JPH1119801A - 割り出しテーブルの旋回中心位置の測定方法および竪旋盤 - Google Patents

割り出しテーブルの旋回中心位置の測定方法および竪旋盤

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JPH1119801A
JPH1119801A JP17710297A JP17710297A JPH1119801A JP H1119801 A JPH1119801 A JP H1119801A JP 17710297 A JP17710297 A JP 17710297A JP 17710297 A JP17710297 A JP 17710297A JP H1119801 A JPH1119801 A JP H1119801A
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microscope
coordinate value
measurement reference
center
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JP17710297A
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Kuniharu Kawakami
邦治 河上
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Shibaura Machine Co Ltd
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Toshiba Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経験度を要することなく割り出しテーブルの
旋回中心位置の計測を高精度に行うこと。 【解決手段】 割り出しテーブル13の旋回中心位置に
取り付けられた測定基準ブロック17の外周面の最左位
置と最右位置とを顕微鏡21により拡大観察してこの最
左位置と最右位置のX座標値より割り出しテーブル13
の旋回中心のX座標値を算出し、顕微鏡21により測定
基準ブロック17の外周面の最上位置と最下位置とを拡
大観察してこの最上位置と最下位置のX座標値より割り
出しテーブル13の旋回中心のY座標値を算出して割り
出しテーブル13の旋回中心位置の測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、割り出しテーブ
ルの旋回中心位置の測定方法および竪旋盤に関し、特
に、竪旋盤に設けられてバイト工具の刃物傾き角を可変
設定する割り出しテーブルの旋回中心位置の測定方法お
よび竪旋盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】竪旋盤によってフレネルレンズやそれの
成形金型を切削加工する場合、フレネルレンズ角がレン
ズ中心からの半径に応じて連続的に変化するから、バイ
ト工具の刃物傾き角をフレネルレンズ角に合わせて連続
的に変化される必要があり、このバイト工具の刃物傾き
角の可変設定は、バイト工具を割り出しテーブルに取り
付けることで、割り出しテーブルの旋回により行われて
いる。
【0003】バイト工具の刃物傾き角が変化すると、そ
の刃物傾き角に応じて刃先の座標位置(機械座標位置)
が変化するから、刃物傾き角に応じて工具補正を行う必
要がある。この工具補正のためには、割り出しテーブル
の旋回中心位置と刃先位置とが正確に判っている分かっ
ている必要がある。
【0004】従来、この割り出しテーブルの旋回中心位
置と刃先位置の計測は専用機器では行われておらず、作
業者の直接的な目視により割り出しテーブルの旋回中心
位置と刃先位置の計測が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】作業者の直接的な目視
による割り出しテーブルの旋回中心位置と刃先位置の計
測では、経験度が必要であり、特に割り出しテーブルの
旋回中心位置の計測は難しく、測定精度には限度があ
る。
【0006】このため、刃物傾き角に応じた工具補正が
高精度に行われなくなり、特に、フレネルレンズのよう
