JPH11197121A - 健康診断装置 - Google Patents

健康診断装置

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JPH11197121A
JPH11197121A JP454298A JP454298A JPH11197121A JP H11197121 A JPH11197121 A JP H11197121A JP 454298 A JP454298 A JP 454298A JP 454298 A JP454298 A JP 454298A JP H11197121 A JPH11197121 A JP H11197121A
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JP
Japan
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health
data
diagnosis
measuring
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JP454298A
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Inventor
Toshiki Kubo
俊樹 久保
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長寿命高齢化社会においては、健康の維持は
最大の課題と言っても過言では無い。経済的に豊かで、
充分な余暇を楽しむことのできる社会においては、大学
や病院において医師の診断と適切な処置を受け、健康を
維持するだけでなく、家庭、仕事、旅行先等で、生活を
楽しみつつ、最善の診断と処置が、誰でも享受できなけ
ればならない。 【解決手段】 生体に関する各種状態を測定する手段、
これら測定結果に基づいて健康状態を診断する手段、或
いは他の手段による診断を得るためにこれらデータを遠
隔地に通信する手段、該通信相手を選択する手段、該遠
隔地に存在する診断機関による診断結果を受信する手
段、該診断結果を絵やグラフによって一般素人にも分か
り易い形に表示する手段を携帯可能な形態に収納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は今後の長寿命高齢化
社会において、あるいは多余暇社会において、益々必要
性が増す、健康診断装置に関する。
【0002】該社会において、人々が健康を維持し、実
り豊かな生活を行うには、24時間、365日の何時に
おいても、或いは、在宅、仕事場、或いは、旅行先、等
の何処においても、常に、各個人の心身の状況を最も知
っているいわゆる「かかりつけの医師」、或いは心身の
状況に応じた最先端医学、の診断を受け、最善の処置を
行えることが不可欠である。
【0003】本発明はこのような心身に関する健康診断
を行い、適切な処置を行うための健康診断装置に関す
る。
【0004】
【従来の技術】近年、コンピュータ技術、特に、半導体
技術の進歩に支えられた、マイクロコンピュータ技術の
進歩によって、多くの進んだ自動健康診断装置が開発さ
れている。
【0005】例えば、1975年にカーネギーメロン大
学で開発されたCADUCEUS、1976年にスタン
フォード大学で開発されたMYCIN、1978年にラ
トガー大学で開発されたCASNET、等がある。
【0006】これらはいずれも、いわゆる人工知能(A
rtificial Intelligence)技術
を応用した、エキスパートシステムと呼ばれる、自動健
康診断システムである。
【0007】又、いわゆる遠隔医療に関しては、近年の
通信技術の発展によって、高精細度の画像データ通信が
高速に行えるようになり、ハイビジョンテレビを用いた
リモート手術や、通信手段として簡易型携帯電話(PH
S)を用いる遠隔測定(平成9年11月5日付朝日新聞
記事)が行われている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記エ
キスパートシステムはいわゆる自立型(stand a
lone)、即ちコンピュータが単独で内部に記憶した
データを基に健康の診断を行うものであり、コンピュー
タも大型のものが必要であり、特定の大学等に備えられ
るもので、操作も専門家でなければ不可能なものであっ
た。
【0009】又、上記リモート手術や遠隔測定も大型の
装置を用い、やはり特定の病院等に備えて、専門家の利
用に供することを目的とするものであった。
【0010】しかし一方、近年の長寿命高齢化社会にお
