JPH11252569A - 符号量配分装置 - Google Patents
符号量配分装置Info
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Abstract
手法においては、画像シーケンスの総歪み量を導出する
際に、動き補償予測に伴う伝搬歪み量を考慮していなか
った。 【解決手段】 動き補償予測により予測参照フレームの
局部復号化画像中の歪みが符号化対象フレームの予測誤
差信号に伝搬する際の歪み伝搬率を各フレーム符号化タ
イプ毎に算出する歪み伝搬率算出部7と、各フレーム符
号化タイプのフレーム数、予め定められたフレームの符
号量と歪み量の関係および前記動き補償予測による歪み
伝搬率に基づき算出された画像シーケンス歪み量を最小
化する符号化対象フレームの配分符号量を出力する配分
符号量導出部10とを少なくとも具えて構成した。
Description
フレーム符号化タイプ毎の発生符号量を制御するデジタ
ル画像符号化圧縮装置の符号量配分装置に係り、特に符
号化対象とする画像シーケンスの歪み量を最小化する符
号量配分装置に関するものである。
して表示することにより得られるが、これらの連続する
フレームはフレーム間で相関が高く、フレーム間の相関
をとることにより冗長性を削減できる。さらに動き補償
予測を用いることによって、動き部分についても差分を
小さくすることができる。そこで、いわゆるMPEG−
2映像符号化規格ではIピクチャ、Pピクチャ、Bピク
チャという3種類のピクチャタイプを定め、1つのIピ
クチャと複数のP,Bピクチャを図1に示すようにまと
めてGOP(Group of Pictures)とし、GOPを符号化
の単位として、一定の符号量に収まるように、符号量を
制御して動画像の符号化圧縮を行っている。
配分手法は、従来、2つに大別される。1つは、既符号
化画像の発生符号量と量子化スケールの値から予め定め
られた計算式に基づき各フレーム符号化タイプ(ピクチ
ャタイプ)ごとの配分符号量を算出する手法であり、M
PEG−2に準拠したビットストリームを生成するMP
EG−2のTM5(ISO/IEC−JTC1/SC2
9/WG11:“TestModel 5(Draft)”,MPEG9
3/N0400,1993)中に記載されている手法が
よく知られている。
総歪み量を最小化するように各フレーム符号化タイプに
符号量を配分する手法である。ここで、画像シーケンス
は前述したGOPのように、ビットレートを一定に保つ
ために設けられた各フレーム符号化タイプの一定数のフ
レームからなるまとまりであり、画像シーケンスに与え
られた総符号量の枠内で総歪み量に基づき各フレーム符
号化タイプに符号量を配分しようとするものである。
歪み量を最小化するように各フレーム符号化タイプに符
号量を配分する手法、すなわち、上記後者の手法に属す
るものであることから、その既に知られている一般的な
手法の手順を説明する。
メータに個々のフレームの歪み量を見積もる。後述する
説明では符号量と個々のフレームの歪み量の関係を既知
として扱っているが、これは、例えば、符号量と歪み量
の関係を実験的に求めることにより歪み量を見積もって
も差し支えない。
を構成する各フレーム符号化タイプ数とから画像シーケ
ンス総歪み量を推定する。本発明は、この画像シーケン
ス総歪み量の算出手法に関するものである。
するのではなく、最適な符号化効率となるように各フレ
ーム符号化タイプ毎の符号量を決めて符号量制御を行う
ために、ラグランジュ未定係数法を用いて、画像シーケ
ンス総歪み量を最小化するように、各フレーム符号化タ
イプに符号量を配分する。以下、それぞれの従来技術を
説明する。
う特徴を持つ一般的な画像に対して、符号量Rと符号化
歪み log(D/σx 2 )の関係は図5のようになること
が知られている(N.S. Jayant and P. Noll :“Digita
l coding of waveforms ”, Prentice-Hall,198
4)。高ビットレートつまり量子化歪みが小さいときの
符号量Rと量子化歪み量Dの関係は(1)式で表され
る。このとき、符号量Rと log(D/σx 2 )は、図5
のaの領域に示されるように直線関係になる。
す因数 σx 2 :入力信号分散値
域をはずれるに従い、量子化歪み量Dは次第に増加し
(1)式を満たさなくなる。従ってこのような非線型領
域で符号量をパラメータにフレーム歪み量を見積もる場
合には符号量と歪み量の関係を実験的に求めることが必
要である。
る総歪み量を考える。2フレームともに両画像間の相関
