JPH11225099A - ダイバーシチ受信装置 - Google Patents
ダイバーシチ受信装置Info
- Publication number
- JPH11225099A JPH11225099A JP10025760A JP2576098A JPH11225099A JP H11225099 A JPH11225099 A JP H11225099A JP 10025760 A JP10025760 A JP 10025760A JP 2576098 A JP2576098 A JP 2576098A JP H11225099 A JPH11225099 A JP H11225099A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- threshold
- switching
- reception level
- antenna
- diversity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Radio Transmission System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 異なる利得の２本のアンテナを用いた場合で
も、ダイバーシチ効果の劣化しないダイバーシチ受信装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 高利得のアンテナＡと低利得のアンテナ
Ｂ、受信信号の復調と受信レベルの検出を行う受信部
４、受信レベルと選択されている切換閾値との大小比較
を行う閾値判定部５を備える。切換閾値は利得の高いア
ンテナＡが接続されている場合には、他方の低利得アン
テナＢに切り換えても改善量の期待値が利得差分だけ低
いため、その分だけ低い切換閾値（閾値１）が設定さ
れ、逆に利得の低いアンテナＢに接続された場合には、
切換後の改善量が高いのでその分だけ高い切換閾値（閾
値２）を設定する。受信レベルが選択されている切換閾
値よりも小さい場合には切換制御部６にて、アンテナ
Ａ，Ｂの切換と閾値の切換を行う。
も、ダイバーシチ効果の劣化しないダイバーシチ受信装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 高利得のアンテナＡと低利得のアンテナ
Ｂ、受信信号の復調と受信レベルの検出を行う受信部
４、受信レベルと選択されている切換閾値との大小比較
を行う閾値判定部５を備える。切換閾値は利得の高いア
ンテナＡが接続されている場合には、他方の低利得アン
テナＢに切り換えても改善量の期待値が利得差分だけ低
いため、その分だけ低い切換閾値（閾値１）が設定さ
れ、逆に利得の低いアンテナＢに接続された場合には、
切換後の改善量が高いのでその分だけ高い切換閾値（閾
値２）を設定する。受信レベルが選択されている切換閾
値よりも小さい場合には切換制御部６にて、アンテナ
Ａ，Ｂの切換と閾値の切換を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信におけ
るダイバーシチ受信装置に関するものである。
るダイバーシチ受信装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年ＰＨＳ、携帯電話等、移動体通信に
対するニーズが高まっているが、移動体通信においては
フェージングによる受信感度劣化対策が重要な問題とな
っている。従来からダイバーシチ受信装置はフェージン
グによる受信感度劣化に有効な方法として用いられてい
るが、アンテナ切換ダイバーシチ受信は構成が容易な方
式として知られている。以下に従来のダイバーシチ受信
装置について説明する。図４は従来のダイバーシチ受信
装置のブロック図、図５は、従来のダイバーシチ受信装
置を用いた場合の受信レベルの変動図を示すものであ
る。図４において、１は受信信号の復調と受信レベルを
検出する受信部であり、２は前記受信レベルと所定の閾
値の大小比較を行う閾値判定部である。このダイバーシ
チ受信装置は２本のアンテナＡ，Ｂを有している。１４
はアンテナ切換部である。受信レベルが閾値よりも低け
れば、切換制御部３にてアンテナを切り換える。図５に
おいて、ａはアンテナＡの受信レベル、ｂはアンテナＢ
の受信レベル、太線は選択されているアンテナの受信レ
ベルである。
対するニーズが高まっているが、移動体通信においては
