JPH11237976A - Cgiプログラム作成方法 - Google Patents

Cgiプログラム作成方法

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JPH11237976A
JPH11237976A JP5611898A JP5611898A JPH11237976A JP H11237976 A JPH11237976 A JP H11237976A JP 5611898 A JP5611898 A JP 5611898A JP 5611898 A JP5611898 A JP 5611898A JP H11237976 A JPH11237976 A JP H11237976A
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聡 吉川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】入力文字列の受付・解析および処理を行うCG
Iプログラムのソースと出力用のHTMLとを別個に生
成・保守でき、かつ、生成されるCGIプログラムの実
行性能が通常のCGIプログラムと同等になるようなC
GIプログラム作成方式を提案することを目的とする。 【解決手段】あらかじめ作成したHTMLを、それを出
力するプログラムソースに変換するトランスレータを用
意し、そのトランスレータを用いて、CGIプログラム
の出力となるHTMLを、入力文字列の受付・解析およ
び処理などHTMLの出力以外の処理を行うCGIプロ
グラムから呼び出すことの出来るサブプログラムに変換
する。その後、別々に作成した入力文字列の受付・解析
および処理などHTMLの出力以外の処理を行うCGI
プログラムと上記HTMLを変換したサブプログラムと
を論理的に一つのプログラムとして生成する。 【効果】入力文字列の受付・解析および処理を行うCG
IプログラムのソースとHTMLの作成効率・保守性の
向上、およびそれらから生成したCGIプログラムの性
能の向上を達成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、WWWサーバ上で
動作するCGIプログラム作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、WWW(World Wide
Web)上での情報交換の需要は高まるばかりである。
WWW上での基本的な情報のやりとりは、WWWサーバ
からWWWブラウザと呼ばれるクライアントに“ホーム
ページ”と呼ばれるドキュメントを転送することにより
行われる。ホームページとは、HTML(HyperT
ext Markup Language)と呼ばれる
言語で記述されたテキストファイルである。以下、HT
MLにしたがって記述されたテキストデータを「HTM
L」と呼ぶものとする。WWWブラウザは、受け取った
HTMLを解析し、グラフィカルなページをディスプレ
イ上に出力する。
【0003】また、ユーザは、WWWブラウザに対して
文字列などの入力を行うこともできる。この場合、WW
Wサーバ側は、WWWブラウザから入力された文字列な
どを受け取り、その入力データに応じてデータベース検
索などの処理をし、その処理の結果を示すHTMLをW
WWブラウザに返す、というような処理が要求される。
このような要求の実現方法として、CGI(Commo
n GatewayInterface)を利用するこ
とが多い。
【0004】CGIは、WWWサーバのあるサーバマシ
ン上のリソースとのインタフェースであり、WWWサー
バとサーバマシン上のアプリケーションとの間での情報
のやりとりの方法を規定している。CGIを利用してW
WWサーバと情報をやりとりするアプリケーションプロ
グラムを、CGIプログラムという。CGIプログラム
は汎用的なプログラミング言語で作成することができ
る。上に述べたCGIプログラムについては、例えば、
参考文献:William E.Weinman著 笹木望監訳1997
/1 インプレス発行「CGIブック」に詳しく記述さ
れている。
【0005】図1に、公知例としてCGIプログラムを
用いたクライアントとサーバとのやり取りを表す構成図
を示す。WWWブラウザ101から、CGIプログラム
実行要求とユーザによりブラウザ101に入力された情
報102(規定されたフォーマットの文字列にまとめら
れている)とを受け取ったWWWサーバ103は、CG
Iプログラム104を起動する。CGIプログラム10
4は、WWWサーバ103から渡された情報105(ユ
ーザ入力情報102と同じ)を元に処理を行い、HTM
L106を出力する。WWWサーバ103は、出力のH
