この発明に係わるコネクタ1の要
部を示す概念斜視図である。
【0010】このコネクタ1は、複数の断面U字形の嵌
着溝2〜5が所定ピッチで列状に一体形成された端子6
から構成されている。
【0011】この端子6は、図示せぬアース端子に接続
されている薄板の金属板であって、その厚さXは、略0.
2 〜0.5mm である。
【0012】また、この金属板に形成された各嵌着溝2
〜5の幅は、嵌挿する同軸ケーブルの外径より若干小さ
く設定されている。
【0013】一方、このコネクタ1と電気的に接続する
同軸ケーブル12〜15はそれぞれ、中心導体12c〜
15cと、コネクタ1を介して図示せぬアース端子と接
続される外部導体12b〜15bと、該外部導体12b
〜15bを覆う外被部12d〜15dとから構成されて
いる。なお、中心導体12c〜15cと外部導体12b
〜15b間には、中心導体12c〜15cを囲繞して絶
縁体が介在されている。なお、上述した外被部12d〜
15dは、絶縁体であるポリエステルから構成されてい
る。
【0014】上述した各同軸ケーブル12〜15をコネ
クタ1に接続するには、図1の矢印Aのように、各同軸
ケーブル12〜15の端末12a〜15aを対応する各
嵌着溝2〜5内にそれぞれ押し付ける。
【0015】すると、図1と同一部分を同一符号で示す
図2のように、各端末12a〜15aが対応する各嵌着
溝2〜5に同時に嵌着することができる。
【0016】次に、同軸ケーブル12の端末12aとこ
の端末12aに対応するコネクタ1の嵌着溝2を代表し
て同軸ケーブル12〜15の各端末12a〜15aが対
応する各嵌着溝2〜5に嵌着する場合についてさらに詳
しく説明する。
【0017】図2のB−B断面図で示す図3のように、
端末12aを嵌着溝2に押し付けると、その押圧力によ
り、同軸ケーブル12の外被部12dの一部が嵌着溝2
の側面2b先端2aにより切除され、このため外部導体
12bが露出する。
【0018】このように露出された外部導体12bが嵌
着溝2内に嵌挿すると、同時に端子2内に配設された外
部導体12bをその嵌着溝2の両側面2bで把持するの
で、外部導体12bと対応する嵌着溝2とが接触し、こ
れにより外部導体12bと端子6との電気的接続が図ら
れることとなる。
【0019】なお、他の各外部導体13b〜15bも対
応する嵌着溝3〜5により把持され、これにより、他の
各外部導体13b〜15bと嵌着溝3〜5との電気的接
続を同時に図ることができる。
【0020】したがって、このコネクタ1によれば、同
軸ケーブル12〜15の各外部導体12b〜15bをコ
ネクタ1の端子6に一本ずつ半田付けする作業を行わず
に、同軸ケーブル12〜15の各端末12a〜15aを
コネクタ1の各嵌着溝2〜5に嵌着させるという一つの
作業のみで各外部導体12b〜15bを対応する各嵌着
溝2〜5に同時に接触させ、これにより各外部導体12
b〜15bと端子6との電気的接続を一括して図ること
ができ、このため、同軸ケーブルの12〜15の各外部
導体12b〜15bと対応するコネクタ1の端子6との
結線作業を簡単に行うことができ、また誤配線、配線不
良を可及的に防ぐことができる。
【0021】また、このコネクタ1では嵌着溝2〜5は
その幅が同軸ケーブル12〜15の外径よりも若干小さ
く設定されているから、このとき、嵌着溝2〜5の側面
2b〜5bは外部導体12b〜15bをそれぞれ確実に
把持し、外部導体12b〜15bが嵌着溝2〜5から脱
落等することは可及的に防止され、その電気的接続を確
実にすることができる。
【0022】なお、この実施例では、コネクタ1の端子
6を図示せぬ筐体に配設されたアース端子に接続させる
ようにしたが、端子6をソケットに配設されたアース端
子と接続させるようにしてもよい。
【0023】また、この実施例では、配置されているす
べての同軸ケーブル12〜15の端末12a〜15aを
所定ピッチで配設した対応する嵌着溝2〜5に嵌着して
外部導体12b〜15bと端子6とを電気的に一括接続
するようにしたが、これに限定せず、少なくとも複数の
同軸ケーブルが対応する端子と電気的に一括接続するも
のであればよく、例えば、図2で示す同軸ケーブル12
〜15のうち複数本からなる一部の同軸ケーブル12、
13を、対応する嵌着溝2、3に嵌着させ外部導体12
b、13bと端子6とを電気的に一括接続するものであ
ってもよい。
【0024】また、この実施例では、同軸ケーブル12
〜15の外被部12d〜15dを構成する絶縁体をポリ
エステルで構成したが、これに限定するものではなく、
