JPH11225353A - 無線呼出受信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信エリアを選択して手動で切り替える時に
各サービスエリアの受信状況に基づいて選択候補を表示
することによって、利用者に選択基準を知らせ、より確
実に受信できる受信エリアを選択できる無線呼出受信機
を提供する。 【解決手段】 ＭＰＵ３が、予めメモリ部４に登録され
ているサービスエリア名とその受信周波数を順に読み出
してＲＦ部１で当該受信周波数における電界強度を測定
させ、ＭＰＵ３が、測定された電界強度の電界レベルの
判定を行ない、サービスエリア名とサービスエリア毎の
電界レベルを表示部６に表示させる無線呼出受信機であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、複数のサービスエ
リアの受信周波数で受信可能な無線呼出受信機に係り、
特にサービスエリアの中から受信エリアを選択する際
に、より確実に受信できる受信エリアが選択できる無線
呼出受信機に関する。

【０００２】

【従来の技術】まず、一般的な無線呼出システムのサー
ビスエリアについて説明する。一般的に無線呼出システ
ムでは、都市部を中心とする複数のサービスエリアを設
け、利用者のライフスタイルや行動範囲に応じて１つ又
は複数のサービスエリアを選択して契約できるようにな
っている。

【０００３】そして、無線呼出システムの基地局から
は、サービスエリア毎に異なる送信周波数で呼出信号が
送出されるので、それを受信する無線呼出受信機では、
契約したサービスエリアで受信できるよう、契約時に無
線呼出受信機内に、契約したサービスエリアに対応する
受信周波数が設定されるようになっている。

【０００４】そして、複数のサービスエリアを契約した
場合には、無線呼出受信機内に、各サービスエリアに対
応する複数の周波数が予め登録され、その中から１つの
サービスエリアを受信エリアとして特定し、特定された
受信エリアの周波数を受信周波数として呼出を受信する
ようになっている。

【０００５】ここで、受信エリアの特定方法としては、
自動切り替えと、手動切り替えとがある。自動切り替え
とは、利用者による操作無しに、登録されたサービスエ
リアに対応する周波数に関する電界強度を定期的に監視
し、常に最も電界強度の高い周波数のサービスエリアを
受信エリアとする方法である。

【０００６】この自動切り替えの方法は、利用者がサー
ビスエリアの移動を意識する必要はないが、逆に利用者
の意に反したサービスエリアで受信動作を行うケースも
あり、また、定期的に周波数を切り替えて電界強度を測
定し監視する処理が行われるので、電池の消耗が激しい
という問題点がある。

【０００７】それに対して、手動切り替えは、利用者が
サービスエリアの移動を認識したときに、契約したサー
ビスエリアの一覧の中から、現在地に対応するサービス
エリアを手動で選択して受信エリアを切り替えると、以
降その受信エリアの受信周波数で受信を行うものであ
る。

【０００８】ここで、従来の無線呼出受信機における受
信エリア選択時のサービスエリアの選択候補表示例につ
いて、図７を使って説明する。図７は、従来の無線呼出
受信機における受信エリア選択時のサービスエリアの選
択候補表示例を示す説明図である。従来の無線呼出受信
機において、受信エリアの選択を行う際は、契約した全
てのサービスエリア名が、例えば図７に示すように表示
され、利用者は表示された中から現在地に基づいて切り
替える受信エリアを選択するようになっている。

【０００９】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
無線呼出受信機では、現状で特定されている受信エリア
における電界強度（受信レベル）は圏内マーク表示等に
よって認識できるが、受信エリアを選択して手動で切り
替える時に表示された各サービスエリアの電界強度は分
からず、ユーザにとって受信エリアを選択する基準が現
在地の認識だけで無線呼出受信機の受信状況からは得ら
れないという問題点があった。

【００１０】その結果、現在地に基づいて選択された受
信エリアの電界強度が弱く、呼出を受信できないケース
も発生するという問題点があった。

【００１１】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、受信エリアを選択して手動で切り替える時に各サー
ビスエリアの受信状況に基づいて選択候補を表示するこ
とによって、利用者に選択基準を知らせ、より確実に受
信できる受信エリアを選択できる無線呼出受信機を提供
することを目的とする。

