JPH11244395A - 経皮的エネルギ移送装置並びにその電力結合の制御及び調整方法 - Google Patents

経皮的エネルギ移送装置並びにその電力結合の制御及び調整方法

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JPH11244395A
JPH11244395A JP3778498A JP3778498A JPH11244395A JP H11244395 A JPH11244395 A JP H11244395A JP 3778498 A JP3778498 A JP 3778498A JP 3778498 A JP3778498 A JP 3778498A JP H11244395 A JPH11244395 A JP H11244395A
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energy transfer
transfer device
transcutaneous energy
signal
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Andrew Bolzer Michael
アンドリュー ボルツァ マイケル
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Abstract

(57)【要約】 【課題】経皮的エネルギ移送装置並びにその電力結合の
制御及び調整方法に関し、経皮的エネルギ移送装置での
コイル間の間隔の変動等によるエネルギ移送効率の変化
を考慮して、望むようなエネルギ移送レベルをより良く
維持し、又は、皮膚が高度に色素沈着されている場合で
も効率的に通信を行うことを目的とする。 【解決手段】 内部コイルからのフィードバックを用い
た自動調整回路及び電圧制御回路を設け、又、電波信号
によって通信を行うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、医療装置の分野
に係り、特に、経皮的エネルギ移送装置並びにその電力
結合の制御及び調整方法に関する。
【0002】経皮的エネルギ移送(以下「TET」とい
う。)装置は、皮膚に導電線を通すために皮膚を破る必
要なしに、骨成長刺激器、筋肉刺激器、補綴心臓又は胃
補助装置のような移植された機械的又は電子的医療装置
へ電気力を供給する装置である。
【0003】
【従来の技術】米国特許5,350,413において、ジ
ョン・ミラーは高エネルギ移送効果をもつTET装置を
開示している。この様な装置は、固定された間隔をもつ
2つのコイル間の効率的なエネルギ移送を可能にしてい
る。残念ながら、1つのコイルは人体内に置かれ、他の
コイルは人体外に置かれているので、一定の距離にコイ
ルを離しておくことは難しい。コイル間隔の変化は誘導
電圧の変化をもたらし、距離が増加すると、電力移送効
果が急速に減退する。
【0004】「自動調整された経皮的エネルギ移送シス
テムの開発」と題された文献中で、ジョン・ミラー、
G.ベランジャー、及びT.ムシバンドは、この問題を
解決するための自動調整回路を示唆している。自動調整
回路は、調整要件を決定するために、人体の外部の駆動
回路内に存在する種々の電圧及び電流を比較する。この
ような調整は、コイル間隔が変化するエネルギー移送の
調整を可能にする。
【0005】開示された自動調整機能は電力結合効率の
問題を取り扱っているが、内部電圧制御という別の問題
を取り扱っていないことがわかった。移植された医療装
置を駆動するにあたって、エネルギー結合効率及び電圧
制御は別個であるが関連して取り扱うべき問題である。
結合効率は、より低い操作コスト及び改善された電池寿
命をもたらす。電圧制御は、装置操作の改良及び安全性
の増大をもたらす。実際、装置は過度に印加された電圧
によって故障する。
【0006】さらに、効率は医療装置負荷要件又は漏電
のような負荷関係因子や間隔のような電力結合関係因子
を含むいくつかの因子によって影響を受けることがわか
っている。残念ながら、自動調整は、医療装置によって
要求された時に追加エネルギを供給する問題を取り扱っ
ていない。
【0007】米国特許5,350,413、ジョン・ミラ
ーはさらに、双方向通信を提供するための赤外線(以
下、「IR」という)遠隔測定法のモジュールを開示し
ている。IR遠隔測定法は、皮膚色素沈着によって影響
を受けることが知られている。ジョン・ミラーにより開