いては、健康の維持は最大の課題と言っても過言では無
い。更に経済的に豊かになり、充分な余暇を楽しむこと
のできる社会においては、大学や病院において医師の診
断と適切な処置を受け、健康を維持するのみでは不充分
である。即ち、家庭での生活、仕事、或いは旅行等のリ
クレーション、これらを充分楽しんで行いながら且つ、
24時間、365日、何時でも、何処に居ても、最善の
診断と処置が、一般素人による簡単な操作によって、享
受できなければ充分とは言えない。
【0011】本発明はかかる課題を解決し、人々が健康
を維持し、実り豊かな生活を行うために、24時間、3
65日、何時でも、在宅、仕事場、或いは旅行先等の何
処に居ても、常に、各個人の心身の状況を最も知ってい
るいわゆる「かかりつけの医師」、或いは心身の状況に
応じた最先端医学、の診断を受け、最善の処置を行える
ための、健康診断装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明では、単に、半導体技術に支えられたマイク
ロコンピュータ技術、光通信技術等による、高速大容量
通信技術、これらの技術によるばかりでなく、これらと
大画面高精細画像読み取り表示技術、これらを最も有効
に活用するためのソフトウェア技術、人間工学的な見地
から使いやすさを追求したマンマシンインターフェース
技術、実装技術、これら全てを各々単独でなく、有機的
に一体のものとして組み合わせて、相乗的な効果を追求
した、いわゆるマルチメディア技術を用いる。
【0013】具体的な構成要素は、生体に関する1種類
又は2種類以上の状態、例えば、体温、血圧、脈拍数、
血糖値、等を定量的に測定する手段、これら測定結果に
基づいて予め記憶している個人データと診断データから
健康状態を診断する手段、或いは他の手段による診断を
得るためにこれらデータを遠隔地に存在する診断機関に
通信する手段、該通信相手を選択する手段、該遠隔地に
存在する診断機関による診断結果を受信する手段、該診
断結果を絵やグラフによって一般素人にも分かり易い形
に表示する手段、である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の具体的な実施の形態を以
下、図を使って説明する。
【0015】(実施の形態1)最初に、請求項1、請求
項2および請求項3記載の健康診断装置について具体的
な実施の形態を示す。
【0016】図1は請求項1、請求項2および請求項3
記載の健康診断装置の一実施の形態における正面図であ
り、図2は同じ実施の形態における健康診断装置の構成
を示すブロック図である。
【0017】図1および図2において、101は体温測
定手段としての鼓膜体温計であり、102は脈拍測定手
段と血圧測定手段とが一体化された脈拍/血圧計であ
り、104は血糖値測定手段としての血糖計であり、1
05はこれらによる測定データを遠隔地に存在する診断
機関と通信する手段であり且つ該診断機関においてこれ
ら測定データに基づいて健康状態を診断した結果データ
を受信する手段としてのモデムであり、106は同じく
これらによる測定データを該診断機関に通信する手段で
あり且つ該診断機関においてこれら測定データに基づい
て健康状態を診断した結果データを受信する手段として
の通信回線であり、107は本実施の形態における健康
診断装置によって健康の状態を判断した結果や受信した
データをグラフや絵によって表示する手段としての6.
1型TFT液晶表示装置である。
【0018】本実施の形態では、心身の各種状態を定量
的に測定する手段を、鼓膜体温計、脈拍/血圧計、血糖
計によって実現し、これは生体の各種状態を測定する手
段が体温測定手段、脈拍測定手段、血圧測定手段、血糖
値測定手段の何れか一若しくは複数からなる請求項3記
載の発明、の実施の形態でもある。
【0019】そしてこの各測定手段は、本実施の形態の
健康診断装置本体部分と分離できるように構成されてい
る。
【0020】更に、鼓膜体温計101、脈拍/血圧計1
02、血糖計104の各々はその内部に、測定した結果
データをワイヤレスで該健康診断装置本体部分に送信す
る手段としての超音波信号発信器を備える。
【0021】又、本実施の形態の該健康診断装置本体部
分は該発信された測定結果データを読み込むための超音
波信号受信器108を有する。
【0022】従って、本実施の形態は請求項2記載の健
康診断装置の実施の形態でもある。109は本実施の形
態における健康診断装置を構成する各構成要素の作用を
制御するマイクロコンピュータである。110は該マイ
クロコンピュータがデータを記憶するためのメモリーで
あり、112は該マイクロコンピュータとこれによって