【００１２】

【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項１記載の発明は、予め登録されてい
る複数のサービスエリアの受信周波数の中から特定のサ
ービスエリアを受信エリアとして選択し、前記受信エリ
アの受信周波数を用いて受信を行う無線呼出受信機にお
いて、受信エリアの選択候補の表示の際に、前記登録さ
れている全てのサービスエリアの受信周波数で電界強度
を測定して前記電界強度のレベルを電界レベルとして判
定し、前記サービスエリアの名前と前記電界レベルとを
対応付けて表示することを特徴としており、受信エリア
選択の際に各サービスエリアにおける受信状況を表示で
きる。

【００１３】上記従来例の問題点を解決するための請求
項２記載の発明は、請求項１記載の無線呼出受信機にお
いて、判定した電界レベルが、受信可能な電界レベルで
ある場合のみサービスエリアの名前と前記電界レベルと
を表示することを特徴としており、受信エリア選択の際
に選択候補の中で受信が可能なサービスエリアとその受
信状況を表示できる。

【００１４】上記従来例の問題点を解決するための請求
項３記載の発明は、予め登録されている複数のサービス
エリアの受信周波数の中から特定のサービスエリアを受
信エリアとして選択し、前記受信エリアの受信周波数を
用いて受信を行う無線呼出受信機において、受信エリア
の選択候補の表示の際に、前記登録されている全てのサ
ービスエリアの受信周波数で電界強度を測定し、前記電
界強度が予め定められた電界強度以上であるサービスエ
リアの名前を表示することを特徴としており、受信エリ
ア選択の際に受信が可能なサービスエリアだけを選択候
補として表示できる。

【００１５】

【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。本発明の第１の実施の形態に
係る無線呼出受信機（第１の無線呼出受信機）は、受信
エリアの選択の際に、予め登録されている全てのサービ
スエリアの受信周波数について電界強度を測定して、電
界強度のレベルを電界レベルとして判定し、サービスエ
リア名と共に電界レベルを表示するので、利用者に受信
エリア選択の基準を示すことができ、より確実に受信で
きる受信エリアを選択できるものである。

【００１６】まず、本発明に係る第１の無線呼出受信機
の構成について、図１を使って説明をする。図１は、本
発明に係る第１の無線呼出受信機の構成ブロック図であ
る。

【００１７】本発明に係る第１の無線呼出受信機は、図
１に示すように、ＲＦ部１と、デコーダ部２と、ＭＰＵ
３と、メモリ部４と、入力部５と、表示部６とから構成
されている

【００１８】次に、本発明に係る第１の無線呼出受信機
の各部について具体的に説明する。ＲＦ部１は、ＭＰＵ
３から指示された受信周波数の値に基づいて受信周波数
を決定し、当該受信周波数で基地局から送信される無線
信号を受信して、電界強度（ＲＳＳＩ）を測定してＭＰ
Ｕ３へ出力し、無線信号をデコーダ部２へ出力するもの
である。

【００１９】デコーダ部２は、ＲＦ部１から入力した無
線信号をデコードして受信データに変換してＭＰＵ３に
出力するものである。

【００２０】メモリ部４は、契約の際に登録されたサー
ビスエリア名とそれに対応する受信周波数の値が予め記
憶されているものである。

【００２１】入力部５は、受信エリアの手動切り替えの
機能の入力及び受信エリアの選択入力などを行うもので
ある。

【００２２】表示部６は、サービスエリアの選択候補を
表示するもので、具体的には、サービスエリア名と各サ
ービスエリアにおける電界レベルを表示するようになっ
ている。

【００２３】ここで、本発明の第１の無線呼出受信機に
おける受信エリアの選択候補の表示例について、図２、
図３を使って説明する。図２は、本発明の第１の無線呼
出受信機における電界レベルの表示記号例を示す説明図
であり、図３は、本発明の第１の無線呼出受信機におけ
る受信エリアの選択候補の表示例を示す説明図である。