TML106を受け取り、WWWブラウザにHTML1
07(HTML106と同じ)を送信する。
【0006】CGIプログラムは通常、以下の(1)〜
(3)のような処理を行う。 (1)WWWサーバから受け取った文字列の解析 WWWブラウザは、ユーザが入力した情報などを、制御
コードを付加するなどして1つの文字列にまとめて、W
WWサーバに送信する。WWWサーバはその文字列をそ
のままCGIプログラムに渡すため、CGIプログラム
では、制御コードを除去するなどしてその文字列を解析
し、ユーザが入力した情報に変換する。 (2)ユーザの入力に応じた処理 文字列を解析した結果ユーザの入力情報内容が明らかに
なるので、それに応じた処理を行う。例えば、ユーザが
“Tom”という個人名を入力した場合、Tomに関す
る情報をデータベースから検索するなどの処理を行う。 (3)HTML出力 上記(2)の処理に応じたHTMLを出力する。例え
ば、上記の例でTomの個人情報を検索して得た場合
に、その個人情報を見やすいように配置したHTMLと
して出力するなどである。
【0007】一般に、HTMLの出力部分は、CGIプ
ログラムを記述するプログラミング言語の標準出力構文
内に埋められた構造になる。図2に、COBOLによる
CGIプログラムのHTML出力部分のコード例201
を示す。このコード例201において、“IDENTI
FICATION DIVISION”の行およびその
次の“PROGRAM−ID”の行は、見出し部であ
る。次の“ENVIRONMENT DIVISIO
N”の行は環境部であり、その次の“DATA DIV
ISION”行からの何行かはデータ部であり、“PR
OCEDURE DIVISION”行からこのプログ
ラムの“END”の前までが構成部(手続き部)であ
る。構成部の中のDISPLAY文が標準出力を行う文
で、HTMLを出力するのに用いている。これら各部は
COBOLの仕様で記述されている。
【0008】このコード例201の手続き部の中段で
は、IF文で変数Iが“4”より大きいか否かを判別
し、この条件に応じて出力を変化させている。具体的に
は、変数Iの大きさに応じて、出力する文字列の内容と
その文字の大きさを変化させている。このように、CG
Iプログラムでは、条件によって出力するHTMLを変
化させることもできる。
【0009】以上説明したCGIプログラムには以下の
(1)〜(3)のような問題点がある。 (1)CGIプログラムコードとして、図2のコード例
201のように、HTMLを標準出力する構文を何行に
もわたって記述しなければならない。これはCGIプロ
グラム作成者にとって非常にわずらわしい作業である。 (2)出力するHTMLを変更したい場合、HTMLを
出力する構文がCGIプログラムコード内に分散するこ
とも多いため、HTMLのWWWブラウザによる出力の
イメージを把握することが難しい。 (3)HTMLを出力する部分を修正したい場合、ある
いはHTMLを出力する以外の部分を修正したい場合の
どちらにおいても、同じCGIプログラムコードの修正
が必要になることから、CGIプログラムコードにバグ
が入り込みやすくなり、保守が難しくなる。
【0010】このため、CGIプログラム作成におい
て、入力文字列の受付・解析およびその結果を元に出力
の制御などの処理を行う部分と、CGIプログラムが出
力するHTMLの部分とを、別々に作成・保守できる環
境が望ましい。
【0011】このような環境を実現する公知技術とし
て、図3の方法が、参考文献:富士通PowerCOB
OL97 COBOL 「CGIサブルーチン 1.0
使用手引書」(電子マニュアル)で提案されている。
この方法では、入力文字列の受付・解析および処理など
のHTMLの出力以外の処理を行うCGIプログラムの
ソース301と、出力用のHTML302とを、別々に
作成する。HTML作成には、作成した画面のイメージ
をHTMLに変換する公知のHTML作成用エディタ3
03を使用し、HTML作成労力を軽減することができ
る。CGIプログラムのソース301をコンパイルして
生成されたCGIプログラム304は、実行時にHTM
L302を読み込んで出力する。この方法だと、入力文
字列の受付・解析およびその結果を元に出力の制御など
の処理を行うCGIプログラムのソースと出力用のHT
MLとを別々に生成・保守することができ、上記の問題
を解決することが出来る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記図3の方
法には以下のような問題点がある。すなわち、CGIプ
ログラムが動作する度に (1)CGIプログラムがHTMLを読み込み (2)読み込んだHTMLを出力し、WWWサーバ経由
でWWWブラウザに表示する という処理を行うため、通常のCGIプログラムと比較