示されたトランシーバは、皮膚層の下に移植されるの
で、このような考察は重要である。高度に色着けられた
皮膚がIR信号の希薄化及びジョン・ミラーにより開示
されたようなシステムが略実行不能であることが判っ
た。テレビジョンの遠隔制御では受入れられるが、個人
が必要とする医療装置に対して、操作不能のTET装置
は受け入れることができない。
【0008】IR遠隔測定法のリンクの限界は本質的な
ものである。IR遠隔測定法は送信器及び受信器の間に
光学的経路を必要とする光学的通信手段である。光ファ
イバ又は導波管がないので、IR遠隔測定法は、高度に
指向的であり、システムを同時に一方向に作用する単一
の送信機に制限している。IR遠隔測定法の指向性は光
学的通信に対するような調整を必要とする。
【0009】最近まで、IR遠隔測定法は低周波数通信
に制限されていた。直列的なリンクは、真の多重チャネ
ル化の実行よりも高い周波数を要求するので、低周波数
ではチャネルを多重化するのは困難である。残念なが
ら、上述したようにIR遠隔測定法は真の多重化のチャ
ネルの通信に適当ではない。高速のIR回路の出現は時
分割多重送信(TDM)のような公知の技術を用いたチ
ャネル多重化を可能にするかもしれないが、これは前述
したIRの欠点を解消することができない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、この従来
技術又は他の従来技術の限界を乗り越えるために、本発
明の目的の1つは、融通性を改善させ及びエネルギ移送
能力を増進させるために電圧制御と自動調整をするTE
T装置を提供することである。
【0011】このように、この従来技術又は他の従来技
術の限界を乗り越えるために、本発明の他の目的の1つ
は、色素沈着と関係なく皮膚を通して移送することがで
きる双方向の通信リンクを提供することである。本発明
の他の目的は、全方向で双方向の通信リンクを提供する
ことである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、内部コ
イル又は該コイルに伴う遠隔測定回路構成要素からのフ
ィードバックの種類に反応しそれによってエネルギ移送
要件を満たす能力を増進することができることである。
【0013】本発明のさらなる特徴は、IR遠隔測定法
よりも皮膚の色素沈着に対し、より鈍感なTET装置の
各部分間での双方向の通信リンクを提供することができ
ることである。
【0014】主要な一般的態様では、本発明は、第1の
コイル、第1のコイル駆動部、第2のコイルを有するT
ET装置を提供するものであって、TET装置を調整す
るためのシステムは、操作及び特性指標の移送中には、
第2のコイルの特性を測定する手段と、第1のコイルの
電圧及び電流を制御する電圧制御回路と、移送された特
性指標を受信し且つ電圧制御回路へ上記指標に関係する
信号を供給する手段とを有する。
【0015】好ましくは、該特性は誘導電圧及び負荷電
流を含む。好ましくは、供給された前記信号は第1のコ
イルに誘導された力を制御する制御信号である。好まし
くは、移送は電波(以下、「RF」という)遠隔測定法
を用いて遂行される。
【0016】他の実施の形態では、少なくとも1つの特
性は、RF信号の強度である。他の実施の形態では、T
ET装置はさらに、第1のコイルの信号を調整するため
の調整回路を有するものである。他の実施の形態では、
少なくとも1つの特性は位相である。
【0017】さらに一般的な態様では、本発明はTFT
装置内での電力結合を制御し且つ調整するための方法を
提供しようとするものであって、少なくとも1つの特性
の指標を操作且つ移送する間に第2のコイルの特性の少
なくとも1つを測定する過程と、少なくとも1つの特性
の移送された指標を受信し且つ受信された指標に応じて
第1のコイルに供給された信号の少なくとも1つの特性
を変化させる過程からなる。
【0018】好ましくは、少なくとも1つの特性は誘導
電圧を含む。好ましくは、少なくとも1つの特性は負荷
電流を含む。他の実施の形態では、少なくとも1つの特
性は位相である。他の実施の形態では、第1のコイルに
供給された信号の少なくとも1つの特性を変化させる過
程は、装置換算に応じて遂行されるものである。
【0019】さらに他の一般的な態様では、本発明は、
TETシステムでの使用のためのRF遠隔測定法の送信
器を提供しようとするものであって、該RF遠隔測定法
の送信器は、第1のコイルと結合し且つRF信号を電力
