JPH11217010A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
- Publication number
- JPH11217010A JPH11217010A JP10021657A JP2165798A JPH11217010A JP H11217010 A JPH11217010 A JP H11217010A JP 10021657 A JP10021657 A JP 10021657A JP 2165798 A JP2165798 A JP 2165798A JP H11217010 A JPH11217010 A JP H11217010A
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- Japan
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- tire
- rim
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 タイヤ空気圧の低下状態でのビード部のリム
外れを防止する。 【解決手段】 環状に連続する一対のビード部1の周方
向の複数個所に、リムフランジ2aに貫通させたねじ7
を螺着する雌ねじ部5を設ける。
外れを防止する。 【解決手段】 環状に連続する一対のビード部1の周方
向の複数個所に、リムフランジ2aに貫通させたねじ7
を螺着する雌ねじ部5を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タイヤのパンク
その他に起因してタイヤ内の空気圧が低下してもなお、
タイヤビード部のリム外れを有効に拘束できる空気入り
タイヤ、なかでもチューブレスタイヤに関するものであ
る。
その他に起因してタイヤ内の空気圧が低下してもなお、
タイヤビード部のリム外れを有効に拘束できる空気入り
タイヤ、なかでもチューブレスタイヤに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のタイヤとしては、たとえ
ば特開平5−24404号公報、特開平7−16483
4号公報等に開示されたものがある。ここで前者のタイ
ヤは、タイヤのビードベースに、リムのビードシートに
形成した環状の凹凸条に丁度嵌まり合う凸条および凹条
を設けることで、タイヤへの横力の作用に対して、ビー
ドヒール部の、ビードシートからの浮き上がりを防止し
て、ビード部のリムウェルへの落ち込みを防止するもの
であり、また、後者のタイヤは、ビード部のタイヤ内側
に、タイヤ周方向に連続する突起部を設けることによ
り、タイヤへの横力の作用に起因する、ビードヒール部
の浮き上がりを、前記突起部とリンハンプとの当接によ
って拘束するものである。
ば特開平5−24404号公報、特開平7−16483
4号公報等に開示されたものがある。ここで前者のタイ
ヤは、タイヤのビードベースに、リムのビードシートに
形成した環状の凹凸条に丁度嵌まり合う凸条および凹条
を設けることで、タイヤへの横力の作用に対して、ビー
ドヒール部の、ビードシートからの浮き上がりを防止し
て、ビード部のリムウェルへの落ち込みを防止するもの
であり、また、後者のタイヤは、ビード部のタイヤ内側
に、タイヤ周方向に連続する突起部を設けることによ
り、タイヤへの横力の作用に起因する、ビードヒール部
の浮き上がりを、前記突起部とリンハンプとの当接によ
って拘束するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、これらの従
来技術はいずれも、結局は、ビードベースとビードシー
トとの摩擦力の低下を抑制することによってタイヤビー
ド部のリム外れを防止するものであることから、たとえ
ば、タイヤ内の空気圧の比較的小さい低下等に対しては
有効ではあっても、タイヤ内の空気圧のほとんどもしく
は全てが洩出等して、タイヤ内空気圧に基く、ビードシ
ートへのビードベース押圧力が消失したときには所期し
た機能を発揮することができないという問題があった。
来技術はいずれも、結局は、ビードベースとビードシー
トとの摩擦力の低下を抑制することによってタイヤビー
ド部のリム外れを防止するものであることから、たとえ
ば、タイヤ内の空気圧の比較的小さい低下等に対しては
有効ではあっても、タイヤ内の空気圧のほとんどもしく
は全てが洩出等して、タイヤ内空気圧に基く、ビードシ
ートへのビードベース押圧力が消失したときには所期し
た機能を発揮することができないという問題があった。
【0004】この発明は、従来技術が抱えるこのような
問題点を解決することを課題として検討した結果なされ
たものであり、それの目的とするところは、タイヤ内の
空気圧のほとんどもしくは全てが洩出等した場合であっ
ても、タイヤビード部のリム外れを有効に阻止すること
ができる空気入りタイヤを提供するにある。
