JPH11196399A - デジタルデータ処理システムおよび方法、並びに提供媒体 - Google Patents

デジタルデータ処理システムおよび方法、並びに提供媒体

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JPH11196399A
JPH11196399A JP9358906A JP35890697A JPH11196399A JP H11196399 A JPH11196399 A JP H11196399A JP 9358906 A JP9358906 A JP 9358906A JP 35890697 A JP35890697 A JP 35890697A JP H11196399 A JPH11196399 A JP H11196399A
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JP
Japan
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parameter
processing means
processing
command
supplied
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JP9358906A
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English (en)
Inventor
Tatsu Sukigara
竜 鋤柄
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パラメータを迅速に変更することができるよ
うにする。 【解決手段】 エンコード部30は、MCC61、エンコ
ーダ31乃至38、マルチプレクサ39を一体化した構
成とされており、ECS23により制御される。MCC61
は、ECS23より供給されるパラメータを記憶し、その
パラメータに対応して、エンコーダ31乃至38とマル
チプレクサ39を制御する。ECS23は、放送内容を変
更するとき、MCC61に記憶されているパラメータを一
括して削除するよう、コマンドを出力する。MCC61
は、このコマンドに対応して、既に記憶しているパラメ
ータを一括して削除する。ECS23は、その後、新たな
パラメータをMCC61に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルデータ処
理システムおよび方法、並びに提供媒体に関し、特に、
例えば、デジタルテレビジョン放送の画像データを処理
する場合において、処理内容を簡単に変更することがで
きるようにしたデジタルデータ処理システムおよび方
法、並びに提供媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、MPEG2(Moving Picture Experts
Group Phase2)に代表される符号化方式により、衛星放
送による多チャンネルデジタル放送、例えば、北米のDI
RECTTV(商標)や日本国内のPERFECTTV(商標)な
どが普及しはじめている。このような衛星放送において
は、多くのチャンネルの信号を多重化して、伝送するよ
うになされている。図9は、衛星の1つのトランスポン
ダ(図示せず)に対応するエンコード部の回路構成を表
している。
【0003】この例においては、エンコード部82が、
エンコーダコントロールサブシステム(Encoder Control
Subsystem)(以下、ECSと称する)81により制御され
るようになされている。エンコード部82は、MCC(マ
ルチプレクスコントロールコンピュータ(Multiplex Con
trol Computer))(以下、MCCと略称する)91、エン
コーダ92−1乃至92−n、およびマルチプレクサ9
3により構成されている。エンコーダ92−1乃至92
−nは、それぞれ入力された各チャンネルのデータをMP
EG2方式でエンコードし、マルチプレクサ93に出力し
ている。マルチプレクサ93は、エンコーダ92−1乃
至92−nより入力されたnチャンネル分のデータを混
合し、出力するようになされている。MCC91は、ECS8
1からの指令に対応して、エンコーダ92−1乃至92
−n、およびマルチプレクサ93の動作を制御する。
【0004】エンコード部82は、IC化され、一体的
に構成されており、ECS81を介してのみ、外部から制
御することが可能となされている。ECS81には、図示
せぬプログラムガイドシステムより1時間に1回の割合
で、1時間分のスケジュール情報が入力される。ECS8
1は、このスケジュール情報を解析し、MCC91にコン
フィグレーションメッセージを出力する。MCC91は、
このコンフィグレーションメッセージに含まれるパラメ
ータを、エンコーダ92−1乃至92−n、およびマル
チプレクサ93に出力し、それらの動作を制御する。
【0005】MCC91は、次のような特性を有してい
る。 (1)コンフィグレーションメッセージを記憶してお