信号上に重ね合わせるための第1のRFトランシーバ
と、第1のRFトランシーバによって受信されたRF信
号から情報を抽出するための第1の信号濾過抽出手段
と、第2のコイルと結合した第2のRFトランシーバ
と、第2のRFトランシーバによって受信された第2の
RF信号から情報を抽出するための第2の信号濾過抽出
手段とを有するものである。前記第1の信号濾過抽出手
段は、例えば、チャネル多帯域符号器/復号器50であ
り、前記第2の信号濾過抽出手段は、例えば、チャネル
多帯域符号器/復号器60である。
【0020】さらなる一般的な態様では、本発明は、T
ET装置を提供しようとするものであって、該TET装
置は、第1のコイル、第1のコイル駆動部、アンテナ、
アンテナと接続しRF信号を送信し且つ受信するための
第1のRFトランシーバ、及び第1のRFトランシーバ
によって受信されたRF信号から情報を抽出するための
第1の信号濾過抽出手段を有する第1の回路と、第2の
コイル、アンテナ、第2のコイルと結合した第2のRF
トランシーバ、及び第2のRFトランシーバによって受
信されたRF信号から情報を抽出するための第2の信号
濾過抽出手段を有する第2の回路とを有するものであ
る。
【0021】好ましくは、TET装置は、さらに、操作
及び特性の指標の移送中に第2のコイルの特性を測定す
る手段と、第2のコイルの電圧及び電流を制御する電圧
制御回路と、移送されたその特性の指標を受信し且つ電
圧制御回路に上記指標に関連する信号を供給するための
手段とからなる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、バックスタ製薬(登録商
標)のポンプを示す。心臓補助装置は体内に血液を注入
する働きをする。ソレノイド1が2本のレバー2を引き
離している。一方の端部には、レバー2が袋3を押圧す
るという形で押圧手段又は板4と結合している。袋3の
押圧はポンピング動作を生ずる。支点5がレバー2の動
作を明確にするために図示されている。
【0023】このポンピング動作は、ソレノイド1が十
分な電力を受けることを必要とする。ソレノイド1は交
番様式で電力が供給される。電力は、ソレノイド1がレ
バー2に力を働かせる間に供給されるだけである。代わ
りになるべきものとして、電力が常に供給され、装置が
電力信号を交番電力に変換するものがある。その変換
は、エネルギ保持及び放出手段を用いることによってな
し遂げられる。袋3が押圧されると、ソレノイドは袋3
に流体を満たすために遮断されなければならない。さら
に、ソレノイド1は袋3を押圧する場合を除いて電力を
殆ど吸収しない。たとえ、押圧の際であっても1往復運
動の間に電力要求が変化する。その動作は従来技術に示
されている。
【0024】ポンプ及び類似の装置の操作は、エネルギ
を無節操に吸収する。負荷が増大すると、電源電圧は駆
動電流のように影響を受ける。電源電圧を増大すること
は、負荷が取り除かれた際に、電圧スパイクを生じさせ
る。この電力スパイクは装置に損害を与え兼ねない。こ
の問題を避ける1つの方法は、電力サージ及び電力スパ
イクを防止するために各装置内に、電圧調整手段を設け
ることである。本発明によれば、負荷及び誘導電圧を監
視し、それによって負荷が落ちた際に誘導電圧が維持さ
れるように、フィードバック・ループを通して電圧が調
整される方法を開示している。
【0025】図2に、従来例に係るTET装置を示す。
その装置は、医療装置への電力供給に用いるためのDC
電圧へ変換するために、皮下にある巻線内にAC電流を
誘導するように設計された変換器を有する。代わりに、
誘導AC電流が、医療装置への電力供給に用いられるも
のもある。AC電流が、例えば、円環状コイルで、医療
装置に接続された電線をもった皮膚Sの表面直下に植え
つけられたリッツ線(リッチェンドラフト線)によって
巻かれた第2の巻線であるL2に、誘導される。同様の
第1の巻線L1は、皮膚表面上及びその外側で、第2の
巻線と調整された位置に置かれている。
【0026】第1の巻線L1はDC入力バスの陰極側と
接続されたコンデンサ11に接続されている。図2に示
すように、巻線L1はまた、FET駆動部20によって
制御されるFET(空間効果トランジスタ)と接続され
ている。FET駆動部20は、交番又は脈動波形を発生
するために、電圧制御発振器21、ソフト開始制御部2
2及び低電圧遮断部23からの入力を受ける。
【0027】電力移送は2つの相、即ち、蓄電相と共鳴
