JPH1125231A - メンテナンス装置およびメンテナンス方法 - Google Patents

メンテナンス装置およびメンテナンス方法

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JPH1125231A
JPH1125231A JP9178009A JP17800997A JPH1125231A JP H1125231 A JPH1125231 A JP H1125231A JP 9178009 A JP9178009 A JP 9178009A JP 17800997 A JP17800997 A JP 17800997A JP H1125231 A JPH1125231 A JP H1125231A
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JP
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card
data
pseudo
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JP9178009A
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English (en)
Inventor
Susumu Kusakabe
進 日下部
Masayuki Takada
昌幸 高田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICカードシステムのメンテナンスを容易に
行う。 【解決手段】 擬似カード112は、通常のICカード
として擬似的に機能するもので、擬似カードコントロー
ラ113は、擬似カード112に、コントローラ3をメ
ンテナンスするためのメンテナンス情報(例えば、デー
タを暗号化するための、新たなプログラムや暗号キーな
ど)を書き込む。擬似カード112は、R/W1側から
は、通常のICカードと同様に見えるため、R/W1
は、通常のICカードと同様にして、擬似カード112
と通信を行うことができる。これにより、R/W1は、
擬似カード112からメンテナンス情報を読み出し、コ
ントローラ3に送信する。コントローラ3は、メンテナ
ンス情報を受信すると、そのメンテナンス情報にしたが
って、自身が記憶しているプログラムやデータを書き換
えるメンテナンス処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メンテナンス装置
およびメンテナンス方法に関し、特に、IC(Integrat
ed Curcuit)カードを対象に情報処理を行うICカード
システムなどに用いて好適なメンテナンス装置およびメ
ンテナンス方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子マネーシステムやセキュリティシス
テムでの利用が期待されているICカード(スマートカ
ード)が開発されている。
【0003】ICカードは、各種処理を行うCPUや、
処理に必要なデータなどを記憶するメモリを内蔵し、I
Cカードと通信を行うリーダ/ライタ(R/W)に接触
させた状態で、データの送受信が行われる。また、IC
カードの中には、バッテリを内蔵しているものもある
が、バッテリを内蔵していないバッテリレス型のものも
あり、このようなバッテリレス型のICカードについて
は、R/Wから電力が供給される。さらに、ICカード
には、電磁波を利用して、非接触でR/Wとの間でデー
タの送受信を行うとともに、その電磁波により必要な電
力を取得するようなものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、R/Wは、
所定のコントローラの制御にしたがって、ICカードと
通信し、そこからデータを読み出したり、また、データ
の書き込みを行う。コントローラでは、例えば、ICカ
ードが電子マネーとして利用される場合には、偽造した
カードが使用されることなどの防止のために、ICカー
ドとやりとりするデータを暗号化することが行われる。
【0005】データの暗号化は、例えば、所定の暗号化
アルゴリズムにしたがい、所定の暗号キーを用いて行わ
れるが、これらの暗号化アルゴリズムや暗号キーを固定
にしておくと、暗号化したデータが解読され、悪用され
るおそれがある。
【0006】そこで、一般には、暗号化アルゴリズムや
暗号キーを変更するコントローラのメンテナンスが、定
期的または不定期に行われる。
【0007】従来においては、コントローラのメンテナ
ンス(なお、ここでいうメンテナンスは、コントローラ
の処理内容を変更するメンテナンスを意味し、コントロ
ーラが正常に動作するかどうかを確認するメンテナンス
を意味しない)は、コントローラが記憶している、暗号
化アルゴリズムに対応するプログラムや暗号キーを、そ
のコントローラと直接通信することにより新たなものに
書き換えたり、あるいは、それらが記憶されているRO
Mを新たなものに交換することによって行われていた。
【0008】従って、コントローラのメンテナンスにあ
たっては、コントローラが記憶している情報を書き換え
る装置をコントローラに、物理的に、直接接続したり、
また、コントローラの筐体を開ける必要があり、面倒で
あった。
【0009】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、ICカードシステムのメンテナンスを容
