JPH11239019A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JPH11239019A
JPH11239019A JP4020398A JP4020398A JPH11239019A JP H11239019 A JPH11239019 A JP H11239019A JP 4020398 A JP4020398 A JP 4020398A JP 4020398 A JP4020398 A JP 4020398A JP H11239019 A JPH11239019 A JP H11239019A
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JP
Japan
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support structure
reflecting mirror
phase
sub
radio wave
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Application number
JP4020398A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Nasumi
達生 那住
Masao Yamato
昌夫 大和
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナリフレクタにおいて、誘電体の繊維
で構成されたフィード又は副反射鏡を支持する支持構造
を透過する電波の位相ずれにより生じるアンテナ電気性
能の劣化を軽減する。 【解決手段】 支持構造を透過する電波の位相ずれ量を
調整板で調整、あるいは位相のずれた電波を受け取らな
いことによりアンテナ電気性能を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は人工衛星搭載用の
アンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】人工衛星に搭載されるアンテナリフレク
タは、打ち上げ時にはロケットのフェアリング内に収容
され、ロケットエンジンの噴射や燃料の揺れによる音響
や振動荷重を受け、その後ロケットの切り離しや搭載機
器の展開による数回の衝撃荷重を受ける。又、軌道上運
用時においては、およそ−170〜+130℃の温度環
境に曝される。アンテナリフレクタはこうした振動・音
響・衝撃の機械荷重に耐えた後に、1次放射器や副反射
鏡を所定の位置に保持し、かつ軌道上運用時には温度変
化により生じる熱変形を可能な限り小さく抑えなければ
ならない。
【0003】従来これらの要求を満足するセンターフィ
ードアンテナリフレクタの構成としては図13に示すよ
うなものがある。図13は周波数共用のセンターフィー
ドアンテナを示し、1は主反射鏡、2は支持構造、3は
1次放射器、4は副反射鏡をあらわす。これらの構成に
おける支持構造2には、打ち上げ時の機械環境、軌道上
熱変形、重量等の要求を満足するために、通常は炭素繊
維強化プラスチック(CFRP)が用いられてきた。し
かし、図13のような構成は支持構造2によって電波が
さえぎられ、サイドローブの上昇、アンテナ利得低下等
のアンテナ電気性能の劣化を引き起こす。センターフィ
ードアンテナにおける電波の伝播経路を示したのが図1
4である。図14(a)は副反射鏡を用いたセンターフ
ィードカセグレンアンテナにおける1次放射器からの電
波の伝播経路を、図14(b)はセンターフィードアン
テナにおける1次放射器からの電波の伝播経路を示す。
これらを解決する手段の一つとして、支持構造2をアラ
ミド繊維強化プラスチック等の誘電体で製作する方法が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電波を
透過する特性を有する支持構造2を用いた場合におい
て、透過時に電波の位相がずれるという現象が生じる。
支持構造2は強度・剛性・熱変形等の機械的制約によ
り、位相ずれが生じない形状とすることができないこと
が多く、この位相がずれる領域が大きいほど電気性能の
劣化が大きいものであり、場合によっては透過しない場
合よりも性能が劣化することもある。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたものであり、アンテナにおいて、その
支持構造2に起因するアンテナ電気性能の劣化を軽減さ
せることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明によるアンテ
ナリフレクタは、副反射鏡4を支持する構造が誘電体の
繊維を使用した複合材から構成され、その支持構造2に
特定の厚さを有した誘電体を取り付けることにより、パ
ラボラ面の軸に垂直な面において、支持構造2を透過す
る電波と、それ以外を通過する電波の位相差を、2nπ
倍(2π、4π、6π…)と2πの整数倍とするもので
ある。
【0007】第2の発明によるアンテナリフレクタは、
副反射鏡4を支持する構造が誘電体の繊維を使用した複
合材からなり、主反射鏡1上の特定の位置に任意の厚さ
を有する反射調整板を取り付けることにより、反射波の
位相を調整する構成のものである。
【0008】第3の発明によるアンテナリフレクタは、
副反射鏡4を支持する構造が誘電体の繊維を使用した複
合材からなり、主反射鏡1上の特定の位置に任意の厚さ
を有する反射調整板を取り付けたものである。
【0009】第4の発明によるアンテナリフレクタは、
副反射鏡4を支持する構造が誘電体の繊維を使用した複
合材からなり、主反射鏡1上の特定の位置に任意のメッ
シュ状鏡面を有するものである。
【0010】第5の発明によるアンテナリフレクタは、
副反射鏡4を支持する構造が誘電体の繊維を使用した複
合材からなり、主反射鏡1上の特定の位置に周波数を選
択する調整板を取り付けたものである。
【0011】第6の発明によるアンテナリフレクタは、
副反射鏡4を支持する構造が誘電体の繊維を使用した複
合材からなり、主反射鏡1の反射面が複数の異なる電波
反射率を有する材料で構成しているものである。
【0012】第7の発明によるアンテナリフレクタは、
副反射鏡4を支持する構造が誘電体の繊維を使用した複
合材から構成され、副反射鏡4上の特定の位置に任意の
厚さを有する反射調整板を取り付けたものである。
【0013】第8の発明によるアンテナリフレクタは、
副反射鏡4を支持する構造が誘電体の繊維を使用した複
合材から構成され、副反射鏡4が周波数選択反射面と非
反射面とを共有するものである。
【0014】第9の発明によるアンテナリフレクタは、
1次放射器3を支持する構造が誘電体の繊維を使用した
複合材から構成され、その支持構造2に特定の厚さを有
した誘電体を取り付けることにより、パラボラ面の軸に
垂直な面において、支持構造2を透過する電波と、それ
以外を通過する電波の位相差を、2nπ倍(2π、4
π、6π…)と2πの整数倍とするものである。
【0015】第10の発明によるアンテナリフレクタ
は、1次放射器3を支持する構造が誘電体の繊維を使用
した複合材からなり、主反射鏡1上の特定の位置に任意
の厚さを有する反射調整板を取り付けることにより、反
射波の位相を調整するものである。
【0016】第11の発明によるアンテナリフレクタ
は、1次放射器3を支持する構造が誘電体の繊維を使用
した複合材からなり、主反射鏡1上の特定の位置に任意
の厚さを有する反射調整板を取り付けたものである。
【0017】第12の発明によるアンテナリフレクタ
は、1次放射器3を支持する構造が誘電体の繊維を使用
した複合材からなり、主反射鏡1上の特定の位置に任意
のメッシュ状鏡面を有するものである。
【0018】第13の発明によるアンテナリフレクタ
は、1次放射器3を支持する構造が誘電体の繊維を使用
した複合材からなり、主反射鏡1上の特定の位置に周波
数を選択する調整板を取り付けたものである。
【0019】第14の発明によるアンテナリフレクタ
は、1次放射器3を支持する構造が誘電体の繊維を使用
した複合材からなり、主反射鏡1の反射面が複数の異な
る電波反射率を有する材料で構成しているものである。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1及び図2はこ
の発明の実施の形態1を示す図である。図1はアンテナ
全体を示し、1は主反射鏡、2は電波を透過する特性を
有する支持構造、3は1次放射器、4は副反射鏡、5は
位相調整板を示す。副反射鏡4は支持構造2により主反
射鏡1に対して固定されている。一方図2は支持構造2
と位相調整板5の拡大断面図であり、電波の透過状態を
示す。
【0021】上記に示されるような構成のアンテナにお
いては図2(b)に示されるように電波の通過範囲にあ
る支持構造2及び位相調整板5がアラミド繊維強化プラ
スチック等の誘電体であるため、電波が透過する。図2
(a)は支持構造2及び位相調整板5を透過する電波と
