JPH1123083A - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JPH1123083A
JPH1123083A JP9179898A JP17989897A JPH1123083A JP H1123083 A JPH1123083 A JP H1123083A JP 9179898 A JP9179898 A JP 9179898A JP 17989897 A JP17989897 A JP 17989897A JP H1123083 A JPH1123083 A JP H1123083A
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JP
Japan
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radial turbine
compressor
speed
belt
cooling device
Prior art date
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Pending
Application number
JP9179898A
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English (en)
Inventor
Masao Teraoka
正夫 寺岡
Masayuki Sayama
正幸 佐山
Tomiaki Ochiai
富明 落合
Masashi Aikawa
政士 相川
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GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
Tochigi Fuji Sangyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠心式コンプレッサとラジアルタービンとの
回転数を同一に規制しないで、ラジアルタービンの効率
を向上することを課題とする。 【解決手段】 所定の増速比を有する第1の変速機構1
2を介してモータ3により駆動される遠心式コンプレッ
サ13と、インタクーラ29と、冷却された空気を断熱
膨張させ低温の空気を冷却室25に供給すると共に所定
の減速比を有する第2の変速機構14を介してモータ3
に動力を伝達するラジアルタービン15とを備えること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車室の空調
や冷凍車に用いられる冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】日本冷凍協会、平成5年6月25日発
行、「第5版冷凍空調便覧第1巻」303ページに図6
に示す空気冷凍サイクル装置301の系統図が記載され
ている。これは航空機の客室空調用として従来使用され
ているものである。
【0003】図6に示すように、ジェットエンジンの圧
縮機303から抽出された高圧の空気が一次熱交換器3
05にて外気により冷却された後、膨張タービン307
によって駆動される圧縮機309により再度昇圧され
る。ついで空気は二次熱交換器311にて外気により冷
却された後、膨張タービン307にて膨張し低温になっ
た冷風が客室に送られる。したがって、この場合圧縮機
309と膨張タービン307とは同一回転数で作動す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、例えば冷凍
庫やショーケースなどで空調作動のON/OFFが頻繁
に繰り返される場合や空調の設定温度が高い場合、庫内
温度が高いから膨張タービン307に入る空気の温度も
高くなり、膨張タービン307の速度比(速度比=入口
周速/入口絶対速度であり、0.7付近で断熱温度効率
が高い)が下がって、例えば速度比が0.6となって膨
張タービン307の効率が下がる。
【0005】そして、この状態で膨張タービン307と
圧縮機309を同回転数で駆動するので冷却が高い効率
で行われない。
【0006】そこで、本発明は、遠心式コンプレッサと
ラジアルタービンとの回転数を同一に規制しないで、ラ
ジアルタービンの効率を向上することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、所定の増速比を有する第
1の変速機構を介して駆動源により回転駆動され空気を
圧縮する遠心式コンプレッサと、前記コンプレッサによ
り圧縮された高温高圧の空気を冷却するインタクーラ