して、(1)のHTML読み込みの分実行速度が遅くな
るという問題点が挙げられる。一般的にCGIプログラ
ムはWWWブラウザからの要求毎に実行・終了するもの
であり、実行要求が頻繁に発生するようなアプリケーシ
ョンの場合には、HTMLの読み込み処理が要求毎に行
われることになるため、クライアントへのレスポンスが
遅くなるという問題点がある。
【0013】そのため、入力文字列の受付・解析および
その結果を元に出力の制御などの処理を行うCGIプロ
グラムのソースと出力用のHTMLとを別個に生成・保
守でき、かつ、生成されるCGIプログラムの実行性能
が通常のCGIプログラムと同等になるようなCGIプ
ログラム作成環境が望まれる。
【0014】本発明の目的は、入力文字列の受付・解析
およびその結果を元に出力の制御などの処理を行うCG
Iプログラムのソースと出力用のHTMLとを別個に生
成・保守でき、かつ、生成されるCGIプログラムの実
行性能が通常のCGIプログラムと同等になるようなC
GIプログラム作成方法を実現することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、WWWサーバ上で動作する
CGIプログラムを作成するCGIプログラム作成方法
において、表示画面を決定するための静的な情報をHT
MLとしてあらかじめ作成するステップと、該HTML
を、トランスレータにより、該HTMLと同イメージの
表示画面を出力するプログラムソースに変換するステッ
プと、該変換したプログラムソースと、出力の動的な制
御などの処理を行うとともに上記変換したプログラムソ
ースのプログラムを呼び出す別作成のプログラムソース
とを一体化させて、一つのCGIプログラムを生成する
ステップとを備えたことを特徴とする。
【0016】請求項2に係る発明は、WWWサーバ上で
動作するCGIプログラムを作成するCGIプログラム
作成方法において、表示画面を決定するための情報を、
変数および制御情報を表す拡張タグを挿入して、HTM
Lとしてあらかじめ作成するステップと、該HTML
を、トランスレータにより、該HTMLに基づくイメー
ジの表示画面を出力するプログラムソースに変換するス
テップであって、該変換の際には拡張タグの部分を該拡
張タグに応じたプログラムシーケンスに変換するステッ
プと、該変換したプログラムソースと、該変換したプロ
グラムソースのプログラムを呼び出す別作成のプログラ
ムソースとを一体化させて、一つのCGIプログラムを
生成するステップとを備えたことを特徴とする。
【0017】請求項3に係る発明は、請求項1または2
のプログラム作成方法に係るプログラムを格納した記録
媒体に係るものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施の形態を説明する。ここでは、本発明の好適用例とし
て、プログラミング言語COBOLを使用したプログラ
ム開発環境を取り上げて説明する。
【0019】図4に、本発明の実施の形態の構成図を示
す。図4において、入力文字列の受付・解析およびその
結果を元に出力の制御などを行うCGIプログラムのソ
ース401と出力用のHTML402とをあらかじめ作
成するところまでは上述の図3の公知の手法と同じであ
る。HTML402は、画面イメージからHTMLに変
換するような公知のHTML作成用エディタ403を使
用して作成することができる。トランスレータ404
は、HTML402をHTML出力用CGIプログラム
ソース405に変換する。このトランスレータ404に
より、プログラムソース405は、入力文字列の受付・
解析およびその結果を元に出力の制御などを行うCGI
プログラム401から呼び出されるサブプログラムとし
て生成される。ユーザが入力文字列の受付・解析および
処理を行うプログラム401に、トランスレータ404
によって変換されたサブプログラム405を呼び出す構
文を加えることにより、これらのプログラムは論理的に
一つのプログラム406となる。このように、HTML
が自動的にプログラミング言語に変換されてCGIプロ
グラム内に埋め込まれて、図2の通常のCGIプログラ
ム201と同様に動作するソース406が生成される。
そのため、このCGIプログラムソース406をコンパ
イルした実行形式のCGIプログラムは、407に示す
ように、プログラム実行中にファイル読み込みを行う必
要はなく、通常のCGIプログラムと同等の実行性能を
出すことができる。
【0020】図5に、トランスレータ404の動作を示
す。このトランスレータは、 1.HTMLのファイル名を元にしたプログラム名の作
成 2.HTMLを読み込み、出力構文に変換 という処理を行う。
