JPH11217225A - I.s.機械 - Google Patents

I.s.機械

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JPH11217225A
JPH11217225A JP10314125A JP31412598A JPH11217225A JP H11217225 A JPH11217225 A JP H11217225A JP 10314125 A JP10314125 A JP 10314125A JP 31412598 A JP31412598 A JP 31412598A JP H11217225 A JPH11217225 A JP H11217225A
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machine
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closing mechanism
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スティーブン・ジェイ・ピンカートン
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アリグザンダー・エイチ・スローカム
Gary R Voisine
ゲイリー・アール・ボイシン
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    • C03B9/00Blowing glass; Production of hollow glass articles
    • C03B9/30Details of blowing glass; Use of materials for the moulds
    • C03B9/34Glass-blowing moulds not otherwise provided for
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    • C03B9/3537Mechanisms for holders of half moulds moving by linear translation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/50Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
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Abstract

(57)【要約】 【課題】金型保持アームの寸法の膨張が反転・ネックリ
ングホルダ機構の軸線から離れて生じるようにする。 【解決手段】 I.S.機械10の複数の個別のセクシ
ョン11、11の各々は、溶融ガラスのゴブからパリソ
ンを形成するブランクステーションと、パリソンを瓶に
形成する吹込みステーションとを有する。一方のステー
ションから他方のステーションにパリソンを搬送し得る
ように反転・ネックリングホルダ機構がこれらのステー
ションの間に配置される。ステーションの各々は、引込
み位置と前進位置との間にて直線状に変位し得るように
支持された一対の対向した金型支持機構を有する金型開
閉機構12、13を備える。各金型支持機構は、係合面
に対して垂直に伸長する第一の軸により、金型開閉機構
の中心の一側部にて支持され、また、係合面に対して垂
直に伸長する第二の軸により、金型開閉機構の中心の反
対側にて支持される。第2の軸と金型支持機構とが、両
者がパリソンの搬送方向に向けて相対的な動作をするこ
とが可能であるように金型支持機構と結合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2ステップの方法
にて溶融ガラスゴブを瓶に形を変えるI.S.(インデ
ィビュジュアル・セクション)機械に関する。
【0002】
【従来の技術】最初のI.S.機械の特許として、19
32年2月2日付けの米国特許第1,843,159
号、及び1933年5月23日付けの米国特許第1,9
11,119号がある。今日、多数の会社で製造された
4000以上のI.S.機械が世界中で使用されてお
り、年間を通じて毎日、数10億個以上の瓶を製造して
いる。I.S.(インディビュジュアル・セクション)
機械は、複数の同一のセクション(多数のセクション機
構がその内部に及びその上に取り付けられたセクション
・フレーム)を有しており、そのセクションの各々は、
1つ以上の溶融ガラスゴブを受け取り、それらのゴブを
底部にねじ付き開口部を有するパリソン(仕上げ品)に
形を変えるブランクステーションと、パリソンを受け取
り、それらのパリソンを頂部に仕上げ部を有する直立の
瓶を形成する吹込みステーションとを備えている。反転
軸線の周りで回転可能である、対向した一対のアームを
有する反転・ネックリングホルダ機構がパリソンをブラ
ンクステーションから吹込みステーションに搬送し、工
程中に、仕上げ部分が下向きとなる方向から仕上げ部分
が上向きとなる方向にパリソンを反転させる。吹込みス
テーションにて形成された瓶は、取出し機構によってセ
クションから排出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】I.S.機械の速度
(1つのセクションのサイクル時間)を速くすること、
セクション当り取り扱われるゴブの数を1個から、2
個、3個、更に4個まで増すこと、また、セクションの
数を増すことにより、機械の生産性を向上させることが
図られている。これらの改良点は、1つのセクションの
幅を著しく広くすることなく行われている。機械の生産
性は、機械の所定の幅にて単位時間に製造される瓶の
数、即ち、有効生産性として見なされるため、上記のこ
とは基本的なことである。このことは、機械の速度及び
セクションの容量を変化させずに、6つのセクションの
機械の幅を標準型の10のセクションの機械の幅となる
ように改良するならば、その機械の有効生産性が40%
低下することを意味する。
【0004】ブランクステーションは対向した対のブラ
ンク金型を有し、吹込みステーションは対向した対の吹
込み金型を有する。これらの金型は、開き(分離)位置
と閉塞位置との間で変位可能である。反転・ネックリン
グホルダ機構により支承された(その頂部付近にて支持
された状態にて)、対向する対のネックリング金型は、
瓶の仕上げ部分を画成し、成形されたパリソンがブラン
クステーションから吹込みステーションに搬送されると
きそのパリソンを保持する。
【0005】上記の米国特許第1,843,159号の
ブランク金型及び吹込み金型は、金型の正面にて共通の
枢着点の周りで回動可能である、対向したキャリアによ
り支承されたインサートの上に支持されている(前面か
ら後方への動きは、パリソンがブランク金型から吹込み
金型に動くことにより画成される)。ブランク金型の支
持機構及び吹込み金型の支持機構の双方は、線形モータ
(液体作動モータ)によって作動される。ブランク金型
支持機構の線形モータは、ブランク金型支持機構の枢着
点の正面に取り付けられて、セクションフレームの正面
から水平方向外方に伸長し、また、一対のリンクがブラ
ンク側のモータの出力部をブランク金型の支持機構に接
続する。吹き込み金型の支持機構の線形モータは、枢着
点の側にて垂直に取り付けられている(両セクションに
おけるこれらの機構は、一般に、金型開閉機構と称され
る)。最初のI.S.機械は、モータ(液圧作動シリン
ダ、又は回転出力モータ)が金型の下方に配置され、各
モータは、対の金型支持機構の正面にて、又は後方にて
セクションの底部から垂直に伸長するトランスミッショ
ンを介して関連する対の金型キャリアに接続されている
(米国特許第4,362,544号及び同第4,42
7,431号を参照)。駆動連結機構は、キャリアを通
じて捩り力を付与するが、これは望ましいことではな
い。更に、駆動連結機構は、特定の金型に合うような形
態に設計しなければならないが、1つのゴブ形態から別
のゴブ形態に変更する際には、連結機構の全体及び金型
支持機構も変更することが一般的である。かかる機械に
おいて、バッフル機構及びファンネル機構は、中間部分
に近接するセクションの側部に配置しなければならない
が、このことは、こうした機構の保守を難しくし、隣接
する部分の作動を停止しなければならないことがしばし
ばである。かかる金型開閉機構において、パリソンが形
成されたとき、金型を所望の金型の閉塞位置にロックす
るものは何も無く、その結果、金型の半体を押して分離
することができ、パリソンに、従って、最終の瓶に拡大
した垂直の継目が形成されることとなる。これを防止す
るため、連結機構は、閉塞位置にあるときに金型が開く
のを防止し得る設計とされている(米国特許第5,01
9,147号参照)。
【0006】米国特許第4,070,174号に開示さ
れたI.S.機械の一つの変形例はA.I.S.機械と
称されるものである。今日、販売されているこの機械に
おいて、対の金型支持機構が回動動作ではなくて、軸方
向に(「A」)可動であるように取り付けられており、
通常の方法でモータにより作動させる。I.S.機械の
一つの変形例である機械は、米国特許第4,443,2
41号に開示されたI.T.F.機械である。3つの成
形ステーション(ブランク、再加熱及び吹込み、即ち、
トリプル成形(「T.F.」))を有するこの機械は、
成功していない。この機械において、ブランク及び対の
吹込み金型キャリア用のモータは、金型の中心の真下に
配置されて垂直に伸長する線形モータである。この機械
も、ブランク及び吹込み金型の半体を軸方向に前進させ
る。
【0007】かかる金型の開閉機構は、セクションフレ
ーム又はハウジングの大部分を占める特定の機械の形態