問題点を解決することを課題として検討した結果なされ
たものであり、それの目的とするところは、タイヤ内の
空気圧のほとんどもしくは全てが洩出等した場合であっ
ても、タイヤビード部のリム外れを有効に阻止すること
ができる空気入りタイヤを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の空気入りタイ
ヤは、環状に連続する一対のビード部の周方向の複数個
所に、リムフランジに貫通されたねじを螺着する雌ねじ
部を設けたものである。
ヤは、環状に連続する一対のビード部の周方向の複数個
所に、リムフランジに貫通されたねじを螺着する雌ねじ
部を設けたものである。
【0006】このタイヤでは、リムフランジに貫通させ
た、好ましくはエンジニアリングプラスチックよりなる
ねじを、たとえば、タイヤ構成部分の一部としての硬質
のゴムにて構成することができる雌ねじ部のねじ穴に締
め込んで、タイヤビード部をリムフランジに機械的に連
結することにより、たとえ、タイヤ内の空気圧の全てが
洩出した場合であっても、そのビード部のリム外れを効
果的に防止することができる。なおここで、ねじの締め
込みによって雌ねじ部に弾性変形をもたらした場合に
は、ねじの緩みを有効に拘束することができる。
た、好ましくはエンジニアリングプラスチックよりなる
ねじを、たとえば、タイヤ構成部分の一部としての硬質
のゴムにて構成することができる雌ねじ部のねじ穴に締
め込んで、タイヤビード部をリムフランジに機械的に連
結することにより、たとえ、タイヤ内の空気圧の全てが
洩出した場合であっても、そのビード部のリム外れを効
果的に防止することができる。なおここで、ねじの締め
込みによって雌ねじ部に弾性変形をもたらした場合に
は、ねじの緩みを有効に拘束することができる。
【0007】加えてこのタイヤでは、ビード部をリムフ
ランジに緊密に連結することで、ビード部のリムフィッ
ト性が、全周にわたって十分に均一化されるので、操縦
安定性能、乗心地性能等のタイヤ本来の運動性能をも有
利に向上させることができる。
ランジに緊密に連結することで、ビード部のリムフィッ
ト性が、全周にわたって十分に均一化されるので、操縦
安定性能、乗心地性能等のタイヤ本来の運動性能をも有
利に向上させることができる。
【0008】このようなタイヤにおいて、より好ましく
は、ビード部のコアの周りに折り返したカーカスプライ
の折り返し部分より幅方向外側に、ねじ穴を形成した、
雌ねじ部材としての硬質部材を配設し、また好ましく
は、その硬質部材を、周方向に不連続とする。
は、ビード部のコアの周りに折り返したカーカスプライ
の折り返し部分より幅方向外側に、ねじ穴を形成した、
雌ねじ部材としての硬質部材を配設し、また好ましく
は、その硬質部材を、周方向に不連続とする。
【0009】これによれば、硬質部材を、カーカスプラ
イの折り返し部分より幅方向外側に位置させることで、
カーカスプライは、それ本来の骨組み補強機能を十分に
発揮することができ、また、硬質部材のねじ穴に、リム
フランジに貫通させたねじを螺合させることで、リムフ
ランジとタイヤビード部の連結強度を一層高めることが
できる。そしてこのことは、硬質部材を環状に連続させ
て設けた場合にさらに効果的である。
イの折り返し部分より幅方向外側に位置させることで、
カーカスプライは、それ本来の骨組み補強機能を十分に
発揮することができ、また、硬質部材のねじ穴に、リム
フランジに貫通させたねじを螺合させることで、リムフ
ランジとタイヤビード部の連結強度を一層高めることが
できる。そしてこのことは、硬質部材を環状に連続させ
て設けた場合にさらに効果的である。
【0010】ところで、かかる硬質部材は、ビードコア
の半径方向外周側に配設されるビードフィラーゴムと相
俟って、ビード部の剛性を高めるべくも機能することが
できる。さらに、硬質部材をエンジニアリングプラスチ
ックで構成した場合には、十分な強度および剛性を確保
しつつ軽量化を実現することができる。
の半径方向外周側に配設されるビードフィラーゴムと相
俟って、ビード部の剛性を高めるべくも機能することが
できる。さらに、硬質部材をエンジニアリングプラスチ
ックで構成した場合には、十分な強度および剛性を確保
しつつ軽量化を実現することができる。
【0011】またここにおいて、ねじの適用本数は、そ
れが一本では、リム外れに対する実効性に乏しく、併せ
て、タイヤリム組立体の重量バランスに対して悪影響が
ある一方で、その本数が多すぎると、加工コストやタイ
ヤのリム組み工数等が嵩むので、三〜八本程度とするこ
とが好ましい。
れが一本では、リム外れに対する実効性に乏しく、併せ
て、タイヤリム組立体の重量バランスに対して悪影響が
ある一方で、その本数が多すぎると、加工コストやタイ
ヤのリム組み工数等が嵩むので、三〜八本程度とするこ
とが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を図