と、前記インタクーラで冷却された空気を断熱膨張させ
低温の空気を冷却室へ供給すると共に所定の減速比を有
する第2の変速機構を介して駆動源に動力を伝達するラ
ジアルタービンとを備えることを特徴とする。
【0008】したがって、コンプレッサとラジアルター
ビンは駆動源との間に別個の変速機構を有するので両者
は同一回転数で作動するという制約を受けない。そのた
め、ラジアルタービンを断熱温度効率の高い条件で作動
させることができ、冷却装置の運転効率が向上する。
【0009】また、別個の変速機構により駆動源に連結
されているので、コンプレッサとラジアルタービンのレ
イアウトの自由度が大きくなる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の冷却装置であって、前記コンプレッサとラジアルター
ビンとが同軸に隣接配置されると共に各々の第1の変速
機構と第2の変速機構とを離間させて配置されてなるこ
とを特徴とする。
【0011】したがって、請求項1の発明と同等の作用
・効果が得られるうえに、コンプレッサとラジアルター
ビンとが同軸に隣接配置されているので、これらの配置
スペースがコンパクトになる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の冷却装置であって、前記第1の変速機構はそれぞれ所
定の増速比を有するギヤ式増速機とベルト式増速機とか
らなり、前記第2の変速機構はそれぞれ所定の減速比を
有するギヤ式減速機とベルト式減速機とからなることを
特徴とする。
【0013】したがって、請求項1の発明と同等の作用
・効果が得られるうえに、コンプレッサとラジアルター
ビンのそれぞれがベルト式増速機、ベルト式減速機を備
えているので、ベルトの長さ調整によりコンプレッサと
ラジアルタービンのレイアウトの自由度が大きくなる。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の冷却装置であって、前記第2の変速機構がベルト式無
段変速機を備えることを特徴とする。
【0015】したがって、請求項1の発明と同等の作用
・効果が得られるうえに、冷却室の設定温度に対する室
内温度に応じて、ラジアルタービンの回転数がベルト式
無段変速機により無段階に変速されて駆動源に動力回収
され、ラジアルタービンは効率の高い速度比で作動可能
となる。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の冷却装置であって、前記第2の変速機構が2段切換え
可能のベルト式減速機構を備えることを特徴とする。
【0017】したがって、請求項1の発明と同等の作用
・効果が得られるうえに、冷却室の設定温度に対する室
内温度に応じて、ベルト式減速機構により自動的に2段
の減速比のいずれかに切換えられてラジアルタービンの
動力が駆動源に回収され、ラジアルタービンは効率の高
い速度比で作動可能となる。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の冷却装置であって、前記コンプレッサとラジアルター
ビンとが同軸に配置され、前記ベルト式減速機構の第1
段の減速経路は電磁クラッチを介してラジアルタービン
から駆動源に至る経路であり、前記ベルト式減速機構の
第2段の減速経路は前記電磁クラッチが0FFのときラ
ジアルタービンからコンプレッサのインペラ軸を介して
駆動源に至る経路であることを特徴とする。
【0019】したがって、電磁クラッチがONのときに
は、ラジアルタービンの回転数は電磁クラッチを介する
第1段の減速経路を経て駆動源に回収され、また、電磁
クラッチがOFFのときには、ラジアルタービンの動力
はコンプレッサのインペラ軸を介する第2段の減速経路
を経て駆動源に回収され、請求項5の発明と同等の作用
・効果が得られる。
【0020】こうして、例えば冷却室の設定温度に連動
して電磁クラッチのON/OFFがなされるようにして
あれば、ラジアルタービンの速度比、つまり回転数をよ
り高い効率の状態にすることができる。
【0021】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の冷却装置であって、前記第2段の減速経路が、前記ラ
ジアルタービンとコンプレッサとの両インペラ軸間に設
けられたワンウェイクラッチを備えることを特徴とす
る。
【0022】したがって、電磁クラッチがOFFとなる
と、ワンウェイクラッチはロックされ、ラジアルタービ
ンとコンプレッサとの両インペラ軸間を連結状態とする
ので、ラジアルタービンの回転動力が第2段の減速経路