に無関係に互いに独立なイントラモード符号化(イント
ラモード符号化とは、フレーム間差分をとらずフレーム
内で完結した符号化であり、シーンチェンジなどフレー
ム間に相関がない場合や誤り伝搬を防ぐためのリフレッ
シュに用いられる符号化である。)を行う場合には、総
歪み量Jは(2)式のように2フレームの歪み量の単純
和で表される。
符号化したときの歪み量
で符号化し、その復号化画像を予測参照フレームとして
他方の画像を動き補償予測して符号化する場合のように
フレーム間の冗長性を利用した符号化を行う場合には、
総歪み量Jは(3)式のように原画像と符号化画像との
平均二乗誤差を用いたそれぞれの歪みの重み和とする報
告がある(K. Ramchandran, A. Ortega,“Bit Allocati
on for Dependent Quantization with Applications to
Multiresolution and MPEG Video Coders”,IEEE Tran
s. on Image Processing, vol. 3, No. 5, pp533−
545,1994)。
重み
してフレーム間相関を用いたそれぞれの歪みの重み和と
する報告もある(甲藤、太田:“MPEG圧縮効率の理
論解析とその符号量制御への応用”、信学技報IE95
−10,DSP95−10,1995)。
測参照フレームの復号化画像中の歪みが符号化対象フレ
ームの予測誤差信号に混入する歪み量を考慮していな
い。予測参照フレームの復号化画像中の歪みを小さくす
ることにより、予測誤差信号に混入する歪みも減り、全
体として符号化効率が高くなるため、歪みの伝搬量を考
える必要がある。
るとき、関数
小出著:“物理数学I”、朝倉書店(1967)にゆず
る。
す各フレーム符号化タイプへの符号量配分は、各フレー
ムに最適な符号量配分を行うことで符号化効率が向上
し、符号化画質が大きく向上するため、符号化画質向上
の重要な要素である。上述したように、従来技術として
も符号化歪み量を最小化する符号量配分手法はあるが、
従来手法では画像シーケンスの総歪み量を導出する際
に、動き補償予測に伴う伝搬歪み量を考慮していない。
歪み量を考慮した画像シーケンスの総歪み量を導出する
ことによって、大きく向上した符号化画質が得られる符
号量配分装置を提供することにある。
に、本発明においては、予測参照フレームとして何を用
いるかによる符号化対象フレームの予測誤差電力の差に
基づいて歪み伝搬率を定義し、これを用いて画像シーケ
ンスの総歪み量を推定することを基本にしている。
化スケールを制御して複数のフレーム符号化タイプで画
像を圧縮符号化する符号化圧縮装置の発生符号量を調節
するための符号量配分装置であって、動き補償予測によ
り予測参照フレームの局部復号化画像中の歪みが符号化
対象フレームの予測誤差信号に伝搬する際の歪み伝搬率
を、予測参照フレームに原画像を用いたときの予測誤差
電力値と予測参照フレームに前記局部復号化画像を用い
たときの予測誤差電力値とに基づき、各フレーム符号化
タイプ毎に算出する歪み伝搬率算出部と、画像シーケン
ス内の各フレーム符号化タイプのフレーム数、フレーム
復号化タイプ毎に予め定められたフレームの符号量と歪
み量の関係および前記動き補償予測による歪み伝搬率に
基づき各フレーム符号化タイプの符号量をパラメータと
して算出された画像シーケンス歪み量を最小化する符号
化対象フレームの配分符号量を出力する配分符号量導出
部とを少なくとも具えたことを特徴とするものである。
伝搬率算出部が、第1乃至第nの互いに異なるフレーム
符号化タイプに対し、歪み伝搬率をFi (i=1,2,
----, n)、予測参照フレームに原画像を用いたときの
予測誤差電力値をXi (i=1,2,----, n),およ
び予測参照フレームに局部復号化画像を用いたときの予
測誤差電力値をYi (i=1,2,----, n)としたと
き
る歪み伝搬率算出部であることを特徴とするものであ
る。
実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。まず、
本発明の着眼等について説明しながら、如何にして本発
明による配分符号量が得られるかを説明する。
フレームからなる画像シーケンス内で、各フレームの発
生符号量を均等にするのではなく、最適な符号化効率と
なるように各フレーム符号化タイプ毎の符号量を決めて
ビットレートが一定になるよう符号量制御を行うことを
前提としている。なお、符号量配分はフレームを符号化
する度に更新されることから、以下ではGOP内の全未
符号化フレームを画像シーケンスとして扱う場合につい
