JPH11215055A - 二元周波数再利用二元サーバーグループ - Google Patents
二元周波数再利用二元サーバーグループInfo
- Publication number
- JPH11215055A JPH11215055A JP10301836A JP30183698A JPH11215055A JP H11215055 A JPH11215055 A JP H11215055A JP 10301836 A JP10301836 A JP 10301836A JP 30183698 A JP30183698 A JP 30183698A JP H11215055 A JPH11215055 A JP H11215055A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- internal
- base station
- antenna element
- area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、無線通信システムにおけるハイブ
リッド内部/外部化セルに関する。 【解決手段】 無指向性内部通信カバーエリアを創るた
め、外部通信カバーエリアの各セクターに応じて基地局
側に現存するセクターアンテナを割り当てる。外部通信
カバーエリアの一セクター内の移動体からデータを送信
あるいは受信するときには、ただ一つのアンテナが使用
され、内部通信カバーエリア内の移動体からデータを送
信あるいは受信するときには、全てのアンテナが使用さ
れる。これにより、アンテナを追加することによるコス
トを増加することなく、ハイブリッド内外部セクター化
セルの能力を増加することができる。
リッド内部/外部化セルに関する。 【解決手段】 無指向性内部通信カバーエリアを創るた
め、外部通信カバーエリアの各セクターに応じて基地局
側に現存するセクターアンテナを割り当てる。外部通信
カバーエリアの一セクター内の移動体からデータを送信
あるいは受信するときには、ただ一つのアンテナが使用
され、内部通信カバーエリア内の移動体からデータを送
信あるいは受信するときには、全てのアンテナが使用さ
れる。これにより、アンテナを追加することによるコス
トを増加することなく、ハイブリッド内外部セクター化
セルの能力を増加することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信システム
におけるハイブリッド内部/外部セクター化セルに関
し、特に無線通信システムにおけるアンテナ構造に関す
るものである。
におけるハイブリッド内部/外部セクター化セルに関
し、特に無線通信システムにおけるアンテナ構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】二重サーバーグループ構造のセルである
ハイブリッド内部/外部セクター化セルは、スペクトル
の利用能力を増加させるための無線通信システムに使用
され、要求されるセルのトータル数を減らすのに貢献す
る。図5はハイブリッド内部/外部セクター化セル10
の構造を示している。ハイブリッド内部/外部セクター
化セル10は、内部通信カバーエリア12のような内部
サーバーグループ及び外部通信カバーエリア14のよう
な外部サーバーグループを有している。利用スペクトル
は30kHzキャリアに分けられる。ハイブリッド内部
/外部セクター化セル10に割り当てられたキャリア
は、内部通信カバーエリア12に使用される内部グルー
プと外部通信カバーエリア14に使用される外部グルー
プに分けられる。
ハイブリッド内部/外部セクター化セルは、スペクトル
の利用能力を増加させるための無線通信システムに使用
され、要求されるセルのトータル数を減らすのに貢献す
る。図5はハイブリッド内部/外部セクター化セル10
の構造を示している。ハイブリッド内部/外部セクター
化セル10は、内部通信カバーエリア12のような内部
サーバーグループ及び外部通信カバーエリア14のよう
な外部サーバーグループを有している。利用スペクトル
は30kHzキャリアに分けられる。ハイブリッド内部
/外部セクター化セル10に割り当てられたキャリア
は、内部通信カバーエリア12に使用される内部グルー
プと外部通信カバーエリア14に使用される外部グルー
プに分けられる。
【0003】図5に示すように、外部通信カバーエリア
14は、さらにそれぞれハイブリッド内部/外部セクタ
ー化セル10の基地局側の3つのセクターアンテナの一
つにカバーされている3つのセクター16,18,20
にセクター化されている。内部通信カバーエリアはセク
ター化されておらず、無指向性セクター(以下、オムニ
セクターと呼ぶ)であることが当該通信業界ではよく知
られているように、無指向性アンテナによってカバーさ
れている。オムニ内部通信カバーエリアは、3つのセク
ターの3つの主要グループの内の1つの主要グループの
チャネルに分けることなく、チャネルの1つの主要グル
ープが存在する場合、より高い能力が求められるという
理由で、3つのセクターの内部通信カバーエリアが望ま
しい。チャネルの主要グループは、特定のアンテナ表面
上でユーザーに対する割り当てに利用するチャネルグル
ープである。
14は、さらにそれぞれハイブリッド内部/外部セクタ
ー化セル10の基地局側の3つのセクターアンテナの一
つにカバーされている3つのセクター16,18,20
にセクター化されている。内部通信カバーエリアはセク
ター化されておらず、無指向性セクター(以下、オムニ
セクターと呼ぶ)であることが当該通信業界ではよく知
られているように、無指向性アンテナによってカバーさ
れている。オムニ内部通信カバーエリアは、3つのセク
ターの3つの主要グループの内の1つの主要グループの
チャネルに分けることなく、チャネルの1つの主要グル
ープが存在する場合、より高い能力が求められるという
理由で、3つのセクターの内部通信カバーエリアが望ま
しい。チャネルの主要グループは、特定のアンテナ表面
上でユーザーに対する割り当てに利用するチャネルグル
ープである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通常、3セクター化さ
れた外部通信カバーエリア14とオムニ内部通信カバー
エリア12を有するハイブリッド内部/外部セクター化
セル10は、専用無指向性アンテナを内部通信カバーエ
リア12に付加することによって実現される。しかしな
がら、そのようなシステムにおいて、アンテナを追加し
なければならないという問題が生じる。追加されたアン
テナによって、付加インストレーション、メンテナン
ス、コストの増加、基地局の付加スペース等の問題が付
加される。追加アンテナは、またしばしば周辺エリアの
美感を損ねる。
れた外部通信カバーエリア14とオムニ内部通信カバー
