JPH11206682A - 食器洗い機 - Google Patents

食器洗い機

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Publication number
JPH11206682A
JPH11206682A JP1859898A JP1859898A JPH11206682A JP H11206682 A JPH11206682 A JP H11206682A JP 1859898 A JP1859898 A JP 1859898A JP 1859898 A JP1859898 A JP 1859898A JP H11206682 A JPH11206682 A JP H11206682A
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JP
Japan
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blower
washing tank
casing
washing
air
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JP1859898A
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English (en)
Inventor
Takayuki Ishihara
隆行 石原
Takashi Miyauchi
隆 宮内
Hiroyuki Nakano
博之 中野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 強制送風による乾燥機能を有する食器洗い機
において、部品点数を削減して組立性を大幅に改善する
とともに、送風機部分の小型化を実現し、洗浄槽の食器
収納量を拡大する。 【解決手段】 食器類5を収納し洗浄水を溜める洗浄槽
1内に給水弁44により水道水を供給するとともに、送
風機39により空気を送り込む構成とし、送風機39
は、洗浄槽1内へ送風を案内する送風吐出口部36と給
水弁44の保持部42との2箇所で洗浄槽1に支持した
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強制送風による乾
燥機能を有する食器洗い機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の食器洗い機は図7に示す
ように構成していた。以下、その構成について説明す
る。
【0003】図に示すように、洗浄槽1は、前方に開口
部2を有し、この開口部2を扉3により開閉するととも
に、内部に洗浄水を噴射する水平ノズル4を回転自在に
設けており、洗浄槽1内に食器類5を収納するかご6を
配置している。洗浄槽1は台枠7にて支持されている。
洗浄槽1の上面前方には、排気口8があり、排気案内部
9で機外に至る排気経路を構成している。
【0004】洗浄槽1の背面には、冷却ファン10およ
び送風ファン11を備えたモータ12を支持する第1ケ
ーシング13とフィルター部14を備えた吸い込み口1
5を形成した第2ケーシング16から成る送風機17
と、案内用ダクト18および洗浄槽1にナット19を介
して固定される送風吐出口部20を配設している。
【0005】送風機17は洗浄槽1の天井面に溶接支持
された支持金具21により支持している。吸い込み口1
5は送風ファン11の中央部上側に配設され、フィルタ
ー部14は洗浄槽1の天井面に突出するように設け、長
年の使用でフィルターに埃が溜まっても必要な送風量が
確保できるように吸気面積を確保している。
【0006】洗浄槽1内への給水は洗浄槽1背面に固定
した給水弁22から給水管23を経由して行われる。洗
浄槽1内の底部に溜められた洗浄水はヒータ24によっ
て温水化され、洗浄ポンプ25にて排水口26に備えた
残さいフィルター27から吸い込まれ、水平ノズル4に
圧送されて食器類5に向けて噴出し循環することにより
洗浄される。
【0007】洗浄行程が終了すると、洗浄槽1の下部に
設けた排水ポンプ28によって排水ホース29を経由し