制御される各構成要素間のデータ転送に供されるデータ
バスである。
【0023】113は本実施の形態における健康診断装
置をユーザーが使用する際に用いる操作ボタンである。
【0024】114は本実施の形態における健康診断装
置に必要な電気を供給する電源装置であり、携帯可能な
ように充電機能を有する。
【0025】115はその他本実施の形態における健康
診断装置を使用する際に必要となる付属品を格納してい
る部分である。
【0026】本実施の形態における健康診断装置は図1
の116に示すように中央で折り畳めるようになってい
る。
【0027】図3は折り畳んだ状態を示す外観図であ
り、折り畳むと最大面の面積が1/2となり、携帯、帯
行が容易になる。
【0028】更に、図1の116に示す開閉部分は本実
施の形態における健康診断装置の電源スイッチと連動し
ており、116に示す開閉部分を開くと自動的に電源ス
イッチがオンされ(図5ステップ501)、逆に閉じる
と自動的にオフされる(図5ステップ515)。
【0029】従って、使用するために116の部分を開
くと自動的に即使用可能な状態となり、操作に不慣れな
人でもスイッチの入れ方が判らないだけで使えない、と
言う事態は起こらない。使用後も116の部分で閉じる
と自動的に電源をオフするため電源を切り忘れて充電器
が放電してしまうという事態が起こらない。一方、使用
後も116の部分を開いたまま放置しても一定時間経過
すると自動的に省電力モードで待機するため、やはり充
電器の過放電と言う事態は起こらない。
【0030】116の部分を開き、電源がオンされて使
用可能な状態になると最初に図4(a)に示すメニュー
画面と操作ガイド画面が液晶表示装置107に表示され
(図5ステップ502)、ユーザーは操作ガイドに従
い、自分が希望する機能を選択する。
【0031】操作メニューと操作ガイドは非常に少なく
簡単な構成になっており、誰でも操作方法に戸惑った
り、間違うことなく使用できる。
【0032】また、体温、脈拍、血圧、血糖値、等の心
身基礎データを測定するときには、必ずしもメニューを
選択しなくても、単に図1の鼓膜体温計101、脈拍/
血圧計102、血糖計104を本実施の形態における健
康診断装置本体部分から取り外せば、各々取り外された
ものを測定する準備が行われ(図5ステップ503)、
図4(b)(c)の画面が表示される。
【0033】既に述べたように、これら測定装置は健康
診断装置本体部分と着脱可能な構造になっており、測定
結果データは超音波信号発信受信装置によってワイヤレ
スで本実施の形態における健康診断装置に通信されるか
らである。
【0034】即ち、これら測定装置の何れか、例えば鼓
膜体温計101が取り外された段階で、今から体温を測
定する旨、そして該鼓膜体温計の使用方法、使用上の注
意点が液晶表示装置107に表示される(図5ステップ
504、図4(b))。
【0035】適切に操作、測定が行われたならば、測定
が終わった旨が表示され、測定器を元の場所に戻すべき
旨、表示される(図5ステップ505、図6(b))。
【0036】逆に、適切に操作、測定が行われなけれ
ば、操作方法が誤っている旨、及び、より詳しい操作方
法が、更に可能な場合にはどの操作が誤っており、どの
ように操作すべきか、が液晶表示装置107に表示され
る(図5ステップ506、図6(a))。
【0037】適切に測定が行われたならば、更にそのデ
ータ、及び診断結果が液晶表示装置107に表示される
(図5ステップ507、図6(b))。
【0038】単に測定数値だけでなく、許容範囲内の値
か否か、或いは許容範囲内であっても比較的上方で要注
意の値か、下方で要注意の値か、或いは全く安全な値
か、きめ細かな診断結果が液晶表示装置107に表示さ
れる(図6(b))。
【0039】更に、本実施の形態における健康診断装置
が診断した結果、遠隔地に存在するより大規模な、或い
はより設備や勤務する医師が充実した、或いはより最先
端の医療技術を有する診断機関においてより詳細な診断
を受ける必要が有ると判断した場合には、或いは、本実
施の形態における健康診断装置の診断結果を見たユーザ
ーが該遠隔地の診断機関によってより詳細な診断を受け
ることを希望し、その旨、メニュー画面図4の401を
操作して指示した場合には、本実施の形態における健康
診断装置はマイクロコンピュータ(図2の109)の制
御によって通信手段としてのモデム(図2の105)を
起動し、通信回線(図2の106)を経由して測定結果
データが該遠隔地の診断機関に送信される(図7
(a))。
【0040】又、図1に示す医者ネット・スイッチ11
04を使うと、ワンタッチで本実施の形態の健康診断装