面に示すところに基いて説明する。図1はリムに組付け
たタイヤの、一方のビード部を示す半径方向断面図であ
り、図中1はビード部を、2は、ビード部1を組付けた
リムをそれぞれ示す。
面に示すところに基いて説明する。図1はリムに組付け
たタイヤの、一方のビード部を示す半径方向断面図であ
り、図中1はビード部を、2は、ビード部1を組付けた
リムをそれぞれ示す。
【0013】ここでは、ビード部1に配設したビードコ
ア3の周りで、カーカスプライ4を内側から外側へ折り
返すとともに半径方向に巻上げ、そして、そのカーカス
プライ4の折り返し部分4aよりタイヤ幅方向の外側
で、ビードコア3の半径方向外周側に、雌ねじ部材とし
ての、好ましくはエンジニアリングプラスチックからな
る硬質部材5およびビードフィラーゴム6を配置する。
ここで、より一層好ましくは、硬質部材5を周方向に不
連続として、タイヤのリム組み適正を十分に向上させ
る。
ア3の周りで、カーカスプライ4を内側から外側へ折り
返すとともに半径方向に巻上げ、そして、そのカーカス
プライ4の折り返し部分4aよりタイヤ幅方向の外側
で、ビードコア3の半径方向外周側に、雌ねじ部材とし
ての、好ましくはエンジニアリングプラスチックからな
る硬質部材5およびビードフィラーゴム6を配置する。
ここで、より一層好ましくは、硬質部材5を周方向に不
連続として、タイヤのリム組み適正を十分に向上させ
る。
【0014】また、図に示すところでは、ビード部1の
外表面の画成に寄与するかかる硬質部材5に、リム2の
リムフランジ2aに貫通するねじ7の螺着を許容するね
じ穴8を設ける。ところで、このような硬質部材5は、
それをビード部1内に完全に埋め込むことも可能であ
る。
外表面の画成に寄与するかかる硬質部材5に、リム2の
リムフランジ2aに貫通するねじ7の螺着を許容するね
じ穴8を設ける。ところで、このような硬質部材5は、
それをビード部1内に完全に埋め込むことも可能であ
る。
【0015】以上のようなビード部構造、ひいては、空
気入りタイヤにおいて、硬質部材5およびねじ7の少な
くとも一方をエンジニアリングプラスチックにて構成す
る場合には、その材質を、アセタール、ポリアミド(ナ
イロン)、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリエス
テル、ポリカーボネート、ポリエーテル、ポリスルフィ
ドポリマー、ポリスルホン等から選択することが、タイ
ヤの使用される環境に応じて、100℃以上あるいは0
℃以下でも寸法安定性や機械的強度を保つことができて
好適である。
気入りタイヤにおいて、硬質部材5およびねじ7の少な
くとも一方をエンジニアリングプラスチックにて構成す
る場合には、その材質を、アセタール、ポリアミド(ナ
イロン)、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリエス
テル、ポリカーボネート、ポリエーテル、ポリスルフィ
ドポリマー、ポリスルホン等から選択することが、タイ
ヤの使用される環境に応じて、100℃以上あるいは0
℃以下でも寸法安定性や機械的強度を保つことができて
好適である。
【0016】このようなビード部1では、そのビードベ
ース1aを、リム2のビードシート2aに着座させた姿
勢で、ビード部1の周方向の複数個所で、リムフランジ
2aに貫通させて設けたねじ7を、硬質部材5のねじ穴
8にねじ込むことで、それの全周を十分均等に、かつ常
に適正にリム2にフィットさせることができるので、タ
イヤの操縦安定性能および乗心地性能等を有利に向上さ
れることができ、併せて、硬質部材それ自身に固有の剛
性の下でビード部剛性を高め、この点からもまた、操縦
安定性能を高めることができる。
ース1aを、リム2のビードシート2aに着座させた姿
勢で、ビード部1の周方向の複数個所で、リムフランジ
2aに貫通させて設けたねじ7を、硬質部材5のねじ穴
8にねじ込むことで、それの全周を十分均等に、かつ常
に適正にリム2にフィットさせることができるので、タ
イヤの操縦安定性能および乗心地性能等を有利に向上さ
れることができ、併せて、硬質部材それ自身に固有の剛
性の下でビード部剛性を高め、この点からもまた、操縦
安定性能を高めることができる。
【0017】しかもここでは、硬質部材5および、複数
本のねじ7の作用下で、ビード部1が、リムフランジ2
aに、強固に、かつ周方向での十分な均等性をもって連
結されるので、タイヤからの空気圧のわずかな洩出に対
してはもちろん、空気圧の全てが洩出して、ビードベー
ス1aをビードシート2bに押圧する力が消失してもな
お、ビード部1のリムフランジ2aからの離隔、ひいて
は、ビード部1のリム外れを確実に阻止することがで
き、これがため、たとえばタイヤがパンクした場合等に
あっても、タイヤ交換のための安全性を確保できる位置
