JPH11257089A - 直噴式ディーゼル機関 - Google Patents

直噴式ディーゼル機関

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JPH11257089A
JPH11257089A JP10061382A JP6138298A JPH11257089A JP H11257089 A JPH11257089 A JP H11257089A JP 10061382 A JP10061382 A JP 10061382A JP 6138298 A JP6138298 A JP 6138298A JP H11257089 A JPH11257089 A JP H11257089A
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piston
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gasoline engine
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Ikuo Ando
郁男 安藤
Hibiki Hattori
響 服部
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バルブが直立しない直噴式ディーゼル機関を
低コストで提供することを目標とする。 【解決手段】 直噴式ディーゼル機関(10)のシリン
ダヘッド(100)はDOHC、4バルブのガソリン機
関のシリンダヘッドの点火栓装着穴のかわりに燃料噴射
弁装着穴を設けて、燃料噴射弁(400)を設けただけ
である。可変位相機構を備えたカムプーリ(150、1
60)を介して駆動される吸気カム(130)、排気カ
ム(140)もガソリン機関と共用され位相のみ変更し
て利用される。シリンダブロック(200)もガソリン
機関と共用され、ピストン(300)のシリンダボア
(210)摺動部はガソリン機関と同じである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は直噴式ディーゼル機
関に関する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼル機関は色々な分野に使用され
ている。例えば、小型乗用車にも使用されているが、こ
れら小型乗用車用のディーゼル機関は、副室式の機関で
あって、圧縮行程において副室内に空気を導入するため
にピストン頂面およびシリンダヘッドのピストン対向面
は平らにされ、それに応じて、吸気弁、排気弁は直立に
配置されていた。最近では、乗用車用のディーゼル機関
にも直噴式のものが出てきているが、これら直噴式ディ
ーゼル機関においても、必然性はないにもかかわらず副
室式の機関と同様に、吸気弁、排気弁は直立に配置され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、ディーゼル機関
においても性能向上のためにガソリン機関と同様にDO
HC化が望まれているが、DOHCにした場合にはカム
プーリの径の関係からカムの軸線を離間配置せねばなら
ず、直立に配置したバルブをカムで直接に駆動すること
が困難であり、ロッカーアームを必要とする。その結
果、バルブ機構が複雑になるという問題もある。また、
マルチバルブにしようとした場合に、バルブ径を大きく
できないという問題もある。
【0004】また、直噴式のディーゼル機関では、ピス
トンの頂部中央に設けた燃焼室に向けて燃料を噴射する
ことが必要であり、そのために燃料噴射弁をピストンに
対向するシリンダヘッドの対向部の中央に配置せねばな
らない。ここで、バルブが直立に配置されていると隙間
が小さく、燃料噴射弁の特別な小形化を要することにな
りコストが上昇する。
【0005】そして、バルブを直立に配置していると、
ガソリン機関の多くに採用されているペントルーフ式燃
焼室を有し傾斜したバルブを有するシリンダヘッドとの
共用ができず、通常はディーゼル機関はガソリン機関に
比べると生産数が少ないので台当たりのコストが高くな
ってしまう。この数の問題を解決するために、ガソリン
機関との共用を考えたディーゼル機関が開示されている
(実開昭60ー57760号公報参照)が、バルブが直
立したものであり、現在のマルチバルブ、DOHCが主
流のガソリン機関には、流用できない。本発明は、上記
問題に鑑み、バルブが直立しない直噴式ディーゼル機関
を提供することを目標とし、また、ガソリン機関との共
用部品が多くして、低コストで提供できるようにするこ
とを目標とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、シリンダヘッドに形成されるピストン対向部であっ