て機外に洗浄水が排水される。次に新たに洗浄槽1に水
が給水され、洗浄行程と同じような動作を繰り返して、
すすぎ行程を複数回終了すると一連の全行程が終わる。
なお、図8に示すように、機外に排出した排水が機内側
へ逆流しないよう排水ホース29は洗浄槽1の上部まで
立ち上げられ、洗浄槽1のフランジ部30に針金状の固
定具31で固定されている。
【0008】つぎに、乾燥行程に移ると送風機17が運
転され、フィルター部14から空気を吸い込むとともに
案内用ダクト18および送風吐出口部20を経由して洗
浄槽1内に空気が送り込まれ、送風と並行してヒータ2
4に間欠的に通電が行われる。洗浄槽1内で発生した蒸
気は排気口8から排気案内部9を経由して機外に排出さ
れ、一定時間の運転で食器類5の乾燥を行うものであ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の食器
洗い機においては、送風機17の吸気側の空間を確保す
るため、洗浄槽1の天井面上部の空間が必要となり、送
風機17を支持するために洗浄槽1の天面部に支持金具
21が必要となっていた。また、洗浄槽1内に送風を均
等に送り、食器類5全体の乾燥性能を維持するために、
送風吐出口部20は洗浄槽1の背面中央下方部に位置
し、洗浄中に水平ノズル4から噴出する洗浄水が送風吐
出口部20から送風機17に飛散するのを防止するため
案内用ダクト18が必要となっていた。
【0010】このため、洗浄槽1の天面や背面の空間を
送風機能部品が占有する形になり、省スペース、収納食
器の大容量化の妨げになるとともに、部品点数も多くな
り、組立性も悪いものになっていた。なお、組立性につ
いては送風吐出口部20を洗浄槽1の内側からナット1
9で固定するときに共回りするので外側より別途固定す
るなどの処置が必要であった。
【0011】また、吸気の入り口となるフィルター部1
4の吸気面積を確保するために、洗浄槽1の天井の空間
へ延長する必要が有り、洗浄中に洗浄槽1内で洗浄水が
噴出、衝突する音が案内ダクト18を伝わってフィルタ
ー部14を経由して本体上方部より漏れたり、また、送
風時の送風ファン11等の風切り音なども送風機17が
洗浄槽1の背面上部に有るため本体上部より漏れて騒音
値が上昇するという問題があった。
【0012】さらに、排水ホース29は、排水管へ排水
を直結する機器として汚水が逆流することを防止するた
めに、床面より600mm以上立ち上げることにしてお
り、これを保持するために部品が必要であるとともに、
ゴム製のホースを使用するために立ち上がった所で屈曲
率が小さいと温水が通過するときにホースが折れ曲がり
閉塞して排水不良を生じるという問題があった。
【0013】本発明は上記課題を解決するもので、部品
点数を削減して組立性を大幅に改善するとともに、送風
機部分の小型化を実現し、洗浄槽の食器収納量を拡大す
ることを第1の目的としている。
【0014】また、排水ホースのホース折れによる排水
不良を防止し、かつ、部品点数を削減し、組立性を改善
することを第2の目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、食器類を収納し洗浄水を溜める洗浄
槽内に給水弁により水道水を供給するとともに、送風機
により空気を送り込む構成とし、送風機は、洗浄槽内へ
送風を案内する送風吐出口部と給水弁の保持部との2箇
所で洗浄槽に支持したものである。
【0016】これにより、部品点数を削減して組立性を
大幅に改善するとともに、送風機部分の小型化を実現
し、洗浄槽の食器収納量を拡大することができる。
【0017】また、上記第2の目的を達成するために、
食器類を収納し洗浄水を溜める洗浄槽内に送風機により
空気を送り込むとともに、洗浄槽内の洗浄水を排水ポン
プにより排出する構成とし、排水ポンプから立ち上がる
排水ホースを略逆U字状に保持する嵌合部を送風機のケ
ーシングに設けたものである。
【0018】これにより、排水ホースのホース折れによ
る排水不良を防止することができ、かつ、部品点数を削
減でき、組立性を改善することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、食器類を収納し洗浄水を溜める洗浄槽と、前記洗浄