フェージングによる受信感度劣化対策が重要な問題とな
っている。従来からダイバーシチ受信装置はフェージン
グによる受信感度劣化に有効な方法として用いられてい
るが、アンテナ切換ダイバーシチ受信は構成が容易な方
式として知られている。以下に従来のダイバーシチ受信
装置について説明する。図４は従来のダイバーシチ受信
装置のブロック図、図５は、従来のダイバーシチ受信装
置を用いた場合の受信レベルの変動図を示すものであ
る。図４において、１は受信信号の復調と受信レベルを
検出する受信部であり、２は前記受信レベルと所定の閾
値の大小比較を行う閾値判定部である。このダイバーシ
チ受信装置は２本のアンテナＡ，Ｂを有している。１４
はアンテナ切換部である。受信レベルが閾値よりも低け
れば、切換制御部３にてアンテナを切り換える。図５に
おいて、ａはアンテナＡの受信レベル、ｂはアンテナＢ
の受信レベル、太線は選択されているアンテナの受信レ
ベルである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法および構成では、２本のアンテナＡ，Ｂの利得
が異なる場合にはダイバーシチ効果が劣化するという問
題点を有している。
来の方法および構成では、２本のアンテナＡ，Ｂの利得
が異なる場合にはダイバーシチ効果が劣化するという問
題点を有している。
【０００４】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、異なる利得の２本のアンテナを用いた場合でも、ダ
イバーシチ効果の劣化しないダイバーシチ受信装置を提
供することを目的とする。
で、異なる利得の２本のアンテナを用いた場合でも、ダ
イバーシチ効果の劣化しないダイバーシチ受信装置を提
供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数本のアン
テナと、受信レベルを検出する受信レベル検出手段と、
前記受信レベルと所定の切換閾値とのレベル比較を行う
閾値判定手段と、前記閾値判定手段において受信レベル
が閾値よりも低ければアンテナ及び切換閾値を切り換え
る切換制御手段とを備えた。
テナと、受信レベルを検出する受信レベル検出手段と、
前記受信レベルと所定の切換閾値とのレベル比較を行う
閾値判定手段と、前記閾値判定手段において受信レベル
が閾値よりも低ければアンテナ及び切換閾値を切り換え
る切換制御手段とを備えた。
【０００６】そしてこの構成により、異なる利得の２本
のアンテナを用いた場合でも、ダイバーシチ効果の劣化
しないダイバーシチ受信装置を実現できる。
のアンテナを用いた場合でも、ダイバーシチ効果の劣化
しないダイバーシチ受信装置を実現できる。
【０００７】
【発明の実施の形態】請求項１に記載の発明は、複数本
のアンテナと、受信レベルを検出する受信レベル検出手
段と、前記受信レベルと所定の切換閾値とのレベル比較
を行う閾値判定手段と、前記閾値判定手段において受信
レベルが閾値よりも低ければアンテナ及び切換閾値を切
り換える切換制御手段とを備えた。そしてこの構成によ
れば、従来１つであった切換閾値を２つ設け、利得の高
いアンテナが接続されている場合には他方の低利得アン
テナに切り換えても改善量の期待値が利得差分だけ低い
ため切換閾値をその分だけ低く設定し、低利得アンテナ
に接続されているときには切換後の改善量が高いので切
換閾値を高く設定することにより、２本のアンテナが異
なる利得の場合にはダイバーシチ効果を改善できる。
のアンテナと、受信レベルを検出する受信レベル検出手
段と、前記受信レベルと所定の切換閾値とのレベル比較
を行う閾値判定手段と、前記閾値判定手段において受信
レベルが閾値よりも低ければアンテナ及び切換閾値を切
り換える切換制御手段とを備えた。そしてこの構成によ
れば、従来１つであった切換閾値を２つ設け、利得の高
いアンテナが接続されている場合には他方の低利得アン
テナに切り換えても改善量の期待値が利得差分だけ低い
ため切換閾値をその分だけ低く設定し、低利得アンテナ
に接続されているときには切換後の改善量が高いので切
換閾値を高く設定することにより、２本のアンテナが異
なる利得の場合にはダイバーシチ効果を改善できる。
【０００８】請求項２に記載の発明は、アンテナ毎に平
均受信レベルを記憶する記憶手段を備え、この記憶手段
のレベル差に応じて、切換閾値を適応的に可変設定する
ようにした。そしてこの構成によれば、ダイバーシチ利