それらが存在しない領域の電波の位相を示す。支持構造
2の板厚が片側1mmで、その1mmを透過する際にπ
/2だけ位相が遅れると、支持構造2を透過した後の電
波は両側でπ(=π/2×2)だけ位相が遅れることに
なる。ここで厚さ2mmの位相調整板5を取り付けるこ
とで更に位相がπ遅れるため、支持構造2と位相調整板
5を透過した電波は、支持構造2が存在しない領域の電
波と比べて位相差が2πとなり位相ずれをなくしてい
る。また、この位相調整板5は本来の構造部材ではない
ため、強度・剛性等を無視し、位相調整に適した材料を
選ぶことができる。位相の変化量は透過する物質の比誘
電率に比例するため、アルミナ(比誘電率9.5)、ガ
ラス繊維(比誘電率5〜6)、アラミド強化繊維(比誘
電率3.2〜3.8)等の誘電体を条件にあわせて選択
することにより、適切な厚さ、形状、軽量化を図ること
ができる。
【0022】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2を示す図である。図において6は主反射鏡1上に取
り付けられた反射調整板である。この反射調整板6は、
支持構造2を透過する電波が反射する部分に設けられて
いる。一方図4は主反射鏡1及び反射調整板6の拡大断
面図であり電波の反射状態を示す。
【0023】上記に示すアンテナにおいて、支持構造2
を透過する電波の位相がπ遅れたとする。この場合反射
調整板6の厚さを、支持構造2による位相ずれの1/2
に相当する波長分とすることで、反射波の位相が支持構
造2での位相ずれ分と同じπだけ進むことになり、電波
の位相ずれによるアンテナ電気性能の劣化を軽減でき
る。更に、支持構造2の主反射鏡1への取り付け部分に
新たな部材が取り付けられることにより、支持構造2か
ら主反射鏡1が受ける荷重に対する補強にもなり、強度
を向上させることができる。また、表皮にCFRPを用
いたサンドイッチ板や金めっきモリブデン等のメッシュ
状のものとすることで軽量化が可能となる。また、主反
射鏡1と同じ構成のものとすることで、熱膨張の違いに
よる軌道上運用時の熱変形を小さく抑えることができ
る。
【0024】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3を示す拡大断面図であり、7は主反射鏡1内に設け
られた反射調整板を示す。図において反射調整板7は主
反射鏡1とは独立したものである。この反射調整板7
は、図3と同様に支持構造2を通過する電波が反射する
部分に設けられている。
【0025】上記に示すアンテナにおいて、支持構造2
を透過する電波の位相がπ遅れたとする。この場合、反
射調整板7の電波反射面を、支持構造2による位相ずれ
の1/2に相当する波長分だけ主反射鏡1の電波反射面
より高い位置とすることで、反射波の位相が支持構造2
での位相遅れ分と同じπだけ進むことになり、電波の位
相ずれによるアンテナ電気性能の劣化を軽減できる。ま
た、独立した構成とすることで、主反射鏡1での反射波
を進めることも、遅らせることも容易にでき、かつ電気
性能を測定しながら最適な位置に調整することが可能と
なる。
【0026】実施の形態4.図6はこの発明の実施の形
態6を示す図である。図において8は主反射鏡1上のメ
ッシュ鏡面を示す。ここでこのメッシュ鏡面8は、支持
構造2を通過する電波に対応する部分に相当する。
【0027】上記に示されるような周波数共用型のアン
テナにおいては、周波数によって支持構造2を透過する
際に生じる位相ずれ量が異なり、その影響は高周波数に
なるほど大きくなる。S帯(約3GHz、波長約100
mm)では透過する際の位相ずれが問題にならない場合
においても、K帯(約25GHz、波長約12mm)で
は位相ずれがアンテナ性能に大きな影響を及ぼす場合が
ある。ここで支持構造2を透過する電波の主反射鏡1上
の反射面を金めっきモリブデン等のメッシュ鏡面8と
し、そのメッシュの大きさを適当に設定することによ
り、高周波数を透過させ、低周波数帯のみを反射するこ
とができる。(約0.4mmの線材を約68mmピッチ
の格子上のメッシュとすることでS帯を反射し、Ka帯
を透過さすことが可能である。)そのため1次放射器3
が位相のずれた高周波帯の電波を受けないため、低周波
数帯のアンテナ性能に影響を与えることなく、高周波数
帯の支持構造2を通過する際の位相ずれによるアンテナ
性能劣化を軽減することができる。
【0028】実施の形態5.図7はこの発明の実施の形
態5を示す図における主反射鏡1と反射調整板9の拡大