エリア12を有するハイブリッド内部/外部セクター化
セル10は、専用無指向性アンテナを内部通信カバーエ
リア12に付加することによって実現される。しかしな
がら、そのようなシステムにおいて、アンテナを追加し
なければならないという問題が生じる。追加されたアン
テナによって、付加インストレーション、メンテナン
ス、コストの増加、基地局の付加スペース等の問題が付
加される。追加アンテナは、またしばしば周辺エリアの
美感を損ねる。
【0005】ハイブリッド内部/外部セクター化セル
は、内外部通信カバーエリアに対して同じアンテナを使
用して実現される。しかしながらこれは、内外部通信カ
バーエリアの双方もしくはいずれか一方が同数のセクタ
ーでセクター化されるか、又は双方がオムニセルである
ことが要求される。不幸にも図5に示されるようなハイ
ブリッド内部/外部セクター化セルでは上記したことは
解決されない。
は、内外部通信カバーエリアに対して同じアンテナを使
用して実現される。しかしながらこれは、内外部通信カ
バーエリアの双方もしくはいずれか一方が同数のセクタ
ーでセクター化されるか、又は双方がオムニセルである
ことが要求される。不幸にも図5に示されるようなハイ
ブリッド内部/外部セクター化セルでは上記したことは
解決されない。
【0006】
【解決を解決するための手段】本発明は、アンテナのト
ータル数を増加させることなく無指向性内部通信カバー
エリアを創るため、外部通信カバーエリアのセクターに
対して使用される基地局側に、現存するセクターアンテ
ナを割り当てることによって、上記した問題を解決す
る。又、コストを増加することなく、アンテナの追加に
よるスペース確保の要求をすることなくハイブリッド内
部/外部セクター化セルの能力を上げることができる。
ータル数を増加させることなく無指向性内部通信カバー
エリアを創るため、外部通信カバーエリアのセクターに
対して使用される基地局側に、現存するセクターアンテ
ナを割り当てることによって、上記した問題を解決す
る。又、コストを増加することなく、アンテナの追加に
よるスペース確保の要求をすることなくハイブリッド内
部/外部セクター化セルの能力を上げることができる。
【0007】ハイブリッド内部/外部セクター化セルに
対する基地局は、外部通信カバーエリアにおける各セク
ターに対応するアンテナを有している。基地局は又、結
合器及び分割器を有している。該結合器は基地局の受信
路側に配置される。少なくとも2つのアンテナに受信さ
れた信号は前記結合器で結合され、基地局は上り回線信
号を得る。前記分割器は基地局の送信路側に配置され
る。該分割器は、少なくとも2つのアンテナに対して基
地局の無線装置で発生される信号を供給する。
対する基地局は、外部通信カバーエリアにおける各セク
ターに対応するアンテナを有している。基地局は又、結
合器及び分割器を有している。該結合器は基地局の受信
路側に配置される。少なくとも2つのアンテナに受信さ
れた信号は前記結合器で結合され、基地局は上り回線信
号を得る。前記分割器は基地局の送信路側に配置され
る。該分割器は、少なくとも2つのアンテナに対して基
地局の無線装置で発生される信号を供給する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図1はハイブリッ
ド内部/外部セクター化セル100の構造を示してい
る。ハイブリッド内部/外部セクター化セル100は、
内部通信カバーエリア112という内部サーバーグルー
プと、外部通信カバーエリア114という外部サーバー
グループを有している。利用スペクトルは30kHzキ
ャリアに分けられている。ハイブリッド内部/外部セク
ター化セル100は、内部通信カバーエリア112に使
用される内部グループと、外部通信カバーエリア114
に使用される外部グループに分けられている。外部通信
カバーエリア114は、さらにそれぞれハイブリッド内
部/外部セクター化セル100の基地局側の3つのセク
ターアンテナの一つによってカバーされる3つのセクタ
ー116,118,120にセクター化されている。移
動体補助ハンドオフは、むしろハイブリッド内部/外部
セクター化セルの各セクター間、及び各ハイブリッド内
部/外部セクター化セル100間のハンドオフのために
でディジタルに移動することなく使用されている。内部
通信カバーエリア112は、オムニセクター構造であ
る。ハイブリッド内部/外部セクター化セル100の基
地局は、基地局が外部通信カバーエリア114に対して
使用している現存の3つのセクターアンテナを割り当
て、アンテナのトータル数を増加させることなく無指向
性内部通信カバーエリアを創っている。
いて図面を参照して詳細に説明する。図1はハイブリッ
ド内部/外部セクター化セル100の構造を示してい
る。ハイブリッド内部/外部セクター化セル100は、
内部通信カバーエリア112という内部サーバーグルー
プと、外部通信カバーエリア114という外部サーバー
グループを有している。利用スペクトルは30kHzキ
ャリアに分けられている。ハイブリッド内部/外部セク
ター化セル100は、内部通信カバーエリア112に使
用される内部グループと、外部通信カバーエリア114
に使用される外部グループに分けられている。外部通信
カバーエリア114は、さらにそれぞれハイブリッド内
部/外部セクター化セル100の基地局側の3つのセク
ターアンテナの一つによってカバーされる3つのセクタ
ー116,118,120にセクター化されている。移
動体補助ハンドオフは、むしろハイブリッド内部/外部
セクター化セルの各セクター間、及び各ハイブリッド内
部/外部セクター化セル100間のハンドオフのために
でディジタルに移動することなく使用されている。内部
通信カバーエリア112は、オムニセクター構造であ
る。ハイブリッド内部/外部セクター化セル100の基
地局は、基地局が外部通信カバーエリア114に対して
使用している現存の3つのセクターアンテナを割り当
て、アンテナのトータル数を増加させることなく無指向
性内部通信カバーエリアを創っている。
【0009】内部通信カバーエリアにおける信号は、外
部通信カバーエリアの無指向性をもつ3つのアンテナ上
で同時通信される。ぢん号を動じ通信するということは
3つの送信アンテナ及び3つの受信アンテナ上で同時に
伝送されるということを意味する。従来よく知られてい
るように分離された送信及び受信用のアンテナは、共通
の単一アンテナ及び受信信号から送信信号を切り離す手
段は使用されてはいるが、基地局側でしばしば空中の信
号を送受信するのに使用される。もしも、共通アンテナ
が信号送信と信号受信の両方に使用されるとしたら、外
部通信カバーエリア内の各セクターに対するアンテナが
存在し、内部通信カバーエリア内の移動体に向けられた
信号はこれら全てのアンテナで同時伝送される。
部通信カバーエリアの無指向性をもつ3つのアンテナ上