易に行うことができるようにするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のメンテ
ナンス装置は、ICカードとして擬似的に機能する擬似
カード手段と、擬似カード手段に、制御手段をメンテナ
ンスするためのメンテナンス情報を書き込む書き込み手
段とを備えることを特徴とする。
【0011】請求項2に記載のメンテナンス方法は、読
み書き手段と通信することにより、制御手段をメンテナ
ンスするためのメンテナンス情報を、制御手段に送信す
ることを特徴とする。
【0012】請求項1に記載のメンテナンス装置におい
ては、擬似カード手段は、ICカードとして擬似的に機
能し、書き込み手段は、擬似カード手段に、制御手段を
メンテナンスするためのメンテナンス情報を書き込むよ
うになされている。
【0013】請求項2に記載のメンテナンス方法におい
ては、読み書き手段と通信することにより、制御手段を
メンテナンスするためのメンテナンス情報を、制御手段
に送信するようになされている。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用される非接
触カードシステムの構成例を示している。
【0015】この非接触カードシステムは、R/W1
(読み書き手段),ICカード2、およびコントローラ
3(制御手段)で構成され、R/W1とICカード2と
の間では、電磁波を利用して非接触で通信が行われるこ
とにより、データの送受信が行われるようになされてい
る。
【0016】即ち、R/W1が、所定のコマンドを電磁
波でICカード2に送信し、ICカード2は、そのコマ
ンドを受信し、そのコマンドに対応する処理を行う。そ
して、ICカード2は、その処理結果に対応する応答デ
ータを電磁波でR/W1に送信する。
【0017】R/W1は、所定のインタフェース(例え
ば、RS−485Aの規格などに準拠したもの)を介し
てコントローラ3に接続されており、コントローラ3
は、R/W1に対して所定の制御信号を供給すること
で、所定の処理を行わせる。
【0018】図2は、図1のR/W1の構成例を示して
いる。
【0019】IC21においては、データの処理を行う
DPU(Data Processing Unit)31、ICカード2に
送信するデータおよびICカード2から受信したデータ
の処理を行うSPU(Signal Processing Unit)32、
コントローラ3との通信を行うSCC(Serial Communi
cation Controller)33、および、データの処理に必
要な情報を予め記憶しているROM(Read Only Memor
y)41と、処理途中のデータを一時的に記憶するRA
M(Random Access Memory)42とで構成されるメモリ
部34が、バスを介して接続されている。
【0020】また、このバスには、所定のデータを記憶
するフラッシュメモリ22も接続されている。
【0021】DPU31は、ICカード2に送信するコ
マンドをSPU32に出力するとともに、ICカード2
から受信した応答データをSPU32から受け取るよう
になされている。
【0022】SPU32は、ICカード2に送信するコ
マンドに対して所定の処理(例えば、BPSK(BiPhas
e Shift Keying)変調(ワンチェスタコードへのコーデ
ィング)など)を行った後、変調回路23に出力すると
ともに、ICカード2により送信されてきた応答データ
を復調回路25から受け取り、そのデータに対して所定
の処理を行うようになされている。
【0023】変調回路23は、発振器26より供給され
た所定の周波数(例えば13.56MHz)の搬送波
を、SPU32より供給されたデータで、ASK(Ampl
itudeShift Keying)変調し、生成された変調波をアン
テナ27を介して、電磁波としてICカード2に出力す
るようになされている。このとき、変調回路23は、例
えば、変調度を1未満にして、ASK変調を行う。即
ち、データがローレベルのときにおいても、変調波の最
大振幅がゼロにならないようにする。
【0024】復調回路25は、アンテナ27を介して受
信した変調波(ASK変調波)を復調し、復調されたデ
ータをSPU32に出力するようになされている。
【0025】図3は、図1のICカード2の構成例を示
している。このICカード2においては、IC51は、
アンテナ53を介して、R/W1により送信された変調
波を受信するようになされている。なお、コンデンサ5
2は、アンテナ53とともにLC回路を構成し、所定の
周波数(キャリア周波数)の電磁波に同調(共振)する
ようになされている。
【0026】IC51においては、RFインタフェース
部61は、ASK復調部81で、アンテナ53を介して
受信した変調波(ASK変調波)を検波して復調し、復
調後のデータをBPSK復調回路62およびPLL(Ph
ase Locked Loop)部63に出力するとともに、電圧レ
ギュレータ82で、ASK復調部81が検波した信号を
安定化し、各回路に直流電力として供給するようになさ
れている。
【0027】また、RFインタフェース部61は、発振
回路83でデータのクロック周波数と同一の周波数の信
号を発振し、その信号をPLL部63に出力するように
なされている。
【0028】そして、RFインタフェース部61のAS
K変調部81は、演算部64より供給されたデータに対
