JPH1125107A - データベース検索方法および装置 - Google Patents
データベース検索方法および装置Info
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- JPH1125107A JPH1125107A JP9176753A JP17675397A JPH1125107A JP H1125107 A JPH1125107 A JP H1125107A JP 9176753 A JP9176753 A JP 9176753A JP 17675397 A JP17675397 A JP 17675397A JP H1125107 A JPH1125107 A JP H1125107A
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 利用者の意図に合った検索結果を出力するこ
とができる高性能なデータベース検索方法および装置を
提供する。 【解決手段】 検索キーに対する結果評価部（５０）で
検索結果の一致度を評価することにより上記データベー
スの検索結果の適合度分布を検出し、該検出した検索結
果の適合度分布に対応して出力制御部（８０）により検
索結果の出力を制御する。
とができる高性能なデータベース検索方法および装置を
提供する。 【解決手段】 検索キーに対する結果評価部（５０）で
検索結果の一致度を評価することにより上記データベー
スの検索結果の適合度分布を検出し、該検出した検索結
果の適合度分布に対応して出力制御部（８０）により検
索結果の出力を制御する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、データベース検
索方法および装置に関し、特に、出力制限設定値により
適合度分布を考慮して検索結果を出力することで利用者
の意図を反映した検索結果を得ることができるようにし
たデータベース検索方法および装置に関する。
索方法および装置に関し、特に、出力制限設定値により
適合度分布を考慮して検索結果を出力することで利用者
の意図を反映した検索結果を得ることができるようにし
たデータベース検索方法および装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、利用者の入力した出力制限値をも
とにデータベースの検索結果を出力表示するデータベー
ス検索装置が知られている。
とにデータベースの検索結果を出力表示するデータベー
ス検索装置が知られている。
【０００３】すなわち、この従来のデータベース検索装
置においては、予め設定された出力制限設定値によりデ
ータベースの検索結果に対して所定の制限を与えてその
検索結果を出力表示するように構成されている。
置においては、予め設定された出力制限設定値によりデ
ータベースの検索結果に対して所定の制限を与えてその
検索結果を出力表示するように構成されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のデータベース検索装置にあっては、データベースの
検索結果の適合度分布を全く考慮せずにその検索結果を
出力表示するように構成されているので、利用者の意図
に合った検索結果が得られるとは限らず、その結果、再
度検索しなおさなければならない場合も多い。
来のデータベース検索装置にあっては、データベースの
検索結果の適合度分布を全く考慮せずにその検索結果を
出力表示するように構成されているので、利用者の意図
に合った検索結果が得られるとは限らず、その結果、再
度検索しなおさなければならない場合も多い。
【０００５】すなわち、利用者が出力制限設定値を入力
した時点においてはデータベースの検索結果の適合度分
布は分からないので、出力制限設定値により利用者が要
求する最適の検索結果を得ることはできない。
した時点においてはデータベースの検索結果の適合度分
布は分からないので、出力制限設定値により利用者が要
求する最適の検索結果を得ることはできない。
【０００６】そこで、この発明は、利用者の意図に合っ
た検索結果を出力することができる高性能なデータベー
ス検索方法および装置を提供することを目的とする。
た検索結果を出力することができる高性能なデータベー
ス検索方法および装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１記載の発明は、データベースの検索結果に
対応して該データベースの検索結果を出力するデータベ
ース検索方法において、上記データベースの検索結果の
一致度を評価することにより上記データベースの検索結
果の適合度分布を検出し、該検出した上記データベース
の検索結果の適合度分布に対応して上記データベースの
検索結果の出力を制御することを特徴とする。
め、請求項１記載の発明は、データベースの検索結果に
対応して該データベースの検索結果を出力するデータベ
ース検索方法において、上記データベースの検索結果の
一致度を評価することにより上記データベースの検索結