となるように特に設計した極めて多数の部品により形成
されており、極めて複雑である。このことは、これらの
機械を極めて高価なものとし、結果として、機械の形態
を変更するために、機構の全体を変更して機械を改造し
なければならないことがしばしばである。このことは、
セクション機構に必要とされる配管を完備することを極
めて難しいものにする。供給空気は、セクションフレー
ムの前面、後側、又はその頂部に設けられたダクトにて
供給しなければならず、このことは、配管コストを極め
て大きなものにする。更に、I.S.機械に固有の1つ
の問題点は、吹込み側の熱による寸法上の拡張(熱膨
張)が反転・ネックリングホルダ機構の軸線から離れ方
向に生ずる一方、ブランク側の熱に起因する寸法上の拡
張(熱膨張)が反転・ネックリングホルダ機構の軸線に
向けた方向に生ずることである。最後に、付与された力
は、金型を支持するインサートに直接、伝達されるわけ
ではなく、何故ならインサートを支持するキャリアは力
の経路内にあるからであり、その結果、締付け荷重が付
与されたときにインサートに捩り力が加わる。
【0008】従って、本発明の1つの目的は、寸法的な
成長が常に反転・ネックリングホルダ機構の軸線から離
れる方向に生じるように、ブランク側金型又は吹込み側
金型の金型保持アームを支持する金型開閉機構を提供す
ることである。
【0009】本発明のその他の目的及び有利な点は、本
発明の原理を具体化する現在の好適な実施の形態を示
す、本明細書の以下の説明及び添付図面から明らかにな
るであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、次のような
I.S.機械を提供することにより、上記の目的を達成
するものである。
【0011】すなわち、並んだ関係に配置された複数の
インディビジュアル・セクションを備えるI.S.機械
において、該インディビジュアル・セクションの各々
は、溶融ガラスのゴブからパリソンを形成するブランク
ステーションであって、金型開閉機構の中心を画成する
金型の中心点と係合面内にて係合し得るようにされた面
を有する、対向した一対のブランク金型半体を支持する
金型開閉機構を含むブランクステーションと、パリソン
を瓶に形成する吹込みステーションであって、吹込みス
テーションの金型開閉機構の中心を画成する金型の中心
点と係合面内にて係合し得るようにされた面を有する、
対向した一対の吹込み金型半体を支持する金型開閉機構
を含む吹込みステーションと、前記金型開閉機構の間に
てパリソンを搬送し得るように該金型開閉機構の間に配
置された軸線を有する反転・ネックリングホルダ機構
と、一対の対向したインサートキャリアを有する前記金
型開閉機構の各々と、前記金型開閉機構の各々のインサ
ートキャリアを軸方向に変位し得るように支持する第一
の丸型軸/支承手段であって、該第一の丸型軸の軸線が
その金型開閉機構の中心から水平方向に隔てられ且つ前
記反転・ネックリングホルダ機構の軸線付近の前記金型
開閉機構の中心の側部にある第一の丸型軸/支承手段
と、前記金型開閉機構の各々のインサートキャリアを軸
方向に変位し得るように支持する第二の軸/支承手段で
あって、該第二の軸の軸線がその金型開閉機構の中心か
ら水平方向に隔てられて且つ前記反転・ネックリングホ
ルダ機構の軸線から遠方の前記金型開閉機構の中心の側
部にある第二の軸/支承手段と、前記インサートキャリ
アを前記引込み位置と前進位置との間にて変位させる手
段と、を備える。
【0012】
【発明の実施の形態】I.S.機械10は、複数(通
常、6、8、10又は12)のセクション11を有して
いる。一般にセクションは、セクション機構を収容し又
は支持する箱状フレーム又はセクションボックス11A
(図2)から成っている。セクションの各々は、別個の
溶融ガラスゴブを受け取り、そのゴブをパリソンに形成
するブランク金型を支持する第1の金型開閉機構12を
有するブランクステーションと、パリソンを受け取り且
つそのパリソンを瓶に形成する吹込み金型を支承する第
2の金型開閉機構13を有する吹込みステーションとを
備えている。各ステーションで1つ、2つ、3つ又は4
つのゴブを処理することができ、各サイクル及び機械
は、1回のサイクルにて各セクション内で同時に処理さ
れるゴブの数に依存して、単一ゴブ、二重ゴブ、三重ゴ
ブ(図示した実施の形態)、又は四重ゴブ機械と称され
る。成形された瓶は、取り出し機構により(図43)吹
込みステーションから取り出され、口板14に搬送さ
れ、その後、プッシャ機構(図示せず)によりコンベア
15により搬送され、該コンベアが瓶を機械から取り出
す。機械の正面側(又はセクション)は、コンベアから
遠方の端部であり、機械の後側は、コンベアに隣接する
端部であり、機械又はセクションの側部は、コンベアに
対して垂直に伸長する。側部から側部への動きは、コン
ベアに対して平行な方向への動きとなる。
【0013】図2には、成形ステーションの何れかを概
略図的に示す、本発明の教示に従って形成れた三重ゴブ
機械のセクション11の一部分が示してある。セクショ
ン11は、上面94及び側壁132を有する頂部壁13
4を備える略箱の形態をしているセクションフレーム1
1Aを備えている。金型開閉機構の各々は、対向した対
の金型の支持機構16を備えている。金型の支持機構の
各々は、駆動組立体手段に接続され且つ該組立体手段に
より作動され、該駆動組立体手段は、回転−直線運動伝
動(変換)機構(回転−直線運動トランスミッション)
18を備え、該トランスミッションは、セクションフレ
ーム11Aの頂部に取り付けられ、駆動装置により駆動
される。該駆動装置19は、引込み且つ分離した位置と
前進位置との間にて、関連付けられた金型支持機構16
を側方向に向けて直線状に変位させる回転出力を有し、
この前進位置にあるとき、対向した対の金型支持機構に
支承された金型の半体は強制的に係合する。ブランクス
テーション用の金型機構は同一であり、また、吹込みス
テーション用の金型支持機構も同一であるが、1つのス
テーションにおける金型支持機構は、当該技術分野の当
業者に周知の工程差の結果として別のステーションにお
ける金型支持機構と寸法的に相違するものとすることが
できる。図示した機械は、三重ゴブ機械であるため、ブ
ランク又は吹込みステーションの金型支持機構の各々
は、3つの金型の半体(ブランク金型、又は吹込み金
型)17を支持する。
【0014】次に、図3、図4、図5に関し、金型支持
機構をその駆動体に相互に接続する部分、及び前進位置
と引込み位置との間にて金型支持機構を変位させる手段
について説明する。図4及び図5には、単一のセクショ
ンと関連付けられた機構を支持する金型支持機構のみが
示されている。一方、図6には、2つのセクションが隣
接するとき、2つの金型支持機構を支持し、隣接するセ
クションが存在しないとき、1つの金型支持機構のみを
支持する代替的なハウジングが図示されている。駆動装
置19は、主軸67(図4)の形態とした回転出力部を
有するサーボモータ66(ギアボックス及び/又は方向
変更装置)を有し、該主軸67は、上方の右ねじ部分及
び左ねじ部分を有するリードスクリュー70(例えば、
ボール又はアクメねじ)にカップリング68を介して接
続される。ハウジング90がリードスクリュー70を支
持している。このリードスクリューは、適当な単一のラ
ジアル又は二重ボール軸受駆動体99により垂直方向に
向けてハウジング90内にその両端が支持されている。
このハウジングは、適当なねじ95によって2つ隣接す
るセクションフレームの上面94A、94B(図6)に
固定された基部分93と(セクションの頂部壁は、隣接
するセクションが無いとき、外方に伸長して、ハウジン
グを支持する)と、補強リブ97を有する対向した側壁
96と、取り外し可能な頂部分98とを有している。リ
ードスクリューは、該リードスクリューにより受け取ら
れた下方の左ねじナット72と、上方の右ねじナット7
4とから成るナット手段を備える、回転−直線運動伝動
機構(回転−直線運動トランスミッション)に接続され
ている。回転−直線運動伝動(変換)機構は、ナット7
2、74を金型支持機構と相互に接続する手段を更に備
えており、この金型支持機構は、一端にて上方ナット7
4に接続された第一対のジャッキリンク76と、一端に
て下方ナット72に接続された第二の対のジャッキリン
ク78と、横断状の水平回転軸80を支持する水平穴9
1を有するヨーク82とを備えており、この水平の回転
軸80には、ジャッキリンク76、78の他端が回転可
能に接続されている(リンクの寿命を延ばすため、スリ
ーブ又はフランジブッシュが利用される)。また、該ヨ
ーク82は、金型支持機構の垂直回転軸27を回動可能
に受け入れる垂直穴92を有している。従って、リード
スクリュー70を一方向に回転させれば、金型支持機構
は、対向した金型支持機構に向けて前進し、また、その
逆方向に回転させれば、その逆の方向に動く。ジャック
リード76、78は、伸長位置と引込み位置との間にて
可動であるトグル連結機構を提供し、この連結機構は、
ハウジング90と金型支持機構との間にて水平方向に作
動する。
【0015】金型支持機構の各々は、キャリア30と、
金型の半体を支持する上方及び下方インサート24とを
備えており、該インサートは、キャリア30、インサー
ト24及びヨーク82の垂直穴を貫通して伸長する軸2
7により該キャリア30上に支持される。ヨーク82
は、キャリア30の空所101内に受け入れられる。図
面から明らかであるように、リードスクリューは、垂直
方向にあり、金型支持機構に隣接しており、サーボモー
タの回転出力側(リードスクリュー)と金型支持機構と
を相互に接続する、回転−直線運動伝動機構(回転−直
線運動トランスミッション)は、セクションの頂部壁1
34の頂部にてリードスクリューと金型支持機構との間
にコンパクトな形態で配置されている。回転−直線運動
