JPH1122442A - エンジンオイル劣化防止剤及びエンジンオイル劣化防止装置 - Google Patents

エンジンオイル劣化防止剤及びエンジンオイル劣化防止装置

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JPH1122442A
JPH1122442A JP17845897A JP17845897A JPH1122442A JP H1122442 A JPH1122442 A JP H1122442A JP 17845897 A JP17845897 A JP 17845897A JP 17845897 A JP17845897 A JP 17845897A JP H1122442 A JPH1122442 A JP H1122442A
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JP
Japan
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engine oil
additive
oil
deterioration preventing
oil deterioration
Prior art date
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JP17845897A
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English (en)
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Yasushi Kageyama
裕史 影山
明博 ▲高▼橋
Akihiro Takahashi
Yukio Kinugasa
幸夫 衣笠
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンオイル中の添加剤の消費によるエン
ジンオイルの劣化を防止する。 【解決手段】 エンジンオイル用添加剤を、エンジンオ
イル中の添加剤の減少に応じて添加剤をエンジンオイル
中に放出する収納体に収納することによりエンジンオイ
ル劣化防止剤を構成する。このエンジンオイル劣化防止
剤をオイル流路のオイル回路部材に配置することによ
り、必要に応じてこの添加剤をエンジンオイルに供給す
る、エンジンオイル劣化防止装置が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンオイル劣
化防止剤及びエンジンオイル劣化防止装置に関する。よ
り詳細には、使用に伴い減少する添加剤を補給すること
によりエンジンオイルの劣化を防止するエンジンオイル
劣化防止剤及びエンジンオイル劣化防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンオイルは、エンジンの運動部分
に潤滑性を付与し、摩擦を低減すると共に磨耗を防いで
いる。このエンジンオイルは、過酷な環境にさらされ、
また燃焼室から混入する物質、例えば燃焼ガスから生成
する硫酸、塩酸等の酸性物質、未燃燃料やスラッジ成
分、カーボン等が混入し、その結果オイルの特性が劣化
してしまう。そこでこのようなエンジンオイルの劣化を
防ぐために、基油に加えて各種の添加剤が混合されてい
る。
【0003】通常用いられる基本的な添加剤としては、
金属清浄剤、酸化防止剤、無灰分散剤、磨耗防止剤、無
灰さび止め剤、粘度指数向上剤、流動点降下剤、消泡
剤、腐食防止剤、摩擦調整剤等が例示される。
【0004】ところで、エンジンオイルの劣化に及ぼす
要因としては、基油と添加剤の酸化、熱分解による有機
酸化物の生成及び添加剤の消耗からなるオイル自身の劣
化と金属磨耗粉、燃焼生成物、吸入空気中のダスト等の
混入による汚損とが挙げられる。従来、この汚損を防止
するため、潤滑機構中にオイルフィルタを設け、紙等の
エレメントによってオイル中の異物を濾過によって除去
している。このオイルフィルタについては、濾過効率、
フィルタライフ等の性能を向上させたフィルタが各種提
案されている(例えば特開平3−290012号公
報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
