JPH11225147A - 集中監視システムにおける通信方法 - Google Patents
集中監視システムにおける通信方法Info
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- JPH11225147A JPH11225147A JP2424898A JP2424898A JPH11225147A JP H11225147 A JPH11225147 A JP H11225147A JP 2424898 A JP2424898 A JP 2424898A JP 2424898 A JP2424898 A JP 2424898A JP H11225147 A JPH11225147 A JP H11225147A
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- monitoring device
- control signal
- cell
- individual
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L41/00—Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
- H04L41/04—Network management architectures or arrangements
- H04L41/044—Network management architectures or arrangements comprising hierarchical management structures
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- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/54—Store-and-forward switching systems
- H04L12/56—Packet switching systems
- H04L12/5601—Transfer mode dependent, e.g. ATM
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- H04L2012/5625—Operations, administration and maintenance [OAM]
- H04L2012/5626—Network management, e.g. Intelligent nets
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 個別監視装置から集中監視装置へのデータ送
信時間を短縮する。 【解決手段】 集中監視装置12は個別監視装置111
〜118より監視情報を収集するために個別監視装置に
ポーリングセルを送出し、個別監視装置は、集中監視装
置からのポーリングに対し送信したいデータの長さを応
答し、集中監視装置は該データ長より制御信号セルの最
大帯域を決定して個別監視装置に通知し、個別監視装置
は該制御信号セルの最大帯域を流量制御テーブルに記憶
し、該最大帯域を越えないように制御信号セルでデータ
を送出する。
信時間を短縮する。 【解決手段】 集中監視装置12は個別監視装置111
〜118より監視情報を収集するために個別監視装置に
ポーリングセルを送出し、個別監視装置は、集中監視装
置からのポーリングに対し送信したいデータの長さを応
答し、集中監視装置は該データ長より制御信号セルの最
大帯域を決定して個別監視装置に通知し、個別監視装置
は該制御信号セルの最大帯域を流量制御テーブルに記憶
し、該最大帯域を越えないように制御信号セルでデータ
を送出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は集中監視システムに
おける装置間の通信方法に係わり、特に、複数の個別監
視装置、各個別監視装置から送られてくる制御信号セル
に含まれる監視情報を収集すると共に主信号セルをネッ
トワークに送出する集中監視装置を備えた集中監視シス
テムの装置間の通信方法に関する。
おける装置間の通信方法に係わり、特に、複数の個別監
視装置、各個別監視装置から送られてくる制御信号セル
に含まれる監視情報を収集すると共に主信号セルをネッ
トワークに送出する集中監視装置を備えた集中監視シス
テムの装置間の通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信サービスの多様化に伴い、通
信方法として非同期伝送モード(ATM)による通信が脚
光を浴びてきてる。ATM通信に際して、ATM端末は
発信番号、受信番号等を含むセットアップメッセージを
セル化してATM網に送り出す。ATM網はSET UP用の
セルを受信すれば発信端末と受信端末間のVCC(Virt
ual Channel Conection)を確立すると共に、発信端末、
受信端末に対してそれぞれ通信に使用するコネクション
識別子(仮想パス識別子、仮想チャネル識別子)VPI,VCI
を通知する。以後、発信端末はデータをセル単位に分割
すると共に通知されたコネクション識別子をセルヘッダ
に付加して回線に送出する。ATMネットワークの各交
換機は入力セルのコネクション識別子を変えながらスイ
ッチングして送信し、受信端末は指定されたコネクショ
ン識別子を有するセルを取り込んでデータに組み立て
る。
信方法として非同期伝送モード(ATM)による通信が脚
光を浴びてきてる。ATM通信に際して、ATM端末は
発信番号、受信番号等を含むセットアップメッセージを
セル化してATM網に送り出す。ATM網はSET UP用の
セルを受信すれば発信端末と受信端末間のVCC(Virt
ual Channel Conection)を確立すると共に、発信端末、
受信端末に対してそれぞれ通信に使用するコネクション
識別子(仮想パス識別子、仮想チャネル識別子)VPI,VCI
を通知する。以後、発信端末はデータをセル単位に分割
すると共に通知されたコネクション識別子をセルヘッダ
に付加して回線に送出する。ATMネットワークの各交
換機は入力セルのコネクション識別子を変えながらスイ
ッチングして送信し、受信端末は指定されたコネクショ
ン識別子を有するセルを取り込んでデータに組み立て
る。
【0003】ATM端末をATM網に収容するために
は、複数のATM端末をUNI(User Netework Interfa
ce)を実現する第1の伝送装置に接続し、複数の第1の
伝送装置を集中監視機能を備えた第2の伝送装置に接続
し、該第2の伝送装置をATM網に接続する。かかる構
成において、第1の伝送装置内の個別監視装置は回線品
質(パフォーマンス)や障害状態(アラーム)などを監
視し、監視情報を第2の伝送装置内の集中監視装置に伝
送し、該集中監視装置で全体の監視情報を収集、管理
し、適宜、外部のパソコン等に出力できるようになって
いる。図15は監視機能を主体に表現した集中監視シス
テムの構成図であり、11〜1nはそれぞれ多数のATM
端末が接続された個別監視装置(第1の伝送装置)、2
は多数の個別監視装置11〜1nが接続された集中監視装
置(第2の伝送装置)、3はATM網、4はパソコンや
ワークステーション等のMMI装置である。
は、複数のATM端末をUNI(User Netework Interfa
ce)を実現する第1の伝送装置に接続し、複数の第1の
伝送装置を集中監視機能を備えた第2の伝送装置に接続
し、該第2の伝送装置をATM網に接続する。かかる構
成において、第1の伝送装置内の個別監視装置は回線品
質(パフォーマンス)や障害状態(アラーム)などを監
視し、監視情報を第2の伝送装置内の集中監視装置に伝
送し、該集中監視装置で全体の監視情報を収集、管理
し、適宜、外部のパソコン等に出力できるようになって
いる。図15は監視機能を主体に表現した集中監視シス
テムの構成図であり、11〜1nはそれぞれ多数のATM
端末が接続された個別監視装置(第1の伝送装置)、2
は多数の個別監視装置11〜1nが接続された集中監視装
置(第2の伝送装置)、3はATM網、4はパソコンや
ワークステーション等のMMI装置である。
【0004】図16は個別監視装置における通信部の概
略構成図であり、1aは収集した監視情報を記憶するメ
モリ(監視情報メモリ)である。個別監視装置の監視項
目には、障害状態(アラーム)や回線品質(パフォーマン
ス)等がある。1bはプロセッサ(CPU)、1cはフ
レーム組立/セル分離部であり、セル(主信号セル、
制御信号セル)を例えばSONET OC3フレームに組立てて
伝送路(光ファイバ)TLに送出し、伝送路TLより受
信したSONET OC3フレームを主信号セル、制御信号セル
に分離する。1dはセル化/デセル化部であり、CPU
から入力する制御信号を制御信号セルに組立てると共
に、フレーム組立/セル分離部から入力した制御信号セ
ルをデセル化してCPUに入力する。制御信号セルは、
個別監視装置と集中監視装置間で監視情報を送受するた
めのセルであり、主信号セルと区別するために特定のコ
