JPH11218570A - オートチューニングプローブ - Google Patents

オートチューニングプローブ

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JPH11218570A
JPH11218570A JP10033735A JP3373598A JPH11218570A JP H11218570 A JPH11218570 A JP H11218570A JP 10033735 A JP10033735 A JP 10033735A JP 3373598 A JP3373598 A JP 3373598A JP H11218570 A JPH11218570 A JP H11218570A
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Makoto Sudo
誠 須藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】システム構築に当たって負担が軽く、プローブ
交換時やプローブ追加時のサービス性も良く、複数の種
類のプローブがあっても誤動作を招く心配のないオート
チューニングプローブを提供する。 【解決手段】NMRの測定核を選択すると自動的に周波
数がチューニングされるオートチューニングプローブを
備えたNMR装置において、チューニング周波数と周波
数チューニングの制御量との関係を記憶したメモリをプ
ローブ側に設けた。また、前記周波数チューニングの制
御量は、NMRの測定核ごとに記憶されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、NMR装置で用い
られるオートチューニングプローブに関する。
【0002】
【従来の技術】NMR装置は、静磁場中に置かれた被測
定試料に高周波を照射し、その後、被測定試料から出る
微小な高周波信号(NMR信号)を検出し、そのなかに
含まれている分子構造情報を抽出し、被測定試料の分子
構造を解析する装置である。
【0003】NMR法では、核スピンを有するさまざま
な核種が測定の対象となるため、被測定試料に照射する
高周波の周波数も実にさまざまである。従って、測定条
件設定の手間を省くために、高周波の周波数を測定対象
の核種に応じて自動的に設定すると共に、プローブの同
調周波数を自動的に調節できるオートチューニングプロ
ーブが実用化されている。
【0004】図1は、オートチューニングプローブを備
えたNMR装置の従来例の構成図である。オートチュー
ニングプローブの駆動部1は、オートチューニングプロ
ーブ5のチューニングダイヤル6を駆動する駆動回路2
を備えている。駆動回路2とチューニングダイヤル6
は、フレキシブルシャフト4で接続されている。駆動回
路2は、コンピュータ3によって制御されている。コン
ピュータ3からの指示によって、駆動回路2がチューニ
ングダイヤル6を駆動することにより、可変容量コンデ
ンサ7の容量が変化し、同調が取られる構造になってい
る。
【0005】このとき、チューニング周波数とチューニ
ングダイヤル6のダイヤル値との関係は、ホストコンピ
ュータ8のファイルに収められているので、任意のチュ
ーニング周波数を実現するためには、ホストコンピュー
タ8からコンピュータ3へのダイヤル値の設定が欠かせ
ないステップとなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、チューニン
グ用の可変容量コンデンサやコイル特性は、オートチュ
ーニングプローブの種類毎に異なるため、同調時のチュ
ーニングダイヤルのダイヤル値もプローブ毎に異なって
いる。また、同じ種類のプローブでも、可変容量コンデ
ンサやコイル特性にばらつきがあるため、同調時のチュ
ーニングダイヤルのダイヤル値は同じにはならない。そ
して、そのダイヤル値は、すべてホストコンピュータ側
のファイルに収められることになっているため、プロー
ブ毎に対応した個別ファイルをホストコンピュータの内
部に用意する必要があった。
【0007】従って、もし、プローブを交換すると、そ
の都度、対応するファイルを変更する必要があり、ま
た、新たにプローブを追加する場合は、対応するファイ
ルをホストコンピュータに追加しなければならない。ま
た、異なる種類のオートチューニングプローブがある場
合は、プローブ毎にファイルを作り、それらのファイル
をプローブに対応させて管理しなければならない。
【0008】その結果、ホストコンピュータ側では、プ
ローブ毎にファイルを管理することにより、システム構
築に当たって負担が増えると共に、プローブ交換時、あ
るいはプローブ追加時のサービス性も悪いという問題が
あった。また、複数の種類のプローブがある場合、プロ
ーブに対応するファイルの指定を間違えると、誤動作を
招くという問題があった。
【0009】本発明の目的は、上述した点に鑑み、シス
テム構築に当たって負担が軽く、プローブ交換時やプロ
ーブ追加時のサービス性も良く、複数の種類のプローブ
があっても誤動作を招く心配のないオートチューニング
プローブを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明のオートチューニングプローブは、NMRの
測定核を選択すると自動的に周波数がチューニングされ
るオートチューニングプローブを備えたNMR装置にお
いて、チューニング周波数と周波数チューニングの制御
量との関係を記憶したメモリをプローブ側に設けたこと
を特徴としている。
【0011】また、前記周波数チューニングの制御量
は、NMRの測定核ごとに記憶されるようにしたことを
特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。図2は、本発明のオートチュー