オイルフィルタを用いることによりエンジンオイルの汚
損は防止することができるものの、オイル自身の劣化、
すなわち添加剤の減少は防止することができない。さら
に、このオイルフィルタはオイル中の異物を濾過するも
のの、オイル中の有効成分である添加剤をも捕捉するこ
とがあり、添加剤が減少してしまう。本発明は、エンジ
ンオイル中の添加剤の減少に応じて添加剤をエンジンオ
イル中に供給し、エンジンオイルの劣化を防止すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに1番目の発明によれば、エンジンオイル用添加剤、
及びこの添加剤を収納し、エンジンオイル中の添加剤の
減少に応じて収納されている添加剤をエンジンオイル中
に放出する収納体からなるエンジンオイル劣化防止剤が
提供される。
【0007】また、2番目の発明では上記問題点を解決
するために1番目の発明において、前記収納体が高分子
材料より形成されている。また、3番目の発明では上記
問題点を解決するために1番目の発明において、前記収
納体が異なる条件において添加剤をエンジンオイル中に
放出する。
【0008】また、上記問題点を解決するために4番目
の発明によれば、1番目の発明のエンジンオイル劣化防
止剤がエンジンオイル流路中のオイル回路部材に配置さ
れた
【0009】また、5番目の発明では上記問題点を解決
するために4番目の発明において、前記オイル回路部材
としてオイルフィルタが用いられている。また、6番目
の発明では上記問題点を解決するために4番目の発明に
おいて、前記オイル回路部材としてオイル流路に着脱可
能な回路部材が用いられている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明を説明
する。図1は、本発明のエンジンオイル劣化防止剤の一
態様を示しており、互いにからみあった高分子鎖1から
収納体を構成している。そしてこの高分子鎖同士がから
みあって形成する空間内にエンジンオイル用添加剤2が
収納されている。この高分子鎖1としては、エンジンオ
イルの使用環境に耐えることのできる各種の熱可塑性樹
脂や熱硬化性樹脂を使用することができ、例えばポリカ
ーボネート、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂等が例示さ
れる。また、エンジンオイル用添加剤2としては特に制
限はなく、金属清浄剤、例えばBa、Ca、Mgなどの
有機金属化合物のスルホネート、フェネート、ホスフェ
ート等、酸化防止剤、例えばジチオリン酸亜鉛、フェノ
ール誘導体、有機アミン等、腐食防止剤、例えば有機サ
ルファイド、有機リン酸塩、アルキルチオリン酸塩等、
流動点降下剤、例えばパラフィンろう−ナフタレン縮合
物、メタクリル重合体等、粘度指数向上剤、例えばオレ
フィン、イソオレフィン又はブチレンの重合体等、磨耗
防止剤、例えば高級脂肪酸、高級アルコール、エステ
ル、ケトン類等、の現在使用されている各種の添加剤を
用いることができる。
【0011】この高分子鎖1は、常温時においては図1
aに示すように高分子鎖同士が互いにからみあって添加
剤2を内部の空間内に収納し保持している。ところが高
温になるに従って、高分子鎖の運動が増大し、図1bに
示すようにこの高分子鎖1同士のからみあいがほどけ、
内部に収納されていた添加剤2が放出される。また、エ
ンジンオイルの使用に伴い、エンジンオイル中の添加剤
は消費される。その結果、エンジンオイル中の添加剤の
濃度と、収納体内部の添加剤の濃度の間に勾配が生じ、
この濃度差によって収納されていた添加剤がエンジンオ
イル中に放出されることになる。また、例えば酸化防止
剤は熱分解等により消費され、その結果エンジンオイル
のpHが低下するが、このようなpH変化に応じて添加
剤を放出させるようにしてもよい。
【0012】このようなエンジンオイル劣化防止剤の製
造工程を図2に示す。図2において、3は高分子鎖1の
形成用の材料であり、例えばポリカーボネートのペレッ
トを用いる。4は添加剤成分であり、そして5は高分子
材料3用の良溶媒、例えばメチレンクロライドである。
容器中のメチレンクロライド5に高分子材料3と添加剤
成分4を同時に添加し(図2a)、攪拌機6により混合
