JPH11250264A - 動きベクトル推定方法および装置 - Google Patents

動きベクトル推定方法および装置

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JPH11250264A
JPH11250264A JP5353598A JP5353598A JPH11250264A JP H11250264 A JPH11250264 A JP H11250264A JP 5353598 A JP5353598 A JP 5353598A JP 5353598 A JP5353598 A JP 5353598A JP H11250264 A JPH11250264 A JP H11250264A
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和久 井口
Hajime Sonehara
源 曽根原
Yuji Nojiri
裕司 野尻
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Nippon Hoso Kyokai NHK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画像に用いられる動きベクトルの検出にあ
たり、動きベクトルの検出漏れを除去し、従来技術に比
し正しい動きベクトルを推定する方法および装置を提供
する。 【解決手段】 予め定めた判定基準により動きベクトル
の信頼性が高いと判定され、かつ、同一の動きベクトル
を持った複数の画像領域を外接線分で結んだ内側の領域
から、前記複数の画像領域を除去し、残余の領域に対
し、前記複数の画像領域の動きベクトルの向きを考慮し
て隣接する複数フィールドとの間で相関を求め、該相関
が予め定めた基準を満たさない部分領域を除去した前記
残余の領域に対して、前記複数の画像領域の持つ動きベ
クトルを割り当てる動きベクトル推定方法およびこの方
法を実施するための装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は動画像処理におけ
る動きベクトルの検出に関し、特に大きな動き物体の中
央付近など、特徴のない領域で生じることのある動きベ
クトルの検出漏れを除去し、正しい動きベクトルを推定
する方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、動きベクトルの検出漏れ領域に動
きベクトルを割り当てる手法としては、たとえば検出し
た動きベクトルにLPF(低域通過フィルタ)をかける
手法や、メディアンフィルタ、多数決フィルタをかける
手法がある。動きベクトルにLPFをかける手法は、検
出した動きベクトルにLPFをかけることにより、動き
ベクトルを用いて行なう画像処理において検出漏れを起
こした領域が与える妨害を低減することができる場合が
ある。メディアンフィルタ、多数決フィルタは、動きベ
クトルの検出漏れ領域が小さいとき、周囲の領域で検出
した動きベクトルを、動きベクトルの検出漏れ領域に割
り当てることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】動きベクトルの検出漏
れの例を図1に示す。図1は静止した背景の前を左に移
動する自動車の画像を対象に検出した動きベクトルの例
である。図1の参照番号101は自動車の外形を表し、
矢印102は検出した動きベクトルで、矢印の長さで動
きベクトルの大きさを、矢印の向きで動きの方向を表
す。領域103は動きベクトルの検出漏れ領域である。
図1の領域103のように、動き物体の中央付近など、
動きベクトル検出に用いる特徴の少ない領域で、動きベ
クトルの検出漏れ(多くの場合、零ベクトルとして誤検
出する)が生じることがある。
【0004】動きベクトルにLPFをかける手法は、異
なる動きベクトルを検出した領域の境界付近では、正し
い動きベクトルを検出した領域でもLPFの効果により
動きベクトルの値が変化し、動きベクトルの検出漏れ領
域に割り当てられる動きベクトルもLPFの効果により
正しい動きベクトルとは異なる値となるなどの問題点が
ある。
【0005】例えば、図2は図1の動きベクトルに2次
元LPFをかけた例である。この場合、領域103の動
きベクトルを零ベクトルとすると、矢印201のベクト
ルは、2次元LPFがかかったことにより、動きベクト
ルの値が検出した値よりも小さく変化している。また、
矢印202のように検出漏れ領域の一部にも動きベクト
ルが割り当てられているが、その値はLPFの効果によ