まで、リム外れなしに連続走行することができる。
本のねじ7の作用下で、ビード部1が、リムフランジ2
aに、強固に、かつ周方向での十分な均等性をもって連
結されるので、タイヤからの空気圧のわずかな洩出に対
してはもちろん、空気圧の全てが洩出して、ビードベー
ス1aをビードシート2bに押圧する力が消失してもな
お、ビード部1のリムフランジ2aからの離隔、ひいて
は、ビード部1のリム外れを確実に阻止することがで
き、これがため、たとえばタイヤがパンクした場合等に
あっても、タイヤ交換のための安全性を確保できる位置
まで、リム外れなしに連続走行することができる。
【0018】またここでは、硬質部材5のねじ穴8にね
じ7を螺合させることでビード部1の連結強度をより一
層高めることができ、その硬質部材5をエンジニアリン
グプラスチックにて構成することで、高い強度と軽量化
とを有利に両立させることができる。なお、ねじ7も上
記硬質部材5と同じ材質、なかでも、エンジニアリング
プラスチックで構成することが好ましい。
じ7を螺合させることでビード部1の連結強度をより一
層高めることができ、その硬質部材5をエンジニアリン
グプラスチックにて構成することで、高い強度と軽量化
とを有利に両立させることができる。なお、ねじ7も上
記硬質部材5と同じ材質、なかでも、エンジニアリング
プラスチックで構成することが好ましい。
【0019】
【実施例】以下にこの発明の実施例について説明する。
サイズが205/60R15のタイヤを、15×6JJ
のリムにリム組みして車体総重量が1.5tの乗用車に
装着した状態で、50km/hの進入速度で、半径が2
5mの円に沿ってそれを左回りに半周するに当って、右
前輪の空気圧を、0.3kgf/cm2 および0.0k
gf/cm2 の二段階に変化させて、リム外れの発生状
況を試験した。
サイズが205/60R15のタイヤを、15×6JJ
のリムにリム組みして車体総重量が1.5tの乗用車に
装着した状態で、50km/hの進入速度で、半径が2
5mの円に沿ってそれを左回りに半周するに当って、右
前輪の空気圧を、0.3kgf/cm2 および0.0k
gf/cm2 の二段階に変化させて、リム外れの発生状
況を試験した。
【0020】この場合、リム外れが発生したものを不良
とし、発生しなかったものを良として評価したところ表
1に示す通りとなった。
とし、発生しなかったものを良として評価したところ表
1に示す通りとなった。
【0021】なお、表中の比較タイヤ1は、ビード部を
リムフランジに連結しないタイヤであり、比較タイヤ2
は、周方向の一個所でのみ、ビード部をリムフランジに
連結したタイヤであり、そして、実施例タイヤ1,2お
よび3はそれぞれ、周方向に等しい間隔をおいた二個
所、四個所および六個所で、ビード部をリムフランジに
連結したタイヤである。
リムフランジに連結しないタイヤであり、比較タイヤ2
は、周方向の一個所でのみ、ビード部をリムフランジに
連結したタイヤであり、そして、実施例タイヤ1,2お
よび3はそれぞれ、周方向に等しい間隔をおいた二個
所、四個所および六個所で、ビード部をリムフランジに
連結したタイヤである。
【0022】ここで、比較タイヤ2および実施例タイヤ
1〜3のそれぞれは、雌ねじ部材およびねじを、ポリエ
ーテルエーテルケトンを射出成形する事によって構成し
た。
1〜3のそれぞれは、雌ねじ部材およびねじを、ポリエ
ーテルエーテルケトンを射出成形する事によって構成し
た。
【0023】
【表1】
【0024】表1によれば、ビード部1の連結個所を四
個所以上としたときには、充填空気圧が0.0kgf/
cm2 の下で、タイヤに大きな横力を作用させてもな
お、リム外れを十分に防止し得ることが明らかである。
個所以上としたときには、充填空気圧が0.0kgf/
cm2 の下で、タイヤに大きな横力を作用させてもな
お、リム外れを十分に防止し得ることが明らかである。
【0025】
【発明の効果】上記実施例からも明らかなように、この
発明によれば、タイヤビード部とリムフランジとをねじ
連結することにより、タイヤ内の空気圧が完全に洩出す
る事態が発生してもなお、ビード部のリム外れを効果的
に防止することができる。
発明によれば、タイヤビード部とリムフランジとをねじ
連結することにより、タイヤ内の空気圧が完全に洩出す
る事態が発生してもなお、ビード部のリム外れを効果的
に防止することができる。
【図1】この発明の実施形態を示す半径方向断面図であ
る。
る。
1 ビード部 1a ビードベース 2 リム 2a リムフランジ 2b ビードシート 3 ビードコア 4 カーカスプライ 4a 折り返し部分 5 硬質部材 6 ビードフィラーゴム 7 ねじ 8 ねじ穴
Claims (4)
- 【請求項1】 環状に連続する一対のビード部の周方向
の複数個所に、リムフランジに貫通させたねじを螺着す
る雌ねじ部を設けてなる空気入りタイヤ。 - 【請求項2】 ビード部のビードコアの周りに折り返し