果の適合度分布を検出し、該検出した上記データベース
の検索結果の適合度分布に対応して上記データベースの
検索結果の出力を制御することを特徴とする。
【０００８】また、請求項２記載の発明は、請求項１記
載の発明において、上記検索結果の適合度分布が高適合
度側に偏った分布である場合は、上記検索結果の出力幅
を狭く制御することを特徴とする。
載の発明において、上記検索結果の適合度分布が高適合
度側に偏った分布である場合は、上記検索結果の出力幅
を狭く制御することを特徴とする。
【０００９】また、請求項３記載の発明は、請求項１記
載の発明において、上記検索結果の適合度分布が低適合
度側に偏った分布である場合は、上記検索結果の出力幅
を広く制御することを特徴とする。
載の発明において、上記検索結果の適合度分布が低適合
度側に偏った分布である場合は、上記検索結果の出力幅
を広く制御することを特徴とする。
【００１０】また、請求項４記載の発明は、請求項１記
載の発明において、上記検索結果の適合度分布が均等で
ある場合は、上記検索結果の出力幅を均等に制御するこ
とを特徴とする。
載の発明において、上記検索結果の適合度分布が均等で
ある場合は、上記検索結果の出力幅を均等に制御するこ
とを特徴とする。
【００１１】また、請求項５記載の発明は、請求項１記
載の発明において、上記データベースの検索結果の出力
は、予め入力された検索結果出力制限条件に基づき制御
されることを特徴とする。
載の発明において、上記データベースの検索結果の出力
は、予め入力された検索結果出力制限条件に基づき制御
されることを特徴とする。
【００１２】また、請求項６記載の発明は、請求項５記
載の発明において、上記検索結果出力制限条件は、上記
データベースの検索結果の出力件数であることを特徴と
する。
載の発明において、上記検索結果出力制限条件は、上記
データベースの検索結果の出力件数であることを特徴と
する。
【００１３】また、請求項７記載の発明は、請求項１記
載の発明において、上記データベースの検索結果の出力
は、上記データベースの検索結果の適合度順に配列され
ることを特徴とする。
載の発明において、上記データベースの検索結果の出力
は、上記データベースの検索結果の適合度順に配列され
ることを特徴とする。
【００１４】また、請求項８記載の発明は、請求項１記
載の発明において、上記データベースの検索結果の出力
は、上記データベースの検索結果の適合度の総和を最大
値として行われることを特徴とする。
載の発明において、上記データベースの検索結果の出力
は、上記データベースの検索結果の適合度の総和を最大
値として行われることを特徴とする。
【００１５】また、請求項９記載の発明は、請求項１記
載の発明において、上記データベースの検索結果の適合
度分布状態に対する加重平均値により上記データベース
の検索結果出力件数が制御されることを特徴とする。
載の発明において、上記データベースの検索結果の適合
度分布状態に対する加重平均値により上記データベース
の検索結果出力件数が制御されることを特徴とする。
【００１６】また、請求項１０記載の発明は、データベ
ースの検索結果に対応して該データベースの検索結果を
出力するデータベース検索装置において、検索条件を入
力する検索条件入力手段と、上記データベースの検索結
果の出力を制限する出力制限条件を入力する出力制限条
件入力手段と、上記検索条件入力手段で入力された検索
条件に基づき上記データベースを検索する検索手段と、
上記検索手段による検索に際して上記検索条件の一致度
を評価する一致度評価手段と、上記一致度評価手段によ
り評価された一致度の評価値に基づき上記検索結果を並
べ替える並替手段と、上記並替手段で並び替えられた上
記検索結果を上記出力制限条件入力手段で入力された出
力制限条件に基づき上記一致度の評価値の分布を考慮し
て出力する検索結果出力手段と、を具備することを特徴
とする。
ースの検索結果に対応して該データベースの検索結果を
出力するデータベース検索装置において、検索条件を入
力する検索条件入力手段と、上記データベースの検索結
果の出力を制限する出力制限条件を入力する出力制限条
件入力手段と、上記検索条件入力手段で入力された検索
条件に基づき上記データベースを検索する検索手段と、
上記検索手段による検索に際して上記検索条件の一致度
を評価する一致度評価手段と、上記一致度評価手段によ
り評価された一致度の評価値に基づき上記検索結果を並
べ替える並替手段と、上記並替手段で並び替えられた上
記検索結果を上記出力制限条件入力手段で入力された出
力制限条件に基づき上記一致度の評価値の分布を考慮し
て出力する検索結果出力手段と、を具備することを特徴
とする。
【００１７】また、請求項１１記載の発明は、請求項１
０記載の発明において、上記検索結果出力手段は、上記
一致度の評価値の分布が高適合度側に偏った分布である
場合は、上記検索結果の出力幅を狭く制御することを特
徴とする。
０記載の発明において、上記検索結果出力手段は、上記
