JPH11220475A - 通信プロトコル処理方法及び通信プロトコル処理装置 - Google Patents

通信プロトコル処理方法及び通信プロトコル処理装置

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JPH11220475A
JPH11220475A JP2201398A JP2201398A JPH11220475A JP H11220475 A JPH11220475 A JP H11220475A JP 2201398 A JP2201398 A JP 2201398A JP 2201398 A JP2201398 A JP 2201398A JP H11220475 A JPH11220475 A JP H11220475A
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哲也 鈴鹿
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進 中屋敷
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基 阿部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プログラム可能な論理デバイスを用い、少ない
論理量で高速なプロトコル処理を行う。 【解決手段】Reconfiguration 制御部2は、イベント受
付部7で発生したイベントとプロトコル処理対象のコネ
クションタイプを識別し、識別内容応じて定まる発生し
たイベントに対して実行すべき処理を実現する素子間接
続を記述したConfiguration Dataを選択しProgram SRA
M3Sにロードする。プログラマブル論理素子3Lは、ロー
ドされたConfiguration Dataに従って、内部素子間の接
続を形成し、処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Internet,LAN,
ATM等の技術を適用したネットワークを構成する通信
装置において通信プロトコルを処理する技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年の通信の大容量化・多様化は、高速
かつマルチメディア対応の基幹網によって支えられてい
る。そして、このような基幹網の有力なものの一つは、
ATM(Asynchronous Transfer Mode)通信網である。こ
こで、従来、高速なATM通信を実現するために、通信
装置における、物理レイヤ及びデータリンクレイヤとい
った低位のプロトコル処理を行う論理回路は、一般的に
ASIC(Application Specific Integrated Circuit)
によって実現されてきた。
【0003】しかし、ATMに限らず、通信プロトコル
の仕様はしばしば変更されることがある。たとえば、通
信環境の変化に従ってプロトコル仕様の国際標準が変更
されることもあれば、適応先の網に固有の運用・管理手
順を追加するためにプロトコル仕様が変更されることも
ある。そして、従来のASICを用いた論理回路によっ
てプロトコル処理を行う構成では、プロトコル仕様が変
更されると、これに伴いASICを、製造プロセスのマ
スクパターンを変更して製造した、ASIC内の論理素子間
の物理的接続が異なる新たなASICに交換する必要があ
る。これは、ASICの動作を決定する、ASIC内の
論理素子間の物理的接続は、製造プロセスの段階で固定
化されているため、その動作を変更することができない
ためである。
【0004】このためASICを用いる技術では、プロ
トコル仕様の変更に柔軟に対応することができず、プロ
トコル仕様の変更への対応には長い開発時間とコストが
かかる。
【0005】一方、FPGA(Field Programmable Gate
Array)等のプログラム可能な論理デバイスを用いて、
プロトコル処理を行う論理回路を構成することにより、
プロトコル仕様の変更に柔軟に対応できるようになる。
【0006】プログラム可能な論理デバイスの論理素子
間の接続は、論理素子間の接続の記述(Configuration
Dataと呼ぶ)を結線情報用の内部メモリ上に配置するこ
とで実現される。このため、内部メモリ上の論理素子間
の接続の記述を書き換えることにより、論理素子間の接
続を変更し、プログラム可能な論理デバイスに異なる動
作を行わせることができる。このため、プログラム可能
な論理デバイスを用いる技術によれば、プロトコル仕様
の変更に内部メモリの書換えで対応することができるよ
うになる。
【0007】ここで、このようなプログラム可能な論理
デバイスをプロトコル処理に用いる技術としては、たと
えば、次の二つの技術が知られている。
【0008】第1の技術は、藤井他「FPGAを用いた
プログラマブルな高速通信ネットワークHUB装置」
(電子通信学会技術研究報告 交換システム,SSE95-9
1,pp127-132,1995年9月)に記述された、 ATM網と
メモリーバス網との相互接続に用いられるATMインタ
フェース装置についてのものである。
【0009】この装置では、ATMプロトコル及びバス
伝送プロトコルのプロトコル処理を行わせるConfigurat
ion Dataが外部記憶装置上に格納されており、このConf
iguration Data全体が、装置の立上げ時にFPGAの内
部メモリに読込まれ、動作中は内部メモリ上に保持され
る。
【0010】この技術では、外部記憶装置上のConfigur
ation Dataの変更でプロトコル仕様の変更に対応できる
ようになる。
【0011】第2の技術は、US特許5414707
“Broadband ISDN Processing MethodAnd System”に記
載された、複数の通信サービスをサポート可能なATM
端末アダプタについてのものである。
【0012】この技術では、プロトコル処理を行わせる
Configuration Dataが通信サービス毎に外部記憶装置上
に格納されている。一方、アダプタは、入力された通信
データから、その通信サービスと通信プロトコルを決定
して、対応するConfiguration Dataを外部記憶装置から
内部メモリにロードする。
【0013】この技術では、複数の通信プロトコルのプ
ロトコル処理を実現するためのConfiguration Dataの全
てを内部メモリにロードすることなく、複数の通信プロ
トコルに対応しようとするものである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のプログラム
可能な論理デバイスをプロトコル処理に用いる技術によ
れば、プロトコル処理全体を行わせるConfiguration Da
taを内部メモリにロードし、これに従って論理回路をプ
ログラム可能な論理デバイス内に形成させる。
【0015】一方、プログラム可能な論理デバイスは、
個々の論理素子の構造が複雑であり、論理素子間の配線
の自由度が低く、ASICに比べて集積度が低い。この