図であり、周波数帯によって電波の反射面が異なってい
る状態を示す。図において主反射鏡1上の反射調整板9
は周波数選択板で構成される。
【0029】上記に示されるような周波数共用型のアン
テナにおいては、その周波数によって支持構造2を透過
する際に生じる位相ずれ量が異なる。S帯(約3GH
z、波長約100mm)では透過する際の位相ずれが問
題にならない場合においても、K帯(約25GHz、波
長約12mm)では位相ずれがアンテナ性能に大きな影
響を及ぼす場合がある。ここで図7(a)は周波数選択
板9の代表的な構成を示す。アラミド繊維等の誘電体1
0で製作された板の面上に、反射させる周波数帯にあわ
せた円環や格子状の形状等(Ka帯に対応する円環では
内径3mm、外径3.8mm、ピッチ4.2mm程度)
の導体11を有するものである。この導体11は銅箔等
の金属箔が用いられることが多い。反射調整板を図7
(a)のような周波数選択型とすることで、図7(b)
に示すように高周波数のK帯のみを反射調整板で反射
し、低周波数であるS帯は本来の主反射鏡1で反射する
ため、S帯のアンテナ電気性能に影響を与えることな
く、K帯において、電波が支持構造2を透過する際の位
相ずれによるアンテナ性能劣化を軽減することができ
る。
【0030】実施の形態6.図8はこの発明の実施の形
態6を示す。図において12はCFRP表皮を、13は
12とは異なる電波反射率を有するCFRP表皮を示
す。ここでこのCFRP表皮13は、支持構造2を通過
する電波が反射する部分に相当する。
【0031】上記に示されるような周波数共用型のアン
テナにおいては、周波数によって支持構造2を透過する
際に生じる位相ずれ量が異なり、その影響は高周波数に
なるほど大きくなる。3GHzのS帯(波長約100m
m)では透過する際の位相ずれが問題にならない場合に
おいても、25GHzのK帯(波長約12mm)では位
相ずれがアンテナ性能に大きな影響を及ぼす場合があ
る。ここで支持構造2を透過する電波の主反射鏡1上の
反射面のCFRP表皮13を、周囲のCFRP表皮12
より目の粗いものとし、電波反射率を変えることによ
り、低周波数帯の電波は反射するが高周波数帯の電波は
反射しなくなり、1次放射器3が位相のずれた電波を受
けることがないため、低周波数帯のアンテナ性能に影響
を与えることなく、高周波数帯の支持構造2を通過する
際の位相ずれによるアンテナ性能劣化を軽減することが
できる。また、CFRP表皮12とCFRP表皮13を
ラップさせて製造することにより構造的にも連続してい
るため、強度・剛性に対する影響がなく、重量増加もな
い。更に一体で製造できるため、容易で鏡面精度も優れ
る。
【0032】実施の形態7.図9及び図10はこの発明
の実施の形態7を示す図である。図9はアンテナ全体図
を、図10は副反射鏡部の拡大断面図を示す図であり、
副反射鏡4、副反射鏡上の反射調整板12、及び電波の
反射状態を示す。この副反射鏡4上の反射調整板14
は、支持構造2を通過する電波が副反射鏡4で反射する
部分に設けられる。
【0033】上記に示すアンテナにおいて、支持構造2
を透過する電波の位相がπずれたとする。この場合反射
調整板14の厚さを、支持構造2による位相ずれの1/
2に相当する波長分とすることで、反射波の位相が支持
構造2での位相ずれ分と同じπだけずれることになり、
電波の位相ずれによるアンテナ電気性能の劣化を軽減で
きる。また、主反射鏡1と比較し副反射鏡4は電波反射
領域が小さいため、部品自身が小さく軽量できる。
【0034】実施の形態8.図11はこの発明の実施の
形態8における副反射鏡4を示す図である。図において
15は周波数を選択して電波を反射するための周波数選
択領域を示す。この周波数選択領域15は支持構造2を
透過する電波が入射する個所を避けて設けられる。
【0035】上記に示されるような周波数選択型の副反
射鏡4を有するアンテナでは、周波数選択領域以外では
本来反射すべき電波が反射しないため、1次放射器3が
支持構造2を通過し位相がずれている電波を受信しなく
なり、支持構造2による位相ずれによるアンテナ性能劣
化は軽減される。また、実施の形態8に示したような構
成の周波数選択鏡面においては、鏡面自身の構造に手を
加えることなく、鏡面上の導体11の有無のみで対応で
きるため剛性・強度・鏡面精度に影響を与えることな
く、製造も容易である。
【0036】実施の形態9.図12及び図2はこの発明
の実施の形態9を示す図である。図12はアンテナ全体
構成を示す。
【0037】上記に示されるような構成のアンテナにお