一致度の評価値の分布が高適合度側に偏った分布である
場合は、上記検索結果の出力幅を狭く制御することを特
徴とする。
【００１８】また、請求項１２記載の発明は、請求項１
０記載の発明において、上記検索結果出力手段は、上記
一致度の評価値の分布が低適合度側に偏った分布である
場合は、上記検索結果の出力幅を広く制御することを特
徴とする。
０記載の発明において、上記検索結果出力手段は、上記
一致度の評価値の分布が低適合度側に偏った分布である
場合は、上記検索結果の出力幅を広く制御することを特
徴とする。
【００１９】また、請求項１３記載の発明は、請求項１
０記載の発明において、上記検索結果出力手段は、上記
一致度の評価値の分布が均等である場合は、上記検索結
果の出力幅を均等に制御することを特徴とする。
０記載の発明において、上記検索結果出力手段は、上記
一致度の評価値の分布が均等である場合は、上記検索結
果の出力幅を均等に制御することを特徴とする。
【００２０】また、請求項１４記載の発明は、請求項１
０記載の発明において、上記出力制限条件入力手段で入
力された出力制限条件を変更設定する出力制限条件変更
設定手段、を更に具備することを特徴とする。
０記載の発明において、上記出力制限条件入力手段で入
力された出力制限条件を変更設定する出力制限条件変更
設定手段、を更に具備することを特徴とする。
【００２１】また、請求項１５記載の発明は、請求項１
４記載の発明において、上記検索結果出力制限条件は、
上記データベースの検索結果の出力件数であることを特
徴とする。
４記載の発明において、上記検索結果出力制限条件は、
上記データベースの検索結果の出力件数であることを特
徴とする。
【００２２】また、請求項１６記載の発明は、請求項１
０記載の発明において、上記検索結果出力手段は、上記
検索手段による検索結果の適合度順に配列して出力する
ことを特徴とする。
０記載の発明において、上記検索結果出力手段は、上記
検索手段による検索結果の適合度順に配列して出力する
ことを特徴とする。
【００２３】また、請求項１７記載の発明は、請求項１
０記載の発明において、上記検索結果出力手段は、上記
検索手段による検索結果をその適合度の総和を最大値と
して出力することを特徴とする。
０記載の発明において、上記検索結果出力手段は、上記
検索手段による検索結果をその適合度の総和を最大値と
して出力することを特徴とする。
【００２４】また、請求項１８記載の発明は、請求項１
０記載の発明において、上記検索結果出力手段は、上記
検索手段による検索結果の適合度分布状態に対する加重
平均値により上記データベースの検索結果出力件数を制
御することを特徴とする。
０記載の発明において、上記検索結果出力手段は、上記
検索手段による検索結果の適合度分布状態に対する加重
平均値により上記データベースの検索結果出力件数を制
御することを特徴とする。
【００２５】
【発明の実施の形態】この発明では、図１に示すよう
に、検索キーに対する結果評価部５０で検索結果の一致
度を評価することにより上記データベースの検索結果の
適合度分布を検出し、該検出した検索結果の適合度分布
に対応して出力制御部８０により検索結果の出力を制御
することにより、利用者の意図に合った検索結果を出力
することができる高性能なデータベース検索方法および
装置を提供する。
に、検索キーに対する結果評価部５０で検索結果の一致
度を評価することにより上記データベースの検索結果の
適合度分布を検出し、該検出した検索結果の適合度分布
に対応して出力制御部８０により検索結果の出力を制御
することにより、利用者の意図に合った検索結果を出力
することができる高性能なデータベース検索方法および
装置を提供する。
【００２６】以下、この発明に係るデータベース検索方
法および装置の一実施の形態を添付図面を参照して詳細
に説明する。
法および装置の一実施の形態を添付図面を参照して詳細
に説明する。
【００２７】図１は、この発明に係るデータベース検索
方法および装置を適用して構成したデータベース検索装
置を示すブロック図である。
方法および装置を適用して構成したデータベース検索装
置を示すブロック図である。
【００２８】図１において、このデータベース検索装置
は、検索キー入力部１０、検索結果出力条件入力部２
０、検索エンジン部３０、検索情報記憶部４０、検索キ
ーに対する検索結果評価部５０、検索結果記憶部６０、
評価部に対するソート部７０、出力制御部８０、検索情
報に対する検索結果評価部９０、検索結果出力部１００
を具備して構成される。
は、検索キー入力部１０、検索結果出力条件入力部２
０、検索エンジン部３０、検索情報記憶部４０、検索キ
ーに対する検索結果評価部５０、検索結果記憶部６０、
評価部に対するソート部７０、出力制御部８０、検索情
報に対する検索結果評価部９０、検索結果出力部１００
を具備して構成される。
【００２９】ここで、検索キー入力部１０は、このデー
タベース検索装置によるデータベース検索のための検索