て本発明の基本的な考え方を説明する。
照フレームの復号化画像中の符号化歪みが符号化対象フ
レームの予測符号化の際に混入し、符号化対象フレーム
の予測誤差電力を増大させ、符号化効率を低下させる。
そのため、予測参照フレームの局部復号化画質の影響を
正しく評価することで、符号化対象フレームの予測誤差
電力を小さくし、符号化効率を高めることができる。
ある(2)式の各項に予測に伴う歪み伝搬の影響を考慮
した係数を乗ずることにより歪み量を算出することとし
た。このため、フレーム符号化タイプ毎にまず予測参照
フレームに原画像を用いたときの予測誤差電力値Xと、
予測参照フレームに局部復号化画像を用いたときの予測
誤差電力値Yを求める。次に、XとYから(5)式で定
義される歪み伝搬率Fを求める。
ームとの予測間距離と、順方向予測や双方向予測等の予
測方式により異なるため、ここでは、MPEG−2符号
化を想定しPピクチャへの歪み伝搬率FP とBピクチャ
への歪み伝搬率F B をそれぞれ求める例で説明する。
M=3,N=15のGOP構造と動き補償予測における
予測方向を示す。ここでMはPピクチャの予測フレーム
間隔を、また、NはIピクチャと次のIピクチャ間のフ
レーム間隔である。GOP内の同じフレーム符号化タイ
プのフレームには同量の符号量を配分し同じ符号化歪み
が生じるものと仮定し、I,P,Bピクチャの歪みをそ
れぞれDI ,DP ,D B としたときの伝搬歪み量を表1
に示す。
ームについては予測参照フレームが同じピクチャタイプ
の双方向予測であるため、単純にF・Dにより伝搬歪み
量を求めることができる。しかし、異なるピクチャタイ
プを予測参照フレームとした双方向予測では単純にF・
Dから伝搬歪み量を求めることができない。例えば、図
1の「B1」フレームに着目すると、1フレーム間隔の
順方向予測に用いる「I1」フレームと2フレーム間隔
の後方向予測に用いる「P1」フレームを予測参照フレ
ームに用いている。また、図1の「B9」フレームに着
目すると、2フレーム間隔の後方向予測に用いる「I
2」フレームと1フレーム間隔の順方向予測に用いる
「P4」フレームを予測参照フレームに用いている。そ
こで、このような対称性を利用して、「B1」と「B
9」フレームを併せた伝搬歪み量を、双方向予測で用い
る2枚の予測参照フレームを共にIピクチャとしたとき
の伝搬歪み量および2枚の予測参照フレームを共にPピ
クチャとしたときの伝搬歪み量の和と考えてFB ・DI
+FB ・DP により求めることとした。同様に、図1の
「B2」と「B10」フレームは予測参照フレームが対
称関係にあるので、「B2」と「B10」フレームを併
せた伝搬歪み量を、双方向予測で用いる2枚の予測参照
フレームを共にIピクチャとしたときの伝搬歪み量およ
び2枚の予測参照フレームを共にPピクチャとしたとき
の伝搬歪み量の和と考えた。
GOP内の未符号化ピクチャ総歪み量JはNP ≧1のと
き(6)式で表される。
パラメータとしてフレーム符号化タイプ毎に歪み量を求
めるためには符号量と歪み量の関係が明らかになってい
なければならない。量子化歪みが小さい場合を例にとっ
て説明すると、両者の関係として(1)式の符号量と歪
み量の関係を用いることができる。すなわち、I,P,
Bピクチャにおける(1)式のパラメータκをそれぞれ
κI , κP,κB 、符号量をRI ,RP ,RB とする
と、NP ≧1のとき(1)式を(6)式に代入して、
(7)式を得る。
化で消費できる総符号量をRDCT ,GOP内の未符号化
I,P,Bピクチャの各フレーム数をNI ,NP ,NB
とすると、この総符号量RDCT と各ピクチャタイプへの
配分符号量RI ,RP ,RBとは(8)式の関係があ
る。
もとで(7)式の歪み量を最小化するRI ,RP ,RB
の組を求めると、NI >0,NP >0,NB >0のとき
には(9)式となる。
零のとき、例えばNI =0のときも、同様にラグランジ
ュ未定係数法を用いると、(9′)式となる。
の値をとれないので、(9)式あるいは(9′)式にお
いていずれかの配分符号量が負になった場合、例えばR
P <0の場合、NP =0,RP =0として、各ピクチャ
タイプの配分符号量が非負となるまでラグランジュ未定
係数法を再帰的に行う。以上の導出手法に従って、本発
明による配分符号量を求めることができる。
態を示している。図2において、破線枠にて囲んで示さ
れ、動き誤差信号導出部1、直交変換部2、量子化スケ
ール制御部3および符号化部4を順次の構成要素として
含んでなる部分は動き補償予測を行う一般的な符号化圧
縮装置を示している。この破線枠外に、図示のように、