で同時通信される。ぢん号を動じ通信するということは
3つの送信アンテナ及び3つの受信アンテナ上で同時に
伝送されるということを意味する。従来よく知られてい
るように分離された送信及び受信用のアンテナは、共通
の単一アンテナ及び受信信号から送信信号を切り離す手
段は使用されてはいるが、基地局側でしばしば空中の信
号を送受信するのに使用される。もしも、共通アンテナ
が信号送信と信号受信の両方に使用されるとしたら、外
部通信カバーエリア内の各セクターに対するアンテナが
存在し、内部通信カバーエリア内の移動体に向けられた
信号はこれら全てのアンテナで同時伝送される。
【0010】下り回線、すなわち基地局から移動局への
信号伝送において、信号は3つのセクターアンテナすべ
てに送信される。この送信路は図2a及び図2bに示さ
れている。この送信路は1:3分割器210に接続され
た無線制御フレーム(以下、RCFと呼ぶ。)200を
含んでいる。1:3分割器210の出力は線形増幅器フ
レーム(以下、LAFと呼ぶ。)220に接続され、線
形増幅器フレーム220はアンテナ(図示せず)に接続
されている。送信信号はRCF200の無線装置222
0〜22211によって発生する。送信信号は、結合器2
240〜2242に結合され、その後9:1結合器226
0〜2266に結合される。9:1結合器2260〜22
66はRCF送信機RFインターフェース2280〜22
86を介して1:3分割器210に接続されている。
1:3分割器210は9:1結合器2260〜2266の
出力を分割し、LAF220に信号を供給する。LAF
220は3つのセクターアンテナそれぞれに対してセク
ション230,231,234をもっている。LAF2
20は、またオムニアンテナに対するセクション236
を有している。このオムニアンテナは従来では必要であ
るが本発明では使用されない。もしも、セクション23
6が使用されないLAF中にあるとしたら、図2a及び
図2bに示されるようにセクション236は1:3分割
器210には接続されない。1:3分割器210の3つ
の出力各々は増幅のためLAF200内のセクター23
0,232,234に送出される。1:3分割器210
はLAF200内のパネル上に搭載される。1:3分割
器210からの信号はLAFの入力RF2(又はLAF
のいずれかの利用できる入力)に送出される。その後、
セクターアンテナのフィルタリング及び送信のためにア
ンテナインターフェースフレーム(以下、AIFと呼
ぶ。)に導かれる。とはいえ、信号がより小さい内部通
信カバーエリア112のためのものであるので余分な損
失が1:3分割器210によって送信路に流れ込むが、
この損失はソフトウエアを校正し、ハードウエアを調整
することにより除去することができる。
信号伝送において、信号は3つのセクターアンテナすべ
てに送信される。この送信路は図2a及び図2bに示さ
れている。この送信路は1:3分割器210に接続され
た無線制御フレーム(以下、RCFと呼ぶ。)200を
含んでいる。1:3分割器210の出力は線形増幅器フ
レーム(以下、LAFと呼ぶ。)220に接続され、線
形増幅器フレーム220はアンテナ(図示せず)に接続
されている。送信信号はRCF200の無線装置222
0〜22211によって発生する。送信信号は、結合器2
240〜2242に結合され、その後9:1結合器226
0〜2266に結合される。9:1結合器2260〜22
66はRCF送信機RFインターフェース2280〜22
86を介して1:3分割器210に接続されている。
1:3分割器210は9:1結合器2260〜2266の
出力を分割し、LAF220に信号を供給する。LAF
220は3つのセクターアンテナそれぞれに対してセク
ション230,231,234をもっている。LAF2
20は、またオムニアンテナに対するセクション236
を有している。このオムニアンテナは従来では必要であ
るが本発明では使用されない。もしも、セクション23
6が使用されないLAF中にあるとしたら、図2a及び
図2bに示されるようにセクション236は1:3分割
器210には接続されない。1:3分割器210の3つ
の出力各々は増幅のためLAF200内のセクター23
0,232,234に送出される。1:3分割器210
はLAF200内のパネル上に搭載される。1:3分割
器210からの信号はLAFの入力RF2(又はLAF
のいずれかの利用できる入力)に送出される。その後、
セクターアンテナのフィルタリング及び送信のためにア
ンテナインターフェースフレーム(以下、AIFと呼
ぶ。)に導かれる。とはいえ、信号がより小さい内部通
信カバーエリア112のためのものであるので余分な損
失が1:3分割器210によって送信路に流れ込むが、
この損失はソフトウエアを校正し、ハードウエアを調整
することにより除去することができる。
【0011】上り回線信号、すなわち、移動局から基地
局へ送信される信号は、3つのセクターアンテナで受信
された信号を用いて構成されている。受信路は図3a及
び図3bに示されている。この受信路は、アンテナ、A
IF300、3:1結合器310、及びRCF200を
含んでいる。新しいパネルは、3:1結合器310を含
むAIFに加えられている。その信号はアンテナで受信
され、AIF300に送出される。AIF300は各ア
ンテナに対するAIF受信路を含んでいる。各AIF受
信路、モニターテスト信号に使用されるテストカプラー
3301〜3303、瀘波するためのフィルタ3401〜
3403,3501〜3503、前置増幅器3601〜36
03、必要数の信号出力を送出するパワー分割器3701
〜3703を含み、これらは低電力で動作する。LAF
と同様に、AIFも又オムニアンテナに対する受信路を
有している。このオムニアンテナは従来技術で用いら
れ、本発明では用いられない。もしもこの受信路がオム
ニアンテナが使用されないAIF中にあるとしたら、図
3a及び図3bに示されるように、受信路は3:1結合
器には接続されない。各セクター内にあるパワー分割器
3701〜3703から出力される信号は3:1結合器3
10に送出され、3:1結合器310は各信号を結合し
てRCF200ないの1:9パワー分割器380に結合
した信号を送出する。もしも、伝送路損失が問題となる
としたら、1:6パワー分割器を1:9分割器380の
代わりに用いることができる。1:9分割器の各出力は
6つの1:4パワー分割器の1つに送出され、1:4パ
ワー分割器の出力は4つの無線装置に送出される。この
無線装置はルーセント・テクノロジーズの上級ディジタ
ル無線装置(以下、EDRUと呼ぶ。)のような適当な
無線装置でよい。
局へ送信される信号は、3つのセクターアンテナで受信
された信号を用いて構成されている。受信路は図3a及
び図3bに示されている。この受信路は、アンテナ、A
IF300、3:1結合器310、及びRCF200を