【００２４】本発明の第１の無線呼出受信機において、
電界強度のレベルを例えば４段階に分け、受信可能な電
界レベル未満（受信不可）と、受信可能な電界レベルを
弱、中、強の３段階とし、それぞれ図２に示すような表
示記号とする。

【００２５】そして、受信エリアの手動切り替えの際
に、例えば登録されているサービスエリアが東京、千
葉、神奈川であるとすると、各サービスエリアにおける
電界強度を測定し、例えば東京の受信周波数の電界強度
のレベルが強電界レベル、千葉の受信周波数の電界強度
のレベルが受信可能な電界レベル未満、神奈川の受信周
波数の電界強度のレベルが弱電界レベルであった場合、
図３に示すように、各サービスエリア名とその電界レベ
ルを記号表示するようになっている。

【００２６】ＭＰＵ３は、一般的な無線呼出受信機の呼
出受信制御に加えて、本発明の特徴部分として、受信エ
リアの手動切り替えの処理を行うものである。具体的
に、受信エリアの手動切り替えの処理は、入力部５によ
って受信エリアの手動切り替えの機能が呼ばれると、メ
モリ部３に記憶されている複数の受信周波数に関してＲ
Ｆ部１に電界強度の測定を指示し、測定された電界強度
から電界レベルを判定して、判定された電界レベルに対
応する表示記号をサービスエリア名と共に表示する選択
候補の表示処理を行い、入力部５から選択入力が行われ
ると、選択されたサービスエリアに対応する受信周波数
をＲＦ部１に出力して、受信周波数（受信エリア）を切
り替えるようになっているる。

【００２７】ここで、本発明の第１の無線呼出受信機の
ＭＰＵ３における受信エリアの手動切り替えの処理の流
れについて、図４を用いて説明する。図４は、本発明の
第１の無線呼出受信機のＭＰＵ３における受信エリアの
手動切り替えの処理の流れを示すフローチャート図であ
る。

【００２８】本発明の第１の無線呼出受信機のＭＰＵ３
における受信エリアの手動切り替えの処理は、入力部５
によって受信エリアの手動切り替えの機能が入力された
時に起動され、メモリ部４からサービスエリア名とその
受信周波数の値を順に読み出し（１００）、ＲＦ部１へ
受信周波数の値を出力して電界強度を測定させ（１０
１）、ＲＦ部１から測定した電界強度を入力し（１０
２）、電界強度のレベル（電界レベル）の判定を行い
（１０４）、サービスエリア名と判定された電界レベル
に対する表示記号を表示部６に出力して表示させる（１
０６）。

【００２９】そして、メモリ部４に記憶された全てのサ
ービスエリアの受信周波数についてチェックしたか判断
を行い（１０８）、全ての受信周波数をチェックしてな
い場合（Ｎｏ）は処理１００に戻って次の受信周波数に
ついて処理を繰り返し、全ての受信周波数についてチェ
ックした場合（Ｙｅｓ）は、入力部５から受信エリアと
するサービスエリアを入力し（１１０）、メモリ部４を
参照して入力したサービスエリアに対応する受信周波数
を読み出し（１１２）、その受信周波数をＲＦ部１に出
力して（１１４）、受信エリアの手動切り替えの処理を
終了する。

【００３０】次に、本発明の第１の無線呼出受信機の動
作について説明する。本発明の無線呼出受信機では、予
めメモリ部４に契約したサービスエリア名とその受信周
波数の値が対応付けて登録記憶されており、入力部５か
ら受信エリアの手動切り替えの機能が入力されると、Ｍ
ＰＵ３によってメモリ部４からサービスエリア名とその
受信周波数の値が順に読み出され、ＭＰＵ３から受信周
波数の値がＲＦ部１に出力され、ＲＦ部１では、与えら
れた受信周波数に切り替えて受信を行い、電界強度が測
定されてＭＰＵ３に出力される。

【００３１】そして、ＭＰＵ３では、受け取った電界強
度のレベル（電界レベル）が判定され、サービスエリア
名と電界レベルに対応する表示記号とが表示部６に表示
されるようになっている。