り、同じIDのコンフィグレーションメッセージが入力
されると、既に記憶されているものを削除し、新たなI
Dのコンフィグレーションメッセージを記憶する(上書
きする)。 (2)コンフィグレーションメッセージには、例えばエ
ンコーダ92−1乃至92−nや、マルチプレクサ93
の動作開始時刻がパラメータとして規定されているが、
同一時刻のコンフィグレーションメッセージを受け付け
た場合、MCC91は、それを無視する。すなわち、既に
記憶されているコンフィグレーションメッセージを有効
のものとする。 (3)MCC91は、現在処理中のものを除き、既に記憶
しているコンフィグレーションメッセージを、外部に出
力しない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、放送内容に
変更があったような場合、MCC91に記憶されているコ
ンフィグレーションメッセージを変更する必要がある
が、MCC91がどのようなスケジュール情報を記憶して
いるかを、現在実行中のスケジュールを除いて、ECS8
1は、検知することができない。ECS81がMCC91に送
出したスケジュールを常に管理していれば問題はない
が、例えばECS81が故障したなどして、他のECSと交換
する必要が生じたような場合、以後、MCC91の記憶し
ているコンフィグレーションメッセージを確認すること
が困難となる。
【0007】また、例えば1時間分のコンフィグレーシ
ョンメッセージの中に、例えば100個のスケジュール
ブロックが存在するような場合において、その100個
のスケジュールブロックのうち、1つの野球放送が延長
されたなどの理由により、1ヶ所のスケジュールブロッ
クを変更する必要が生じたようなとき、1時間分のスケ
ジュールブロックを全てECS81からMCC91に送り直す
ようにしている。この場合、既にあるスケジュール情報
を全て消去してから、新たな情報を送出しなければなら
ないため、多大な時間を有する。
【0008】例えば、1つのコマンドをECS81からMCC
91に送出して、MCC91が、そのコマンドを認識する
のに2秒かかるものとすると、100個のメッセージブ
ロックを削除し、新たな100個のメッセージブロック
を送出するものとすると、合計200個のコマンドを送
る必要があるため、400秒(約6分強)の時間を要す
ることになる。従って、MCC91のメッセージブロック
を緊急に変更することが困難である課題があった。
【0009】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、MCC91の記憶しているスケジュールブロ
ックを迅速かつ確実に変更することができるようにする
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のデジタ
ルデータ処理システムは、第1の処理手段は、第2の処
理手段から供給されるパラメータを記憶する記憶手段
と、第2の処理手段から、所定のコマンドが供給された
とき、記憶しているパラメータを一括して消去する消去
手段とを備えることを特徴とする。
【0011】請求項2に記載のデジタルデータ処理方法
は、第1の処理手段は、第2の処理手段から供給される
パラメータを記憶する記憶ステップと、第2の処理手段
から、所定のコマンドが供給されたとき、記憶している
パラメータを一括して消去する消去ステップとを備える
ことを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の提供媒体は、入力された
データを、パラメータに対応して処理する第1の処理手
段と、第1の処理手段を制御するパラメータを発生し、
第1の処理手段に供給する第2の処理手段とを備えるデ
ジタルデータ処理システムに用いるコンピュータプログ
ラムであって、第1の処理手段のコンピュータプログラ
ムは、第2の処理手段から供給されるパラメータを記憶
する記憶ステップと、第2の処理手段から、所定のコマ
ンドが供給されたとき、記憶しているパラメータを一括
して消去する消去ステップとを備えるコンピュータプロ
グラムを提供することを特徴とする。
【0013】請求項4に記載のデジタルデータ処理シス
テムは、第1の処理手段は、第2の処理手段から供給さ
れた1個のパラメータを記憶する記憶手段と、第2の処
理手段から、所定のコマンドが供給されたとき、現在処
理しているパラメータを第2の処理手段に応答する応答
手段とを備え、第2の処理手段は、第1の処理手段に記
憶させる1個のパラメータを第1の処理手段に出力する
出力手段を備えることを特徴とする。
【0014】請求項5に記載のデジタルデータ処理方法
は、第1の処理手段は、第2の処理手段から供給された
1個のパラメータを記憶する記憶ステップと、第2の処
理手段から、所定のコマンドが供給されたとき、現在処
理しているパラメータを第2の処理手段に応答する応答
ステップとを備え、第2の処理手段は、第1の処理手段
に記憶させる1個のパラメータを第1の処理手段に出力
する出力ステップを備えることを特徴とする。
【0015】請求項6に記載の提供媒体は、第1の処理
手段のコンピュータプログラムは、第2の処理手段から