信号分散計測部5、歪み量見積もり部6、歪み伝搬率算
出部7、GOP内の未符号化フレーム計数部8、総符号
量算出部9および配分符号量導出部10を新たに配置し
て一実施形態としての本発明符号量配分装置を構成す
る。
階として、各フレーム符号化タイプの歪み量を導出する
手順を説明する。図2に示す信号分散計測部5では、フ
レーム符号化タイプ毎に動き予測誤差信号の信号分散を
求める。符号量配分は符号化対象フレームのマクロブロ
ックを符号化する以前に行われるため、信号分散計測部
5で求めた分散は次フレーム以降の符号量配分に用いら
れる。ここで、マクロブロックとはブロック符号化の符
号化単位である画像ブロック(例えば16画素×16画
素)の集合からなる一定の大きさのブロックであって、
同一の量子化スケールを用いるブロックをいう。次段の
歪み量見積もり部6では、信号分散計測部5で計測され
た信号分散から例えば(1)式に従って歪み量を与える
κ・σx 2 を求める。なお、このκ・σx 2を求めるに
あたっては、図5のa領域からはずれた量子化歪みが大
きい領域では実験的に求めた関係から歪み量を見積もる
ことが望ましい。
する手順を説明する。同じく図2に示す歪み伝搬率算出
部7では、動き補償予測符号化を行うPピクチャとBピ
クチャへの歪み伝搬率を算出する。図3は歪み伝搬率算
出部7で行われる歪み伝搬率の導出原理を示している。
図3のブロック11において予測参照フレームに原画像
を用いたときの予測誤差電力値Xを求め、同様にブロッ
ク12において予測参照フレームに局部復号化画像を用
いたときの予測誤差電力値Yを求める。さらに、ブロッ
ク13では、(5)式に従いPピクチャとBピクチャ各
々への歪み伝搬率FP ,FB を求める。
化フレームで消費できる総符号量を導出する手順を説明
する。図2に示すGOP内の未符号化フレーム計数部8
では、GOPを構成する各符号化フレーム数から既に符
号化されたそれぞれの符号化フレーム数を減算すること
により、GOP内の未符号化フレーム数を各フレーム符
号化タイプ毎に計数する。また、総符号量算出部9で
は、ビットレートから逆算したGOP内の全フレームで
消費できる符号量を初期値とし、順次符号化済みフレー
ムの発生符号量を減じることで、GOP内の全未符号化
フレームで消費できる総符号量RDCT を求める。
る。図2に示す配分符号量導出部10では、図4のフロ
ーチャートに従って配分符号量を導出する。まず、ステ
ップS1において、歪み量見積もり部6(図2参照、以
下同)から各フレーム符号化タイプの歪み量と符号量と
の関係を示す関数、例えば(1)式の場合では
た総符号量算出部9からRDCT をそれぞれ導出する。次
に、ステップS2において、GOP内の未符号化フレー
ム計数部8から符号化対象GOP内の未符号化I,P,
Bピクチャの各フレーム数NI,NP,NB を求め、次に、
ステップS3において(9)式または(9′)式に従い
各フレーム符号化タイプへの配分符号量RI,RP,RB を
計算する。最後に、ステップS4において、配分符号量
RI,RP,RB それぞれの正負判定を行い、それらがすべ
て非負(YES)であればそのまま出力し、RI,RP,R
B のいずれかが負(NO)のときは、そのフレーム符号
化タイプの配分符号量と未符号化フレーム数とを共に強
制的に0としてステップS2に戻り、そのフレーム符号
化タイプ以外について再帰的に配分符号量を再計算す
る。
該当するフレーム符号化タイプの配分符号量は、図2中
に破線枠で囲んで示す符号化圧縮装置の量子化スケール
制御部3に送られる。量子化スケール制御部3では配分
符号量を目標値として実際の発生符号量を制御する。配
分符号量の計算過程で強制的に配分符号量を0にしたフ
レーム符号化タイプについては、0を目標に許される範
囲で最も粗い量子化スケールで符号化が行われることに
なる。
み伝搬の影響を考慮した画像シーケンス総符号量の算出
が可能となり、従って、各符号化タイプへの最適な符号
量配分が行われるため、符号化画質を向上させることが
できる。
ピクチャ、Bピクチャにおける予測形態を示している。
る。
率の導出原理を示している。
量導出の手順をフローチャートにて示している。
g(D/σx 2)の関係を示している。
予測誤差電力値X 12 予測参照局部復号化画像と符号化対象P/Bピクチ
ャ画像の予測誤差電力値Y 13 P/Bピクチャへの歪み伝搬率算出
Claims (2)
- 【請求項1】 量子化スケールを制御して複数のフレー
ム符号化タイプで画像を圧縮符号化する符号化圧縮装置
の発生符号量を調節するための符号量配分装置であっ