キーを入力するものであり、検索結果出力条件入力部２
０は、このデータベース検索装置による検索結果の出力
条件を入力するものである。この検索キー入力部１０お
よび検索結果出力条件入力部２０は、例えば図示しない
キーボード若しくはマウスを含む入力装置から構成する
ことができる。
タベース検索装置によるデータベース検索のための検索
キーを入力するものであり、検索結果出力条件入力部２
０は、このデータベース検索装置による検索結果の出力
条件を入力するものである。この検索キー入力部１０お
よび検索結果出力条件入力部２０は、例えば図示しない
キーボード若しくはマウスを含む入力装置から構成する
ことができる。
【００３０】検索キー入力部１０により入力された検索
キーは検索エンジン部３０に渡され、また、検索キー入
力部１０により入力された検索キーおよび検索結果出力
条件入力部２０により入力された検索結果出力条件は検
索情報として検索情報記憶部４０に格納される。
キーは検索エンジン部３０に渡され、また、検索キー入
力部１０により入力された検索キーおよび検索結果出力
条件入力部２０により入力された検索結果出力条件は検
索情報として検索情報記憶部４０に格納される。
【００３１】また、検索エンジン部３０は、データベー
スの実際の検索を実行する部分で、検索キー入力部１０
により入力された検索キーおよび検索情報記憶部４０に
格納された検索情報に基づきデータベースの検索を行
う。この検索エンジン部３０の検索処理により得られた
検索結果は、検索結果記憶部６０に格納されると共に、
検索キーに対する検索結果評価部５０に渡される。
スの実際の検索を実行する部分で、検索キー入力部１０
により入力された検索キーおよび検索情報記憶部４０に
格納された検索情報に基づきデータベースの検索を行
う。この検索エンジン部３０の検索処理により得られた
検索結果は、検索結果記憶部６０に格納されると共に、
検索キーに対する検索結果評価部５０に渡される。
【００３２】検索キーに対する検索結果評価部５０は、
検索エンジン部３０から渡された検索結果に基づき検索
キーに対する一致度の評価を行う。この検索キーに対す
る検索結果評価部５０で評価された検索キーに対する一
致度の評価値は検索結果記憶部６０に格納される。
検索エンジン部３０から渡された検索結果に基づき検索
キーに対する一致度の評価を行う。この検索キーに対す
る検索結果評価部５０で評価された検索キーに対する一
致度の評価値は検索結果記憶部６０に格納される。
【００３３】また、出力制御部８０は、検索結果記憶部
に記憶された検索結果および検索情報に対する評価を行
う検索情報に対する検索結果評価部９０の出力に基づき
検索結果出力部１００を介する検索結果の出力を制御す
る。
に記憶された検索結果および検索情報に対する評価を行
う検索情報に対する検索結果評価部９０の出力に基づき
検索結果出力部１００を介する検索結果の出力を制御す
る。
【００３４】さて、この実施の形態のデータベース検索
装置を利用する利用者から要求さることは １）検索条件に合致した検索結果を得る ２）検索条件に対する適合度の分布に応じた検索結果件
数を得る ことである。
装置を利用する利用者から要求さることは １）検索条件に合致した検索結果を得る ２）検索条件に対する適合度の分布に応じた検索結果件
数を得る ことである。
【００３５】すなわち、検索結果の適合度分布が高い方
に偏っていれば、高い適合度を持つ検索結果を比較的少
なく参照することで、利用者の検索意図は満足させるこ
とができる。
に偏っていれば、高い適合度を持つ検索結果を比較的少
なく参照することで、利用者の検索意図は満足させるこ
とができる。
【００３６】逆に、検索結果の適合度分布が低い方に偏
っていれば、高い適合度を持つ検索結果から順に比較的
多くの検索結果を参照する必要がある。
っていれば、高い適合度を持つ検索結果から順に比較的
多くの検索結果を参照する必要がある。
【００３７】そこで、この実施の形態のデータベース検
索装置においては、予め利用者によって入力された出力
制限設定値をもとに検索結果の適合度分布に応じた検索
結果出力を行う。
索装置においては、予め利用者によって入力された出力
制限設定値をもとに検索結果の適合度分布に応じた検索
結果出力を行う。
【００３８】今、検索対象全件数ｎに対して、検索結果
出力件数ｎ０を制限設定値とした時に、これを適合分布
に照らして、全件数の検索結果適合度の総和Ｓに対し
て、どの程度の割合であるかを示す式を次に示す。な
お、この割合は、適合度１からｘまでの適合度の総和Σ
Ｒｉで示す。
出力件数ｎ０を制限設定値とした時に、これを適合分布
に照らして、全件数の検索結果適合度の総和Ｓに対し
て、どの程度の割合であるかを示す式を次に示す。な
お、この割合は、適合度１からｘまでの適合度の総和Σ
Ｒｉで示す。
【００３９】 ΣＲｉ：Ｓ＝ｎ０：ｎ（Ｒｉ＞０；ｉ＝１．０，・・・，ｘ）・・・（１） この（１）式から、次の（２）式の範囲を検索結果の出
