JPH11238319A - 磁気ディスク装置のフォーマット効率化方式 - Google Patents

磁気ディスク装置のフォーマット効率化方式

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JPH11238319A
JPH11238319A JP5428898A JP5428898A JPH11238319A JP H11238319 A JPH11238319 A JP H11238319A JP 5428898 A JP5428898 A JP 5428898A JP 5428898 A JP5428898 A JP 5428898A JP H11238319 A JPH11238319 A JP H11238319A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ面サーボ方式の磁気ディスク装置のリ
カバリ領域を不要とすることで、フォーマット効率を向
上させる。 【解決手段】 ライト制御回路1は、データのライト時
に磁気ディスク媒体のサーボ領域が読めなくなるライト
を検出するとライトデータの磁気ディスク媒体への書き
込みを中止し、ライトセクタ位置およびライトデータを
不揮発未ライトバッファ回路3にバッファセクタ位置お
よびバッファデータとして記憶させ、アイドル時に不揮
発未ライトバッファ回路3に記憶されたバッファセクタ
位置およびバッファデータを読み出して該バッファデー
タを磁気ディスク媒体の該バッファセクタ位置に書き込
み、バッファセクタ位置およびバッファデータを消去す
る。リード制御回路2は、不揮発未ライトバッファ回路
3に存在するバッファデータに対するリード命令が送ら
れてきたときに該バッファデータを読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ面サーボ方式
の磁気ディスク装置のフォーマット効率化方式に関し、
特にサーボ領域の先頭に設けられているライトトゥリー
ドリカバリタイム領域(以下、リカバリ領域という)を
不要とする磁気ディスク装置のフォーマット効率化方式
に関する。
【0002】従来のデータ面サーボ方式の磁気ディスク
装置は、磁気ディスク媒体のどのセクタ位置へのデータ
書き込み後でもサーボ領域の読み出しが行えるように、
リード回路が安定する時間であるリカバリタイムを確保
するために、リカバリ領域をM番目(Mは1以上の自然
数)のセクタの後ろで、M番目のサーボ領域の前、すな
わちM番目のセクタとM番目のサーボ領域との間に設け
ていた(例えば、特開平8−2887615号公報参
照)。
【0003】磁気ディスク媒体の標準的フォーマット
は、図2に示されるものである。
【0004】データは、磁気ディスク媒体の中心を中心
とする同心円である複数本のトラックに書かれる。トラ
ックは、複数個に等角度分割され、分割された部分の頭
のところに半径方向および円周方向の位置決めのための
情報が書かれたサーボ領域がある(データ面サーボ方
式)。図2のTrackのSRV−0からSRV−63
までのサーボ領域の1つには、トラックの円周方向の始
点を示すインデックス信号が書かれている。
【0005】サーボ領域と次のサーボ領域との間を、5
12バイトのデータが確保できるように区切り、これを
セクタと呼ぶ(図2のTrackのSector1,S
ector2)。セクタを区切っていったときに残りの
部分が少なく、1セクタ(512バイト)を確保できな
いときは、1セクタを2個またはそれ以上に分割し、入
りきらなかった部分を次のセクタに確保する(図2のT
rackのSector3−1(240バイト)および
Sector3−2(272バイト)参照)(すなわ
ち、Sector3−1およびSector3−2で1
セクタ(512バイト)になる)。このときのsect
or3のことを、”分割されたセクタ”ということで、
「スプリットセクタ」と呼んでいる。
【0006】図2のTrackのSRV−1の詳細図に
示されるように、通常はサーボ領域(SRV−1)の先
頭にリカバリ領域が必要になる。
【0007】この理由は、自分の現在位置を認識する
ために、常時、すべてのサーボ領域の情報(図2のTr
ackのSRV−1の詳細図のSRV AGC以降の情
報)(以降、サーボ情報という)を読めなければならな
い、リカバリ領域は、セクタのリード/ライトを行っ
てないときは特に必要ない、リカバリ領域は、セクタ
のリードのみを行っているときは特に必要ない、リカ
バリ領域が必要となるのは、図2のTrackのSec
tor3−1のように、サーボ領域の直前のセクタまた
はスプリットセクタに対してセクタのライトを行ったと
きである、理由は、磁気ディスク装置で使用される
リード/ライト用のLSI(LargeScaled
Integration)等の物理特性で、ライト直後
は、一定時間(リカバリタイム)はリード動作ができな
いという特性を持つためである、ここで、の条件を
満足させるために、すなわち、データライト直後でも、
すべてのサーボ領域のサーボ情報を読めるようにするた
めに、すべてのサーボ領域の先頭にリカバリ領域が必要
となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、従来
の技術において、データ面サーボ方式の磁気ディスク装
置のフォーマット効率が低いことである。その理由は、
リカバリ領域をサーボ領域の数だけ、サーボ領域の先頭
に設けなければならないからである。
【0009】本発明の目的は、データ面サーボ方式の磁
気ディスク装置のリカバリ領域を不要とすることで、フ
ォーマット効率を向上させる磁気ディスク装置のフォー
マット効率化方式を提供することにある。