相で実行されると考えられている。蓄電相の間に、DC
入力電源へ直接コイルを切り換えるためのFETを使用
してエネルギは第1のコイルに蓄積される。FETは伝
導損失を最小にするために、「オン」状態の大変低い抵
抗のために選択されている。
【0028】図2に示すように、コイルL2は皮膚Sの
下へ移植されている。回路の残りは皮膚の外に設けられ
ている。上記コイル及びそのための駆動回路の構成部分
を皮膚Sの外部に残しているので、電圧は、コイルL1
からコイルL2内へ誘導される。皮膚は、長引いた時間
のために、電場に晒されることからの損害を被りかねな
い。そのため、TET装置を設計する際に、必要な電力
を供給するのに十分な電圧を導入するために必要な電場
に制限することが非常に実用的である。
【0029】図3は、FPGAに設けられた集積化され
た電圧制御自動調整回路(制御調整回路)を示す。内部
電圧及び内部負荷の測定値は皮下回路(図4に示す)と
の遠隔測定法によるリンクを通して制御回路に供給され
る。IR送信を用いるこのような遠隔測定法のリンクは
公知である。医療装置のための妥当なエネルギ・レベル
を維持するために、供給された値を基に、制御回路は電
圧制御の必要性と結合効率を評価する。
【0030】FPGAは、これらの値に基づいて及びシ
ステム情報又は換算値に基づいて、FET駆動部20及
び電力制御回路43(図4に示す)という形態をとった
DC−ACコンバータを制御する。FET駆動部20
は、また、周波数及びオフタイムを制御するために用い
られる。FPGA内にある回路はTET回路構成要素の
他の態様を組み込んでも良い。
【0031】自動調整のある形態は先行技術として公知
である。TETシステムは種々の状況にわたって作動し
なければならないので、正しい操作ポイントを設定する
ために、コントローラは、電流条件の情報をもつことが
好ましい。効率的に電圧を制御しTET装置を自動調整
するために、コイルL2からのフィードバックが要求さ
れる。該フィードバックに基づいて電圧を修正し且つ回
路を調整するように設計された回路を伴うこのフィード
バックが、TET装置の操作を改善することができる。
【0032】操作中に、プログラマブル回路は測定値に
応答する。負荷電流及び電圧という2つの値が測定され
た場合には、測定値は、低い、通常、又は高いという9
つの可能な組み合わせをもたらす。この例では、位相
は、プログラマブル回路と独立の位相修正回路構成部品
を使用して修正される。9個の可能な組み合わせの各々
に対して、プログラマブル回路が応答する。
【0033】応答は、例えば、受け入れられる範囲に、
値を移動させるものであっても良い。測定された負荷が
増大するとき、前記例では、誘導電圧を略一定に維持す
るために誘導電流が増大する。測定された電圧が増大す
ると、誘導電圧は、誘導電圧を略一定に維持するために
低下させる。これは、効果的に、TET装置の操作性を
向上させ、移植された装置を破壊するようなサージを防
止することができる。
【0034】代わりに、プログラマブル回路は多数の測
定値に応答するようにしても良い。代わりに、プログラ
マブル回路は、また、最新及び過去の測定値に応答する
フィードバック・ループを有するようにしても良い。代
わりに、プログラマブル論理が、移植された特定の装置
に作用するように換算される。その換算は、最初の使用
期間内に実行される。換算されたプログラマブル回路は
変化を見越して修正処理を準備する。システムは、例え
ば、不十分に制御された過去の一連の測定値(既知の問
題)を保持する保持手段を有する。これらのパターンが
生ずると、プログラマブル回路は、測定値をより良く取
り扱うために、以前の試み(許容されたパラメータ内
で)とは異なるように応答する。
【0035】低い内部電圧が、弱い結合によって、又は
高い内部負荷によって生ずる。内部コイルから外部回路
への電圧及び負荷の両方の供給は、原因及び適当な制御
応答の評価を考慮してなされる。
【0036】図4に戻り、図3のプログラマブル回路が
組み込まれた本発明の実施の形態に係るTETシステム
を示す。FPGAという形をとるプログラマブル回路4
0はFET駆動部20及び電力制御回路43を駆動す
る。FET駆動部20は、第1のコイルL1を駆動する
ためにトランジスタ10を交互に切り換える。電力制御
回路43は、FET10が「オン」状態に切り換えられ
た場合には、コイルL1に供給された電流及び電圧を制
御する。プログラマブル回路40は、クロックという形