り正しい動きベクトルより小さなものが割り当てられて
いる。2次元LPFのタップ数を大きくして効果の及ば
ない領域を減少させようとすると、正しい値が誤って修
正されてしまう領域が拡大してしまう。動きベクトルに
LPFをかける手法には以上のような問題点が存在す
る。
【0006】動きベクトルにメディアンフィルタをかけ
る手法、多数決フィルタをかける手法は共に、動きベク
トルの検出漏れ領域の面積が大きいときに、効果が及ば
ない領域が発生する。また、動きベクトルを検出した領
域の形状によっては、正しく動きベクトルを検出した領
域の動きベクトルが、他の動きベクトルに置きかわって
しまうことがある、という問題点がある。
【0007】例えば図3は図1の動きベクトルに多数決
フィルタをかけた例である。この場合、参照番号104
で示す領域103の中央の領域に動きベクトルが割り当
てられない。また、参照番号105の領域は正しく検出
した動きベクトルが周囲の動きベクトルに置きかえられ
てしまう。動きベクトルにメディアンフィルタや多数決
フィルタをかける手法には以上のような問題点が存在す
る。
【0008】そこで本発明の目的は、前述の諸問題を排
除し、動画像に用いられる動きベクトルの検出にあた
り、大きな動き物体の中央付近など、特徴のない領域で
生じることのある動きベクトルの検出漏れを除去し、従
来技術より正しい動きベクトルを推定する方法および装
置を提供せんとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明動きベクトル推定方法は、予め定めた判定基
準により動きベクトルの信頼性が高いと判定され、か
つ、同一の動きベクトルを持った複数の画像領域を外接
線分で結んだ内側の領域から、前記複数の画像領域を除
去し、残余の領域に対し、前記複数の画像領域の動きベ
クトルの向きを考慮して隣接する複数フィールドとの間
で相関を求め、該相関が予め定めた基準を満たさない部
分領域を除去した前記残余の領域に対して、前記複数の
画像領域の持つ動きベクトルを割り当てることを特徴と
するものである。
【0010】また、複数の異なる動きベクトルが割り当
てられた領域に対しては、各動きベクトルの向きを考慮
して隣接する複数フィールドとの間で相関を求め、該相
関が最も大きい動きベクトルをその領域に割り当てる動
きベクトルとして決定することを特徴とするものであ
る。
【0011】またさらに本発明動きベクトル推定装置
は、予め定めた方法による動きベクトルの検出を行なう
動きベクトル検出部と;該検出された動きベクトルの予
め定めた判定基準による動きベクトル信頼性の判定によ
り信頼性ある動きベクトルを有すると判定され、かつ、
同一の動きベクトルを有する閉領域を信頼領域として抽
出する信頼領域抽出部と;抽出された前記信頼領域のう
ち同一の動きベクトルを有する複数の信頼領域を外接線
分で結んだ内側の領域を包含領域として抽出する包含領
域抽出部と;抽出された前記包含領域内の前記信頼領域
を前記包含領域から除去して拡張領域を抽出する拡張領
域抽出部と;前記信頼領域の動きベクトルが示す進行方
向側にのみ存在する拡張領域および前記進行方向とは逆
側にのみ存在する拡張領域を進行方向拡張領域および後
退方向拡散領域とし、前記進行方向拡張領域について
は、予め定めた関係にある背景の動きベクトルと信頼領
域の動きベクトルとを用いて各別に求めた隣接する過去
の複数フィールドとの間で相関を予め定めた大きさのブ
ロック毎に求め、あるブロックについて背景の動きベク
トルを用いて求めた相関が信頼領域の動きベクトルを用
いて求めた相関より大きくなる場合にはそのブロックを
前記拡張領域より除外し、前記後退方向拡張領域につい
ては、予め定めた関係にある背景の動きベクトルと信頼
領域の動きベクトルとを用いて各別に求めた隣接する未
来の複数フィールドとの間で相関を予め定めた大きさの
ブロック毎に求め、あるブロックについて背景の動きベ
クトルを用いて求めた相関が信頼領域の動きベクトルを
用いて求めた相関より大きくなる場合にはそのブロック
を前記拡張領域より除外する余剰領域除去部と;前記除
外した余剰領域以外の拡張領域に前記信頼領域の動きベ
クトルを割り当てる動きベクトル割り当て部と;前記包
含領域が異なった複数の包含領域でオーパラップして求
められ複数の動きベクトルが割り当てられる領域が存在
する場合に、そのオーバラップ領域に属する各ブロック
について、前記割り当てられた全ての動きベクトルを各
別に用いて隣接する未来および過去の複数フィールドと
の間で相関を求め、相関が最も大きくなる動きベクトル