ネクション識別子(VPI/VCI)を備えている。主
信号セルはATM端末から入力し、あるいは、ATM端
末に送出するセルである。
略構成図であり、1aは収集した監視情報を記憶するメ
モリ(監視情報メモリ)である。個別監視装置の監視項
目には、障害状態(アラーム)や回線品質(パフォーマン
ス)等がある。1bはプロセッサ(CPU)、1cはフ
レーム組立/セル分離部であり、セル(主信号セル、
制御信号セル)を例えばSONET OC3フレームに組立てて
伝送路(光ファイバ)TLに送出し、伝送路TLより受
信したSONET OC3フレームを主信号セル、制御信号セル
に分離する。1dはセル化/デセル化部であり、CPU
から入力する制御信号を制御信号セルに組立てると共
に、フレーム組立/セル分離部から入力した制御信号セ
ルをデセル化してCPUに入力する。制御信号セルは、
個別監視装置と集中監視装置間で監視情報を送受するた
めのセルであり、主信号セルと区別するために特定のコ
ネクション識別子(VPI/VCI)を備えている。主
信号セルはATM端末から入力し、あるいは、ATM端
末に送出するセルである。
【0005】図17はSONET OC3のフレームフォーマッ
ト説明図であり、1フレーム9×270バイトで構成され、
最初の9×9バイトはセクションオーバヘッド(SectionOv
erhead)SOH、残りはパスオーバヘッド(Path Overhea
d)POH及びペイロード(payload)PLである。セクシ
ョンオーバヘッドSOHは、フレームの先頭を表わす情
報(フレーム同期信号)、伝送路固有の情報(伝送時の
エラーをチェックする情報、ネットワークを保守するた
めの情報等)、パスオーバヘッドPOHの位置を示すポ
インタ等を伝送する部分である。又、パスオーバヘッド
POHは網内でのエンド・ツー・エンドの監視情報を伝
送する部分、ペイロードPLは150Mbpsの情報を送る部
分であり、多数のセル(主信号セルと制御信号セル)C
L1〜CLnがマッピングされる。
ト説明図であり、1フレーム9×270バイトで構成され、
最初の9×9バイトはセクションオーバヘッド(SectionOv
erhead)SOH、残りはパスオーバヘッド(Path Overhea
d)POH及びペイロード(payload)PLである。セクシ
ョンオーバヘッドSOHは、フレームの先頭を表わす情
報(フレーム同期信号)、伝送路固有の情報(伝送時の
エラーをチェックする情報、ネットワークを保守するた
めの情報等)、パスオーバヘッドPOHの位置を示すポ
インタ等を伝送する部分である。又、パスオーバヘッド
POHは網内でのエンド・ツー・エンドの監視情報を伝
送する部分、ペイロードPLは150Mbpsの情報を送る部
分であり、多数のセル(主信号セルと制御信号セル)C
L1〜CLnがマッピングされる。
【0006】図18は集中監視装置における通信部の概
略構成図であり、2aは各個別監視装置より収集した監
視情報を記憶するメモリ(監視情報メモリ)、2bはプ
ロセッサ(CPU)、2cはセル(主信号セル、制御信
号セル)を例えばSONET OC3フレームに組立てて伝送路
(光ファイバ)TLに送出し、伝送路TLより受信したSO
NET OC3フレームを主信号セル、制御信号セルに分解す
るフレーム組立/セル分離部、1dはセル化/デセル化
部であり、CPUから入力する制御信号を制御信号セル
に組立てると共に、フレーム組立/セル分離部から入力
した制御信号セルをデセル化してCPUに入力する。
略構成図であり、2aは各個別監視装置より収集した監
視情報を記憶するメモリ(監視情報メモリ)、2bはプ
ロセッサ(CPU)、2cはセル(主信号セル、制御信
号セル)を例えばSONET OC3フレームに組立てて伝送路
(光ファイバ)TLに送出し、伝送路TLより受信したSO
NET OC3フレームを主信号セル、制御信号セルに分解す
るフレーム組立/セル分離部、1dはセル化/デセル化
部であり、CPUから入力する制御信号を制御信号セル
に組立てると共に、フレーム組立/セル分離部から入力
した制御信号セルをデセル化してCPUに入力する。
【0007】図19は集中監視装置が各個別監視装置か
ら監視情報を収集する監視シーケンス説明図である。集
中監視装置2のCPU2bはセル化/デセル化部2d及
びフレーム組立/セル分離部2cを介してポーリングセ
ルを個別監視装置11に送出する。個別監視装置11のフ
レーム組立/セル分離部2cはポーリングセルをセル化
/デセル化2dを介してCPU1bに入力する。CPU
1bはポーリングにより監視情報に変化があるかチェッ
クし、変化がない場合はACKセルをセル化/デセル化
部1d及びフレーム組立/セル分離部1cを介して集中
監視装置2に送出する。
ら監視情報を収集する監視シーケンス説明図である。集
中監視装置2のCPU2bはセル化/デセル化部2d及
びフレーム組立/セル分離部2cを介してポーリングセ
ルを個別監視装置11に送出する。個別監視装置11のフ
レーム組立/セル分離部2cはポーリングセルをセル化
/デセル化2dを介してCPU1bに入力する。CPU
1bはポーリングにより監視情報に変化があるかチェッ
クし、変化がない場合はACKセルをセル化/デセル化
部1d及びフレーム組立/セル分離部1cを介して集中
監視装置2に送出する。
【0008】集中監視装置2のCPU2bはフレーム組
立/セル分離部2c及びセル化/デセル化部2dを介し
てACKセルを受信し、これにより個別監視装置11に
おいて監視情報が変化していないと認識し、ポーリング
セルを次の個別監視装置12に送出する。個別監視装置
12のCPU1bは監視情報に変化があるから、変化監
視情報(変化データ)をセル化して集中監視装置2に送
り、集中監視装置は該変化データをセルより抽出し、該
変化データで監視情報メモリ2aの旧データを書き替え
る。なお、個別監視装置12のフレーム組立/セル分離
部1cは制御信号セル(監視情報セル)を固定レートで
主信号セルに組み込み、これらをフレーム化して伝送路
に送出する。すなわち、フレーム組立/セル分離部1c
は固定レートに応じた数の制御信号セルをSONET OC3の
ペイロードにマッピングして伝送路に送出する。集中監
視装置2のCPU2bは全変化データを受信すれば、ポ
ーリングセルを次の個別監視装置13に送出し、以後、
同様のシーケンスにより監視情報を収集、管理する。
立/セル分離部2c及びセル化/デセル化部2dを介し
てACKセルを受信し、これにより個別監視装置11に
おいて監視情報が変化していないと認識し、ポーリング
セルを次の個別監視装置12に送出する。個別監視装置
12のCPU1bは監視情報に変化があるから、変化監
視情報(変化データ)をセル化して集中監視装置2に送
り、集中監視装置は該変化データをセルより抽出し、該
変化データで監視情報メモリ2aの旧データを書き替え
る。なお、個別監視装置12のフレーム組立/セル分離
部1cは制御信号セル(監視情報セル)を固定レートで
主信号セルに組み込み、これらをフレーム化して伝送路
に送出する。すなわち、フレーム組立/セル分離部1c
は固定レートに応じた数の制御信号セルをSONET OC3の
ペイロードにマッピングして伝送路に送出する。集中監
視装置2のCPU2bは全変化データを受信すれば、ポ
ーリングセルを次の個別監視装置13に送出し、以後、
同様のシーケンスにより監視情報を収集、管理する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の通信方法は、遠
隔地に置かれた第1、第2の伝送装置(集中監視装置、
個別監視装置)に対し主信号ケーブル内に制御パス(VP
I/VCI)を持つため、制御用に専用ケーブルが不要とな
り、コスト面で有用である。しかし、ATM伝送におい
ては監視情報が非常に多い。このため、固定レートで制
御信号セルを送る従来の通信方法では、ある一つの個別
監視装置が大量データを送信し始めると次の個別監視装
置へのポーリングが遅延する問題がある。又、従来の通
信方法では大量データを送りはじめた個別監視装置に対
するリアルタイム性を要する集中監視装置からのコマン
ド送信が遅延する問題もある。以上から本発明の目的
は、個別監視装置から集中監視装置へ監視データなどの
大量データを送信する場合、これらデータの送信時間を
短縮し、規定時間内に送信できるようにすることであ
る。
隔地に置かれた第1、第2の伝送装置(集中監視装置、
個別監視装置)に対し主信号ケーブル内に制御パス(VP
I/VCI)を持つため、制御用に専用ケーブルが不要とな
り、コスト面で有用である。しかし、ATM伝送におい
ては監視情報が非常に多い。このため、固定レートで制
御信号セルを送る従来の通信方法では、ある一つの個別
監視装置が大量データを送信し始めると次の個別監視装
置へのポーリングが遅延する問題がある。又、従来の通
信方法では大量データを送りはじめた個別監視装置に対
するリアルタイム性を要する集中監視装置からのコマン
ド送信が遅延する問題もある。以上から本発明の目的
は、個別監視装置から集中監視装置へ監視データなどの
大量データを送信する場合、これらデータの送信時間を