ため、プロトコル処理の規模が大きくなり、これを行わ
せるConfiguration Dataに従った論理素子間の接続によ
って実現される論理回路規模が大きくなると、ASIC
の場合と比べて、プログラム可能な論理デバイスのサイ
ズが大きくなる。また、論理素子間の配線の自由度が低
いことなどより、プロトコル処理を行わせるConfigurat
ion Dataに従った論理素子間の接続によって実現される
論理回路規模が大きくなると、個々のイベントに対する
処理を行う論路回路部分を、その処理に対して最適な構
成に形成することができず、処理速度が低下する。な
お、イベントに対する処理とは、通信プロトコルに関連
するイベント(ATMセル受信、タイムアウト等)発生に
対して行う処理(セル受信処理、タイムアウト処理)で
あり、プロトコル処理は、基本的には、複数のイベント
に対する処理の集合である。
【0016】したがって、前記従来の技術によれば、プ
ロトコル処理の規模が大きい場合、処理速度の低下や、
論理デバイスサイズの増大化を招く。
【0017】そこで、本発明は、プログラム可能な論理
デバイスを用いたプロトコル処理を、プロトコル処理の
規模が大きい場合でも、処理速度の低下や論理デバイス
サイズの増大化を、より抑えて実現することを課題とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記課題達成のために、
本発明は、たとえば、通信プロトコルの処理を行う通信
プロトコル処理装置において、設定された構成データに
従った論理回路を形成するプログラマブル論理デバイス
を用いて通信プロトコルの処理を行う方法であって、相
互に独立して行われる通信プロトコルの処理の部分毎
に、通信プロトコルの処理の部分を行う論理回路を前記
プログラマブル論理デバイス上に形成する構成データを
用意し通信プロトコルの処理を実行すべき時点におい
て、動的に、当該時点において実行すべき通信プロトコ
ルの処理の部分を判定し、判定した通信プロトコルの処
理の部分に対応する構成データを選択し、前記プログラ
マブル論理デバイスに設定することを特徴とする通信プ
ロトコル処理方法を提供する。
【0019】このような通信プロトコル処理方法によれ
ば、全ての通信プロトコル処理を実現する論理回路を形
成する構成データを、プログラマブル論理デバイスに設
定するのではなく、その時点で行う必要のある通信プロ
トコル処理の部分を行う論理回路を形成する構成データ
のみをプログラマブル論理デバイスに設定する。これに
より、一度に、プログラム可能な論理デバイス上に形成
する論理回路の論理量が少なくても済むようになってい
る。言い換えるならば、その時点で行う処理すと無関係
な処理を行う論理回路をプログラム可能な論理デバイス
上に形成しない。
【0020】したがって、このような方法によれば、プ
ロトコル処理を実現するために必要な、プログラマブル
論理デバイスのハード量は少なくて済み、また、プログ
ラマブル論理デバイスを用いてより多数の機能を実現す
ることが可能である。さらに、プログラマブル論理デバ
イス上に形成される論理回路が大規模化しないので、配
線遅延などによる処理の遅延を低減することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、ATM網への適用を例にとり説明する。また、本実施
形態では、論理素子間の接続をプログラム可能な論理デ
バイスとしてFPGAを用いる場合を例にとる。
【0022】図1に、ATM通信網の全体構成を示す。
【0023】図中において、端末(110,110−
1,110−2,110−3)間の通信は、ATM交換
機(100,100−1,100−2)及び、それらを
相互に接続する中継ATM網130を介して実行され
る。ATM交換機(100)は、Cell Relay
やFrame Relayといた各種の通信サービスを
提供する回線(120A,120F)を介して端末(1
10,110−1) と接続している。。
【0024】ATM交換機(100)は、各種の回線を
収容する回線interface(40A,40F,4
0T,40S)、通信データに対する交換を実行するA
TMSwitch(101)及び、ATM交換機全体の
動作を制御する制御部(102)より構成されている。
【0025】ATM交換機(100)において、端末か
らの通信データは、回線interface(40A,
40F)により内部回線120L上に収容される。内部
回線間の接続は、ATM Switch(101)の交
換機能により実現されている。通信データは、その宛先
端末により端末と接続する回線interface(4
0A,40F)または中継ATM網(130)と接続す
る回線interface(40T)に交換される。ま
た、通信データが後述する信号である場合は、信号回線
(120)に交換されて、信号用の回線interfa
ce(40S)で終端される。
【0026】また、制御部(102)は、システムバス
(103)により回線interface(40A、4
0F、40T、40S)及び、ATM Switch
(101)に接続している。制御部(102)は、回線
interface(40S)で終端された信号に基づ
いてATM Switch(101)の交換動作及び、
回線interface(40A、40F、40T)の
回線収容動作を制御する。
【0027】一方、端末(110)において、回線in
terface(40A‘)はプロセッサ(111)と
Cell Relay回線(120A)の間で通信デー
タの受け渡しを実行する。
【0028】次に、図2に、端末(110)とATM交
換機(100)における通信データフロー及び、プロト
コルスタックを示す。
【0029】プロトコルレイヤとしては、物理レイヤ
(210)、ATMレイヤ(220)、AAL(ATM Ada
ptation Layer)(230)及び、上位レイヤ(240)
がある。
【0030】物理レイヤ(210)、ATMレイヤ(2
20)、AAL(230)は、回線interface
の機能(200)で処理するレイヤである。上位レイヤ
(240)は、端末内のプロセッサ(111)またはA
TM交換機内の制御部(102)の機能で処理するレイ
ヤある。
【0031】ATMレイヤ(220)では、ATMセル
と呼ばれる53バイト長のパケットにより通信を実現す
る。物理レイヤ(210)は、物理媒体(光ファイバ
等)上でのビット伝送機能と、ATMセルの物理レイヤ
伝送へのマッピング機能を提供する。AAL(230)
はATMレイヤと上位レイヤ間のマッピングをサポート
している。
【0032】次に、通信データのフローとしては、Us
er flow(301)、信号flow(302)及
びOAM flow(303)がある。User fl
ow(301)は、端末間でのユーザ情報の通信フロー
である。
【0033】端末110が送信する場合は、User用
上位レイヤ(241−1)からのユーザ情報がAAL
(230−1)で固定長のセルに分解される。この固定
長セルは、ATMレイヤ(220―1)でATMセル化
され、物理レイヤ210−1によりビット転送される。
