JPH11257553A - コンポジットホース - Google Patents

コンポジットホース

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JPH11257553A
JPH11257553A JP7305798A JP7305798A JPH11257553A JP H11257553 A JPH11257553 A JP H11257553A JP 7305798 A JP7305798 A JP 7305798A JP 7305798 A JP7305798 A JP 7305798A JP H11257553 A JPH11257553 A JP H11257553A
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JP
Japan
Prior art keywords
thread
spiral wheel
core material
hose
outer spiral
Prior art date
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Pending
Application number
JP7305798A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Fujita
進 藤田
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MEIJI FLEX KK
Original Assignee
MEIJI FLEX KK
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Filing date
Publication date
Application filed by MEIJI FLEX KK filed Critical MEIJI FLEX KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は外ら旋輪を非金属で形成すること
で軽量化をしかも締付力を低下させないように、しかも
ホース自体にアース性と接液面の平滑化をはかるように
したコンポジットホースを提供しようとするものであ
る。 【解決手段】 外ら旋輪を芳香族ポリアミド糸と炭素糸
とこれに金属繊維糸を加えたものを撚条して強化綱を形
成し、この強化綱に剛性樹脂材よりなるカバー層を被覆
して構成し、しかも内ら旋輪の断面形を3角形に形成し
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は内ら旋輪を芯材と
し、この芯材に合成樹脂フィルムを巻着して積層体を形
成し、この積層体を外布を介して外ら旋輪で締結するよ
うに構成したコンポジットホースにおける外ら旋輪の改
良に関するものであり、具体的には前記外ら旋輪を炭素
繊維材を紡糸した糸と高弾性率,高強度を有する合成樹
脂材を紡糸した糸、例えばケプラー(商品名)とを撚糸
した強化綱を芯材とし、この芯材に合成樹脂材よりなる
カバー層を被覆して形成した外ら旋輪に係る。また強化
綱として外ら旋輪を芳香族ポリアミド糸と炭素繊維およ
び導電性金属繊維よりなる糸とで撚糸条を形成し、伸縮
性があり、しかも導電性と静電気除去機能を付与したも
のである。
【0002】また、この発明は上記した伸縮性のある外
ら旋輪と断面3角形に形成した内ら旋輪とでコンポジッ
トホースを形成することで、導電性と流体側のホース内
周面の平滑化を行うことでコンポジットホースのアース
機能と送出量の増大化を画かれるものである。また金属
繊維の存在によりコンポジットホースに剛性力を付与
し、ホース自身を硬くするのでホースを持ってローリ車
のボックスに格納する時の作業性を向上させるものであ
る。
【0003】
【従来の技術】従来のコンポジットホースは内,外両ら
旋輪を金属性材料で形成するか、外ら旋輪をこの出願の
出願人が技術開示している実公昭4−35661号公報
に記載されているような高張力性を有する合成樹脂材の
芯材の外周にゴムまたはプラスチック製カバー層を被覆
して形成したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した実公昭4−3
5661号公報に記載された外ら旋輪は図4の符号1’
で示すように高張力性を有する合成樹脂材の芯材11’
の外周にゴムまたはプラスチック製カバー層12’を被
覆して形成されており、この外ら旋輪と断面円形の内ら
旋輪とで形成されたコンポジットホースはホースを曲げ
たり捩ってもワイヤー倒れとかがなく、しかも柔軟性を
有するので巻回が容易であり、しかも軽量化などの利点
を有するものである。しかしながら外ら旋輪の柔軟性は
繰返し利用またはホースの曲げ半径が小さくなった場合
には締付力を低減させる原因となる場合も生じていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は外ら旋輪を炭
素繊維材を紡糸した糸(以下「炭素糸」と云う)と高弾
性率,高強度を有する合成樹脂材(芳香族アラミド系合
成樹脂材)例えばケプラー(商品名デュポン社製)を紡
糸した糸(以下「芳香族アラミド糸」と云う)とを撚糸
した撚糸条を更に数条撚条して所望径の強化綱を形成
し、この強化綱にゴムまたは合成樹脂材のカバー層を被
覆して形成するものである。また導電性と剛性とを付与
するため強化綱に金属繊維糸を一緒に撚糸して外ら旋輪
を形成するものである。またら旋輪は断面3角形に形成
するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明に適用する外ら旋輪と内
ら旋輪を図1および図2を用いて説明すれば次のとおり
である。図1は外ら旋輪を符号1として示したもので、
この外ら旋輪1は炭素糸と芳香族アラミド糸またこれに
金属繊維糸を加えた糸を撚条して形成した強化綱11の
表面に所望厚さの耐摩耗性を有するゴムまたは合成樹脂
材をカバー層12としての押出成形手段で被覆して形成
されている。図2は内ら旋輪を符号2として示したもの
で、この内ら旋輪2は断面三角形に形成されており、使
用に際しては3角形の底面21が接液するように形成さ
れている。
【0007】
【実施例】この発明の実施例を図3を参照して説明すれ
ば次のとおりである。符号10として示すコンポジット
ホースは内ら旋輪2を芯材にし、この芯材に内布4を巻
着し、この内布4に合成樹脂フィルムを所定厚さ巻着し
て積層体3を形成し、この積層体3表面に外布5を巻着
し、この外布5の表面に外ら旋輪1を内ら旋輪ピッチP
より1/2Pピッチずらして巻着して形成されている。
【0008】同図から明らかなように、外ら旋輪1は強
化綱11により積層体3に対する締付を金属製の外ら旋
輪に比べて伸縮性があるので強力に行うことができるの
で、このら旋輪1の対向面に位置する両内ら旋輪2,2
間の積層体を接液側に押出し、この部位の平坦化に寄与
している。また金属繊維糸の存在によりホース自身が硬
くなりローリホースとしてローリ車に格納する場合に作
業性が向上するものである。この発明は上記実施例に限
定されるものでなく、内ら旋輪の形状は接液側面が平坦
であれば特に限定されるものではない。また、芳香族ア
ラミド系および炭素糸および捩糸条またはカバー層の形
状太さは必要に応じて任意に設計できるものである。
【0009】
【発明の効果】この発明は外ら旋輪を芳香族アラミド糸
と炭素糸あるいはこれに金属繊維を加えての撚糸条で形
成した強化綱を合成樹脂材のカバー層で被覆して形成し
たので強化綱の有する強度,強靭性および高張力と柔軟
性により積層体に対する締付力と喰込量とを増加させる
ことができ、この結果接液面側の積層体面を外ら旋輪と
ほぼ同一平面に形成できるので液だまり部を生じさせず
しかも流体の流出入を増大させ、しかもホースの繰返し
折曲使用の場合でも外ら旋輪のゆるみ,のりあげを生じ
させないものである。またこの強化綱は金属繊維の存在
により伸縮性があるので外ら旋輪として巻着した時にホ
ースに良く喰込むのでホースが硬くなりタンクローリ車
で荷役作業の後でローリホースをボックスに格納する場
合の作業性が向上する。
【0010】またこの発明は強化綱中の炭素糸の存在に
よりアース機能を有するので化学流体に対しても静電気
の除去ができるので安全に使用できるものである。その
上、この発明は強化綱の存在によりコンポジットホース
全体にある程度の剛性を付与するで折れまがりが制限さ
れ、しかも軽量化がはられるので取扱が容易である。ま
たこの発明はカバー層の存在により強化綱を損壊させる
ことがないので強化綱の機能を低下させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る外ら旋輪の断面説明図である。
【図2】この発明に係る内ら旋輪の断面説明図である。
【図3】この発明の実施例の説明図である。
【図4】従来の内,外ら旋輪の説明図である。
【符号の説明】
1 外ら旋輪 11 強化綱 12 カバー層 2 内ら旋輪 21 内ら旋輪の接液面 3 積層体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内ら旋輪を芯材とし、この芯材に積層体
    を巻着し、この積層体に外ら旋輪を巻着して形成するコ
    ンポジットホースにおいて、外ら旋輪を、芳香族ポリア
    ミド糸と炭素糸とで撚糸条を形成し、この撚糸条にカバ
    ー層を被覆して強化綱としたことを特徴とするコンポジ
    ットホース。
  2. 【請求項2】 内ら旋輪を芯材とし、この芯材に積層体
    を巻着し、この積層体に外ら旋輪を巻着して形成するコ
    ンポジットホースにおいて、外ら旋輪を、芳香族ポリア
    ミド糸と金属繊維糸および炭素糸とで撚糸条を形成し、
    この撚糸条にカバー層を被覆して強化綱としたことを特
    徴とするコンポジットホース。
  3. 【請求項3】 請求の範囲1および2記載の内ら旋輪を
    断面三角形に形成したことを特徴とするコンポジットホ
    ース。
JP7305798A 1998-03-09 1998-03-09 コンポジットホース Pending JPH11257553A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005233407A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Kanaflex Corporation ホース

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005233407A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Kanaflex Corporation ホース
JP4568508B2 (ja) * 2004-02-23 2010-10-27 カナフレックスコーポレーション株式会社 ホース

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