を前記オーバラップ領域に属する各ブロックに割り当て
る複数の動きベクトルが割り当てられた領域処理部と;
を具備することを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照し実施例によ
り本発明の実施の形態を詳細に説明する。図4に本発明
方法を達成するためのこれに限定されない一実施例構成
ブロック線図を示す。
【0013】ブロック301の動きベクトル検出部で
は、予め設定したやり方により動きベクトルの検出を行
う。高い信頼性を持ち、かつ、同一の動きベクトルを有
する閉領域を信頼領域と呼び、ブロック302の信頼領
域抽出部で信頼領域の抽出を行う。
【0014】同一の動きベクトルを検出した複数の信頼
領域を囲む領域を包含領域と呼ぶ。ブロック303の包
含領域抽出部では、以下の処理を行う。信頼領域のう
ち、同一の動きベクトルを検出した領域を抽出し、抽出
した複数の領域を外接線分で結んだ内側の領域を包含領
域とする。
【0015】ブロック304の拡張領域抽出部で抽出す
る拡張領域とは、包含領域から包含領域に含まれる上記
の同一の動きベクトルを持つ複数の信頼領域を除去した
残余の領域のことである。例えば図5の、領域140
1,1402,1403が同一の動きベクトルを検出し
た信頼領域であるとする。これら3つの領域による包含
領域は図6にドットを施して示す領域1404であり、
拡張領域は図7に示す領域1405である。
【0016】ブロック305の拡張領域中余剰な領域除
去部では、信頼領域の動きベクトルの示す進行方向側に
のみ存在する拡張領域と、信頼領域の進行方向とは逆側
にのみ存在する拡張領域に分けて処理を行う。例えば、
図5の信頼領域1401,1402,1403がいずれ
も左方向の動きベクトルを示しているとすると、信頼領
域の進行方向側にのみ存在する進行方向拡張領域は図8
の領域1406、信頼領域の進行方向とは逆側にのみ存
在する後退方向拡張領域は領域1407となる。
【0017】信頼領域より進行方向側にのみ存在する進
行方向拡張領域については、予め定めた関係にある背景
の動きベクトルと信頼領域の動きベクトルとを用いて各
別に求めた隣接する過去の複数フィールドとの間で相関
を予め定めた大きさのブロック毎に求める。背景の動き
ベクトルとしては、包含領域に隣接する一つまたは複数
の他の信頼領域の持つ動きベクトルや、画面中で検出さ
れた面積が最大の動きベクトルなどを用いることがで
き、何を用いるかを予め設定しておく。第fフィールド
における座標(x,y)のブロックに含まれる画素をs
(f,x,y)と表し、2つのブロックs(f,x,
y)とs(g,p,q)との相関をc(s(f,x,
y),s(g,p,q))とする。第nフィールドの任
意ブロック(x,y)の動きベクトル(Vx , Vy )に
よる隣接する過去のm個のフィールドとの相関を、
【数1】 と表す。進行方向拡張領域の各ブロックについて、この
ような相関を、信頼領域の動きベクトルと背景の動きベ
クトルを用いて各別に求める。あるブロックについて信
頼領域以外の背景の動きベクトルを用いて求めた相関
が、信頼領域の動きベクトルを用いて求めた相関より大
きくなったとき、そのブロックを拡張領域から除外す
る。以上の操作を、進行方向拡張領域内の全ブロックに
対して行う。
【0018】信頼領域より進行方向とは逆側にのみ存在
する後退方向拡張領域についても同様に、背景の動きベ
クトルと信頼領域の動きベクトルを用いて各別に求めた
隣接する未来の複数フィールドとの相関をブロック毎に
求める。第nフィールドのあるブロック(x,y)の動
きベクトル(Vx , Vy )による隣接する未来のm個の
フィールドとの相関は、
【数2】 と表す。後退方向拡張領域の各ブロックについて、この
ような相関を、信頼領域の動きベクトルと背景の動きベ
クトルを用いて各別に求める。あるブロックについて信
頼領域以外の背景の動きベクトルを用いて求めた相関
が、信頼領域による動きベクトルを用いて求めた相関よ
り大きくなったとき、そのブロックを拡張領域から除外
する。以上の操作を、後退方向拡張領域内の全ブロック
に対して行う。以上の2つの処理後に残った拡張領域に
図4のブロック306の動きベクトル割り当て部で信頼
領域の動きベクトルを割り当てる。
【0019】以上の説明は図6に示す1つの包含領域を
対象にした処理の説明であるが、実際の動画像では同一
の動きベクトルが検出される信頼領域が複数種類出現す
ることが多いため図6に示す包含領域が複数種類現れる
ことになる。それぞれの包含領域が独立であれば、上記