を経て駆動源に回収され、請求項6の発明と同等の作用
・効果が得られる。
【0023】請求項8に記載の発明は、所定の増速比を
有するギヤ式増速機を備える遠心式コンプレッサと所定
の減速比を有するギヤ式減速機を備えるラジアルタービ
ンとが互いの増速機と減速機を対向して同軸に配置され
ると共に継手を介して互いに連結され、前記継手部が第
3の変速機構を介して駆動源に連結されることを特徴と
する。
【0024】したがって、ギヤ式増速機の増速比とギヤ
式減速機の減速比とを適宜設定することにより、ラジア
ルタービンの速度比を効率の高い条件下で作動させるこ
とが可能となる。
【0025】また、同一の第3の変速機構を介して駆動
源に連結可能となるので部品点数が少なく、低コストと
なる。
【0026】また、コンプレッサの増速機とラジアルタ
ービンの減速機を同軸に対向配置しているので、第3の
変速機構が単純な構成になり、これらの占めるスペース
がコンパクトになる。
【0027】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]本発明の第1実施形態を図1により説
明する。図1は本実施形態の構成図である。
【0028】この冷却装置1は、図1に示すように、駆
動源としてのモータ3の出力軸3aから第1の変速機構
を介して回転駆動される遠心式コンプレッサ13、コン
プレッサ13により圧縮された高温高圧の空気を冷却す
るインタクーラ29、インタクーラ29で冷却された空
気を断熱膨張させてさらに低温にするラジアルタービン
15、ラジアルタービン15で低温にされた空気を受け
入れる冷却室25および上記の各装置間を接続する各流
路23,27,31,33などから構成されている。
【0029】モータ3は第1の変速機構12を介してコ
ンプレッサ13を駆動する。第1の変速機構12は、コ
ンプレッサ13の空気入口13aの逆側側面に取付けら
れたギヤ式増速機21とベルト式増速機4とからなる。
このベルト式増速機4は上記ギヤ式増速機21の入力側
に取付けられたプーリ17とモータ3の出力軸3a上に
固定されたプーリ5およびその間を連結するベルト9と
からなる。第1の変速機構12は所定の増速比に設定さ
れている。
【0030】なお、ギヤ式増速機21はピニオンギヤを
有するプラネタリギヤ式が軸方向スペースを小さく抑え
られる点で好ましく、この場合、プーリ17にインター
ナルギヤを連結し、サンギヤにコンプレッサ13のイン
ペラ軸を連結する。
【0031】コンプレッサ13の空気入口13aは流路
23を経て冷却室25に接続され、また、コンプレッサ
13の空気出口13bは流路27を経てインタクーラ2
9の入口29aに接続されている。
【0032】インタクーラ29の出口29bは流路31
を経てラジアルタービン15の空気入口15aに接続さ
れている。そして、ラジアルタービン15の空気出口1
5bは流路33を経て冷却室25に接続されている。こ
うして、冷媒としての空気の作動経路が構成されてい
る。
【0033】ラジアルタービン15は第2の変速機構1
4を介してモータ3に連結されている。第2の変速機構
14は、ラジアルタービン15の空気出口15bの逆側
側面に取付けられたギヤ式減速機35とベルト式減速機
6とからなる。このベルト式減速機6は上記ギヤ式減速
機35に取付けられたプーリ19とモータ3の出力軸3
a上に固定されたプーリ7およびその間を連結するベル
ト11とからなる。第2の変速機構14は所定の減速比
に設定されている。
【0034】なお、ギヤ式減速機35はピニオンギヤを
有するプラネタリギヤ式が軸方向スペースを小さく抑え
られる点で好ましく、この場合、ラジアルタービン15
のインペラ軸にサンギヤを連結し、インターナルギヤを
プーリ19に連結する。
【0035】こうして、ラジアルタービン15の常用の
速度比が約0.7になるよう設定されている。
【0036】つぎに、この冷却装置1の作用を説明す
る。
【0037】冷却室25の空気は流路23を通って、モ
ータ3により駆動されるコンプレッサ13の空気入口1
3aから吸い込まれ、断熱圧縮される。断熱圧縮されて
高温、高圧となった空気は流路27を経てインタクーラ
29に送られ、インタクーラ29にて冷却される。冷却
された空気は流路31を経てラジアルタービン15に入
る。ラジアルタービン15における断熱膨張によりさら
に低温になった空気は流路33を経て冷却室25に導か
れ、冷却室25内を冷却する。
【0038】空気の断熱膨張により回転駆動されるラジ
アルタービン15の駆動力は、矢印Aに示す経路を経て
モータ3に回収され、モータ3の消費動力が低減され
る。
【0039】こうして、本実施形態によれば、ラジアル