短縮し、規定時間内に送信できるようにすることであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、個別監視装置の流量制御テーブルに制御信号の基準
帯域と最大帯域をそれぞれ設定し、該制御信号の最大帯
域を送信すべきデータ長に基づいて可変制御し、個別監
視装置は該制御信号の最大帯域を越えないように所定数
の制御信号セルをフレームに組み込み、該フレームを伝
送路を介して集中監視装置に送出する集中監視システム
の通信方法により達成される。すなわち、本発明では、
制御信号の最大帯域を送信データ長に基づいて制御し、
該最大帯域を越えないように制御信号セルを高速送信す
るようしたから、データを規定時間内に相手装置に送信
することができる。
ば、個別監視装置の流量制御テーブルに制御信号の基準
帯域と最大帯域をそれぞれ設定し、該制御信号の最大帯
域を送信すべきデータ長に基づいて可変制御し、個別監
視装置は該制御信号の最大帯域を越えないように所定数
の制御信号セルをフレームに組み込み、該フレームを伝
送路を介して集中監視装置に送出する集中監視システム
の通信方法により達成される。すなわち、本発明では、
制御信号の最大帯域を送信データ長に基づいて制御し、
該最大帯域を越えないように制御信号セルを高速送信す
るようしたから、データを規定時間内に相手装置に送信
することができる。
【0011】又、本発明では、(1) 集中監視装置は個別
監視装置より監視情報を収集するために順次各個別監視
装置にポーリングセルを送出し、(2) 個別監視装置は、
集中監視装置からのポーリングに対し送信したいデータ
の長さをレスポンスし、(3)集中監視装置は該データ長
より制御信号の最大帯域を決定して個別監視装置に通知
し、(4) 個別監視装置は該制御信号の最大帯域を流量制
御テーブルに記憶し、該最大帯域を越えないように制御
信号セルを送出する。この場合、集中監視装置は、(3)
においてデータ長を基準帯域で除算することにより基準
帯域での転送時間を計算し、該転送時間と基準転送時間
を比較し、計算した転送時間が基準転送時間より大きい
とき、基準帯域+α(αは正)を制御信号の最大帯域と
する。以上のようにすれば、規定時間内に個別監視装置
から集中監視装置にデータを送信することができる。ま
た、通信時間の短縮により、リアルタイム性を保証する
ことができ、システム保守の信頼性向上に寄与できる。
又、本発明において、個別監視装置は、制御信号の最大
帯域に基づいて制御信号セルを転送している際、主信号
セル数が増加すれば、制御信号の最大帯域を基準帯域ま
で減小すると共に制御信号の最大帯域を増加するように
したから、主信号セルの廃棄を防止し、主信号サービス
を保証することができる。
監視装置より監視情報を収集するために順次各個別監視
装置にポーリングセルを送出し、(2) 個別監視装置は、
集中監視装置からのポーリングに対し送信したいデータ
の長さをレスポンスし、(3)集中監視装置は該データ長
より制御信号の最大帯域を決定して個別監視装置に通知
し、(4) 個別監視装置は該制御信号の最大帯域を流量制
御テーブルに記憶し、該最大帯域を越えないように制御
信号セルを送出する。この場合、集中監視装置は、(3)
においてデータ長を基準帯域で除算することにより基準
帯域での転送時間を計算し、該転送時間と基準転送時間
を比較し、計算した転送時間が基準転送時間より大きい
とき、基準帯域+α(αは正)を制御信号の最大帯域と
する。以上のようにすれば、規定時間内に個別監視装置
から集中監視装置にデータを送信することができる。ま
た、通信時間の短縮により、リアルタイム性を保証する
ことができ、システム保守の信頼性向上に寄与できる。
又、本発明において、個別監視装置は、制御信号の最大
帯域に基づいて制御信号セルを転送している際、主信号
セル数が増加すれば、制御信号の最大帯域を基準帯域ま
で減小すると共に制御信号の最大帯域を増加するように
したから、主信号セルの廃棄を防止し、主信号サービス
を保証することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】(a)本発明の集中監視システム
の構成 図1は本発明の集中監視システムの構成図であり、11
1〜11nはそれぞれ多数のATM端末が接続された同一
構成の個別監視装置、12は多数の個別監視装置111
〜11nが接続された集中監視装置、13はATM網、
14はパソコンやワークステーション等のMMI装置で
ある。各個別監視装置111〜11nにおいて、2111〜
21n1は通信部、2112〜21n2は監視情報収集部であ
る。集中監視装置12において、221〜22nは個別監
視装置の各通信部211〜21nに対応して設けられた同
一構成の通信部、231〜23nは伝送路であり、例えば
SONET OC3あるいはSONET OC12等のフレームを伝送する
光ファイバである。
の構成 図1は本発明の集中監視システムの構成図であり、11
1〜11nはそれぞれ多数のATM端末が接続された同一
構成の個別監視装置、12は多数の個別監視装置111
〜11nが接続された集中監視装置、13はATM網、
14はパソコンやワークステーション等のMMI装置で
ある。各個別監視装置111〜11nにおいて、2111〜
21n1は通信部、2112〜21n2は監視情報収集部であ
る。集中監視装置12において、221〜22nは個別監
視装置の各通信部211〜21nに対応して設けられた同
一構成の通信部、231〜23nは伝送路であり、例えば
SONET OC3あるいはSONET OC12等のフレームを伝送する
光ファイバである。
【0013】個別監視装置111〜11nの監視項目に
は、障害状態(アラーム)や回線品質(パフォーマンス)等
があり、特にATMに関するものはその項目数が多い。
集中監視装置12には8台の個別監視装置が接続され、
各個別監視装置111〜118には最大16物理回線(A
TM端末)が収容される。又、物理回線毎に8ビットのV
PIと16ビットのVCIからなる仮想回線(最大28×
216)が収容され、仮想回線毎に図2に示す(1)から(1
3)のパフォーマンス項目が規定されている(Bellcoreの
規格書GR-1248-CORE参照)。従って、個別監視装置111
〜11nの監視情報収集部2112〜2182はこれら監視
項目に応じた状態を監視し、監視状態を監視情報メモリ
に記憶する。監視情報メモリは図3に示すように、仮想
回線毎に図2のパフォーマンス項目を記憶する記憶領域
を有している。以上は主信号に関するパフォーマンス項
目であるが、その他OAM(Operation and Maintenanc
e)用セルや制御プロトコル用セルに関するパフォーマン
ス項目も存在する。尚、図2において(3)と(4)、あるい
は(9)と(10)の違いは自装置で廃棄されたか、他装置で
廃棄されたかである。
は、障害状態(アラーム)や回線品質(パフォーマンス)等
があり、特にATMに関するものはその項目数が多い。
集中監視装置12には8台の個別監視装置が接続され、
各個別監視装置111〜118には最大16物理回線(A
TM端末)が収容される。又、物理回線毎に8ビットのV
PIと16ビットのVCIからなる仮想回線(最大28×
216)が収容され、仮想回線毎に図2に示す(1)から(1
3)のパフォーマンス項目が規定されている(Bellcoreの
規格書GR-1248-CORE参照)。従って、個別監視装置111
〜11nの監視情報収集部2112〜2182はこれら監視
項目に応じた状態を監視し、監視状態を監視情報メモリ
に記憶する。監視情報メモリは図3に示すように、仮想
回線毎に図2のパフォーマンス項目を記憶する記憶領域
を有している。以上は主信号に関するパフォーマンス項
目であるが、その他OAM(Operation and Maintenanc
e)用セルや制御プロトコル用セルに関するパフォーマン
ス項目も存在する。尚、図2において(3)と(4)、あるい
は(9)と(10)の違いは自装置で廃棄されたか、他装置で
廃棄されたかである。
【0014】(b)個別監視装置の通信部の構成 図4は個別監視装置111における通信部の構成図であ
り、2111は通信部、2112は障害状態(アラーム)や回
線品質(パフォーマンス)等を収集する監視情報収集部、
2113は収集した監視情報等を記憶する監視情報メモリ
である。通信部2111において、31はATM端末と接
続され、UNIインタフェースを実現するUNIインタフェー
ス部、32はATM端末からの上りの主信号セルの流量
を監視する主信号流量監視回路、33はプロセッサ(C
PU)、34はフレーム組立/セル分離部であり、セ
ル(主信号セル、制御信号セル)を例えばSONETOC3フレ
ームに組立てて伝送路(光ファイバ)2311に送出し、
伝送路2312より受信したSONET OC3フレームを主信号
セル、制御信号セルに分離する。35ははセル化/デセ
ル化部であり、CPUから入力する制御信号を制御信
号セルに組立てると共に、フレーム組立/セル分離部
から入力した制御信号セルをデセル化してCPUに入力
する。制御信号セルは、個別監視装置と集中監視装置間
で制御信号や監視情報を送受するためのセルであり、主
信号セルと区別するために特定のコネクション識別子