の処理だけでも一つのブロックに複数の動きベクトルが
割り当てられることはない。しかし、それぞれの包含領
域がオーバーラップしているような場合にはオーバーラ
ップ部分については複数種類の包含領域内の処理が行な
われることがある。この場合、一つのブロックに複数の
異なる動きベクトルが割り当てられることとなる。この
ように、ある領域に複数の異なる動きベクトルが割り当
てられたときは、領域内のブロック各別について、ブロ
ック図4の307の複数の動きベクトルが割り当てられ
た領域の処理部で以下に示す処理を行う。ブロックをY
とする。割り当てられた複数の動きベクトルをV1,V
2,・・・,Vp,・・・,Vnとする。各々の動きベ
クトルの元になった信頼領域の集合をS1,S2,・・
・,Sp,・・・,Snとする。信頼領域の集合S1,
S2,・・・,Sp,・・・,Snによる包含領域を各
々H1,H2,・・・,Hp,・・・,Hnとする。包
含領域Hxが、他のどの信頼領域S1,S2,・・・,
Snとも重ならないような信頼領域の集合Spが存在す
るとき、領域Yの動きベクトルをVpとする。
【0020】条件を満たす信頼領域の集合Sxが複数存
在するときは、条件を満たす複数の信頼領域の動きベク
トルを各別に用いて隣接する未来の複数フィールドとの
間の相関および、隣接する過去の複数フィールドとの間
の相関を求め、相関が最も大きくなる動きベクトルをブ
ロックYの動きベクトルとする。条件を満たす信頼領域
の集合Sxが存在しないときは、割り当てられた全ての
動きベクトルV1,V2,・・・,Vp,・・・,Vn
を各別に用いて隣接する未来の複数フィールドとの間の
相関および、隣接する過去の複数フィールドとの間の相
関を求め、相関が最も大きくなる動きベクトルをブロッ
クYの動きベクトルとする。
【0021】さて、より具体的に再度説明すると、図4
のブロック301に示す動きベクトル検出部では、ブロ
ックマッチング法や勾配法などにより双方向の動きベク
トルを検出する。双方向の動きベクトル検出とは、各フ
ィールドの被写体の移動を特定のラインに注目して表し
た図9に示すように、第nフィールドを基準に第(n+
1)フィールドを探索する順方向の探索と、第(n+
1)フィールドを基準に第nフィールドを探索する逆方
向の探索を行なうことである。
【0022】図4のブロック302に示す信頼領域抽出
部では、検出した動きベクトルの信頼性の検出を行うと
ともに、同一の動きベクトルを有する閉領域を信頼領域
として抽出する。動きベクトルの信頼性の検出は使用す
る動きベクトル検出法にも依存するが、例えば隣接する
予め定めた数の複数フィールド間(例えば未来の5フィ
ールド間)で、順方向・逆方向共に同一の動きベクトル
を検出した領域を信頼領域として検出する。図10に示
す例では、第nフィールド上の領域501が信頼領域と
なる。動きベクトルの信頼性の検出は、例えば特開平4
−365185号記載の手法でも判定することができ
る。
【0023】図4のブロック303に示す包含領域抽出
部では、信頼領域のうち同一の動きベクトルを検出した
複数の信頼領域に外接する線分で囲まれた領域を包含領
域として求める。例えば、図11の領域601,60
2,603が同一の動きベクトルを有する信頼領域とす
ると、信頼領域に外接する線分で囲まれた包含領域は領
域604となる。図4のブロック304の拡張領域抽出
部で、包含領域から信頼領域を除いた領域を拡張領域と
して抽出する。図11の例では、包含領域604から信
頼領域を除いた領域605および606が拡張領域とな
る。
【0024】図4のブロック305に示す拡張領域中余
剰な領域除去部では、領域の進行方向を考慮して以下の
処理を行なう。図12の領域801,802,803を
左向きの動きベクトルを持った信頼領域とする。信頼領
域より進行方向側にのみ存在する進行方向拡張領域80
4については、予め定めた関係にある背景の動きベクト
ルおよび信頼領域の動きベクトルを各別に用いて予め定
めた数(たとえば4)の隣接する過去の複数フィールド
との間で相関を予め定めた大きさのブロック(例えば1
画素)毎に求める。信頼領域より進行方向とは逆側にの
み存在する後退方向拡張領域805は、背景の動きベク
トルおよび信頼領域の動きベクトルを各別に用いて予め
定めた数(例えば4)の隣接する未来の複数フィールド
との間の相関をブロック(例えば1画素)毎に求める。
そして信頼領域の動きベクトルによる相関が背景の動き
ベクトルによる相関より小さくなる部分領域を拡張領域
から除去する。背景の動きベクトルとしては、包含領域