力制限範囲として検索出力表示を行う。 ΣＲｉ＜Ｓ＊ｎ０／ｎ（Ｒｉ＞０；ｉ＝１．０，・・・，ｘ）・・・（２） ここで、Ｒｉを（３）式のように拡張することができ
る。 Ｒｉ→αＲｉ＋β ・・・（３）
力制限範囲として検索出力表示を行う。 ΣＲｉ＜Ｓ＊ｎ０／ｎ（Ｒｉ＞０；ｉ＝１．０，・・・，ｘ）・・・（２） ここで、Ｒｉを（３）式のように拡張することができ
る。 Ｒｉ→αＲｉ＋β ・・・（３）
【００４０】ここで、α、βは、適合度分布から得られ
る出力結果件数の調整のための係数とする。すなわち、
αで適合度分布の形状の調整を行い、βで適合度分布に
おける頻度を全体的に底上げなどの調整を行う。
る出力結果件数の調整のための係数とする。すなわち、
αで適合度分布の形状の調整を行い、βで適合度分布に
おける頻度を全体的に底上げなどの調整を行う。
【００４１】このα、βは、出力結果の件数制限の設
定、あるいは出力結果の制限件数の変更において入力可
能とする。またデフォルト値あるいは前回使用された値
を用いることもできる。
定、あるいは出力結果の制限件数の変更において入力可
能とする。またデフォルト値あるいは前回使用された値
を用いることもできる。
【００４２】この実施の形態のデータベース検索装置に
おいては、出力制限値をもとに、適合度分布を考慮し、
適合度の面積比に直すことにより以下に示すような検索
結果出力件数調整を自動的に行うことができる。
おいては、出力制限値をもとに、適合度分布を考慮し、
適合度の面積比に直すことにより以下に示すような検索
結果出力件数調整を自動的に行うことができる。
【００４３】１）適合度分布において、高い適合度側に
偏った分布であれば、検索結果出力幅が狭くなる。 ２）適合度分布において、低い適合度側に偏った分布で
あれば、検索結果出力幅が広くなる。 ３）適合度分布において、均等であれば、検索結果出力
幅が均等になる。
偏った分布であれば、検索結果出力幅が狭くなる。 ２）適合度分布において、低い適合度側に偏った分布で
あれば、検索結果出力幅が広くなる。 ３）適合度分布において、均等であれば、検索結果出力
幅が均等になる。
【００４４】図２は、図１に示したデータベース検索装
置の動作を示すフローチャートである。
置の動作を示すフローチャートである。
【００４５】図２において、検索結果の出力を制限する
ために、まず出力制限条件を設定する。この出力制限条
件の設定は、図１に示した検索結果出力条件入力部２０
による検索結果出力制限条件入力により行われる（ステ
ップ１０１）。
ために、まず出力制限条件を設定する。この出力制限条
件の設定は、図１に示した検索結果出力条件入力部２０
による検索結果出力制限条件入力により行われる（ステ
ップ１０１）。
【００４６】なお、このステップ１０１の検索結果出力
制限条件入力を省略した場合は、予め設定されたデフォ
ルト値若しくはそれ以前の検索で設定された値を使用す
る。
制限条件入力を省略した場合は、予め設定されたデフォ
ルト値若しくはそれ以前の検索で設定された値を使用す
る。
【００４７】また、検索結果出力制限件数を最大値と
し、この最大値に対する分割出力値あるいは出力件数の
設定も可能である。
し、この最大値に対する分割出力値あるいは出力件数の
設定も可能である。
【００４８】次に、検索式と検索対象に関しての一致度
を評価する条件一致度の評価が行われる（ステップ１０
２）。この条件一致度の評価は、図１に示した検索キー
に対する検索結果評価部５０で行われる。
を評価する条件一致度の評価が行われる（ステップ１０
２）。この条件一致度の評価は、図１に示した検索キー
に対する検索結果評価部５０で行われる。
【００４９】次に、処理が終了かを判定する処理終了判
定が行われ（ステップ１０３）、処理が終了でないと
（ステップ１０３でＮＯ）、ステップ１０２に戻り、ス
テップ１０２の条件一致度の評価が繰返されるが、すべ
ての検索対象に対する処理が終了すると（ステップ１０
３でＹＥＳ）、次に、条件一致度評価によるソートが行
われる（ステップ１０４）。
定が行われ（ステップ１０３）、処理が終了でないと
（ステップ１０３でＮＯ）、ステップ１０２に戻り、ス
テップ１０２の条件一致度の評価が繰返されるが、すべ
ての検索対象に対する処理が終了すると（ステップ１０
３でＹＥＳ）、次に、条件一致度評価によるソートが行
われる（ステップ１０４）。
【００５０】この条件一致度評価によるソートは、すべ
ての検索対象が条件一致度評価（以下、これを適合度と
いう）の高いものの順に並ぶように並び替える処理で、
この処理は、図１に示した評価部に対するソート部７０
により行われる。
ての検索対象が条件一致度評価（以下、これを適合度と
いう）の高いものの順に並ぶように並び替える処理で、
この処理は、図１に示した評価部に対するソート部７０
により行われる。
【００５１】次に、出力制限評価が行われる（ステップ
１０５）。この出力制限評価は、ステップ１０１で入力
された検索結果出力制限条件をもとに、ステップ１０４
でソートされた検索結果の適合度分布に応じた出力結果