【0021】まず、ステップ501で見出し部(IDE
NTIFICATION DIVISION)をファイ
ル出力する。COBOLでは見出し部にプログラム名
(PROGRAM−ID)を記述しなければならない。
ここでは、プログラム名としてHTMLのファイル名を
使用するものとする。入力文字列の受付・解析およびそ
の結果を元に出力の制御などを行うCGIプログラム
は、このプログラム名によって、このCGIプログラム
(トランスレータによりHTMLを変換したプログラ
ム)を呼び出すことになる。次に、環境部・データ部・
構成部などの必要な構文をファイル出力する(ステップ
502)。その後、HTMLを行単位で読み取り、それ
を出力するDISPLAY文(COBOLの標準出力構
文)に変換し、ファイルに出力する。この処理を、HT
MLファイルの最後尾に辿りつくまで繰り返し行う(ス
テップ503)。最後に、プログラム終了の構文をファ
イルに出力する(ステップ504)。以上により、HT
MLファイルから、そのHTMLを出力するプログラム
ソースが得られたことになる。
【0022】図6から図9を参照して、本実施の形態の
動作例を説明する。この例は、図6の601および60
2の2つのHTMLを、ユーザからの入力に応じて表示
しわける動作例である。
【0023】まず、図6のCGIプログラムの出力イメ
ージ601と602を公知のHTML作成用エディタで
作成する。CGIプログラムは、ユーザからの入力に応
じて出力イメージ601と602のどちらかを表示する
という処理を、内部に持つFLGというフラグ変数の値
を参照して行うものとする。例えば、ユーザに性別を問
い合せ、男性だった場合にはFLG=1、女性であった
らFLG=2というように設定される。出力イメージ6
01はCGIプログラム内でFLG=1の場合に出力さ
れ、出力イメージ602はFLGが1以外の場合に出力
される。
【0024】図7は、図6の出力イメージ601および
602を表示するHTMLである。図6の画面イメージ
を公知のHTML作成用エディタで作成し、図7のHT
MLに変換することも出来る。WWWブラウザがHTM
L701を解釈した結果、出力イメージ601が表示さ
れる。また、WWWブラウザがHTML702を解釈し
た結果、出力イメージ602が表示される。
【0025】図8に、HTMLがトランスレータによっ
て変換されたCGIプログラムの結果の例を示す。80
1はHTML701がトランスレータによって変換され
たCOBOLソースの結果の例であり、802はHTM
L702がトランスレータによって変換されたCOBO
Lソースの結果の例である。図5のステップ501の処
理により、HTML701のファイル名(MALE.h
tml)からプログラム名が生成されている(80
3)。また、ステップ503の処理により、HTML7
01の内容が、COBOLの標準出力構文であるDIS
PLAY文に変換されている(804)。トランスレー
タにより、HTML702がCOBOLソース802に
変換される際にも同様の処理が行われる。
【0026】図9に、図8のプログラムを呼び出すCG
Iプログラムソースの例を示す。COBOLソース90
1では、フラグFLGが1の場合には、HTML701
を出力するサブプログラムMALE801を呼び出す
(902)。サブプログラム名MALEは、HTMLフ
ァイル701の名称から決定されたプログラム名であ
る。また、COBOLソース901では、フラグFLG
が1以外の場合には、HTML702を出力するサブプ
ログラムFEMALE802を呼び出す(903)。8
01、802および901の3つのCGIソースは論理
的に一つのCGIプログラムであり、一つの実行形式フ
ァイルにコンパイルすることができる。
【0027】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。前出の例では、出力を動的に変更するために2つの
HTMLを用意している。一方、HTMLに変数や制御
構造を示すHTMLの仕様にない拡張タグを挿入するこ
とによって、一つのHTMLで動的な出力の変更に対応
するような手法が考案されている。このHTMLに拡張
タグを挿入する手法については、例えば参考文献:大澤
文孝著 1997/4SOFTBANK発行「Webア
プリケーション構築ガイド」に記述されている。本発明
の第2の実施の形態として、このような、拡張タグを挿
入したHTML(以下、拡張HTMLと呼ぶ)を使用し
た場合の動作例を示す。発明の構成図は図4と同じであ
るが、402に示すHTMLが拡張されている点と、4
04のトランスレータがこれに対応して拡張されている
点が異なる。
【0028】HTMLに挿入する拡張タグとしては、変