806に隣接する他の信頼領域の持つ動きベクトルや画
面中で検出された面積が最大の動きベクトルを用いるこ
とができる。
【0025】図13に、信頼領域と拡張領域の関係を1
次元的に表した例を示す。図13の領域803が信頼領
域、矢印901が信頼領域の持つ動きベクトルである。
領域805が信頼領域の進行方向とは逆側にのみ存在す
る後退方向拡張領域である。背景のベクトルを零ベクト
ルとする。複数フィールドとの間の相関としては、例え
ば、自フィールドと、他の各フィールドのマッチング値
の合計を用いる。マッチング値とは例えば輝度レベルの
差の絶対値で、この場合にはマッチング値が小さいほど
相関が大きい。信頼領域の動きベクトルによって拡張領
域805と対応する未来の各フィールド上の領域を領域
902,903,904,905とする。同様に、背景
の動きベクトルによって拡張領域805と対応する各フ
ィールド上の領域を領域906,907,908,90
9とする。信頼領域の動きベクトルによる未来のフィー
ルドとの相関(この例ではマッチング値の合計)とは、
領域805と902のマッチング値、領域805と90
3のマッチング値、領域805と904のマッチング
値、領域802と905のマッチング値を画素毎に合計
したものである。背景の動きベクトルによる未来のフィ
ールドとの相関(この例ではマッチング値の合計)とは
領域805と906のマッチング値、領域805と90
7のマッチング値、領域805と908のマッチング
値、領域805と909のマッチング値を画素毎に合計
したものである。信頼領域の進行方向側にのみ存在する
進行方向拡張領域804については、信頼領域の動きベ
クトルによって拡張領域804と対応する過去の各フィ
ールド上の領域を、領域910,911,912,91
3とし、背景の動きベクトルによって拡張領域804と
対応する各フィールド上の領域を領域914,915,
916,917とする。信頼領域の動きベクトルによる
過去のフィールドとの相関(この例ではマッチング値の
合計)とは、領域804と910のマッチング値、領域
804と911のマッチング値、領域804と912の
マッチング値、領域804と913のマッチング値を画
素毎に合計したものである。背景の動きベクトルによる
過去のフィールドとの相関(この例ではマッチング値の
合計)とは、領域804と914のマッチング値、領域
804と915のマッチング値、領域804と916の
マッチング値、領域804と917のマッチング値を画
素毎に合計したものである。信頼領域の動きベクトルに
よる相関より、背景ベクトルによる相関の方が大きくな
った画素を拡張領域から除去する。
【0026】図14の領域1601,1602が余剰な
拡張領域の例であり、図15の領域1001,1002
が余剰な拡張領域を除去した後に残った拡張領域の例で
ある。図4のブロック306の動きベクトル割り当て部
で余剰な領域の除去の後に残った拡張領域に、信頼領域
の動きベクトルを割り当てる。
【0027】次に複数の異なる動きベクトルが割り当て
られた領域に対して図4のブロック307の複数の動き
ベクトルが割り当てられた領域の処理部では次のような
処理を行なう。例えば、図16は領域1201,120
2,1203が同一の動きベクトルを持った信頼領域で
あり、領域1204,1205は他の同一の動きベクト
ルを持った信頼領域であり、領域1201の動きベクト
ルと領域1204の動きベクトルは異なるものとする。
領域1206は領域1201,1202,1203によ
る包含領域であり、領域1207は領域1204,12
05による包含領域である。このときハッチを施した領
域1208に領域1201の動きベクトルと領域120
4の動きベクトルの2つの動きベクトルが割り当てられ
たとすると、包含領域1206は内部に異なる動きベク
トルを持つ信頼領域1204と1205を持つが、包含
領域1207は内部に他の信頼領域を含まないため、領
域1208には信頼領域1204の動きベクトルを割り
当てる。
【0028】条件を満たす信頼領域の集合Sxが複数存
在するときは次のように処理する。例えば図17は領域
1701,1702が同一の動きベクトルを持った信頼
領域であり、領域1704,1705は他の同一の動き
ベクトルを持った信頼領域であり、領域1701の動き
ベクトルと領域1704の動きベクトルは異なるものと
する。領域1706は領域1701,1702による包
含領域であり、領域1707は領域1704,1705
による包含領域である。このとき、包含領域1706も
1707も内部に他の信頼領域を含まないため、ハッチ