タービン15の常用の速度比は約0.7に設定されてい
るので、ラジアルタービン15は断熱温度効率が最も良
い作動条件下で作動可能となる。冷却室25の冷却温度
設定が変る場合には第1、第2の変速機構12,14の
増減速比を調整すればよい。
【0040】また、コンプレッサ13とラジアルタービ
ン15とがそれぞれ個別の第1、第2の変速機構12,
14を介してモータ3に連結されているので、コンプレ
ッサ13とラジアルタービン15のレイアウトの自由度
が大きい。
【0041】また、第1、第2の変速機構12,14の
構成部品が共通であるので、低コストである。
【0042】[第2実施形態]本発明の第2実施形態を
図2により説明する。図2は本実施形態の構成図であ
る。冷却装置の要部を示し、上記第1実施形態と同様の
冷却室25、インタクーラ29や空気流路等の図示を省
略してある。
【0043】この冷却装置71は遠心式コンプレッサ1
3とラジアルタービン15の配置が上記第1実施形態と
異なり、その他の構成は同じである。したがって、相違
点を説明し、重複する説明は省略する。
【0044】図2に示すように、コンプレッサ13とラ
ジアルタービン15の各インペラ側が対向して同軸に隣
接配置されている。そして、モータ3の出力軸3aが延
出され、コンプレッサ13とラジアルタービン15とを
それぞれとモータ3に連結する第1と第2の変速機構1
2,14は上記第1実施形態と同じくそれぞれギヤ式増
速機21とベルト式増速機4、ギヤ式減速機35とベル
ト式減速機6とからなる。
【0045】このような構成により、ラジアルタービン
15からモータ3へ回収される動力は矢印Cに示す経路
を通って回収され、モータ3の消費動力が低減される。
【0046】こうして、本実施形態によれば、上記第1
実施形態と同等の作用・効果が得られるうえに、コンプ
レッサとラジアルタービンとが同軸に隣接配置されてい
るので、これらの配置スペースがコンパクトになる。
【0047】なお、モータ3の配置を本実施形態と変え
て、出力軸3a上のプーリ5,7の中間に配置してもよ
い。
【0048】[第3実施形態]本発明の第3実施形態を
図3により説明する。図3は本実施形態の構成図であ
る。冷却装置の要部を示し、上記第1実施形態と同様の
冷却室25、インタクーラ29や空気流路等の図示を省
略してある。
【0049】この冷却装置51は遠心式コンプレッサ1
3とラジアルタービン15の配置が上記第1実施形態と
異なり、その他の構成は同じである。したがって、相違
点を説明し、重複する説明は省略する。
【0050】図3に示すように、コンプレッサ13とラ
ジアルタービン15とが同軸に隣接配置されると共に、
コンプレッサ13とラジアルタービン15とのそれぞれ
のギヤ式増速機21とギヤ式減速機35とが対向して配
置されている。そして、ギヤ式増速機21とギヤ式減速
機35とが継手としてのジョイント53により直結され
ている。
【0051】そして、ジョイント53部にコンプレッサ
13とラジアルタービン15に共通のプーリ55が設け
られ、モータ側プーリ57との間をベルト59が連結
し、第3のベルト式変速機(第3の変速機構)54が構
成されている。コンプレッサ13とラジアルタービン1
5はこの第3のベルト式変速機54を増速機、減速機の
一部として共用し、モータ3に連結されている。
【0052】このような構成により、コンプレッサ13
とラジアルタービン15との共通のプーリ55部におけ
る回転数は同一となるが、コンプレッサ13とラジアル
タービン15の各回転数はギヤ式増速機21、ギヤ式減
速機35の変速比を変えて設定可能であり、ラジアルタ
ービン15が約0.7の常用時の速度比で作動可能とな
る。
【0053】また、ラジアルタービン15からモータ3
へ回収される動力は矢印Bに示す経路を通って回収さ
れ、モータ3の消費動力が低減される。
【0054】こうして、本実施形態によれば、ギヤ式増
速機の増速比とギヤ式減速機の減速比とを適宜設定する
ことにより、ラジアルタービンの速度比を効率の高い条
件下で作動させることが可能となる。
【0055】また、同一の第3のベルト式変速機54を
介してモータ3に連結可能となるので部品点数が少な
く、低コストとなる。
【0056】また、コンプレッサ13のギヤ式増速機2
1とラジアルタービン15のギヤ式減速機35を同軸に
対向配置しているので、第3のベルト式変速機54が単
純な構成になり、これらの占めるスペースがコンパクト
になる。
【0057】[第4実施形態]本発明の第4実施形態を
図4により説明する。図4は本実施形態の構成図であ
る。冷却装置の要部を示し、上記第1実施形態と同様の