置を遠隔地の診断機関と直結し、データを送信して該診
断機関の診断を受けることができる。
【0041】該遠隔地の診断機関によって診断された結
果は、送信に用いたのと同じ通信回線(図2の10
6)、通信手段としてのモデム(図2の105)を経由
して、マイクロコンピュータ(図2の109)が受信す
る。
【0042】そしてその結果が、液晶表示装置107に
文章や絵によって表示される(図7(b))。
【0043】以上で、一通りの診断が終わり、操作者が
健康診断装置の蓋を閉めると電源がオフされ、スイッチ
を操作すると最初のメニュー画面に戻る(図5ステップ
514)。
【0044】(実施の形態2)次に、請求項4記載の健
康診断装置の実施の形態を示す。
【0045】図8は請求項4記載の健康診断装置の一実
施の形態における正面図であり、図9は同じ実施の形態
における健康診断装置の構成を示すブロック図である。
【0046】図8及び図9に示す通り、本実施の形態で
は、健康診断のための基礎となる個人データを記憶する
着脱可能な補助記憶手段として、バッテリーバックアッ
プ方式のICメモリーカード801を、健康診断装置本
体部分に有するメモリーカードスロットに差し込んで装
着できる、ことのみが請求項1乃至請求項3記載の健康
診断装置の実施の形態と異なる。
【0047】本実施の形態では、体温、脈拍、血圧、血
糖値の各値を測定した後、予めICメモリーカード80
1が記憶している各々についての個人データと比較を行
い、その個人に固有の過去におけるデータの変化に基づ
いた診断を行うことができる。
【0048】更に、測定した個人の過去におけるデータ
の変化が、その人に固有の許容範囲データと共に、液晶
表示装置107にグラフ化されて表示され(図10)、
最近の心身の状態変化と、許容範囲が素人でも容易に読
み取れ、自ら生活行動に反映させることができる。
【0049】該バッテリーバックアップ方式のICメモ
リーカード801は健康診断装置本体部分に有するメモ
リーカードスロットに差し込んだり、引き抜くことによ
って、本実施の形態の健康診断装置本体部分と着脱可能
な構成になっているので、診断しようとする人に合わせ
て、その人専用のICメモリーカードと差し替えれば、
誰の健康状態を診断する時でも、その人固有のデータに
基づいて診断することができる。
【0050】(実施の形態3)次に、請求項5及び請求
項6記載の健康診断装置の実施の形態を示す。
【0051】図11は請求項5及び請求項6記載の健康
診断装置の一実施の形態における正面図であり、図12
は同じ実施の形態における健康診断装置の構成を示すブ
ロック図である。
【0052】図13は同じ実施の形態の健康診断装置の
画面表示の例である。図11及び図12に示す通り、本
実施の形態では、音声及び画像をそのままの形で電気信
号化する手段として、CCDカメラ1101及びマイク
1102を有する。
【0053】更に、電気信号化された音声データを音声
に再生するスピーカ1103を有し、画像データを表示
する手段である6.1型TFT液晶表示装置107は電
気信号化された画像データを画像として再生することが
できる。
【0054】これらの点において、本実施の形態は、請
求項1乃至請求項3又は請求項4記載の健康診断装置の
実施の形態と異なる。
【0055】本実施の形態では、診断される人の顔の状
態をそのまま写真としてCCDカメラ1101で撮影
し、それを遠隔地にある診断施設に送ることもできる
し、遠隔地にある診断施設に居る医師の様子を通信回線
106を経由して受信し、液晶表示装置107に表示す
ることもできる。
【0056】このようにして遠隔地の医師と診断を受け
る者が、あたかも相対するように親近感をもって診断さ
れることができる。
【0057】単に親近感を抱くことができるのみに留ま
らず、診断を受ける者の様子、例えば体の状態や顔色を
見ながらこれらを診断データとして利用できるので、よ
り的確な診断が可能となる。
【0058】又、本実施の形態は、音声を電気信号化す
るための手段としてのマイク1102と、電気信号化さ
れた音声データを音声に再生する手段としてのスピーカ
1103を有するので、遠隔地に居る医師と診断される
者が画像データを通信するだけでなく、音声データをも
通信することができる。
【0059】即ち、お互いに現在の心身の状態を会話し
たり、医師から診断に必要な情報を問いかけることによ
って聞き出して、診断データとして用いることができ
る。
【0060】このように遠隔地に居る医師と、診断を受
ける者が直接会話できることは、診断を受ける者が例え
ば高齢者等で、自分の心身の状態を必ずしも的確に把握