槽内に水道水を供給する給水弁と、前記洗浄槽に空気を
送り込む送風機とを備え、前記送風機は、前記洗浄槽内
へ送風を案内する送風吐出口部と給水弁の保持部との2
箇所で前記洗浄槽に支持したものであり、送風機を支持
する支持金具は不要となり、洗浄槽背面に容易に支持す
ることができ、特に、洗浄槽の背面に取り付ける際に、
送風吐出口部のナットの締め付け作業に伴う送風機自体
の回転も防止できるので、組立性を大幅に改善できる。
また、送風機部分を小型化することができて、洗浄槽の
食器収納量を拡大することができる。
【0020】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、送風機は、洗浄槽内へ送風を案内
する煙突状の送風吐出口部と送風ファンを取り付けたモ
ータの支持部とを並設した第1ケーシングと、前記送風
ファン側から送風吐出口部へ送風を案内する第2ケーシ
ングとで構成したものであり、洗浄中に水平ノズルから
噴出する洗浄水が送風吐出口部より送風ファン側に飛散
するのを防止することができるとともに、部品点数を削
減し送風機を洗浄槽背面だけに収めることができ、洗浄
槽の食器収納量を拡大することができる。
【0021】請求項3に記載の発明は、上記請求項2に
記載の発明において、第1のケーシングに吸い込み口と
反対側に略U字状のファン開口部を設け、このファン開
口部の端面に溝またはリブを形成し、第2のケーシング
に舌状の蓋部を設け、この蓋部を前記溝またはリブに嵌
合して送風機を構成したものであり、送風機の組立やメ
ンテナンス作業において送風ファンの取り付けを容易に
することができる。
【0022】請求項4に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、送風機の吸い込み口をモ
ータ側に設け、前記吸い込み口にモータのシャフトを貫
通する穴部を設け、洗浄槽内への埃等の流入を防ぐフィ
ルターを設けたものであり、モータの冷却用のファンが
廃止でき、新たに吸い込み部を設ける必要がなく部品点
数を削減できるとともに、送風機の吸い込み口が洗浄槽
の背面に後ろ側に向けて位置できるので、食器洗い機の
前方に漏れる洗浄水の飛散音や送風時の風切り音を低減
することができる。
【0023】請求項5に記載の発明は、上記請求項4に
記載の発明において、送風機のモータを支持するケーシ
ングにモータのシャフトの周囲を覆うリブを設けたもの
であり、フィルターやフィルターに集塵された埃等がモ
ータのシャフトに付着するのを防ぎ、モータ回転動作の
信頼性を向上することができる。
【0024】請求項6に記載の発明は、食器類を収納し
洗浄水を溜める洗浄槽と、前記洗浄槽に空気を送り込む
送風機と、前記洗浄槽内の洗浄水を排出する排水ポンプ
とを備え、前記排水ポンプから立ち上がる排水ホースを
略逆U字状に保持する嵌合部を送風機のケーシングに設
けたものであり、排水ホースが屈曲して折れることがな
く、排水ホースの折れによる排水不良を防止することが
でき、かつ、排水ホースの保持部品を削減でき、組立性
を改善することができる。
【0025】請求項7に記載の発明は、上記請求項6に
記載の発明において、嵌合部における排水ホースの中心
線が略逆ハ字状になるように嵌合部を配設したものであ
り、排水ホースの屈曲部の曲率を安定して保持すること
ができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0027】(実施例1)図1および2に示すように、
洗浄槽1は、前方に開口部2を有し、この開口部2を扉
3により開閉するとともに、内部に洗浄水を噴射する水
平ノズル4を回転自在に設けており、洗浄槽1内に食器
類5を収納するかご6を配置している。洗浄槽1は台枠
7にて支持されている。洗浄槽1の上面前方には、排気
口8があり、排気案内部9で機外に至る排気経路を構成
している。
【0028】洗浄槽1の背面には、送風ファン32を軸
支したモータ33とフィルター部34を溶着した吸い込
み口35および送風吐出口部36を備えた第1ケーシン
グ37と、送風ファン32側から送風吐出口部36側へ