【0010】また、本発明の他の目的は、リカバリ領域
を不要とすることによりフォーマット効率を高くしたた
めに発生する信頼性の低下を軽減する磁気ディスク装置
のフォーマット効率化方式を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ディスク装
置のフォーマット効率化方式は、データ面サーボ方式の
磁気ディスク装置において、データのライト時に磁気デ
ィスク媒体のサーボ領域が読めなくなるライトを検出し
たときにライトデータの磁気ディスク媒体に対する書き
込みを中止する手段と、磁気ディスク媒体への書き込み
を中止したライトセクタ位置およびライトデータを記憶
手段にバッファセクタ位置およびバッファデータとして
記憶させる手段と、磁気ディスク装置のアイドル時に前
記記憶手段に記憶されたバッファセクタ位置およびバッ
ファデータを読み出して該バッファデータを磁気ディス
ク媒体の該バッファセクタ位置に書き込む手段と、前記
記憶手段に記憶されたバッファセクタ位置およびバッフ
ァデータを消去する手段と、磁気ディスク媒体に書き込
まれていないが前記記憶手段に存在するバッファデータ
に対するリード命令が送られてきたときに前記記憶手段
に記憶されているバッファデータを読み出す手段とを有
することを特徴とする。
【0012】また、本発明の磁気ディスク装置のフォー
マット効率化方式は、データ面サーボ方式の磁気ディス
ク装置において、電源が切れても記憶内容を保持する機
能を持つ不揮発性記憶手段と、データのライト時に磁気
ディスク媒体のサーボ領域が読めなくなるライトを検出
したときにライトデータの磁気ディスク媒体に対する書
き込みを中止する手段と、磁気ディスク媒体への書き込
みを中止したライトセクタ位置およびライトデータを前
記不揮発性記憶手段にバッファセクタ位置およびバッフ
ァデータとして記憶させる手段と、磁気ディスク装置の
アイドル時に前記不揮発性記憶手段に記憶されたバッフ
ァセクタ位置およびバッファデータを読み出して該バッ
ファデータを磁気ディスク媒体の該バッファセクタ位置
に書き込む手段と、前記不揮発性記憶手段に記憶された
バッファセクタ位置およびバッファデータを消去する手
段と、磁気ディスク媒体に書き込まれていないが前記不
揮発性記憶手段に存在するバッファデータに対するリー
ド命令が送られてきたときに前記不揮発性記憶手段に記
憶されているバッファデータを読み出す手段とを有する
ことを特徴とする。
【0013】さらに、本発明の磁気ディスク装置のフォ
ーマット効率化方式は、データ面サーボ方式で、連続N
個(Nは1以上の整数)のサーボ情報読み取りエラーを
許可している磁気ディスク装置において、磁気ディスク
媒体のフォーマットがサーボ領域の先頭にリカバリ領域
が存在しないフォーマットであり、ライトデータを前記
磁気ディスク媒体のライトセクタ位置に書き込むライト
回路と、前記磁気ディスク媒体からリードセクタ位置の
データを読み出すリード回路と、バッファセクタ位置お
よびバッファデータを記憶したりバッファセクタ位置お
よびバッファデータを消去したりする未ライトバッファ
回路と、上位装置からのライト命令信号,ライト位置信
号およびライトデータ信号を受け、ライト位置信号で示
されるライトセクタ位置が連続(N+1)番目のサーボ
領域の手前の(N+1)番目のセクタではない、または
ライトセクタ位置が連続(N+1)番目のサーボ領域の
手前の(N+1)番目のセクタであるが、ライト終了位
置から(N+1)番目のサーボ領域までの時間がリカバ
リタイムより長い場合には、ライトデータ信号で示され
るライトデータを前記ライト回路を制御して磁気ディス
ク媒体に書き込み、ライトセクタ位置が連続(N+1)
番目のセクタであり、ライト終了位置から(N+1)番
目のサーボ領域までの時間がリカバリタイムより短い場
合には、ライトセクタ位置およびライトデータを前記未
ライトバッファ回路にバッファセクタ位置およびバッフ
ァデータとして記憶させ、磁気ディスク装置がアイドル
状態となったときには前記未ライトバッファ回路からバ
ッファセクタ位置およびバッファデータを読み出し、前
記ライト回路を制御してバッファデータを磁気ディスク
媒体のバッファセクタ位置に書き込み、前記未ライトバ
ッファ回路に記憶されたバッファセクタ位置およびバッ
ファデータを消去するライト制御回路と、上位装置から
のリード命令信号およびリード位置信号を受け、リード
位置信号で示されるリードセクタ位置が前記未ライトバ
ッファ回路に記憶されているバッファセクタ位置と異な
る場合には前記リード回路を制御して磁気ディスク媒体
からリードセクタ位置のデータを読み出してリードデー
タ信号として上位装置に送出し、リードセクタ位置が前
記未ライトバッファ回路に記憶されているバッファセク
タ位置と一致する場合には前記未ライトバッファ回路に
記憶されているバッファセクタ位置に対応するバッファ
データを読み出してリードデータ信号として上位装置に
送出するリード制御回路とを具備することを特徴とす
る。
【0014】さらにまた、本発明の磁気ディスク装置の
フォーマット効率化方式は、データ面サーボ方式で、連
続N個(Nは1以上の整数)のサーボ情報読み取りエラ
ーを許可している磁気ディスク装置において、磁気ディ
スク媒体のフォーマットがサーボ領域の先頭にリカバリ
領域が存在しないフォーマットであり、ライトデータを
前記磁気ディスク媒体のライトセクタ位置に書き込むラ
イト回路と、前記磁気ディスク媒体からリードセクタ位
置のデータを読み出すリード回路と、バッファセクタ位
置および前記バッファデータを記憶したりバッファセク
タ位置およびバッファデータを消去したりする不揮発未
ライトバッファ回路と、上位装置からのライト命令信
号,ライト位置信号およびライトデータ信号を受け、ラ