件数調整を行うものである。この出力制限評価は、図１
に示した検索情報に対する検索結果評価部９０で行われ
る。
１０５）。この出力制限評価は、ステップ１０１で入力
された検索結果出力制限条件をもとに、ステップ１０４
でソートされた検索結果の適合度分布に応じた出力結果
件数調整を行うものである。この出力制限評価は、図１
に示した検索情報に対する検索結果評価部９０で行われ
る。
【００５２】次に、ステップ１０５の処理が終了したか
が判定され（ステップ１０７）、処理終了でないと判定
されると（ステップ１０７でＮＯ）、検索結果出力条件
を変更して（ステップ１０６）、ステップ１０５に戻
り、ステップ１０５の処理が繰返されるが、処理終了と
判定されると（ステップ１０７でＮＯ）、この動作を終
了する。
が判定され（ステップ１０７）、処理終了でないと判定
されると（ステップ１０７でＮＯ）、検索結果出力条件
を変更して（ステップ１０６）、ステップ１０５に戻
り、ステップ１０５の処理が繰返されるが、処理終了と
判定されると（ステップ１０７でＮＯ）、この動作を終
了する。
【００５３】ここで、検索結果出力条件の変更は、検索
結果の出力を制限するために出力結果の件数（適合度の
総和に基づく割合）を変更する処理である。この処理は
利用者の意図により何度でも繰返して行うことができ
る。
結果の出力を制限するために出力結果の件数（適合度の
総和に基づく割合）を変更する処理である。この処理は
利用者の意図により何度でも繰返して行うことができ
る。
【００５４】なお、データベース中に登録されているテ
キストなどのコンテンツにおいて、そのコンテンツをタ
イトル、一文、節、章などの要素に分けることができる
場合、各要素の種類や要素数を検索結果出力制限条件入
力に設定することもできる。
キストなどのコンテンツにおいて、そのコンテンツをタ
イトル、一文、節、章などの要素に分けることができる
場合、各要素の種類や要素数を検索結果出力制限条件入
力に設定することもできる。
【００５５】また上記実施の形態においては、出力制限
設定値をクリスプなものとして扱っているが、この出力
制限設定値をあいまいなものとした場合でも周知のファ
ジイ理論の考え方を用いることで同様の処理を行うこと
が可能になる。
設定値をクリスプなものとして扱っているが、この出力
制限設定値をあいまいなものとした場合でも周知のファ
ジイ理論の考え方を用いることで同様の処理を行うこと
が可能になる。
【００５６】図３は適合度分布が低い適合度側に偏った
分布である場合における出力範囲を示した図である。
分布である場合における出力範囲を示した図である。
【００５７】図３から明らかになるように、適合度分布
が低い適合度側に偏った分布である場合には、検索結果
出力幅が広くなる。すなわち、検索結果の適合度分布が
低い方に偏っていれば、高い適合度を持つ検索結果から
順に比較的多くの件数の検索結果を参照することができ
るように検索結果の出力が行われる。
が低い適合度側に偏った分布である場合には、検索結果
出力幅が広くなる。すなわち、検索結果の適合度分布が
低い方に偏っていれば、高い適合度を持つ検索結果から
順に比較的多くの件数の検索結果を参照することができ
るように検索結果の出力が行われる。
【００５８】図４は適合度分布が高い適合度側に偏った
分布である場合における出力範囲を示した図である。
分布である場合における出力範囲を示した図である。
【００５９】図４から明らかになるように、適合度分布
が高い適合度側に偏った分布である場合には、検索結果
出力幅が狭くなる。すなわち、検索結果の適合度分布が
高い方に偏っていれば、高い適合度を持つ検索結果を比
較的少なく参照することで、利用者の検索意図は満足さ
せることができるので、高い適合度を持つ比較的少ない
件数の検索結果が出力される。
が高い適合度側に偏った分布である場合には、検索結果
出力幅が狭くなる。すなわち、検索結果の適合度分布が
高い方に偏っていれば、高い適合度を持つ検索結果を比
較的少なく参照することで、利用者の検索意図は満足さ
せることができるので、高い適合度を持つ比較的少ない
件数の検索結果が出力される。
【００６０】図５は適合度分布が均等である場合におけ
る出力範囲を示した図である。
る出力範囲を示した図である。
【００６１】図５から明らかになるように、適合度分布
が均等である場合には、検索結果出力幅が均等になる。
が均等である場合には、検索結果出力幅が均等になる。
【００６２】この発明では、データベースの検索結果の
一致度を評価することによりデータベースの検索結果の
適合度分布を検出し、該検出したデータベースの検索結
果の適合度分布に対応してデータベースの検索結果の出
力を制御するように構成したので、利用者の意図に合っ
た検索結果を出力することができる高性能なデータベー
ス検索方法および装置を提供することが可能になる。
一致度を評価することによりデータベースの検索結果の
適合度分布を検出し、該検出したデータベースの検索結
果の適合度分布に対応してデータベースの検索結果の出