ATM交換機100では、User flow(30
1)に対してはATMレイヤ(220−2)の処理が実
行される。
【0034】逆に、端末(110)がUser flo
w(301)受信する場合は、物理レイヤ(210−
1)が転送されてきたビットストリームからATMセル
を再構成し、ATMレイヤ(220−1)はそのATM
セルに対してATM処理を実行する。AAL(230−
1)は、受信したATMセルからユーザ情報を組み立
て、User用上位レイヤ(241−1)に渡す。
【0035】次に、信号flow(302)は、データ
フローを制御するための信号情報(通信経路、通信品質
等)を端末(110)とATM交換機(100)及び、
ATM交換機間で転送するフローである。
【0036】信号情報は信号処理用上位レイヤ(242
−1,242−2)により終端される。端末(110)
における信号flow(302)の送受信処理は、前記
のUser flowの場合と同様である。ATM交換
機(100)でも、端末(110)と同様に信号flo
w(302)が終端される。
【0037】次に、OAM(Operations And Maintenanc
e)flow(303)は、通信を管理するための管理情
報を通信装置間で転送するフローである。
【0038】管理情報としては、故障の通知、通信品質
の監視情報等がある。管理情報は管理用上位レイヤ(2
43−1,243−2)により終端される。管理情報は
1つのATMセルに収まるサイズであり、AAL(23
0)を必要とせずATMレイヤ(220)と上位レイヤ
(240)が直接通信データを受け渡す。
【0039】ATM交換機(100)に示すように、O
AM flow(303)は全ての通信装置で終端され
るのではなく、予め設定された通信装置においてのみ終
端される。そうでない通信装置では、ATMレイヤ(2
20−2)の処理を実行するのみで先に転送する。
【0040】次に、図3に、通信データのフォーマット
を示す。
【0041】以下では、上位レイヤ(240)からAT
Mレイヤ(220)へのデータの流れについて説明す
る。
【0042】まず、User flow(301)また
は信号flow(302)について述べる。
【0043】User flow(301)または信号
flow(302)では、上位レイヤで発生したUse
r情報または信号情報(245)がAAL(230)に
渡される。AALは、受取った情報(245)をAAL
Payload(232)とし、これにビットエラー
検出符号等の制御情報をAAL Trailer(23
3)として付与して、AAL−PDU(231)を構成
する。そして、その後、231は48バイト毎に分解さ
れて、ATMレイヤ(220)に渡される。ATMレイ
ヤは、AALレイヤからの48バイトデータをCell
Payload(31)とし、これに5バイトのCe
ll Header(32)を付加してATM Cel
l(30)を構成する。
【0044】Cell Header(32)は、VP
I(Virtual Path Identifier)33、VCI(Virtual Ch
annel Identifier)34、PTI(Payload Type Identif
ication)35等からなる。VPI(33)とVCI(3
4)は、通信フローを識別するためのラベルアドレスで
ある。VPI(33)とVCI(34)により、通信を
2レベルでラベル多重することができる。通信の単位は
コネクションと呼ばれ、コネクション単位でスイッチン
グやトラヒック制御が実行される。VPI(33)が同
一であるATMセルの通信フローがVPコネクションを
形成し、VPI(33)とVCI(34)が同一である
ATMセルフローがVCコネクションを形成する。PT
I(35)の3ビットはVCコネクション上でのセル種
別の識別に用いられる。
【0045】図4に、端末1(110−1)と端末2
(110−2)間のATM通信におけるVPIとVCI
による多重化を示す。端末1(110−1)と端末2
(110−2)間のATM回線120上に、VPコネク
ションとして(310)と(310−1)が多重化され
ており、更に(310)上のVCコネクションとして
(320)と(320−1)が多重化されている。
【0046】VPコネクション(310)上のATMセ
ルフローとしては、終端点(110−1,110−2)
間にわたるVP−End−to−End flow(3
11)と、コネクションの一部分(例えば、100−1
と100−2間)におけるVP−Segment fl
ow(312)がある。VCコネクション(320)上
のセルフローも同様に、 VC−End−to−End
flow(321)と、VC−Segment fl
ow(322)がある。
【0047】次に、図3のOAM flow(303)
のデータフォーマットについて述べる。
【0048】OAM flow(303)では、OAM
Cell(30‘)により管理情報(246)が転送
される。OAM CellのHeader(32’)は
User flow(301)及び信号flow(30
2)の場合(32)と同様の構成である。OAM Ce
llのPayload(31‘)は、OAM type
(36)、OAM function(37)及び、O
AM機能固有情報(38)等からなる。上位レイヤ(2
40)からの管理情報(246)は、OAM機能固有情
報38の一部分として転送される。36と37は、OA
M Cell(30’)の機能を識別するために使用さ
れる。
【0049】図5は、VCI(34)、PTI(3
5)、 OAM type(36)及び、OAM fu
nction(37)によるATMセルの識別を示す。
ATMセルは、VCI値により識別されるVPコネクシ
ョン上のセル(30−1〜30−8)と、PTI値によ
り識別されるVCコネクション上のセル(30−9〜3
0−16)に分類される。
【0050】VCI値が1、2及び、5のセルは、信号
セル(30−1)である。信号セル(30−1)は前述
の信号情報を転送し、コネクション設定/解除(5−1
1)を制御するために使用される。VCI値が3のセル
はVP−Segment OAMセル(30−2,30
−3)であり、VCI値が4のセルはVP−End−t
o−End OAMセル(30−4〜30−7)であ
る。OAMセルは、OAM type(36)とOAM
function(37)により識別される。OAM
type(36)が0001かつ(OAM func
tion37)が0000ならばAIS(AlarmIndicati
on Signal)セル(30−4)であり、OAM type
(36)が0001かつOAM function(3
7)が0001ならばRDI(Remote Defect Indicatio
n)セル(30−5)である。AISセル(30−4)と
RDIセル(30―5)は通信装置の故障を伝えるため
に使用され、これによりVP故障管理機能(5−14)
がサポートされる。
【0051】次に、OAM type(36)が000
1かつOAM function(37)が1000の
OAMセルは、LB(LoopBack)セル(30−2,30−