を施した領域1710については、条件を満たす信頼領
域の集合Sxが複数存在することになる。この場合、領
域1710に含まれるブロック(例えば1画素)各別に
ついて以下の処理を行なう。条件を満たす信頼領域の集
合Sxに対応する動きベクトル各別について、隣接する
過去の複数フィールドとの間の相関、および、隣接する
未来の複数フィールドとの間の相関を求め、相関を最大
にする動きベクトルをブロックに割り当てる。相関とし
ては例えば差分を示すマッチング値の合計を用いる。
【0029】図19は、2つの動きベクトルが割り当て
られたブロック1801を1次元で示した例である。動
きベクトル1812と動きベクトル1803の2つの動
きベクトルが割り当てられた例である。このとき、ブロ
ック1801が動きベクトル1803により未来の各フ
ィールド上で対応するブロックはブロック1804,1
805,1806,1807であり、過去の各フィール
ド上で対応するブロックは、ブロック1820,181
9,1818,1817である。ブロック1801が動
きベクトル1812により未来の各フィールド上で対応
するブロックはブロック1808,1809,181
0,1811であり、過去の各フィールド上で対応する
ブロックはブロック1816,1815,1814,1
813である。このときブロック1801とブロック1
804のマッチング、ブロック1801とブロック18
05のマッチング値、ブロック1801とブロック18
06のマッチング値、ブロック1801とブロック18
07のマッチング値の合計およびブロック1801とブ
ロック1817のマッチング値、ブロック1801とブ
ロック1818のマッチング値、ブロック1801とブ
ロック1819のマッチング値、ブロック1801とブ
ロック1820のマッチング値の合計と、ブロック18
01とブロック1808のマッチング値、ブロック18
01とブロック1809のマッチング値、ブロック18
01とブロック1810のマッチング値、ブロック18
01とブロック1811のマッチング値の合計およびブ
ロック1801とブロック1813のマッチング値、ブ
ロック1801とブロック1814のマッチング値、ブ
ロック1801とブロック1815のマッチング値、ブ
ロック1801とブロック1816のマッチング値の合
計を比較し、マッチング値の合計が小さくなる(相関が
大きくなる)方の動きベクトルをブロック1801に割
り当てる。
【0030】条件を満たす信頼領域の集合Sxが存在し
ないときは次のように処理する。例えば、図18は領域
1301,1302,1303が同一の動きベクトルを
持った信頼領域であり、領域1304,1305は他の
同一の動きベクトルを持った信頼領域であり、領域13
01の動きベクトルと領域1304の動きベクトルは異
なるものとする。領域1306は領域1301,130
2,1303による包含領域であり、領域1307は領
域1304,1305による包含領域である。このと
き、包含領域1306も1307も、内部に他の信頼領
域を含むため、隣接する複数フィールドとの間の相関を
用いて領域1102内の各ブロック(例えば1画素)に
割り当てる動きベクトルを決定する。相関としては例え
ばマッチング値の合計を用いる。
【0031】図20は、2つの動きベクトルが割り当て
られたブロック1101を1次元で示した例である。動
きベクトル1112と動きベクトル1103の2つの動
きベクトルが割り当てられた例である。このとき、ブロ
ック1101が動きベクトル1103により未来の各フ
ィールド上で対応するブロックはブロック1104,1
105,1106,1107であり、過去の各フィール
ド上で対応するブロックはブロック1120,111
9,1118,1117である。ブロック1101が動
きベクトル1112により未来の各フィールド上で対応
するブロックは、ブロック1108,1109,111
0,1111であり、過去の各フィールド上で対応する
ブロックは、ブロック1116,1115,1114,
1113である。このときブロック1101とブロック
1104のマッチング値、ブロック1101とブロック
1105のマッチング値、ブロック1101とブロック
1106のマッチング値、ブロック1101とブロック
1107のマッチング値の合計およびブロック1101
とブロック1117のマッチング値、ブロック1101
とブロック1118のマッチング値、ブロック1101
とブロック1119のマッチング値、ブロック1101
とブロック1120のマッチング値の合計と、ブロック
1101とブロック1108のマッチング値、ブロック