(VPI/VCI)を備えている。主信号セルはATM
端末から入力し、あるいは、ATM端末に送出するセル
である。36は流量制御テーブルであり、主信号セル及
び制御信号セルのそれぞれに対して、図5に示すように
基準帯域SBs、 SBc、最大帯域MBs, MBc、基準転送時間T
s, Tcを記憶する。37は電気信号を光信号に変換して
伝送路2311に送出する電光変換部(E/O)、38は
伝送路2312から入力した光信号を電気信号に変換する
光電変換部(O/E)である。
り、2111は通信部、2112は障害状態(アラーム)や回
線品質(パフォーマンス)等を収集する監視情報収集部、
2113は収集した監視情報等を記憶する監視情報メモリ
である。通信部2111において、31はATM端末と接
続され、UNIインタフェースを実現するUNIインタフェー
ス部、32はATM端末からの上りの主信号セルの流量
を監視する主信号流量監視回路、33はプロセッサ(C
PU)、34はフレーム組立/セル分離部であり、セ
ル(主信号セル、制御信号セル)を例えばSONETOC3フレ
ームに組立てて伝送路(光ファイバ)2311に送出し、
伝送路2312より受信したSONET OC3フレームを主信号
セル、制御信号セルに分離する。35ははセル化/デセ
ル化部であり、CPUから入力する制御信号を制御信
号セルに組立てると共に、フレーム組立/セル分離部
から入力した制御信号セルをデセル化してCPUに入力
する。制御信号セルは、個別監視装置と集中監視装置間
で制御信号や監視情報を送受するためのセルであり、主
信号セルと区別するために特定のコネクション識別子
(VPI/VCI)を備えている。主信号セルはATM
端末から入力し、あるいは、ATM端末に送出するセル
である。36は流量制御テーブルであり、主信号セル及
び制御信号セルのそれぞれに対して、図5に示すように
基準帯域SBs、 SBc、最大帯域MBs, MBc、基準転送時間T
s, Tcを記憶する。37は電気信号を光信号に変換して
伝送路2311に送出する電光変換部(E/O)、38は
伝送路2312から入力した光信号を電気信号に変換する
光電変換部(O/E)である。
【0015】(c)集中監視装置の通信部の構成 図6は集中監視装置における通信部の構成図であり、4
1は個別監視装置11 1から伝送路2311を介して入力
した光信号を電気信号に変換する光電変換部(O/
E)、42は電気信号を光信号に変換して個別監視装置
111に伝送路231 2を介して送出する電光変換部(E
/O)である。43は個別監視装置111より送られて
くる監視情報を記憶するメモリ(監視情報メモリ)、4
4はプロセッサ(CPU)、45はフレーム組立/セル
分離部であり、セル(主信号セル、制御信号セル)を
例えばSONET OC3フレームに組立てて伝送路(光ファイ
バ)2312に送出し、伝送路2311より受信したSONET
OC3フレームを主信号セル、制御信号セルに分解する。
46はセル化/デセル化部であり、CPUから入力す
る制御信号を制御信号セルに組立てると共に、フレー
ム組立/セル分離部から入力した制御信号セルをデセル
化してCPUに入力する。47は主信号セルに所定の処
理を施すセルハンドリング部、48は内部バスで集中監
視装置全体を制御するCPU(図示せず)が接続され、
該CPUによりメモリ43に記憶されている個別監視装
置111の監視情報が収集されるようになっている。
1は個別監視装置11 1から伝送路2311を介して入力
した光信号を電気信号に変換する光電変換部(O/
E)、42は電気信号を光信号に変換して個別監視装置
111に伝送路231 2を介して送出する電光変換部(E
/O)である。43は個別監視装置111より送られて
くる監視情報を記憶するメモリ(監視情報メモリ)、4
4はプロセッサ(CPU)、45はフレーム組立/セル
分離部であり、セル(主信号セル、制御信号セル)を
例えばSONET OC3フレームに組立てて伝送路(光ファイ
バ)2312に送出し、伝送路2311より受信したSONET
OC3フレームを主信号セル、制御信号セルに分解する。
46はセル化/デセル化部であり、CPUから入力す
る制御信号を制御信号セルに組立てると共に、フレー
ム組立/セル分離部から入力した制御信号セルをデセル
化してCPUに入力する。47は主信号セルに所定の処
理を施すセルハンドリング部、48は内部バスで集中監
視装置全体を制御するCPU(図示せず)が接続され、
該CPUによりメモリ43に記憶されている個別監視装
置111の監視情報が収集されるようになっている。
【0016】(d)監視集中システムの要部構成 図7は監視集中システムの要部構成図であり、図1〜図
6と同一部分には同一符号を付している。集中監視装置
12において、51は個別監視装置111〜118の監視
情報を記憶する集中監視メモリ、52は集中監視装置全
体を制御するCPUである。CPU52は全個別監視装
置111〜118の最新の監視状態を収集してメモリ51
に記憶して管理すると共に、適宜(異常発生により、あ
るいは、要求により)、監視情報を外部に出力するなど
の制御を行う。MMI装置14において、61はCP
U、62は監視情報などを表示するモニターである。個
別監視装置111〜118における監視情報メモリ2113
〜2183は図8に示すように、監視情報(パフォーマ
ンスデータ)を記憶する領域71、状態変化の有無を示
す状態変化情報を記憶する領域72、送信するデータの
長さ(データ長)を記憶する領域73を有している。
6と同一部分には同一符号を付している。集中監視装置
12において、51は個別監視装置111〜118の監視
情報を記憶する集中監視メモリ、52は集中監視装置全
体を制御するCPUである。CPU52は全個別監視装
置111〜118の最新の監視状態を収集してメモリ51
に記憶して管理すると共に、適宜(異常発生により、あ
るいは、要求により)、監視情報を外部に出力するなど
の制御を行う。MMI装置14において、61はCP
U、62は監視情報などを表示するモニターである。個
別監視装置111〜118における監視情報メモリ2113
〜2183は図8に示すように、監視情報(パフォーマ
ンスデータ)を記憶する領域71、状態変化の有無を示
す状態変化情報を記憶する領域72、送信するデータの
長さ(データ長)を記憶する領域73を有している。
【0017】領域71に記憶される監視情報(パフォー
マンスデータ)は図2及び図3で説明したものである。
領域73に記憶されるデータ長は、図8に示すように、
実装により変化したデータの長さ、障害発生により
変化したデータの長さ、パフォーマンスデータの長
さ、トータルのデータ長を含んでいる。このデータ長
は変化データを集中監視装置に送信する際の通信レート
(最大帯域)を決定するために使用する。集中監視装置
12は個別監視装置111〜118の全監視状態を管理し
ているから、各個別監視装置は変化が生じた状態(変化
データ)のみを監視装置に送出すれば良く、変化がない
場合はデータを送出する必要はない。従って、状態が変
化すれば新たな変化データを制御信号セルで集中監視装
置に通知する必要がある。このとき、変化データを送信
する制御信号セルの最大帯域を、集中監視装置12に決
定してもらうために、個別監視装置111〜118は領域
72に記憶されているデータ長を集中監視装置12に送
信する。
マンスデータ)は図2及び図3で説明したものである。
領域73に記憶されるデータ長は、図8に示すように、
実装により変化したデータの長さ、障害発生により
変化したデータの長さ、パフォーマンスデータの長
さ、トータルのデータ長を含んでいる。このデータ長
は変化データを集中監視装置に送信する際の通信レート
(最大帯域)を決定するために使用する。集中監視装置
12は個別監視装置111〜118の全監視状態を管理し
ているから、各個別監視装置は変化が生じた状態(変化
データ)のみを監視装置に送出すれば良く、変化がない
場合はデータを送出する必要はない。従って、状態が変
化すれば新たな変化データを制御信号セルで集中監視装
置に通知する必要がある。このとき、変化データを送信
する制御信号セルの最大帯域を、集中監視装置12に決
定してもらうために、個別監視装置111〜118は領域
72に記憶されているデータ長を集中監視装置12に送
信する。
【0018】領域72に記憶される状態変化情報は、ポ
ーリング時に個別監視装置111〜118がACKセルで
集中監視装置12へ送信する状態変化の有無を示すデー
タであり、16バイトで構成されている。この状態変化
情報により、集中監視装置12は、個別監視装置11
1〜118の状態に変化があったか否か、変化があった
場合にはいかなる変化がどこに発生したかを判断でき
る。図9はかかる状態変化情報の説明図であり、オフ
セット0のD4ビットにより実装状態変化の有無が、D
5ビットによりALM/STT変化の有無が示され、オフセ
ット1〜6のデータによりチャンネル#1〜#24のいずれ
に実装変化が生じたかが示され、オフセット7により
個別監視装置内のいずれの共通ユニットにALM/STT変化
が発生したかが示され、オフセット8〜Aによりいず
れのチャンネル#1〜#24にALM/STT変化が発生したかが示