な精密光学機器の製作では、所要の工具補正精度を得る
ことができず、割り出しテーブルの旋回中心位置の計測
が高精度に行われないことが、高品質の精密光学機器を
製作できなくする一つの原因になっている。
【0007】この発明は、上述の如き問題点に着目して
なされたものであり、経験度を要することなく割り出し
テーブルの旋回中心位置の計測を高精度に行うことがで
きる測定方法および竪旋盤を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明による割り出しテーブルの旋回中
心位置の測定方法は、割り出しテーブルに当該割り出し
テーブルの旋回中心と同心の位置に円柱体あるいは円筒
体による測定基準ブロックを固定し、割り出しテーブル
と機械フレーム側に設けられた顕微鏡とを相対的にX座
標軸方向に移動させて前記顕微鏡により前記測定基準ブ
ロックの外周面の最左位置を拡大観察してこの最左位置
のX座標値を取得し、前記割り出しテーブルを180度
旋回させ、前記割り出しテーブルと前記顕微鏡とを相対
的にX座標軸方向に移動させて前記顕微鏡により測定基
準ブロックの外周面の最右位置を拡大観察してこの最右
位置のX座標値を取得し、前記測定基準ブロックの最左
位置のX座標値と最右位置のX座標値とから前記割り出
しテーブルの旋回中心のX座標値を算出し、前記割り出
しテーブルと前記顕微鏡とを相対的にY座標軸方向に移
動させて前記顕微鏡により測定基準ブロックの外周面の
最上位置を拡大観察してこの最上位置のY座標値を取得
し、前記割り出しテーブルと前記顕微鏡とを相対的にY
座標軸方向に移動させて前記顕微鏡により測定基準ブロ
ックの外周面の最下位置を拡大観察してこの最下位置の
Y座標値を取得し、前記割り出しテーブルを180度旋
回させ、前記測定基準ブロックの最上位置のY座標値と
最下位置のY座標値とから前記割り出しテーブルの旋回
中心のY座標値を算出し、前記割り出しテーブルの旋回
中心のX座標値とY座標値とを得るものである。
【0009】請求項2の発明による割り出しテーブルの
旋回中心位置の測定方法は、前記割り出しテーブルが、
竪旋盤に設けられてバイト工具を装着され、旋回により
前記バイト工具の刃物傾き角を可変設定するものであ
る。
【0010】また、上述の目的を達成するために、請求
項3の発明による竪旋盤は、軸移動可能に設けられた割
り出しテーブルの旋回中心と同心の位置に固定された円
柱体あるいは円筒体による測定基準ブロックと、機械フ
レーム側に固定され前記割り出しテーブルの軸移動可能
範囲内で前記測定基準ブロックの外周面位置を拡大観察
できるクロスカーソルライン付きの顕微鏡とを有してい
るものである。
【0011】この竪旋盤では、割り出しテーブルをX座
標軸方向に移動させて顕微鏡のクロスカーソルラインに
よって測定基準ブロックの外周面の最左位置を拡大観察
してこの最左位置のX座標値を取得し、前記割り出しテ
ーブルを180度旋回させ、割り出しテーブルをX座標
軸方向に移動させて顕微鏡のクロスカーソルラインによ
って測定基準ブロックの外周面の最右位置を拡大観察し
てこの最右位置のX座標値を取得し、測定基準ブロック
の最左位置のX座標値と最右位置のX座標値とから前記
割り出しテーブルの旋回中心のX座標値を算出する。ま
た、割り出しテーブルをY座標軸方向に移動させて顕微
鏡のクロスカーソルラインによって測定基準ブロックの
外周面の最上位置を拡大観察してこの最上位置のY座標
値を取得し、割り出しテーブルをY座標軸方向に移動さ
せて顕微鏡のクロスカーソルラインによって測定基準ブ
ロックの外周面の最下位置を拡大観察してこの最下位置
のY座標値を取得し、前記割り出しテーブルを180度
旋回させ、前記測定基準ブロックの最上位置のY座標値
と最下位置のY座標値とから前記割り出しテーブルの旋
回中心のY座標値を算出する。これにより割り出しテー
ブルの旋回中心のX座標値とY座標値とを得ることがで
きる。
【0012】また、割り出しテーブルをX座標軸方向と
Y座標軸方向に移動させて顕微鏡のクロスカーソルライ
ンによって割り出しテーブルの装備されているバイト工
具の刃先位置を拡大観察して刃先位置のX座標値とY座
標値とを取得することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を図