いては電波の通過範囲にある支持構造2がアラミド繊維
強化プラスチック等の誘電体であるため、電波が支持構
造2を透過する。図2においては支持構造2を透過する
際にπ(=π/2×2)だけずれた位相を、位相調整板
5により更にπ遅らすことにより、支持構造2が存在し
ない領域の電波との位相差をなくしている。また、この
位相調整板5は本来の構造部材ではないため、強度・剛
性等を無視し、位相調整に適した比誘電率の大きい材料
を用いることにより、適切な厚さ、軽量化を図ることが
できる。
【0038】実施の形態10.図3はこの発明の実施の
形態10を示す図である。図において6は主反射鏡1上
に取り付けられた反射調整板6である。この反射調整板
6は、支持構造2を通過する電波が主反射鏡1上で反射
する部分に設けられている。
【0039】上記に示すアンテナにおいて、実施の形態
3と同様に支持構造2を透過する電波の位相がπずれた
とする。実施の形態2と同様に、この場合反射調整板の
厚さを、支持構造による位相ずれの1/2に相当する波
長分とすることで、反射波の位相が支持構造での位相ず
れ分と同じπだけずれることになり、電波の位相ずれに
よるアンテナ電気性能の劣化を軽減できる。更に、支持
構造2の鏡面付根部分に新たな部材が取り付けられるこ
とにより、支持構造が受ける荷重に対する補強にもな
り、強度を向上させることができる。また、サンドイッ
チ板やメッシュ状のものとすることで軽量で可能とな
る。
【0040】実施の形態11.図5はこの発明の実施の
形態11を示す拡大断面図であり、7は主反射鏡内に設
けられた反射調整板を示す。図において反射調整板の部
分は主反射鏡とは独立したものである。この調整板は、
図3と同様に支持構造を通過する電波が反射する部分に
設けられている。
【0041】上記に示すアンテナにおいて、支持構造2
を透過する電波の位相がπずれたとする。実施の形態3
と同様に、この場合反射調整板7の厚さを、支持構造2
による位相ずれの1/2に相当する波長分とすること
で、反射波の位相が支持構造2での位相ずれ分と同じπ
だけずれることになり、電波の位相ずれによるアンテナ
電気性能の劣化を軽減できる。また、独立した構成とす
ることで、主反射鏡1での反射波を進めることも、遅ら
せることも容易にでき、位相調整範囲が広がる。
【0042】実施の形態12.図6はこの発明の実施の
形態12を示す図である。図において8は主反射鏡1上
のメッシュ鏡面8を示す。ここでこのメッシュ鏡面8
は、支持構造2を通過する電波に対応する部分に相当す
る。
【0043】上記に示されるような周波数共用型のアン
テナにおいては、周波数によって支持構造2を透過する
際に生じる位相ずれ量が異なり、その影響は高周波数に
なるほど大きくなる。3GHzのS帯(波長約100m
m)では通過する際の位相ずれが問題にならない場合に
おいても、25GHzのK帯(波長約12mm)では位
相ずれがアンテナ性能に大きな影響を及ぼす場合があ
る。ここで実施の形態4と同様に、支持構造2を透過す
る電波の主反射鏡1上の反射面をメッシュ鏡面8とし、
そのメッシュを低周波数帯のみを反射する大きさの網目
とすることで、低周波数帯の電波は反射するが高周波数
帯の電波は反射しなくなり、1次放射器3が位相のずれ
た電波を受けないため、低周波数帯のアンテナ性能に影
響を与えることなく、高周波数帯の支持構造2を通過す
る際の位相ずれによるアンテナ性能劣化を軽減すること
ができる。
【0044】実施の形態13.図7はこの発明の実施の
形態13を示す図における主反射鏡1と反射調整板9の
拡大図であり、電波の反射状態を示す。図において主反
射鏡1上の反射調整板9は周波数選択板で構成される。
【0045】上記に示されるような周波数共用型のアン
テナにおいては、周波数によって支持構造2を透過する
際に生じる位相ずれ量が異なる。ここで実施の形態5と
同様に、反射調整板9を周波数選択型とすることで、あ
る周波数帯の電波は反射調整板で反射し、その他は主反
射鏡鏡面上で反射するため、他の周波数帯のアンテナ電
気性能に影響を与えることなく、任意の周波数帯におい
て、電波が支持構造2を透過する際の位相ずれによるア
ンテナ性能劣化を軽減することができる。
【0046】実施の形態14.図8はこの発明の実施の
形態14を示す。図において12はCFRP表皮を、1
3は12とは異なる電波反射率を有するCFRP表皮を
示す。ここでこのCFRP表皮13は、支持構造2を通
過する電波が反射する部分に相当する。
【0047】上記に示されるような周波数共用型のアン