冷却室25、インタクーラ29や空気流路等の図示を省
略してある。
【0058】この冷却装置101は、第1実施形態と同
様に、遠心式コンプレッサ13とラジアルタービン15
とはそれぞれギヤ式増速機21、ギヤ式減速機35を備
えているが、ラジアルタービン15が無段変速機103
を介してモータ3に連結されている点が上記第1実施形
態と異なる。したがって、相違点を説明し、重複する説
明は省略する。
【0059】図4に示すように、モータ3の出力軸3a
にカップリング105が一体化され、このカップリング
105にモータプーリ107の中空軸107aがボルト
109により固定されている。この中空軸107aの先
端部にモータプーリ107の固定プーリ片107bが固
定されている。固定プーリ片107bの延出外径部とコ
ンプレッサ13のプーリ109間にはベルト111が巻
き回され、ベルト式増速機110が構成されている。こ
のベルト式増速機110、ギヤ式増速機21を介してコ
ンプレッサ13はモータ3により駆動される。
【0060】一方、上記モータプーリ107に対応する
変速用プーリ113が配置され、両プーリ107,11
3は変速用ベルト115を介して連結され、これらのプ
ーリ107,113とベルト115により無段変速機1
03が構成されている。ラジアルタービン15はこの無
段変速機103を介してモータ3に連結されている。
【0061】上記モータプーリ107の構成を説明す
る。
【0062】すなわち、モータプーリ107の中空軸1
07aに固定された固定プーリ片107bに対向して可
動プーリ片107cが中空軸107a上を固定プーリ片
107bに対して進退可能に配置され、その背面側に配
置されたばね117より固定プーリ片107b側へ押圧
されている。
【0063】そして、両プーリ片107b,107c間
に形成されるV溝119内に上記変速用ベルト115が
巻き回されている。可動プーリ片107cの上半部の図
は可動プーリ片107cが固定プーリ片107bに最接
近し、V溝119の幅が最小となった状態を示し、この
とき変速用ベルト115の巻き回しピッチ径は最大とな
る。
【0064】また、可動プーリ片107cの下半部の図
は可動プーリ片107cが最離間し、V溝119の幅が
最大となった状態を示し、このとき変速用ベルト115
の巻き回しピッチ径は最小となる。
【0065】つぎに、この無段変速機103を構成する
上記変速用プーリ113の構成を説明する。
【0066】すなわち、変速用プーリ113の中空軸1
13aが図示しないベース上に固定され、中空軸113
a上に変速用プーリ113の固定プーリ片113bがベ
アリング121,123を介して回転可能に支持されて
いる。そして、この固定プーリ片113bに対向して可
動プーリ片113cが進退可能に配置され、両プーリ片
113b,113c間に形成されるV溝125内に巻き
回された変速用ベルト115が両プーリ107,113
間を連結している。
【0067】中空軸113aの大径部113dの内部に
は変速用モータ127が配置され、変速用モータ127
はウォームギヤ機構129を介して中空軸113aの軸
心部に挿入された変速用ロッド131に連結されてい
る。変速用モータ127はコンプレッサ13の回転数に
対するラジアルタービン15の回転数に応じて自動的に
作動する。変速用モータ127の作動により変速用ロッ
ド131は軸方向に進退可能である。そして、さらに変
速用ロッド131は連結機構133を介して可動プーリ
片113cに連結されているので、変速用ロッド131
の進退に伴い可動プーリ片113cは固定プーリ片11
3bに対して進退する。
【0068】これにより、両プーリ片113b,113
c間のV溝125の幅が変る。変速用モータ127の作
動により変速用ロッド131が左方へ移動すると、これ
に軸方向に一体化された連結ロッド131を介して可動
プーリ片113cが左方へ移動する。変速用モータ12
7が逆転すると変速用ロッド131は右方へ移動し、可
動プーリ片113cも右方へ移動する。
【0069】変速用プーリ113の上半部の図は可動プ
ーリ片113cが固定プーリ片113bに最接近し、V
溝125の幅が最小となった状態を示し、このとき変速
用ベルト115の巻き回しピッチ径は最大となる。ま
た、下半部の図は可動プーリ片113cが最離間しV溝
125の幅が最大となった状態を示し、このとき変速用
ベルト115の巻き回しピッチ径は最小となる。
【0070】また、変速用プーリ113の固定プーリ片
113bの外径部に延設して設けられた回収プーリ11
3eとラジアルタービン15のプーリ135との間に回
収用ベルト137が巻き回されている。こうして、ラジ