面を用いて詳細に説明する。
【0014】図1〜図3はこの発明による割り出しテー
ブルの旋回中心位置の測定方法の実施に使用される竪旋
盤の一つの実施の形態を示している。この竪旋盤はNC
旋盤であり、ワークテーブル台1と、ワークテーブル台
1上に配置されて電動機3によって垂直軸周りに回転駆
動されるワークテーブル5と、コの字形のコラム組立体
7と、コラム組立体7にX座標軸方向(図1で左右方
向)に軸移動可能に設けられたサドル9と、サドル9に
Y座標軸方向(垂直方向)に軸移動可能に設けられたラ
ム11と、ラム11の下端にB軸周りに旋回可能に設け
られた割り出しテーブル(タレット刃物台)13とを有
し、割り出しテーブル13にバイト工具T(図3参照)
が取り付けられている。割り出しテーブル13はB軸周
りの旋回(B軸制御)によりバイト工具Tの刃物傾き角
を連続的に可変設定する。
【0015】なお、サドル9のX座標軸移動とラム11
のY座標軸移動は、各々図示省略のX軸サーボモータ、
Y軸サーボモータによりフィードバック制御式に行わ
れ、割り出しテーブル13の旋回はB軸サーボモータ1
5によりフィードバック制御式に行われる。
【0016】割り出しテーブル13の旋回中心と同心の
位置には円柱体あるいは円筒体による測定基準ブロック
17が取り外し可能に固定装着されている。この測定基
準ブロック17は、割り出しテーブル13の基準半径が
100〜150mm程度である場合には、直径が15〜
25mm程度のものであり、真円度が高いものである。
【0017】コラム7にはガイド部材19によって顕微
鏡21が吊り下げ式に設けられている。顕微鏡21は、
100倍程度の倍率で、ファインダ23内に可視のクロ
スカーソルライン(図5参照)25を有し、割り出しテ
ーブル13の軸移動可能範囲内で、割り出しテーブル1
3の旋測定基準ブロック17の外周面位置とバイト工具
Tの刃先位置とを拡大観察できるようになっている。
【0018】つぎに、図4、図5を参照して割り出しテ
ーブル13の旋回中心位置の測定と、工具刃先初期傾き
角検出および刃物傾き角による工具補正の要領を説明す
る。なお、図4において、Wはフレネルレンズ成形金型
を示しており、ワークテーブル5の回転によりフレネル
レンズ成形金型Wをレンズ中心周りに回転させて、サド
ル9のX座標軸移動とラム11のY座標軸移動と割り出
しテーブル13のB軸旋回によりフレネルレンズ溝fを
彫成する。
【0019】(1)まず、割り出しテーブル13の旋回
中心と同心の位置に測定基準ブロック17をねじ等によ
って取り付ける。
【0020】(2)次に、サドル9のX座標軸方向の移
動とラム11のY座標軸方向の移動により、割り出しテ
ーブル13の測定基準ブロック17が顕微鏡21の視界
内に入るように移動させ、顕微鏡21により測定基準ブ
ロック17の外周面を拡大観察し、図5(a)に示され
ているように、測定基準ブロック17の外周面の最左部
がファインダ23内のクロスカーソルライン25の垂直
線に接した位置でのX座標値Xmlを取得(記録)す
る。
【0021】(3)次に、割り出しテーブル13を18
0度旋回させて左右反転させ、サドル9をX座標軸方向
に移動させて顕微鏡21により測定基準ブロック17の
外周面を拡大観察し、図5(b)に示されているよう
に、測定基準ブロック17の外周面の最右部がファイン
ダ23内のクロスカーソルライン25の垂直線に接した
位置でのX座標値Xmrを取得(記録)する。
【0022】(4)次に、割り出しテーブル13を90
度旋回させ、サドル9をX座標軸方向に移動させると共
にラム11をY座標軸方向に移動させて顕微鏡21によ
り測定基準ブロック17の外周面を拡大観察し、図5
(c)に示されているように、測定基準ブロック17の
外周面の最上部がファインダ23内のクロスカーソルラ
イン25の水平線に接した位置でのY座標値Ymuを取
得(記録)する。
【0023】(5)次に、割り出しテーブル13を18
0度旋回させて上下反転させ、サドル9をX座標軸方向
に移動させて顕微鏡21により測定基準ブロック17の
外周面を拡大観察し、図5(d)に示されているよう
に、測定基準ブロック17の外周面の最下部がファイン
ダ23内のクロスカーソルライン25の水平線に接した