され、オフセットB〜Cにより、いずれのチャンネル
にパフォーマンス変化が発生したかが示される。尚、実
施例における個別監視装置は、シェルフ(架)内に細か
く機能分担されたユニット(カード)が複数実装された
ものであり、図9の、FM1V,AT1T,PW1T,CB1V,AT1V,PW1V,
CH#1〜#24,CS#1〜#16,はユニットの名称である。又、実
装状態変化とは運用中のシェルフに実装されているユニ
ットが抜去されたり、その後実装されたりといった状態
の変化をいい、ALM/STTはAlarmとStatusであり、ユニッ
トに発生した障害事象を表す。監視装置はこれらの変化
を監視しており、変化発生時に状態を収集する。
ーリング時に個別監視装置111〜118がACKセルで
集中監視装置12へ送信する状態変化の有無を示すデー
タであり、16バイトで構成されている。この状態変化
情報により、集中監視装置12は、個別監視装置11
1〜118の状態に変化があったか否か、変化があった
場合にはいかなる変化がどこに発生したかを判断でき
る。図9はかかる状態変化情報の説明図であり、オフ
セット0のD4ビットにより実装状態変化の有無が、D
5ビットによりALM/STT変化の有無が示され、オフセ
ット1〜6のデータによりチャンネル#1〜#24のいずれ
に実装変化が生じたかが示され、オフセット7により
個別監視装置内のいずれの共通ユニットにALM/STT変化
が発生したかが示され、オフセット8〜Aによりいず
れのチャンネル#1〜#24にALM/STT変化が発生したかが示
され、オフセットB〜Cにより、いずれのチャンネル
にパフォーマンス変化が発生したかが示される。尚、実
施例における個別監視装置は、シェルフ(架)内に細か
く機能分担されたユニット(カード)が複数実装された
ものであり、図9の、FM1V,AT1T,PW1T,CB1V,AT1V,PW1V,
CH#1〜#24,CS#1〜#16,はユニットの名称である。又、実
装状態変化とは運用中のシェルフに実装されているユニ
ットが抜去されたり、その後実装されたりといった状態
の変化をいい、ALM/STTはAlarmとStatusであり、ユニッ
トに発生した障害事象を表す。監視装置はこれらの変化
を監視しており、変化発生時に状態を収集する。
【0019】(e)セルフォーマット 図10は本発明の制御信号セルのフォーマット説明図で
あり、HDは5バイトのセルヘッダ、PLDは48バイ
トのペイロードである。ペイロードPLDは、9バイト
のメッセージ4ブロックと付加情報とで構成されてい
る。付加情報は、有効メッセージ数(Number of Mess
age )、セル識別子(Cell ID#)、送信元を示すVC (S
ender's VC)を有している。9バイトのメッセージは、
オペコード(Opecode)、情報種別、 オフセット
、コマンドデータを有している。通信負荷を軽減す
るため、通信プロトコルはメモリのリード/ライトのみ
を行うプロトコルとしており、オペコードOpecodeはリ
ード/ライト/ACKのいずれかを指定するようになっ
ている。すなわち、Opecode=0はRead、 Opecode=1はWri
te、Opecode=2はACKを示す。コマンドデータは相手に送
信する6バイトのデータ(送信データ)であり、1セルで
24バイトのデータを送信できるようになっている。情
報種別データは図11に示すように、上位5ビットによ
り監視、Prov、制御、スキャン、コマンドの
種別を示し、下位3ビットにより種別の詳細を示す。例
えば、送信データがアラーム監視情報であれば、情報種
別の上位5ビットは"00001" にし、下位3ビットを"01
0"にする。尚、図11の監視項目において、インベント
リはユニット識別コード、ALM、STTは障害・イベント、F
M1V S/W Ver.は監視装置であるFM1Vユニットに搭載され
るソフトウェアのVersionを意味する。又、Prov項目に
おいて、CH共通Prov/CH別ProvはCHユニットに設定され
る情報(ユニット毎に異なる)、CRC THRS値は伝送路エラ
ーを通知するためのしきい値情報、B.W アサインはバン
ド幅の設定情報である。又、制御項目において、LED情
報はユニット毎に状態を表すLEDが付いているがその制
御情報、PWR Cont.は補助電源の制御情報である。スキ
ャン項目は上位装置がどの情報について収集完了したか
を表すための情報、コマンド項目は上位装置より下位装
置へのコマンドの実行トリガ情報及びコマンド実行結果
情報である。
あり、HDは5バイトのセルヘッダ、PLDは48バイ
トのペイロードである。ペイロードPLDは、9バイト
のメッセージ4ブロックと付加情報とで構成されてい
る。付加情報は、有効メッセージ数(Number of Mess
age )、セル識別子(Cell ID#)、送信元を示すVC (S
ender's VC)を有している。9バイトのメッセージは、
オペコード(Opecode)、情報種別、 オフセット
、コマンドデータを有している。通信負荷を軽減す
るため、通信プロトコルはメモリのリード/ライトのみ
を行うプロトコルとしており、オペコードOpecodeはリ
ード/ライト/ACKのいずれかを指定するようになっ
ている。すなわち、Opecode=0はRead、 Opecode=1はWri
te、Opecode=2はACKを示す。コマンドデータは相手に送
信する6バイトのデータ(送信データ)であり、1セルで
24バイトのデータを送信できるようになっている。情
報種別データは図11に示すように、上位5ビットによ
り監視、Prov、制御、スキャン、コマンドの
種別を示し、下位3ビットにより種別の詳細を示す。例
えば、送信データがアラーム監視情報であれば、情報種
別の上位5ビットは"00001" にし、下位3ビットを"01
0"にする。尚、図11の監視項目において、インベント
リはユニット識別コード、ALM、STTは障害・イベント、F
M1V S/W Ver.は監視装置であるFM1Vユニットに搭載され
るソフトウェアのVersionを意味する。又、Prov項目に
おいて、CH共通Prov/CH別ProvはCHユニットに設定され
る情報(ユニット毎に異なる)、CRC THRS値は伝送路エラ
ーを通知するためのしきい値情報、B.W アサインはバン
ド幅の設定情報である。又、制御項目において、LED情
報はユニット毎に状態を表すLEDが付いているがその制
御情報、PWR Cont.は補助電源の制御情報である。スキ
ャン項目は上位装置がどの情報について収集完了したか
を表すための情報、コマンド項目は上位装置より下位装
置へのコマンドの実行トリガ情報及びコマンド実行結果
情報である。
【0020】(f)通信シーケンス 図12は本発明の集中監視装置12と個別監視装置11
1〜118間の通信シーケンス説明図である。集中監視装
置12のCPU52(図7)は通信部221〜228に順
番に、かつサイクリックにポーリングを指示する。例え
ば、まず、最初の通信部221にポーリングを行うよう
に指示する。これにより、通信部221のCPU44
(図6)はセル化/デセル化部46及びフレーム組立/
セル分離部45を介してポーリング用のセルを個別監視
装置111に送出する。このポーリングセルは、個別監
視装置111の監視情報メモリ2113(図4)より状態
変化情報(図9参照)を読み取るもので、OpecodeはRea
dである。
1〜118間の通信シーケンス説明図である。集中監視装
置12のCPU52(図7)は通信部221〜228に順
番に、かつサイクリックにポーリングを指示する。例え
ば、まず、最初の通信部221にポーリングを行うよう
に指示する。これにより、通信部221のCPU44
(図6)はセル化/デセル化部46及びフレーム組立/
セル分離部45を介してポーリング用のセルを個別監視
装置111に送出する。このポーリングセルは、個別監
視装置111の監視情報メモリ2113(図4)より状態
変化情報(図9参照)を読み取るもので、OpecodeはRea
dである。
【0021】個別監視装置111のフレーム組立/セル
分離部34(図4)及びセル化/デセル化35はポーリ
ングセルに含まれるメッセージ及び付加情報をCPU3
3に入力する。これにより、CPU33は監視情報メモ
リ2113より状態変化情報を読み出してセル化/デセル
化部35に入力する。セル化/デセル化部35はこの状
態変化情報をメッセージとしてペイロードPLDにマッ
ピングしてなるACKセルを作成してフレーム組立/セ
ル分離部34に入力する。フレーム組立/セル分離部3
4はこのACKセルを主信号セルに組み込んでフレーム
化し、該フレームを集中監視装置12に送信する。集中
監視装置12の通信部221のCPU44はフレーム組
立/セル分離部45及びセル化/デセル化部46を介し
てACKセルにマッピングされた状態変化情報を受信
し、該状態変化情報を参照して個別監視装置111の監
視状態に変化があるかチェックする。この場合、監視状
態に変化がないから、その旨をCPU52に通知する。
分離部34(図4)及びセル化/デセル化35はポーリ
ングセルに含まれるメッセージ及び付加情報をCPU3