トランスミッションは、セクションフレームの頂部のち
ょうど上方の位置に配置されて、金型支持機構の略中心
にて(垂直方向及び水平方向で)ヨークを介して金型支
持機構に負荷を加える(垂直方向に、水平軸80の軸線
は、上方インサート24と下方インサート24との間の
中間に位置しており、水平方向に向け、垂直軸27の軸
線はキャリア30(及びインサート24)の質量中心の
位置に配置されている)。垂直軸27から上方及び下方
インサート24に直接、伝達される負荷は、金型の係合
面に対して直角に伸長する面内に位置し、金型の中心に
交差する(中央金型の中心、即ち、中央金型の間の中間
にて等しい数の金型が存在する)。この負荷の方向は、
対向した金型の半体(型締め面)の間の係合面に対して
垂直であり、垂直の回動軸27はインサート24と、ヨ
ーク82とを回転可能に受け入れ、また、ヨークは、ト
グル連結機構に接続された水平の回動軸80を更に回転
可能に支持するため、型締め負荷を加えたとき、インサ
ート24に捩り力が加わることはない。従って、回転−
直線運動トランスミッションにより加えられる力は、イ
ンサート24に直接、伝達され、キャリア30は、型締
め負荷の力経路内に位置していない。
【0016】ナット72、74の各々は、トランスミッ
ションハウジング(鋳物)90の後部壁88に画成され
た、平坦で細長く垂直の機械加工した軸受面86と関連
付けられた平坦な後部軸受面84を備えている。金型支
持機構が引っ込めば、選択された空隙(隙間)がナット
72、74の後部軸受面を後部壁に画成された垂直の軸
受面86から分離させる。リードスクリューは次のよう
な剛性を有するように選択される。即ち、支持された金
型の半体が対向する金型の半体と型締め可能に係合する
ように、金型支持機構を前進させ、また、その間に所望
の負荷を加えたとき、リードスクリュー70が十分に撓
んで、ナットの軸受面84を壁の軸受面86と係合させ
得るような剛性を有するようにする。リードスクリュー
ハウジング(トランスミッションハウジング)90は、
次のようにするのに十分な剛性を有する。即ち、この負
荷を加え、又は所定位置に締結する前に、取り外し可能
な頂部分98を調節して、ナットの軸受面と壁の軸受面
との間に所望の隙間を設定するような剛性を有するよう
にする。従って、金型の半体、金型支持機構、対向した
トランスミッション及びハウジング90は、セクション
フレームの上面の上方に支持されたトラス(三角形の構
造体から成る)を画成し、成形過程中、金型の半体が垂
直荷重により垂直方向に変位するのを防止し(従って、
トラスが支持軸を下方の負荷から隔離する)、又は成形
過程中に付与された垂直負荷により金型の半体が側方向
(水平方向)に分離するのを防止する。軸受面84、8
6を潤滑するため、後方壁面86に油溝100を画成
し、リードスクリューハウジング90を貫通して伸長す
る適当な通路を介してこの溝に潤滑油を供給することも
できる。摩擦を最小にするため、機械仕上げした面に
は、固体潤滑油を含浸させることもできる。より大きい
強度を持たせるため、リードスクリューハウジング90
(図6)を二重にしてもよく、これにより該ハウジング
が隣接するセクションからリードスクリューを支持する
ことができる。この隣接するセクションは回転−直線運
動トランスミッションに接続される。
【0017】インサート24の各々(図7)は、垂直の
回動軸線27の周りで回動可能であり且つ金型の半体の
一方を支承する第一の部分26と、第二の部分28とを
備えており、該第二の部分は、他方の2つの金型の半体
を支承し且つ金型の各々に等しい力が付与されることを
確実にする位置にて第一の部分26に枢着ピン29を介
して接続されたている。回動軸27は、上方インサート
24の第一のインサート26を通り、キャリア30の上
方壁30A、トランスミッションヨーク82、キャリア
30の下方壁30B、及び最終的に下方インサート24
の第一の部分26を通って下方に摺動可能に伸長する。
上方インサート24(キャリア30及び下方インサート
24を通じて下方に伸長する一対のピン31は、第一及
び第二のインサート部分26、28の所望の動作を制限
し得るように、インサート部分に対して選択された隙間
を有する。
【0018】以下に説明するように、金型支持機構は、
2つの平行な軸40、50の上で可動であるように摺動
可能に取り付けられている。型締め面に対し平行な方向
に伸長するキャリア30は、一端に機外取り付けフラン
ジ32(反転・ネックリングホルダ機構−図8から離れ
ている)を有している。この取り付けフランジは、フラ
ンジを受け入れる適当な切欠き38を有するブロック3
5に適当な締結具34により固定されている。また、こ
のブロックは、軸40に画成された平坦な水平の軸受面
(通路)41に乗る平坦な水平の軸受面36を有してい
る。軸40は、四角で且つブラケット42の一部であ
る。ブラケット42は、一端に近接するセクションフレ
ームに固定されている(ブラケット42は、選択随意的
にその他の機構のハウジングの一部として形成してもよ
い)。ワイパー(図示せず)が通路の表面を清浄に保
ち、軸受面が潤滑されるように潤滑剤をブロックに供給
することができる。キャリア30の内側端(反転・ネッ
クリングホルダ機構寄り)は、適当な締結具34により
「L」字形ブロック46に固定されており、該L字形ブ
ロックは、軸受ブロック48と一体であり、また、該該
L字形ブロックは、軸50の円筒形の軸受面を摺動する
円筒状の軸受け面を有している。
【0019】反転・ネックリングホルダ機構110(図
8)は、ブランクステーションと吹込みステーションと
の間にてセクションボックスの頂面に取り付けられてい
る。この機構は、水平方向に方向決めされた適当な空圧
シリンダ114により、分離位置から図示した閉塞位置
まで変位可能である、対向した一対のネックリングホル
ダ112を備えている。これらのネックリングホルダ
は、金型の半体が閉じられたとき、ブランク金型の底部
を閉じる対向した対のネックリング半体115を支持し
ており、該ネックリング半体は、ネックリングを閉じた
とき、パリソンの仕上げ部分(ねじ部分)116を画成
し、最終的に瓶を形成する。仕上げ部分が形成されたな
らば、サーボモータ108を作動させてウォームハウジ
ング118により支持された、ウォーム(図示せず)の
形態の駆動軸を回転させることにより、反転・ネックリ
ングホルダ機構でネックリングホルダ112を180°
回転させる。該ウォームは、ウォームハウジング118
により支持され、該ウォームハウジングは、適当なウォ
ーム歯車ハウジング120内に支持されたウォーム歯車
を回転させる。反転・ネックリングホルダ機構のシリン
ダ114は、対向し且つ隔離した垂直の支持体又はブラ
ケット122とウォーム歯車ハウジングとの間で適宜に
支持されている。垂直のウォームハウジング118、及
び反転ブラケット122がセクションフレームの上面に
固定されている。
【0020】図8から明らかであるように、反転・ネッ
クリングホルダ機構寄りの位置に配置されたブランク側
の金型開閉機構に対する丸形の軸50は、対向した反転
ブラケット122により、そのいずれかの一端が支持さ
れている。吹込み側の金型の開閉機構に対する丸形軸
は、2つの部分から成る丸形の軸50A、50Bであ
る。これらの軸は、同軸状に取り付けられており、その
軸の各々は、一端にて反転ブラケット122により、他
端にて垂直のウォームハウジング118により支持され
ている。四角の軸40は、ブランクステーションにある
か又は吹込みステーションにあるかを問わずに、温度上
昇と共に、キャリアが反転軸線(セクションの中心部
分)から離れて同一の方向に拡張することを可能にす
る。
【0021】これと代替的に、図9乃至図11に図示す
るように、2つの丸形軸50Cは、キャリア30に直
接、取り付けてもよい。これらの軸の自由端は、リード
スクリューハウジング90と一体に設計とされた一対の
取り付けブロック172の適当な穴171内に配置され
た適当な軸受170(図10)により摺動可能に受け入
れられる。取り付けブロックの各々は、隣接するセクシ
ョンの金型支持機構から丸形の軸50Cを受け入れる一
対の隔たった軸受170を有している。特定のセクショ
ン(上方セクション及び下方セクション)と関連付けら
れた各対の丸形軸の各々は、水平方向のヨーク回動軸8
0の軸線から上方及び下方の等距離の位置に垂直に配置
されている。駆動ハウジングの熱による拡張は、キャリ
ア30の熱による拡張程大きくないため、吹込みステー
ションに、又はブランクステーションにあるかどうかを
問わずに、キャリアが温度上昇に伴ってセクションの中
心(反転軸線)から離れる方向に向けて均一に拡がるよ
うにする補正機構がキャリア内に組み込まれている。図
11に図示するように、ねじ174は、細長い水平方向
キー溝177内で水平方向に摺動可能なキャリア30の
一側部にあるキー176をキャリアの反対側にある外側
の丸形軸50Cと相互に接続する。丸形の軸及びねじを
受け入れるキャリアの穴178、179は、そのキーが
該キー溝内にて水平方向に摺動(相対的に)するための
十分なクリアランスを有し、この丸形の軸が、ある範囲
の環境温度に亙って他方の円形の軸と平行状態を保つこ
とを可能にする。
【0022】図8に図示した実施の形態及び図9、図1
0に図示した実施の形態の双方において、キャリアの各
々は、反転軸線と金型の開閉機構の中心との間に配置さ
れた丸形の軸に支持される。また、該キャリアの各々
は、反転・ネックリングホルダ機構の軸線から温度によ
って拡張するのに対応し得る軸上にて金型開閉機構の中
心の反対側に支持される。このことは、吹込みステーシ
ョン及びブランクステーションの双方の温度膨張が同一
の方向(反転・ネックリングホルダの機構の軸線から離
れる方向)に生ずることを意味する。これは、従来、実
現されていなかったことである。従来の全てのI.S.
