JPH11235360A - 車椅子用移乗器具 - Google Patents
車椅子用移乗器具Info
- Publication number
- JPH11235360A JPH11235360A JP10080118A JP8011898A JPH11235360A JP H11235360 A JPH11235360 A JP H11235360A JP 10080118 A JP10080118 A JP 10080118A JP 8011898 A JP8011898 A JP 8011898A JP H11235360 A JPH11235360 A JP H11235360A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheelchair
- transfer
- plate
- transfer plate
- bed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】 在宅介護等において、ベッドから車椅子
へ、あるいは自動車の助手席への移乗について、渡し板
を利用して、介護者１人で、抱え上げることなく楽に滑
らせて移乗させようとする車椅子用移乗器具の提案。 【構 成】 渡し板と、渡し板を車椅子に固定する取り
付け金具て構成される。渡し板は３層あるいは２層で構
成され、３層の場合は表層は滑り易いシート、中間層は
クッション材、底板は強度のある薄い板で構成される。
２層の場合は中間層のクッション材を省略する。
へ、あるいは自動車の助手席への移乗について、渡し板
を利用して、介護者１人で、抱え上げることなく楽に滑
らせて移乗させようとする車椅子用移乗器具の提案。 【構 成】 渡し板と、渡し板を車椅子に固定する取り
付け金具て構成される。渡し板は３層あるいは２層で構
成され、３層の場合は表層は滑り易いシート、中間層は
クッション材、底板は強度のある薄い板で構成される。
２層の場合は中間層のクッション材を省略する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、車椅子を利用されて
いる方に、介護者が楽にベッドから車椅子へ、あるいは
自動車の助手席へ移乗させてあげることができるように
したもので、その逆もでき、在宅介護等に便利である。
いる方に、介護者が楽にベッドから車椅子へ、あるいは
自動車の助手席へ移乗させてあげることができるように
したもので、その逆もでき、在宅介護等に便利である。
【０００２】
【従来の技術】従来、在宅介護等においては、手軽な移
乗器具はなく、介護者が抱えて車椅子等へ移動させてい
た。日々のことでもあり、膝や腰を傷めることもあっ
た。
乗器具はなく、介護者が抱えて車椅子等へ移動させてい
た。日々のことでもあり、膝や腰を傷めることもあっ
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】在宅介護等で使用する
ためには、楽であり、安価、装置が簡単、持ち運びに便
利であることを目的にしたものである。
ためには、楽であり、安価、装置が簡単、持ち運びに便
利であることを目的にしたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】板１０の厚みをできるだ
け薄くて強度のあるもの、例えば補強入りの鉄板を使用
し、表面のシートは滑り易いように人口皮革を使用して
いる。
け薄くて強度のあるもの、例えば補強入りの鉄板を使用
し、表面のシートは滑り易いように人口皮革を使用して
いる。
【０００５】
【作 用】ベッドから車椅子へ移乗する方法は、車椅子
をベッドに直角に近づけ、足置き板１５がベッドの下に
入り停止するまで押して、車椅子のストッパーを引き車
椅子を固定する。渡し板１の横ずれ防止金具２、３の付
いているほうを車椅子のパイプ４、５の水平部分に乗
せ、横ずれ防止金具２、３はパイプ４、５の外側になる
ように乗せる。渡し板１の他方をベッドの上に乗せる。
渡し板１の裏に取り付けであるストッパー１１は、ベッ
ドのマットの垂直面１２にあたるようにあらかじめ位置
決めしてある。掛け金具６、７を、車椅子に固定して取
り付けた受け金具１３、１４に掛ける。次に要介護者の
上半身を起こして後ろ向きにして、臀部を渡し板１に乗
せ、介護者が上半身を支えながら臀部を滑らせて車椅子
の座席まで引き寄せ、掛け金具６、７を受け金具１３、
１４から外す。両足を少し持ち上げ渡し板１を取り除け
ながら両足を静かにおろしてあげる。これで車椅子に乗
ったことになる。車椅子からベッドへの移乗は要介護者
の両足を持ち上げながら渡し板１を車椅子とベッドへ渡
し、掛け金具４、５を受け金具１３、１４に掛け、車椅
子の足置き板１５がベッド下に入り止まると、車椅子の
ストッパーを引き、背後から前方へ、つまりベッドのほ
うへ滑らせながら押して移動させます。車椅子から自動
車の助手席への移乗についてもほぼ同じ方法です。
をベッドに直角に近づけ、足置き板１５がベッドの下に
入り停止するまで押して、車椅子のストッパーを引き車
椅子を固定する。渡し板１の横ずれ防止金具２、３の付
いているほうを車椅子のパイプ４、５の水平部分に乗
せ、横ずれ防止金具２、３はパイプ４、５の外側になる
ように乗せる。渡し板１の他方をベッドの上に乗せる。
渡し板１の裏に取り付けであるストッパー１１は、ベッ
ドのマットの垂直面１２にあたるようにあらかじめ位置
決めしてある。掛け金具６、７を、車椅子に固定して取
り付けた受け金具１３、１４に掛ける。次に要介護者の
上半身を起こして後ろ向きにして、臀部を渡し板１に乗
せ、介護者が上半身を支えながら臀部を滑らせて車椅子
の座席まで引き寄せ、掛け金具６、７を受け金具１３、
１４から外す。両足を少し持ち上げ渡し板１を取り除け
ながら両足を静かにおろしてあげる。これで車椅子に乗
ったことになる。車椅子からベッドへの移乗は要介護者
の両足を持ち上げながら渡し板１を車椅子とベッドへ渡
し、掛け金具４、５を受け金具１３、１４に掛け、車椅
子の足置き板１５がベッド下に入り止まると、車椅子の