送風を案内する第2ケーシング38からなる送風機39
を配設している。
【0029】送風機39は、送風吐出口部36の出口部
分に雄ねじ部40を形成しており、洗浄槽1にナット4
1を介して固定するとともに、第2ケーシング38に設
けた給水弁44の保持部42の開口部43を通して給水
弁44の雄ねじ部45を介して給水口ナット46で保持
されており、第1ケーシング37と第2ケーシング38
は爪部47で互いに固定されている。
【0030】ここで、第2ケーシング38の保持部42
に給水弁44を保持させた後、送風機39を洗浄槽1の
背面の送風吐出開口部48および給水開口部49に各々
送風吐出口部36の雄ねじ部40と給水弁44の雄ねじ
部45を通してナット41で送風吐出口部36を固定
し、保持部42を給水弁44で狭持するように給水口ナ
ット46にて固定するように構成している。
【0031】つぎに、第1ケーシング37は、図2に示
すように、煙突状の送風吐出口部36を洗浄槽1の送風
吐出開口部48に連結し、送風吐出口部36の横に送風
ファン32を軸支したモータ33をねじ50にて固定し
ており、仕切板51をもって送風部52と隔離してい
る。第2ケーシング38は、送風部52からの送風を案
内する略逆U字状の案内部53を形成して第2ケーシン
グ37と互いに爪部47で固定している。
【0032】また、図3および図4に示すように、第1
ケーシング37は吸い込み口35と対向する面に略U字
状の送風ファン32より大きいファン開口部54を形成
し、その端面部分には溝部55を設け、第2ケーシング
37の端面部56と嵌合するようにして取り付けてい
る。
【0033】第1ケーシング37の吸い込み口35に
は、図4に示すように、その周囲にフィルター部34を
溶着にて保持する保持リブ58を配設している。フィル
ター部34はモータ33のシャフト57が貫通するシャ
フト開口部59を設けており、また、第1ケーシング3
7のシャフト57の貫通穴60の周囲には、フィルター
部34の保持リブ58より高い保護用リブ61を設けて
いる。
【0034】上記構成において作用を説明すると、第2
ケーシング38の保持部42に給水弁44を保持させた
後、第1ケーシング37と第2ケーシング38からなる
送風機39を洗浄槽1の背面の送風吐出開口部48およ
び給水開口部49に各々送風吐出口部36の雄ねじ部4
0と給水弁44の雄ねじ部45を通してナット41で送
風吐出口部36を固定し、次に保持部42を給水弁44
で狭持するように給水口ナット46にて固定する。
【0035】このとき、ナット41を回すと送風機39
も共回りしようとするが、保持部42が給水弁44を介
して仮固定されているので共回りが防止できる。また、
洗浄槽1に2箇所直接に固定されるため、別に固定用の
金具類は不要であり、固定部に対して送風機39が回転
せず、緩まず、洗浄槽1の背面部に確実に固定すること
がができる。
【0036】つぎに、運転行程においては、洗浄中は回
転する水平ノズル4から噴出する洗浄水が定期的に送風
吐出開口部48に当たり送風吐出口部36の下方は洗浄
水が飛散している。飛散した洗浄水は仕切板51により
送風部52側へは流入しないよう仕切板51の高さが決
められる。乾燥行程時にはモータ33に通電され送風フ
ァン32が回転して送風部52からの送風は第2ケーシ
ング38の案内部53を経由して送風吐出口部36から
洗浄槽1内に送風が行われる。
【0037】また、生産工程においては第1ケーシング
37にモータ33をねじ50で固定した後、ファン開口
部54より送風ファン32を入れ治具でモータ33のシ
ャフト57に圧入を行う。第1ケーシング37と第2ケ
ーシング38の嵌合部は溝部55と端面部56でラビリ
ンス構造となっているので支障を来すような空気の漏れ
は生じない。このように送風吐出口部36と並行して送
風部52を設けるため洗浄槽1の背面に送風機能部品一
式をコンパクトに配置処理することができる。
【0038】つぎに、前述の乾燥行程において、吸い込
み口35からの空気の流入による送風が行われると、フ
ィルター部34で埃等は集塵されるとともにモータ33
の近傍を空気が通過するため、モータ33は冷却される