供給された1個のパラメータを記憶する記憶ステップ
と、第2の処理手段から、所定のコマンドが供給された
とき、現在処理しているパラメータを第2の処理手段に
応答する応答ステップとを備え、第2の処理手段のコン
ピュータプログラムは、第1の処理手段に記憶させる1
個のパラメータを第1の処理手段に出力する出力ステッ
プを備えるコンピュータプログラムを提供することを特
徴とする。
【0016】請求項7に記載のデジタルデータ処理シス
テムは、第1の処理手段は、第2の処理手段から供給さ
れた複数のパラメータを記憶する記憶手段と、第2の処
理手段から、第1のコマンドが供給されたとき、現在処
理しているパラメータを第2の処理手段に応答する応答
手段と、第2の処理手段から、第2のコマンドが供給さ
れたとき、記憶しているパラメータであって、現在処理
しているパラメータより後のパラメータを消去する消去
手段とを備え、第2の処理手段は、第1の処理手段が現
在処理しているパラメータの応答を求める第1のコマン
ドを発生する第1の発生手段と、第1の処理手段が現在
処理しているパラメータより後のパラメータの削除を求
める第2のコマンドを発生する第2の発生手段と、第1
の処理手段に記憶させるパラメータを第1の処理手段に
出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0017】請求項8に記載のデジタルデータ処理方法
は、第1の処理手段は、第2の処理手段から供給された
複数のパラメータを記憶する記憶ステップと、第2の処
理手段から、第1のコマンドが供給されたとき、現在処
理しているパラメータを第2の処理手段に応答する応答
ステップと、第2の処理手段から、第2のコマンドが供
給されたとき、記憶しているパラメータであって、現在
処理しているパラメータより後のパラメータを消去する
消去ステップとを備え、第2の処理手段は、第1の処理
手段が現在処理しているパラメータの応答を求める第1
のコマンドを発生する第1の発生ステップと、第1の処
理手段が現在処理しているパラメータより後のパラメー
タの削除を求める第2のコマンドを発生する第2の発生
ステップと、第1の処理手段に記憶させるパラメータを
第1の処理手段に出力する出力ステップとを備えること
を特徴とする。
【0018】請求項9に記載の提供媒体は、入力された
データを、パラメータに対応して処理する第1の処理手
段と、第1の処理手段を制御するパラメータを発生し、
第1の処理手段に供給する第2の処理手段とを備えるデ
ジタルデータ処理システムに用いるコンピュータプログ
ラムであって、第1の処理手段のコンピュータプログラ
ムは、第2の処理手段から供給された複数のパラメータ
を記憶する記憶ステップと、第2の処理手段から、第1
のコマンドが供給されたとき、現在処理しているパラメ
ータを第2の処理手段に応答する応答ステップと、第2
の処理手段から、第2のコマンドが供給されたとき、記
憶しているパラメータであって、現在処理しているパラ
メータより後のパラメータを消去する消去ステップとを
備え、第2の処理手段のコンピュータプログラムは、第
1の処理手段が現在処理しているパラメータの応答を求
める第1のコマンドを発生する第1の発生ステップと、
第1の処理手段が現在処理しているパラメータより後の
パラメータの削除を求める第2のコマンドを発生する第
2の発生ステップと、第1の処理手段に記憶させるパラ
メータを第1の処理手段に出力する出力ステップとを備
えるコンピュータプログラムを提供することを特徴とす
る。
【0019】請求項10に記載のデジタルデータ処理シ
ステムは、第1の処理手段は、第2の処理手段から供給
された複数のパラメータを記憶する第1の記憶手段と、
第2の処理手段から、第1のコマンドが供給されたと
き、現在処理しているパラメータを第2の処理手段に応
答する応答手段と、第2の処理手段から、第2のコマン
ドが供給されたとき、記憶しているパラメータであっ
て、現在処理しているパラメータより後の直近のパラメ
ータを消去する第1の消去手段と、第2の処理手段から
供給された直近の複数のパラメータを記憶する第2の記
憶手段と、第2の処理手段から、第3のコマンドが供給
されたとき、記憶しているパラメータであって、直近後
のパラメータを消去する第2の消去手段と、第2の処理
手段から供給された直近後の複数のパラメータを記憶す
る第3の記憶手段とを備え、第2の処理手段は、第1の
処理手段が現在処理しているパラメータの応答を求める
第1のコマンドを発生する第1の発生手段と、第1の処
理手段が現在処理しているパラメータより後の直近のパ
ラメータの削除を求める第2のコマンドを発生する第2
の発生手段と、第1の処理手段に記憶させる直近のパラ
メータを第1の処理手段に出力する第1の出力手段と、
直近後のパラメータの削除を求める第3のコマンドを発
生する第3の発生手段と、第1の処理手段に記憶させる
直近後のパラメータを第1の処理手段に出力する第2の
出力手段とを備えることを特徴とする。
【0020】請求項11に記載のデジタルデータ処理方
法は、第1の処理手段は、第2の処理手段から供給され