ストッパーを引き、背後から前方へ、つまりベッドのほ
うへ滑らせながら押して移動させます。車椅子から自動
車の助手席への移乗についてもほぼ同じ方法です。
【０００６】
【実施例】なお、渡し板１の底板１０はアルミ板でも使
用できる。
用できる。
【０００７】
【発明の効果】抱き上げることなく、滑らせて車椅子等
へ移乗させてあげることができるので強い力を必要とし
なく、腰、膝を傷めることなく楽であった。
へ移乗させてあげることができるので強い力を必要とし
なく、腰、膝を傷めることなく楽であった。
【図 １】車椅子移乗時の斜視図
【図 ２】渡し板の切り欠き斜視図
【図 ３】車椅子の斜視図
【図 ３】渡し板を車椅子にセットした斜視図
１は渡し板 ２、３は横ずれ防止金具 ４、５は車
椅子のパイプ ６、７は鎖付きの掛け金具 ８は滑り易いシート
９はクッション材 １０は底板 １１は渡し板のストッパー １２はマ
ットの垂直面 １３、１４は受け金具 １５は足置き板
椅子のパイプ ６、７は鎖付きの掛け金具 ８は滑り易いシート
９はクッション材 １０は底板 １１は渡し板のストッパー １２はマ
ットの垂直面 １３、１４は受け金具 １５は足置き板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１０年５月２５日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】車椅子へ移乗時の斜視図
【図２】渡し板の１部切り欠き斜視図
【図３】車椅子の斜視図
【図４】渡し板を水平にして描いて、車椅子へ取り付け
た斜視図
た斜視図
【符号の説明】 １は渡し板 ２、３は横ずれ防止金具 ４、５は車
椅子のパイプ ６、７は鎖付きの掛け金具 ８は滑り易いシート
９はクッション材 １０は底板 １１は渡し板のストッパー １２はマ
ットの垂直面 １３、１４は受け金具 １５は足置き板
椅子のパイプ ６、７は鎖付きの掛け金具 ８は滑り易いシート
９はクッション材 １０は底板 １１は渡し板のストッパー １２はマ
ットの垂直面 １３、１４は受け金具 １５は足置き板
Claims (2)
- 【請求項１】 ベッドから車椅子へ、車椅子から自動車
の助手席へと移乗させることができる渡し板を主体とし
た、車椅子用移乗器具に関するものである。渡し板１の
車椅子に乗せる側の裏面の両脇には、Ｌ型に曲げた金具
をボルトあるいはネジ等で固定して取り付けた横ずれ防
止金具２、３があり、その取り付けた横ずれ防止金具２
の内側から横ずれ防止金具３の内側までの間隔寸法は、
車椅子の座席シートを巻き付けているパイプ４の外側か
らパイプ５の外側までの間隔寸法より僅か大きい。又横
ずれ防止金具２、３の長さは、車椅子のパイプ４、５の
座席シートの前端より前方のむきだしのパイプの水平部
分の長さにほぼ等しい。従って、渡し板１を車椅子の前
部に乗せたとき、横ずれ防止金具２、３がパイプ４、５
を外側からはさみ、横ずれにたいして安定させるように
なっている。又横ずれ防止金具２、３には、鎖付きの掛
け金具６、７が取り付けてある。なお、渡し板１は３層
で構成されており、表層は滑り易いシート８、中間層は
薄いクッション材９、底板は木製の底板１０であり、そ
の木製の底板１０のこぐちは大幅に面取りがしてある。
又渡し板１の幅は車椅子の幅よりもすこし大きくなって
いる。以上のごとく構成された車椅子用移乗器具。 - 【請求項２】 請求項１の車椅子用移乗器具において、
渡し板１は２層構造で構成され、木製底板１０は鉄板で
作られ、それに滑り易いシート８を貼り付けたものであ
る。以上のごとく構成された車椅子用移乗器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10080118A JPH11235360A (ja) | 1998-02-22 | 1998-02-22 | 車椅子用移乗器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10080118A JPH11235360A (ja) | 1998-02-22 | 1998-02-22 | 車椅子用移乗器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11235360A true JPH11235360A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=13709295
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10080118A Pending JPH11235360A (ja) | 1998-02-22 | 1998-02-22 | 車椅子用移乗器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11235360A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014188200A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Sakai Medical Co Ltd | 車椅子 |
| CN112155869A (zh) * | 2020-09-04 | 2021-01-01 | 玉林师范学院 | 一种轮椅 |
-
1998
- 1998-02-22 JP JP10080118A patent/JPH11235360A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014188200A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Sakai Medical Co Ltd | 車椅子 |
| CN112155869A (zh) * | 2020-09-04 | 2021-01-01 | 玉林师范学院 | 一种轮椅 |
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