のタイミング、電圧入力という形の電力と、遠隔測定法
リンクを介して皮下回路から受け取った監視値からなる
入力を受信する。プログラマブル回路40内にある制御
機能は受信信号に依存する。
【0037】IR遠隔測定法のリンクには本質的な一定
の限界がある。IRは、送信器と受信器との間に光路を
必要とする光通信手段である。光ファイバや導波管がな
いので、IR遠隔測定法は高度に指向的であり、システ
ムを一方向で同時に作用する単一の送信器に限定してし
まう。高速のIR回路の出現は、時分割多元接続方式
(TDM)として知られている技術を使用してチャネル
多重化を可能にする。これはある限定された状況では多
重チャネル操作を可能にするが、前述の他の短所を解消
できない。
【0038】電波(RF)遠隔測定法のリンクという形
の遠隔測定法のリンクがプログラマブル回路40ととも
に図4に示されているが、必要なすべての監視されてい
る前記情報を送信し又は受信する可能性を提供するどん
な遠隔測定法のリンクも有効である。しかしながら、本
発明による真の多重チャネル通信手段を使用するのがよ
り好ましい。
【0039】RFトランシーバ46は、予め定めた周波
数に同調するRFアンテナという形をとるアンテナ手段
48を介して信号を受信する。代わりのものとして、ア
ンテナ手段は、第1のコイルL1(図5に示すように)
の全体を形成しても良い。受信されたRF信号(RFト
ランシーバ46)はノイズを削減し不要な信号を除去す
るために濾過される。
【0040】代わりに、この過程は、チャネル多帯域符
号器/復号器50内で遂行しても良い。その後に、個々
のチャネル又は個々の監視値に復号化される。情報のチ
ャネル構造は、制御情報のための1チャネルと、監視情
報のための多数のチャネルが組み込まれている。制御情
報は、外部回路から皮下の回路に移送される。皮下回路
は、帯びている状態、血液溜の形状及び装置故障という
形で診断上の指標を外部回路に送信する。
【0041】代わりになるものとして、内部回路は診断
上の信号とともに制御信号を外部回路に送っても良い。
単一のチャネルを介して、多数の監視値を送るために
は、時分割多元接続方式(TDM)のような方法が採用
される。TDMを用いると、各値は各フレーム毎に繰り
返す時間系列に割り当てられる。各フレーム内では、多
数の時間系列は、各々、測定され又は監視された特性を
表す値を含む。各フレームでは、多数のチャネルの順序
は同一であり、それ故に、監視された特性の各値は、特
性用のチャネルをサンプリングすることによって得られ
る。
【0042】TDMを明らかにする1例を示す。8個の
チャネルが各フレーム内にある場合に、フレームの周波
数に基づいて、任意の値がサンプリングされる。通常、
フレームパルス又はフレーム指標信号は、送信器及び受
信器を調整するために組み入れられる。1つのフレーム
の開始から第1のチャネル値がサンプリングされる。
【0043】フレームの開始+Δt(フレームの周期の
n/8)から、第nのチャネルがサンプリングされる。
このようにして、多数のチャネルが直列の通信を用いた
単一の物理チャネルを通して送信される。遠隔測定法の
リンクが予め定めた回路間にされていることを保証する
ために、セキュリティ用情報のために少なくともいくつ
かのチャネルを保持することが好ましい。これは浮遊信
号の効果を最小限にするためである。
【0044】皮下回路は、第1のコイルL1に類似の第
2のコイルL2を有する。アンテナ68は第2のコイル
L2の近傍に設置され、RFトランシーバ66と協力し
て監視信号を外部回路に送出する。代わりに、監視信号
及び制御信号が送信しても良い。代わりに、第2のコイ
ルL2は、また、アンテナとして機能する。受信され送
信された外部信号と同じように、皮下で受信され送信さ
れた信号に、ホワイトノイズ及び電力信号からのクロス
トーク(漏話)の形をとるノイズが存在する。
【0045】チャネル多帯域符号器/復号器60はノイ
ズを濾過し、望む信号を抽出する。チャネル多帯域符号
器/復号器60は、送信効率を増進するために適当なR
F信号を形成するように監視値を符号化する。受信され
復号化された信号の正確さを改善するために、前方向誤
り訂正又はパリティのような手段が採用されている。
【0046】受信信号中に誘導されたクロストークは重
要である。TET装置は第1及び第2のコイルを介して
エネルギを伝達する。移送されたエネルギは、しばしば
50ワットを越える。皮下回路と外部回路との間での通