機械において、ブランク側の膨張は、反転・ネックリン
グホルダ機構に向けて生じる一方、吹込み側の膨張は、
反転・ネックリングホルダ機構から離れる方向に生ず
る。この点に関して、ブランク及び吹込みステーション
における膨張は、ネックリングホルダにおけると常に同
一の方向に生じ、機械が一層の整合状態を実現すること
を可能にする。
【0023】図12には、リードスクリューハウジング
の一方の遮蔽構造体が図示されている。図示するよう
に、キャリアは完全に引っ込んでいる。該遮蔽体は、キ
ャリア30の頂部と同一程度に伸長する傾斜した前面壁
52を備えている。該前面壁は、ヒンジ53によりキャ
リアの後方頂端縁に接続されている。また、該遮蔽体
は、頂部分の各端縁56に沿って傾斜した頂部分と一体
の側部54を有している。該側部の各々は、この引っ込
み位置にあるとき、キャリアの端部を覆う垂直部分57
を備えている。ヒンジ60にて頂部分98の前端縁に接
続されたフラップ58の形態とされた、遮蔽体の制御部
分が該遮蔽体の傾斜した前面壁52に固定され且つ内方
に突き出す対向したブラケット61内に受け入れられ
る。引っ込み位置にあるとき、遮蔽体の頂端縁はヒンジ
60に近接している。このキャリアを前進させれば、遮
蔽体(及びフラップ)の頂部分の傾斜程度が小さくな
り、この変位に対応し得るようにフラップ及び頂部分は
相対的に移動する。
【0024】セクションフレームの頂部壁の上方に金型
の開閉機構のトランスミッションが配置され、該トラン
スミッションが図示するようにセクションフレームの頂
部壁から下方に伸長するように取り付けられた電気モー
タにより、作動された状態で、通常、モータ(空気シリ
ンダ)及びトランスミッション(連結機構)で満たされ
たセクションフレームの底部分が開放状態となる。機械
のセクションフレーム11A(6、8、10等とするこ
とができる)が、相互に接続された2つの部分から成る
複数の床130(図13)により画成された機械の基部
に取り付けられている。2つの部分から成る床130の
各々は、側壁132と、頂部壁134とを有している。
2つの部分から成る床は、床の側部132の矩形の開口
部136と連続した、床の一側部からその反対側の側部
まで伸長する通路手段を備えており、該通路手段は、機
械の全幅に亙って伸長する複数(好適な実施の形態にお
いて、8つ)の継目無しの方形の流体ダクト138を摺
動可能に受け入れる側壁リブ137により分離されてい
る。これらのダクトには、空気圧、冷却空気、プロセス
用空気、潤滑剤及びプロセス用真空等が必要に応じて供
給される。頂部壁134は、ブランクステーションの開
口部140と、吹込みステーションの開口部142とを
有しており、これらの開口部は、これらの流体ダクト1
38をセクションボックスの各々内で露出させる。セク
ションケーブル及び配線が適当な導管内で流体ダクトの
下方を伸長し、ダクトの群と個々の機構に接続し得るよ
うに床の頂部壁134に画成された配線ボート145と
の間の空隙を通って上方に伸長している。
【0025】機械の一端からその他端まで伸長し、適当
な発生源に接続されたダクト138は、全てのダクトの
下方に位置する「I」ビーム147を有する型締め構造
体(図14)と、「I」ビームと床の頂部壁との間で接
続された床の前方及び後方に設けられたトグル装置14
8とにより、2つのセクションの床の各々に解放可能に
クランプ締めされる。トグル装置の各々は、係合可能な
ヘッド151を有するトグル作動ねじ149を有し、該
トグル作動ねじ149は、適当な床の開口部153を通
じてダクト138に接近し得る、係合可能なヘッド15
1を有している。この作動ねじを一方向に回せば、ダク
トは側壁リブ137に押し付けられ、該リブを上方に持
ち上げてリブ143と付勢係合させる。該リブは、2つ
のセクションの基部の頂部壁134から下方に突出して
いる。これらのダクトの1つを取り外し、例えば、その
ダクトを2つのダクトと交換する必要があるならば、ト
グル機構の係合可能なヘッドを反対方向に回すことによ
りダクトの型締め機構は解放され、ダクトを摺動可能に
取り外して、横に並んだ多数のダクトと交換することが
できる(所望の数のダクトとなるようにダクトを追加し
又は省くことができる)。
【0026】図15、図17を参照すると、金型開閉機
構のモータの各々は、通常の方法にて、即ち、フィード
バック信号が動作制御装置に供給され、該制御装置がモ
ータ(サーボモータ)を作動させるサーボ増幅器を制御
する方法にて、作動する。図示するように、これらのモ
ータは、共に電子的に連動する。モータ/エンコーダN
o.1(マスター)M1/154は、動作制御装置15
5の命令位置シーケンサ150からの命令信号に従う。
モータ/エンコーダNo.1のエンコーダ部分からデジ
タルフィードバック信号を受け取る動作制御装置の位置
フィードバックプロセッサ152からの信号は、合算回
路156に供給される。該合算回路は、命令信号プロセ
ッサ158にデジタル信号を出力し、このデジタル信号
は、No.1のモータ/エンコーダを作動させる増幅器
160に供給される。この動作制御装置の命令位置シー
ケンサは、合算回路156から信号を受け取り、この信
号は要求信号に処理されて、第二の合算回路161に送
られ、該合算回路は、位置フィードバックプロセッサ1
66から信号を受け取り、該フィードバックプロセッサ
はモータ/エンコーダNo.2(M2/168)のエン
コーダ部分からデジタルフィードバック信号を受け取っ
てデジタル信号を出力する。この信号は、第二の増幅器
の命令信号プロセッサ159により変換され、該プロセ
ッサは、その信号を第二の増幅器162に供給し、該第
二の増幅器は、モータ/エンコーダNo.2(従属装
置)168を作動させる。
【0027】金型キャリアが完全に引っ込んだとき(金
型キャリアの各々が開始位置にあるとき)、金型の半体
が分離する程度を決定することができ、その中間が金型
の動作の理想的な中心点である。供給プログラムの最初
のステップは、命令位置シーケンサ150がモータ(M
1、M2)を作動させる変位プロファイルを設定するこ
とであり、該モータは、共に電子的に連動して、これら
のモータと協働する金型を理想的な中心位置に変位させ
る。双方の金型キャリアの変位が達成されたことを確認
するため、各モータの速度を試験し、1つのモータ(M
V1)の速度及びその他方のモータ(MV2)の速度が
零であるならば、その供給プログラムの次のステップが
開始されて、命令位置シーケンサは速度プロファイルを
発生させ、この速度プロファイルは、双方のモータを極
めて遅い速度(Vs)にて駆動する。これは、モータを
作動させる任意の命令とすることができる。モータの各
々の実際の速度が、再度、零になったとき、前進した金
型キャリアの実際の端部位置が許容可能な誤差の範囲
(理想的な中心点から+/−「X」の位置)にあるか否
かを確認する判定が為される。モータの各々と協働した
エンコーダは、実際の端部位置を判断する基準となるデ
ータを提供する。金型キャリアが許容可能な位置に配置
されたならば、供給プログラムの第三のステップは、モ
ータの各々の作動と共に進行し、コンピュータを介して
入力することができる1組みの時間(「T1」)の間、
選択されたトルクを付与する。この時間間隔は、金型の
半体が共に型締めされるときの時間間隔である。この時
間が経過したときに金型キャリアの各々は、その「0」
位置、即ちその開始位置に復帰する。図示するように、
金型支持機構をその開始位置に戻すためには、モータの
各々は、マイナスの符号が反対方向に回転することを意
味する(この方向は設定することができ、矢印はコンピ
ュータ入力を表示する)、制限された時間T2(同様に
設定可能である。矢印はコンピュータの入力を表示す
る)だけ遅い速度−VSにて作動させる。金型ホルダが
迅速な速度−VRにて「0」位置に引き込む前に、金型
を「割る」ことができるようにする(開放プロファイル
−例えば、開始位置にて終了する一定の減速度部分が従
う一定の加速度部分)。
【0028】2つのサーボモータを制御する第二のアル
ゴリズムが図16に図示されている。この実施の形態に
おいて、動作制御装置は、モータの各々に対する命令位
置シーケンサを備えている。従って、これらのモータは
共に電子的に連動しない。図18に図示するように、モ
ータの各々は、所定の送りプロファイル(変位/速度/
加速度プロファイル)に従って、その関連付けられた金
型ホルダを理想的な中心位置(全体距離の1/2+対向
した金型ホルダが係合し、これにより、停止する選択さ
れた距離)まで変位させ得るように同時に作動される。
2つの金型ホルダが停止したことが確認され(誤差信号
を監視することができる)、金型ホルダの各々の実際の
位置は、判断されて且つ理想的な中間位置と比較され
る。金型ホルダの各々の実際の位置が理想的な中間位置
から+/−Xの距離にあるならば、その送りは許容可能
である。そうでないならば、誤差信号が発生する。実際
の中間点(双方の金型ホルダが移動した全体距離を2で
割った位置)が判断され且つ新たな理想的な中間点が設
定される。1つの金型ホルダが他方のものよりも遠くま
で移動したならば(許容可能な差以上)、制御装置は、
モータの一方に対する送りプロファイルのスケーリング
ファクタを設定し、そのプロファイルは、変位速度を増
すか、又は変位速度を減速して、2つの金型ホルダが移
動する距離の差を少なくする。次に、制御装置は、モー
タに対し必要なトルクを付与し、図17に図示したプロ
グラムを続行する。
【0029】図19には、セクションフレーム11Aの
頂部壁134に取り付けられたバッフル機構180が図
示されている。3つの反らせ板(バッフル板)184
(具体的な設計は多岐に亙るため、バッフル機構は概略
図的に図示)を支持するキャリアアーム182は、垂直
方向作動ロッド186に接続されている。この作動ロッ
ドは、上昇し且つその最上方部分に上昇している間に回
転し、反らせ板(バッフル板)は、上昇した引込み位置
と、反らせ板(バッフル板)がブランク金型の頂部に配
置される位置である下方の前進位置との間で変位するこ
とができる。この複合的な変位は、サーボモータ188
(図20)により行われ、該サーボモータは、カップリ
ング装置192を介してねじ194に接続された回転出
力部190を備えている。このねじは、ナット196に
螺着接続されており、該ナットは、カムハウジング19
9の適当な穴198内で回転自在である。ローラ202
の形態をしたカム従動子がカムハウジングの壁206に
形成されたバレルカム204内に着座する。垂直の作動
ロッド186は、ナットの頂部に取り付けられる。図1
9から理解し得るように、該カムハウジングは、基部2
08を有しており、該基部は、側壁132と、前壁13