イト位置信号で示されるライトセクタ位置が連続(N+
1)番目のサーボ領域の手前の(N+1)番目のセクタ
ではない、またはライトセクタ位置が連続(N+1)番
目のサーボ領域の手前の(N+1)番目のセクタである
が、ライト終了位置から(N+1)番目のサーボ領域ま
での時間がリカバリタイムより長い場合には、ライトデ
ータ信号で示されるライトデータを前記ライト回路を制
御して磁気ディスク媒体に書き込み、ライトセクタ位置
が連続(N+1)番目のセクタであり、ライト終了位置
から(N+1)番目のサーボ領域までの時間がリカバリ
タイムより短い場合には、ライトセクタ位置およびライ
トデータを前記不揮発未ライトバッファ回路にバッファ
セクタ位置およびバッファデータとして記憶させ、磁気
ディスク装置がアイドル状態となったときには前記不揮
発未ライトバッファ回路からバッファセクタ位置および
バッファデータを読み出し、前記ライト回路を制御して
バッファデータを前記磁気ディスク媒体のバッファセク
タ位置に書き込み、前記不揮発未ライトバッファ回路に
記憶されたバッファセクタ位置およびバッファデータを
消去するライト制御回路と、上位装置からのリード命令
信号およびリード位置信号を受け、リード位置信号で示
されるリードセクタ位置が前記不揮発未ライトバッファ
回路に記憶されているバッファセクタ位置と異なる場合
には前記リード回路を制御して磁気ディスク媒体からリ
ードセクタ位置のデータを読み出してリードデータ信号
として上位装置に送出し、リードセクタ位置が前記不揮
発未ライトバッファ回路に記憶されているバッファセク
タ位置と一致する場合には前記不揮発未ライトバッファ
回路に記憶されているバッファセクタ位置に対応するバ
ッファデータを読み出してリードデータ信号として上位
装置に送出するリード制御回路とを具備することを特徴
とする。
【0015】本発明の磁気ディスク装置のフォーマット
効率化方式では、データのライト時に磁気ディスク媒体
のサーボ領域が読めなくなる書き込みを検出し、磁気デ
ィスク媒体に対する書き込みを中止し、その中止したラ
イトセクタ位置およびライトデータを磁気ディスク媒体
以外である不揮発性記憶手段にバッファセクタ位置およ
びバッファデータとして記憶し、電源が切断されても、
記憶されたバッファセクタ位置およびバッファデータを
保持し続ける。磁気ディスク装置がアイドル状態になっ
たときに、不揮発性記憶手段からバッファセクタ位置お
よびバッファデータを読み出してバッファデータを磁気
ディスク媒体のバッファセクタ位置に書き込む。磁気デ
ィスク媒体にバッファデータを書き込む前に、リード命
令がきたときには、不揮発性記憶手段に記憶されたバッ
ファデータを読み出してリードデータとして送出する。
これにより、フォーマット効率を低くする原因であるリ
カバリ領域を不要として磁気ディスク媒体のフォーマッ
ト効率を高め、かつデータの信頼性を落とさないように
する。
【0016】一方、本発明の磁気ディスク媒体は、デー
タ面サーボ方式で連続N個(Nは1以上の整数)のサー
ボ情報読み取りエラーを許可している磁気ディスク装置
に用いられ、サーボ領域の先頭にリカバリ領域が存在し
ないフォーマットであることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施の形態に係る磁気
ディスク装置のフォーマット効率化方式を示す回路ブロ
ック図である。本実施の形態に係る磁気ディスク装置の
フォーマット効率化方式は、ライトデータを下位回路5
の磁気ディスク媒体のライトセクタ位置に書き込むライ
ト回路6と、下位回路5の磁気ディスク媒体からリード
セクタ位置のデータを読み出すリード回路7と、バッフ
ァセクタ位置およびバッファデータを記憶したりバッフ
ァセクタ位置およびバッファデータを消去したりする不
揮発未ライトバッファ回路3と、上位装置4からのライ
ト命令信号,ライト位置信号およびライトデータ信号を
受け、ライト位置信号で示されるライトセクタ位置が連
続(N+1)番目のサーボ領域の手前の(N+1)番目
のセクタではない、またはライトセクタ位置が連続(N
+1)番目のサーボ領域の手前の(N+1)番目のセク
タであるが、ライト終了位置から(N+1)番目のサー
ボ領域までの時間がリカバリタイムより長い場合には、
ライトデータ信号で示されるライトデータをライト回路
6を制御して下位回路5の磁気ディスク媒体に書き込
み、ライトセクタ位置が連続(N+1)番目のセクタで
あり、ライト終了位置から(N+1)番目のサーボ領域
までの時間がリカバリタイムより短い場合には、ライト
セクタ位置およびライトデータを不揮発未ライトバッフ
ァ回路3にバッファセクタ位置およびバッファデータと
して記憶させ、磁気ディスク装置がアイドル状態となっ
たときには不揮発未ライトバッファ回路3からバッファ
セクタ位置およびバッファデータを読み出し、ライト回
路6を制御してバッファデータを下位回路5の磁気ディ
スク媒体のバッファセクタ位置に書き込み、不揮発未ラ
イトバッファ回路3に記憶されたバッファセクタ位置お
よびバッファデータを消去するライト制御回路1と、上
位装置4からのリード命令信号およびリード位置信号を
受け、リード位置信号で示されるリードセクタ位置が不
揮発未ライトバッファ回路3に記憶されているバッファ
セクタ位置と異なる場合にはリード回路7を制御して下
位回路5の磁気ディスク媒体からリードセクタ位置のデ
ータを読み出してリードデータ信号として上位装置4に
送出し、リードセクタ位置が不揮発未ライトバッファ回
路3に記憶されているバッファセクタ位置と同じだった
場合には不揮発未ライトバッファ回路3に記憶されてい
るバッファセクタ位置に対応するバッファデータを読み