6)である。LBはVPコネクションの端点またはVP
−Segmentの端点で折返されてくる。そこで、L
Bの送受信を監視することで対応する通信経路の正常性
を確認できる。この機能は、LoopBack試験(5
−12,5−15)と呼ばれる。OAM type(3
6)が0010のOAMセルはVP−MC(Monitoring
Cell)(30−7)である。VP−MC(30−7)を
定期的に送信することにより、VPコネクション上を転
送されるUserセルの通信品質(流量、廃棄量、ビッ
トエラー率等)を監視する。この機能は、VP性能監視
(5−13,5−16)と呼ばれる。
【0052】次に、VCI値が6のセルは、VP−RM
(Resource Management)セル(30−8)である。VP
−RMセル(30−8)により、受信端末または網の輻
輳状態を送信端末に通知する。VP−RMセル(30−
8)は、VPコネクションの帯域を輻輳状態に応じて制
御するために使用される。この動的な帯域制御は、AB
R(Available Bit Rate)制御(5−17)と呼ばれる。
【0053】VCI値が31以上のセルは、VCコネク
ション上のセル(30−9〜30−16)であり、PT
I値により機能が識別される。PTI(35)の先頭ビ
ットが0のセルは、Userセル(30−9)である。
Userセル(30―9)は端末間でユーザ情報を転送
するために使用される(情報転送機能5−18)。PT
I値が100のセルはVC−Segment OAMセ
ル(30−10,30−11)であり、PTI値が10
1のセルはVC−End−to−End OAMセル
(30−12〜30−15)である。 OAM type
(36)とOAMfunction(37)によるOA
Mセルの識別は、前記のVPコネクション上のOAMセ
ル(30−2〜30−7)の場合と同様である。ただ
し、管理の対象はVCコネクションである。PTI値が
110のセルは、VC−RMセル(30−16)であ
り、VCコネクションに対するABR制御(5−24)
のために使用される。
【0054】以下、このようなATM網に適用された回線
Interface(図1、40A‘,40A,40
F,40T,40S)の詳細について説明する。
【0055】図6に、回線Interface(40A
‘,40A,40F,40T,40S)の構成を示す。
【0056】図示するように、回線Interface
(40)は、上位システム(42)、受信物理レイヤ処
理部(41R)、送信物理レイヤ処理部(41T)、A
TMプロトコル処理部(10)及び、後述するFPGA
(3)に対するConfiguration Dataを格納しているFP
GA Program Memory(15)よりな
る。
【0057】上位システム(42)は、上位バス(4
6)を介して受信物理レイヤ処理部(41R)、送信物
理レイヤ処理部(41T)及び、ATMプロトコル処理
部(10)に接続しており、これらの動作を制御する。
【0058】また、上位システム(42)は、Bus
bridge(48)を経由してシステムバス(10
3)に接続しており、制御部(図1の102)とのイン
タフェース機能ももつ。
【0059】ここで、上位システム(42)は、上位プ
ロセッサ(43)、上位プロセッサ43のワークエリア
である上位Memory(44)及び、上位プロセッサ
(43)に対するプログラムを格納しているプロセッサ
Program Memory(45)から構成され
る。
【0060】受信物理レイヤ処理部(41R)は、受信
回線(120R)から受信した通信データに対して物理
レイヤ(図2の210)の受信処理を実行する。送信物
理レイヤ部(41T)はATMプロトコル処理部(1
0)からの送信セルに対して物理レイヤの送信処理を実
行して、送信回線(120T)上へ送出する。
【0061】ATMプロトコル処理部(10)は、AT
Mレイヤ(図3の220)及びAAL(図3の230)
の処理を実行する。
【0062】ATMプロトコル処理部(10)は、イベ
ント受付部(1)、Reconfiguration制
御部(2)及び、FPGA(3)より構成される。
【0063】実際のレイヤ処理は、FPGA(3)内の
論理素子によりFPGA WorkMemory(1
4)を作業エリアとして実行される。FPGA(3)内
の論理素子としては、素子間の接続が固定的である固定
論理素子(3B)と、素子間の接続がProgram
SRAM(3S)上のConfiguration Data(9−x−
y)により決定されるプログラマブル論理素子(3L)
が設けられている。
【0064】プログラマブル論理素子(3L)の素子間
接続を決定するConfiguration Dataは、FPGA Pr
ogram Memory(15)からプログラムバス
(47)を介してFPGA Program Memo
ry(15)にロードされる。FPGA Progra
m Memory(15)上には、発生イベント(7)
と処理対象コネクションのタイプ(8)毎に、当該発生
イベント(7)と処理対象コネクションのタイプ(8)
に対して行うべき処理を実現する、プログラマブル論理
素子(3L)の素子間接続を記述したConfiguration Dat
a(9)が格納されている。固定論理素子(3B)で
は、全てのイベント(7)/コネクションタイプ(8)
で共通の処理が実行される。
【0065】次に、イベント受付部(1)は、ATMレ
イヤ及びAAL処理上のイベントの発生を監視し、イベ
ントの情報を内部制御バス(11)によりReconf
iguration制御部(2)及びFPGA(3)に
通知する。イベント受付部(1)は、上位システム(4
2)、受信物理レイヤ処理部(41R)及び、送信物理
レイヤ処理部(41T)からのイベントを受付けるSy
stem Interface(1S)、ATMレイヤ
とAALのプロトコルタイマを実現するタイマ回路(1
T)及び、受信物理レイヤ処理部41Rからの受信セル
を受取る受信セルFIFO(1R)からなる。
【0066】次に、Reconfiguration制
御部(2)は、FPGAのProgram SRAM
(3S)へのConfiguration Dataのロードをイベント発
生毎に実行する。Reconfiguration制御
部(2)は、イベント受付部(1)からのイベントを分
析するイベント分析回路(2E)と、 FPGA Pr
ogram Memory(15)からFPGAのPr
ogram SRAM(3S)へのConfiguration Data
(9−x−y)のロードを実行するProgram l
oader(2P)から構成される。
【0067】このような構成において、FPGA(3)
は、FPGAのProgram SRAM(3S)への
Configuration Dataのダウンロード完了後にATMレイ
ヤとAALのレイヤ処理を実行する。
【0068】先に図2に示したように、FPGA(3)
は、ATMレイヤ処理のみを行う場合と(ATM交換機
(100)におけるUser flow(301))
と、AALまで行う場合(100における信号flow
(302))がある。前者の場合FPGA(3)は、受