含んでいる。新しいパネルは、3:1結合器310を含
むAIFに加えられている。その信号はアンテナで受信
され、AIF300に送出される。AIF300は各ア
ンテナに対するAIF受信路を含んでいる。各AIF受
信路、モニターテスト信号に使用されるテストカプラー
3301〜3303、瀘波するためのフィルタ3401〜
3403,3501〜3503、前置増幅器3601〜36
03、必要数の信号出力を送出するパワー分割器3701
〜3703を含み、これらは低電力で動作する。LAF
と同様に、AIFも又オムニアンテナに対する受信路を
有している。このオムニアンテナは従来技術で用いら
れ、本発明では用いられない。もしもこの受信路がオム
ニアンテナが使用されないAIF中にあるとしたら、図
3a及び図3bに示されるように、受信路は3:1結合
器には接続されない。各セクター内にあるパワー分割器
3701〜3703から出力される信号は3:1結合器3
10に送出され、3:1結合器310は各信号を結合し
てRCF200ないの1:9パワー分割器380に結合
した信号を送出する。もしも、伝送路損失が問題となる
としたら、1:6パワー分割器を1:9分割器380の
代わりに用いることができる。1:9分割器の各出力は
6つの1:4パワー分割器の1つに送出され、1:4パ
ワー分割器の出力は4つの無線装置に送出される。この
無線装置はルーセント・テクノロジーズの上級ディジタ
ル無線装置(以下、EDRUと呼ぶ。)のような適当な
無線装置でよい。
【0012】基地局は適当な基地局でよい。むしろ、ル
ーセント・テクノロジーズのシリーズツークラシック
(SeriesIIClassic)はこの技術に対する精選された
踏み台ともいえる。このシリーズツークラシックは初期
の構成において、容易に56のEDRUをサポートで
き、110ワットのJ4で合成出力電力を供給してい
る。このシリーズツークラシックは現存のハードウエア
構成に対するマイナー変更に関してサポートされるよう
な構成にも適応性がある。ハードウエアの構成変更は内
部通信カバーエリア及び外部通信カバーエリア双方に対
する3つの送信アンテナ全てを使用することによって行
われる。
ーセント・テクノロジーズのシリーズツークラシック
(SeriesIIClassic)はこの技術に対する精選された
踏み台ともいえる。このシリーズツークラシックは初期
の構成において、容易に56のEDRUをサポートで
き、110ワットのJ4で合成出力電力を供給してい
る。このシリーズツークラシックは現存のハードウエア
構成に対するマイナー変更に関してサポートされるよう
な構成にも適応性がある。ハードウエアの構成変更は内
部通信カバーエリア及び外部通信カバーエリア双方に対
する3つの送信アンテナ全てを使用することによって行
われる。
【0013】ハイブリッド内部/外部セクター化セルを
サポートするため、マイナーハードウエア変更は、上記
したことに従う受信路及び送信路双方でシリーズツーク
ラシックに対して行われなければならない。シリーズツ
ークラシックの初期構成の下から1、2番目のシェルフ
は内部通信カバーエリアに与えられる。この2つのシェ
ルフは全24の無線装置に対してサポートできる。図4
は初期構成がテーブル2の上に向かって、内外部グルー
プチャネル構成に対してどのように区分けされているか
を示したものである。前記初期構成はアナログをサポー
トするための無線機を含んでいる。 もし望めば、正規
の3セクターシリーズツークラシックセルは当該分野に
いち早く送り込むことが可能でり、ハイブリッド内部/
外部セクター化セルの特徴をサポートするのに必要なハ
ードウエア及びソフトウエアの変更はそれよりやや遅れ
た段階で達成されることが可能である。これらの変更は
すでに送り込まれているかっての当該分野のシステムに
も適用できる。
サポートするため、マイナーハードウエア変更は、上記
したことに従う受信路及び送信路双方でシリーズツーク
ラシックに対して行われなければならない。シリーズツ
ークラシックの初期構成の下から1、2番目のシェルフ
は内部通信カバーエリアに与えられる。この2つのシェ
ルフは全24の無線装置に対してサポートできる。図4
は初期構成がテーブル2の上に向かって、内外部グルー
プチャネル構成に対してどのように区分けされているか
を示したものである。前記初期構成はアナログをサポー
トするための無線機を含んでいる。 もし望めば、正規
の3セクターシリーズツークラシックセルは当該分野に
いち早く送り込むことが可能でり、ハイブリッド内部/
外部セクター化セルの特徴をサポートするのに必要なハ
ードウエア及びソフトウエアの変更はそれよりやや遅れ
た段階で達成されることが可能である。これらの変更は
すでに送り込まれているかっての当該分野のシステムに
も適用できる。
【0014】他のルーセントテクノロジーズのセルラー
はシリーズツーエム(SeriesIIm),シリーズツーエ
ムエム(SeriesIImm),又は基地局が使用されている
プランアールマイクロセル(Plan R Microcell)を製
造している。しかし、それらの機種は、送信路に対して
著しい変更が必要とされ、充分な送信電力をもたず、こ
の種のハイブリッド内部/外部セクター化セル技術をサ
ポートしやすい完全な無線機を備えていない。
はシリーズツーエム(SeriesIIm),シリーズツーエ
ムエム(SeriesIImm),又は基地局が使用されている
プランアールマイクロセル(Plan R Microcell)を製
造している。しかし、それらの機種は、送信路に対して
著しい変更が必要とされ、充分な送信電力をもたず、こ
の種のハイブリッド内部/外部セクター化セル技術をサ
ポートしやすい完全な無線機を備えていない。
【0015】この変更されたハイブリッド内部/外部セ
クター化セルの特徴は現在の発呼処理においてわずかな
インパクトしか与えない。発呼処理をサポートするため
に4つのディジタル制御チャネル(以下、DCCHと呼
ぶ。)がその構成に割り当てられることが必要となる。
3つのDCCHは外部通信カバーエリアに対して必要と
され、1つのDCCHは無指向性内部通信カバーエリア
に対して必要とされる。又、発呼処理ソフトウエアは翻
訳を通して、適当にハンドオフが調整される種々のセク
ターに対してどのチャネルセットが割り当てられるのか
が命じられる必要がある。
クター化セルの特徴は現在の発呼処理においてわずかな
インパクトしか与えない。発呼処理をサポートするため
に4つのディジタル制御チャネル(以下、DCCHと呼
ぶ。)がその構成に割り当てられることが必要となる。
3つのDCCHは外部通信カバーエリアに対して必要と
され、1つのDCCHは無指向性内部通信カバーエリア
に対して必要とされる。又、発呼処理ソフトウエアは翻
訳を通して、適当にハンドオフが調整される種々のセク
ターに対してどのチャネルセットが割り当てられるのか