出してリードデータ信号として上位装置4に送出するリ
ード制御回路2とから構成されている。
【0019】上位装置4は、コントローラライト信号線
aを介してライト制御回路1と接続され、コントローラ
リード信号線cを介してリード制御回路2と接続されて
いる。
【0020】ライト制御回路1は、未ライトバッファラ
イト信号線bを介して不揮発未ライトバッファ回路3と
接続され、ライト信号線fを介してライト回路6と接続
されている。
【0021】リード制御回路2は、未ライトバッファリ
ード信号線dを介して不揮発未ライトバッファ回路3と
接続され、リード信号線jを介してリード回路7と接続
されている。
【0022】不揮発未ライトバッファ回路3は、電源を
切断しても記憶内容を保持し続ける機能を持つ不揮発性
記憶素子で構成されている。不揮発未ライトバッファ回
路3が揮発性の記憶素子である場合、不揮発未ライトバ
ッファ回路3にバッファセクタ位置およびバッファデー
タが存在するときに電源が瞬断すると、不揮発未ライト
バッファ回路3から磁気ディスク媒体にまだ書き込まれ
ていないバッファデータが消去され、データの信頼性が
落ちてしまうので、不揮発未ライトバッファ回路3に
は、不揮発性記憶素子を使うことにより信頼性を保って
いる。不揮発未ライトバッファ回路3は、ライト制御回
路1に制御され、ライト制御回路1から未ライトバッフ
ァライト信号線bを介して与えられるライトセクタ位置
およびライトデータをバッファセクタ位置およびバッフ
ァデータとして記憶し、またバッファセクタ位置および
バッファデータをライト制御回路1に送出し、しかる後
にバッファセクタ位置およびバッファデータを消去す
る。また、不揮発未ライトバッファ回路3は、リード制
御回路2に制御され、リード制御回路2に対してバッフ
ァセクタ位置およびバッファデータを送出する。
【0023】ライト回路6は、ライトディスク信号線k
を介して下位回路5と接続されている。ライト回路6
は、ライト制御回路1により制御され、ライト制御回路
1から送出されるデータを下位回路5の磁気ディスク媒
体のライトセクタ位置に書き込む。
【0024】リード回路7は、リードディスク信号線l
を介して下位回路5と接続されている。リード回路7
は、リード制御回路2により制御され、リードディスク
信号線lを介して下位回路5の磁気ディスク媒体からデ
ータを読み出して、リードデータとしてリード信号線j
を介してリ−ド制御回路2に送出する。
【0025】磁気ディスク媒体は、サーボ領域の先頭
に、データ書き込み後にリード回路7が安定するまでの
リカバリタイムを確保するために設けられたリカバリ領
域が存在しないフォーマットである。
【0026】本実施の形態に係る磁気ディスク装置のフ
ォーマット効率化方式は、本来ならば、データライトす
る必要があるが、リカバリ領域が存在しないためにデー
タライトしてしまうとサーボ領域のサーボ情報がリード
できなくなってしまうときに、ライトセクタ位置および
ライトデータを不揮発未ライトバッファ回路3に蓄えて
おき、リード/ライト,シーク等の動作がなくなった時
(以降、アイドル状態という)に改めてデータを磁気デ
ィスク媒体に書き込むものである。
【0027】ところで、磁気ディスク装置では、本来
は、常時、サーボ領域のサーボ情報を読む必要がある
が、磁気ディスク媒体の歩留まり等を考慮すると、サー
ボ領域に傷のない磁気ディスク媒体しか使用できなくな
ってしまい、歩留まりが落ちることになる。この歩留ま
りの低下を避けるために、通常は、連続する数個のサー
ボ情報は読めなくても装置エラーとせずに処理を続行さ
せている。
【0028】そして、連続してサーボ情報読み取りエラ
ーを起こしてもよい数を、磁気ディスク装置の能力から
決定する。この連続してサーボ情報読み取りエラーを起
こしてもよい数(以下、連続サーボ情報読み取りエラー
許可数という)を、N(1以上の整数)とする。
【0029】本実施の形態に係るフォーマット効率化方
式が適用される磁気ディスク装置は、データ面サーボ方
式で、連続N個(Nは1以上の整数)のサーボ情報読み
取りエラーを許可している磁気ディスク装置である。
【0030】例えば、N=1ならば、1個おきにサーボ
情報読み取りエラーを起こしても装置エラーとはなら
ず、2個連続でサーボ情報読み取りエラーを起こした時
点で装置エラーとなる。
【0031】よって、連続N個のサーボ情報読み取りエ
ラーを許可するのならば、連続N個のサーボ情報は読め
なくてもよいので、連続N個のサーボ情報の直前のセク
タへのデータライトは許可される。
【0032】しかし、連続(N+1)番目のサーボ情報
の直前のセクタへのデータライトを行うと、連続(N+
1)個がサーボ情報読み取りエラーとなってしまい、装
置エラーとなってしまう。
【0033】これを避けるため、本実施の形態に係る磁
気ディスク装置のフォーマット効率化方式では、連続
(N+1)番目のサーボ情報の直前のセクタへのデータ
ライトだけは行わず、ライトセクタ位置およびライトデ
ータを不揮発未ライトバッファ回路3にバッファセクタ
位置およびバッファデータとして蓄えておき、磁気ディ
スク装置のアイドル状態時に改めてバッファデータを下
位回路5の磁気ディスク媒体のバッファセクタ位置にラ
イトデータとして書き込むようにしている。
【0034】図3を参照すると、データのライトの処理
は、連続サーボ読み取りエラー許可数設定ステップS1
01と、連続サーボ読み取りエラー数初期化ステップS
102と、リカバリタイム内判定ステップS103と、
リカバリタイム内ライト判定ステップS104と、リカ
バリタイム経過判定ステップS105と、連続サーボ読
み取りエラー数インクリメントステップS106と、連
続サーボ読み取りエラー数/連続サーボ読み取りエラー