1101とブロック1109のマッチング値、ブロック
1101とブロック1110のマッチング値、ブロック
1101とブロック1111のマッチング値の合計およ
びブロック1101とブロック1113のマッチング
値、ブロック1101とブロック1114のマッチング
値、ブロック1101とブロック1115のマッチング
値、ブロック1101とブロック1116のマッチング
値の合計とを比較し、マッチング値の合計が小さくなる
(相関が大きくなる)方の動きベクトルをブロック11
01に割り当てる。なお、以上の図4に示した各処理部
の処理はソフトウェアで処理可能である。
【0032】以上本発明の実施の形態をいくつかの実施
例につき図面を参照して詳細に説明してきたが、本発明
はこれら実施例に限定されることなく、特許請求の範囲
に記載された発明の要旨内で各種の変形、変更の可能な
ことは当業者に自明であろう。
【0033】
【発明の効果】本発明は、LPFを使った従来の割り当
て方法と比べると、正しく検出した動きベクトルの値を
変化させない点と、正しく検出した動きベクトルの値と
同じ動きベクトルを動きベクトルの検出漏れを生じた領
域に割り当てることができる点で優れている。メディア
ンフィルタや多数決フィルタを用いた従来の手法と比べ
ると、検出漏れ領域の面積が大きくても、検出漏れ領域
に動きベクトルを割り当てることができる点で優れてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】動きベクトルの検出漏れの例を示す図。
【図2】LPFを用いた例を示す図。
【図3】多数決フィルタを用いた例を示す図。
【図4】本発明装置の一実施例の構成ブロック線図。
【図5】信頼領域を説明する図。
【図6】包含領域を説明する図。
【図7】拡張領域を説明する図。
【図8】信頼領域の進行方向側にのみ存在する進行方向
拡張領域と、信頼領域の進行方向逆側にのみ存在する後
退方向拡張領域を説明する図。
【図9】双方向動きベクトル検出を説明する図。
【図10】信頼領域の抽出例を示す図。
【図11】拡張領域を説明する図。
【図12】拡張領域のうち、信頼領域の進行方向側にの
み存在する進行方向拡張領域と、信頼領域の進行方向逆
側にのみ存在する後退方向拡張領域を説明する図。
【図13】拡張領域のうち、信頼領域の進行方向側にの
み存在する進行方向領域は隣接する過去のフィールドと
マッチングをとり、信頼領域の進行方向逆側にのみ存在
する後退方向拡張領域は隣接する未来のフィールドとマ
ッチングをとることを説明する図。
【図14】余剰な拡張領域の例を示す図。
【図15】余剰な拡張領域を除去した後の例を示す図。
【図16】1つの領域に2つの動きベクトルが割り当て
られたとき、包含領域と信頼領域の関係から動きベクト
ルを決定することを説明する図。
【図17】1つの領域に2つの動きベクトルが割り当て
られたとき、包含領域と信頼領域の関係から動きベクト
ルを決定できない一例を説明する図。
【図18】1つの領域に2つの動きベクトルが割り当て
られたとき、包含領域と信頼領域の関係から動きベクト
ルを決定できない他の例を説明する図。
【図19】1つの領域に2つの動きベクトルが割り当て
られ、いずれも一定条件を満たすとき、マッチング値の
合計により1つの動きベクトルを選択することを説明す
る図。
【図20】1つの領域に2つの動きベクトルが割り当て
られ、いずれも一定条件を満たさないとき、マッチング
値の合計により1つの動きベクトルを選択することを説
明する図。
【符号の説明】
101 自動車の外形 102,201,202 動きベクトルを示す矢印 103 動きベクトルの検出漏れ領域 301 動きベクトル検出部 302 信頼領域抽出部 303 包含領域抽出部 304 拡張領域抽出部 305 拡張領域中余剰な領域除去部 306 動きベクトル割り当て部 307 複数の動きベクトルが割り当てられた領域の処
理部 601,602,603,801,802,803,1
201,1202,1203,1204,1205,1
301,1302,1303,1304,1305,1
401,1402,1403,1701,1702,1
704,1705 信頼領域 604,806,1206,1207,1306,13
07,1404,1706,1707 包含領域 605,606,1405 拡張領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定めた判定基準により動きベクトル
    の信頼性が高いと判定され、かつ、同一の動きベクトル