【００３２】本発明の第１の無線呼出受信機によれば、
ＭＰＵ３が、予めメモリ部４に登録されている契約した
全てのサービスエリアの受信周波数についてＲＦ部１に
電界強度の測定を指示し、測定された電界強度のレベル
を示す表示記号をサービスエリア名と共に表示するの
で、ユーザがどのサービスエリアで受信することが最適
であるかを判断することができる効果がある。

【００３３】尚、上記説明では、契約した全てのサービ
スエリアについて、たとえ測定した電界強度のレベルが
受信可能な電界レベル未満であっても表示部６に表示し
たが、受信エリアの選択候補の表示方法（第２の表示方
法）として、受信可能なサービスエリアについてだけサ
ービスエリア名と電界レベルを表示するようにしても構
わない。つまり、測定した電界強度のレベルが受信可能
な電界レベル未満であったサービスエリアについては、
選択すべきでないとして表示しない。

【００３４】第２の表示方法の場合は、図４に示したＭ
ＰＵ３の受信エリアの手動切り替えの処理の流れを示す
フローチャート図の処理１０４おいて、判定された電界
レベルが受信可能な電界レベル未満の場合は、処理１０
６を行わずに処理１０８に進むようにすればよい。

【００３５】第２の表示方法を用いれば、図３において
受信可能な電界レベル未満であった千葉のサービスエリ
ア名と電界レベルは表示しないで、図５に示すように、
受信可能な電界レベルである東京と神奈川のサービスエ
リア名と電界レベルだけが表示されることになる。図５
は、本発明の第１の無線呼出受信機における第２の表示
方法の表示例を示す説明図である。

【００３６】第２の表示方法を用いると、表示部６に、
受信可能な電界レベル未満のサービスエリア名と電界レ
ベルは表示せずに、受信可能な電界レベルのサービスエ
リア名と電界レベルだけを表示するので、ユーザがどの
サービスエリアで受信することが最適であるかをより判
断しやすい効果がある。

【００３７】次に、本発明の第２の実施の形態に係る無
線呼出受信機について説明する。本発明の第２の実施の
形態に係る無線呼出受信機（第２の無線呼出受信機）
は、受信エリアの選択の際に、予め登録されている全て
のサービスエリアの受信周波数について電界強度を測定
し、測定した電界強度が予め定めた電界強度以上である
サービスエリアについてサービスエリア名を表示するの
で、受信状況に基づいた選択候補の表示により、利用者
に受信エリア選択の基準を示すことができ、より確実に
受信できる受信エリアを選択できるものである。

【００３８】本発明に係る第２の無線呼出受信機の構成
は、第１の無線呼出受信機の構成と全く同様であり、但
し、表示部６への表示方法と、ＭＰＵ３における受信エ
リアの手動切り替えの処理方法が異なっている。

【００３９】第２の無線呼出受信機では、測定した電界
強度が特定の電界強度以上であったサービスエリアにつ
いて、サービスエリア名だけを表示するものである。こ
こで、特定の電界強度とは受信可能と不可能との境界と
なる電界強度である。つまり、表示内容は従来と同様で
あるが、測定した電界強度のレベルが受信可能な電界レ
ベル未満であったサービスエリアについては、選択すべ
きでないとして表示しない。

【００４０】具体例で説明すると、図６に示すように、
図５で表示されたサービスエリアについてそのサービス
エリア名だけを表示し、電界レベルの表示記号は表示し
ないことになる。図６は、本発明の第２の無線呼出受信
機における受信エリアの選択候補の表示例を示す説明図
である。

【００４１】第２の無線呼出受信機のＭＰＵ３における
受信エリアの手動切り替えの処理は、図４に示したＭＰ
Ｕ３の受信エリアの手動切り替えの処理の流れを示すフ
ローチャート図の処理１０４おいて、電界強度のレベル
の判定を行わず、測定された電界強度が特定の電界強度
（受信可能な電界強度）以上であるかだけを判断し、特
定電界強度以上の場合のみ、処理１０６でサービスエリ
ア名の表示を行うようにすればよい。