アルタービン15と変速用プーリ113とが回収用ベル
ト137とギヤ式減速機35とを介して連結されてい
る。
【0071】また、変速用プーリ113側の変速用ベル
ト115の巻き回しピッチ径が大きくなると、変速用ベ
ルト115の引っ張りによりモータプーリ107側の可
動プーリ片107cが離間し巻き回しピッチ径は小さく
なる。このとき、ラジアルタービン15の回転数は増速
されてモータ3へ伝達され、逆に変速用プーリ113側
の変速用ベルト115の巻き回しピッチ径が小さくなる
と、変速用ベルト115のゆるみによりモータプーリ1
07側の可動プーリ片107cが接近し、巻き回しピッ
チ径は大きくなる。このとき、ラジアルタービン15の
回転数は減速されてモータ3へ伝達される。増速比また
は減速比は無段階に調整される。
【0072】こうして、ラジアルタービン15からモー
タ3へ回収される動力は矢印Dに示す経路を通って回収
され、モータ3の消費動力が低減される。
【0073】このような構成により、本実施形態によれ
ば、冷却室25内の設定温度に対する冷却状態に応じて
変速用モータ127が無段変速機103の変速比を調整
するので、ラジアルタービン15が高い効率の速度比で
作動可能となる。
【0074】[第5実施形態]本発明の第5実施形態を
図5により説明する。図5は本実施形態の構成図であ
る。冷却装置の要部を示し、上記第1実施形態と同様の
冷却室25、インタクーラ29や空気流路等の図示を省
略してある。
【0075】この冷却装置201は遠心式コンプレッサ
13とラジアルタービン15とが同一軸上に対向配置さ
れている点、2段切換え可能のベルト式減速機構202
を備えている点が上記第1実施形態と相違するが、その
他の配置は第1実施形態と同じである。したがって、相
違点を説明し、重複する説明は省略する。
【0076】図5に示すように、モータ3の出力軸3a
上には同径のプーリ203とプーリ205とが固定され
ている。一方、コンプレッサ13のインペラ軸13a上
の中空状のプーリ207が上記出力軸3a上のプーリ2
03と同位相に配置され、両プーリ203,207は駆
動ベルト209を介して連結されている。こうして、コ
ンプレッサ13はこの駆動ベルト209を介してモータ
3により増速駆動される。
【0077】また、ラジアルタービン15はコンプレッ
サ13と同軸に対向配置されている。ラジアルタービン
15のインペラ軸15a上にベアリング211を介して
回転可能に支持されたプーリ213が上記出力軸3a上
のプーリ205と同位相に配置されている。両プーリ2
05,213はベルト215を介して連結されている。
そして、このプーリ213は電磁クラッチ217を介し
てインペラ軸15aとの連結が断続される。したがっ
て、電磁クラッチ217がONとなるとモータ3とラジ
アルタービン15とは矢印Fで示す第1段の減速経路と
しての電磁クラッチ217およびベルト215を介して
連結される。電磁クラッチ217がOFFのときのモー
タ3とラジアルタービン15との矢印Eで示す第2段の
減速経路については後述する。
【0078】さらに、ラジアルタービン15のインペラ
軸15aの先端部はフレキシブルカップリング219に
より中間軸221に直結されている。中間軸221はコ
ンプレッサ13のプーリ207の中空部に嵌装され、ベ
アリング223,225を介して回転可能にプーリ20
7の中空部に支持されている。そして、ベアリング22
3,225の中間で、プーリ207の中空部内周と中間
軸221の外周との間にワンウェイクラッチ227が配
置されている。
【0079】このワンウェイクラッチ227は、ラジア
ルタービン15の回転数がコンプレッサ13の回転数よ
りも大きいときにロック(つまりプーリ207とラジア
ルタービン15とが連結)し、ラジアルタービン15の
回転数がコンプレッサ13のそれよりも小さいときはフ
リー(つまりプーリ207とラジアルタービン15との
連結が切れる)となるように配置されている。
【0080】また、上記電磁クラッチ217は、ラジア
ルタービン15の回転数がコンプレッサ13の回転数よ
りも大きいときに、電磁クラッチ217は自動的にOF
F(このときワンウェイクラッチ227はロック)とな
り、ラジアルタービン15は矢印Eで示す第2段の減速
経路を経てモータ3に連結される。
【0081】また、逆に、ラジアルタービン15の回転
数がコンプレッサ13の回転数よりも小さいときは電磁
クラッチ217は自動的にON(このときワンウェイク
ラッチ227はフリー)になり、ラジアルタービン15
は矢印Fの経路を経てモータ3に連結される。矢印Fの
経路の減速比が矢印Eの経路のそれよりも小さい。