ので冷却ファン等は不要となる。
【0039】また、吸い込み口35の吸い込み面積より
保持リブ58で囲む面積は大きくとれるため吸い込みの
抵抗も少なく集塵面積も十分確保可能であるとともに、
吸い込み口35が食器洗い機本体の後部に向うためにこ
こから漏れる洗浄中の洗浄水の飛散や衝突音あるいは送
風時における風切り音などが食器洗い機の前方に伝わり
にくくなる結果、低騒音化にもつながる。
【0040】さらに、モータ33のシャフト57の周囲
に保護用リブ61が配設されているのでフィルター部3
4に集塵された埃やフィルター自体の繊維などがシャフ
ト57に接触し付着することを防止できる。
【0041】(実施例2)図5に示すように、排水ポン
プ28から立ち上がる排水ホース62を洗浄槽1の背面
に配設された送風機39における送風吐出口部36上に
通し、第1ケーシング37に設けた第1ホース保持部6
3と第2ホース保持部64で排水ホース62の上部が略
逆U字状に曲がるように保持している。第1、第2ホー
ス保持部63、64は、図6に示すように、ともに対向
する爪保持部65で排水ホース62を保持し、排水ホー
ス62の中心線66が略逆ハ字状になるように第1ホー
ス保持部63と第2ホース保持部64を配設している。
他の構成は上記実施例1と同じである。
【0042】上記構成において作用を説明すると 洗浄
やすすぎ行程で洗浄槽1内に溜まっていた洗浄水は、機
外に排水ポンプ28により排水ホース62を経由して排
出される。このとき、機外からの逆流を防止する目的で
排水ホース62を床面より600mm以上高くしてい
る。
【0043】このため、洗浄槽1の背面にて排水ホース
62を立ち上げるが、これを略逆U字状にして戻すよう
に送風機39にて保持することで、別途固定具等が不要
になり、組立性も向上させることができると同時に、排
水ホース62の曲率を安定して保持することができ、特
に温水が通過した場合等にみられる屈曲部におけるホー
ス折れを防止できて信頼性を向上することができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、食器類を収納し洗浄水を溜める洗浄槽
と、前記洗浄槽内に水道水を供給する給水弁と、前記洗
浄槽に空気を送り込む送風機とを備え、前記送風機は、
前記洗浄槽内へ送風を案内する送風吐出口部と給水弁の
保持部との2箇所で前記洗浄槽に支持したから、送風機
を支持する支持金具は不要となり、洗浄槽背面に容易に
支持することができ、特に、洗浄槽の背面に取り付ける
際に、送風吐出口部のナットの締め付け作業に伴う送風
機自体の回転も防止できるので、組立性を大幅に改善で
きる。また、送風機部分を小型化することができて、洗
浄槽の食器収納量を拡大することができる。
【0045】また、請求項2に記載の発明によれば、送
風機は、洗浄槽内へ送風を案内する煙突状の送風吐出口
部と送風ファンを取り付けたモータの支持部とを並設し
た第1ケーシングと、前記送風ファン側から送風吐出口
部へ送風を案内する第2ケーシングとで構成したから、
洗浄中に水平ノズルから噴出する洗浄水が送風吐出口部
より送風ファン側に飛散するのを防止することができる
とともに、部品点数を削減し送風機を洗浄槽背面だけに
収めることができ、組立性の改善や送風機能部品の省ス
ペース化を実現し、廉価な食器洗い機を提供できる。
【0046】また、請求項3に記載の発明によれば、第
1のケーシングに吸い込み口と反対側に略U字状のファ
ン開口部を設け、このファン開口部の端面に溝またはリ
ブを形成し、第2のケーシングに舌状の蓋部を設け、こ
の蓋部を前記溝またはリブに嵌合して送風機を構成した
から、送風機の組立やメンテナンス作業において送風フ
ァンの取り付けを容易にすることができる。
【0047】また、請求項4に記載の発明によれば、送
風機の吸い込み口をモータ側に設け、前記吸い込み口に
モータのシャフトを貫通する穴部を設け、洗浄槽内への
埃等の流入を防ぐフィルターを設けたから、部品点数を
削減できるとともに、食器洗い機の前方に漏れる洗浄水
の飛散音や送風時の風切り音を低減することができる。
【0048】また、請求項5に記載の発明によれば、送