5とにより画成されたセクションフレームの前面隅部に
てセクションフレーム11Aの頂部壁134にボルト2
09で固定されている。前進位置にあるとき、反らせ板
(バッフル板)の軸線は閉じたブランク金型の軸線と同
軸状であり且つブランク金型の頂部に位置している。カ
ムを作動させれば、反らせ板(バッフル板)は、最初
に、ブランク金型から部分的に上昇し、その後に、反ら
せ板(バッフル板)がその残りの距離に亙って上昇して
いる間に、反らせ板(バッフル板)はブランク金型の中
心から離れる方向に変位され、このため、反転・ネック
リングホルダ機構は、成形したパリソンを吹込み金型に
搬送することができる。バッフル機構は、何れかの隅部
にてセクションフレームの前面に配置することができ、
従来のバッフル機構の場合と異なり、完全に持ち上げら
れ且つ引っ込んだ反らせ板(バッフル板)アームは、図
19に図示するようにセクション内に完全に配置され
て、隣接するセクションに張り出さないようにすること
ができる。
【0030】反らせ板(バッフル板、図21)は、環状
の傾斜した密封面252を有するカップ形状部分250
を持つ本体248を備えており、該環状の密封面252
は、その開放した底部の周りを伸長し、開放したブラン
ク金型の頂部にて対応する面254に係合し且つ該面2
54を密封する。また、この本体248は、ピストン要
素262のロッド260を摺動可能に受け入れる円筒状
の軸受面258を画成する垂直の管状スリーブ部分25
6も備えている。ピストン要素262の円筒状ヘッド2
64は、カップ形状部分250の穴266内で摺動可能
に変位する環状密封面265を有している。垂直の管状
スリーブ部分256の周りに配置されたばね268は、
カラー270とカップ形状部分250の頂部との間にて
圧縮され、反らせ板がブランク金型から分離されたと
き、円筒状ヘッド264の上面をカップ形状部分の隣接
する面と係合状態に保つ。該カラー270は、キャリア
アームに解放可能に固定され、また、ピストンロッド2
60に固定されている。
【0031】図23に図示するように、反らせ板をブラ
ンク金型の上まで下降させれば、制御部(図25)は、
カラーの頂部がブランク金型の上面272から第一の距
離D1の位置に配置される迄、カラー270を下方に変
位させ、この第一の距離にて、円筒形のヘッドがカップ
形状部分に対して下降して、ピストンの円筒状ヘッドの
環状の底面274とブランク金型の上面との間に所望の
隙間「X」を画成する(円筒形ヘッドは、垂直距離
「y」だけカップ形状部分に対し移動している)。この
ことは、ピストン要素とブランク金型との間に所望の圧
縮力を付与して、係合する傾斜した環状面252、25
4の間に所望の密封効果を確立する効果がある。この場
合、ピストンロッドの中央穴276を通じてブランク金
型内に導入された沈下空気(settle air)が円筒状ヘッド
の複数の半径方向伸長穴278を貫通して対応する数の
垂直穴280内に入り、また、円筒状ヘッドの環状底面
281と吹込み金型の上面272との間の環状の空隙を
貫通してブランク金型内に入る(本体の内部を外気に接
続する適当な穴282は、円筒状ヘッドが本体に対し平
滑に移動することを確実にする)。沈下吹込み(settle
blow)が完了して、ゴブをパリソンに成形するとき、カ
ラーは該カラーの頂部がブランク金型の上面272から
第二の距離D2の位置に配置される迄、変位させる。そ
の結果、円筒状ヘッドの環状の底面281は、ブランク
金型の上面272と強制的に係合して、ブランク金型を
閉じる。パリソンが形成されると(ブランク金型の内面
と円筒状ヘッドの底面とにより画成された内部キャビテ
ィを充填するように付勢されたとき)、空気は、円筒状
ヘッド(図24)の環状の底面281に画成された多数
(好適な実施の形態において4つ)の小さい切欠き28
6を貫通して垂直穴280内に逃げて、半径方向穴27
8を貫通してピストンロッドの穴276内に入り、この
ときに露出している逃がし穴290を貫通してピストン
の上面とカップ形状部分250との間の空隙に入り、逃
がし開口部282から外に出る。
【0032】ファンネル機構210が必要とされると
き、他の前面隅部にそのファンネル機構を取り付けるこ
とができる。図26から理解し得るように、反らせ板及
びファンネル機構は、バレルカムの方向及び3つの漏斗
214を支持するファンネルキャリア212が他のアク
チュエータロッドに取り付けられる点を除いて、同一で
ある。ファンネル機構は、バッフル機構と同様に、常に
それ自体のセクションの領域内にあるようにすることが
できる。
【0033】図27には、一つの代替的な反転・ネック
リングホルダ機構110が図示されている。この反転・
ネックリングホルダ機構は、図8乃至図10に図示した
実施の形態に関して使用することができる。ウォーム歯
車ハウジング120に隣接する各ネックリングホルダの
端部は、反転シリンダ114に固定された支持ブラケッ
ト117のキー止め端部109により摺動可能に受けら
れるスロット付きの取り付けブラケット113にて終わ
っている。シリンダ114(図28)の環状外端119
は、関連する外側部ブラケット122Aの頂部の対応す
る環状溝121内で摺動する。近接スイッチ又はセンサ
124のねじ付き端部123は、側部ブラケットの適当
な穴125内にねじ込まれて且つナット126により固
定される。この位置にあるとき、該センサは、その完全
な挿入位置(ネックリングホルダが引っ込む位置)にて
シリンダを検出する。近接スイッチのケーブル128
は、側部ブラケットの穴(図示せず)を貫通して下方に
伸長し、近接スイッチは、カバー129で保護されてい
る。追加的な一対の近接スイッチ124A(図29)
は、ウォームハウジング118に固定されたブラケット
131に取り付けられている。これらの近接スイッチ
は、その各々がシリンダの各々に対面した状態でウォー
ム歯車ハウジング120の下方に配置される。ウォーム
歯車ハウジング寄りにて各シリンダの端部に固定されて
いるのは、半円形の標板133であり、該標板は、シリ
ンダがウォーム歯車ハウジングに対し配置されたとき、
これらの近接スイッチの関連する1つを第一の位置から
その第二の位置に作動させる。この第一の形態の位置に
あるとき、ネックリングホルダにより支承されたネック
リング半体がプランジャ機構の頂部にあり(180°の
反転を開始する位置)、その第二の位置(第一の方向か
ら約180°離れた方向)にあるとき、ネックリング半
体が吹込みステーション(0°の反転の終了位置)にて
パリソンを保持している。ネックリングが閉じたという
表現、及びネックリングが開放したという表現は、以下
にネックリングホルダ/ブラケット/シリンダの位置を
説明するために使用し、1つのネックリングホルダに関
して制御装置を説明するが、もう一方のネックリングホ
ルダも同一の方法にて制御される。サーボモータ108
は、位置フィードバック信号を発生させるエンコーダを
有するため、ネック・リングホルダの角度位置は、その
変位角の全体に亙って把握される。
【0034】図30に図示したアルゴリズムは、反転中
の作動上の問題点を摘出する。ネックリング閉塞センサ
124Aの状況は、反転サーボ108がウォームを前進
させ、歯車及びネックリングを反転を開始する位置(1
80°)から反転が終了する位置(0°)まで回転させ
るときに連続的に監視される。この180°の変位の全
体に亙ってネックリングがその閉塞位置を保たないと
き、警報信号が発生する。この信号はそのサイクルを停
止させるか、又は任意の所望のより少ない動作を開始さ
せることになる。
【0035】図31に図示したアルゴリズムは、ネック
リングが開放位置に到達する時間が一定であることを確
実にする。ネックリングシリンダは、サイクル中の所定
の時点(時間T)にて作動され、歯車ハウジングに設け
られたセンサ124Aにより検出される閉塞位置から端
部ブラケットに設けられたセンサ124により検出され
る開放位置にリングを変位させる。これら2つの信号の
間の時間は、「ΔT」として時間設定されて理想的な時
間差(最初の時間差)と比較され、実際の時間と理想的
な時間差との間の差である時間(「T」)オフセットが
ネックリングシリンダを作動させる制御装置に送られ
る。「T」オフセットが過剰又は不規則になった場合、
サイクルの停止からメンテナンスが必要であると操作者
に警告をする、任意の所望の結果を効力のあるものにす
るための警報が発せられる。
【0036】図32には、反転アルゴリズムが図示され
ている。ネックリングは吹込みステーションにて開放さ
れて、完成した瓶を解放し、またアームがブランクステ
ーションまで180°回転する迄、制御装置は、ネック
リングが開放位置にあることを確認しなければならな
い。かかる確認により、所望の角度の変位が実行される
ように反転サーボが作動される。選択された回転角度
(θ1、理想)にて制御装置は、ネックリングシリンダ
を作動させ、シリンダ(ネックリング)を開放位置から
閉塞位置に変位させる。かかる動作は、θ1がX°より
も大きく、またネックリングの移動がY°により完成さ
れることを含む、限界値により制限される。X、Y、θ
1は、個々に設定可能である。制御装置は、ネックリン
グ開放センサ124がスイッチオフされたときの実際の
角度(θ1、実際)を決定し、θ1理想からθ1実際の
値を差し引くことによって、θ1オフセットNo.1を
決定する。このオフセット量は、制御装置に送られて、
ネックリングシリンダの作動位置を補正する。このオフ
セット量が過剰又は不規則になったとき、警報信号が送
られる。
【0037】制御装置は、ネックリングが閉塞位置に達
するときを更に監視し、ネックリングの閉塞センサ12
4Aがネックリングを検出するときの角度θ2実際の値
を決定する。シリンダは従来型式の空気作動型であり、
シリンダがネックリングの開放位置からネックリングの
閉塞位置に空圧により変位する時間は、空圧シリンダの
状況に依存するようにすることができる。シリンダの作
動が低下すれば、該シリンダは、所望の変位を行うため
により長時間を必要とし、かかる遅れの結果、可動構造
体(ネックリング構造体)はブランク金型に衝撃力を加
え、そのブランク金型は、通常、経路外に置かれること
になる。第二のθ1オフセット程度(θ2理想−θ2実
際)を決定し、ネックリングを作動させるときの角度の
第二の補正を行う。この低下度合いが必要な動作を暗示
する選択可能な角度に達すると、制御装置は、修理及び
/又は保守が順調であることを表示する適当な信号を発
生する。エンコーダの各変位角度は時間の関数であるた
め、これらのオフセット程度は、追跡時間の差に相関さ
せることができる。これらのオフセットの結果、サイク