て、中央部が最も深くなるように彫り込まれた3角形断
面のピストン対向部と、シリンダヘッドに形成された3
角形断面のピストン対向部に開口する吸気ポートを開閉
する傘部を有する複数の吸気バルブであって、バルブス
テムが傘部から遠くなるのにしたがってピストンの中心
軸線から離間するように外側に傾斜している吸気バルブ
と、シリンダヘッドに形成された3角形断面のピストン
対向部に開口する排気ポートを開閉する傘部を有する複
数の排気バルブであって、バルブステムが傘部から遠く
なるのにしたがってピストンの中心軸線から吸気バルブ
と反対側に離間するように外側に傾斜している排気バル
ブと、圧縮行程時に3角形断面のピストン対向部と所定
の隙間で対向する傾斜面を有し、中央に凹状燃焼室が形
成されたピストンと、シリンダヘッドの吸気バルブと排
気バルブの間に配置 され、所定のタイミングでピスト
ンの凹部に向けて燃料を噴射する燃料噴射弁と、を有す
る直噴式ディーゼル機関が提供される。この様に構成さ
れた直噴式ディーゼル機関では、シリンダヘッド内のバ
ルブ機構が外側に拡がるように配置され燃料噴射弁を配
置するピストンの中心軸線上のスペースが大きい。
【0007】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
において、シリンダヘッドが、バルブステムが傘部から
遠くなるのにしたがってピストンの中心軸線から離間す
るように外側に傾斜している複数の吸気バルブおよび複
数の排気バルブを有するDOHC型のバルブ機構とペン
トルーフ型燃焼室と、ピストン対向部の各バルブの傘部
にかこまれる中央に配置された点火栓を有するガソリン
機関用のシリンダヘッドと共通のシリンダヘッドであっ
て、点火栓装着穴のかわりに燃料噴射弁装着穴を加工し
たシリンダヘッドとされている直噴式ディーゼル機関が
提供される。この様に構成された直噴式ディーゼル機関
では、傾斜したDOHC型のバルブ機構とペントルーフ
燃焼室を有するガソリン機関用のシリンダヘッドの点火
栓装着穴のかわりに燃料噴射弁装着穴を加工したシリン
ダヘッドに燃料噴射弁が装着される。なお、その他に
も、細部については、必要に応じて、ディーゼル機関用
にチューニングされる。
【0008】請求項3の発明によれば、請求項2の発明
において、吸気バルブを開閉する吸気カムシャフト、排
気バルブを開閉する排気カムシャフトが、それぞれ可変
位相機構を備えるガソリン機関と共通のカムシャフトで
あって、制御パラメータを変更してガソリン機関と位相
を変えている直噴式ディーゼル機関が提供される。この
様に構成された直噴式ディーゼル機関では可変位相機構
を備えるガソリン機関用のカムシャフトを制御パラメー
タを変更して位相を変えて使用される。
【0009】請求項4の発明によれば、請求項1の発明
において、シリンダブロックがガソリン機関と共用にさ
れていることを特徴とする請求項1に記載の直噴式ディ
ーゼル機関が提供される。この様に構成された直噴式デ
ィーゼル機関ではシリンダブロックがガソリン機関と共
用にされている。
【0010】請求項5の発明によれば、請求項1の発明
において、ピストンのシリンダボアと摺動する部分がガ
ソリン機関と共用化されている直噴式ディーゼル機関が
提供される。この様に構成された直噴式ディーゼル機関
ではピストンのシリンダボアと摺動する部分がガソリン
機関と共用化されている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明の
実施の形態を説明する。図1は本発明による直噴式ディ
ーゼル機関10の構造を示す図であって、この図1の直
噴式ディーゼル機関10は、図2に示すガソリン機関2
0をもとにして作られたものである。以下、各部分毎
に、ガソリン機関20と対比しながら説明する。図1を
参照するとシリンダヘッド100は吸気ポート101の
出口を開閉する吸気バルブ110、排気ポート102の
入口を開閉する排気バルブ120を備えるが吸気バルブ
110と排気バルブ120の駆動機構は所謂DOHCタ
イプである。吸気バルブ110はバルブスプリング11
1により常時閉方向に付勢されていて、バルブリフタ1
12を介して吸気カム130により開弁せしめられ、同
様に、排気バルブ120はバルブスプリング121によ
り常時閉方向に付勢されていて、バルブリフタ122を
介して排気カム140により開弁せしめられる。なお、
吸気バルブ110と排気バルブ120はそれぞれ2個ず
つ配置されていて、この機関はいわゆる4バルブエンジ
ンである。また、吸気カム130、排気カム140は、
それぞれ可変位相機構を有するカムプーリ150、16
0を介してクランク軸により1/2の回転比で駆動され
る。
【0012】吸気バルブ110のバルブステム113は
傘部114から遠くなるにつれてピストン300の中心