し(図2b)、そして混合後に良溶媒5を気化させるこ
とにより、高分子鎖1がからみあった空間内に添加剤が
収納されたエンジンオイル劣化防止剤7が得られる。
【0013】また、収納体をカプセル形状にし、このカ
プセル内に添加剤を収納しておいてもよい。このカプセ
ル材料として、例えばシリコンゴムのような半透膜性の
材料を用いることにより、エンジンオイル中の添加剤濃
度の減少に応じて、収納されている添加剤がエンジンオ
イル中に放出され、その結果、エンジンオイル中の添加
剤濃度が一定に保たれる。このカプセルの材質、厚さ等
を制御することにより、放出しようとする添加剤の放出
条件、例えば放出速度、添加剤の種類等を制御すること
ができる。
【0014】また、カプセルの材料を選択することによ
り、エンジンオイルのpHに応じてこのカプセルが破壊
するようにすれば、エンジンオイルのpH変化又は温度
変化に応じて収納されている添加剤を放出させることが
できる。この場合、厚さの異なるカプセルを用意してお
けば、あるpH条件もしくは温度条件においてすべての
カプセルから一気に添加剤が放出されることなく、順次
カプセルが溶解することにより徐々に添加剤を放出させ
ることができ、添加剤濃度を一定に保つことができる。
また、図3に示すようにカプセル8を多重構造にしてお
いても(図3では3重構造)、外側のカプセル8から順
次溶解し、内部に収納されている添加剤9を順次放出す
ることができ、同様の効果を達成することができる。さ
らに、材料の異なるカプセルを数種類用意しておけば、
様々なpH条件もしくは温度条件において添加剤を放出
させることができる。
【0015】さらに、この収納体として、図4に示すよ
うなハニカム構造体を用いることもできる。ハニカム構
造体10の格子内に添加剤11が収納されており、この
添加剤は徐々にエンジンオイルに放出され、エンジンオ
イル内の添加剤レベルを一定に保つことができる。この
格子の大きさ、深さ等を調節することにより、添加剤の
放出条件を任意に設定することができる。このハニカム
構造体の構成材料としては、金属、プラスチック、セラ
ミックス等の各種材料を用いることができる。さらに、
収納体として多孔質構造体を用いても同様な効果を達成
することができる。
【0016】これらのエンジンオイル劣化防止剤をエン
ジンオイル流路中のオイル回路部材に配置することによ
りエンジンオイル劣化防止装置が形成される。例えば、
図5に示すように、シリンダブロックもしくはシリンダ
ヘッド等14の下部のオイル流路13中にエンジンオイ
ル劣化防止剤、例えば上記のような添加剤を収納したカ
プセル12を、例えばメクラ蓋15によって配置してお
けば、オイル流もしくはオイル中のすすがカプセルに衝
突し、カプセルを磨耗させて破壊し、収納されている添
加剤がオイルに供給されることになる。カプセルが消費
された後は、メクラ蓋をはずして再びカプセルを容易に
配置することができる。また、同じ厚さのカプセルから
なるエンジンオイル劣化防止剤を、オイル流路の上流か
ら下流に並べておけば、上流のカプセルから下流に向か
って順次カプセルが破壊されてゆく。さらに、上記のよ
うに、カプセルの厚さを変化させることによって、添加
剤の放出条件を適宜調節することができる。
【0017】また、図6に示すように、エンジンオイル
劣化防止剤をオイルフィルターシステムに設けてもよ
い。図6において、16は通常のメインフィルタ、17
はバイパスフィルタであり、オイルは18の通路、19
の孔、20の隙間を通してこれらのフィルタ内を通過
し、この際に異物が捕捉され、21の孔、22の通路を
通ってオイルホールへ循環される。さらに、21の孔の
通過後に23の通路、24の孔を通してエンジンオイル
劣化防止剤25をオイルが通過し、26のスリットを通
して27の通路から排出されている。オイルの流路にエ
ンジンオイル劣化防止剤25が配置されていることによ
り、オイルがエンジンオイル劣化防止剤25を通過する
際に添加剤がオイルに供給される。
【0018】また、図7に示すように、オイルフィラー
キャップ28のねじ部分内側にエンジンオイル劣化防止
剤29を配置することにより、このエンジンオイル劣化
防止剤の交換、補充が容易になる。
【0019】同様に、オイルレベルゲージの先端部分に