得をより改善できる。
均受信レベルを記憶する記憶手段を備え、この記憶手段
のレベル差に応じて、切換閾値を適応的に可変設定する
ようにした。そしてこの構成によれば、ダイバーシチ利
得をより改善できる。
【０００９】（実施の形態１）図１は本発明の実施の形
態１のダイバーシチ受信装置のブロック図を示すもので
ある。図１において、４は受信部であり、受信信号の復
調と受信レベルの検出を行う。５は閾値判定部であり、
前記受信レベルと選択されている切換閾値との大小比較
を行う。１２は閾値切換部である。このダイバーシチ受
信装置は、２本のアンテナＡ，Ｂを備えているが、この
うち一方のアンテナＡは高利得、他方のアンテナＢは低
利得である。切換閾値は利得の高いアンテナＡが接続さ
れている場合には、他方の低利得アンテナＢに切り換え
ても改善量の期待値が利得差分だけ低いため、その分だ
け低い切換閾値（閾値１）が設定され、逆に利得の低い
アンテナＢに接続された場合には、切換後の改善量が高
いのでその分だけ高い切換閾値（閾値２）を設定する。
受信レベルが選択されている切換閾値よりも小さい場合
には切換制御部６にて、アンテナＡ，Ｂの切換と閾値の
切換が行われる。
態１のダイバーシチ受信装置のブロック図を示すもので
ある。図１において、４は受信部であり、受信信号の復
調と受信レベルの検出を行う。５は閾値判定部であり、
前記受信レベルと選択されている切換閾値との大小比較
を行う。１２は閾値切換部である。このダイバーシチ受
信装置は、２本のアンテナＡ，Ｂを備えているが、この
うち一方のアンテナＡは高利得、他方のアンテナＢは低
利得である。切換閾値は利得の高いアンテナＡが接続さ
れている場合には、他方の低利得アンテナＢに切り換え
ても改善量の期待値が利得差分だけ低いため、その分だ
け低い切換閾値（閾値１）が設定され、逆に利得の低い
アンテナＢに接続された場合には、切換後の改善量が高
いのでその分だけ高い切換閾値（閾値２）を設定する。
受信レベルが選択されている切換閾値よりも小さい場合
には切換制御部６にて、アンテナＡ，Ｂの切換と閾値の
切換が行われる。
【００１０】図２は本発明の実施の形態１のダイバーシ
チ受信装置を用いた場合の受信レベルの変動図である。
図５の従来のダイバーシチ受信装置を用いた場合には切
換閾値が同じであるため、利得の高いアンテナＡの受信
レベルが高いにも関わらず、利得の低いアンテナＢで受
信している場合が多く見られるが、図２のように、利得
の低いアンテナＢの切換閾値を高く設けることにより、
低い利得のアンテナＢで受信することが少なくなり、よ
り高い受信レベルでの受信を行うことができる。
チ受信装置を用いた場合の受信レベルの変動図である。
図５の従来のダイバーシチ受信装置を用いた場合には切
換閾値が同じであるため、利得の高いアンテナＡの受信
レベルが高いにも関わらず、利得の低いアンテナＢで受
信している場合が多く見られるが、図２のように、利得
の低いアンテナＢの切換閾値を高く設けることにより、
低い利得のアンテナＢで受信することが少なくなり、よ
り高い受信レベルでの受信を行うことができる。
【００１１】（実施の形態２）また、図３は本発明の実
施の形態２のダイバーシチ受信装置のブロック図であ
る。図３において、７は受信部であり、受信信号の復調
と受信レベルの検出を行う。８ａ、８ｂは各々の平均受
信レベルメモリであり、前記受信レベルの平均値をアン
テナ毎に記憶する。９は閾値設定部であり、前記平均受
信レベルメモリに各々記憶されている値のレベル差に応
じて、閾値１、閾値２を可変設定する。１０は閾値判定
部であり、前記受信レベルと選択されている切換閾値と
の大小比較を行う。１２は閾値切換部、１３はメモリ切
換部である。受信レベルが選択されている切換閾値より
も小さい場合には切換制御部１１にて、アンテナＡ，Ｂ
の切換と閾値の切換が行われる。
施の形態２のダイバーシチ受信装置のブロック図であ
る。図３において、７は受信部であり、受信信号の復調
と受信レベルの検出を行う。８ａ、８ｂは各々の平均受
信レベルメモリであり、前記受信レベルの平均値をアン
テナ毎に記憶する。９は閾値設定部であり、前記平均受
信レベルメモリに各々記憶されている値のレベル差に応
じて、閾値１、閾値２を可変設定する。１０は閾値判定
部であり、前記受信レベルと選択されている切換閾値と
の大小比較を行う。１２は閾値切換部、１３はメモリ切