数を示すものや、 ・IF〜ELSE〜ENDIF(分岐構造) ・REPEAT〜ENDREPEAT(くり返し構造) のように、基本的な制御構造を表現するものを用意する
のが一般的である。
【0029】図10は、図6の出力イメージを得るため
の拡張HTMLの例である。$%IF%$、$%ELS
E%$、$%END−IF%$という、条件分岐の制御
構造を表すタグがHTMLに挿入されている(100
1)。このHTMLは、他のプログラムによって処理さ
れたときに、FLGの値が1である場合には図6の60
1のように“male”というタイトルで“I‘m a
man”という文字列を出力するHTMLとして機能
し、FLGの値が1でない場合には図6の602と同様
に“female”というタイトルで“I‘m a w
oman”という文字列を出力するHTMLとして機能
する。FLGの値は、入力文字列の受付・解析およびそ
の結果を元に出力の制御などを行うCGIプログラム側
で決定される。
【0030】図11に、図10を拡張HTML用に拡張
したトランスレータによって変換したCGIプログラム
を示す。拡張したトランスレータでは、図10のHTM
Lに挿入されている拡張タグ内で使用されているフラグ
FLG1002を引数として受け取るようにプログラム
を生成する(1101)。また、トランスレータは、図
10の1001の制御構造を、図11の1102のよう
に変換する。
【0031】図12に、図11のプログラムを呼び出す
CGIプログラムソースの例を示す。FLGを引数とし
て図11のプログラムを呼び出している(1201)。
【0032】図11と図12の2つのCGIソースは論
理的に一つのプログラムであり、一つの実行形式ファイ
ルにコンパイルすることができる。
【0033】図13に、拡張HTML用のトランスレー
タの処理方式を示す。「HTMLを一行読み取る」とこ
ろまでは図5の第1の実施の形態と同じである。HTM
Lを読み取ったのち、その読み取った一行が拡張タグか
否かを判別する。拡張タグでないときは、図5と同様に
DISPLAY分を出力すればよい。拡張タグを検出し
た場合は、拡張タグの示す変数の処理や、制御構造をC
GIプログラムに変換する。例えば、拡張タグ$%IF
%$を検出したときには、IF文を出力し(ステップ1
301)、拡張タグ$%IF%$を検出するまで、HT
MLを一行読み取って(ステップ1303)、%$EL
SE$%ならELSEを出力し、そうでなければ読み取
ったHTMLを出力するDISPLAY文を出力する処
理(ステップ1304)を繰り返す。他の拡張タグの場
合も同様である。このように、変数や制御構造を含むよ
うにタグを拡張したHTMLに対しても、そのタグに対
応するCGIプログラムソースを生成する方法を定義す
ることでCGIプログラムソースに変換することが可能
である。
【0034】以上のようにして、本発明の目的を達成す
るための機能を実現するプログラムを作成することが出
来る。また、プログラムを各種媒体に格納するための公
知技術を使用して、これらのプログラムを格納した媒体
を作成することが出来る。
【0035】なお、ここでは特にCOBOL言語でCG
Iプログラムを作成する例を示したが、HTMLや拡張
HTMLを他言語のソースに変換するトランスレータを
用意することにより、C言語やC++言語などの他の汎
用プログラミング言語に対しても本発明の適用は可能で
ある。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
CGIプログラム作成工程において、入力文字列の受付
・解析および処理を行うCGIプログラムのソースと出
力用のHTMLとを分離するとともに、これらを1つの
ソースプログラムとして一体化することにより、それぞ
れの作成効率・保守性の向上を図ることができ、さらに
生成されたCGIプログラムの性能の向上を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】CGIプログラムの動作を示す構成図
【図2】CGIプログラムのHTML出力コード例を示
す図
【図3】CGIプログラム作成の公知手法を示す図
【図4】第1の実施の形態の構成図
【図5】トランスレータの動作を示す図
【図6】作成するCGIプログラムで出力する画像イメ
ージの例を示す図
【図7】画像イメージを表すHTMLの例を示す図
【図8】HTMLから変換したCGIプログラムの例を
示す図
【図9】HTMLから変換したCGIプログラムを呼び
出すプログラムの例を示す図
【図10】画像イメージを表す拡張HTMLの例を示す
【図11】拡張HTMLから変換したCGIプログラム
の例を示す図
【図12】拡張HTMLから変換したCGIプログラム
を呼び出すプログラムの例を示す図