エンジンオイル劣化防止剤を配置することにより、この
エンジンオイル劣化防止剤の交換、補充が容易になる。
さらに、オイルのドレーンプラグにエンジンオイル劣化
防止剤を配置してもよい。このドレーンプラグはオイル
交換時には必ずはずすものであるため、このドレーンプ
ラグの交換、及びエンジンオイル劣化防止剤の交換、補
充は容易である。
【0020】
【発明の効果】本発明のエンジンオイル劣化防止剤にお
いて、添加剤を収納する収納体の材料、構造等を適宜選
択することにより、エンジンオイル中に添加剤を適宜、
制御可能な態様で補給することができ、エンジンオイル
の劣化を防止することができる。さらに、このエンジン
オイル劣化防止剤をオイル流路に配置することにより、
オイル中の添加材濃度の減少に応じて添加剤を補給する
ことができ、さらに着脱可能なオイル回路部材に配置す
ることにより、エンジンオイル劣化防止剤の交換、補充
が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】添加剤収納体を高分子鎖の骨格構造により構成
した、本発明のエンジンオイル劣化防止剤の略図であ
る。1aは常温時、1bは高温時の状態を示す。
【図2】図1に示したエンジンオイル劣化防止剤の製造
工程を示す略図である。
【図3】添加剤収納体を多重構造のカプセルにより構成
した、本発明のエンジンオイル劣化防止剤の略図であ
る。
【図4】添加剤収納体をハニカム構造体により構成し
た、本発明のエンジンオイル劣化防止剤の略図であり、
4aは横断面図、4bは上面図である。
【図5】本発明のエンジンオイル劣化防止剤をエンジン
オイル流路に配置した、本発明のエンジンオイル劣化防
止装置の略図である。
【図6】本発明のエンジンオイル劣化防止剤をオイルフ
ィルタシステムに配置した、本発明のエンジンオイル劣
化防止装置の略図である。
【図7】本発明のエンジンオイル劣化防止剤をオイルフ
ィラーキャップに配置した、本発明のエンジンオイル劣
化防止装置の略図である。
【符号の説明】
1…高分子鎖 2…添加剤 3…高分子鎖形成材料 4…添加剤 5…溶媒 6…攪拌機 7…エンジンオイル劣化防止剤 8…カプセル 9…添加剤 10…ハニカム構造体 11…添加剤 12…エンジンオイル劣化防止剤 13…オイル流路 14…シリンダブロック 15…メクラ蓋 16…メインフィルタ 17…バイパスフィルタ 25…エンジンオイル劣化防止剤 28…オイルフィラーキャップ 29…エンジンオイル劣化防止剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C10N 30:14 40:25

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンオイル用添加剤、及びこの添加
    剤を収納し、エンジンオイル中の添加剤の減少に応じて
    収納されている添加剤をエンジンオイル中に放出する収
    納体からなるエンジンオイル劣化防止剤。
  2. 【請求項2】 前記収納体が高分子材料より形成されて
    いることを特徴とする、請求項1記載のエンジンオイル
    劣化防止剤。
  3. 【請求項3】 前記収納体が異なる条件において添加剤
    をエンジンオイル中に放出することを特徴とする、請求
    項1記載のエンジンオイル劣化防止剤。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のエンジンオイル劣化防止
    剤をエンジンオイル流路中のオイル回路部材に配置した
    ことを特徴とする、エンジンオイル劣化防止装置。
  5. 【請求項5】 前記オイル回路部材がオイルフィルタで
    あることを特徴とする、請求項4記載のエンジンオイル
    劣化防止装置。
  6. 【請求項6】 前記オイル回路部材がオイル流路に着脱
    可能な回路部材であることを特徴とする、請求項4記載
    のエンジンオイル劣化防止装置。
JP17845897A 1997-07-03 1997-07-03 エンジンオイル劣化防止剤及びエンジンオイル劣化防止装置 Pending JPH1122442A (ja)

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