が命じられる必要がある。
【0016】操作、管理、メンテナンス(OA&M)
は、変更されたハイブリッド内部/外部セクター化セル
によって実現される。オムニ内部通信カバーエリアをサ
ポートする線形増幅回路(以下,LACと呼ぶ。)に関
する警告は再処理される必要がある。前記LACに対す
る前記EDRUの1対1の適応は、ハードウエアエラー
処理(HEH)に関する問題を生じさせる。発呼処理は
臨界警告状態にあるLACを組み込んだ全ての無線装置
に対して禁止される。この構成において、外部通信カバ
ーエリアの保守点検を行う無線装置をブロックしたい。
内部通信カバーエリアの保守点検を行う無線装置は3つ
のLACが臨界警告状態にあればブロックされるだろ
う。無線装置の診断とアンテナ機能テストに関して内部
通信カバーエリアは3つのアンテナ表面上でテストされ
る必要がある。この構成をサポートするソフトウエア変
更は最小限でいいが、全体としてセルを動かすソフトウ
エアはダウンロードされなければならない。
は、変更されたハイブリッド内部/外部セクター化セル
によって実現される。オムニ内部通信カバーエリアをサ
ポートする線形増幅回路(以下,LACと呼ぶ。)に関
する警告は再処理される必要がある。前記LACに対す
る前記EDRUの1対1の適応は、ハードウエアエラー
処理(HEH)に関する問題を生じさせる。発呼処理は
臨界警告状態にあるLACを組み込んだ全ての無線装置
に対して禁止される。この構成において、外部通信カバ
ーエリアの保守点検を行う無線装置をブロックしたい。
内部通信カバーエリアの保守点検を行う無線装置は3つ
のLACが臨界警告状態にあればブロックされるだろ
う。無線装置の診断とアンテナ機能テストに関して内部
通信カバーエリアは3つのアンテナ表面上でテストされ
る必要がある。この構成をサポートするソフトウエア変
更は最小限でいいが、全体としてセルを動かすソフトウ
エアはダウンロードされなければならない。
【0017】ハイブリッド内部/外部セクター化セル1
00は、割り当てられるセルラー帯域内の利用スペクト
ルの能力を引き上げ、セルのトータル数を減らすのに貢
献する。ハイブリッド内部/外部セクター化セルのアプ
ローチはTDMAセルラー/PCSシステムのような無
線システムに提供される。外部通信カバーエリアは3つ
のセクター構造を使用し、一方内部通信カバーエリアは
オムニ構造もしくは3セクター構造のいずれにも用いる
ことができる。そのアプローチは内部通信カバーエリア
が少ない電力を放射するという点で有利であり、これに
よって、外部通信カバーエリアと比較して他のセルへの
干渉を少なくさせる。結果として、小さい周波数再利用
係数(K)で内部通信カバーエリアに使用することがで
き、システム全体の能力を引き上げることができる。
00は、割り当てられるセルラー帯域内の利用スペクト
ルの能力を引き上げ、セルのトータル数を減らすのに貢
献する。ハイブリッド内部/外部セクター化セルのアプ
ローチはTDMAセルラー/PCSシステムのような無
線システムに提供される。外部通信カバーエリアは3つ
のセクター構造を使用し、一方内部通信カバーエリアは
オムニ構造もしくは3セクター構造のいずれにも用いる
ことができる。そのアプローチは内部通信カバーエリア
が少ない電力を放射するという点で有利であり、これに
よって、外部通信カバーエリアと比較して他のセルへの
干渉を少なくさせる。結果として、小さい周波数再利用
係数(K)で内部通信カバーエリアに使用することがで
き、システム全体の能力を引き上げることができる。
【0018】例えば、利用周波数が4.41MHzであ
るとき、トータル14730kHzのキャリアチャネル
が利用できる。正規の3セクターセル構造と周波数再利
用係数が7であるとき、セルのアーラン能力を計算する
と39.6となる。この能力はハイブリッド内部/外部
セクター化セルアプローチを用いることにより大きくす
ることができる。オムニ構造と3セクター構造の2つの
異なる内部通信カバーエリア構造が考えられる。オムニ
構造は内部通信カバーエリア内の全チャネルの間でTD
MAチャネルをためるのに有利であり、一方、3セクタ
ー構造はセクタリングにより干渉を少なくしており、小
さい周波数再利用係数を使用できる。前者の場合、周波
数再利用係数4が使用され、後者の場合、本実施の形態
の一例として周波数再利用係数3が使用される。
るとき、トータル14730kHzのキャリアチャネル
が利用できる。正規の3セクターセル構造と周波数再利
用係数が7であるとき、セルのアーラン能力を計算する
と39.6となる。この能力はハイブリッド内部/外部
セクター化セルアプローチを用いることにより大きくす
ることができる。オムニ構造と3セクター構造の2つの
異なる内部通信カバーエリア構造が考えられる。オムニ
構造は内部通信カバーエリア内の全チャネルの間でTD
MAチャネルをためるのに有利であり、一方、3セクタ
ー構造はセクタリングにより干渉を少なくしており、小
さい周波数再利用係数を使用できる。前者の場合、周波
数再利用係数4が使用され、後者の場合、本実施の形態
の一例として周波数再利用係数3が使用される。
【0019】ハイブリッド内部/外部セクター化セル技
術を利用するために、多くの可能な限りの構成が全キャ
リアチャネルを区分けするのに利用される。以下の表1
にいくつかの構成が示されている。以下の表2におい
て、内外部通信カバーエリア部に利用されるキャリア数
は前記表1の内外部通信カバーエリアに選択されたキャ
リア数に応じて変化する。
術を利用するために、多くの可能な限りの構成が全キャ
リアチャネルを区分けするのに利用される。以下の表1
にいくつかの構成が示されている。以下の表2におい
て、内外部通信カバーエリア部に利用されるキャリア数
は前記表1の内外部通信カバーエリアに選択されたキャ
リア数に応じて変化する。
【表1】
【表2】
【0020】同様に、以下の表3及び表4に示されるよ
うに、全アーラン能力は内外部通信カバーエリアに利用
されるタイムスロットの数に基づいて変化する。1タイ
ムスロットは各論理アンテナ面上のDCCHに使用され
ると仮定する。
うに、全アーラン能力は内外部通信カバーエリアに利用
されるタイムスロットの数に基づいて変化する。1タイ
ムスロットは各論理アンテナ面上のDCCHに使用され
ると仮定する。
【表3】
【表4】
【0021】例えば、テーブル1に示される構成Cにお
いて、105キャリアは外部通信カバーエリア全てに利
用され、42キャリアは内部通信カバーエリアに利用さ
れる。内部通信カバーエリアは、周波数再利用係数4を
もった無指向性となるように設計され、内部通信カバー
エリアに利用される1/2セル中に全10キャリアを、
他の1/2セル中に全11キャリア(42キャリア/4
周波数再利用係数)を有している。外部通信カバーエリ
アは、周波数再利用係数7をもった3セクターに対して
設計され、セクター(105キャリア/7周波数再利用
係数/3セクター)ごとに利用される5キャリアを有し
ている。
いて、105キャリアは外部通信カバーエリア全てに利
用され、42キャリアは内部通信カバーエリアに利用さ
れる。内部通信カバーエリアは、周波数再利用係数4を
もった無指向性となるように設計され、内部通信カバー
エリアに利用される1/2セル中に全10キャリアを、
他の1/2セル中に全11キャリア(42キャリア/4
周波数再利用係数)を有している。外部通信カバーエリ
アは、周波数再利用係数7をもった3セクターに対して
設計され、セクター(105キャリア/7周波数再利用
係数/3セクター)ごとに利用される5キャリアを有し
ている。
【0022】この特別な設計に関し、2%のブロッキン
グでの全アーラン能力は、3セクター構造で、周波数再
利用係数Kが7における従来の39.6アーランに比べ
て47アーランに増加している。22アーランは内部通
信カバーエリアからのものであり、25アーランは外部
通信カバーエリアからのものである。内部通信カバーエ
リアに関し、30タイムスロット(10キャリア×3タ
イムスロット)が利用されるが、トラヒックに関しては
29タイムスロット((30−1)DCCH無指向性チ
ャネル)が利用される。他の外部通信カバーエリアにお
いて、セクターごとに15タイムスロット(5キャリア
×3タイムスロット)が利用されるが、トラヒックに関
しては14タイムスロット((15−1)DCCH無指
向性チャネル)が利用される。
グでの全アーラン能力は、3セクター構造で、周波数再
利用係数Kが7における従来の39.6アーランに比べ
て47アーランに増加している。22アーランは内部通
信カバーエリアからのものであり、25アーランは外部
通信カバーエリアからのものである。内部通信カバーエ
リアに関し、30タイムスロット(10キャリア×3タ
イムスロット)が利用されるが、トラヒックに関しては
29タイムスロット((30−1)DCCH無指向性チ
ャネル)が利用される。他の外部通信カバーエリアにお
いて、セクターごとに15タイムスロット(5キャリア
×3タイムスロット)が利用されるが、トラヒックに関
しては14タイムスロット((15−1)DCCH無指
向性チャネル)が利用される。
【0023】トレードオフは均一なアーラン能力分布及
び全アーラン能力間に現れる。高瀬尾Aは内部通信カバ
ーエリア上に大部分のチャネルを設置することによって
大きなアーラン能力を供給し、一方外部通信カバーエリ
アの能力は不足している。他方、構成Cは、より均一な
アーラン能力と、アーラン能力は小さいが内外部通信カ
バーエリア上でかなり均一な分布が得られる。
び全アーラン能力間に現れる。高瀬尾Aは内部通信カバ
ーエリア上に大部分のチャネルを設置することによって
大きなアーラン能力を供給し、一方外部通信カバーエリ
アの能力は不足している。他方、構成Cは、より均一な
アーラン能力と、アーラン能力は小さいが内外部通信カ
バーエリア上でかなり均一な分布が得られる。
【0024】ハイブリッド内部/外部セクター化セルを
利用するため、線形予測ボコーダーアルゴリズムを用い
たEDRUが利用してもよい。リンク予算分布から、4
0デシベル(γ=4)より大きい伝搬減衰勾配をもった
エリア内に配置されたACELPボコーダーを用いて、
内部通信カバーエリア上でK=4を、外部通信カバーエ
リア上でK=7をもって17デシベルというC/Iの最
小限の要求が満たされる。
利用するため、線形予測ボコーダーアルゴリズムを用い
たEDRUが利用してもよい。リンク予算分布から、4
0デシベル(γ=4)より大きい伝搬減衰勾配をもった
エリア内に配置されたACELPボコーダーを用いて、
内部通信カバーエリア上でK=4を、外部通信カバーエ
リア上でK=7をもって17デシベルというC/Iの最
小限の要求が満たされる。
【0025】外部通信カバーエリアは、最小17デシベ
ルというC/Iの最小限の要求を満たすK=7の3セク
ターシステムである。内部通信カバーエリアを分析する
と、17デシベルという最小限のC/I要求を満たす周
波数再利用係数7(K=7)をもつ3セクターは、以下
の数1に示される数式によれば、周波数再利用係数12
(K=12)をもつオムニシステムにおおよそ等しいこ
とがわかる。
ルというC/Iの最小限の要求を満たすK=7の3セク
ターシステムである。内部通信カバーエリアを分析する
と、17デシベルという最小限のC/I要求を満たす周
波数再利用係数7(K=7)をもつ3セクターは、以下
の数1に示される数式によれば、周波数再利用係数12
(K=12)をもつオムニシステムにおおよそ等しいこ
とがわかる。
【数1】 m=セルごとのセクターの数 D=周波数再利用距離セル R=セルのカバー半径 γ=伝搬経路損失スロープ K=周波数再利用パターン
【外1】
【数2】
【0026】すなわち、周波数再利用係数3(K=3)
をもつオムニ内部通信カバーエリアは、K′=12をも
つオムニセルのC/Iレベルと同じC/Iレベルを有す
る。もしも、周波数再利用係数3(K=3)をもつ内部
通信カバーエリアが17デシベルというC/I要求レベ
ルを満たすとすれば、周波数再利用係数4(K=4)を
もつ内部通信カバーエリアも同様に上記要求を満たす。
をもつオムニ内部通信カバーエリアは、K′=12をも
つオムニセルのC/Iレベルと同じC/Iレベルを有す
る。もしも、周波数再利用係数3(K=3)をもつ内部
通信カバーエリアが17デシベルというC/I要求レベ
ルを満たすとすれば、周波数再利用係数4(K=4)を
もつ内部通信カバーエリアも同様に上記要求を満たす。
【0027】以下の表5は4.4MHzの利用スペクト
ル、トータル14630kHzのキャリアチャネルに関
するいくつかの構成を示している。
ル、トータル14630kHzのキャリアチャネルに関
するいくつかの構成を示している。
【表5】
【0028】以下の表6に示されるように、内外部通信
カバーエリアに対する利用キャリアの数は上記表5にお
ける内外部通信カバーエリアにおいて選択されたキャリ
アの数に応じて変化する。
カバーエリアに対する利用キャリアの数は上記表5にお
ける内外部通信カバーエリアにおいて選択されたキャリ
アの数に応じて変化する。
【表6】
【0029】同様に、以下の表7に示される全アーラン
能力は内外部通信カバーエリアに対して利用されるタイ
ムスロットの数に基づいて変化する。尚、1つのタイム
スロットは各論理アンテナ面上のDCCHに対して使用
されていると仮定する。
能力は内外部通信カバーエリアに対して利用されるタイ
ムスロットの数に基づいて変化する。尚、1つのタイム
スロットは各論理アンテナ面上のDCCHに対して使用
されていると仮定する。
【表7】
【0030】以上の説明は、本発明の実施の形態に関す
るものであり、当該技術分野の当業者であれば、本発明
の種々の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明
の技術範囲に含まれる。
るものであり、当該技術分野の当業者であれば、本発明
の種々の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明
の技術範囲に含まれる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、アンテナのトータル数
を増加させることなく無指向性内部通信カバーエリアを
創るため、外部通信カバーエリアのセクターに対して使
用される基地局側に、現存するセクターアンテナを割り
当てることによって、周辺エリアの美感を損ねることも
なく、付加インストレーション、メンテナンス、コスト
の増加、基地局の付加スペース等の問題が解決される。
を増加させることなく無指向性内部通信カバーエリアを
創るため、外部通信カバーエリアのセクターに対して使
用される基地局側に、現存するセクターアンテナを割り
当てることによって、周辺エリアの美感を損ねることも
なく、付加インストレーション、メンテナンス、コスト
の増加、基地局の付加スペース等の問題が解決される。
【0032】又、本発明によれば、コストを増加するこ
となく、アンテナの追加によるスペース確保の要求をす
ることなくハイブリッド内部/外部セクター化セルの能
力を上げることができる。
となく、アンテナの追加によるスペース確保の要求をす
ることなくハイブリッド内部/外部セクター化セルの能
力を上げることができる。
【図1】本発明のハイブリッド内部/外部セクター化セ
ルの構造を示した図である。
ルの構造を示した図である。
【図2a】セクター化された外部通信カバーエリアとオ
ムニ内部通信カバーエリアを有するハイブリッド内部/
外部セクター化セルにおける基地局の送信路の一部を示
した図である。
ムニ内部通信カバーエリアを有するハイブリッド内部/
外部セクター化セルにおける基地局の送信路の一部を示
した図である。
【図2b】セクター化された外部通信カバーエリアとオ
ムニ内部通信カバーエリアを有するハイブリッド内部/
外部セクター化セルにおける基地局の送信路の一部を示
した図である。
ムニ内部通信カバーエリアを有するハイブリッド内部/
外部セクター化セルにおける基地局の送信路の一部を示
した図である。
【図3a】セクター化された外部通信カバーエリアとオ
ムニ内部通信カバーエリアを有するハイブリッド内部/
外部セクター化セルにおける基地局の受信路の一部を示
した図である。
ムニ内部通信カバーエリアを有するハイブリッド内部/
外部セクター化セルにおける基地局の受信路の一部を示
した図である。
【図3b】セクター化された外部通信カバーエリアとオ
ムニ内部通信カバーエリアを有するハイブリッド内部/
外部セクター化セルにおける基地局の受信路の一部を示
した図である。
ムニ内部通信カバーエリアを有するハイブリッド内部/
外部セクター化セルにおける基地局の受信路の一部を示
した図である。
【図4】図2及び図3の基地局におけるキャビネットを
示した図である。
示した図である。
【図5】従来のハイブリッド内部/外部セクター化セル
の構造を示した図である。
の構造を示した図である。
100 ハイブリッド内部/外部セクター化セル 112 内部通信カバーエリア 114 外部通信カバーエリア 116,118,120 セクター 200 無線制御フレーム 210 1:3分割器 220 線形増幅器フレーム 2220〜22211 無線装置 2240〜2242 結合器 2260〜2266 9:1結合器 2280〜2286 RCF送信機RFインターフェー
ス 300 アンテナインターフェースフレーム 310 3:1結合器 3301〜3303 テストカプラー 3401〜3403,3501〜3503 フィルタ 3601〜3603 前置増幅器 3701〜3703 パワー分割器 380 1:9パワー分割器
ス 300 アンテナインターフェースフレーム 310 3:1結合器 3301〜3303 テストカプラー 3401〜3403,3501〜3503 フィルタ 3601〜3603 前置増幅器 3701〜3703 パワー分割器 380 1:9パワー分割器
フロントページの続き (72)発明者 コリン レオン カン アメリカ合衆国 07950 ニュージャーシ ィ,セダー クノールズ,クロス ロード 38 (72)発明者 フィリップ ラモーレックス アメリカ合衆国 07876 ニュージャーシ ィ,サッカスンナ,フォレスト ドライヴ 30 (72)発明者 マイレス パトリック マーフィー アメリカ合衆国 08801 ニュージャーシ ィ,アナンデール,クリストファー レー ン 7 (72)発明者 ブリン ザング アメリカ合衆国 08876 ニュージャーシ ィ,ブランチバーグ,チェロキー パス 7
Claims (8)
- 【請求項1】 内部通信カバーエリア及び外部通信カバ
ーエリアを供給する基地局において、 前記外部通信カバーエリアの第1のセクターと前記内部
通信カバーエリアの少なくとも第1の領域をカバーする
第1のアンテナ素子と、 前記外部通信カバーエリアの第2のセクターと前記内部
通信カバーエリアの少なくとも第2の領域をカバーする
第2のアンテナ素子と、 入力信号を受け、前記第1のアンテナ素子に対して少な
くとも信号の一部を供給する第1の出力と、前記第2の
アンテナ素子に対して少なくとも信号の一部を供給する
第2の出力を有する信号分割器とを含むことを特徴とす
る基地局。 - 【請求項2】 請求項1記載の基地局において、さらに
前記外部通信カバーエリアの第3のセクターと前記内部
通信カバーエリアの少なくとも第3の領域をカバーする
第3のアンテナ素子と、前記第3のアンテナ素子に対し
て少なくとも信号の一部を供給する第3の出力を有する
信号分割器を含むことを特徴とする基地局。 - 【請求項3】 請求項2記載の基地局において、前記内
部通信カバーエリアの第1、第2、及び第3の領域が前
記内部通信カバーエリア全体を構成していることを特徴
とする基地局。 - 【請求項4】 請求項1記載の基地局において、 前記第1のアンテナ素子に接続され、該第1のアンテナ
素子から第1の信号を受信するための第1の入力と、 前記第2のアンテナ素子に接続され、該第2のアンテナ
素子から第2の信号を受信するための第2の入力と、 前記第1及び前記第2の信号から形成される信号を供給
する出力を備えた信号結合器をさらに含むことを特徴と
する基地局。 - 【請求項5】 請求項4記載の基地局において、前記信
号結合器が、さらに前記第3のアンテナ素子に接続さ
れ、該第3のアンテナ素子から第3の信号を受信するた
めの第3の入力を含み、前記出力によって供給される前
記信号が前記第3の信号を含むことを特徴とする基地
局。 - 【請求項6】 無線通信システムのセルにおける内部通