テナにおいては、周波数によって支持構造2を透過する
際に生じる位相ずれ量が異なり、その影響は高周波数に
なるほど大きくなる。3GHzのS帯(波長約100m
m)では通過する際の位相ずれが問題にならない場合に
おいても、25GHzのK帯(波長約12mm)では位
相ずれがアンテナ性能に大きな影響を及ぼす場合があ
る。ここで実施の形態6と同様に、支持構造2を透過す
る電波の主反射鏡1上の反射面のCFRP表皮13を、
周囲のCFRP表皮11より目の粗いものとし、電波反
射率を変えることにより、低周波数帯の電波は反射する
が高周波数帯の電波は反射しなくなり、1次放射器3が
位相のずれた電波を受けることがないため、低周波数帯
のアンテナ性能に影響を与えることなく、高周波数帯の
支持構造2を通過する際に位相ずれによるアンテナ性能
劣化を軽減することができる。また、CFRP表皮12
とCFRP表皮13をラップさせて製造することにより
構造的にも連続しているため、強度・剛性に対する影響
がなく、重量増加もない。更に一体で製造できるため、
容易で鏡面精度も優れる。
【0048】
【発明の効果】第1の発明によれば、電波が支持構造を
透過する際に生じる位相のずれによるサイドローブの上
昇、利得低下等のアンテナ性能の劣化を軽減できる。ま
た、調整する位相ずれ分に対し材料の比誘電率を適切に
選ぶことにより、重量軽減になる。
【0049】第2の発明によれば、電波が支持構造を透
過する際に生じる位相のずれによるサイドローブの上
昇、利得低下等のアンテナ性能の劣化を軽減できる。ま
た、支持構造周りに取り付けられた調整板が補強部材の
役目も兼ね、耐打ち上げ環境に優れたものとすることが
できる。
【0050】第3の発明によれば、電波が支持構造を透
過する際に生じる位相のずれによるサイドローブの上
昇、利得低下等のアンテナ性能の劣化を軽減できる。ま
た、調整板を主反射鏡とは別にすることにより、重量の
増加なしで、広い範囲で位相調整することができる。
【0051】第4の発明によれば、電波が支持構造を透
過する際に生じる位相のずれによるサイドローブの上昇
等のアンテナ性能の劣化を軽減できる。また、メッシュ
構成とすることで、複数の周波数のうち任意の周波数帯
の位相のみを調整することができる。
【0052】第5の発明によれば、電波が支持構造を透
過する際に生じる位相のずれによるサイドローブの上
昇、利得低下等のアンテナ性能の劣化を軽減できる。ま
た、周波数選択板とすることで、複数の周波数のうち任
意の周波数帯の位相のみを調整することができる。更に
支持構造周りに取り付けられた調整板が補強部材の役目
も兼ね、耐打ち上げ環境に優れたものとすることができ
る。
【0053】第6の発明によれば、電波が支持構造を透
過する際に生じる位相のずれによるサイドローブの上昇
等のアンテナ性能の劣化を軽減できる。また、反射面の
構成を変えることで、複数の周波数帯のうち任意の周波
数帯の位相のみを調整することができる。さらに、基本
構成は変えず、外層材料のみを変えているため、鏡面精
度が劣化せず、電気性能に優れる。
【0054】第7の発明によれば、電波が支持構造を透
過する際に生じる位相のずれによるサイドローブの上
昇、利得低下等のアンテナ性能の劣化を軽減できる。ま
た、形状が小さいため重量増加がほとんどない。
【0055】第8の発明によれば、電波が支持構造を透
過する際に生じる位相のずれによるサイドローブの上昇
等のアンテナ性能の劣化を軽減できる。また、パターニ
ングの実施の有無によるものであるため、重量増加、鏡
面精度の劣化もなく、電気性能、製造性にも優れる。電
波が支持構造を透過する際に生じる位相のずれによるア
ンテナ性能の劣化を軽減できる。また、形状が小さいた
め重量増加がほとんどない。
【0056】第9の発明によれば、電波が支持構造を透
過する際に生じる位相のずれによるサイドローブの上
昇、利得低下等のアンテナ性能の劣化を軽減できる。ま
た、調整する位相ずれ分に対し材料の比誘電率を適当に
選ぶことにより、重量軽減になる。
【0057】第10の発明によれば、電波が支持構造を
透過する際に生じる位相のずれによるサイドローブの上
昇、利得低下等のアンテナ性能の劣化を軽減できる。ま
た、支持構造周りに取り付けられた調整板が補強部材の
役目も兼ね、耐打ち上げ環境に優れたものとすることが
できる。
【0058】第11の発明によれば、電波が支持構造を
透過する際に生じる位相のずれによるサイドローブの上
昇、利得低下等のアンテナ性能の劣化を軽減できる。ま