位置でのY座標値Ymdを取得(記録)する。
【0024】(6)X座標値Xmr+{(X座標値Xm
l−X座標値Xmr)/2}なる演算によって割り出し
テーブル13の旋回中心のX座標値Xmを算出し、Y座
標値Ymd+{(Y座標値Xmu−X座標値Xmd)/
2}なる演算によって割り出しテーブル13の旋回中心
のY座標値Ymを算出する。これにより、図4に示され
ているような、割り出しテーブル13の旋回中心の座標
値(Xm、Ym)が判明する。
【0025】(7)次に、サドル9のX座標軸方向の移
動とラム11のY座標軸方向の移動により、割り出しテ
ーブル13の旋回角が0度である状態において割り出し
テーブル13の工具Tの刃先が顕微鏡21の視界内に入
るように移動させ、顕微鏡21により工具Tの刃先を拡
大観察し、図5(e)に示されているように、工具Tの
刃先がファインダ23内のクロスカーソルライン25の
垂直線と水平線との交差点に合致した位置でのX座標値
XtとY座標値Ytとを取得(記録)する。これによ
り、図4に示されているような、割り出しテーブル13
に取り付けられている旋回角0度での工具Tの刃先の座
標値(Xt、Yt)が判明する。
【0026】(8)工具実旋回半径(工具長)Lと、旋
回角0度での工具刃先初期傾き角αを下式により算出す
る。
【0027】χ=Xm−Xt y=Ym−Yt L=〓√(χ2 +y2 ) α=arcsin(χ/y) (9)割り出しテーブル13の旋回角がθである場合の
刃先の座標値(X、Y)は下式により算出できる。
【0028】X=L・sin(α+θ) Y=L・cos(α+θ) 以上により、経験度を要することなく割り出しテーブル
13の旋回中心位置の計測が高精度に行うことができ、
このことに応じて工具実旋回半径Lと、旋回角0度での
工具刃先初期傾き角αが高精度に求められ、割り出しテ
ーブル13の旋回角がθである場合の刃先の座標値
(X、Y)より、フレネルレンズ成形金型の製作等にお
いて、所要の工具補正精度を得ることができるようにな
る。
【0029】なお、上述の実施の形態では、工具がX座
標軸方向とY座標軸方向とに軸移動するものについて述
べたが、座標軸名は、便宜上、定義しているだけで、こ
れ以外の組み合わせによる軸移動のもので、この発明は
上述の実施の形態と同様に適用できる。
【0030】以上に於ては、この発明を特定の実施の形
態について詳細に説明したが、この発明は、これに限定
されるものではなく、この発明の範囲内にて種々の実施
の形態が可能であることは当業者にとって明らかであろ
う。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、請求項
1の発明による割り出しテーブルの旋回中心位置の測定
方法によれば、割り出しテーブルの旋回中心位置に取り
付けられた測定基準ブロックの外周面の最左位置と最右
位置とを顕微鏡により拡大観察してこの最左位置と最右
位置のX座標値より割り出しテーブルの旋回中心のX座
標値を算出し、顕微鏡により測定基準ブロックの外周面
の最上位置と最下位置とを拡大観察してこの最上位置と
最下位置のX座標値より割り出しテーブルの旋回中心の
Y座標値を算出して割り出しテーブルの旋回中心位置の
測定するから、割り出しテーブルの旋回中心位置の測定
が、作業者の経験度を要することなく高精度に行われる
ようになる。
【0032】請求項2の発明による割り出しテーブルの
旋回中心位置の測定方法によれば、割り出しテーブル
が、竪旋盤に設けられてバイト工具を装着され、旋回に
よりバイト工具の刃物傾き角を可変設定するものである
ことにより、フレネルレンズやフレネルレンズ成形金型
を切削する竪旋盤において、割り出しテーブルの旋回中
心位置の測定が、作業者の経験度を要することなく高精
度に行われるようになり、高精度のフレネルレンズやフ
レネルレンズ成形金型が製作され得るようになる。
【0033】請求項3の発明による竪旋盤によれば、顕
微鏡により測定基準ブロックの外周面の最左位置と最右
位置とを拡大観察してこの最左位置と最右位置のX座標
値より割り出しテーブルの旋回中心のX座標値を算出
し、顕微鏡により測定基準ブロックの外周面の最上位置
と最下位置とを拡大観察してこの最上位置と最下位置の
X座標値より割り出しテーブルの旋回中心のY座標値を