換部である。受信レベルが選択されている切換閾値より
も小さい場合には切換制御部１１にて、アンテナＡ，Ｂ
の切換と閾値の切換が行われる。
【００１２】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数本の
アンテナの利得が異なることによるダイバーシチ効果の
劣化を改善でき、受信感度劣化の少ないダイバーシチ受
信装置を実現できる。
アンテナの利得が異なることによるダイバーシチ効果の
劣化を改善でき、受信感度劣化の少ないダイバーシチ受
信装置を実現できる。
【図１】本発明の実施の形態１のダイバーシチ受信装置
のブロック図
のブロック図
【図２】本発明の実施の形態１のダイバーシチ受信装置
を用いた場合の受信レベルの変動図
を用いた場合の受信レベルの変動図
【図３】本発明の実施の形態２のダイバーシチ受信装置
のブロック図
のブロック図
【図４】従来のダイバーシチ受信装置のブロック図
【図５】従来のダイバーシチ受信装置を用いた場合の受
信レベルの変動図
信レベルの変動図
Ａ，Ｂ アンテナ ４，７ 受信部 ５，１０ 閾値判定部 ６，１１ 切換制御部 ８ａ，８ｂ 平均受信レベルメモリ ９ 閾値設定部
Claims (2)
- 【請求項１】複数本のアンテナと、受信レベルを検出す
る受信レベル検出手段と、前記受信レベルと所定の切換
閾値とのレベル比較を行う閾値判定手段と、前記閾値判
定手段において受信レベルが閾値よりも低ければアンテ
ナ及び切換閾値を切り換える切換制御手段とを備えたこ
とを特徴とするダイバーシチ受信装置。 - 【請求項２】アンテナ毎に平均受信レベルを記憶する記
憶手段を備え、この記憶手段のレベル差に応じて前記切
換閾値を適応的に可変設定することを特徴とする請求項
１記載のダイバーシチ受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10025760A JPH11225099A (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | ダイバーシチ受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10025760A JPH11225099A (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | ダイバーシチ受信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11225099A true JPH11225099A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12174799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10025760A Pending JPH11225099A (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | ダイバーシチ受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11225099A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7149480B2 (en) * | 2000-11-16 | 2006-12-12 | Pioneer Corporation | Receiver device |
| CN104393902A (zh) * | 2014-11-05 | 2015-03-04 | 宁夏宏安信息技术有限公司 | 一种通信装置及通信方法 |
-
1998
- 1998-02-06 JP JP10025760A patent/JPH11225099A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7149480B2 (en) * | 2000-11-16 | 2006-12-12 | Pioneer Corporation | Receiver device |
| CN104393902A (zh) * | 2014-11-05 | 2015-03-04 | 宁夏宏安信息技术有限公司 | 一种通信装置及通信方法 |
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