許可数比較ステップS107と、磁気ディスク媒体への
書き込みステップS108と、リカバリタイム経過判定
ステップS109と、不揮発未ライトバッファ回路への
記憶ステップS110と、リカバリタイム経過判定ステ
ップS111とからなる。
【0035】図4を参照すると、バッファデータの磁気
ディスク媒体への書き込み処理は、アイドル状態判定ス
テップS201と、バッファセクタ位置およびバッファ
データ読み出しステップS202と、目的セクタ判定ス
テップS203と、バッファデータ書き込みステップS
204と、バッファセクタ位置およびバッファデータ消
去ステップS205とからなる。
【0036】図5を参照すると、データのリード処理
は、リードセクタ位置/バッファセクタ位置比較ステッ
プS301と、磁気データ媒体データリードステップS
302と、不揮発未ライトバッファ回路バッファデータ
リードステップS303とからなる。
【0037】次に、このように構成された本実施の形態
に係る磁気ディスク装置のフォーマット効率化方式の動
作について説明する。
【0038】データライト時には、上位装置4は、コン
トローラライト信号線aを介してライト命令信号,ライ
ト位置信号およびライトデータ信号をライト制御回路1
に送出する。
【0039】ライト制御回路1は、ライト命令信号,ラ
イト位置信号およびライトデータ信号がくると、ライト
位置信号に基づいてライトセクタ位置を判断して、(N
+1)番目のサーボ領域でないか、または(N+1)番
目のサーボ領域であってもリカバリタイムを十分満足す
る位置であるかを判断し、そうであればライト回路6に
対してライトセクタ位置およびバッファデータを送り、
そうでなければ不揮発未ライトバッファ回路3に送る。
【0040】詳しくは、ライト制御回路1は、連続サー
ボ読み取りエラー許可数M0をNに初期化し(ステップ
S101)、次に現在までの連続サーボ読み取りエラー
数M1を0に初期化する(ステップS102)。
【0041】次に、ライト制御回路1は、リカバリタイ
ム内かどうかを判断し(ステップS103)、リカバリ
タイム内であれば、リカバリタイム内でコントローララ
イト信号線aを介してライト命令信号,ライト位置信号
およびライトデータ信号が入力された否か(リカバリタ
イム内のライトか否か)を判断する(ステップS10
4)。リカバリタイム内のライトでなければ、ライト制
御回路1は、リカバリタイム経過かどうかを判断し(ス
テップS105)、リカバリタイムが経過していなけれ
ばステップS104に制御を戻し、リカバリタイムが経
過していればステップS102に制御を戻す。
【0042】ステップS104でリカバリタイム内のラ
イトであれば、ライト制御回路1は、現在までの連続サ
ーボ読み取りエラー数M1を1つインクリメントして
(ステップS106)、現在までの連続サーボ読み取り
エラー数M1と連続サーボ読み取りエラー許可数M0と
を比較する(ステップS107)。
【0043】ステップS107で現在までの連続サーボ
読み取りエラー数M1が連続サーボ読み取りエラー許可
数M0より大きくなければ、ライト制御回路1は、ライ
ト信号線fにライト位置信号およびライトデータ信号を
出力する一方、未ライトバッファライト信号線bに信号
を出力せずに、ライトデータを下位回路5の磁気ディス
ク媒体のライトセクタ位置に書き込む(ステップS10
8)。すなわち、ライト制御回路1は、N番目のサーボ
領域の手前のN番目のセクタのリカバリタイムの不足す
る位置にデータを書き込むと、リカバリタイムが不足
し、リード回路7が安定せず、N番目のサーボ領域が正
常に読めないが、磁気ディスク装置として許可している
ので(別の方法で補償できるように構成されているの
で)、そのままライト回路6にライトセクタ位置および
ライトデータを送り、下位回路5の磁気ディスク媒体の
ライトセクタ位置にライトデータを書き込む。次に、ラ
イト制御回路1は、リカバリタイム経過かどうかを判断
し(ステップS109)、リカバリタイムが経過してい
なければステップS108に制御を戻し、リカバリタイ
ムが経過していればステップS103に制御を戻す。
【0044】ステップS107で現在までの連続サーボ
読み取りエラー数M1が連続サーボ読み取りエラー許可
数M0より大きければ、ライト制御回路1は、ライト信
号線fにライト位置信号およびライトデータ信号を出力
せずに未ライトバッファライト信号線bにライト位置信
号およびライトデータ信号を出力して不揮発未ライトバ
ッファ回路3にバッファセクタ位置およびバッファデー
タとして記憶する(ステップS110)。すなわち、ラ
イト制御回路1は、ライトセクタ位置がN番目のサーボ
領域であり、ライトセクタ位置に書き込むとリカバリタ
イムが不足し、リード回路7が安定せず、正常なデータ
の読み出しが困難となり、N番目のサーボ情報も読めな
くなり、連続してN個のサーボ情報が読めなくなり、エ
ラーとなってしまうので、ライトセクタ位置およびライ
トデータをライト回路6に対して出力せず、ライトセク
タ位置およびライトデータを不揮発未ライトバッファ回
路3に出力する。次に、ライト制御回路1は、リカバリ
タイム経過かどうかを判断し(ステップS111)、リ
カバリタイムが経過していなければステップS110に
制御を戻し、リカバリタイムが経過していればステップ
S102に制御を戻す。
【0045】一方、ライト制御回路1は、磁気ディスク
装置がシーク動作,ライト動作およびリード動作をすべ
て行っていないアイドル状態となると(ステップS20
1でイエス)、不揮発未ライトバッファ回路3から未ラ
イトバッファライト信号線bを介してバッファセクタ位
置およびバッファデータを読み出し(ステップS20
2)、下位回路5の磁気ディスク媒体から目的とするセ