軸線から遠くなるように傾斜し、排気バルブ120のバ
ルブステム123も傘部124から遠くなるにつれてピ
ストン300の中心軸線から遠くなるように傾斜してい
る。その結果、吸気バルブ110の傘部114、排気バ
ルブ120の傘部124もピストン300の軸線に対し
て傾斜し、両傘部114、124を受け、ピストン30
0に対向するシリンダヘッド100のピストン対向面1
05の断面は3角形を成している。
【0013】上記のシリンダヘッドの主要部分のうち、
吸・排気ポート101、102、吸・排気バルブ11
0、120およびバルブスプリング111、121、ま
たバルブリフタ112、122はガソリン機関20のも
のと同じにされている。吸気カム130と排気カム14
0も、可変位相機構を備えるカムプーリ150、160
を介して駆動されるので、ガソリン機関20に対して制
御パラメータを変えて位相を変えるだけでよい。また、
ピストン対向面105も同一であって、ガソリン機関2
0の場合においてペントルーフ型燃焼室の上面を形成し
ている部分がそのまま利用される。
【0014】吸気バルブ110のバルブステム111
と、排気バルブ120のバルブステム121の間にV字
形の空間Vが形成され、そこに燃料噴射ノズル400が
配置されている。燃料噴射ノズル400はピストン対向
面105の各バルブの傘部112、122の中央から燃
料を噴射する(図3参照)。ガソリン機関20の場合
は、この部位には点火栓500が配置されている。図4
は図1のIV-IV 線に沿ってみた断面図、図5は図2のV-
V 線に沿ってみた断面図である。但し、燃料噴射ノズル
400、点火栓500はそれぞれ、断面で示していな
い。図4に示される直噴式ディーゼル機関10用の燃料
噴射ノズル400と、図5に示されるガソリン機関20
用の点火栓500は取り付けネジ部の形状が若干異なる
ので、直噴式ディーゼル機関10の場合は、図6に示さ
れるようにネジ部を加工し、ガソリン機関20の場合は
図7に示されるようにネジ部を加工する。しかし、ねじ
部加工前のシリンダヘッドは同じである。
【0015】一方、図1、2においてシリンダヘッド1
00とヘッドボルト(図示せず)によって結合されるシ
リンダブロック200が示されているが、このシリンダ
ブロック200は直噴式ディーゼル機関10とガソリン
機関20で共通とされている。そして、シリンダブロッ
ク200内のシリンダボア210内をピストンが摺動す
る。
【0016】図2のガソリン機関20のピストン300
は頂面が平らにされ圧縮時にシリンダヘッド100のピ
ストン対向部105との間で所謂ペントルーフ型の燃焼
室を形成するようにされている。図1の直噴式ディーゼ
ル機関10のピストンは、上記のガソリン機関10用の
ピストンに比して、上部はシリンダヘッド100のピス
トン対向面105に合うように外周側から中央部分に向
かって盛り上がっており、盛り上がった中央部分には、
シリンダヘッド100側に向いた開口311を有する燃
焼室310が形成されていて、シリンダ100に前述の
ように取り付けられた燃料噴射ノズル400はこの開口
311の中心に向けて燃料を噴射する。一方、シリンダ
ボア210と摺動する部分は同じであって、ピストンリ
ングはガソリン機関と同じものを使用することができ
る。
【0017】図8は図1の本発明による傾斜したバルブ
を有する直噴式ディーゼル機関10のピストンであっ
て、図9は図8のピストンと同じ外径を有し、また同じ
深さの燃焼室を有する直立したバルブを有する直噴式デ
ィーゼル機関用のピストンである。両者を比較すると図
8の本発明の直噴式ディーゼル機関用のピストンは図9
の直立したバルブを有する直噴式ディーゼル機関用のピ
ストンに比べて破線で囲んだ部分Aが少なくその分重量
が軽い。
【0018】
【発明の効果】各請求項の発明によれば、バルブステム
が傘部から遠くなるにつれて、互いに反対方向に、ピス
トンの中心軸線から遠くなるように配置された吸気弁と
排気弁を有し、その間に燃料噴射弁が配置されてて、圧
縮行程時に3角形断面のピストン対向部と所定の隙間で
対向する傾斜面を有し中央に凹状燃焼室が形成されたピ
ストンを有する直噴式ディーゼル機関が提供され、バル
ブを直立に配置した直噴式ディーゼル機関に比して、ピ
ストンの重量が低減され軽量化され、ピストンの上下動
に起因する振動が小さくなる。また、バルブの径を大き
くとることもでき性能を向上することができる。また、
吸気ポート、排気ポート、並びに、シリンダヘッドの冷
却のための冷却水通路の設計の自由度が大きくなる。特
に請求項2の発明によれば、シリンダヘッドが点火栓装
着穴のかわりに燃料噴射弁装着穴を加工したり、細部を
必要に応じてディーゼル機関用にチューニングしたりす
る以外はガソリン機関のシリンダヘッドと同じとされ、
シリンダヘッドの製造コストが安くなる。特に請求項3