【図13】拡張HTMLをCGIプログラムに変換する
トランスレータの動作例を示す図
【符号の説明】 101…WWWブラウザ、102…ユーザ入力情報、1
03…WWWサーバ、104…CGIプログラム、10
5…ユーザ入力情報、106…HTMLファイル、10
7…HTMLファイル、201…HTML出力コード、
301…入力解析・処理用ソースファイル、302…H
TMLファイル、303…HTML作成用エディタ、3
04…CGIプログラム、401…入力解析・制御用ソ
ースファイル、402…HTMLファイル、403…H
TML作成用エディタ、404…トランスレータ、40
5…HTML出力用ソースファイル、406…CGIプ
ログラムソース、407…CGIプログラム実行時の構
成、501…見出し部ファイル出力部、502…環境部
・データ部・構成部ファイル出力部、503…HTML
変換・ファイル出力部、504…プログラム終わり見出
しファイル出力部、601…WWWブラウザ出力イメー
ジ、602…WWWブラウザ出力イメージ、701…H
TMLコード、702…HTMLコード、801…HT
MLを出力するCGIプログラムソース、802…HT
MLを出力するCGIプログラムソース、803…プロ
グラム名、804…CGIプログラムソース中のHTM
L出力部分、901…入力解析・制御用ソース、902
…HTMLより変換されたCGIプログラム呼び出し
部、903…HTMLより変換されたCGIプログラム
呼び出し部、1001…制御を表す拡張タグ例、100
2…変数を表す拡張タグ例、1101…変数を表す拡張
タグの変換例、1102…制御を表す拡張タグの変換
例、1201…拡張HTMLより変換されたCGIプロ
グラム呼び出し部、1301…制御を表す拡張タグ変換
部の動作例。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 聡 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内 (72)発明者 佐原 宏史 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】WWWサーバ上で動作するCGIプログラ
    ムを作成するCGIプログラム作成方法において、 表示画面を決定するための静的な情報をHTMLとして
    あらかじめ作成するステップと、 該HTMLを、トランスレータにより、該HTMLと同
    イメージの表示画面を出力するプログラムソースに変換
    するステップと、 該変換したプログラムソースと、出力の動的な制御など
    の処理を行うとともに上記変換したプログラムソースの
    プログラムを呼び出す別作成のプログラムソースとを一
    体化させて、一つのCGIプログラムを生成するステッ
    プとを備えたことを特徴とするCGIプログラム作成方
    法。
  2. 【請求項2】WWWサーバ上で動作するCGIプログラ
    ムを作成するCGIプログラム作成方法において、 表示画面を決定するための情報を、変数および制御情報
    を表す拡張タグを挿入して、HTMLとしてあらかじめ
    作成するステップと、 該HTMLを、トランスレータにより、該HTMLに基
    づくイメージの表示画面を出力するプログラムソースに
    変換するステップであって、該変換の際には拡張タグの
    部分を該拡張タグに応じたプログラムシーケンスに変換
    するステップと、 該変換したプログラムソースと、該変換したプログラム
    ソースのプログラムを呼び出す別作成のプログラムソー
    スとを一体化させて、一つのCGIプログラムを生成す
    るステップとを備えたことを特徴とするCGIプログラ
    ム作成方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2の何れか1つに記載のプ
    ログラム作成方法に係るプログラムを格納したことを特
    徴とする記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7437663B2 (en) 2002-01-16 2008-10-14 International Business Machines Corporation Offline dynamic web page generation
JP2012033062A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Kyocera Mita Corp 電子機器用プログラム及び電子機器システム

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