3に入力する。これにより、CPU33は監視情報メモ
リ2113より状態変化情報を読み出してセル化/デセル
化部35に入力する。セル化/デセル化部35はこの状
態変化情報をメッセージとしてペイロードPLDにマッ
ピングしてなるACKセルを作成してフレーム組立/セ
ル分離部34に入力する。フレーム組立/セル分離部3
4はこのACKセルを主信号セルに組み込んでフレーム
化し、該フレームを集中監視装置12に送信する。集中
監視装置12の通信部221のCPU44はフレーム組
立/セル分離部45及びセル化/デセル化部46を介し
てACKセルにマッピングされた状態変化情報を受信
し、該状態変化情報を参照して個別監視装置111の監
視状態に変化があるかチェックする。この場合、監視状
態に変化がないから、その旨をCPU52に通知する。
【0022】この通知によりCPU52は次の通信部2
22にポーリングを行うように指示する。通信部222の
CPU44はセル化/デセル化部46及びフレーム組立
/セル分離部45を介してポーリングセルを個別監視装
置112に送出する。個別監視装置112のCPU33は
フレーム組立/セル分離部34及びセル化/デセル化3
5を介してポーリングセルに含まれるメッセージ及び付
加情報を受信する。これにより、CPU33は監視情報
メモリ2123より状態変化情報を読み出し、セル化/デ
セル部35及びフレーム組立/セル分離部34を介して
該状態変化情報がマッピングされたACKセルを集中監
視装置12に送信する。集中監視装置12の通信部22
2のCPU44はフレーム組立/セル分離部45及びセ
ル化/デセル化部46を介してACKセルにマッピング
された状態変化情報を受信し、該状態変化情報を参照し
て個別監視装置112の監視状態に変化があったことを
認識する。
22にポーリングを行うように指示する。通信部222の
CPU44はセル化/デセル化部46及びフレーム組立
/セル分離部45を介してポーリングセルを個別監視装
置112に送出する。個別監視装置112のCPU33は
フレーム組立/セル分離部34及びセル化/デセル化3
5を介してポーリングセルに含まれるメッセージ及び付
加情報を受信する。これにより、CPU33は監視情報
メモリ2123より状態変化情報を読み出し、セル化/デ
セル部35及びフレーム組立/セル分離部34を介して
該状態変化情報がマッピングされたACKセルを集中監
視装置12に送信する。集中監視装置12の通信部22
2のCPU44はフレーム組立/セル分離部45及びセ
ル化/デセル化部46を介してACKセルにマッピング
された状態変化情報を受信し、該状態変化情報を参照し
て個別監視装置112の監視状態に変化があったことを
認識する。
【0023】CPU44は監視状態に変化があることを
識別すれば、データ長リードの制御信号を作成してセル
化/デセル化部46に入力する。セル化/デセル化部4
6は該制御信号を用いてデータ長リード用のセルを作成
し、フレーム組立/セル分離部45を介して個別監視装
置112に送出する。個別監視装置112のCPU33は
フレーム組立/セル分離部34及びセル化/デセル化3
5を介しデータ長リードセルに含まれるメッセージ及び
付加情報を受信する。これにより、CPU33は監視情
報メモリ2123よりデータ長情報(図8参照)を読み出
し、セル化/デセル部35及びフレーム組立/セル分離
部34を介して該データ長情報がペイロード部にマッピ
ングされてなるデータ長セルを集中監視装置12に送信
する。集中監視装置12の通信部222のCPU44は
フレーム組立/セル分離部45及びセル化/デセル化部
46を介してデータ長を受信し、該データ長に基づいて
後述する図13の処理フローに従って転送レート(制御
信号セルの最大帯域)を決定する。
識別すれば、データ長リードの制御信号を作成してセル
化/デセル化部46に入力する。セル化/デセル化部4
6は該制御信号を用いてデータ長リード用のセルを作成
し、フレーム組立/セル分離部45を介して個別監視装
置112に送出する。個別監視装置112のCPU33は
フレーム組立/セル分離部34及びセル化/デセル化3
5を介しデータ長リードセルに含まれるメッセージ及び
付加情報を受信する。これにより、CPU33は監視情
報メモリ2123よりデータ長情報(図8参照)を読み出
し、セル化/デセル部35及びフレーム組立/セル分離
部34を介して該データ長情報がペイロード部にマッピ
ングされてなるデータ長セルを集中監視装置12に送信
する。集中監視装置12の通信部222のCPU44は
フレーム組立/セル分離部45及びセル化/デセル化部
46を介してデータ長を受信し、該データ長に基づいて
後述する図13の処理フローに従って転送レート(制御
信号セルの最大帯域)を決定する。
【0024】しかる後、通信部222はメッセージとし
て上記転送レートを有し、オペコードがライトコマンド
のセルを作成して個別監視装置112に送信する。CP
U33はフレーム組立/セル分離部34及びセル化/デ
セル化35を介して転送レートを受信すれば、転送レー
ト受信済みを示すACKセルを集中監視装置12に送
る。又、CPU33は、流量制御テーブル36における
制御信号セルの最大帯域MBcを通知された転送レートで
書き替える。又、CPU33は主信号セルの最大帯域M
Bsをα減小する。
て上記転送レートを有し、オペコードがライトコマンド
のセルを作成して個別監視装置112に送信する。CP
U33はフレーム組立/セル分離部34及びセル化/デ
セル化35を介して転送レートを受信すれば、転送レー
ト受信済みを示すACKセルを集中監視装置12に送
る。又、CPU33は、流量制御テーブル36における
制御信号セルの最大帯域MBcを通知された転送レートで
書き替える。又、CPU33は主信号セルの最大帯域M
Bsをα減小する。
【0025】ついで、集中監視装置12の通信部222
は変化データリードセルを個別監視装置112に送る。
個別監視装置112のCPU33はこの変化データリー
ドセルにより、監視情報メモリより変化している監視情
報をセル化/デセル化部35に入力する。セル化/デセ
ル化部35は入力された監視情報をセル化して制御信号
セルを作成し、フレーム組立/セル分離部34に入力す
る。フレーム組立/セル分離部34は流量制御テーブル
36より制御信号セルの最大帯域を参照し、該最大帯域
に応じた転送レートとなるように所定数の制御信号セル
をSONET OC3のフレームのペイロードにマッピングして
集中監視装置12に送信する。集中監視装置のCPU4
4は制御信号セルに含まれる状態変化した監視情報(変
化データ)をフレーム組立/セル分離部45及びセル化
/デセル化部46を介して受信し、該変化データで監視
情報メモリ43の旧データを書き替える。以後、集中監
視装置12のCPU44は全変化データを受信すれば、
CPU52にその旨を通知する。CPU52はこの通知
により次の通信部223にポーリングを行うように指示
する、これにより、上記シーケンスが繰り返される。
又、CPU52は通信部222の監視情報メモリ43よ
り監視情報を読み取って集中監視メモリ51の旧データ
を書き替える。
は変化データリードセルを個別監視装置112に送る。
個別監視装置112のCPU33はこの変化データリー
ドセルにより、監視情報メモリより変化している監視情
報をセル化/デセル化部35に入力する。セル化/デセ
ル化部35は入力された監視情報をセル化して制御信号
セルを作成し、フレーム組立/セル分離部34に入力す
る。フレーム組立/セル分離部34は流量制御テーブル
36より制御信号セルの最大帯域を参照し、該最大帯域
に応じた転送レートとなるように所定数の制御信号セル
をSONET OC3のフレームのペイロードにマッピングして
集中監視装置12に送信する。集中監視装置のCPU4
4は制御信号セルに含まれる状態変化した監視情報(変
化データ)をフレーム組立/セル分離部45及びセル化
/デセル化部46を介して受信し、該変化データで監視
情報メモリ43の旧データを書き替える。以後、集中監
視装置12のCPU44は全変化データを受信すれば、
CPU52にその旨を通知する。CPU52はこの通知
により次の通信部223にポーリングを行うように指示
する、これにより、上記シーケンスが繰り返される。
又、CPU52は通信部222の監視情報メモリ43よ
り監視情報を読み取って集中監視メモリ51の旧データ
を書き替える。
【0026】(g)転送レート決定処理 図13は集中監視装置12の転送レート決定処理フロー
である。集中監視装置12における通信部のCPU44
は、ポーリング後に個別監視装置よりデータ長を受信す
れば(ステップ101、102)、受信データ長が0で
あるかチェックし(ステップ103)、受信データ長が
0であれば処理を終了する。受信データ長が0でなけれ
ば、該データ長を制御信号の基準帯域SBcで除算するこ
とにより基準帯域での転送時間Ttを計算し、該転送時
間Ttと基準転送時間Tcを比較する(ステップ10
4)。計算した転送時間が基準転送時間より大きけれ
ば、データ転送に時間がかかりすぎるから、次式 最大帯域=基準帯域+α(αは正) により、制御信号セルの最大帯域を増加する(ステップ
105)。一方、転送時間が基準転送時間より小さけれ