信を必要とするRF遠隔測定法の信号は、数ミリワット
の電力レベルで送信される。そのため、濾過された後に
クロストークが再混入されないことを確実にするため、
回路構成部品(外部及び皮下の両方の)を遮蔽すること
が重要である。他の実施の形態では、少なくとも受信さ
れたRF信号のいくつかの特性を監視すること、該特性
に依存する値を送信すること、並びに、強度及び周波数
という形でRF信号パラメータを変化させることが遠隔
測定法の強度を改善するために遂行される。
【0047】チャネル多帯域符号器/復号器60は、監
視手段64からの送信用に符号化するための情報を受信
する。電圧及び電流に対する監視手段は、1つ存在する
場合には、ACからDCへのコンバータ回路の一部を形
成する。代わりに、独立の監視手段を設けても良い。も
ちろん、監視手段は、皮下回路で及び移植された医療装
置で望まれるいくつかの特性を監視するために遂行され
る。
【0048】図5は、内部コイルL2及び外部コイルL
1からなるRF遠隔測定法のシステムを示す。外部コイ
ルL1から内部コイルL2へ送信される監視信号及び制
御信号は、コイルL1、L2をアンテナとして使用して
通信を行うため電力結合信号上に重ね合わされる。監視
信号及び制御信号が、電力信号の周波数に比較して高い
周波数をもつ場合には、電力信号を除去するためにロー
パスフィルタが使用される。他の方法として、信号を分
離するために、公知の周波数変調(FM)技術が用いら
れる。
【0049】図5には、RFトランシーバ46aが、通
信信号とともにそこに電力信号を供給するコイルL1を
駆動するように行動する。このような回路が、コイル間
で結合されるべき電力と通信信号とを重ね合わせる。こ
れは、独立の送信アンテナがない場合には必要である。
【0050】TET装置の既知の特性のために、RF遠
隔測定法の使用が可能である。電力信号は、一般に設計
段階で良く理解されている。電力信号は内部装置を駆動
するための大きなエネルギを必要とするのに対して、R
F監視及び制御チャネルは非常に低いエネルギ(ミリワ
ット)が好ましい。RF遠隔測定法の信号は、GHzの
範囲にあるような高い周波数で送信される短距離の信号
である。
【0051】代わりのものとして、他の予め決定された
周波数が使用される。そのようなものとしては、電力信
号によって誘導されるクロストークは、情報が抽出され
るために濾過され又は識別されなければならない。RF
通信の技術分野では、ローパスフィルタを設け又は信号
から知られた周波数を抽出することは良く知られてい
る。
【0052】RF遠隔測定法の使用は多くの利益をもた
らす。多重チャネルは、多数の特性が監視され及び交信
されることを可能にする多重信号に用いることができ
る。さらに、RFシステムは、制御及び監視信号が種々
のチャネルへ分離されることを可能にする。さらに、R
F送信は、皮膚によってあまり減衰せず、そして、比較
的色素沈着に依存しない。このことは、RF信号が、送
信源から調整不良の受信器へ、及び汚物の存在中で、障
害を乗り越えて送信することを可能にする。
【0053】好ましくは、図4に示すように、別体のア
ンテナが周波数応答及びSN比を増進するために使用さ
れる。別体のアンテナは少なくとも1つの送信周波数に
同調される。同調はアンテナを駆動するための電力要件
を削減し、受信された信号の質を増進させる。小さなR
FアンテナがコイルL1及びL2の近傍に設置されてい
る。これは、あまり空間を必要とせず、安価に製造さ
れ、交信システムの効力を増進させる。代わりに、信号
を送信及び受信するために多数のアンテナ対が用いられ
る。
【0054】ここに記載の改良された電力結合制御機構
に関連して、RF遠隔測定システムは、位相、電圧、駆
動電流、身につけている衣装、バッテリ状況のような十
分な数の特性、及び、血液又は筋肉収縮のような他の非
本質的な特性を考慮する。各上述の特性は体内で監視さ
れRF遠隔測定法を介して外部の制御及び監視回路に送
信される。代わりに、電力信号の電圧や交信信号の強度
等を示すために、RF遠隔測定法を介して皮下回路に監
視値を移送するために、また、外部監視が実行される。
RF遠隔測定法の使用は、各監視された特性が、単一の
チャネル又は、代わりにTDMのような公知の方法を用
いて、多数の特性を単一のチャネルに多重送信すること
を可能にする。
【0055】尚、図4、5中、符号42は、増幅器を表
す。RF遠隔測定法を使用するにあたり、浮遊信号の効
