JPH11222900A - 温水洗浄装置 - Google Patents

温水洗浄装置

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JPH11222900A
JPH11222900A JP2842598A JP2842598A JPH11222900A JP H11222900 A JPH11222900 A JP H11222900A JP 2842598 A JP2842598 A JP 2842598A JP 2842598 A JP2842598 A JP 2842598A JP H11222900 A JPH11222900 A JP H11222900A
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JP
Japan
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hot water
water supply
generator
nozzle
toilet
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JP2842598A
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English (en)
Inventor
Takashi Yomoda
毅史 四方田
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Inax Corp
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Inax Corp
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Publication date
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線の引き回しが一切不要な温水洗浄装置を
提供する。 【解決手段】 給湯制御回路56及びラッチング型電磁
弁よりなる給湯弁61’、62’は蓄電池54を経由し
た水力発電機52からの電力により作動され、ストレー
ナ3、4、逆止弁5、6、ミキシングバルブ7、発電機
52、配管7a、8、9、8a、9a、洗浄ノズル1
0、11、各回路53、56、蓄電池54、バックアッ
プ乾電池57、スイッチ71、72はすべてケーシング
としての便座ボックス80に設置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は便座に着座した便器
使用者の臀部に温水を噴出して該臀部の洗浄を行なうた
めの温水洗浄装置に関する。詳しくは、本発明は流路に
発電機を設け、この発電機の電力を利用して電気駆動式
の弁を開閉させるようにした温水洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】便器用の給水管に発電機を設置し、この
発電機の電力によって温水洗浄装置の制御器を作動させ
るようにした温水洗浄装置は実公平7−24460号公
報に記載されているところである。同号公報記載の温水
洗浄装置の構成について第3、4図を参照して説明す
る。
【0003】第3図において、給湯管1と給水本管2と
がストレーナ3、4及び逆止弁5、6を介してミキシン
グバルブ7に接続されている。このミキシングバルブ7
は、その内部に感温エレメントを備えたサーモスタット
ミキシングバルブであり、該感温エレメントが伸縮する
ことにより、目標とする温度の混合水となるように湯水
の混合割合が自動的に調整される。
【0004】ミキシングバルブ7の混合水流出口は配管
7a、8、9を介してシャワーノズル10及びチャーム
ノズル11に接続されている。シャワーノズル10は男
女兼用の洗浄ノズルであり、チャームノズル11は女性
専用の洗浄ノズルである。これら配管8、9はそれぞれ
電気駆動式で流量可変形の給湯弁61、62を介してシ
ャワーノズル10とチャームノズル11の給湯口14、
15に接続されている。
【0005】給湯弁61、62よりも下流側の配管8、
9から別の配管8a、9aが分岐しており、これら配管
8a、9aはシャワーノズル10とチャームノズル11
の後端開口16、17に接続されている。さらに、これ
ら配管8a、9aからは配管8b、9bが分岐してお
り、これら配管8b、9bの先端開口はシャワーノズル
10、11の先端部分の先端部分において開口してい
る。
【0006】なお、シャワーノズル10とチャームノズ
ル11とは、それぞれシリンダ18、19から突出自在
なノズル本体20、21と、該ノズル本体20、21を
シリンダ18、19内に後退する方向に付勢するリター
ンスプリング22、23と、ノズル本体20、21に設
けられた連通孔24、25等を備えて構成されている。
【0007】給水本管2からはロータンク50へ水を供
給するためのロータンク用給水管51が分岐している。
【0008】このロータンク用給水管51には水力発電
機52が設けられている。該水力発電機52の出力は充
電制御回路53にて平滑な直流に整流された後、蓄電池
54に充電される。蓄電池54の電力は給湯制御回路5
6に出力され、該給湯制御回路56には着座センサ55
及び水温センサ28の検出信号が入力されている。給湯
制御回路56からは制御信号(電力)が給湯弁61、6
2に出力されている。57はバックアップ乾電池であ