力を制御するように構成したので、利用者の意図に合っ
た検索結果を出力することができる高性能なデータベー
ス検索方法および装置を提供することが可能になる。
【００６３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データベースの検索結果の一致度を評価することにより
データベースの検索結果の適合度分布を検出し、該検出
したデータベースの検索結果の適合度分布に対応してデ
ータベースの検索結果の出力を制御するように構成した
ので、利用者の意図に合った検索結果を出力することが
できる高性能なデータベース検索方法および装置を提供
することが可能になる。
データベースの検索結果の一致度を評価することにより
データベースの検索結果の適合度分布を検出し、該検出
したデータベースの検索結果の適合度分布に対応してデ
ータベースの検索結果の出力を制御するように構成した
ので、利用者の意図に合った検索結果を出力することが
できる高性能なデータベース検索方法および装置を提供
することが可能になる。
【図１】この発明に係るデータベース検索方法および装
置を適用して構成したデータベース検索装置を示すブロ
ック図。
置を適用して構成したデータベース検索装置を示すブロ
ック図。
【図２】図１に示したデータベース検索装置の動作を示
すフローチャート。
すフローチャート。
【図３】適合度分布が低い適合度側に偏った分布である
場合における出力範囲を示した図。
場合における出力範囲を示した図。
【図４】適合度分布が高い適合度側に偏った分布である
場合における出力範囲を示した図。
場合における出力範囲を示した図。
【図５】適合度分布が均等である場合における出力範囲
を示した図。
を示した図。
１０ 検索キー入力部 ２０ 検索結果出力条件入力部 ３０ 検索エンジン部 ４０ 検索情報記憶部 ５０ 検索キーに対する検索結果評価部 ６０ 検索結果記憶部 ７０ 評価値に対するソート部 ８０ 出力制御部 ９０ 検索情報に対する検索結果評価部 １００ 検索結果出力部
フロントページの続き (72)発明者 坂口 学 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内
Claims (18)
- 【請求項１】 データベースの検索結果に対応して該デ
ータベースの検索結果を出力するデータベース検索方法
において、 上記データベースの検索結果の一致度を評価することに
より上記データベースの検索結果の適合度分布を検出
し、 該検出した上記データベースの検索結果の適合度分布に
対応して上記データベースの検索結果の出力を制御する
ことを特徴とするデータベース検索方法。 - 【請求項２】 上記検索結果の適合度分布が高適合度側
に偏った分布である場合は、上記検索結果の出力幅を狭
く制御することを特徴とする請求項１記載のデータベー
ス検索方法。 - 【請求項３】 上記検索結果の適合度分布が低適合度側
に偏った分布である場合は、上記検索結果の出力幅を広
く制御することを特徴とする請求項１記載のデータベー
ス検索方法。 - 【請求項４】 上記検索結果の適合度分布が均等である
場合は、上記検索結果の出力幅を均等に制御することを
特徴とする請求項１記載のデータベース検索方法。 - 【請求項５】 上記データベースの検索結果の出力は、 予め入力された検索結果出力制限条件に基づき制御され
ることを特徴とする請求項１記載のデータベース検索方
法。 - 【請求項６】 上記検索結果出力制限条件は、上記デー
タベースの検索結果の出力件数であることを特徴とする
請求項５記載のデータベース検索方法。 - 【請求項７】 上記データベースの検索結果の出力は、 上記データベースの検索結果の適合度順に配列されるこ
とを特徴とする請求項１記載のデータベース検索方法。 - 【請求項８】 上記データベースの検索結果の出力は、 上記データベースの検索結果の適合度の総和を最大値と
して行われることを特徴とする請求項１記載のデータベ
ース検索方法。 - 【請求項９】 上記データベースの検索結果の適合度分
布状態に対する加重平均値により上記データベースの検
索結果出力件数が制御されることを特徴とする請求項１
記載のデータベース検索方法。 - 【請求項１０】 データベースの検索結果に対応して該
データベースの検索結果を出力するデータベース検索装
置において、 検索条件を入力する検索条件入力手段と、 上記データベースの検索結果の出力を制限する出力制限
条件を入力する出力制限条件入力手段と、 上記検索条件入力手段で入力された検索条件に基づき上
記データベースを検索する検索手段と、 上記検索手段による検索に際して上記検索条件の一致度
を評価する一致度評価手段と、 上記一致度評価手段により評価された一致度の評価値に
基づき上記検索結果を並べ替える並替手段と、 上記並替手段で並び替えられた上記検索結果を上記出力
制限条件入力手段で入力された出力制限条件に基づき上
記一致度の評価値の分布を考慮して出力する検索結果出