信カバーエリア及び外部通信カバーエリアを供給する方
法において、 第1のアンテナ素子を使用している前記外部通信カバー
エリア中の第1のセクターに第1の信号を送信する処理
ステップと、 第2のアンテナ素子を使用している前記外部通信カバー
エリア中の第2のセクターに第2の信号を送信する処理
ステップと、 少なくとも前記第1及び前記第2のアンテナ素子を使用
している前記内部通信カバーエリアに第3の信号を送信
する処理ステップとを含むことを特徴とする内部及び外
部通信カバーエリアを供給する方法。 - 【請求項7】 請求項6記載の内部及び外部通信カバー
エリアを供給する方法において、さらに第3のアンテナ
素子を使用している前記外部通信カバーエリア中の第3
のセクターに第4の信号を送信する処理ステップを含
む、前記第3の信号を送信する処理ステップが前記第3
のアンテナ素子を用いて行われることを特徴とする内部
及び外部通信カバーエリアを供給する方法。 - 【請求項8】 請求項6記載の内部及び外部通信カバー
エリアを供給する方法において、さらに前記第1の信号
が第1の送信電力レベルで送信され、前記第2の信号が
第2の送信電力レベルで送信され、前記第3の信号が第
3の送信電力レベルで送信され、前記第3の送信電力レ
ベルが前記第1及び前記第2の送信電力レベルよりも小
さいことを特徴とする内部及び外部通信カバーエリアを
供給する方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US6302797P | 1997-10-23 | 1997-10-23 | |
US60/063027 | 1997-10-23 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11215055A true JPH11215055A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=22046425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10301836A Pending JPH11215055A (ja) | 1997-10-23 | 1998-10-23 | 二元周波数再利用二元サーバーグループ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11215055A (ja) |
BR (1) | BR9803926A (ja) |
CA (1) | CA2250559C (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008041281A1 (fr) | 2006-09-29 | 2008-04-10 | Fujitsu Limited | Dispositif de station de base et procédé de configuration de cellules |
JP2008527793A (ja) * | 2004-12-30 | 2008-07-24 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | セルラ無線カバレッジ用改良システム及びそのシステム用アンテナ |
JP2008530918A (ja) * | 2005-02-11 | 2008-08-07 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 無線通信システムにおいて干渉を緩和する方法及び装置 |
JP2009519630A (ja) * | 2005-12-12 | 2009-05-14 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | アンテナ・アレイを用いた全方位送信 |
-
1998
- 1998-10-15 CA CA002250559A patent/CA2250559C/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-10-16 BR BR9803926-1A patent/BR9803926A/pt not_active IP Right Cessation
- 1998-10-23 JP JP10301836A patent/JPH11215055A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008527793A (ja) * | 2004-12-30 | 2008-07-24 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | セルラ無線カバレッジ用改良システム及びそのシステム用アンテナ |
JP2008530918A (ja) * | 2005-02-11 | 2008-08-07 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 無線通信システムにおいて干渉を緩和する方法及び装置 |
US8144658B2 (en) | 2005-02-11 | 2012-03-27 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for mitigating interference in a wireless communication system |
US8340045B2 (en) | 2005-02-11 | 2012-12-25 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for mitigating interference in a wireless communication system |
JP2009519630A (ja) * | 2005-12-12 | 2009-05-14 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | アンテナ・アレイを用いた全方位送信 |
WO2008041281A1 (fr) | 2006-09-29 | 2008-04-10 | Fujitsu Limited | Dispositif de station de base et procédé de configuration de cellules |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
BR9803926A (pt) | 1999-12-21 |
CA2250559A1 (en) | 1999-04-23 |
CA2250559C (en) | 2002-12-31 |
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