ルの作動が一定の時間にて行われることを確実にする。
【0038】1つのセクションのブランクステーション
の一部であるプランジャ機構は、図33、図34に図示
されており、図示するように、機械が三重ゴブ機械であ
る場合、3つのプランジャキャニスタ62を備えてい
る。プランジャキャニスタの各々は、上方シリンダ部分
63と、下方シリンダ部分64とを備えており、プラグ
65が「O」リングシール71を支持し、排気ダクト7
3が下方シリンダの底面75から軸方向下方に伸長し
て、プランジャキャニスタを必要な供給部分(プランジ
ャの冷却、排気、プランジャの下降、プランジャの上
昇、カウンターブロー/真空(ブロー&ブロー機械)、
又はプランジャの冷却(プレス&ブロー機械)、潤滑、
別個のシンブルの上昇)に接続する。該キャニスタは、
上方シリンダから排気することができ、この場合、排気
ダクト及び図示した関連したダクトは不要である。明確
化のため、プランジャ機構は、ブロー&ブロー機械の場
合について説明するが、カウンターブロー/真空につい
て説明する場合、かかるカウンターブロー/真空は、プ
レス&ブロー機械にてプランジャを冷却することを意味
するものと理解すべきである。上方シリンダの各々の頂
部に固定されているのは、取り付け板又はフランジ7
7、工具79であり、該フランジ又は工具は、ネックリ
ングホルダを閉じたときに対向したネックリング半体を
拘束する対向した耳部81を有している。これらの取り
付け板77は、適当な締結具83により取り付けブロッ
ク又は板85の上面に固定される。該取り付けブロック
又は板は、穴87(図35)を有する。上方/下方シリ
ンダは、該穴を貫通することができる。取り付けブロッ
クは、適当なボルト89によりセクションフレーム11
の上面94に締結される。上方シリンダの頂部分には位
置決め直径部分69が配置されている。セクションフレ
ームの上面は、単一、二重又は三重ゴブであるかどうか
を問わずに、プランジャカートリッジを受け入れること
のできる大きい開口部(図示せず)を有する。従って、
セクションフレームの上面94が主要面である。取り付
けブラケットが固定される箇所を機械加工し、正確に水
平な取り付けパッドを画成することが好ましい。取り付
けブロックの上面(その上にフランジが取り付けられる
領域、即ち、パッド)及びその底面は、平行となるよう
に機械加工し、取り付けブロックの高さは、工具を所望
の高さに配置し得るように設定することが好ましい。ま
た、取り付けブロックの円筒状の開口部87は、プラン
ジャキャニスタの位置決め直径部分を係合可能に受け入
れ得るように設定することにより、これらのプランジャ
キャニスタの軸線は、挿入したとき、その正確な位置に
配置される。菱形及び丸形のピン(図示せず)をセクシ
ョンフレームの頂部壁に配置し、取り付け板の底面に適
当な穴を形成することにより、取り付け板は自動的に配
置される(位置決めされる)。プランジャキャニスタの
頂部は、セクションフレームの頂部壁に固定されるた
め、熱に起因する膨張は、工具の頂部の位置を著しく変
化させることはない。
【0039】1つのセクションのブランクの下方に位置
する第一の4つの流体ダクト(図36)は、プランジャ
下降(ダクト300−約3.1バール)、カウンターブ
ロー(ダクト302−約2乃至3バール)、真空(ダク
ト304)及びプランジャ上昇(ダクト306−約1.
5乃至2.5バール)用の空圧供給用のものである。ダ
クトの頂部壁の穴307を介してこれらの供給部分は、
接続板316の対応する穴314を介してプランジャ分
配基部312の底面310の垂直入口308に接続され
る。4つの空圧供給部分は、プランジャ分配基部を通じ
てプランジャ分配基部の前面321の出口ポート320
に続いている。1つのセクションのブランクステーショ
ンの底部壁の下方に位置する第五の流体ダクト301
(図36)は、加圧された潤滑流体を運ぶ。潤滑剤は、
潤滑剤ダクトの頂部壁の穴303、接続板の穴311を
通り、プランジャ分配基部の底面の潤滑剤入口305内
に入り、該潤滑剤入口は、潤滑剤を前面の出口ポート3
09を介して供給する。プランジャ分配基部をセクショ
ンフレームの底部壁にボルト止めしたとき、接続板31
6の面及びダクトの上面との何れかとプランジャ分配基
部の底面310との間にて圧縮された「O」リング31
8により、効果的な密封が達成される。プランジャ分配
基部にクロス穴322が形成されており、クランク32
3により作動される絶縁ロッド(弁)324を受け入
れ、該ピストンロッドは、空圧供給部分及び潤滑剤が出
口ポートへの穴325を通って流れることができる開放
方向からかかる流れが遮断される閉塞方向に回転するこ
とができる。
【0040】接続箱330(図37)がプランジャ分配
基部の前面321に接続されている。該接続箱は、プラ
ンジャ分配基部の供給部分の出口ポート320、309
と連通する、背面に形成された5つの供給用入口ポート
(320A、309A)を有している(「O」リング3
26が密封効果を提供する)。図示した実施の形態は、
三重ゴブ形態であり、このことは、各セクションのブラ
ンクステーションは、内側のプランジャキャニスタ(反
転・ネックリングホルダ機構の軸線に最も近いキャニス
タ)と、中間のプランジャキャニスタと、外側のプラン
ジャキャニスタという、図34に図示するような3つの
プランジャキャニスタを備えている。個々の空圧供給部
分の入力の各々(プランジャ上昇、真空、カウンターブ
ロー、プランジャ下降)及び潤滑管は、接続箱内で3つ
の出口に分けられて、3つのプランジャキャニスタの各
々に対して1つずつ分かれるようにする。接続箱の前面
332の左側部分には、内側、中間及び外側プランジャ
キャニスタ用に次のポートが形成されている(図37の
垂直矢印の「内側キャニスタ」は、特定のキャニスタに
関連付けられた前面の上にて垂直に配置されたポート群
を表示し、「キャニスタへ」等の水平矢印は、特定の機
能と関連付けられた水平群のポートを表示する)。即
ち、プランジャを上昇させる機能を果たす3つの出口ポ
ート334であって、単一のプランジャ上昇入口ポート
から開始する出口ポートと、排気と連通する3つの排気
ポート336と、接続箱(図示せず)の背面に画成され
た3つの対応する出口ポートと連通する3つの「キャニ
スタへ」の入口ポート338とが形成されている。上記
の出口ポートは、プランジャ分配基部(図39)の前面
321に形成された「プランジャ上昇」入口ポート36
0と連通している。前面のこの左側部分に形成された、
垂直に配置されたポート群の各々に対する流れは、調整
装置/弁のような圧力を調整装置と、「キャニスタへ」
の管をプランジャ上昇供給又は排気口の何れかに接続す
る受け入れタンク(明確化のため図示せず)とにより制
御することができる。また、接続箱の前面の右側部分
(図37)には、内側、中間及び外側プランジャキャニ
スタ用の次のポートが形成されている。即ち、その各々
が単一の真空入口ポートから開始する、真空用の3つの
供給出口ポート340と、その各々がカウンターブロー
供給部分に対する単一のカウンターブロー入口ポートか
ら開始する、3つのカウンターブロー出口ポート342
と、3つの「キャニスタへ」の入口ポート344と、排
気と連通する3つの排気ポート346とが形成されてい
る。上記の3つの入口ポートは、接続箱の背面に形成さ
れた対応する3つの出口ポートと連通しており、上記の
3つの出口ポートは、プランジャ分配基部(図39)の
前面321に形成された対応する「カウンターブロー/
真空」入口ポート364と連通している。この場合、調
整装置及び弁(図示せず)がパイロット作動弁(図示せ
ず)と共に作動して、「キャニスタへ」の入口ポートを
真空又はカウンターブロー又は排気の何れかに接続す
る。接続ブロック(図38)の上面348の右側には、
内側、中間及び外側プランジャキャニスタ用に次のポー
トが形成されている。即ち、プランジャ下降供給用の単
一のプランジャ下降入口ポートと共に開始する、3つの
プランジャ下降供給用出口ポート352と、接続箱の背
面に形成された対応する3つの出口ポートに連通する3
つの入口ポート350と、排気に連通する3つの排気ポ
ート354とが形成されている。上記の入口ポートは、
プランジャ分配基部(図39)の前面321に形成され
た対応する「プランジャ下降」入口ポート362と連通
している。各垂直群のポートの流れは、個々の調整装置
及び弁(明確化のため図示せず)により制御され、該調
整装置及び弁は、「キャニスタへ」の管をプランジャ下
降供給又は排気の何れかに接続する。接続ブロックの上
面348の左側には、内側、中間及び外側プランジャキ
ャニスタ用の次のポートが形成されている。即ち。プラ
ンジャ下降管と連通するシンブル上昇供給用の3つのシ
ンブル上昇供給出口ポート351と、接続箱の背面に形
成された対応する3つの出口ポートと連通する3つの
「キャニスタへ」の入口ポート353と、排気と連通す
る3つの排気ポート355とが形成されている。上記の
3つの「キャニスタへ」の入口ポートは、プランジャ分
配基部(図39)の前面321に形成された対応する
「シンブル上昇」入口ポート363と連通している。各
垂直群のポートの流れは、「キャニスタへ」の管をシン
ブル上昇供給又は排気の何れかに接続する個々の調整装
置及び弁(明確化のため図示せず)により制御される。
また、接続箱は、潤滑液管を3つの管に分岐させ、該3
つの管はプランジャ分配基部の前面に形成された3つの
潤滑液入口ポート313(図39)に供給する。
【0041】図39を参照すると、プランジャ分配基部
の前面は、また、ネックリング冷却、取り出しトングの
閉塞、冷却空気、ネックリングの開閉等のような追加的
な流体機能に対応する多数の追加的な入口365も備え
ている。該入口は、接続箱の対応する導管と接続する。
これらの接続箱の管は、接続箱(図示せず)の上面の出
口に接続することができる。上記の出口は、対応した多
数の個々の調整装置及び弁(明確化のため図示せず)に
おける対応する出口に接続され、該調整装置及び弁は、
プランジャ下降管から所望の圧力に調整された空気を分
配する。
【0042】プランジャ分配板の上面315は、その各
々がプランジャ上昇出口ポート366と、プランジャ下
降出口ポート368と、カウンターブロー/真空出口ポ
ート370と、シンブル上昇出口ポート372と、潤滑
剤出口ポート374とを有する、3組みの出口ポートを
備えている。これらの出口ポートは、汎用(恒久的)で
ある、即ち、組みの出口ポートの数は、そのセクション
にて処理されるゴブの最大数に対応する。
【0043】特定のプランジャの形態(単一、二重、又
は三重ゴブ)を設定し且つ所定のプランジャ間隔(例え
ば、133.35mm(5・1/4インチ)、152.