【００４２】本発明の第２の無線呼出受信機によれば、
ＭＰＵ３が、予めメモリ部４に登録されている契約した
全てのサービスエリアの受信周波数についてＲＦ部１に
電界強度の測定を指示し、測定された電界強度が特定の
電界強度以上で受信可能な場合にそのサービスエリア名
を表示するので、電界強度のレベル判定を省いた簡単な
処理で、表示部６に受信可能なレベル以上のサービスエ
リア名だけを表示させるので、ユーザがより確実に受信
できるサービスエリアを選択できる効果がある。

【００４３】

【発明の効果】請求項１記載の発明によれば、予め登録
されている複数のサービスエリアの中から受信エリアを
選択する際の選択候補の表示において、登録されている
全てのサービスエリアの受信周波数で電界強度を測定し
て電界レベルを判定し、全てのサービスエリアの名前と
電界レベルとを対応付けて表示する無線呼出受信機とし
ているので、受信エリア選択の際に各サービスエリアに
おける受信状況を表示でき、より確実に受信できる受信
エリアが選択できる効果がある。

【００４４】請求項２記載の発明によれば、判定した電
界レベルが、受信可能な電界レベルである場合のみサー
ビスエリアの名前と電界レベルとを表示することを特徴
とする請求項１記載の無線呼出受信機としているので、
受信エリア選択の際に選択候補の中で受信が可能なサー
ビスエリアとその受信状況を表示でき、より確実に受信
できる受信エリアが選択できる効果がある。

【００４５】請求項３記載の発明によれば、予め登録さ
れている複数のサービスエリアの中から受信エリアを選
択する際の選択候補の表示において、登録されている全
てのサービスエリアの受信周波数で電界強度を測定し、
電界強度が予め定められた電界強度以上のサービスエリ
アの名前を表示する無線呼出受信機としているので、受
信エリア選択の際に受信が可能なサービスエリアだけを
選択候補として表示でき、電界強度のレベル判定を省い
た簡単な処理で、より確実に受信できる受信エリアが選
択できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る第１の無線呼出受信機の構成ブロ
ック図である。

【図２】本発明の第１の無線呼出受信機における電界レ
ベルの表示記号例を示す説明図である。

【図３】本発明の第１の無線呼出受信機における受信エ
リアの選択候補の表示例を示す説明図である。

【図４】本発明の第１の無線呼出受信機のＭＰＵにおけ
る受信エリアの手動切り替えの処理の流れを示すフロー
チャート図である。

【図５】本発明の第１の無線呼出受信機における第２の
表示方法の表示例を示す説明図である。

【図６】本発明の第２の無線呼出受信機における受信エ
リアの選択候補の表示例を示す説明図である。

【図７】従来の無線呼出受信機における受信エリア選択
時のサービスエリアの選択候補表示例を示す説明図であ
る。

【符号の説明】

１…ＲＦ部、 ２…デコーダ部、 ３…ＭＰＵ、 ４…
メモリ部、 ５…入力部、 ６…表示部

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 予め登録されている複数のサービスエリ
   アの受信周波数の中から特定のサービスエリアを受信エ
   リアとして選択し、前記受信エリアの受信周波数を用い
   て受信を行う無線呼出受信機において、受信エリアの選
   択候補の表示の際に、前記登録されている全てのサービ
   スエリアの受信周波数で電界強度を測定して前記電界強
   度のレベルを電界レベルとして判定し、前記サービスエ
   リアの名前と前記電界レベルとを対応付けて表示するこ
   とを特徴とする無線呼出受信機。
2. 【請求項２】 判定した電界レベルが、受信可能な電界
   レベルである場合のみサービスエリアの名前と前記電界
   レベルとを表示することを特徴とする請求項１記載の無
   線呼出受信機。
3. 【請求項３】 予め登録されている複数のサービスエリ
   アの受信周波数の中から特定のサービスエリアを受信エ
   リアとして選択し、前記受信エリアの受信周波数を用い
   て受信を行う無線呼出受信機において、受信エリアの選
   択候補の表示の際に、前記登録されている全てのサービ
   スエリアの受信周波数で電界強度を測定し、前記電界強
   度が予め定められた電界強度以上であるサービスエリア
   の名前を表示することを特徴とする無線呼出受信機。