できていない場合、医師から直接多くの情報を問いただ
すことによって得られるので、診断をより的確なものに
する上で効果が非常に大きい。
【0061】更に、音声データを音声に再生する手段と
してのスピーカ1103を有することは、操作方法がわ
からなかったり、操作方法について戸惑ったりする者に
対して、的確な操作方法を音声で説明して知らせること
ができる。
【0062】この点でも操作方法について理解しにくい
診断を受ける人に、分かり易く操作方法を知らせること
ができ、操作がわからなかったり戸惑ったりすることを
無くす上で、非常に効果が大きい。
【0063】更に、音声データを音声に再生する手段と
してのスピーカ1103を有することは、診察した結果
や、その結果に基づく生活上の注意点や改善すべき点等
を、音声によって診察を受けた者に知らせることができ
る。
【0064】これはやはり、診察を受けたものの、今後
どのようにすればよいか理解しにくい人に丁寧に、これ
らの点を知らせることができる上で非常に効果が大き
い。
【0065】本実施の形態では、液晶表示装置107に
「おくる」というメニューが常に表示されている(図4
の401)。
【0066】この「おくる」メニューを、操作ボタン1
13を使って選択、決定すると、本実施の形態の健康診
断装置は、予め設定されている遠隔地に存在する診断機
関と通信回線106を接続し、データを互いに通信す
る。
【0067】これによって診断を受ける者は、遠隔地に
存在する診断機関のことを何ら知らなくても、特に意識
することなしに、単にこのメニューを選択するだけで、
遠隔地に存在する、最先端の技術を有する医療機関や、
いわゆるかかりつけの医者の診断を何時でも受けること
ができる。
【0068】請求項6記載の健康診断装置では更に、図
14に示すデータテーブル1401をメモリー110に
記憶している。
【0069】そして各種測定結果に基づいて現在の心身
の状態を診断し、その診断結果に基づいて、該データテ
ーブル1401を検索し、現在の心身の状態に最もふさ
わしい遠隔地の診断機関を自動的に選択して、「通信」
メニュー1301が選択、決定された時、通信回線10
6を接続する。
【0070】このようにして診断を受ける者は、現在の
心身の状態を予めある程度診断した上で、その診断結果
に基づいて最もふさわしい、最先端技術や、専門医師を
有する医療機関の診断を受けることができる。
【0071】(実施の形態4)最後に、請求項7記載の
健康診断装置の実施の形態を示す。
【0072】本実施の形態の健康診断装置では、図15
に示すデータテーブル1501をメモリー110に記憶
している。
【0073】そして各種測定結果に基づいて現在の心身
の状態を診断し、その診断結果に基づいて、該データテ
ーブル1501を検索し、現在の心身の状態をより正確
に診断するには、更にどのような情報を測定しなければ
ならないかを、判断する。
【0074】そして、更に測定しなければならない項目
を、表示装置107に表示すると同時に、スピーカを有
する健康診断装置の場合には、音声によっても、次にそ
の項目を測定するように診断を受ける者に対して説明す
る。
【0075】このようにして、測定する項目を単に、診
察を受ける者の自由に委ねず、最適な診断を行うにはど
のような項目を測定しなければならないかを、自動的
に、既に測定の終わったデータや、場合によってはその
人に固有の過去の情報も参考にしながら、判断し、診断
を受ける者に説明しながら、測定と診断を繰り返す。
【0076】従って、本実施の形態では、最も的確に現
時点に於ける心身の状態を診断することが可能となり、
その効果は非常に大きい。
【0077】
【発明の効果】本発明にかかる健康診断装置は、今後の
長寿命高齢化、多余暇社会において、人々に、24時
間、365日、何時においても、在宅、仕事場、旅行
先、何処においても、常に、各個人の心身の状況を最も
知っているいわゆる「かかりつけの医師」、若しくは、
心身の状況に応じた最先医学、の診断を受け、最善の処
置を行うことが可能となり、健康を維持し、実り豊かな
生活の提供に資する、という絶大な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の健康診断装置の一実施の形態の正面図
【図2】本発明の健康診断装置の一実施の形態のブロッ
ク構成図
【図3】本発明の健康診断装置の一実施の形態の不使用
時の外観図
【図4】本発明の健康診断装置の一実施の形態の表示画
面の図
【図5】本発明の健康診断装置の一実施の形態のマイク
ロコンピュータが行う処理手順を示す流れ図
【図6】本発明の健康診断装置の一実施の形態の表示画
面の図