4mm(6インチ))を設定するため、多数のプランジ
ャが存在する場合、中間板376(図40)が適当なボ
ルト377を介して汎用のプランジャ分配板の上面31
5に固定される。中間板は、各キャニスタに対し、プラ
ンジャ上昇出口穴380と、プランジャ下降出口穴38
2と、カウンターブロー/真空出口穴384と、シンブ
ル上昇出口穴386と、プランジャキャニスタにて下方
に突き出る接続スタブ65を受け入れるべく上面390
に形成された潤滑剤供給出口穴388とを備えている。
(「O」リング71は、下方に突き出るスタブとその受
け入れ穴との間にシールを形成し、中間板の受け入れ穴
にて十分な遊動力が「O」リングを介して確保されるた
め、その取り付け板の穴内にて又は取り付け板の一部と
してプランジャキャニスタが動く全ての動作の結果、キ
ャニスタが傾動することはない)。また、プランジャ排
気穴392は、プランジャキャニスタの垂下するプラン
ジャ排気管73を受け入れ得る形状とされている。プラ
ンジャの排気穴は排出開口部378と連通している。
【0044】該セクションを1つの形態から別の形態に
変更するため、即ち、例えば、図示した三重ゴブの作動
状態から、二重ゴブの形態に変更するため、図示した三
重ゴブの中間板を取り外して、二重ゴブの中間板(図4
1)と交換し、該二重ゴブの中間板は、三番目の組みの
ポートへの接続を実現しつつ、プランジャ分配板の上面
の3組みのポートの1つの密封する(中間板の2組みの
ポートと関連付けられた弁等のみが作動するようにプラ
ンジャ機構の制御装置を改変する)。
【0045】高さが相当に相違する瓶を製造するため、
ネックリング/プランジャキャニスタを約70mmだけ
持ち上げることができる。高さH1の最初の中間板及び
厚さD1の取り付け板は、その各々が高さを70mm
(H2−図40、D2−図42)だけ高くした中間板及
び取り付け板と交換することができ、ネックリングホル
ダを代替的なアームと交換することができ、この場合、
取り付けブラケット113Aは、ネックリングホルダ1
12を位置P1(図27)から位置P2(図42)まで
70mm持ち上げる。図43に取り付けブラケットを配
置する固定ストッパ111が図示されている。
【0046】図44乃至図46から理解し得るように、
所定の対のネックリングホルダを有する機械は、広範囲
の高さを有するブランク金型を使用して、広範囲の高さ
の瓶を製造することができる。ブランク金型の半体17
A、17B、17C、17D(図44乃至図46)及び
インサートは、種々の形態にすることができるが、ブラ
ンク金型の半体とインサートとの相互接続部は、反転中
心部434とブランク金型の半体のネックリング溝43
6の上面438(ネックリングの上面)との間に一定の
垂直寸法「H」を設定し得るように画成される。P1に
配置されたネックリングホルダ(図27)の場合、この
寸法は、例えば、100mmとする一方、ネックリング
がP2に配置されるとき(図43)、この寸法は、例え
ば30mmとすることができる。ブランク金型の半体の
各々は、底面寄りにて下方に突出し且つ環状に伸長する
フック形状張り出し部440を有しており、該張り出し
部は多数の環状部分又はセグメント部分を有し、また、
該張り出し部は、インサートの外壁に形成された対応す
る上方に突出し且つ環状に伸長するフック形状の張り出
し部442により受け入れられ、該張り出し部442
は、ブランク金型の半体を垂直に配置する(ブランク金
型は、下方に突出するブランク金型の張り出し部と金型
支持インサートの上方に突出する張り出し部との間にお
ける水平の係合面に垂直に配置される)。ブランク金型
の半体は、下方張り出し部の垂直上方に安定化釦442
が必要とされるような十分な寸法とすることができる。
該釦は、上方金型の半体の張り出し部440と共に作用
して、金型が移動する間に該金型を安定させる(図示す
るように、この安定化釦442は、ブランク金型の半体
の重量は支持しない)。ブランク金型の半体は、金型の
張り出し部が金型支持体の張り出し部により支持される
位置にてネックリング溝寄りの位置に支持されるため、
熱に起因するブランク金型の略全ての膨張は、この位置
から上方に生じ、この位置から下方への膨張は顕著では
ない(ブランク金型が金型の頂部寄りの位置に支持され
る従来技術の構造体にて従来必要とされていた、プラン
ジャ機構、又はネックリングを調節することを必要とせ
ずに)。更に、多数のセグメントを有する、下方に突出
し且つ環状に伸長する張り出し部382を介して頂部か
ら吊り下げられた従来の吹き込み金型380(図47)
を使用することにより、熱に起因する吹き込み金型の半
体の膨張は仕上げ部分(ねじ部分)から離れる方向に生
じ、これにより、両ステーションにて等しくなる。上記
多数のセグメントは、吹き込み金型の支持インサート
(図示せず)に設けられた、対応して上方に突出し且つ
環状に伸長する張り出し部により支持されており、該張
り出し部もまた多数のセグメントを有することができる
(ネックリングの溝寄りの位置にて)。
【0047】はっきりしていることではあるが、従来技
術において、1つの中心距離における1つの形態(単
一、二重、三重ゴブ)から異なる中心距離における同一
又は異なる形態に変更するためには、異なるI.S.機
械を購入するか、既存の機械を大幅に改造することが必
要となることがしばしばであった。その主たる理由は、
異なる幾何学的形態を確定する複雑な金型の開閉連結機
構によるものである。開示されたI.S.機械は汎用の
中心距離の機械である。該機械は、所望の形態/中心距
離を設定する多数の部品を交換するだけで、即ち、金型
の開閉機構の迅速交換金型キャリア組立体、取り付け
板、中間板、及び多分、プランジャ機構のプランジャキ
ャニスタ、ネックリングホルダを交換するだけで、任意
の所望の形態/中心距離から、その他の任意の所望の形
態/中心距離に変更することが可能であり、ネックリン
グホルダ、及び吹込みステーションにて、金型冷却機構
は、従来のように交換して、機械の形態を変更すること
ができよう。
【0048】図48乃至図50に図示した取り出し機構
は、セクションフレームの頂部壁134の上面94に取
り付けられており、取り出しトングヘッド450を有
し、該ヘッドは、吹き込みステーションにて瓶を解放可
能に把持することができ、また、X軸線スライド452
により支持されている。このX軸線スライドは、Z軸線
柱456に沿って摺動可能に変位することができる、
「Z」軸線取り付けハウジング又はスライド454によ
り摺動可能に支承されている。X軸線及びZ軸線は、適
当なサーボモータ457、458により制御される。吹
き込みステーションにて形成された瓶は、その高さを問
わず、常に、その仕上げ部分が一定の垂直位置(「Z」
基準点)にあり、瓶の底面は、瓶の垂直高さ範囲内のこ
のZ基準点に対して異なる垂直位置(ZB1、ZB2)
に位置するようにすることができる。これらの瓶は取り
出しトングヘッドにより把持されて、吹込みステーショ
ンから排出され、口板(デッドプレート)460の上に
配置される。このデッドプレートは、種々のZ位置(Z
D1、ZD2)に配置することができる。短い瓶は、背
の高い瓶(Z2)と異なるZ距離(Z1)を走行する。
取り出し制御装置(図50)は、取り出しトングヘッド
が任意の「Z」オフセット距離(ZB−ZD)するため
のX−Z変位プロファイルを設定し、所望の変位を行
う。
【図面の簡単な説明】
【図1】各々がブランクステーションと吹込みステーシ
ョンとを有する多数の同一のセクションを備えるI.