同軸ケーブル12〜15の外被部12d〜15dを他の
絶縁体で構成してもよい。
【0025】また、この実施例では、コネクタ1の端子
6の厚さXを0.2 〜0.5mm としたが、これに限定せず、
例えばそれ以上であってもよい。
【0026】また、この実施例では、同軸ケーブル12
〜15の外部導体12b〜15bとコネクタ1を電気的
に接続するには、同軸ケーブル12〜15の外被部12
d〜15dを押圧力により嵌着溝2〜5側面2b〜5b
先端2a〜5aで切除し該外部導体12b〜15bを露
出させ、露出された該外部導体12b〜15bを各嵌着
溝2〜5に把持させるようにしたが、図1と同一部分を
同一符号で示す図4のように、外被部12d〜15dが
予め切除され該外部導体12b〜15bが露出する同軸
ケーブル12〜15を使用して図4の矢印Cのように、
該同軸ケーブル12〜15をコネクタ1の嵌着溝2〜5
に嵌着させるようにしてもよい。
【0027】なお、この場合は、図1と同一部分を同一
符号で示す図5および図5のD−D断面図で示す図6の
ように、露出された外部導体12b〜15bが嵌着溝2
〜5内に嵌挿し、同時に嵌着溝2〜5内に配設された外
部導体12b〜15bをその嵌着溝2〜5の両側面2b
〜5bで把持するので、外部導体12b〜15bと対応
する嵌着溝2〜5とが接触し、これにより外部導体12
b〜15bと端子6との電気的接続が一括して図られる
こととなる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では、コ
ネクタを、所定のピッチで列状に配設された各同軸ケー
ブルをそれぞれ嵌着支承する際に、各同軸ケーブルの各
外被部を切除し、各同軸ケーブルの外部導体を露出させ
て把持する複数の断面U字形の嵌着溝が列状に一体形成
された端子により構成したから、各外部導体を端子に一
本ずつ半田付けする処理を行うことなしに、各外部導体
と端子とを一括して電気的に接続することができ、その
ため結線作業が極めて簡単となって、誤配線、配線不良
を可及的に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明のコネクタと該コネクタに嵌
着される同軸ケーブルの概念斜視図。
【図2】図2は、この発明のコネクタと該コネクタと電
気的に接続した同軸ケーブルを示す概念斜視図。
【図3】図3は、図2のB−B断面図。
【図4】図4は、この発明のコネクタと該コネクタに嵌
着される同軸ケーブルの概念斜視図。
【図5】図5は、この発明のコネクタと該コネクタと電
気的に接続した同軸ケーブルを示す概念斜視図。
【図6】図6は、図5のD−D断面図。
【符号の説明】
1…同軸ケーブル用コネクタ 2〜5…嵌着溝 6…端子 12〜15…同軸ケーブル 12b〜15b…外部導体 12d〜15d…外被部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定ピッチで列状に配置された複数本の同
    軸ケーブルの各外部導体と電気的に接続する同軸ケーブ
    ル用コネクタにおいて、 前記各同軸ケーブルを嵌着支承した際に、前記各同軸ケ
    ーブルの各外被部を切除し、前記同軸ケーブルの外部導
    体を露出させて把持する複数の断面U字形の嵌着溝が列
    状に一体形成された端子を有し、 前記各同軸ケーブルと対応する複数の嵌着溝との嵌着に
    より、前記外部導体と前記端子とを電気的に一括接続す
    ることを特徴とする同軸ケーブル用コネクタ。
JP10059693A 1998-03-11 1998-03-11 同軸ケーブル用コネクタ Pending JPH11260440A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7001213B2 (en) 2003-12-22 2006-02-21 Molex Incorporated Shielded electrical connector
WO2018228886A1 (de) * 2017-06-12 2018-12-20 Leoni Kabel Gmbh Positionierungselement und kontaktierungselement für twinaxialkabel
WO2023090032A1 (ja) * 2021-11-16 2023-05-25 矢崎総業株式会社 同軸ケーブル用クランプ部材

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