信セルFIFO(1R)からのセルに対してATMレイ
ヤ処理を実行して、送信セルを送信物理レイヤ処理部
(41T)へ転送する。後者の場合FPGA(3)は、
System Interface(1S)を介して上
位Memory(44)にアクセスしてAAL処理を実
行する。すなわち、この場合は、FPGA(3)は、上位
Memory(44)上の上位レイヤ情報(図3の24
5,246)をATMセルに分解して送信し、受信AT
Mセルから上位レイヤ情報を組立てて上位Memory
(44)に格納する。
【0069】以下、ATMプロトコル処理部(10)の
行う処理の詳細について説明する。
【0070】図7に、ATMプロトコル処理部(10)
の行う処理のフローを示す。
【0071】図示するように、ATMプロトコル処理部
(10)の行う処理としては、イベント受付部(1)に
よるイベント受付(60)、 Reconfigura
tion制御部(2)によるFPGA Program
選択(70)とProgram Load(80)及
び、FPGA(3)によるProgram実行(90)
がある。
【0072】イベント受付処理(60)は、受信セルF
IFO(図6の1R)で実行される処理(6R)、タイ
マ回路(図6の1T)で実行される処理(6T)及び、
System Interface(図6の1S)で実
行される処理(6S)から構成される。
【0073】受信セルFIFO(1R)で実行される処理
(6R)では、FIFO中に受信セルがある場合はセル
受信信号を発生する(6R−2)。タイマ回路(1T)で実
行される処理(6T)では、タイムアウトが存在する場
合はタイムアウト信号を発生する(6T−2)。Sys
tem Interface(1S)で実行される処理
(6S)では、上位からのコマンドが存在する場合はコ
マンド信号を発生する(6S−2)。
【0074】次に、FPGA Program選択処理
(70)では、イベント分析回路(図6の2E)が60
から信号を受取って発生イベントを分析する。セル受信
信号を受取った場合(72−R)は1R中の受信セルを
識別し(73−R)、タイムアウト信号を受取った場合
(72−T)はタイムアウトしたタイマを識別し(73
−T)、コマンド信号を受取った場合(72−S)はコ
マンドの種別を識別する(73−S)。
【0075】そして、イベントの分析後、処理対象コネ
クションのタイプを識別する(74)。その後、発生イ
ベントと処理対象コネクションに対応したConfiguratio
n DataをFPGA Program Memory(図
6の15)上から選択し(75)、Program l
oad信号を発生する(76)。ここで、FPGAPr
ogram Memory(図6の15)上の各Config
uration Dataは、「通常コネクション上でのUser
Cell受信処理」(9−44−11)のように、どの
コネクションタイプに対するどのイベントに対する処理
という単位毎に記述された、当該処理を実現させる素子
間接続を記述した情報である。
【0076】次に、Program Load処理(8
0)では、Program loader(図6の2
P)が処理81においてProgram load信号
を受取り、処理(75)で選択されたConfiguration Da
taをFPGA ProgramMemory(図6の1
5)からProgram SRAM(図6の3S)へロ
ードする(84)。ここで、load可能数(83,8
5)はProgramSRAM(3S)に対するPro
gram loader(2P)とFPGA(3)間で
のアクセス競合を解消するための変数である。load
可能数はProgram SRAM(3S)の数(図6
の場合は1)で初期化される。load可能数がゼロの
場合は、Program loader(2P)がアク
セス可能な3Sが存在しないので、再度Program
load信号を発する(87)ことにより、本信号に
対する処理を保留する。 load可能数が正の場合
は、プログラムをロードし(84)、 load可能数
をデクリメントし(85)、 load完了信号を発生
する(86)。
【0077】Program実行処理(90)では、F
PGA(図6の3)が処理91においてload完了信
号を受取り(92)、ロードしたConfiguration Dataに
従って形成した素子間接続によって実現される論理回路
でATM処理を実行し(93)、 完了したならばload
可能数をインクリメントする(94)。
【0078】ここで、処理93で実行される、一回のCo
nfiguration Dataのロードに対応して行われるATM処
理(9)は、「通常コネクション上でのUser Ce
ll受信処理」(9−44−11)のように、どのコネ
クションタイプに対するどのイベントの処理という単位
の処理となる。すなわち、本実施形態では、イベント発
生毎に、イベントとコネクションに対応するConfigurat
ion Data(9−x−y)をFPGA Program
Memory(15)からProgram SRAM
(3S)にロードし、発生イベントと処理対象コネクシ
ョンに応じたプロトコル処理をFPGA(3)に実行させて
いる。
【0079】以下、図7のFPGA Program選
択処理(70)の詳細について説明する。
【0080】図8に、このFPGA Program選
択処理(70)を行うためのATMプロトコル処理部(1
0)の構成の詳細を示す。
【0081】図には、イベント分析回路(2E)が、イ
ベント受付部(1)からの情報に基づき、 イベントに
対応するConfiguration Dataアドレス/サイズ(55)
を求め、Program loader(2P)へ出力
するまでのプロセスに関連するATMプロトコル処理部
(10)の部分を示している。
【0082】図中において、イベント受付部(1)で
は、 System Interface(1S)、タ
イマ回路(1T)及び、受信セルFIFO(1R)にイ
ベントの情報が記憶されている。System Int
erface(1S)で受付けたイベント(上位/下位
イベントと呼ぶ)は、コマンド情報としてコマンドレジ
スタ(50S)に記録される。タイマ回路(1T)で発
生したイベント(タイマイベントと呼ぶ)は、タイマ情
報としてタイムアウトレジスタ(50T)に記憶され
る。受信セルFIFO(1R)には、受信セル(50
R)がセル受信イベントとして記憶される。
【0083】ここで、図9にイベントの一覧を示す。
【0084】イベントID(53)はイベントを一意に
識別するための番号であり、本図はイベントIDの一例
を示している。
【0085】図示するように、上位イベント(7−1
0)としては、LB(LoopBack)試験開始(7−11)等
の上位プロセッサ(図6の43)からの命令がある。下
位イベント(7−20)としては、VC故障発生(7−
21)等の物理レイヤ処理部(図6の41R,41T)
における状態変化イベントがある。また、タイマイベン
ト(7−30)としては、警報送信時刻(7−32)等
の一定時刻毎のセル送信イベントと、警報解除時刻(7
−33)のように一定時刻の受信状態監視による状態変