の発明によれば、吸気カムシャフト、排気カムシャフト
が可変位相機構を備えるガソリン機関と共通のカムシャ
フトとされ、制御パラメータを変更してガソリン機関と
位相を変えるだけなのでカムシャフトの製造コストが安
い。特に請求項4の発明によれば、シリンダブロックが
ガソリン機関と共用にされているのでシリンダブロック
の製造コストが安い。特に請求項5の発明によれば、ピ
ストンのシリンダボアと摺動する部分がガソリン機関と
共用化されているのでピストンリングをガソリン機関と
共用することができコストが安い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による直噴式ディーゼル機関の構造を示
す図である。
【図2】図1の直噴式ディーゼル機関が共通部分を有す
るガソリン機関の構造を示す図である。
【図3】燃料噴射弁が各バルブの中央に配置されている
ことを示す図である。
【図4】図1のIV-IV 線にそって見た燃料噴射弁の取り
付けを示す断面図である。
【図5】図2のV-V 線にそって見た点火栓の取り付けを
示す断面図である。
【図6】図4より燃料噴射弁を除去し取り付け穴の様子
を示した図である。
【図7】図5より点火栓を除去し取り付け穴の様子を示
した図である。
【図8】本発明による直噴式ディーゼル機関のピストン
を示した図である。
【図9】直立したバルブ機構を有する直噴式ディーゼル
機関のピストンを示した図である。
【符号の説明】
100…シリンダヘッド 105…ピストン対向面 110…吸気バルブ 120…排気バルブ 130…吸気カム 140…排気カム 150…吸気カムプーリ(可変位相機構付) 160…排気カムプーリ(可変位相機構付) 200…シリンダブロック 300…ピストン 310…燃焼室 400…燃料噴射弁 500…点火栓
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02F 1/24 F02F 1/24 H

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダヘッドに形成されるピストン対
    向部であって、中央部が最も深くなるように彫り込まれ
    た3角形断面のピストン対向部と、 シリンダヘッドに形成された3角形断面のピストン対向
    部に開口する吸気ポートを開閉する傘部を有する複数の
    吸気バルブであって、バルブステムが傘部から遠くなる
    のにしたがってピストンの中心軸線から離間するように
    外側に傾斜している吸気バルブと、 シリンダヘッドに形成された3角形断面のピストン対向
    部に開口する排気ポートを開閉する傘部を有する複数の
    排気バルブであって、バルブステムが傘部から遠くなる
    のにしたがってピストンの中心軸線から吸気バルブと反
    対側に離間するように外側に傾斜している排気バルブ
    と、 圧縮行程時に3角形断面のピストン対向部と所定の隙間
    で対向する傾斜面を有し、中央に凹状燃焼室が形成され
    たピストンと、 シリンダヘッドの吸気バルブと排気バルブの間に配置さ
    れ、所定のタイミングでピストンの凹部に向けて燃料を
    噴射する燃料噴射弁と、 を有する直噴式ディーゼル機関。
  2. 【請求項2】 シリンダヘッドが、バルブステムが傘部
    から遠くなるのにしたがってピストンの中心軸線から離
    間するように外側に傾斜している複数の吸気バルブおよ
    び複数の排気バルブを有するDOHC型のバルブ機構と
    ペントルーフ型燃焼室と、ピストン対向部の各バルブの
    傘部にかこまれる中央に配置された点火栓を有するガソ
    リン機関用のシリンダヘッドと共通のシリンダヘッドで
    あって、点火栓装着穴のかわりに燃料噴射弁装着穴を加
    工したシリンダヘッドであることを特徴とする請求項1
    に記載の直噴式ディーゼル機関。
  3. 【請求項3】 吸気バルブを開閉する吸気カムシャフ
    ト、排気バルブを開閉する排気カムシャフトが、それぞ
    れ可変位相機構を備えるガソリン機関と共通のカムシャ
    フトであって、制御パラメータを変更してガソリン機関
    と位相を変えていることを特徴とする請求項2に記載の
    直噴式ディーゼル機関。
  4. 【請求項4】 シリンダブロックがガソリン機関と共用
    にされていることを特徴とする請求項1に記載の直噴式
    ディーゼル機関。
  5. 【請求項5】 ピストンのシリンダボアと摺動する部分
    がガソリン機関と共用化されていることを特徴とする請
    求項1に記載の直噴式ディーゼル機関。
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