算出して割り出しテーブルの旋回中心位置を高精度に測
定でき、また割り出しテーブルをX座標軸方向とY座標
軸方向に移動させて顕微鏡のクロスカーソルラインによ
って割り出しテーブルの装備されているバイト工具の刃
先位置を拡大観察してバイト工具の刃先位置を高精度に
測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による割り出しテーブルの旋回中心位
置の測定方法の実施に使用される竪旋盤の一つの実施の
形態を側面図である。
【図2】この発明による割り出しテーブルの旋回中心位
置の測定方法の実施に使用される竪旋盤の一つの実施の
形態を正面図である。
【図3】この発明による割り出しテーブルの旋回中心位
置の測定方法の実施に使用される竪旋盤の割り出しテー
ブルの拡大図である。
【図4】この発明による割り出しテーブルの旋回中心位
置と刃先位置との関係を示す説明図である。
【図5】(a)〜(e)は、この発明による割り出しテ
ーブルの旋回中心位置および刃先位置の測定要領を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 ワークテーブル台 5 ワークテーブル 7 コラム組立体 9 サドル 11 ラム 13 割り出しテーブル 17 割り出しテーブル 17 測定基準ブロック 21 顕微鏡 25 クロスカーソルライン T バイト工具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 割り出しテーブルに当該割り出しテーブ
    ルの旋回中心と同心の位置に円柱体あるいは円筒体によ
    る測定基準ブロックを固定し、割り出しテーブルと機械
    フレーム側に設けられた顕微鏡とを相対的にX座標軸方
    向に移動させて前記顕微鏡により前記測定基準ブロック
    の外周面の最左位置を拡大観察してこの最左位置のX座
    標値を取得し、前記割り出しテーブルを180度旋回さ
    せ、前記割り出しテーブルと前記顕微鏡とを相対的にX
    座標軸方向に移動させて前記顕微鏡により測定基準ブロ
    ックの外周面の最右位置を拡大観察してこの最右位置の
    X座標値を取得し、前記測定基準ブロックの最左位置の
    X座標値と最右位置のX座標値とから前記割り出しテー
    ブルの旋回中心のX座標値を算出し、前記割り出しテー
    ブルと前記顕微鏡とを相対的にY座標軸方向に移動させ
    て前記顕微鏡により測定基準ブロックの外周面の最上位
    置を拡大観察してこの最上位置のY座標値を取得し、前
    記割り出しテーブルを180度旋回させ、前記割り出し
    テーブルと前記顕微鏡とを相対的にY座標軸方向に移動
    させて前記顕微鏡により測定基準ブロックの外周面の最
    下位置を拡大観察してこの最下位置のY座標値を取得
    し、 前記測定基準ブロックの最上位置のY座標値と最下位置
    のY座標値とから前記割り出しテーブルの旋回中心のY
    座標値を算出し、前記割り出しテーブルの旋回中心のX
    座標値とY座標値とを得ることを相対的に特徴とする割
    り出しテーブルの旋回中心位置の測定方法。
  2. 【請求項2】 前記割り出しテーブルは、竪旋盤に設け
    られてバイト工具を装着され、旋回により前記バイト工
    具の刃物傾き角を可変設定することを特徴とする請求項
    1に記載の割り出しテーブルの旋回中心位置の測定方
    法。
  3. 【請求項3】 軸移動可能に設けられた割り出しテーブ
    ルの旋回中心と同心の位置に固定された円柱体あるいは
    円筒体による測定基準ブロックと、 機械フレーム側に固定され、前記割り出しテーブルの軸
    移動可能範囲内で、前記測定基準ブロックの外周面位置
    を拡大観察できるクロスカーソルライン付きの顕微鏡
    と、 を有していることを特徴とする竪旋盤。
JP17710297A 1997-07-02 1997-07-02 割り出しテーブルの旋回中心位置の測定方法および竪旋盤 Pending JPH1119801A (ja)

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