化イベントがある。セル受信イベント(7−40)とし
ては、信号セル受信(7−43)、Userセル受信
(7−44)等、図5に示すセル種別と対応したイベン
トがある。
【0086】さて、図8のイベント分析回路(2E)
は、まず、イベント受付部(1)中のイベント情報によ
りイベントID(53)とコネクションタイプ(54)
を求める。イベントID(53)はイベントID識別部
(21)で導出される。上位/下位イベントのイベント
IDはコマンドレジスタ(50S)からのコマンドID
(51S)に基づいて求められ(21S)、タイマイベ
ントのイベントIDはタイムアウトレジスタ(50T)
からのタイマIDに基づいて導出される(21T)。セ
ル受信イベントのイベントIDは、受信セル(50R)
のフィールド、VCI(34)、PTI(35)、OA
M type(36)及び、OAMfunc(37)を入
力(51R)として導出される(21R)。
【0087】このようにしてイベントIDが導出される
と、次に、イベント分析回路(2E)は処理対象のコネ
クションタイプの識別を行う。
【0088】図10にコネクションタイプの一例を示
す。
【0089】コネクションは、その上でサポートしてい
る機能によりいくつかのタイプ(54)に分類される。
本例では、サポート可能な機能が、トラヒックポリシン
グを実行するUPC(Usage Parameter Control)(5−
1)、装置故障を通知するVC故障管理(5−2)、通
信品質を監視するVC性能監視(5−3)、通信経路の
正常性を確認するLoopback試験(5−4)、通
信量を計測する課金(5−5)、通信輻輳をフィードバ
ック制御するABR制御(5−6)、セル間の送信順序
を制御するBuffer制御(5−7)及び、ATMセ
ルheader(図4の32)を書換えるヘッダ変換
(5−8)である場合を示している。Buffer制御
(5−7)及とヘッダ変換(5−8)は、コネクション
のタイプに依らず共通にサポートされる共通機能(5―
10)である。5−1〜5−6は、コネクションタイプ
(54)によりサポート/非サポートが決まる付加機能
(5−0)である。
【0090】コネクションは、Userセルを転送する
もの(8−10,8−20)と、転送しない試験用コネ
クション(8−30)に分類される。前者は、ABR制
御(5−6)を行わない通常コネクション(8−10)
と、行うABRコネクション(8−20)に別れる。更
に、通常コネクション(8−10)とABRコネクショ
ン(8−20)は、VC故障管理(5−2)とVC性能
監視(5−3)のサポート状態により細分化される。例
えば、タイプ11のコネクション(8―11)ではVC
故障管理(5−2)とVC性能監視(5−3)はサポー
トされず、タイプ12(8−12)上ではVC故障管理
(5―2)のみサポートされている。公衆網上での通信
では、課金(5−5)は通常コネクション(8−10)
とABRコネクション(8−20)でコネクションタイ
プに依らずサポートされる必要がある。
【0091】さて、図8のコネクションタイプ識別部
(22)は、イベント受付部(1)からのVPI、VC
I(52)を入力として、処理対象コネクションのコネ
クションタイプ(54)を導出する。コネクションタイ
プ識別部(22)は、コネクション情報Memory
(24)上のVPI/VCIとコネクションタイプの対
応表を参照して54を求める。Program選択部
(23)は、イベントID(53)とコネクションタイ
プ(54)を入力として、イベント、コネクションタイ
プに対応するConfiguration Dataのアドレス/サイズ
(55)を出力する。Program選択部(23)
は、Program情報Memory(25)上のイベ
ントID/コネクションタイプとConfiguration Dataア
ドレス/サイズの対応表を参照して55を導出する。コ
ネクション情報Memory(24)とProgram
情報Memory(25)上の対応表は、回線インタフ
ェース(図6の40)の立ち上げ時に、上位プロセッサ
(図6の43)により設定される。
【0092】次に、このようにして選択され、Prog
ram SRAM(3S)にロードされたConfiguratio
n Data(9−x−y)によって素子間の接続が形成され
たFPGA(図6の3)が実行する処理の例を図11に
示す。
【0093】Buffer制御(5−7)とヘッダ変換
(5−8)は共通機能(図10の5―10)であり、こ
れらを実現するための処理、優先制御(4−7−1)と
ヘッダ変換(4−8−1)は、固定論理素子(3B)上
に予めインプリメントされている。UPC(5−1)〜
ABR制御(5−6)は付加機能(図10の5−0)で
あり、これらを実現するための処理はプログラマブル論
理素子(3L)で実行される。すなわち、UPC(5−
1)〜ABR制御(5−6)のための処理を実現する素
子間の接続を、イベント/コネクションタイプ毎に記述
したものがConfiguration Data(x,y)(9−x−
y)である。
【0094】なお、図6の構成において、イベント発生
毎にProgram SRAM(3S)上のProgr
am(x,y)(9−x−y)は更新される。よって、
各プログラム9−x−y間においてグローバルに用いる
グローバル変数は、FPGAWork Memory
(14)上に配置する必要がある。
【0095】さて、図11には、4つのConfiguration
Dataに対応する処理を例示してある。
【0096】Configuration Data(9−44−11)
は、コネクションタイプ11でのUserセル受信(イ
ベント44)処理である。図10によると、タイプ11
のコネクション(図10の8−11)上ではUPC(5
−1)と課金(5−5)が付加機能(5−0)としてサ
ポートされている。そこで9−44−11では、UPC
によるポリシング(4−1−1)と課金のための計数
(4−5−1)のみが実行される。
【0097】Configuration Data(9−44−25)は
前記と同様にUserセル受信処理(イベント44)で
あるが、コネクションタイプ25に対する処理である。
タイプ25のコネクション上では、UPC(5−1)、
VC故障管理(5−2)、VC性能監視(5−3)、課
金(5−5)及び、ABR制御(5−6)がサポートさ
れている。よってConfiguration Data(9−44−2
5)では、UPC(5−1)によるポリシング(4−1
−2)、VC故障管理(5−2)のためのVC回復監視
(4−2−2)、VC性能監視(5−3)のための品質
監視(4−3−2)/MC送信制御(4−3‘−2)、
課金(5−5)のための計数(4−5−2)及び、AB
R制御(5−6)のための輻輳監視(4−6−2)/輻
輳設定(4−6’−2)が実行される。
【0098】Configuration Data(9−47−25)は
前記と同様にコネクション25に対する処理であるが、
イベントがMC(VC−SG)受信である。そこで、Co
nfiguration Data(9−47−25)では、VC性能監