応して、ICカード2の電源としてのアンテナ53の負
荷を変動させる(例えば、データに対応して所定のスイ
ッチング素子をオン/オフさせ、スイッチング素子がオ
ン状態であるときだけ所定の負荷をアンテナ53に並列
に接続させる)ことにより、アンテナ53を介して受信
している変調波をASK変調し(ICカード2からデー
タを送信するときは(ICカード2にデータを送信させ
るときは)、R/W1は、例えば、その出力する変調波
の最大振幅を一定にしており、この変調波が、アンテナ
53の負荷の変動により、ASK変調される)、その変
調成分を、アンテナ53を介してR/W1に送信する
(R/W1のアンテナ27の端子電圧を変動させる)よ
うになされている。
【0029】PLL部63は、発振回路83の出力と、
ASK復調部81より供給されるデータとの位相比較を
行うことで、そのデータに同期したクロック信号を生成
し、そのクロック信号をBPSK復調回路62およびB
PSK変調回路68に出力するようになされている。
【0030】BPSK復調回路62は、ASK復調部8
1で復調されたデータが、BPSK変調されている場
合、PLL部63より供給されたクロック信号に従っ
て、そのデータの復調(ワンチェスタコードのデコー
ド)を行い、復調したデータを演算部64に出力するよ
うになされている。
【0031】演算部64は、BPSK復調回路62より
供給されたデータが暗号化されている場合、そのデータ
を暗号/復号部92で復号化した後、そのデータを、シ
ーケンサ91で処理するようになされている。なお、デ
ータが暗号化されていない場合、BPSK復調回路62
より供給されたデータは、暗号/復号部92を介さず、
シーケンサ91に、直接供給される。
【0032】シーケンサ91は、そこに供給されるコマ
ンドとしてのデータに対応する処理を行うようになされ
ている。即ち、例えば、シーケンサ91は、EEPRO
M66に対するデータの書き込みや読み出しなどを行
う。
【0033】演算部64のパリティ演算部93は、EE
PROM66に記憶されるデータや、EEPROM66
に記憶されているデータから、パリティとして、リード
ソロモン符号を算出するようになされている。
【0034】さらに、演算部64は、シーケンサ91で
所定の処理を行った後、その処理に対応する応答データ
(R/W1に送信するデータ)をBPSK変調回路68
に出力するようになされている。
【0035】BPSK変調回路68は、演算部64より
供給されたデータをBPSK変調し、変調後のデータを
RFインタフェース部61のASK変調部84に出力す
るようになされている。
【0036】ROM65は、シーケンサ91が行うべき
処理プログラムその他の必要なデータを記憶している。
RAM67は、シーケンサ91が処理を行うとき、処理
の途中のデータなどを、一時的に記憶するようになされ
ている。
【0037】EEPROM(Electrically Erasable an
d Programmable ROM)66は、不揮発性のメモリであ
り、ICカード2がR/W1との通信を終了し、電力供
給が停止した後も、データを記憶し続けるようになされ
ている。
【0038】次に、図4は、図1のコントローラ3の構
成例を示している。
【0039】コントローラ3は、同図に示すように、C
PU101,SCC102、フラッシュメモリ103、
メモリ部104、および補助記憶装置107で構成さ
れ、各ブロックは、バスを介して相互に接続されてい
る。
【0040】CPU(Central Processing Unit)10
1は、補助記憶装置107に記憶されているプログラム
やデータにしたがって、所定の処理を行うようになされ
ている。SCC102は、R/W1のSCC33(図
2)との間で通信を行うようになされている。フラッシ
ュメモリ103は、装置の電源がオフにされた後でも記
憶しておく必要のあるデータなどを記憶するようになさ
れている。メモリ部104は、RAM105およびRO
M106を有し、CPU101の処理上必要なデータを
記憶するようになされている。補助記憶装置107は、
例えば、ハードディスクや光磁気ディスクなどでなり、
CPU101が行う処理に対応したプログラムや、その
処理に必要なデータ(例えば、データの暗号化を行うた
めのプログラムや、その暗号化に用いる暗号キーなど)
などを記憶している。また、補助記憶装置107は、C
PU101の処理上必要なデータを記憶するようにもな
されている。
【0041】次に、図1に示すように構成される非接触
カードシステムの動作について、図5を参照して説明す
る。
【0042】コントローラ3のCPU101は、SCC
102を介し、R/W1に対してポーリングをかけるよ
うに指示する制御信号を出力し、これに対応して、R/
W1では、ポーリングがかけられる。即ち、R/W1
は、例えば、所定の短いパターンのデータでASK変調
した電磁波をアンテナ27から放射して、ICカード2
への呼びかけ(ポーリング)を、ICカード2からの応
答が得られるまで、図5において点線の矢印で示すよう
に繰り返す。
【0043】ICカード2がR/W1に近接すると、そ
のアンテナ53およびコンデンサ52で構成されるLC
回路において、R/W1のアンテナ27が放射した電磁
波の一部が電気信号に変換され、その電気信号(変調
波)が、IC51のRFインタフェース61に出力され
る。そして、RFインタフェース61のASK復調部8
1は、その変調波を整流平滑化することで、包絡線検波