果を防止し、適正な送信者から発生する信号に、回路応
答を制限するために、セキュリティ用ID又は送信者の
証明のための他の形式を保持するのが好ましい。他の多
数の実施の形態が、本発明の精神及び範囲内において含
まれる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、TET
装置に電圧制御と自動調整を可能にして、融通性及びエ
ネルギ移送能力を増進させることができる。また、色素
沈着と関係なく皮膚を通して移送することができる双方
向の通信リンクを可能にし、さらに、全方向で双方向の
通信リンクを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例に係るバックスタ製薬(登録商標)のポ
ンプを示す概略図
【図2】従来例に係るTET装置の回路図
【図3】FPGA内に設けられた電圧制御及び自動調整
集積回路を示すブロック図
【図4】本発明に係るRF遠隔測定システムの部分回路
【図5】本発明に係るRF遠隔測定システムの部分回路
【符号の説明】
L1,L2…コイル 20…FET駆動部 40…プログラマブル回路(FPGA) 43…電力制御回路 46,46a,66…RFトランシーバ 50,60…チャネル多帯域符号器/復号器 64…監視手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】皮下回路は、第1のコイルL1に類似の第
2のコイルL2を有する。アンテナ68は第2のコイル
L2の近傍に設置され、RFトランシーバ66と協力し
て監視信号を外部回路に送出する。代わりに、監視信号
及び制御信号が送信されても良い。代わりに、第2のコ
イルL2は、また、アンテナとして機能する。受信され
送信された外部信号と同じように、皮下で受信され送信
された信号に、ホワイトノイズ及び電力信号からのクロ
ストーク(漏話)の形をとるノイズが存在する。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のコイル、第1のコイル駆動部及び
    第2のコイルを有する経皮的エネルギ移送装置におい
    て、 該経皮的エネルギ移送装置を調整するためのシステム
    は、 a) 操作中に第2のコイルの特性を測定し且つ特性の
    指標を移送するための手段と、 b) 第1のコイルの電圧及び電流を制御するための電
    圧制御回路と、 c) 移送された特性の指標を受信し上記指標に関係す
    る信号を電圧制御回路に供給するための手段と、を有す
    ることを特徴とする経皮的エネルギ移送装置。
  2. 【請求項2】 前記経皮的エネルギ移送装置を調整する
    ための前記システムにおいて、前記特性は、誘導電圧及
    び負荷電流を含むことを特徴とする請求項1記載の経皮
    的エネルギ移送装置。
  3. 【請求項3】 前記経皮的エネルギ移送装置を調整する
    ための前記システムにおいて、供給された前記信号は、
    前記第1のコイルに導入された電力を制御するための制
    御信号であることを特徴とする請求項2記載の経皮的エ
    ネルギ移送装置。
  4. 【請求項4】 前記経皮的エネルギ移送装置を調整する
    ための前記システムにおいて、前記移送は電波遠隔測定
    法を用いて遂行されることを特徴とする請求項1記載の
    経皮的エネルギ移送装置。
  5. 【請求項5】 前記経皮的エネルギ移送装置を調整する
    ための前記システムにおいて、少なくとも1つの特性は
    電波信号の強度であることを特徴とする請求項4記載の
    経皮的エネルギ移送装置。
  6. 【請求項6】 前記経皮的エネルギ移送装置を調整する
    ための前記システムにおいて、第1のコイルの信号を調
    整する調整回路を有することを特徴とする請求項1記載
    の経皮的エネルギ移送装置。
  7. 【請求項7】 前記経皮的エネルギ移送装置を調整する
    ためのシステムは、前記調整回路及び前記電圧制御回路
    が、単一の集積された制御調整回路を形成することを特
    徴とする請求項6記載の経皮的エネルギ移送装置。
  8. 【請求項8】 前記経皮的エネルギ移送装置を調整する
    ためのシステムは、1つの特性は位相であることを特徴
    とする請求項6記載の経皮的エネルギ移送装置。
  9. 【請求項9】 経皮的エネルギ移送装置において電力結