【0082】このような構成により、冷却室25内の温
度が高温のときはラジアルタービン15の回転数がコン
プレッサ13の回転数を上まわり、電磁クラッチ217
はOFF、ワンウェイクラッチ227はロックとなり、
ラジアルタービン15の駆動力は減速比の大きい矢印E
の経路を経て回収される。
【0083】一方、冷却室25内の設定温度が低温のと
きはラジアルタービン15の回転数がコンプレッサ13
の回転数を下まわり、電磁クラッチ217はON、ワン
ウェイクラッチ227はフリーになり、ラジアルタービ
ン15の駆動力は減速比の小さい矢印Fの経路を経て回
収され、モータ3の消費動力が低減される。
【0084】こうして、本実施形態によれば、冷却室2
5内の温度状態に応じて電磁クラッチ217のON/O
FFとワンウェイクラッチ227のフリー/ロックの作
用により、ラジアルタービン15からの動力回収時の減
速比はE経路とF経路との2段切換がなされ、ラジアル
タービン15が効率の高い速度比で作動することが可能
となる。
【0085】なお、各変速機構はギヤ式やベルト式に限
定されるものではなく、摩擦駆動方式(トラクションド
ライブ)や、流体変速式(ファンカップリング式)など
でもよい。
【0086】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、遠心式コンプレッサとラジア
ルタービンは駆動源との間に別個の変速機構を有するの
で両者は同一回転数で作動するという制約を受けない。
そのため、ラジアルタービンを断熱温度効率の高い条件
で作動させることができ、冷却装置の運転効率が向上す
る。
【0087】また、別個の変速機構により駆動源に連結
されているので、コンプレッサとラジアルタービンのレ
イアウトの自由度が大きくなる。
【0088】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の発明と同等の効果が得られるうえに、コンプレッサと
ラジアルタービンとが同軸に隣接配置されているので、
これらの配置スペースがコンパクトになる。
【0089】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
の発明と同等の効果が得られるうえに、コンプレッサと
ラジアルタービンのそれぞれがベルト式増速機、ベルト
式減速機を備えているので、ベルトの長さ調整によりコ
ンプレッサとラジアルタービンのレイアウトの自由度が
大きくなる。
【0090】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
の発明と同等の効果が得られるうえに、冷却室の設定温
度に対する室内温度に応じて、ラジアルタービンの回転
数がベルト式無段変速機により無段階に変速されて駆動
源に動力回収され、ラジアルタービンは効率の高い速度
比で作動可能となる。
【0091】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
の発明と同等の効果が得られるうえに、冷却室の設定温
度に対する室内温度に応じて、ベルト式減速機構により
自動的に2段の減速比のいずれかに切換えられてラジア
ルタービンの動力が駆動源に回収され、ラジアルタービ
ンは効率の高い速度比で作動可能となる。
【0092】請求項6に記載の発明によれば、電磁クラ
ッチがONのときには、ラジアルタービンの回転数は電
磁クラッチを介する第1段の減速経路を経て駆動源に回
収され、また、電磁クラッチがOFFのときには、ラジ
アルタービンの動力はコンプレッサのインペラ軸を介す
る第2段の減速経路を経て駆動源に回収され、請求項5
の発明と同等の効果が得られる。
【0093】こうして、例えば冷却室の設定温度に連動
して電磁クラッチのON/OFFがなされるようにして
あれば、ラジアルタービンの速度比、つまり回転数をよ
り高い効率の状態にすることができる。
【0094】請求項7に記載の発明によれば、電磁クラ
ッチがOFFとなると、ワンウェイクラッチはロックさ
れ、ラジアルタービンとコンプレッサとの両インペラ軸
間を連結状態とするので、ラジアルタービンの回転動力
が第2段の減速経路を経て駆動源に回収され、請求項6
の発明と同等の効果が得られる。
【0095】請求項8に記載の発明によれば、ギヤ式増
速機の増速比とギヤ式減速機の減速比とを適宜設定する
ことにより、ラジアルタービンの速度比を効率の高い条
件下で作動させることが可能となる。
【0096】また、同一の第3の変速機構を介して駆動
源に連結可能となるので部品点数が少なく、低コストと
なる。
【0097】また、コンプレッサの増速機とラジアルタ