力手段と、 を具備することを特徴とするデータベース検索装置。 - 【請求項１１】 上記検索結果出力手段は、 上記一致度の評価値の分布が高適合度側に偏った分布で
ある場合は、上記検索結果の出力幅を狭く制御すること
を特徴とする請求項１０記載のデータベース検索装置。 - 【請求項１２】 上記検索結果出力手段は、 上記一致度の評価値の分布が低適合度側に偏った分布で
ある場合は、上記検索結果の出力幅を広く制御すること
を特徴とする請求項１０記載のデータベース検索装置。 - 【請求項１３】 上記検索結果出力手段は、 上記一致度の評価値の分布が均等である場合は、上記検
索結果の出力幅を均等に制御することを特徴とする請求
項１０記載のデータベース検索装置。 - 【請求項１４】 上記出力制限条件入力手段で入力され
た出力制限条件を変更設定する出力制限条件変更設定手
段、 を更に具備することを特徴とする請求項１０記載のデー
タベース検索装置。 - 【請求項１５】 上記検索結果出力制限条件は、上記デ
ータベースの検索結果の出力件数であることを特徴とす
る請求項１４記載のデータベース検索装置。 - 【請求項１６】 上記検索結果出力手段は、 上記検索手段による検索結果の適合度順に配列して出力
することを特徴とする請求項１０記載のデータベース検
索装置。 - 【請求項１７】 上記検索結果出力手段は、 上記検索手段による検索結果をその適合度の総和を最大
値として出力することを特徴とする請求項１０記載のデ
ータベース検索装置。 - 【請求項１８】 上記検索結果出力手段は、 上記検索手段による検索結果の適合度分布状態に対する
加重平均値により上記データベースの検索結果出力件数
を制御することを特徴とする請求項１０記載のデータベ
ース検索装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9176753A JPH1125107A (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | データベース検索方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9176753A JPH1125107A (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | データベース検索方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1125107A true JPH1125107A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16019216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9176753A Withdrawn JPH1125107A (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | データベース検索方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1125107A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11282876A (ja) * | 1998-03-28 | 1999-10-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 文書検索装置 |
| JP2010541074A (ja) * | 2007-09-28 | 2010-12-24 | ヤフー！ インコーポレイテッド | 検索結果ページ上に対話要素を含めるためのシステム及び方法 |
| JP2017182828A (ja) * | 2013-07-30 | 2017-10-05 | フェイスブック，インク． | オンライン・ソーシャル・ネットワークにおける検索クエリの書き換え |
-
1997
- 1997-07-02 JP JP9176753A patent/JPH1125107A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11282876A (ja) * | 1998-03-28 | 1999-10-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 文書検索装置 |
| JP2010541074A (ja) * | 2007-09-28 | 2010-12-24 | ヤフー！ インコーポレイテッド | 検索結果ページ上に対話要素を含めるためのシステム及び方法 |
| JP2017182828A (ja) * | 2013-07-30 | 2017-10-05 | フェイスブック，インク． | オンライン・ソーシャル・ネットワークにおける検索クエリの書き換え |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |