JPH11256936A - 建具の膨らみ防止方法 - Google Patents
建具の膨らみ防止方法Info
- Publication number
- JPH11256936A JPH11256936A JP7847298A JP7847298A JPH11256936A JP H11256936 A JPH11256936 A JP H11256936A JP 7847298 A JP7847298 A JP 7847298A JP 7847298 A JP7847298 A JP 7847298A JP H11256936 A JPH11256936 A JP H11256936A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding
- sliding door
- groove
- recesses
- swelling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 特別な装置を必要とすることなく、簡単な器
具で防止できる建具の膨らみ防止方法を開発する。 【解決手段】 片面だけに襖紙を貼った二枚引き戸1,
1において、反襖紙貼り面1a,1aを背中合わせにし
て、それぞれ敷居溝Xと鴨居溝Yとに立て込み、これら
引き戸の両側の中途付近に、それぞれ保持具2を差し込
み、引き戸の膨出を防止することを特徴とする建具の膨
らみ防止方法であり、保持具が、所定の幅を有し、引き
戸の縁部を保持する二つの凹部2aを設け、これら凹部
の間に敷居溝あるいは鴨居溝の凹部の樋端間と同一の幅
寸法を有する突起2bを有するものであり、保持具の凹
部および凸部を、弾力性を有する素材3で被覆したも
の。
具で防止できる建具の膨らみ防止方法を開発する。 【解決手段】 片面だけに襖紙を貼った二枚引き戸1,
1において、反襖紙貼り面1a,1aを背中合わせにし
て、それぞれ敷居溝Xと鴨居溝Yとに立て込み、これら
引き戸の両側の中途付近に、それぞれ保持具2を差し込
み、引き戸の膨出を防止することを特徴とする建具の膨
らみ防止方法であり、保持具が、所定の幅を有し、引き
戸の縁部を保持する二つの凹部2aを設け、これら凹部
の間に敷居溝あるいは鴨居溝の凹部の樋端間と同一の幅
寸法を有する突起2bを有するものであり、保持具の凹
部および凸部を、弾力性を有する素材3で被覆したも
の。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建具の膨らみ防止
方法に関するものである。
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、日本建築における建具には引き戸
があり、両面が板や襖の場合があるが、洋間と和室との
境には片面が板で、もう一方の片面が襖紙を貼った戸が
ある。
があり、両面が板や襖の場合があるが、洋間と和室との
境には片面が板で、もう一方の片面が襖紙を貼った戸が
ある。
【0003】近年、和室と洋間との堺にはこのような引
き戸が設けられることが多く、片面に襖紙を貼った引き
戸は、襖紙の糊が乾燥することにより、襖紙貼り面が外
方に膨出することがあり、見た目に体裁が悪いため、新
築のマンション等では、入居者との間でトラブルの原因
となることが多かった。
き戸が設けられることが多く、片面に襖紙を貼った引き
戸は、襖紙の糊が乾燥することにより、襖紙貼り面が外
方に膨出することがあり、見た目に体裁が悪いため、新
築のマンション等では、入居者との間でトラブルの原因
となることが多かった。
【0004】しかし、この一方に膨出した引き戸は、そ
の膨出部を補正するには、余計な日数と工程を必要と
し、また、引き戸を改めて作り直す場合には、更に、日
数がかかり、問題があった。
の膨出部を補正するには、余計な日数と工程を必要と
し、また、引き戸を改めて作り直す場合には、更に、日
数がかかり、問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、上
記の欠点を除去するために発明されたものであり、特別
な装置を必要とすることなく、簡単な器具で防止できる
建具の膨らみ防止方法を開発するものである。
記の欠点を除去するために発明されたものであり、特別
な装置を必要とすることなく、簡単な器具で防止できる
建具の膨らみ防止方法を開発するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、片面だけに襖紙を貼った二枚引き戸にお
いて、反襖紙貼り面を背中合わせにして、それぞれ敷居
溝と鴨居溝とに立て込み、これら引き戸の両側の中途付
近に、それぞれ保持具を差し込み、引き戸の膨出を阻止
するよう企図したものである。
に、本発明は、片面だけに襖紙を貼った二枚引き戸にお
いて、反襖紙貼り面を背中合わせにして、それぞれ敷居
溝と鴨居溝とに立て込み、これら引き戸の両側の中途付
近に、それぞれ保持具を差し込み、引き戸の膨出を阻止
するよう企図したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の一実施
例を詳述すると、片面だけに襖紙を貼った二枚引き戸
(1)(1)において、反襖紙貼り面(1a)(1a)
を背中合わせにして、それぞれ敷居溝(X)と鴨居溝
(Y)とに立て込み、これら引き戸(1)(1)の両側
の中途付近に、それぞれ保持具(2)を差し込み、引き
戸の膨出を阻止することを特徴とする建具の膨らみ防止
方法からなるものである。
例を詳述すると、片面だけに襖紙を貼った二枚引き戸
(1)(1)において、反襖紙貼り面(1a)(1a)
を背中合わせにして、それぞれ敷居溝(X)と鴨居溝
(Y)とに立て込み、これら引き戸(1)(1)の両側
の中途付近に、それぞれ保持具(2)を差し込み、引き
戸の膨出を阻止することを特徴とする建具の膨らみ防止
方法からなるものである。
【0008】また、保持具(2)は、所定の幅を有し、
引き戸(1)(1)の縁部を保持する二つの凹部(2
a)(2a)を設け、これら凹部の間に敷居溝(X)あ
るいは鴨居溝(Y)の凹部の樋端間と同一の幅寸法
(a)を有する凸部(2b)を有するものであり、素材
は、紙製、木製、プラスチック製当が考えられ、軽量で
引き戸の縁部を傷付けないようなものがよい。
引き戸(1)(1)の縁部を保持する二つの凹部(2
a)(2a)を設け、これら凹部の間に敷居溝(X)あ
るいは鴨居溝(Y)の凹部の樋端間と同一の幅寸法
(a)を有する凸部(2b)を有するものであり、素材
は、紙製、木製、プラスチック製当が考えられ、軽量で
引き戸の縁部を傷付けないようなものがよい。
【0009】さらに、保持具(2)の凹部(2a)(2
a)および凸部(2b)は、ウレタンシート等の弾力性
を有する素材(3)で被覆することにより、引き戸
(1)(1)の縁部が傷つかないように保護したり、ま
た、保護具(2)の凹部(2a)と引き戸(1)の縁部
とに多少の隙間が生じても、この素材(3)の弾力性を
利用することにより、落下することを防止するものであ
る。
a)および凸部(2b)は、ウレタンシート等の弾力性
を有する素材(3)で被覆することにより、引き戸
(1)(1)の縁部が傷つかないように保護したり、ま
た、保護具(2)の凹部(2a)と引き戸(1)の縁部
とに多少の隙間が生じても、この素材(3)の弾力性を
利用することにより、落下することを防止するものであ
る。
【0010】尚、三枚引き戸の場合においては、先ず、
二枚を前述のように、反襖紙貼り面を背中合わせにし
て、それぞれ敷居溝と鴨居溝とに立て込み、残りの一枚
をこれらいずれかの引き戸と重ね合わせて設け、これら
三枚の引き戸の両側の中途付近に、それぞれ凹部(2
a)を3か所有し、凸部(2b)は2か所有する保持具
(2′)を差し込み、引き戸の膨出を防止するものであ
り、一方の凸部の幅は、前記実施例のものより樋端間と
同一の幅寸法(a′)は狭いものである。
二枚を前述のように、反襖紙貼り面を背中合わせにし
て、それぞれ敷居溝と鴨居溝とに立て込み、残りの一枚
をこれらいずれかの引き戸と重ね合わせて設け、これら
三枚の引き戸の両側の中途付近に、それぞれ凹部(2
a)を3か所有し、凸部(2b)は2か所有する保持具
(2′)を差し込み、引き戸の膨出を防止するものであ
り、一方の凸部の幅は、前記実施例のものより樋端間と
同一の幅寸法(a′)は狭いものである。
【0011】本発明によると、簡単な保護具によって、
引き戸の縁部の中途付近に両側よりそれぞれ差し込むこ
とにより、引き戸が膨出することを阻止して防ぐことが
でき、これにより、業者と入居者のトラブルを防止で
き、また、引き戸の縁部を傷つけない等極めて有益なる
効果を奏するものである。
引き戸の縁部の中途付近に両側よりそれぞれ差し込むこ
とにより、引き戸が膨出することを阻止して防ぐことが
でき、これにより、業者と入居者のトラブルを防止で
き、また、引き戸の縁部を傷つけない等極めて有益なる
効果を奏するものである。
【図1】本発明に使用する保護具の一実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図2】本発明に使用する保護具の一実施例を示す側面
図である。
図である。
【図3】本発明の使用状態を示す一部欠截側面図であ
る。
る。
【図4】本発明の使用状態を示す一部欠截断面図であ
る。
る。
1 引き戸 1a 反襖紙貼り面 2 保護具 2′保護具 2a 凹部 2b 凸部 3 弾力性を有する素材 a 幅寸法 a′幅寸法 X 敷居溝 Y 鴨居溝
Claims (3)
- 【請求項1】 片面だけに襖紙を貼った二枚引き戸にお
いて、反襖紙貼り面を背中合わせにして、それぞれ敷居
溝と鴨居溝とに立て込み、これら引き戸の両側の中途付
近に、それぞれ保持具を差し込み、引き戸の膨出を防止
することを特徴とする建具の膨らみ防止方法。 - 【請求項2】 保持具が、所定の幅を有し、引き戸の縁
部を保持する二つの凹部を設け、これら凹部の間に敷居
溝あるいは鴨居溝の凹部の樋端間と同一の幅寸法を有す
る突起を有することを特徴とする請求項1記載の建具の
膨らみ防止方法。 - 【請求項3】 保持具の凹部および凸部を、弾力性を有
する素材で被覆したことを特徴とする請求項1または2