ば基準帯域を制御信号セルの最大帯域とする(ステップ
106)。以上により最大帯域が求まれば、該最大帯域
を個別監視装置に通知する(ステップ107)。個別監
視装置は通知された最大帯域に応じた転送レートで制御
信号セルを集中監視装置12に転送し、集中監視装置は
該信号セルを受信して所定の処理を行う(ステップ10
8)。以上より、基準帯域でデータ転送すると時間がか
かる場合、帯域を増加して転送レートが大きくなるよう
に制御するから、データ転送時間を短縮することができ
る。
である。集中監視装置12における通信部のCPU44
は、ポーリング後に個別監視装置よりデータ長を受信す
れば(ステップ101、102)、受信データ長が0で
あるかチェックし(ステップ103)、受信データ長が
0であれば処理を終了する。受信データ長が0でなけれ
ば、該データ長を制御信号の基準帯域SBcで除算するこ
とにより基準帯域での転送時間Ttを計算し、該転送時
間Ttと基準転送時間Tcを比較する(ステップ10
4)。計算した転送時間が基準転送時間より大きけれ
ば、データ転送に時間がかかりすぎるから、次式 最大帯域=基準帯域+α(αは正) により、制御信号セルの最大帯域を増加する(ステップ
105)。一方、転送時間が基準転送時間より小さけれ
ば基準帯域を制御信号セルの最大帯域とする(ステップ
106)。以上により最大帯域が求まれば、該最大帯域
を個別監視装置に通知する(ステップ107)。個別監
視装置は通知された最大帯域に応じた転送レートで制御
信号セルを集中監視装置12に転送し、集中監視装置は
該信号セルを受信して所定の処理を行う(ステップ10
8)。以上より、基準帯域でデータ転送すると時間がか
かる場合、帯域を増加して転送レートが大きくなるよう
に制御するから、データ転送時間を短縮することができ
る。
【0027】(h)個別監視装置の処理フロー 図14は個別監視装置111〜118の通信部におけるC
PU33の処理フローである。イベント待ち状態におい
て(ステップ201)、集中監視装置12よりポーリン
グセルを受信すると(ステップ202)、CPUは送信
すべき状態変化の監視情報があるかチェックし、あれ
ば、データ長を集中監視装置に送信し(ステップ20
3)、イベント待ちに戻る。イベント待ち状態において
(ステップ201)、主信号流量監視回路32は主信号
セルの流量を監視している。主信号の流量が増加して主
信号最大帯域MBsを超えると、主信号流量監視回路32
はCPU33にその旨を通知する(ステップ204)。
CPUは該通知により流量制御テーブル36における制
御信号セルの最大帯域MBc (=基準帯域SBc+α)を減小し
て基準帯域SBcに戻し、かつ、主信号最大帯域MBs をα
増加する。以上により、主信号セルが廃棄されないよう
に制御でき、主信号に対するサービスを保証することが
できる(ステップ205)。
PU33の処理フローである。イベント待ち状態におい
て(ステップ201)、集中監視装置12よりポーリン
グセルを受信すると(ステップ202)、CPUは送信
すべき状態変化の監視情報があるかチェックし、あれ
ば、データ長を集中監視装置に送信し(ステップ20
3)、イベント待ちに戻る。イベント待ち状態において
(ステップ201)、主信号流量監視回路32は主信号
セルの流量を監視している。主信号の流量が増加して主
信号最大帯域MBsを超えると、主信号流量監視回路32
はCPU33にその旨を通知する(ステップ204)。
CPUは該通知により流量制御テーブル36における制
御信号セルの最大帯域MBc (=基準帯域SBc+α)を減小し
て基準帯域SBcに戻し、かつ、主信号最大帯域MBs をα
増加する。以上により、主信号セルが廃棄されないよう
に制御でき、主信号に対するサービスを保証することが
できる(ステップ205)。
【0028】又、イベント待ち状態において、集中監視
装置12から最大帯域が送信されてき、しかる後、送信
依頼が送られてくると(ステップ206)、流量制御テ
ーブル36における制御信号セルの最大帯域を更新する
と共に(ステップ207)、送信処理部(フレーム組立
/セル分離部及びセル化/デセル化部)に変化データの
送信を依頼する(ステップ208)。又、イベント待ち
状態において、集中監視装置12への変化データの送信
が終了すれば(ステップ209)、流量制御テーブル3
6における制御信号セルの最大帯域を基準帯域に戻す
(ステップ210)。以上、本発明を実施例により説明
したが、本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に
従い種々の変形が可能であり、本発明はこれらを排除す
るものではない。
装置12から最大帯域が送信されてき、しかる後、送信
依頼が送られてくると(ステップ206)、流量制御テ
ーブル36における制御信号セルの最大帯域を更新する
と共に(ステップ207)、送信処理部(フレーム組立
/セル分離部及びセル化/デセル化部)に変化データの
送信を依頼する(ステップ208)。又、イベント待ち
状態において、集中監視装置12への変化データの送信
が終了すれば(ステップ209)、流量制御テーブル3
6における制御信号セルの最大帯域を基準帯域に戻す
(ステップ210)。以上、本発明を実施例により説明
したが、本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に
従い種々の変形が可能であり、本発明はこれらを排除す
るものではない。
【0029】
【発明の効果】以上本発明によれば、データ長に基づい
て制御信号セルの最大帯域を決定し、該最大帯域に応じ
た速度でデータを転送するようにしたから、規定時間内
に個別監視装置から集中監視装置にデータを送信するこ
とができ、リアルタイム性を保証することができ、シス
テム保守の信頼性向上に寄与できる。
て制御信号セルの最大帯域を決定し、該最大帯域に応じ
た速度でデータを転送するようにしたから、規定時間内
に個別監視装置から集中監視装置にデータを送信するこ
とができ、リアルタイム性を保証することができ、シス
テム保守の信頼性向上に寄与できる。
【0030】又、本発明によれば、データ長を基準帯域
で除算することにより基準帯域での転送時間を計算し、
該転送時間と基準転送時間を比較し、計算した転送時間
が基準転送時間より大きいとき、基準帯域+α(αは
正)を制御信号セルの最大帯域とし、該最大帯域に応じ
た速度でデータを転送するようにしたから、規定時間内
に個別監視装置から集中監視装置にデータを確実に送信
することができ、これにより、リアルタイム性を保証す
ることができ、システム保守の信頼性向上に寄与でき
る。又、本発明によれば、最大帯域=基準帯域+α(α
は正)により算出される最大帯域に基づいて制御信号セ
ルを転送しているとき、主信号セル数が増加すれば、制
御信号セルの転送レートを上記最大帯域に応じた転送レ
ートから基準帯域に応じた転送レートに下げる、かつ、
主信号の最大帯域を増加するようにしたから、主信号セ
ルの廃棄を防止でき、主信号サービスを保証することが
できる。
で除算することにより基準帯域での転送時間を計算し、
該転送時間と基準転送時間を比較し、計算した転送時間
が基準転送時間より大きいとき、基準帯域+α(αは
正)を制御信号セルの最大帯域とし、該最大帯域に応じ
た速度でデータを転送するようにしたから、規定時間内
に個別監視装置から集中監視装置にデータを確実に送信
することができ、これにより、リアルタイム性を保証す
ることができ、システム保守の信頼性向上に寄与でき
る。又、本発明によれば、最大帯域=基準帯域+α(α
は正)により算出される最大帯域に基づいて制御信号セ
ルを転送しているとき、主信号セル数が増加すれば、制
御信号セルの転送レートを上記最大帯域に応じた転送レ
ートから基準帯域に応じた転送レートに下げる、かつ、
主信号の最大帯域を増加するようにしたから、主信号セ
ルの廃棄を防止でき、主信号サービスを保証することが
できる。
【図1】集中監視システムの構成図である。
【図2】主信号に関するパフォーマンス項目説明図であ
る。
る。
【図3】メモリの監視情報記憶説明図である。
【図4】個別監視装置の通信部の構成図である。
【図5】流量制御テーブルの説明図である。
【図6】集中監視装置の通信部の構成図である。
【図7】集中監視システムの要部構成図である。
【図8】個別監視装置の監視情報メモリの記憶内容説明
図である。
図である。
【図9】ポーリング時に個別監視装置から集中監視装置
へ送信されるデータ(状態変化情報)説明図である。
へ送信されるデータ(状態変化情報)説明図である。
【図10】制御信号セルのフォーマット説明図である。
【図11】情報種別説明図である。
【図12】集中監視装置と個別監視装置における通信シ
ーケンス説明図である。
ーケンス説明図である。
【図13】集中監視装置の制御信号セルの転送レート決
定処理フローである。
定処理フローである。
【図14】個別監視装置のCPUの処理フローである。
【図15】従来の集中監視システムの構成図である。
【図16】従来の個別監視装置の通信部の構成図であ
る。
る。
【図17】SONET OC3フレームフォーマット説明図であ