た、調整板を主反射鏡とは別にすることにより、重量の
増加なしで、広い範囲で位相調整することができる。
【0059】第12の発明によれば、電波が支持構造を
透過する際に生じる位相のずれによるサイドローブの上
昇等のアンテナ性能の劣化を軽減できる。また、メッシ
ュ構成とすることで、複数の周波数のうち任意の周波数
帯の位相のみを調整することができる。
【0060】第13の発明によれば、電波が支持構造を
透過する際に生じる位相のずれによるサイドローブの上
昇、利得低下等のアンテナ性能の劣化を軽減できる。ま
た、周波数選択板とすることで、複数の周波数のうち任
意の周波数帯の位相のみを調整することができる。更に
支持構造周りに取り付けられた調整板が補強部材の役目
も兼ね、耐打ち上げ環境に優れたものとすることができ
る。
【0061】第14の発明によれば、電波が支持構造を
透過する際に生じる位相のずれによるサイドローブの上
昇等のアンテナ性能の劣化を軽減できる。また、反射面
の構成を変えることで、複数の周波数帯のうち任意の周
波数帯の位相のみを調整することができる。さらに、基
本構成は変えず、外層材料のみを変えているため、鏡面
精度が劣化せず、電気性能に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に関わるアンテナの実施の形態1の
全体構成を示す図である。
【図2】 この発明に関わるアンテナの実施の形態1の
支持構造2、位相調整板5の拡大図である。
【図3】 この発明に関わるアンテナの実施の形態2,
10の全体構成を示す図である。
【図4】 この発明に関わるアンテナの実施の形態2の
主反射鏡1、反射調整板6を示す図である。
【図5】 この発明に関わるアンテナの実施の形態3,
11の主反射鏡1、反射調整板7を示す図である。
【図6】 この発明に関わるアンテナの実施の形態4,
12を示す図である。
【図7】 この発明に関わるアンテナの実施の形態5,
13の主反射鏡1、反射調整板9を示す図である。
【図8】 この発明に関わるアンテナの実施の形態6,
14を示す図である。
【図9】 この発明に関わるアンテナの実施の形態7を
示す図である。
【図10】 この発明に関わるアンテナの実施の形態7
を示す図である。
【図11】 この発明に関わるアンテナの実施の形態8
を示す図である。
【図12】 この発明に関わるアンテナの実施の形態9
を示す図である。
【図13】 従来のアンテナの例を示す図である。
【図14】 センターフィードアンテナの電波の伝播経
路を示す図である。
【符号の説明】
1 主反射鏡、2 支持構造、3 1次放射器、4 副
反射鏡、5 位相調整板、6 反射調整板、7 反射調
整板、8 メッシュ鏡面、9 反射調整板、10 誘電
体、11 導体、12 CFRP表皮、13 CFRP
表皮、14 反射調整板、15 周波数選択領域。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主反射鏡と、副反射鏡と、1次放射器
    と、誘電体の繊維を使用した複合材によって構成され上
    記副反射鏡を所定の位置に保持する支持構造とを備えた
    アンテナ装置において、上記支持構造に誘電体の調整板
    を備え、支持構造と調整板を透過する電波の位相と、支
    持構造が存在しない面の電波の位相差が2π近傍、又は
    4π、6π…と2πの整数倍近傍となるようにしたこと
    を特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 主反射鏡と、副反射鏡と、1次放射器
    と、誘電体の繊維を使用した複合材によって構成され上
    記副反射鏡を所定の位置に保持する支持構造とを備えた
    アンテナ装置において、上記主反射鏡上に反射波の位相
    をずらす凹凸を設けたことを特徴とするアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 主反射鏡と、副反射鏡と、1次放射器
    と、誘電体の繊維を使用した複合材によって構成され上
    記副反射鏡を所定の位置に保持する支持構造とを備えた
    アンテナ装置において、上記主反射鏡部に反射波の位相
    を調整する反射板を設けたことを特徴とするアンテナ装
    置。
  4. 【請求項4】 主反射鏡と、副反射鏡と、1次放射器
    と、誘電体の繊維を使用した複合材によって構成され上
    記副反射鏡を所定の位置に保持する支持構造とを備えた