ービンの減速機を同軸に対向配置しているので、第3の
変速機構が単純な構成になり、これらの占めるスペース
がコンパクトになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の構成図である。
【図2】第2実施形態の一部省略の構成図である。
【図3】第3実施形態の一部省略の構成図である。
【図4】第4実施形態の一部省略の構成図である。
【図5】第5実施形態の一部省略の構成図である。
【図6】従来例の構成図である。
【符号の説明】
3 モータ(駆動源) 3a モータの出力軸 4,110 ベルト式増速機 6 ベルト式減速機 12 第1の変速機構 13 コンプレッサ(遠心式コンプレッサ) 14 第2の変速機構 15 ラジアルタービン 21 ギヤ式増速機 25 冷却室 29 インタクーラ29 35 ギヤ式減速機 53 ジョイント(継手) 54 第3のベルト式変速機(第3の変速機構) 103 無段変速機 107 モータプーリ 113 変速用プーリ 115 変速用ベルト 202 ベルト式減速機構 217 電磁クラッチ 227 ワンウェイクラッチ E 第2段の減速経路 F 第1段の減速経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相川 政士 栃木県栃木市大宮町2388番地 栃木富士産 業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の増速比を有する第1の変速機構を
    介して駆動源により回転駆動され空気を圧縮する遠心式
    コンプレッサと、 前記コンプレッサにより圧縮された高温高圧の空気を冷
    却するインタクーラと、 前記インタクーラで冷却された空気を断熱膨張させ低温
    の空気を冷却室へ供給すると共に所定の減速比を有する
    第2の変速機構を介して駆動源に動力を伝達するラジア
    ルタービンとを備えることを特徴とする冷却装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の冷却装置であって、 前記コンプレッサとラジアルタービンとが同軸に隣接配
    置されると共に各々の第1の変速機構と第2の変速機構
    とを離間させて配置されてなることを特徴とする冷却装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の冷却装置であって、 前記第1の変速機構はそれぞれ所定の増速比を有するギ
    ヤ式増速機とベルト式増速機とからなり、 前記第2の変速機構はそれぞれ所定の減速比を有するギ
    ヤ式減速機とベルト式減速機とからなることを特徴とす
    る冷却装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の冷却装置であって、 前記第2の変速機構がベルト式無段変速機を備えること
    を特徴とする冷却装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の冷却装置であって、 前記第2の変速機構が2段切換え可能のベルト式減速機
    構を備えることを特徴とする冷却装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の冷却装置であって、 前記コンプレッサとラジアルタービンとが同軸に配置さ
    れ、 前記ベルト式減速機構の第1段の減速経路は電磁クラッ
    チを介してラジアルタービンから駆動源に至る経路であ
    り、 前記ベルト式減速機構の第2段の減速経路は前記電磁ク
    ラッチが0FFのときラジアルタービンからコンプレッ
    サのインペラ軸を介して駆動源に至る経路であることを
    特徴とする冷却装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の冷却装置であって、 前記第2段の減速経路が、前記ラジアルタービンとコン
    プレッサとの両インペラ軸間に設けられたワンウェイク
    ラッチを備えることを特徴とする冷却装置。
  8. 【請求項8】 所定の増速比を有するギヤ式増速機を備
    える遠心式コンプレッサと所定の減速比を有するギヤ式
    減速機を備えるラジアルタービンとが互いの増速機と減
    速機を対向して同軸に配置されると共に継手を介して互
    いに連結され、 前記継手部が第3の変速機構を介して駆動源に連結され
    ることを特徴とする冷却装置。
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