て、 動き補償予測により予測参照フレームの局部復号化画像
中の歪みが符号化対象フレームの予測誤差信号に伝搬す
る際の歪み伝搬率を、予測参照フレームに原画像を用い
たときの予測誤差電力値と予測参照フレームに前記局部
復号化画像を用いたときの予測誤差電力値とに基づき、
各フレーム符号化タイプ毎に算出する歪み伝搬率算出部
と、 画像シーケンス内の各フレーム符号化タイプのフレーム
数、フレーム符号化タイプ毎に予め定められたフレーム
の符号量と歪み量の関係および前記動き補償予測による
歪み伝搬率に基づき各フレーム符号化タイプの符号量を
パラメータとして算出された画像シーケンス歪み量を最
小化する符号化対象フレームの配分符号量を出力する配
分符号量導出部とを少なくとも具えたことを特徴とする
符号量配分装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の符号量配分装置におい
て、前記歪み伝搬率算出部は、第1乃至第nの互いに異
なるフレーム符号化タイプに対し、歪み伝搬率をFi (
i=1,2,----, n)、予測参照フレームに原画像を
用いたときの予測誤差電力値をXi (i=1,2,---
-, n)、および予測参照フレームに局部復号化画像を
用いたときの予測誤差電力値をYi (i=1,2,---
-, n)としたとき 【数1】 に基づき各フレーム符号化タイプの歪み伝搬率を算出す
る歪み伝搬率算出部であることを特徴とする符号量配分
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5197098A JP3884555B2 (ja) | 1998-03-04 | 1998-03-04 | 符号量配分装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5197098A JP3884555B2 (ja) | 1998-03-04 | 1998-03-04 | 符号量配分装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11252569A true JPH11252569A (ja) | 1999-09-17 |
JP3884555B2 JP3884555B2 (ja) | 2007-02-21 |
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ID=12901739
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP5197098A Expired - Fee Related JP3884555B2 (ja) | 1998-03-04 | 1998-03-04 | 符号量配分装置 |
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JP (1) | JP3884555B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6798362B2 (en) | 2002-10-30 | 2004-09-28 | International Business Machines Corporation | Polynomial-time, sequential, adaptive system and method for lossy data compression |
JP2019092075A (ja) * | 2017-11-15 | 2019-06-13 | キヤノン株式会社 | 画像符号化装置及びその制御方法並びにプログラム |
-
1998
- 1998-03-04 JP JP5197098A patent/JP3884555B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6798362B2 (en) | 2002-10-30 | 2004-09-28 | International Business Machines Corporation | Polynomial-time, sequential, adaptive system and method for lossy data compression |
JP2019092075A (ja) * | 2017-11-15 | 2019-06-13 | キヤノン株式会社 | 画像符号化装置及びその制御方法並びにプログラム |
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