ニングプローブの構成の一例を示したものである。オー
トチューニングプローブ5に搭載されたROM9には、
オートチューニングプローブ5のチューニング周波数を
目的の値に設定するにはチューニングダイヤル6のダイ
ヤル値をいくらにすればよいか、というチューニング周
波数とダイヤル値の対応関係が書き込まれている。そし
て、そのダイヤル値をチューニングダイヤル6に設定す
ると、オートチューニングプローブ5のチューニング周
波数は、そのまま目的の値になるようになっている。
【0013】ホストコンピュータ8は、オートチューニ
ングプローブ5のチューニングを取るために、オートチ
ューニングプローブ5のチューニング周波数をコンピュ
ータ3に設定する。
【0014】すると、コンピュータ3は、オートチュー
ニングプローブ5のROM9に記憶されている、前記チ
ューニング周波数に対応したチューニングダイヤル6の
ダイヤル値を読み取り、その値をチューニングダイヤル
6に設定するために、駆動回路2でフレキシブルシャフ
ト4を介してチューニングダイヤル6を駆動させる。チ
ューニングダイヤル6に所定のダイヤル値が設定される
と、可変容量コンデンサ7の容量は最適値になり、その
結果、プローブのチューニングを取ることができる。
【0015】この例では、オートチューニングプローブ
5に搭載されたROM9のデータは、コンピュータ3に
よって読み出されるようになっている。しかし、ホスト
コンピュータ8がコンピュータ3を経由して、直接RO
M9のデータを読み取り、目的のチューニング周波数に
対応したチューニングダイヤル6のダイヤル値を、コン
ピュータ3に直接設定するという方法も可能である。そ
の場合、前の例とは違って、ホストコンピュータ8から
は、チューニングダイヤル6のダイヤル値そのものがコ
ンピュータ3に設定されることになる。
【0016】また、別の例としては、ROMのデータと
して、NMRの測定核ごとにダイヤル値を書き込んでお
き、ホストコンピュータ8は、測定核の種類のみをコン
ピュータ3に設定するという方法も可能である。その場
合は、コンピュータ3は、測定核に対応したダイヤル値
をROM9から読み取って、プローブのチューニングを
行なうことになる。
【0017】尚、本実施例では、ダイヤル制御の可変容
量コンデンサを用いたが、ダイヤル制御の可変容量コン
デンサの代わりに電圧制御の可変容量コンデンサを用い
ても良く、その場合には、NMRの測定核ごとに固有の
電圧値を可変容量コンデンサに印加するようにする。一
般的には、容量を外部から任意にコントロールできる可
変容量コンデンサであれば、どのようなものを用いても
良い。
【0018】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明のオートチュ
ーニングプローブを用いれば、プローブ側のROMにチ
ューニングダイヤルのダイヤル値を記憶させているの
で、ホストコンピュータ側でプローブ毎に対応したダイ
ヤル値の個別ファイルを用意する必要がなくなる。その
結果、オートチューニングプローブの交換や追加の際に
面倒なファイルの管理が不要になり、サービス性が図れ
るようになる。また、間違ったファイルの指定による誤
動作がなくなるので、信頼性が高くなる。また、ホスト
コンピュータのシステム構築の負担の軽減になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の実施例を示す図である。
【図2】 本発明の一実施例を示す図である。
【符号の説明】
1・・・オートチューニングプローブの駆動部、2・・・駆動
回路、3・・・コンピュータ、4・・・フレキシブルシャフ
ト、5・・・オートチューニングプローブ、6・・・チューニ
ングダイヤル、7・・・可変容量コンデンサ、8・・・ホスト
コンピュータ、9・・・ROM。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】NMRの測定核を選択すると自動的に周波
    数がチューニングされるオートチューニングプローブを
    備えたNMR装置において、チューニング周波数と周波
    数チューニングの制御量との関係を記憶したメモリをプ
    ローブ側に設けたことを特徴とするオートチューニング
    プローブ。
  2. 【請求項2】前記周波数チューニングの制御量は、NM
    Rの測定核ごとに記憶されるようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載のオートチューニングプローブ。
JP3373598A 1998-01-30 1998-01-30 オートチューニングプローブ Expired - Fee Related JP3597035B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001245868A (ja) * 1999-12-22 2001-09-11 General Electric Co <Ge> 医用イメージング・システムの周辺装置を管理する方法及び装置
JP2006226744A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Jeol Ltd Nmr装置
JP2009041963A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Jeol Ltd Nmr装置
JP2012103039A (ja) * 2010-11-08 2012-05-31 Jeol Resonance Inc Nmrプローブ

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