る。
【0009】該給湯制御回路56は洗浄スイッチ71、
72の操作信号を受けて弁61、62へ信号を出力す
る。これらスイッチ71、72を操作すると、その操作
量に応じた流量となるように弁61、62の開度が調節
され、所望強さの洗浄を行なえる。
【0010】なお、第4図において便器31はトイレル
ーム内のカウンター36に取り付けられており、給湯管
1及び給水本管2は該カウンター36内を引き通されて
いる。便器31の上面には便座ボックス(ケーシング)
37が設けられており、便座ボックス37内には前記ス
トレーナ3、4、ミキシングバルブ7、給湯弁61、6
2、充電制御回路53、蓄電池54、給湯制御回路5
6、バックアップ乾電池57等が設置されている。洗浄
スイッチ71、72は、便座ボックス37の外面に設置
されている。
【0011】便座ボックス37には便座33と便蓋38
とが枢支されている。便器31にはロータンク50から
の給水管が接続されており、便器31のリム通水路40
に洗浄水を供給を可能としている。便器31の排水口4
1には排水管(図示略)が接続されている。
【0012】前記着座センサ55は便座ボックス37内
の便座33の枢支用ヒンジ部分に設けられるか、あるい
は便座33の下面に設けられる。なお、赤外線センサに
よって着座を検知する場合もある。
【0013】このように構成された温水洗浄装置におい
て、便器31へ向ってロータンク50から洗浄水を流す
と、給水管51から水がロータンク50へ補給されると
共に、発電機52が作動されて蓄電池54が充電され
る。
【0014】洗浄スイッチ71又は72を操作すること
により、給湯弁61又は62が開となり、シャワーノズ
ル10又はチャームノズル11から温水が噴出する。
【0015】即ち、給湯弁61が開弁すると、給湯管1
及び給水本管2からの湯及び水はそれぞれミキシングバ
ルブ7内に流れ込んで混合される。適温となった混合水
は配管8からシャワーノズル10に送られる。この場
合、まず配管8aから後端開口16に給水圧が伝達さ
れ、ノズル本体20がシリンダ18から突出される。
【0016】ノズル本体20が所定位置まで前進する
と、ノズル本体20の内部が連通孔24を介して給湯口
14と連通し、配管8内の混合水がノズル本体20内に
流れ込み、該ノズル本体20の先端から人体臀部に向け
て噴出される。なお、混合水の一部は配管8bの先端か
ら放出され、ノズル本体20の外周面の洗浄が行なわれ
る。
【0017】給湯弁61が閉弁すると、ノズル本体20
からの温水噴出が停止されると共に、リターンスプリン
グ22の付勢力によりノズル本体20がシリンダ18内
に後退する。この際、シリンダ18内に残留していた水
はノズル本体20に押されて配管8a、8bを通って該
配管8bの先端から放出される。
【0018】給湯弁62が開弁した場合も、同様にノズ
ル本体21が前進し、連通孔25が給湯口15と一致す
るとノズル本体21の先端から混合水の噴出が行なわれ
る。給湯弁62が閉弁すると、ノズル本体21からの温
水の噴出が停止されると共に、ノズル本体21がシリン
ダ19内に後退する。
【0019】このように給湯制御回路56及び給湯弁6
1、62は蓄電池54を経由した水力発電機52からの
電力により作動されるものであり、商用電源への接続が
不要であり、設置施工が簡単である。なお、第3、4図
ではロータンク用給水管51に水力発電機52を設置し
ているが、給水管51よりも上流側の給水本管2に水力
発電機を設置しても良いことが実公平7−24460号
公報に記載されている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上記第3、4図の従来
の温水洗浄装置にあっては、発電機51はカウンター3
6内に設置されているため、便座ボックス37内の充電
制御回路53と発電機52とを結ぶ配線がトイレルーム
内に露出して引き回されることになり、見栄えが悪く、
また、引っ掛って断線したり、悪戯を受けたりするおそ
れもある。さらに、配線を引き回す作業が必要であり、
温水洗浄装置の設置施工に手間がかかる。
【0021】本発明は、このような問題点を解決し、配
線の外部引き回しが一切不要な温水洗浄装置を提供する
ことを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の温水洗浄装置
は、ケーシングと、該ケーシング内に設けられた水力発
電機と、この発電機の発電電力を蓄え、便器電気設備に
通電する手段とを備えてなるものである。
【0023】好ましい態様にあっては、この温水洗浄装
置は、便器に設置されるケーシングと、人体に向って洗
浄水を噴出する洗浄ノズルと、該洗浄ノズルに接続され
た洗浄水供給用の流路と、該流路に設けられた電気駆動
式の弁と、該ケーシング内に設けられた水力発電機と、
この発電機の発電電力を蓄え、スイッチ操作に応じて前
記弁に通電する手段とを備えてなるものである。
【0024】かかる温水洗浄装置にあっては、ケーシン
グ(例えば便座ボックス)内に発電機を設置しているた
め、このケーシング内に弁の開閉駆動用の回路を設置し
ておくことにより配線の外部引き回しが一切不要とな
る。例えば、便座ボックスに洗浄ノズル、ケーシング、
弁の開閉駆動用の回路をすべて設置しておくことによ
り、この便座ボックスを便器に取り付けることにより温
水洗浄装置の設置も併せて行える。
【0025】この発電機は、ケーシング内に設けられて
いれば良く、例えば洗浄ノズルに接続された洗浄水供給