クタを探して(ステップS203)、バッファデータを
ライト回路6を制御して下位回路5の磁気ディスク媒体
のバッファセクタ位置に書き込む(ステップS20
4)。すなわち、この時点ですべてのライトデータが磁
気ディスク媒体に書き込まれたことになる。
【0046】次に、ライト制御回路1は、未ライトバッ
ファライト信号線bを介して不揮発未ライトバッファ回
路3から磁気ディスク媒体への書き込みが終了したバッ
ファセクタ位置およびバッファデータを消去する(ステ
ップS205)。
【0047】上位装置4がコントローラリード信号線c
にリード位置信号およびリード命令信号を出力すると、
リード制御回路2は、リード位置信号が示すリードセク
タ位置と不揮発未ライトバッファ回路3に記憶されてい
るバッファセクタ位置とを比較し(ステップS30
1)、両者が一致しなければ、リード回路7を制御して
下位回路5の磁気ディスク媒体から該当するリードセク
タ位置のデータを読み出し、リードデータ信号としてコ
ントローラリード信号線cを通して上位装置4に送る
(ステップS302)。
【0048】また、リード制御回路2は、リードセクタ
位置と不揮発未ライトバッファ回路3に記憶されている
バッファセクタ位置とが一致するときには(ステップS
301でイエス)、そのバッファセクタ位置に対応して
記憶されているバッファデータはまだ下位回路5の磁気
ディスク媒体には書き込まれていないので、不揮発未ラ
イトバッファ回路3から該当するバッファデータを読み
出し、リードデータ信号としてコントローラリード信号
線cを通して上位装置4に送付する(ステップS30
3)。
【0049】以上の動作を行わせることで、データ面サ
ーボ方式の磁気ディスク装置のリカバリ領域をなくすこ
とができ、フォーマット効率を高めることができる。
【0050】また、不揮発未ライトバッファ回路3に不
揮発性記憶素子を用いることで、磁気ディスク装置の信
頼性の低下を未然に防止することができる。
【0051】
【実施例】次に、本実施の形態に係る磁気ディスク装置
のフォーマット効率化方式の一実施例について図面を参
照して説明する。
【0052】以下、本実施例のフォーマット効率化方式
が適用される磁気ディスク装置は、データ面サーボ方式
であり、連続N=2個のサーボ情報読み取りエラーを許
可している磁気ディスク装置であるものと想定する。す
なわち、サーボ情報を2個連続して読めなくとも処理を
続行するが、3個連続で読めなければエラーとし、処理
を中止するものとする。
【0053】連続データライトであることを想定して説
明する。また、サーボ領域直前のライトセクタ長または
スプリットセクタ長は、リカバリタイムよりも大きいも
のと想定する。
【0054】このような本実施例の磁気ディスク装置の
フォーマット効率化方式では、図6および図7に示すよ
うに、1個目のサーボ情報の直前のセクタへのデータラ
イトは通常通り行い(Sector3−1)、2個目の
サーボ情報の直前のセクタへのデータライトも通常通り
行い(Sector5)、3個目のサーボ情報の直前の
セクタへのデータライトは行わず(Sector8−1
およびSector8−2)、ライトセクタ位置および
ライトデータを不揮発未ライトバッファ回路3に蓄えて
おき、アイドル状態時に改めてバッファデータを磁気デ
ィスク媒体のバッファセクタ位置に書き込むことで、装
置エラーとならずにデータを書き込むことができる。
【0055】また、リカバリ領域としては、”実際に必
要なリカバリ領域”を、sectorの区切りで量子化
した領域を使用することで、正常な書き込みを保証でき
る(図6および図7参照)。
【0056】また、セクタ長またはスプリットセクタ長
がリカバリタイムより短い場合もあり得るので、実際に
は、リカバリタイムを十分満足する位置から書き込みを
中止する必要がある。
【0057】図8に、図6のSector8−1の長さ
が不十分だった場合を示す。
【0058】そして、図9に示すように、ライト制御回
路1は、上位装置4からコントローラライト信号線aを
介して送られてくるライト命令,リード命令,シーク命
令などがなく、磁気ディスク装置がアイドル状態となっ
たときには、不揮発未ライトバッファ回路3から未ライ
トバッファライト信号線bを介してバッファセクタ位置
およびバッファデータを読み出し、ライト回路6を制御
して下位回路5の磁気ディスク媒体のバッファセクタ位
置にバッファデータを書き込み、不揮発未ライトバッフ
ァ回路3に記憶されたバッファセクタ位置およびバッフ
ァデータを消去する。
【0059】リード制御回路2は、上位装置4からコン
トローラリード信号線cを介してリード命令信号および
リード位置信号を受け、リード位置信号で示されるリー
ドセクタ位置が不揮発未ライトバッファ回路3に記憶さ
れているバッファセクタ位置と一致するかどうかを判定
する。リードセクタ位置とバッファセクタ位置とが異な
る場合には、リード制御回路2は、図10に示すよう
に、リード回路7を制御して下位回路5の磁気ディスク
媒体からリードセクタ位置のデータを読み出してリード
データ信号として上位装置4に送出する。リードセクタ
位置が不揮発未ライトバッファ回路3に記憶されている
バッファセクタ位置と同じだった場合には、リード制御
回路2は、図11に示すように、不揮発未ライトバッフ
ァ回路3に記憶されたバッファセクタ位置に対応したバ
ッファデータを読み出してリードデータ信号として上位
装置4に送出する。
【0060】
【発明の効果】第1の効果は、リカバリタイムを確保し
なくてもサーボ情報が読めるということである。これに
より、データとしては使えない無効なサーボ領域の要素
であるリカバリ領域が不要となり、フォーマット効率が
高くできる。その理由は、リカバリタイムの必要なセク