風機のモータを支持するケーシングにモータのシャフト
の周囲を覆うリブを設けたから、フィルターやフィルタ
ーに集塵された埃等がモータのシャフトに付着するのを
防ぎ、モータ回転動作の信頼性を向上することができ
る。
【0049】また、請求項6に記載の発明によれば、食
器類を収納し洗浄水を溜める洗浄槽と、前記洗浄槽に空
気を送り込む送風機と、前記洗浄槽内の洗浄水を排出す
る排水ポンプとを備え、前記排水ポンプから立ち上がる
排水ホースを略逆U字状に保持する嵌合部を送風機のケ
ーシングに設けたから、排水ホースの折れによる排水不
良を防止することができ、かつ、排水ホースの保持部品
を削減でき、組立性を改善することができる。
【0050】また、請求項7に記載の発明によれば、嵌
合部における排水ホースの中心線が略逆ハ字状になるよ
うに嵌合部を配設したから、排水ホースの屈曲部の曲率
を安定して保持することができ、排水ホースの屈曲部に
ホース折れを防止し、信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の食器洗い機の縦断面図
【図2】同食器洗い機の送風機の拡大正面図
【図3】同食器洗い機の送風機の拡大背面図
【図4】同食器洗い機の送風機の拡大縦断面図
【図5】本発明の第2の実施例の食器洗い機の送風機の
正面図
【図6】同食器洗い機の送風機の要部拡大断面図
【図7】従来の食器洗い機の縦断面図
【図8】同食器洗い機の要部断面図
【符号の説明】
1 洗浄槽 5 食器類 36 送風吐出口部 39 送風機 42 保持部 44 給水弁

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器類を収納し洗浄水を溜める洗浄槽
    と、前記洗浄槽内に水道水を供給する給水弁と、前記洗
    浄槽に空気を送り込む送風機とを備え、前記送風機は、
    前記洗浄槽内へ送風を案内する送風吐出口部と給水弁の
    保持部との2箇所で前記洗浄槽に支持した食器洗い機。
  2. 【請求項2】 送風機は、洗浄槽内へ送風を案内する煙
    突状の送風吐出口部と送風ファンを取り付けたモータの
    支持部とを並設した第1ケーシングと、前記送風ファン
    側から送風吐出口部へ送風を案内する第2ケーシングと
    で構成した請求項1記載の食器洗い機。
  3. 【請求項3】 第1のケーシングに吸い込み口と反対側
    に略U字状のファン開口部を設け、このファン開口部の
    端面に溝またはリブを形成し、第2のケーシングに舌状
    の蓋部を設け、この蓋部を前記溝またはリブに嵌合して
    送風機を構成した請求項2記載の食器洗い機。
  4. 【請求項4】 送風機の吸い込み口をモータ側に設け、
    前記吸い込み口にモータのシャフトを貫通する穴部を設
    け、洗浄槽内への埃等の流入を防ぐフィルターを設けた
    請求項1または2記載の食器洗い機。
  5. 【請求項5】 送風機のモータを支持するケーシングに
    モータのシャフトの周囲を覆うリブを設けた請求項4記
    載の食器洗い機。
  6. 【請求項6】 食器類を収納し洗浄水を溜める洗浄槽
    と、前記洗浄槽に空気を送り込む送風機と、前記洗浄槽
    内の洗浄水を排出する排水ポンプとを備え、前記排水ポ
    ンプから立ち上がる排水ホースを略逆U字状に保持する
    嵌合部を送風機のケーシングに設けた食器洗い機。
  7. 【請求項7】 嵌合部における排水ホースの中心線が略
    逆ハ字状になるように嵌合部を配設した請求項6記載の
    食器洗い機。
JP1859898A 1998-01-30 1998-01-30 食器洗い機 Pending JPH11206682A (ja)

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JP1859898A JPH11206682A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 食器洗い機

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