    合を制御し且つ調整する方法は、 操作及び少なくとも1つの特性の指標の移送をする間
    に、第2のコイルの少なくとも1つの特性を測定し、少
    なくとも1つの特性の移送された指標を受信し、且つ受
    信された指標に依存して第1のコイルに供給された信号
    の少なくとも1つの特性を変化させることを特徴とする
    経皮的エネルギ移送装置の電力結合の制御及び調整方
    法。
  10. 【請求項10】 前記経皮的エネルギ移送装置の電力結
    合の制御及び調整方法は、少なくとも1つの特性が誘導
    電圧であることを特徴とする請求項9記載の経皮的エネ
    ルギ移送装置の電力結合の制御及び調整方法。
  11. 【請求項11】 前記経皮的エネルギ移送装置の電力結
    合の制御及び調整方法は、少なくとも1つの特性が負荷
    電流であることを特徴とする請求項9記載の経皮的エネ
    ルギ移送装置の電力結合の制御及び調整方法。
  12. 【請求項12】 前記経皮的エネルギ移送装置の電力結
    合の制御及び調整方法は、少なくとも1つの特性が位相
    であることを特徴とする請求項9記載の経皮的エネルギ
    移送装置の電力結合の制御及び調整方法。
  13. 【請求項13】 前記経皮的エネルギ移送装置の電力結
    合の制御及び調整方法は、第1のコイルに供給された信
    号の少なくとも1つの特性を変化させる前記過程が、以
    前の変化に依存して実行されることを特徴とする請求項
    9記載の経皮的エネルギ移送装置の電力結合の制御及び
    調整方法。
  14. 【請求項14】 前記経皮的エネルギ移送装置の電力結
    合の制御及び調整方法は、第1のコイルに供給された信
    号の少なくとも1つの特性を変化させる前記過程が、装
    置換算に依存して実行されることを特徴とする請求項9
    記載の経皮的エネルギ移送装置の電力結合の制御及び調
    整方法。
  15. 【請求項15】 経皮的エネルギ移送システムでの使用
    のための電波遠隔測定法の送信器は、 a) 第1のコイルと結合し電波信号を電力信号に重ね
    合わせるための第1の電波トランシーバと、 b) 前記第1の電波トランシーバによって受信された
    電波信号から情報を抽出するための第1の信号濾過抽出
    手段と、 c) 第2のコイルと結合する第2の電波トランシーバ
    と、 d) 前記第2の電波トランシーバによって受信された
    電波信号から情報を抽出するための第2の信号濾過抽出
    手段と、を有することを特徴とする電波遠隔測定法の移
    送装置。
  16. 【請求項16】 経皮的エネルギ移送装置は、 第1のコイル駆動部と接続した第1のコイル、アンテ
    ナ、該アンテナと接続し電波信号を移送し及び受信する
    ための第1の電波トランシーバ、並びに第1の電波トラ
    ンシーバによって受信された電波信号から情報を抽出す
    るための第1の信号濾過抽出手段を有する第1の回路
    と、 第2のコイル、第2のアンテナ、該第2のアンテナと接
    続する第2の電波トランシーバ、及び第2の電波トラン
    シーバによって受信された電波信号から情報を抽出する
    ための第2の信号濾過抽出手段を有する第2の回路と、
    を有することを特徴とする経皮的エネルギ移送装置。
  17. 【請求項17】 前記経皮的エネルギ移送装置は、 a) 操作及び特性の指標の移送中に前記第2のコイル
    の特性を測定するための手段と、 b) 受信された制御信号に依存して前記第1のコイル
    を流れる電流及び電圧を制御するための電圧制御回路
    と、 c) 移送された特性の指標を受信し上記指標に依存す
    る制御信号を前記電圧制御回路に供給する手段とを有す
    ることを特徴とする請求項16に記載の経皮的エネルギ
    移送装置。
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US9295573B2 (en) 2010-04-29 2016-03-29 Apollo Endosurgery, Inc. Self-adjusting gastric band having various compliant components and/or a satiety booster

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