タでの書き込みを行わず、アイドル状態時に書き込みを
行わなかったバッファデータを磁気ディスク媒体のバッ
ファセクタ位置に書き込むからである。
【0061】また、第2の効果は、磁気ディスク媒体に
書き込みを行っていないデータがあった場合に、そのデ
ータを書き込む前に電源が落ちてもデータを保証できる
ことである。これにより、磁気ディスク装置の信頼性を
保てる。その理由は、書き込みを行っていないデータの
記憶手段に不揮発性記憶素子を使用するからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る磁気ディスク装置
のフォーマット効率化方式を示す回路ブロック図であ
る。
【図2】磁気ディスク媒体の標準的フォーマットを表す
図である。
【図3】本実施の形態に係る磁気ディスク装置のフォー
マット効率化方式におけるデータライトの処理を示すフ
ローチャートである。
【図4】本実施の形態に係る磁気ディスク装置のフォー
マット効率化方式におけるバッファデータの磁気ディス
ク媒体へのライトの処理を示すフローチャートである。
【図5】本実施の形態に係る磁気ディスク装置のフォー
マット効率化方式におけるデータリードの処理を示すフ
ローチャートである。
【図6】連続セクタライト時のタイミングチャートであ
る。
【図7】サーボ領域前セクタのみ連続ライト時のタイミ
ングチャートである。
【図8】リカバリタイムが長いときの連続セクタライト
時のタイミングチャートである。
【図9】sector8にメモリデータをライトしたと
きのタイミングチャートである。
【図10】不揮発未ライトバッファ回路にないデータの
リード時のタイミングチャートである。
【図11】不揮発未ライトバッファ回路にあるデータの
リード時のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 ライト制御回路 2 リード制御回路 3 不揮発未ライトバッファ回路 4 上位装置 5 下位回路 6 ライト回路 7 リード回路 a コントローラライト信号線 b 未ライトバッファライト信号線 c コントローラリード信号線 d 未ライトバッファリード信号線 f ライト信号線 j リード信号線 k ライトディスク信号線 l リードディスク信号線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ面サーボ方式の磁気ディスク装置
    において、 データのライト時に磁気ディスク媒体のサーボ領域が読
    めなくなるライトを検出したときにライトデータの磁気
    ディスク媒体に対する書き込みを中止する手段と、 磁気ディスク媒体への書き込みを中止したライトセクタ
    位置およびライトデータを記憶手段にバッファセクタ位
    置およびバッファデータとして記憶させる手段と、 磁気ディスク装置のアイドル時に前記記憶手段に記憶さ
    れたバッファセクタ位置およびバッファデータを読み出
    して該バッファデータを磁気ディスク媒体の該バッファ
    セクタ位置に書き込む手段と、 前記記憶手段に記憶されたバッファセクタ位置およびバ
    ッファデータを消去する手段と、 磁気ディスク媒体に書き込まれていないが前記記憶手段
    に存在するバッファデータに対するリード命令が送られ
    てきたときに前記記憶手段に記憶されているバッファデ
    ータを読み出す手段とを有することを特徴とする磁気デ
    ィスク装置のフォーマット効率化方式。
  2. 【請求項2】 データ面サーボ方式の磁気ディスク装置
    において、 電源が切れても記憶内容を保持する機能を持つ不揮発性
    記憶手段と、 データのライト時に磁気ディスク媒体のサーボ領域が読
    めなくなるライトを検出したときにライトデータの磁気
    ディスク媒体に対する書き込みを中止する手段と、 磁気ディスク媒体への書き込みを中止したライトセクタ
    位置およびライトデータを前記不揮発性記憶手段にバッ
    ファセクタ位置およびバッファデータとして記憶させる
    手段と、 磁気ディスク装置のアイドル時に前記不揮発性記憶手段
    に記憶されたバッファセクタ位置およびバッファデータ
    を読み出して該バッファデータを磁気ディスク媒体の該
    バッファセクタ位置に書き込む手段と、 前記不揮発性記憶手段に記憶されたバッファセクタ位置
    およびバッファデータを消去する手段と、 磁気ディスク媒体に書き込まれていないが前記不揮発性
    記憶手段に存在するバッファデータに対するリード命令
    が送られてきたときに前記不揮発性記憶手段に記憶され
    ているバッファデータを読み出す手段とを有することを
    特徴とする磁気ディスク装置のフォーマット効率化方
    式。
  3. 【請求項3】 データ面サーボ方式で、連続N個(Nは
    1以上の整数)のサーボ情報読み取りエラーを許可して
    いる磁気ディスク装置において、 磁気ディスク媒体のフォーマットがサーボ領域の先頭に
    リカバリ領域が存在しないフォーマットであり、 ライトデータを前記磁気ディスク媒体のライトセクタ位
    置に書き込むライト回路と、 前記磁気ディスク媒体からリードセクタ位置のデータを
    読み出すリード回路と、 バッファセクタ位置およびバッファデータを記憶したり
    バッファセクタ位置およびバッファデータを消去したり
    する未ライトバッファ回路と、 上位装置からのライト命令信号,ライト位置信号および
    ライトデータ信号を受け、ライト位置信号で示されるラ
    イトセクタ位置が連続(N+1)番目のサーボ領域の手
    前の(N+1)番目のセクタではない、またはライトセ