た複数のパラメータを記憶する第1の記憶ステップと、
第2の処理手段から、第1のコマンドが供給されたと
き、現在処理しているパラメータを第2の処理手段に応
答する応答ステップと、第2の処理手段から、第2のコ
マンドが供給されたとき、記憶しているパラメータであ
って、現在処理しているパラメータより後の直近のパラ
メータを消去する第1の消去ステップと、第2の処理手
段から供給された直近の複数のパラメータを記憶する第
2の記憶ステップと、第2の処理手段から、第3のコマ
ンドが供給されたとき、記憶しているパラメータであっ
て、直近後のパラメータを消去する第2の消去ステップ
と、第2の処理手段から供給された直近後の複数のパラ
メータを記憶する第3の記憶ステップとを備え、第2の
処理手段は、第1の処理手段が現在処理しているパラメ
ータの応答を求める第1のコマンドを発生する第1の発
生ステップと、第1の処理手段が現在処理しているパラ
メータより後の直近のパラメータの削除を求める第2の
コマンドを発生する第2の発生ステップと、第1の処理
手段に記憶させる直近のパラメータを第1の処理手段に
出力する第1の出力ステップと、直近後のパラメータの
削除を求める第3のコマンドを発生する第3の発生ステ
ップと、第1の処理手段に記憶させる直近後のパラメー
タを第1の処理手段に出力する第2の出力ステップとを
備えることを特徴とする。
【0021】請求項12に記載の提供媒体は、入力され
たデータを、パラメータに対応して処理する第1の処理
手段と、第1の処理手段を制御するパラメータを発生
し、第1の処理手段に供給する第2の処理手段とを備え
るデジタルデータ処理システムに用いるコンピュータプ
ログラムであって、第1の処理手段のコンピュータプロ
グラムは、第2の処理手段から供給された複数のパラメ
ータを記憶する第1の記憶ステップと、第2の処理手段
から、第1のコマンドが供給されたとき、現在処理して
いるパラメータを第2の処理手段に応答する応答ステッ
プと、第2の処理手段から、第2のコマンドが供給され
たとき、記憶しているパラメータであって、現在処理し
ているパラメータより後の直近のパラメータを消去する
第1の消去ステップと、第2の処理手段から供給された
直近の複数のパラメータを記憶する第2の記憶ステップ
と、第2の処理手段から、第3のコマンドが供給された
とき、記憶しているパラメータであって、直近後のパラ
メータを消去する第2の消去ステップと、第2の処理手
段から供給された直近後の複数のパラメータを記憶する
第3の記憶ステップとを備え、第2の処理手段のコンピ
ュータプログラムは、第1の処理手段が現在処理してい
るパラメータの応答を求める第1のコマンドを発生する
第1の発生ステップと、第1の処理手段が現在処理して
いるパラメータより後の直近のパラメータの削除を求め
る第2のコマンドを発生する第2の発生ステップと、第
1の処理手段に記憶させる直近のパラメータを第1の処
理手段に出力する第1の出力ステップと、直近後のパラ
メータの削除を求める第3のコマンドを発生する第3の
発生ステップと、第1の処理手段に記憶させる直近後の
パラメータを第1の処理手段に出力する第2の出力ステ
ップとを備えるコンピュータプログラムを提供すること
を特徴とする。
【0022】請求項1に記載のデジタルデータ処理シス
テム、請求項2に記載のデジタルデータ処理方法、およ
び請求項3に記載の提供媒体においては、第2の処理手
段から、第1の処理手段に対して、所定のコマンドが供
給されたとき、第1の処理手段は、記憶内容を一括して
削除する。
【0023】請求項4に記載のデジタルデータ処理シス
テム、請求項5に記載のデジタルデータ処理方法、およ
び請求項6に記載の提供媒体においては、第2の処理手
段は、1個のパラメータだけを記憶する。第2の処理手
段は、第1の処理手段に対して、現在処理しているパラ
メータに関する情報の提供を受け、それに続く新たなパ
ラメータを適宜送出する。
【0024】請求項7に記載のデジタルデータ処理シス
テム、請求項8に記載のデジタルデータ処理方法、およ
び請求項9に記載の提供媒体においては、第2の処理手
段は、第1の処理手段の現在処理しているパラメータに
関する情報の提供を受けたとき、第1の処理手段にそれ
以降のパラメータを削除させ、その後、新たなパラメー
タを伝送する。
【0025】請求項10に記載のデジタルデータ処理シ
ステム、請求項11に記載のデジタルデータ処理方法、
および請求項12に記載の提供媒体においては、第1の
処理手段が現在処理しているパラメータの直近のブロッ
クが削除される。その後、その直近の新たなパラメータ
が第1の処理手段に送出される。直近より後のパラメー
タは、その後削除され、それに対応する新たなパラメー
タは、さらにその後に送出される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付
加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但
し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定するこ