を行い、これにより生成される信号を電圧レギュレータ
82に供給するとともに、その信号の直流成分を抑制し
てデータ信号を抽出し、そのデータ信号をBPSK復調
回路62およびPLL部63に出力する。
【0044】電圧レギュレータ82は、ASK復調部8
1により整流平滑化された信号を受信すると、その信号
を安定化し、直流電力として、演算部64を始めとする
各回路に供給する。また、PLL部63は、ASK復調
部81より供給されるデータに同期したクロック信号を
生成し、そのクロック信号をBPSK復調回路62およ
びBPSK変調回路68に出力する
【0045】BPSK復調回路62は、ASK復調部8
1からデータ信号(BPSK変調信号)を受信すると、
そのデータ信号を、PLL部63より供給されるクロッ
ク信号に従って復調し、復調したデータを演算部64に
出力する。
【0046】演算部64は、BPSK復調回路62より
供給されたデータが暗号化されている場合は、暗号/復
号部92で復号化した後、そのデータをシーケンサ91
に供給して処理する。なお、この期間、即ち、ICカー
ド2にデータを送信後、それに対する返答を受信するま
での間、R/W1は、値が1のデータを送信したまま待
機している。従って、この期間においては、ICカード
2は、最大振幅が一定である変調波を受信している。
【0047】シーケンサ91は、処理が終了すると、そ
の処理結果などについてのデータ(R/W1に送信する
データ)を、BPSK変調回路68に出力する。即ち、
いまの場合、シーケンサ91では、受信したデータが、
呼びかけのためのものであることが認識される。この場
合、シーケンサ91は、自身のカードIDを、BPSK
変調回路68に出力する。即ち、例えば、ROM65に
は、ICカード2を識別するためのユニークなカードI
Dが記憶されており、シーケンサ91は、このカードI
DをROM65から読み出し、BPSK変調回路68に
供給する。
【0048】BPSK変調回路68は、R/W1のSP
U32と同様に、シーケンサ91からのデータ(ここで
は、上述したように、カードID)をBPSK変調(ワ
ンチェスタコードにコーディング)した後、RFインタ
フェース部61のASK変調部84に出力する。
【0049】そして、ASK変調部84は、アンテナ5
3の両端に接続される負荷を、スイッチング素子を利用
し、BPSK変調回路68からのデータに応じて変動さ
せることにより、受信している変調波(ICカード2に
よるデータの送信時においては、上述したように、R/
W1が出力する変調波の最大振幅は一定になっている)
を、送信するデータに応じてASK変調し、これにより
R/W1のアンテナ27の端子電圧を変動させて、その
データをR/W1に送信する。即ち、この場合、カード
IDが、ポーリングに対するレスポンスとして、R/W
1に送信される。
【0050】一方、R/W1では、変調回路23が、I
Cカード2からのデータの受信時においては、値が1
(ハイレベル)のデータの送信を継続している。そし
て、復調回路25において、ICカード2のアンテナ5
3と電磁気的に結合しているアンテナ27の端子電圧の
微小な変動(例えば、数十マイクロボルト)から、IC
カード2により送信されてきたデータが検出される。
【0051】さらに、復調回路25では、検出した信号
(ASK変調波)が高利得の増幅器で増幅されて復調さ
れ、その結果得られるディジタルデータがSPU32に
出力される。SPU32は、そのデータ(BPSK変調
信号)を復調し、DPU31に出力する。DPU31
は、SPU32からのデータを処理する。即ち、この場
合、SPU32から供給されるデータは、ICカード2
のカードIDであり、DPU31は、このカードID
を、ポーリングに対するレスポンスとして、SCC33
を介して、コントローラ3に送信する。
【0052】コントローラ3では、CPU101におい
て、ICカード2のカードIDが、SCC102を介し
て受信され、そのカードIDが、通常使用することので
きるICカードのものである場合には、R/W1とIC
カード2との間で相互に認証(相互認証)を行うように
指示する制御信号が、R/W1に送信される。
【0053】この場合、R/W1は、ICカード2が、
自身にとって使用可能かどうかを認証するためのコマン
ドをICカード2に送信し、そのコマンドに対応して、
ICカード2から送信されてくるレスポンスを受信す
る。R/W1は、ICカード2からのレスポンスに基づ
いて、ICカード2が、自身にとって使用可能かどうか
を認証する。
【0054】ICカード2が使用可能であると認証され
た場合、R/W1は、自身が、ICカード2にとって使
用可能かどうかを認証させるコマンドを、ICカード2
に送信し、そのコマンドに対応して、ICカード2から
送信されてくるレスポンスを受信する。R/W1は、I
Cカード2からのレスポンスに基づいて、自身が、IC
カード2にとって使用可能かどうかを認証する。
【0055】R/W1とICカード2との間で相互に認
証が行われると、その認証結果が、相互認証に対するレ
スポンスとして、R/W1からコントローラ3に送信さ
れる。
【0056】コントローラ3は、相互認証に対するレス
ポンスが、R/W1とICカード2とが相互に使用可能
なことを意味している場合、必要なデータを送受信する
ように、R/W1を制御する。
【0057】即ち、コントローラ3は、ICカード2か
らデータを読み出す場合、リード要求(Read要求)をR
/W1に送信する。この場合、R/W1は、リード要求
に対応するコマンドを、ICカード2に送信する。
【0058】即ち、R/W1では、SPU32におい
て、コントローラ3からのリード要求に対応するコマン
ドにしたがって、所定の周波数(例えば、データのクロ
ック周波数の2倍の周波数)の矩形波としての搬送波が
BPSK変調が行われ、その結果得られる変調波(BP
SK変調信号)(ワンチェスタコード)が変調回路23
に出力される。
【0059】なお、BPSK変調時においては、差動変
換を利用して、変調波の位相の変化に、データを対応さ
せることができ、このようにした場合、BPSK変調信
号が反転しても、元のデータに復調されるので、復調す
るとき変調波の極性を配慮する必要が無くなる。
【0060】変調回路23は、入力されたBPSK変調
信号で、所定の搬送波を1未満(例えば0.1)の変調
度(=データ信号の最大振幅/搬送波の最大振幅)でA
SK変調し、生成された変調波(ASK変調波)を、ア
ンテナ27を介してICカード2に送信する。
【0061】なお、送信を行わないとき、変調回路23
は、ディジタル信号の2つのレベル(ハイレベルとロー
レベル)のうちの、例えばハイレベルで変調波を生成す
るようになされている。
【0062】ICカード2では、アンテナ53およびコ
ンデンサ52で構成されるLC回路において、R/W1
のアンテナ27が放射した電磁波の一部が電気信号に変
換され、その電気信号(変調波)が、IC51のRFイ
ンタフェース61に出力される。そして、RFインタフ
ェース61のASK復調部81は、上述したように、受
信した変調波を整流平滑化することで、包絡線検波を行
い、これにより生成される信号を電圧レギュレータ82
に供給するとともに、その信号の直流成分を抑制してデ
ータ信号を抽出し、そのデータ信号をBPSK復調回路
62およびPLL部63に出力する。
【0063】BPSK復調回路62は、ASK復調部8
1からデータ信号(BPSK変調信号)を受信すると、
そのデータ信号を、PLL部63より供給されるクロッ
ク信号に従って復調し、復調したデータを演算部64に
出力する。
【0064】演算部64においては、受信したデータが
処理される。即ち、いまの場合、受信したデータは、リ
ード要求であるから、そのリード要求に対応するデータ
が、EEPROM66から読み出され、BPSK変調回
路68に出力される。BPSK変調回路68は、演算部
64からのデータをBPSK変調(ワンチェスタコード
にコーディング)した後、RFインタフェース部61の
ASK変調部84に出力する。
【0065】そして、ASK変調部84において、アン
テナ53の両端に接続される負荷が、BPSK変調回路
68からのデータに応じて変動されることにより、上述
のカードIDにおける場合と同様にして、EEPROM
66から読み出されたデータが、リード要求に対するレ
スポンスとして、R/W1に送信される。
【0066】R/W1は、ICカード2から送信されて
くるレスポンスとしてのデータ(リード要求に対応する
データ)を受信すると、そのデータを、リード要求に対
するレスポンスとして、コントローラ3に送信する。
【0067】一方、コントローラ3は、ICカード2に
データを書き込む場合、ライト要求(Write要求)とと
もに、必要に応じて暗号化されたデータを、R/W1に
送信する。ここで、データの暗号化を行う場合、その暗
号化は、例えば、補助記憶装置107に記憶されている
プログラムにしたがい、同じく補助記憶装置107に記
憶されている暗号キーを用いて、CPU101において
行われる。
【0068】R/W1は、ライト要求とともにデータを
受信すると、それらを、上述した場合と同様にして、I
Cカード2に送信する。ICカード2では、シーケンサ
91において、ライト要求が認識され、それとともに送
信されてきたデータが、EEPROM66に書き込まれ
る。その後、シーケンサ91は、データの書き込みが正
常に行われたかどうかを示すレスポンスを、上述した場
合と同様にして、R/W1に送信し、R/W1は、その
レスポンスを、コントローラ3に送信する。
【0069】以下、同様にして、ICカード2に対する
データの読み書きが必要なだけ行われる。
【0070】次に、図6は、コントローラ3をメンテナ
ンスするメンテナンス装置の一実施の形態の構成例を示
している。
【0071】メンテナンス装置111は、擬似カード1
12(擬似カード手段)と擬似カードコントローラ11
3(書き込み手段)で構成され、これらは、所定のイン
タフェース(例えば、RS−232Cの規格などに準拠
したもの)を介して、相互に接続されている。
【0072】擬似カード112は、ICカード2として
擬似的に機能するもので、擬似カードコントローラ11
3は、擬似カード112に、コントローラ3をメンテナ
ンスするためのメンテナンス情報(例えば、データを暗
号化するための、新たなプログラム(バージョンアップ
されたプログラム)や暗号キーなど)を書き込むように
なされている。
【0073】以上のように構成されるメンテナンス装置
111では、擬似カードコントローラ113によって、
擬似カード112にメンテナンス情報が書き込まれる。
この擬似カード112は、上述したように、ICカード
2として擬似的に機能するもので、R/W1側からは、
ICカード2と同様に見えるため、R/W1は、ICカ
ード2における場合と同様にして、擬似カード112と
通信を行うことができる。これにより、R/W1は、擬