    アンテナ装置において、上記主反射鏡の一部をメッシュ
    で構成したことを特徴とするアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 主反射鏡と、副反射鏡と、1次放射器
    と、誘電体の繊維を使用した複合材によって構成され上
    記副反射鏡を所定の位置に保持する支持構造とを備えた
    アンテナ装置において、上記主反射鏡上に周波数選択板
    を設けたことを特徴とする周波数共用アンテナ装置。
  6. 【請求項6】 主反射鏡と、副反射鏡と、1次放射器
    と、誘電体の繊維を使用した複合材によって構成され上
    記副反射鏡を所定の位置に保持する支持構造とを備えた
    アンテナ装置において、上記主反射鏡の反射面を複数の
    異なる電波反射率を持つ材料で構成したことを特徴とす
    るアンテナ装置。
  7. 【請求項7】 主反射鏡と、副反射鏡と、1次放射器
    と、誘電体の繊維を使用した複合材によって構成され上
    記副反射鏡を所定の位置に保持する支持構造とを備えた
    アンテナ装置において、上記副反射鏡上に反射波の位相
    をずらす凹凸を設けたことを特徴とするアンテナ装置。
  8. 【請求項8】 主反射鏡と、副反射鏡と、1次放射器
    と、誘電体の繊維を使用した複合材によって構成され上
    記副反射鏡を所定の位置に保持する支持構造とを備えた
    アンテナ装置において、上記副反射鏡は周波数選択反射
    面と非反射面とを共有することを特徴とするアンテナ装
    置。
  9. 【請求項9】 主反射鏡と、1次放射器と、誘電体の繊
    維を使用した複合材によって構成され上記1次放射器を
    所定の位置に保持する支持構造とを備えたアンテナ装置
    において、上記支持構造に誘電体の調整板を備え、支持
    構造と調整板を透過する電波の位相と、支持構造が存在
    しない面の電波の位相差が2π近傍、又は4π、6π…
    と2πの整数倍近傍となるようにしたことを特徴とする
    アンテナ装置。
  10. 【請求項10】 主反射鏡と、1次放射器と、誘電体の
    繊維を使用した複合材によって構成され上記1次放射器
    を所定の位置に保持する支持構造とを備えたアンテナ装
    置において、上記主反射鏡上に反射波の位相をずらす凹
    凸を設けたことを特徴とするアンテナ装置。
  11. 【請求項11】 主反射鏡と、1次放射器と、誘電体の
    繊維を使用した複合材によって構成され上記1次放射器
    を所定の位置に保持する支持構造とを備えたアンテナ装
    置において、上記主反射鏡部に反射波の位相をずらす調
    整板を設けたことを特徴とするアンテナ装置。
  12. 【請求項12】 主反射鏡と、1次放射器と、誘電体の
    繊維を使用した複合材によって構成され上記1次放射器
    を所定の位置に保持する支持構造とを備えたアンテナ装
    置において、上記主反射鏡の一部をメッシュで構成して
    いることを特徴とするアンテナ装置。
  13. 【請求項13】 主反射鏡と、1次放射器と、誘電体の
    繊維を使用した複合材によって構成され上記1次放射器
    を所定の位置に保持する支持構造とを備えたアンテナ装
    置において、上記主反射鏡上に周波数選択板を設けたこ
    とを特徴とするアンテナ装置。
  14. 【請求項14】 主反射鏡と、1次放射器と、誘電体の
    繊維を使用した複合材によって構成され上記1次放射器
    を所定の位置に保持する支持構造とを備えたアンテナ装
    置において、上記主反射鏡の反射面を複数の異なる電波
    反射率を持つ材料で構成したことを特徴とするアンテナ
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013190402A (ja) * 2012-03-15 2013-09-26 Furukawa Electric Co Ltd:The リフレクタ、レーダ装置、及びレーダシステム
CN103633412A (zh) * 2013-11-29 2014-03-12 哈尔滨工业大学 一种径向肋天线的肋板尾端与桅杆的连接方法及模具
CN113422191A (zh) * 2021-05-11 2021-09-21 西安电子科技大学 一种可调介质板及其设计方法、反射面天线

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