JPH11237522A - 光導波路デバイス - Google Patents

光導波路デバイス

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Publication number
JPH11237522A
JPH11237522A JP3908898A JP3908898A JPH11237522A JP H11237522 A JPH11237522 A JP H11237522A JP 3908898 A JP3908898 A JP 3908898A JP 3908898 A JP3908898 A JP 3908898A JP H11237522 A JPH11237522 A JP H11237522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical waveguide
optical
optical fiber
waveguide device
fiber array
Prior art date
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Pending
Application number
JP3908898A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromasa Nemoto
博正 根本
Takayuki Kadoi
孝之 門井
Yoshiyuki Hiramoto
嘉之 平本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Publication of JPH11237522A publication Critical patent/JPH11237522A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光導波路のピッチのずれや反りによる接続損
失の増加を最小限に抑えた光導波路デバイスを提供す
る。 【解決手段】 光ファイバアレイを光導波路素子の光導
波路のピッチの広い部分に合わせて分割し、分割された
光ファイバアレイ16−1、16−2と光導波路素子1
0とをそれぞれ個別に調心することで、ピッチのずれに
よる損失増加が最小限に抑えられ、かつ光導波路素子1
0の反りによる損失増加も最小限に抑えられる。したが
って分配偏差が小さく、低損失な光導波路デバイスを得
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光導波路デバイス
に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の光導波路デバイスの外観斜
視図である。
【0003】従来の光導波路デバイスは、スプリッタ等
の光導波路を等ピッチで形成した光導波路素子1に上板
2を貼った後、その入出力側端面を研磨し、かつ光導波
路の端面側のピッチに合わせて形成されたV溝に光ファ
イバ3、4を配列してアレイ化した入射側の光ファイバ
アレイ5と出射側の光ファイバアレイ6の端面を研磨
し、光導波路素子1と入出射側の光ファイバアレイ5、
6とを突き合わせ、光導波路素子1の両端面及び光ファ
イバアレイ5、6の端面のポートにおける接続損失が最
小となるように調心し、接着剤により固定したものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光導波
路の多集積化に伴い、光導波路デバイスが大きくなるに
伴い、光導波路素子1の幅WDと光ファイバアレイ6の
幅WAとの間にずれが生じやすくなる。このため、光導
波路素子1の接続部の中央は実装付加損失が少ないもの
の接続部の両端に近付く程実装付加損失が大きくなり、
分配偏差も大きくなるという問題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、光導波路のピッチのずれや反りによる接続損失の増
加を最小限に抑えた光導波路デバイスを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、光導波路を内部に有する光導波路素子と、
少なくとも1本の光ファイバをV溝上に配列してアレイ
化した光ファイバアレイとを接続した光導波路デバイス
において、光導波路素子は光導波路のピッチが広い不等
間隔部を少なくとも1箇所有し、かつ光ファイバアレイ
は光導波路素子の不等間隔部に合わせて2箇所以上に分
割され、その分割された光ファイバアレイが光導波路素
子と個別に調心され、接着剤により固定されたものであ
る。
【0007】上記構成に加え本発明は、分割された光フ
ァイバアレイと光導波路素子とを調心する際に各光ファ
イバアレイを保持する保持ブロックは、各保持ブロック
がセットされる保持台に対し、少なくとも2つの保持部
品によりそれぞれ個別にはずれるものである。
【0008】上記構成によって、光ファイバアレイを光
導波路素子の光導波路のピッチの広い部分に合わせて分
割し、分割された光ファイバアレイと光導波路素子とを
それぞれ個別に調心することで、ピッチのずれによる損
失増加が最小限に抑えられ、かつ光導波路素子の反りに
よる損失増加も最小限に抑えられる。したがって分配偏
差が小さく、低損失な光導波路デバイスを得ることがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。
【0010】図1は本発明の光導波路デバイスの一実施
の形態を示す外観斜視図である。
【0011】光導波路として1×8スプリッタを内部に
有する光導波路素子の場合について説明するが、これに
限定されるものではない。
【0012】光導波路素子10のスプリッタは入射側
(図では右側)からの光が出射側(図では左側)までに
8分岐されているが、出射側の4番目のポートと5番目
のポートとの間は、他のポート間のピッチより広くなっ
ている。光導波路素子10の上には接着面積を広げるた
めの上板11が貼り付けられており、入出射側の端面は
それぞれ研磨されている。
【0013】入射側の光ファイバアレイ12は、単心の
光ファイバ13をV溝ブロック14及びアレイ用上板1
5でアレイ化したものであり、接続端面は研磨されてい
る。
【0014】出射側の光ファイバアレイ16−1、16
−2は8心テープファイバ17の1ポートから4ポート
までをV溝ブロック18−1及びアレイ用上板19−1
に配列しアレイ化したものと、8心テープファイバ17
の5ポートから8ポートまでをV溝ブロック18−2及