【図7】本発明の健康診断装置の一実施の形態の表示画
面の図
【図8】本発明の健康診断装置の第二の実施の形態の正
面図
【図9】本発明の健康診断装置の第二の実施の形態のブ
ロック構成図
【図10】本発明の健康診断装置の第二の実施の形態の
表示画面の図
【図11】本発明の健康診断装置の第三の実施の形態の
正面図
【図12】本発明の健康診断装置の第三の実施の形態の
ブロック構成図
【図13】本発明の健康診断装置の第三の実施の形態の
表示画面の図
【図14】本発明の健康診断装置の第三の実施の形態の
メモリー内のデータテーブルの図
【図15】本発明の健康診断装置の第四の実施の形態の
メモリー内のデータテーブルの図
【符号の説明】
101 鼓膜体温計 101−2 使用時の鼓膜体温計 102 脈拍/血圧計 104 血糖計 105 モデム 106 通信回線 107 6.1型TFT液晶表示装置 108 超音波信号受信器 109 マイクロコンピュータ 110 メモリー 112 データバス 113 操作ボタン 114 充電式電源装置 115 付属品格納部分 116 開閉部分

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体の各種状態を測定する手段と、これ
    による測定データを遠隔地に通信する手段と、遠隔地に
    おいてこれら測定データに基づいて健康状態を診断した
    結果データを受信する手段と、受信したデータをグラフ
    や絵によって表示する手段を有し、且つ、これら全ての
    手段を格納する携帯可能な大きさの格納手段を有する、
    ことを特徴とする健康診断装置。
  2. 【請求項2】 生体の各種状態を測定する手段が健康診
    断装置本体部分と分離できるように構成され、該生体の
    各種状態を測定する手段は該健康診断装置本体部分と非
    接触な状態で測定データを通信する通信手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1記載の健康診断装置。
  3. 【請求項3】 生体の各種状態を測定する手段が、体温
    測定手段、脈拍測定手段、血圧測定手段、血糖値測定手
    段、の何れか一若しくは複数からなる、請求項1乃至請
    求項2記載の健康診断装置。
  4. 【請求項4】 健康診断のための基礎となる個人データ
    を記憶する着脱可能な補助記憶手段を有する、請求項1
    乃至請求項3記載の健康診断装置。
  5. 【請求項5】 一つの操作のみによって通信手段を予め
    設定された相手に接続する手段と、音声および画像をそ
    のままの形で電気信号化する手段と、該電気信号を該相
    手に送信する手段と、該相手から送信された電気信号化
    された音声および画像データを音声および画像に再現す
    る手段、を有する請求項1乃至請求項4記載の健康診断
    装置。
  6. 【請求項6】 通信手段を接続すべき相手を予め設定さ
    れた複数の相手から測定データの値に応じて自動的に選
    択する手段、を備えた請求項5記載の健康診断装置。
  7. 【請求項7】 測定データの値を判断し、その判断結果
    に応じて、追加の測定を指示する手段、を有する請求項
    1乃至6記載の健康診断装置。
JP454298A 1998-01-13 1998-01-13 健康診断装置 Withdrawn JPH11197121A (ja)

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JP454298A JPH11197121A (ja) 1998-01-13 1998-01-13 健康診断装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003036583A1 (en) * 2001-10-23 2003-05-01 Citizen Watch Co., Ltd. Data collection system
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JP2008006001A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Sharp Corp 制御装置、そのプログラムおよび該プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体、診断システムならびに制御装置における制御方法

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