S.機械の概略図である。
【図2】金型の開放及び閉塞機構を概略図的に示す、セ
クションステーションの1つの斜視図である。
【図3】図2に図示した金型支持機構の1つがそのリー
ドスクリュー駆動組立体と相互に接続する状態を示す斜
視図である。
【図4】図3に示したリードスクリュー駆動組立体の側
面断面図である。
【図5】図3に図示したリードスクリュー駆動組立体の
正面図である。
【図6】その支持体から分離したトランスミッションハ
ウジングの設計の斜視図である。
【図7】金型支持機構が、型締め面に対して垂直な方向
に向けて直線状に変位し得るように支持される状態を示
す斜視図である。
【図8】パリソンをブランク金型から吹込み金型に供給
する反転・ネックリングホルダ機構の斜視図である。
【図9】金型支持機構を線形に変位可能に支持する第二
の方法を示す、図7と同様の図である。
【図10】図9に図示した実施の形態のトランスミッシ
ョンハウジングの設計を示す、図6と同様の図である。
【図11】丸型軸の1つが熱膨張を補正する方法を示
す、図9に図示した金型支持機構の一部分の断面図であ
る。
【図12】リードスクリュー及びトランスミッションの
遮蔽体を示す斜視図である。
【図13】I.S.機械の個々のセクションを支持する
機械床を示す斜視図である。
【図14】機械床の一部分の斜視図である。
【図15】金型開閉機構の駆動体の第一の概略的なブロ
ック図である。
【図16】金型開閉機構の駆動体の一つの代替的なブロ
ック図である。
【図17】金型開閉機構の制御アルゴリズムを示す、第
一のフローチャートである。
【図18】金型開閉機構の一つの代替的な制御アルゴリ
ズムを示す、第二のフローチャートである。
【図19】その隅部にてセクションフレームの頂部壁に
取り付けられたバッフル機構を示す、セクションのブラ
ンクステーション端部から見た斜視図である。
【図20】図19に図示したバッフル機構の駆動部分の
側面図である。
【図21】I.S.機械のブランク金型の反らせ板を示
す、平面断面図である。
【図22】第一の状態にてブランク金型に係合する反ら
せ板を示す、図21と同様の図である。
【図23】第二の状態にてブランク金型に係合する反ら
せ板を示す、図21と同様の図である。
【図24】反らせ板の斜視図である。
【図25】バッフル機構の制御装置の作動状態を示すフ
ローチャートである。
【図26】セクションフレームに取り付けられたファン
ネル機構を示す図19と同様の図である。
【図27】図9及び図10に図示した金型開閉機構と共
に使用される反転・ネックリングホルダ機構の一つの代
替的な実施の形態の斜視図である。
【図28】図27の線28−28に沿った図である。
【図29】ウォームギアハウジングとモータハウジング
との接続部の軸方向図である。
【図30】反転アルゴリズムを示すフロー線図である。
【図31】ネックリングの開放アルゴリズムを示す、フ
ロー線図である。
【図32】反転アルゴリズムを示すフロー線図である。
【図33】図19に部分的に図示したブランクステーシ
ョンのプランジャ機構の斜視図である。
【図34】単一のプランジャキャニスタの斜視図であ
る。
【図35】プランジャ取り付け板の斜視図である。
【図36】プランジャ分配基部の底部に第一の4つの供
給ダクトを接続する状態を示す、斜視図的な分離図であ
る。
【図37】接続ボックスの正面から見た斜視図である。
【図38】接続ボックスの上面から見た斜視図である。
【図39】プランジャ分配基部の上面及び前面から見た
斜視図である。
【図40】プランジの中間板の斜視図である。
【図41】一つの代替的なプランジャの中間板を示す、
図40と同様の図である。
【図42】一つの代替的な取り付け板を示す、図33と
同様の図である。
【図43】一つの代替的な形態を有する、ネックリング
ホルダの一部分の斜視図である。
【図44】金型支持インサートにより支持された第一の
金型の半体を示す、第一の取り付け組立体の側面図であ
る。
【図45】金型支持インサートにより支持された第二の
金型の半体を示す、第二の取り付け組立体の側面図であ
る。
【図46】金型支持インサートにより支持された第三の
金型の半体を示す、第三の取り付け組立体の側面図であ
る。
【図47】ブランクステーションにて支持されたブラン
ク金型と、対応する吹込みステーションにて支持された
吹込み金型とを示す、対応する概略図的な側面図であ
る。
【図48】本発明の教示に従って形成された取出し機構
の斜視図である。
【図49】図48に図示した取出し機構の取出しアーム
の変位状態を示す概略図である。
【図50】取出し機構の制御の「Z」オフセットアルゴ
リズムの流れ線図である。
【符号の説明】
10 I.S.機械 11 機械のセクシ
ョン 11A セクションフレーム 12 金型開閉機構 14 デッドプレート 15 コンベア 16 金型の支持機構 17 金型の半体 18 回転−線形運動トランスミッション 19 駆動装置 24 インサート 26 インサートの
第一の部分 27 垂直の回転軸 28 インサートの
第二の部分 29 枢着ピン 30 キャリア 30A キャリアの上方壁 30B キャリアの
下方壁 31 ピン 32 取り付けフラ
ンジ 34 締結具 35 ブロック 36 水平の軸受面 38 切欠き 40 平行な軸 41 水平の軸受面 42 ブラケット 46 L字形ブロッ
ク 48 軸受ブロック 50 平行な軸 66 サーボモータ 67 主軸 68 カップリング 70 リードスクリ
ュー 72、74 ナット 76、78 ジャッ
クリンク 80 水平の回動軸 82 ヨーク 84、86 軸受面 88 水平の回転軸 90 リードスクリューハウジング 91 水平穴 92 垂直穴 93 ハウジングの基部分 94A、94B セ
クションの上面 95 ねじ 96 ハウジングの
側壁 97 補強リブ 98 ハウジングの
頂部分 99 二重ボール軸受組立体 100 油溝 101 キャリアの空所 108 サーボモー
タ 110 反転・ネックリングホルダ機構 112 ネックリングホルダ 114 空圧シリン
ダ 115 ネックリング半体 116 パリソンの
ねじ部分 118 ウォームハウジング 120 ウォーム歯
車ハウジング 122 反転ブラケット 132 セクション
の側壁 134 セクションの頂部壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョゼフ・エイ・ボーボーン アメリカ合衆国マサチューセッツ州01612, パックストン,フォーレストデイル・ロー ド 15 (72)発明者 スティーブン・ジェイ・ピンカートン アメリカ合衆国コネチカット州06001,エ イボン,ストーニー・コーナーズ・ロード 39 (72)発明者 ダグラス・ジェイ・ロバーツ アメリカ合衆国コネチカット州06029,エ リントン,オーチャード・ストリート 159 (72)発明者 ジョン・ピー・マンゴーバン アメリカ合衆国コネチカット州06070,シ ムズバリー,ウインターセット・レイン 67 (72)発明者 アリグザンダー・エイチ・スローカム アメリカ合衆国ニューハンプシャー州 03304,ボー,メリル・クロッシング 1 (72)発明者 ゲイリー・アール・ボイシン アメリカ合衆国コネチカット州06118,イ ースト・ハートフォード,エイボン・ドラ イブ 29

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並んだ関係に配置された複数のインディ
    ビジュアル・セクションを備えるI.S.機械におい
    て、該インディビジュアル・セクションの各々が、 溶融ガラスのゴブからパリソンを形成するブランクステ
    ーションであって、金型開閉機構の中心を画成する金型
    の中心点と係合面内にて係合し得るようにされた面を有
    する、対向した一対のブランク金型半体を支持する金型
    開閉機構を含むブランクステーションと、 パリソンを瓶に形成する吹込みステーションであって、
    吹込みステーションの金型開閉機構の中心を画成する金
    型の中心点と係合面内にて係合し得るようにされた面を
    有する、対向した一対の吹込み金型半体を支持する金型
    開閉機構を含む吹込みステーションと、 前記金型開閉機構の間にてパリソンを搬送し得るように
    該金型開閉機構の間に配置された軸線を有する反転・ネ
    ックリングホルダ機構と、 一対の対向したインサートキャリアを有する前記金型開
    閉機構の各々と、 前記金型開閉機構の各々のインサートキャリアを軸方向
    に変位し得るように支持する第一の丸型軸/支承手段で
    あって、該第一の丸型軸の軸線がその金型開閉機構の中
    心から水平方向に隔てられ且つ前記反転・ネックリング
    ホルダ機構の軸線付近の前記金型開閉機構の中心の側部
    にある第一の丸型軸/支承手段と、 前記金型開閉機構の各々のインサートキャリアを軸方向
    に変位し得るように支持する第二の軸/支承手段であっ
    て、該第二の軸の軸線がその金型開閉機構の中心から水
    平方向に隔てられて且つ前記反転・ネックリングホルダ
    機構の軸線から遠方の前記金型開閉機構の中心の側部に
    ある第二の軸/支承手段と、 前記インサートキャリアを前記引込み位置と前進位置と
    の間にて変位させる手段と、を備えるI.S.機械。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のI.S.機械におい
    て、前記第二の軸が四角であるI.S.機械。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のI.S.機械におい
    て、前記第一及び第二の支承手段が、前記インサートキ
    ャリアに固着される、I.S.機械。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のI.S.機械におい
    て、 前記第一及び第二の支承手段を支持し得るように前記セ
    クションフレームに固着されたハウジングを更に備え、 前記第二の軸が丸型軸であり、 前記第一及び第二の丸型軸が前記インサートキャリアに
    固着された前記ハウジングから遠方の一端を有するI.
    S.機械。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のI.S.機械におい
    て、 前記第二の丸型軸と前記インサートキャリアとを相互に
    接続する手段を更に備え、該相互に接続する手段が、前
    記第一の丸型軸から前記第二の丸型軸に向けた前記イン
    サートキャリアと前記第二の丸型軸との相対的な動作を
    可能にし、前記金型支持機構の拡張が前記反転・ネック
    リングホルダ機構から離れる方向に向けて生ずるように
    する手段を備えるI.S.機械。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の金型開閉機構におい
    て、前記インサートキャリアを変位させる前記手段は、 リードスクリューと、 該リードスクリューを垂直方向に支持する手段を更に備
    える前記ハウジングと、 前記リードスクリューに結合されたモータ手段と、 前記リードスクリューと作用可能に関連した左側ナット
    側及び右側ナットと、 該左側ナット及び右側ナットと前記ヨークとを相互に接
    続するリンク手段と、を備え、 前記ハウジングは、平坦な支承面を画成する後部垂直壁
    を有し、 前記左側ナット及び右側ナットの各々は、平坦な垂直後
    部支承面を有し、 該後部壁の平坦な垂直支承面及び前記ナットの後部の平
    坦な垂直支承面の各々は、前記金型支持機構が前記引込
    み位置にあるとき、その間に選択された隔たり距離を有
    し、 前記金型機構が前記前進位置に変位され、該金型機構に
    より保持された金型半体を前記他方の金型支持機構によ
    り保持された金型半体と強制的に係合させるとき、前記
    リードスクリューが、前記ナットの支承面と前記後部壁
    の平坦な支承面との係合状態を設定し得るように撓み、
    これにより、前記金型支持機構が前記前進位置に確実に
    保持されるように、前記リードスクリューが選択的に選
    択された剛性を有する金型開閉機構。
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