似カード112からメンテナンス情報を読み出し、コン
トローラ3に送信する。コントローラ3は、メンテナン
ス情報を受信すると、そのメンテナンス情報にしたがっ
て、自身が記憶しているプログラムやデータを書き換え
るメンテナンス処理を行う。
【0074】従って、この場合、擬似カード112を、
R/W1に近づけるだけで、メンテナンス情報が、コン
トローラ3に送信されるので、従来のように、コントロ
ーラ3との接続を行ったり、また、その筐体を開けるよ
うな作業を行うことなく、容易にコントローラ3のメン
テナンスを行うことができる。
【0075】次に、図7は、図6の擬似カード112の
構成例を示している。
【0076】この実施の形態においては、擬似カード1
12は、図2に示したR/W1を構成するIC21、フ
ラッシュメモリ22、変調回路23、復調回路25、発
振器26、またはアンテナ27とそれぞれ対応するIC
121、フラッシュメモリ122、変調回路123、復
調回路125、発振器126、またはアンテナ127か
ら構成されている。なお、IC121を構成するSCC
133は、例えば、RS−232Cの規格などに準拠し
た方式で、コントローラ3ではなく、擬似カードコント
ローラ113と通信を行うようになされている。
【0077】図2に示したR/W1は、ICカード2と
同一の変調信号、即ち、データをワンチェスタコードに
変換し(BPSK変調し)、さらにASK変調して得ら
れる変調信号をやりとりして通信を行うという双方向対
称性を有するため、R/W1と同様に構成されるものと
も通信を行うことができる。従って、R/W1と同様に
構成される擬似カード112は、ICカード2と同様
に、R/W1と通信を行うことができる。
【0078】なお、擬似カード112は、ICカード2
として擬似的に機能し、かつ擬似カードコントローラ1
13と通信することができるものであれば良く、R/W
1と同様に構成する必要は必ずしもない。
【0079】以上のように構成される擬似カード112
とR/W1との間では、次のようにして通信が行われ
る。
【0080】即ち、R/W1から擬似カード112にデ
ータを送信する場合、R/W1においては、ICカード
2にデータを送信する場合と同様にして、電磁波(変調
信号)が放射される。この電磁波により、擬似カード1
12のアンテナ(ループコイル)127には、変調信号
に対応する誘導電流が流れ、これが復調回路125にお
いて復調される。一方、擬似カード112からR/W1
にデータを送信する場合には、擬似カード112におい
て、R/W1がデータを送信する場合と同様にして、電
磁波(変調信号)がアンテナ127から放射される。こ
の電磁波により、R/W1のアンテナ(ループコイル)
27には、変調信号に対応する誘導電流が流れ、これが
復調回路25において復調される。
【0081】なお、R/W1または擬似カード112か
らデータを送信する場合においては、擬似カード112
の変調回路123またはR/W1の変調回路23からの
変調信号の送出をそれぞれ停止させておいた方が好まし
いが、送出させたままであっても、特に大きな問題はな
い。
【0082】次に、図8は、図6の擬似カードコントロ
ーラ113の構成例を示している。
【0083】擬似カードコントローラ113は、同図に
示すように、CPU151乃至補助記憶装置157を有
し、CPU101乃至補助記憶装置107を有するコン
トローラ3(図4)と基本的に同様に構成されている。
なお、SCC152は、擬似カード112のSCC13
3との間で通信を行うようになされている。また、補助
記憶装置157には、コントローラ3をメンテナンスす
るためのメンテナンス情報、およびそのメンテナンスの
処理をCPU151に行わせるためのプログラムなどが
記憶されている。
【0084】次に、図9を参照して、図6のメンテナン
ス装置111が行うメンテナンス処理について説明す
る。
【0085】まず最初に、擬似カードコントローラ11
3は、擬似カード112にポーリングをかけ、擬似カー
ド112は、そのポーリングに対するレスポンスとし
て、自身のカードIDを擬似カードコントローラ113
に送信する。即ち、擬似カード112においては、メモ
リ部141を構成するROM141に、自身がメンテナ
ンス用のICカード(擬似カード)であることを示すカ
ードIDが記憶されており、DPU131は、このカー
ドIDをROM141から読み出し、SCC133を介
して、擬似カードコントローラ113に送信する。
【0086】擬似カードコントローラ113において
は、擬似カード112からのカードIDが、SCC15
2を介して、CPU151で受信される。そして、その
カードIDが擬似カード112のものである場合には、
擬似カードコントローラ113は、擬似カード112
が、自身にとって使用可能かどうかを認証するためのコ
マンドを擬似カード112に送信し、そのコマンドに対
応して、擬似カード112から送信されてくるレスポン
スを受信する。擬似カードコントローラ113は、擬似
カード112からのレスポンスに基づいて、擬似カード
112が、自身にとって使用可能かどうかを認証する。
【0087】そして、その認証の結果、擬似カード11
2が使用可能である場合には、擬似カードコントローラ
113において、補助記憶装置157に記憶されたメン
テナンス情報が読み出され、ライト(Write)要求とと
もに、SCC152を介して、擬似カード112に送信
される。擬似カード112では、DPU131におい