視(5−3)のためのMC(VC−SG)受信処理(4
−3−3)のみが実行される。
【0099】このように、本実施形態では、FPGA(3)で
実行される処理は発生イベントと処理対象コネクション
のタイプによって異なる。
【0100】すなわち、図12に示す従来のプログラム
可能な論理デバイスをプロトコル用いた技術のように、
全てのイベント/機能に対する処理を実現するConfigur
ation Data(9‘)をインプリメントせずに、本実施形
態では、FPGA(図1の3)上には発生したイベント
の処理に必要なConfiguration Dataのみを、その処理が
終了するまでだけインプリメントすることになる。
【0101】例えば図11では、タイプ11のコネクシ
ョン上でUserセルを受信した場合は、Configuratio
n Data(9−44−11)がFPGA内にロードされ、
ポリシング(4−1−1)と計数(4−5−1)のみが
インプリメントされる。その他の処理、VC回復監視
(4−2−2)、品質監視(4―3−2)等はFPGA
上にインプリメントされない。
【0102】すなわち、本実施形態では、FPGA(3)のプ
ログラムの発生イベントに応じた動的なConfiguration
Dataのロード(Dynamic Reconfigur
ationと呼ぶ)を行うことにより、一度に、FPGA
(3)にインプリメントする論理量が少なくても済むよう
になっている。言い換えるならば、その時点で処理すべ
きイベントと無関係な処理に対応する論理部分をFPGA
(3)上に形成しない。
【0103】したがって、このようなDynamic
Reconfigurationにより、プロトコル処
理を実現するために必要な、FPGA(3)のハード量は少な
くて済み、また、FPGA(3)を用いてより多数の機能を実
現することが可能である。さらに、FPGA(3)上に形成さ
れる論理回路が大規模化しないので、配線遅延などによ
る処理の遅延を低減することができる。
【0104】以上、本発明の実施形態について説明し
た。
【0105】ところで、以上の実施形態では、FPGA
(3)のConfiguration DataをロードするProgra
m SRAM(3S)を一つだけ備えた場合(図7のLo
ad可能数の初期値が1の場合)について示した。
【0106】しかし、Program SRAM(3
S)が一つだけであると、Program SRAM
(3S)のアクセスにおいて、Program loa
der(2P)とプログラマブル論理素子(3L)の間
で発生する競合によって処理を高速に行えなくなる場合
がある。
【0107】たとえば、図13に示すように、イベント
1(7−1)に対するProgram実行(90―1)
が完了するまで、イベント2(7−2)のProgra
mLoad(80−2)を開始できずに待たされること
により、処理のスループットを劣化させ、ひいては通信
スループットに悪影響を与えることがある。
【0108】そこで、図14に示すように、Progr
am SRAMを2面(3S−1,3S−2)化して
(図7のLoad可能数の初期値を2として)、 Prog
ramLoadとProgram実行の並列化を図るよ
うにすることが好ましい。
【0109】図14において、セレクタ1(3X−1)
は、プログラムバス(47)上の転送終了信号を検出し
て、プログラムバス(47)と接続するProgram
SRAMを切換える。セレクタ2(3S−2)は、FP
GA3のプログラマブル論理素子(3L)からの実行終了
信号(56)を検出して、プログラマブル論理素子(3
L)へ接続するProgram SRAMを切換える。
本構成により、Program SRAM(3S−1)
上のConfiguration Dataに従ったProgram実行(90)中に
Program SRAM(3S−2)へ次のConfigur
ation DataをLoadすることができる。
【0110】すなわち、たとえば図14に示すように、
Program Load(80)の所要時間がProgr
am実行(90)の所要時間以下であればイベント2‘の
Program Load(80−2’)は、イベント
1‘のProgram実行(90−1’)中に完了す
る。したがって、Program Load(80)の
ための処理オーバーヘッドは処理のスループットに影響
を与えない。なお、155Mbit/sの通信スループ
ットの場合、1つのATM Cell当たりの処理時間
は約2.7μsである。
【0111】また、以上の実施形態は、ATM網への適
用を例にとり説明したが、本実施形態は、IP(Interne
t Protocol)やIP OVER ATM等の他のパケット転送プロト
コルを処理する通信装置の回線interface等にも同様に
適用することができる。この場合は、IPやIP OVER AT
Mのプロトコル処理を、FPGA(3)によって行うようにし、
FPGA(3)に、IPやIP OVER ATMに従って定まる発生イベ
ントに応じたプログラムを動的にロードを行うようにす
る。
【0112】また、以上の実施形態では、ロードするCo
nfiguration Dataの選択を発生イベントから得られる情
報(イベントID,コネクションタイプ)に基づいて行
ったが、Configuration Data選択のための情報として、
プロトコル上の状態番号などのATMプロトコル処理装
置の内部情報も利用するようにしてもよい。
【0113】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、プログラ
ム可能な論理デバイスを用いたプロトコル処理を、プロ
トコル処理全体の規模が大きい場合でも、処理速度の低
下や論理デバイスサイズの増大化を、より抑えて実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ATM網の構成を示すブロック図である。
【図2】ATM網におけるプロトコルスタックを示す図で
ある。
【図3】ATMセルのフォーマットを示す図である。
【図4】ATM通信コネクションの形態を示す図であ
る。
【図5】ATMセルの種別を示す図ある。
【図6】本発明の実施形態に係る回線Interfaceの構成
を示す図である。
【図7】本発明の実施形態に係るATMプロトコル処理
装置の処理を示すフロー図である。
【図8】本発明の実施形態に係るATMプロトコル処理
装置においてプログラムを選択するための構成を示した
図である。
【図9】本発明の実施形態に係るATM回線インタフェ
ースが処理対象とするイベントの種別を示す図ある。
【図10】本発明の実施形態に係るATMプロトコル処
理装置がサポートする機能の一例を示す図である。
【図11】本発明の実施形態においてFPGAが行うプロト
コル処理例を示す図である。
【図12】従来技術を適用した場合にFPGAが行うプロト
コル処理例を示す図である。
【図13】本発明の実施形態においてFPGA Program SRA
Mが一つの場合の処理スケジューリングの一例を示す図
である。
【図14】本発明の実施形態においてFPGA Program SRA
Mを2つ備えた場合のFPGAの構成を示すブロック図であ