びアレイ用上板19−2に配列しアレイ化したものとに
分かれており、両出射側光ファイバアレイ16−1、1
6−2の接続端面はそれぞれ研磨されている。なお、出
射側の光ファイバアレイ16−1、16−2はそれぞれ
個別にアレイ化してもよく、一括してアレイ化したもの
をダイシング等で分割してもよい。
【0015】入射側の光ファイバアレイ12の光軸と光
導波路素子10の入射側光軸を合わせた後、出射側の光
ファイバアレイ16−1の1ポートから4ポートまでの
光軸と、光導波路素子10の出射側の1ポートから4ポ
ートまでの光軸とを合わせて接着剤で固定する。その
後、出射側の光ファイバアレイ16−2の5ポートから
8ポートまでの光軸と、光導波路素子10の出射側の5
ポートから8ポートまでの光軸とを合わせて接着剤で固
定することにより、調心接続構造の光導波路デバイス2
0が得られる。
【0016】このような調心接続構造により、光導波路
素子10のピッチと出射側の光ファイバアレイ16−
1、16−2のピッチとのずれや光導波路素子10の反
りによるピッチずれを減少させることができ、実装付加
損失及び分配偏差を減少させることができる。
【0017】図2は本発明の光導波路デバイスの光ファ
イバアレイを保持する保持ブロックの外観斜視図であ
る。
【0018】2分割された光ファイバアレイ16−1、
16−2と光導波路素子10とを調心する際に各光ファ
イバアレイ16−1、16−2を保持する保持ブロック
21−1、21−2は、各保持ブロック21−1、21
−2がセットされる保持台23に対し、少なくとも2つ
の保持部品22−1、22−2によりそれぞれ個別には
ずれるようになっている。
【0019】ここで、光ファイバアレイ16−1、16
−2がそれぞれ保持ブロック21−1、21−2に固定
され、保持ブロック21−1、21−2がそれぞれ保持
台23に保持部品固定されるのは、はじめに出射側の光
ファイバアレイ16−1、16−2のいずれか一方の光
ファイバアレイ16−1を光導波路素子10に接着した
後、他方の光ファイバアレイ16−2を調心固定するた
めに、先に接着固定した光ファイバアレイ16−1の保
持部品22−1を保持台23から取り外す必要があるた
めである。
【0020】図3は本発明の他の実施の形態を示す外観
斜視図である。
【0021】図1に示した実施の形態との相違点は、光
導波路デバイスが、複数(図では2つであるが限定され
ない)の光導波路が形成された光導波路素子を有する点
である。
【0022】この光導波路デバイス30は、光導波路と
して2つの1×8スプリッタが形成された光導波路素子
31と、上板32と、光ファイバ33、34を基板35
−1、35−2及びV溝ブロック36−1、36−2に
配列してそれぞれアレイ化した2つの入射側光ファイバ
アレイ37−1、37−2と、8心テープファイバ3
8、39を基板40−1、40−2及びV溝ブロック4
1−1、41−2に配列してそれぞれアレイ化した2つ
の出射側光ファイバアレイ42−1、42−2とで構成
されている。光導波路素子31は、その出射側の4番目
のポートと5番目のポートとの間が、他のポート間のピ
ッチより広くなっている。
【0023】このような光導波路デバイス30において
も、光ファイバアレイを入射側及び出射側ともに2つに
分割し、それぞれを調心後接着固定されているので、損
失増加を最小限に抑え、かつ分配偏差も小さくすること
ができる。
【0024】以上において、本発明によれば、光導波路
の一部にピッチの広い部分を設け、かつ、光ファイバア
レイを光導波路のピッチの広い部分に合わせ分割し、そ
れぞれを個別に調心接続することで、ピッチのずれによ
る損失増加を最小限に抑え、かつ光導波路素子の反りに
よる損失増加も最小限に抑えることで、分配偏差が小さ
く低損失な光導波路デバイスの提供を実現できる。
【0025】また、2つの光導波路を1つの光導波路素
子とする場合においても、光ファイバアレイを入射側及
び出射側ともに2つに分割し、それぞれを調心した後接
着固定することで低損失かつ低分配偏差の光導波路デバ
イスの提供を実現することができる。
【0026】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0027】光導波路のピッチのずれや反りによる接続
損失の増加を最小限に抑えた光導波路デバイスの提供を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光導波路デバイスの一実施の形態を示
す外観斜視図である。
【図2】本発明の光導波路デバイスの光ファイバアレイ
を保持する保持ブロックの外観斜視図である。
【図3】本発明の他の実施の形態を示す外観斜視図であ
る。
【図4】従来の光導波路デバイスの外観斜視図である。
【符号の説明】
10 光導波路素子 11 上板 12、16−1、16−2 光ファイバアレイ 13 光ファイバ 17 8心テープファイバ 21−1、21−2 保持ブロック 22−1、22−2 保持部品 23 保持台

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光導波路を内部に有する光導波路素子
    と、少なくとも1本の光ファイバをV溝上に配列してア
    レイ化した光ファイバアレイとを接続した光導波路デバ
    イスにおいて、上記光導波路素子は光導波路のピッチが
    広い不等間隔部を少なくとも1箇所有し、かつ上記光フ
    ァイバアレイは上記光導波路素子の不等間隔部に合わせ
    て2箇所以上に分割され、その分割された光ファイバア
    レイが上記光導波路素子と個別に調心され、接着剤によ
    り固定されたことを特徴とする光導波路デバイス。
  2. 【請求項2】 上記分割された光ファイバアレイと上記
    光導波路素子とを調心する際に各光ファイバアレイを保
    持する保持ブロックは、各保持ブロックがセットされる
    保持台に対し、少なくとも2つの保持部品によりそれぞ
    れ個別にはずれる請求項1に記載の光導波路デバイス。
JP3908898A 1998-02-20 1998-02-20 光導波路デバイス Pending JPH11237522A (ja)

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JP3908898A JPH11237522A (ja) 1998-02-20 1998-02-20 光導波路デバイス

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