て、擬似カードコントローラ113からのライト要求お
よびメンテナンス情報が、SCC133を介して受信さ
れ、そのライト要求にしたがって、メンテナンス情報
が、メモリ部154を構成するRAM142に書き込ま
れる。
【0088】ここで、擬似カード112においては、R
AM142の一部の記憶領域(メモリ領域)が、例え
ば、図10に示すように、擬似カードコントローラ11
3とR/W1との間で共有して使用される共有メモリエ
リアとして確保されており、擬似カードコントローラ1
13からのメンテナンス情報は、この共有メモリエリア
に書き込まれる。なお、図10の実施の形態では、16
バイトを1ブロックとして、8ブロックが共有メモリエ
リアとされている。
【0089】DPU131は、RAM142へのメンテ
ナンス情報の書き込みが終了すると、その旨のレスポン
スを、擬似カードコントローラ113に送信する。擬似
カードコントローラ113のCPU151は、ライト要
求に対するレスポンスを受信すると、その後、ライト要
求を受信したらレスポンスを返すように指示するウエイ
トライトコマンド(Wait Write Command)を、擬似カー
ド112に送信する。
【0090】一方、R/W1は、図5で説明した場合と
同様に、コントローラ3からの制御信号にしたがってポ
ーリングをかけている。そして、擬似カード112がR
/W1に近接すると、そのポーリングの信号(ポーリン
グ信号)が、擬似カード112において、アンテナ12
7、復調回路125、およびSPU132を介して、D
PU131で受信される。
【0091】DPU131は、ポーリング信号を受信す
ると、ROM141に記憶されているカードIDを読み
出し、SPU132、変調回路123、およびアンテナ
127を介して、R/W1に、ポーリング信号に対する
レスポンスとして送信する。
【0092】R/W1では、擬似カード112からのカ
ードIDが、アンテナ27、復調回路25、およびSP
U32を介して、DPU31で受信され、ポーリングに
対するレスポンスとして、SCC33を介して、コント
ローラ3に送信される。
【0093】コントローラ3では、CPU101におい
て、擬似カード112のカードIDが、SCC102を
介して受信され、そのカードIDを参照することによ
り、R/W1に近接しているカードが、メンテナンスの
ための擬似カード112であることが認識される。そし
て、この場合においても、CPU101は、R/W1と
擬似カード112との間で相互に認証(相互認証)を行
うように指示する制御信号を、R/W1に送信する。
【0094】これに対応して、R/W1と擬似カード1
12との間では、図5で説明したR/W1とICカード
2との間における場合と同様にして相互認証が行われ、
その相互認証結果がレスポンスとして、R/W1からコ
ントローラ3に送信される。
【0095】コントローラ3は、相互認証に対するレス
ポンスが、R/W1と擬似カード112とが相互に使用
可能なことを意味している場合、メンテナンス情報を読
み出すように、R/W1を制御する。
【0096】即ち、コントローラ3は、メンテナンス情
報を読み出すリード要求をR/W1に送信する。この場
合、R/W1は、リード要求に対応するコマンドを、擬
似カード112に送信する。
【0097】擬似カード112は、リード要求を受信す
ると、RAM142の共有メモリエリア(図10)に記
憶されているメンテナンス情報を読み出し、それをレス
ポンスとして、R/W1に送信する。R/W1は、IC
カード2から送信されてくるメンテナンス情報を受信
し、リード要求に対するレスポンスとして、コントロー
ラ3に送信する。
【0098】コントローラ3では、メンテナンス情報に
基づいて、補助記憶装置157に記憶されているプログ
ラムや暗号キーの書き換え、その他の必要なメンテナン
スが行われ、そのメンテナンス結果とともに、そのメン
テナンス結果を書き込むことを要求するライト要求が、
R/W1に送信される。
【0099】R/W1は、ライト要求とともにメンテナ
ンス結果を受信すると、それらを、擬似カード112に
送信し、擬似カード112では、R/W1からのメンテ
ナンス結果が、RAM142の共有メモリエリアに書き
込まれる。すると、擬似カード112は、メンテナンス
結果の書き込みが正常に行われたかどうかを示すレスポ
ンスを、R/W1に送信し、R/W1は、そのレスポン
スを、コントローラ3に送信する。
【0100】また、この場合、擬似カード112は、ラ
イト要求を受信したので、先に、擬似カードコントロー
ラ113から受信していたウエイトライトコマンドに対
するレスポンスとして、ライト要求を受信した旨を、擬
似カードコントローラ113に送信する。擬似カードコ
ントローラ113は、ウエイトライトコマンドに対する
レスポンスを受信すると、メンテナンス結果を得るため
に、リード要求を、擬似カード112に送信する。擬似
カード112は、擬似カードコントローラ113からリ
ード要求を受信すると、RAM142の共有メモリエリ
アに書き込まれたメンテナンス結果を読み出し、リード
要求に対するレスポンスとして、擬似カードコントロー
ラ113に送信する。
【0101】擬似カードコントローラ113では、メン
テナンス結果が、メンテナンスが正常に行われたことを
示していない場合や、さらに、書き込むべきメンテナン
ス情報がある場合には、以下、同様の処理が繰り返され
る。
【0102】以上、本発明をICカードを利用した非接