る。
る。
【図18】従来の集中監視装置の通信部の構成図であ
る。
る。
【図19】従来の監視シーケンス説明図である。
111〜11n 個別監視装置 12 集中監視装置 13 ATM網 14 パソコンやワークステーション等のMMI装置 2111〜21n1 通信部 2121〜21n2 監視情報収集部 221〜22n 通信部 231〜23n 伝送路
Claims (5)
- 【請求項1】 コネクション識別子毎の各種パフォーマ
ンスを監視し、監視情報を含む制御信号セルと主信号セ
ルでフレームを組立て、該フレームを伝送路に送出する
複数の個別監視装置、各個別監視装置から送られてくる
制御信号セルに含まれる監視情報を収集すると共に主信
号セルをネットワークに送出する集中監視装置を備えた
集中監視システムにおける通信方法において、 個別監視装置の流量制御テーブルに制御信号の基準帯域
と最大帯域をそれぞれ設定し、 該制御信号の最大帯域を送信すべきデータ長に基づいて
可変制御し、 個別監視装置は該制御信号の最大帯域を越えないように
所定数の制御信号セルをフレームに組み込み、 該フレームを伝送路を介して集中監視装置に送出するこ
とを特徴とする集中監視システムの通信方法。 - 【請求項2】 集中監視装置は個別監視装置より監視情
報を収集するために順次各個別監視装置にポーリングセ
ルを送出し、 個別監視装置は、集中監視装置からのポーリングに対し
送信すべきデータの長さをレスポンスし、 集中監視装置は該データ長より制御信号の最大帯域を決
定して個別監視装置に通知し、 個別監視装置は該制御信号の最大帯域を越えないように
制御信号セルを送出することを特徴とする請求項1記載
の集中監視システムの通信方法。 - 【請求項3】 集中監視装置は、前記データ長を基準帯
域で除算することにより基準帯域での転送時間を計算
し、該転送時間と基準転送時間を比較し、 計算した転送時間が基準転送時間より大きいとき、基準
帯域+α(αは正)を制御信号の最大帯域とすることを
特徴とする請求項2記載の集中監視システムの通信方
法。 - 【請求項4】 前記計算した転送時間が基準転送時間以
下のとき、基準帯域を制御信号の最大帯域とすることを
特徴とする請求項3記載の集中監視システムの通信方
法。 - 【請求項5】 個別監視装置は、前記最大帯域に基づい
て制御信号セルを転送している際に主信号セル数が増加
した場合、制御信号の最大帯域を基準帯域まで減小する
と共に制御信号の最大帯域を増加することを特徴とする
請求項3記載の集中監視システムの通信方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2424898A JPH11225147A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 集中監視システムにおける通信方法 |
US09/111,646 US6256316B1 (en) | 1998-02-05 | 1998-07-08 | Communication method in centralized supervisory system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2424898A JPH11225147A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 集中監視システムにおける通信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11225147A true JPH11225147A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12132954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2424898A Withdrawn JPH11225147A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 集中監視システムにおける通信方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6256316B1 (ja) |
JP (1) | JPH11225147A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001047194A1 (fr) * | 1999-12-20 | 2001-06-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Emetteur de signaux numeriques |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2880271B2 (ja) | 1990-08-17 | 1999-04-05 | 株式会社日立製作所 | 帯域制御方法および回路 |
JP2814413B2 (ja) | 1991-03-18 | 1998-10-22 | 日本電信電話株式会社 | セル多重通信制御装置 |
US5715396A (en) * | 1992-10-13 | 1998-02-03 | Bay Networks, Inc. | Method for providing for automatic topology discovery in an ATM network or the like |
JP2740433B2 (ja) | 1992-11-30 | 1998-04-15 | 日本電気株式会社 | 非同期転送モードにおける中継線の動的帯域割当方式 |
WO1997028622A1 (en) * | 1996-02-02 | 1997-08-07 | Sprint Communications Company, L.P. | Atm gateway system |
JPH09275400A (ja) * | 1996-04-04 | 1997-10-21 | Hitachi Ltd | Atm交換システム |
US5953338A (en) * | 1996-12-13 | 1999-09-14 | Northern Telecom Limited | Dynamic control processes and systems for asynchronous transfer mode networks |
US6097722A (en) * | 1996-12-13 | 2000-08-01 | Nortel Networks Corporation | Bandwidth management processes and systems for asynchronous transfer mode networks using variable virtual paths |
US6021113A (en) * | 1997-10-29 | 2000-02-01 | Lucent Technologies Inc. | Distributed precomputation of network signal paths with table-based link capacity control |
-
1998
- 1998-02-05 JP JP2424898A patent/JPH11225147A/ja not_active Withdrawn
- 1998-07-08 US US09/111,646 patent/US6256316B1/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001047194A1 (fr) * | 1999-12-20 | 2001-06-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Emetteur de signaux numeriques |
EP1156624A1 (en) * | 1999-12-20 | 2001-11-21 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Digital signal transmitter |
US6661772B2 (en) | 1999-12-20 | 2003-12-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Digital signal transmission apparatus |
EP1156624A4 (en) * | 1999-12-20 | 2004-04-07 | Toshiba Kk | DIGITAL SIGNAL TRANSMITTER |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6256316B1 (en) | 2001-07-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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