る。
【図15】本発明の実施形態においてFPGA Program SRA
Mを2つ備えた場合の処理スケジューリングの一例を示
す図である。
【符号の説明】
1・・・イベント受付部、2・・・Reconfigu
ration制御部、3・・・FPGA、9・・・Conf
iguration Data、10・・・ATMプロトコル処理部、
15・・・FPGA Program Memory、
40・・・回線interface、41R・・・受信
物理レイヤ処理部、41T・・・送信物理レイヤ処理
部、42・・・上位システム、46・・・上位バス、1
00・・・ATM交換機、102・・・制御部、110
・・・端末、120・・・ATM回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 達也 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信プロトコルの処理を行う通信プロトコ
    ル処理装置において、設定された構成データに従った論
    理回路を形成するプログラマブル論理デバイスを用いて
    通信プロトコルの処理を行う方法であって、 相互に独立して行われる通信プロトコルの処理の部分毎
    に、通信プロトコルの処理の部分を行う論理回路を前記
    プログラマブル論理デバイス上に形成する構成データを
    用意し通信プロトコルの処理を実行すべき時点におい
    て、動的に、当該時点において実行すべき通信プロトコ
    ルの処理の部分を判定し、判定した通信プロトコルの処
    理の部分に対応する構成データを選択し、前記プログラ
    マブル論理デバイスに設定することを特徴とする通信プ
    ロトコル処理方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の通信プロトコルの処理方法
    であって、 前記通信プロトコルの処理の部分の判定は、受信した通
    信データの種類と、発生した伝送路の管理もしくは制御
    するための処理の開始の指示の種類と、受信した通信デ
    ータを伝送するコネクションの種類と、前記通信プロト
    コル処理装置の状態とのうちの少なくとも一つに基づい
    て行うことを特徴とする通信プロトコルの処理方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の通信プロトコルの処理方法
    であって、 前記通信プロトコルは、ATM(Asynchronous Transfer Mo
    de)のプロトコルであり、 前記通信プロトコルの処理の部分の判定は、受信したAT
    Mセルの宛先情報と、受信したATMセルの種別情報と、発
    生した伝送路の管理もしくは制御するための処理の開始
    の指示の種類と、前記通信プロトコル処理装置の状態と
    のうちの少なくとも一つに基づいて行うことを特徴とす
    る通信プロトコルの処理方法。
  4. 【請求項4】通信プロトコルの処理を行う通信プロトコ
    ル処理装置であって、 設定された構成データに従った論理回路を形成するプロ
    グラマブル論理デバイスと、 相互に独立して行われる通信プロトコルの処理の部分毎
    に、当該通信プロトコルの処理の部分を行う論理回路を
    前記プログラマブル論理デバイス上に形成する構成デー
    タを記憶した記憶装置と、 通信プロトコルの処理を実行すべき時点において、動的
    に、当該時点において実行すべき通信プロトコルの処理
    の部分を判定する判定手段と、 前記判定手段が、判定した通信プロトコルの処理の部分
    に対応する構成データを選択し、選択した構成データを
    前記記憶装置から読み出し、前記プログラマブル論理デ
    バイスに設定する手段とを有することを特徴とする通信
    プロトコル処理装置。
  5. 【請求項5】通信プロトコルの処理を行う通信プロトコ
    ル処理装置であって、 複数の構成データ記憶装置を備え、順次一つの構成デー
    タ記憶装置を現用とし、現用の構成データ記憶装置に書
    き込まれた構成データを読み込み、読み込んだ構成デー
    タに従った論理回路を形成するプログラマブル論理デバ
    イスと、 相互に独立して行われる通信プロトコルの処理の部分毎
    に、通信プロトコルの処理の部分を行う論理回路を前記
    プログラマブル論理デバイス上に形成する構成データを
    記憶した二次記憶装置と、 通信プロトコルの処理を実行すべき時点において、動的
    に、当該時点において実行すべき通信プロトコルの処理
    の部分を判定する判定手段と、 前記判定手段が、判定した通信プロトコルの処理の部分
    に対応する構成データを選択し、選択した構成データを
    前記二次記憶装置から読み出し、前記複数の構成データ
    記憶装置のうち、次にプログラマブル論理デバイスが現
    用とする構成データ記憶装置に書き込む手段とを有する
    ことを特徴とする通信プロトコル処理装置。
  6. 【請求項6】コネクションを介して通信データを受信す
    る請求項4または5記載の通信プロトコル処理装置であ
    って、 伝送路の管理もしくは制御するための処理の開始の指示
    を発行する制御手段を備え、 前記判定手段は、前記通信プロトコルの処理の部分の判
    定は、受信した通信データの種類と、前記制御手段より
    発行された伝送路の管理もしくは制御するための処理の
    開始の指示の種類と、受信した通信データを伝送するコ
    ネクションの種類と、前記通信プロトコル処理装置の状
    態とのうちの少なくとも一つに基づいて行うことを特徴
    とする通信プロトコル処理装置。
  7. 【請求項7】ATM(Asynchronous Transfer Mode)セルを
    受信し、ATMに従った通信プロトコル処理を行い、ATMセ
    ルを送信する請求項4または5記載の通信プロトコル処
    理装置であって、 伝送路の管理もしくは制御するための処理の開始の指示
    を発行する制御手段を備え、 前記判定手段は、前記通信プロトコルの処理の部分の判
    定を、受信したATMセルの宛先情報と、受信したATMセル
    の種別情報と、前記制御手段が発行した伝送路の管理も
    しくは制御するための処理の開始の指示の種類と、前記
    通信プロトコル処理装置の状態とのうちの少なくとも一
    つに基づいて行うことを特徴とする通信プロトコル処理
    装置。
  8. 【請求項8】請求7記載の通信プロトコル処理装置を備
    えたATM(Asynchronous Transfer Mode)交換機であっ
    て、 複数の前記通信プロトコル処理装置と、 前記複数の通信プロトコル処理装置間で送受信するATM
    セルの交換を行うスイッチとを有することを特徴とする
    ATM交換機。
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