    を持った複数の画像領域を外接線分で結んだ内側の領域
    から、前記複数の画像領域を除去し、残余の領域に対
    し、前記複数の画像領域の動きベクトルの向きを考慮し
    て隣接する複数フィールドとの間で相関を求め、該相関
    が予め定めた基準を満たさない部分領域を除去した前記
    残余の領域に対して、前記複数の画像領域の持つ動きベ
    クトルを割り当てることを特徴とする動きベクトル推定
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の動きベクトル推定方法に
    おいて、複数の異なる動きベクトルが割り当てられた領
    域に対し、各動きベクトルの向きを考慮して隣接する複
    数フィールドとの間で相関を求め、該相関が最も大きい
    動きベクトルをその領域に割り当てる動きベクトルとし
    て決定することを特徴とする動きベクトル推定方法。
  3. 【請求項3】 予め定めた方法による動きベクトルの検
    出を行なう動きベクトル検出部と;該検出された動きベ
    クトルの予め定めた判定基準による動きベクトル信頼性
    の判定により信頼性ある動きベクトルを有すると判定さ
    れ、かつ、同一の動きベクトルを有する閉領域を信頼領
    域として抽出する信頼領域抽出部と;抽出された前記信
    頼領域のうち同一の動きベクトルを有する複数の信頼領
    域を外接線分で結んだ内側の領域を包含領域として抽出
    する包含領域抽出部と;抽出された前記包含領域内の前
    記信頼領域を前記包含領域から除去して拡張領域を抽出
    する拡張領域抽出部と;前記信頼領域の動きベクトルが
    示す進行方向側にのみ存在する拡張領域および前記進行
    方向とは逆側にのみ存在する拡張領域を進行方向拡張領
    域および後退方向拡散領域とし、前記進行方向拡張領域
    については、予め定めた関係にある背景の動きベクトル
    と信頼領域の動きベクトルとを用いて各別に求めた隣接
    する過去の複数フィールドとの間の相関を予め定めた大
    きさのブロック毎に求め、あるブロックについて背景の
    動きベクトルを用いて求めた相関が信頼領域の動きベク
    トルを用いて求めた相関より大きくなる場合にはそのブ
    ロックを前記拡張領域より除外し、前記後退方向拡張領
    域については、予め定めた関係にある背景の動きベクト
    ルと信頼領域の動きベクトルとを用いて各別に求めた隣
    接する未来の複数フィールドとの間の相関を予め定めた
    大きさのブロック毎に求め、あるブロックについて背景
    の動きベクトルを用いて求めた相関が信頼領域の動きベ
    クトルを用いて求めた相関より大きくなる場合にはその
    ブロックを前記拡張領域より除外する余剰領域除去部
    と;前記除外した余剰領域以外の拡張領域に前記信頼領
    域の動きベクトルを割り当てる動きベクトル割り当て部
    と;前記包含領域が異なった複数の包含領域でオーパラ
    ップして求められ複数の動きベクトルが割り当てられる
    領域が存在する場合に、そのオーバラップ領域に属する
    各ブロックについて、前記割り当てられた全ての動きベ
    クトルを各別に用いて隣接する未来および過去の複数フ
    ィールドとの間で相関を求め、相関が最も大きくなる動
    きベクトルを前記オーバラップ領域に属する各ブロック
    に割り当てる複数の動きベクトルが割り当てられた領域
    処理部と;を具備することを特徴とする動きベクトル推
    定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005202921A (ja) * 2003-12-17 2005-07-28 Shibasoku:Kk 動きベクトル検出装置
JP2006024149A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Foundation For The Promotion Of Industrial Science 画像上移動物体認識方法及び装置
JP2008311906A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Casio Comput Co Ltd 画像データ照合装置、画像合成装置及びプログラム

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