触カードシステムに適用した場合について説明したが、
本発明は、ICカード以外の、例えば磁気カードを利用
したシステムや、また、接触型のカードシステムにも適
用可能である。
【0103】
【発明の効果】請求項1に記載のメンテナンス装置によ
れば、ICカードとして擬似的に機能する擬似カード手
段に、制御手段をメンテナンスするためのメンテナンス
情報が書き込まれる。従って、制御手段のメンテナンス
を、容易に行うことが可能となる。
【0104】請求項2に記載のメンテナンス方法によれ
ば、読み書き手段と通信することにより、制御手段をメ
ンテナンスするためのメンテナンス情報が、制御手段に
送信される。従って、制御手段のメンテナンスを、容易
に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される非接触カードシステムの構
成例を示すブロック図である。
【図2】図1のリーダ/ライタ1の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図3】図1のICカード2の構成例を示すブロック図
である。
【図4】図1のコントローラ3の構成例を示すブロック
図である。
【図5】図1の実施の形態の動作を説明するための図で
ある。
【図6】本発明を適用したメンテナンス装置の一実施の
形態の構成例を示すブロック図である。
【図7】図6の擬似カード112の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図8】図6の擬似カードコントローラ113の構成例
を示すブロック図である。
【図9】図6の実施の形態の動作を説明するための図で
ある。
【図10】メンテナンス情報が記憶される、擬似カード
112の共有メモリエリアを示す図である。
【符号の説明】
1 リーダ/ライタ(読み書き手段), 2 ICカー
ド, 3 コントローラ(制御手段), 21 IC,
22 フラッシュメモリ, 23 変調回路, 25
復調回路, 26 発振器, 27 アンテナ, 3
1 DPU,32 SPU, 33 SCC, 34
メモリ部, 41 RAM, 42ROM, 51 I
C, 52 コンデンサ, 53 アンテナ, 61
RFインタフェース部, 62 BPSK復調回路,
63 PLL部, 64 演算部, 65 ROM,
66 EEPROM, 67 RAM, 68 BPS
K変調回路, 81 ASK復調部, 82 電圧レギ
ュレータ, 83 発振回路, 84 ASK変調部,
91 シーケンサ, 92 暗号/復号部,93 パ
リティ演算部, 101 CPU, 102 SCC,
103 フラッシュメモリ, 104 メモリ部,
105 RAM, 106 ROM,107 補助記憶
装置, 111 メンテナンス装置, 112 擬似カ
ード(擬似カード手段), 113 擬似カードコント
ローラ(書き込み手段),121 IC, 122 フ
ラッシュメモリ, 123 変調回路, 125復調回
路, 126 発振器, 127 アンテナ, 131
DPU, 132 SPU, 133 SCC, 1
34 メモリ部, 141 RAM, 142 RO
M, 151 CPU, 152 SCC, 153
フラッシュメモリ, 154 メモリ部, 155 R
AM, 156 ROM, 157補助記憶装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IC(Integrated Curcuit)カードと通
    信を行うことにより、データの読み書きを行う読み書き
    手段と、 前記読み書き手段を制御する制御手段とを有する、前記
    ICカードを対象とした情報処理を行う情報処理装置に
    ついてのメンテナンスを行うメンテナンス装置であっ
    て、 前記ICカードとして擬似的に機能する擬似カード手段
    と、 前記擬似カード手段に、前記制御手段をメンテナンスす
    るためのメンテナンス情報を書き込む書き込み手段とを
    備えることを特徴とするメンテナンス装置。
  2. 【請求項2】 IC(Integrated Curcuit)カードと通
    信を行うことにより、データの読み書きを行う読み書き
    手段と、 前記読み書き手段を制御する制御手段とを有する、前記
    ICカードを対象とした情報処理を行う情報処理装置に
    ついてのメンテナンスを行うメンテナンス方法であっ
    て、 前記読み書き手段と通信することにより、前記制御手段
    をメンテナンスするためのメンテナンス情報を、前記制
    御手段に送信することを特徴とするメンテナンス方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006042214A (ja) * 2004-07-29 2006-02-09 Nec Electronics Corp 半導体装置およびicタグ
JP2007328513A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Ntt Data Corp 情報記録媒体読書装置及びその設定許可方法
KR100995534B1 (ko) 2002-07-19 2010-11-23 톰슨 라이센싱 스마트 카드 리더를 구비하는 기기를 테스트하기 위한 방법 및 테스트 어댑터

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