    クタ位置が連続(N+1)番目のサーボ領域の手前の
    (N+1)番目のセクタであるが、ライト終了位置から
    (N+1)番目のサーボ領域までの時間がリカバリタイ
    ムより長い場合には、ライトデータ信号で示されるライ
    トデータを前記ライト回路を制御して磁気ディスク媒体
    に書き込み、ライトセクタ位置が連続(N+1)番目の
    セクタであり、ライト終了位置から(N+1)番目のサ
    ーボ領域までの時間がリカバリタイムより短い場合に
    は、ライトセクタ位置およびライトデータを前記未ライ
    トバッファ回路にバッファセクタ位置およびバッファデ
    ータとして記憶させ、磁気ディスク装置がアイドル状態
    となったときには前記未ライトバッファ回路からバッフ
    ァセクタ位置およびバッファデータを読み出し、前記ラ
    イト回路を制御してバッファデータを磁気ディスク媒体
    のバッファセクタ位置に書き込み、前記未ライトバッフ
    ァ回路に記憶されたバッファセクタ位置およびバッファ
    データを消去するライト制御回路と、 上位装置からのリード命令信号およびリード位置信号を
    受け、リード位置信号で示されるリードセクタ位置が前
    記未ライトバッファ回路に記憶されているバッファセク
    タ位置と異なる場合には前記リード回路を制御して磁気
    ディスク媒体からリードセクタ位置のデータを読み出し
    てリードデータ信号として上位装置に送出し、リードセ
    クタ位置が前記未ライトバッファ回路に記憶されている
    バッファセクタ位置と一致する場合には前記未ライトバ
    ッファ回路に記憶されているバッファセクタ位置に対応
    するバッファデータを読み出してリードデータ信号とし
    て上位装置に送出するリード制御回路とを具備すること
    を特徴とする磁気ディスク装置のフォーマット効率化方
    式。
  4. 【請求項4】 データ面サーボ方式で、連続N個(Nは
    1以上の整数)のサーボ情報読み取りエラーを許可して
    いる磁気ディスク装置において、 磁気ディスク媒体のフォーマットがサーボ領域の先頭に
    リカバリ領域が存在しないフォーマットであり、 ライトデータを前記磁気ディスク媒体のライトセクタ位
    置に書き込むライト回路と、 前記磁気ディスク媒体からリードセクタ位置のデータを
    読み出すリード回路と、 バッファセクタ位置および前記バッファデータを記憶し
    たりバッファセクタ位置およびバッファデータを消去し
    たりする不揮発未ライトバッファ回路と、 上位装置からのライト命令信号,ライト位置信号および
    ライトデータ信号を受け、ライト位置信号で示されるラ
    イトセクタ位置が連続(N+1)番目のサーボ領域の手
    前の(N+1)番目のセクタではない、またはライトセ
    クタ位置が連続(N+1)番目のサーボ領域の手前の
    (N+1)番目のセクタであるが、ライト終了位置から
    (N+1)番目のサーボ領域までの時間がリカバリタイ
    ムより長い場合には、ライトデータ信号で示されるライ
    トデータを前記ライト回路を制御して磁気ディスク媒体
    に書き込み、ライトセクタ位置が連続(N+1)番目の
    セクタであり、ライト終了位置から(N+1)番目のサ
    ーボ領域までの時間がリカバリタイムより短い場合に
    は、ライトセクタ位置およびライトデータを前記不揮発
    未ライトバッファ回路にバッファセクタ位置およびバッ
    ファデータとして記憶させ、磁気ディスク装置がアイド
    ル状態となったときには前記不揮発未ライトバッファ回
    路からバッファセクタ位置およびバッファデータを読み
    出し、前記ライト回路を制御してバッファデータを前記
    磁気ディスク媒体のバッファセクタ位置に書き込み、前
    記不揮発未ライトバッファ回路に記憶されたバッファセ
    クタ位置およびバッファデータを消去するライト制御回
    路と、 上位装置からのリード命令信号およびリード位置信号を
    受け、リード位置信号で示されるリードセクタ位置が前
    記不揮発未ライトバッファ回路に記憶されているバッフ
    ァセクタ位置と異なる場合には前記リード回路を制御し
    て磁気ディスク媒体からリードセクタ位置のデータを読
    み出してリードデータ信号として上位装置に送出し、リ
    ードセクタ位置が前記不揮発未ライトバッファ回路に記
    憶されているバッファセクタ位置と一致する場合には前
    記不揮発未ライトバッファ回路に記憶されているバッフ
    ァセクタ位置に対応するバッファデータを読み出してリ
    ードデータ信号として上位装置に送出するリード制御回
    路とを具備することを特徴とする磁気ディスク装置のフ
    ォーマット効率化方式。
  5. 【請求項5】 前記Nが1である請求項3または4記載
    の磁気ディスク装置のフォーマット効率化方式。
  6. 【請求項6】 前記Nが2である請求項3または4記載
    の磁気ディスク装置のフォーマット効率化方式。
  7. 【請求項7】 データ面サーボ方式で連続N個(Nは1
    以上の整数)のサーボ情報読み取りエラーを許可してい
    る磁気ディスク装置に用いられ、サーボ領域の先頭にリ
    カバリ領域が存在しないフォーマットであることを特徴
    とする磁気ディスク媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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