たカーカスプライの折り返し部分より幅方向外側に、ね
じ穴を形成した硬質部材を配設してなる請求項1に記載
の空気入りタイヤ。 - 【請求項3】 硬質部材を周方向に不連続に配設してな
る請求項2に記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項4】 硬質部材をエンジニアリングプラスチッ
クにより構成してなる請求項2もしくは3に記載の空気
入りタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10021657A JPH11217010A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10021657A JPH11217010A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | 空気入りタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11217010A true JPH11217010A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=12061128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10021657A Withdrawn JPH11217010A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | 空気入りタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11217010A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7900665B2 (en) * | 2004-10-05 | 2011-03-08 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire and method of mounting transponder to pneumatic tire |
US8226783B2 (en) | 2004-05-10 | 2012-07-24 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire and method of mounting transponder to pneumatic tire |
US20150283857A1 (en) * | 2014-04-07 | 2015-10-08 | Bridgestone Americas Tire Operations, Llc | Tire With Pre-Stressed Toroidal Element |
-
1998
- 1998-02-03 JP JP10021657A patent/JPH11217010A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8226783B2 (en) | 2004-05-10 | 2012-07-24 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire and method of mounting transponder to pneumatic tire |
US7900665B2 (en) * | 2004-10-05 | 2011-03-08 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire and method of mounting transponder to pneumatic tire |
US20150283857A1 (en) * | 2014-04-07 | 2015-10-08 | Bridgestone Americas Tire Operations, Llc | Tire With Pre-Stressed Toroidal Element |
US10052919B2 (en) * | 2014-04-07 | 2018-08-21 | Bridgestone Americas Tire Operations, Llc | Tire with pre-stressed toroidal element |
US20180326796A1 (en) * | 2014-04-07 | 2018-11-15 | Bridgestone Americas Tire Operations, Llc | Tire with pre-stressed toroidal element |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050405 |