記載の建具の膨らみ防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7847298A JPH11256936A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 建具の膨らみ防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7847298A JPH11256936A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 建具の膨らみ防止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11256936A true JPH11256936A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=13662967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7847298A Pending JPH11256936A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 建具の膨らみ防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11256936A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018100555A (ja) * | 2016-12-21 | 2018-06-28 | 凸版印刷株式会社 | 障子及び障子の設置方法 |
-
1998
- 1998-03-10 JP JP7847298A patent/JPH11256936A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018100555A (ja) * | 2016-12-21 | 2018-06-28 | 凸版印刷株式会社 | 障子及び障子の設置方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
GB2321126B (en) | Thin film transistor array having a static electricity preventing circuit | |
DE69415076T2 (de) | Filmspeicherblatt | |
US5974714A (en) | Picture frame back attachment | |
DE69623639D1 (de) | Schutzvorrichtung gegen überflütung | |
DE69938378D1 (de) | Datenkopieren in Speichersystemen | |
DE69705285T2 (de) | Antistatische Rückseitenschicht für photographisches Papier | |
DE69502851D1 (de) | Statisches Propylencopolymer und Filmlaminat davon | |
BR9402843A (pt) | Filme em forma plana ou em forma de mangueira à base de hidrato de celulose, processo para sua preparação e aplicação do dito filme | |
AU1679500A (en) | Device for binding sheets and bound sheets | |
DE69413272T2 (de) | Filmblatt | |
US6772561B1 (en) | Garage door trim assembly with removable sealing element | |
JPH11256936A (ja) | 建具の膨らみ防止方法 | |
DE69110965D1 (de) | Blattfilmausrichtevorrichtung. | |
US5226996A (en) | Method for mounting artwork and the like on support medium | |
GB2330855A (en) | A protective strip for a door edge | |
EP4193030A1 (en) | Press-fit window insert | |
BR9303980A (pt) | Composiçao adesiva laminante aquosa em uma parte, construçao processo de obtençao de mesma e processo de laminaçao de um substrato de filme ou de folha e de um substato de construçao | |
JP2519137Y2 (ja) | 開口部構造 | |
US6434872B1 (en) | Slide mount | |
CN213175274U (zh) | 门框和门 | |
JP3282947B2 (ja) | 引戸枠の枠材 | |
DE59609399D1 (de) | Glaseckwinkel | |
SE9401503L (sv) | Sats av betongelement | |
JPH10115020A (ja) | 目地ガスケット | |
DE59203748D1 (de) | Magazin für Blattfilme und Entnahmevorrichtung. |