用の流路に設けられていても良い。
【0026】なお、弁をラッチング型電磁弁とすれば、
電力消費が少なくて済む。例えば、洗浄ノズルへ供給さ
れる水量はかなり少量であり、この水量によって駆動さ
れる発電機の発電量はかなり少ないが、弁をラッチング
型電磁弁とするならばこの程度の発電量で十分に駆動す
ることができる。
【0027】電力を与える部分として、ノズルの電磁弁
以外のものとしては、例えば、ノズルの伸縮モータ、ノ
ズルのワイド洗浄モータ、ノズルの位置調節モータ、温
風乾燥のヒータ及びファン、暖房便座ヒータ、部屋暖房
ヒータ及びファン、温水ヒータ、電動便座・便蓋開閉モ
ータ、制御基板などがある。
【0028】
【発明の実施の形態】第1図は実施の形態に係る温水洗
浄装置の系統図、第2図(a)はそれを設置した便器の
斜視図である。
【0029】この実施の形態にあっては、前記配管7a
に発電機52が設置されている。また、給湯弁61’、
62’としては、流量可変形のものではなく、単に開閉
のみを行うラッチング型電磁弁が用いられている。な
お、洗浄強さを調整するための手動式又は電気駆動式の
調節弁を配管8、9に設けても良い。
【0030】このストレーナ3、4、逆止弁5、6、ミ
キシングバルブ7、水力発電機52、配管7a、8、
9、8a、9a、8b、9b、洗浄ノズル10、11、
各回路53、56、蓄電池54、バックアップ乾電池5
7、スイッチ71、72はすべてケーシングとしての便
座ボックス80に設置されている。この便座ボックス8
0は床置き型の洋風便器81に設置されているが、床壁
型あるいは第4図の壁付け型の洋風便器に便座ボックス
80を設置しても良い。
【0031】第2図(b)はコンソール型と称される温
水洗浄装置付きの洋風便器90の斜視図である。この洋
風便器90の後部上面にケーシング91が設置され、こ
のケーシング91内にロータンクのほか、温水洗浄装置
等が設置されている。また、このケーシング91に便座
33と便蓋38とが枢支されている。
【0032】このコンソール型の洋風便器にあっては、
発電機52は前記第1図のように配管7aに設けられる
だけでなく、前記第3図のようにロータンクへの給水用
配管51や、それよりも上流側の給水本管2に設けられ
ている場合であってもケーシング91内に配置できる。
【0033】第1、2図のその他の構成は第3、4図と
同様であり、同一符号は同一部分を示している。
【0034】このように構成された温水洗浄装置は、便
座ボックス80やケーシング91を設置するだけで併せ
て温水洗浄装置の便器への取り付けが行われ、配線の引
き回しが一切不要である。従って、温水洗浄装置の設置
施工がきわめて簡単であると共に、発電機や配線が目立
たず、見栄えが良い。また、配線が損傷したり悪戯を受
けたりすることも確実に防止される。
【0035】上記実施の形態ではミキシングタイプのも
のが示されているが、本発明は第5図のように水を温水
タンク96で加温してノズル10又は11に供給するタ
イプの温水洗浄装置にも適用できる。95はメインバル
ブ、97は切替弁を示す。この切替弁97は制御回路5
6によって作動制御される。
【0036】
【発明の効果】以上の通り、本発明の温水洗浄装置は商
用電源への接続が不要であり、施工が簡単であると共
に、発電機をケーシング内に設置しているため発電機や
配線が目立たず、見栄えが良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1図は本発明の実施の形態に係る温水洗浄装
置の系統図である。
【図2】第2図は第1図の実施例装置を備えた便器の斜
視図である。
【図3】第3図は従来例に係る温水洗浄装置の系統図で
ある。
【図4】第4図は従来の温水洗浄装置の設置状態を示す
断面図である。
【図5】第5図は別の実施の形態を示す系統図である。
【符号の説明】
1 給湯管 2 給水本管 3、4 ストレーナ 5、6 逆止弁 7 ミキシングバルブ 8、9 配管 10 シャワーノズル 11 チャームノズル 20、21 ノズル本体 31、81、90 便器 50 ロータンク 52 水力発電機 54 蓄電池 56 給湯制御回路 61、62、61’、62’ 給湯弁 80 便座ボックス 91 ケーシング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングと、 該ケーシング内に設けられた水力発電機と、 この発電機の発電電力を蓄え、便器電気設備に通電する
    手段とを備えてなる温水洗浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記発電機は前記流
    路に設けられていることを特徴とする温水洗浄装置。
JP2842598A 1998-02-10 1998-02-10 温水洗浄装置 Pending JPH11222900A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010088915A (ko) * 2001-07-25 2001-09-29 안민아 발전기능을 구비한 수압식 비데

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010088915A (ko) * 2001-07-25 2001-09-29 안민아 발전기능을 구비한 수압식 비데

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