とを意味するものではない。
【0027】請求項1に記載のデジタルデータ処理シス
テムは、第1の処理手段(例えば、図5のMCC61)
は、第2の処理手段(例えば、図5のECS23)から供
給されるパラメータを記憶する記憶手段(例えば、図5
のステップS4)と、第2の処理手段から、所定のコマ
ンドが供給されたとき、記憶しているパラメータを一括
して消去する消去手段(例えば、図5のステップS2)
とを備えることを特徴とする。
【0028】請求項4に記載のデジタルデータ処理シス
テムは、第1の処理手段(例えば、図6のMCC61)
は、第2の処理手段(例えば、図6のECS23)から供
給された1個のパラメータを記憶する記憶手段(例え
ば、図6のステップS26)と、第2の処理手段から、
所定のコマンドが供給されたとき、現在処理しているパ
ラメータを第2の処理手段に応答する応答手段(例え
ば、図6のステップS23)とを備え、第2の処理手段
は、第1の処理手段に記憶させる1個のパラメータを第
1の処理手段に出力する出力手段(例えば、図6のステ
ップS25)を備えることを特徴とする。
【0029】請求項7に記載のデジタルデータ処理シス
テムは、第1の処理手段(例えば、図7のMCC61)
は、第2の処理手段(例えば、図7のECS23)から供
給された複数のパラメータを記憶する記憶手段(例え
ば、図7のステップS48)と、第2の処理手段から、
第1のコマンドが供給されたとき、現在処理しているパ
ラメータを第2の処理手段に応答する応答手段(例え
ば、図7のステップS43)と、第2の処理手段から、
第2のコマンドが供給されたとき、記憶しているパラメ
ータであって、現在処理しているパラメータより後のパ
ラメータを消去する消去手段(例えば、図7のステップ
S46)とを備え、第2の処理手段は、第1の処理手段
が現在処理しているパラメータの応答を求める第1のコ
マンドを発生する第1の発生手段(例えば、図7のステ
ップS41)と、第1の処理手段が現在処理しているパ
ラメータより後のパラメータの削除を求める第2のコマ
ンドを発生する第2の発生手段(例えば、図7のステッ
プS45)と、第1の処理手段に記憶させるパラメータ
を第1の処理手段に出力する出力手段(例えば、図7の
ステップS47)とを備えることを特徴とする。
【0030】請求項10に記載のデジタルデータ処理シ
ステムは、第1の処理手段(例えば、図8のMCC61)
は、第2の処理手段(例えば、図8のECS23)から供
給された複数のパラメータを記憶する第1の記憶手段
(例えば、図8のステップS72)と、第2の処理手段
から、第1のコマンドが供給されたとき、現在処理して
いるパラメータを第2の処理手段に応答する応答手段
(例えば、図8のステップS63)と、第2の処理手段
から、第2のコマンドが供給されたとき、記憶している
パラメータであって、現在処理しているパラメータより
後の直近のパラメータを消去する第1の消去手段(例え
ば、図8のステップS66)と、第2の処理手段から供
給された直近の複数のパラメータを記憶する第2の記憶
手段(例えば、図8のステップS68)と、第2の処理
手段から、第3のコマンドが供給されたとき、記憶して
いるパラメータであって、直近後のパラメータを消去す
る第2の消去手段(例えば、図8のステップS70)
と、第2の処理手段から供給された直近後の複数のパラ
メータを記憶する第3の記憶手段(例えば、図8のステ
ップS72)とを備え、第2の処理手段は、第1の処理
手段が現在処理しているパラメータの応答を求める第1
のコマンドを発生する第1の発生手段(例えば、図8の
ステップS61)と、第1の処理手段が現在処理してい
るパラメータより後の直近のパラメータの削除を求める
第2のコマンドを発生する第2の発生手段(例えば、図
8のステップS65)と、第1の処理手段に記憶させる
直近のパラメータを第1の処理手段に出力する第1の出
力手段(例えば、図8のステップS67)と、直近後の
パラメータの削除を求める第3のコマンドを発生する第
3の発生手段(例えば、図8のステップS69)と、第
1の処理手段に記憶させる直近後のパラメータを第1の
処理手段に出力する第2の出力手段(例えば、図8のス
テップS71)とを備えることを特徴とする。
【0031】図1は、本発明を適用したデジタル放送シ
ステムの構成例を示している。
【0032】放送番組編成システム(以下BDPS(Broadca
st Data Processing System)と略称する)1には、番組
供給会社が供給する番組素材およびプロモーション素材
の番組編成表が登録され、管理されている。この番組編
成表は、例えば、番組提供会社に関する情報などが記録
されているサービス情報ファイル、1時間単位の放送番
組のスケジュールなどの情報が記録されているイベント
情報ファイル、および15秒単位の放送番組のタイムス
ケジュールなどの情報が記録されている運行情報ファイ
ルなど、各種のファイルに分けられ、BDPS1に格納され
ている。
【0033】ベースバンドシステム2には、放送番組素
材そのものが格納されており、その放送番組素材は、ベ
ースバンド信号に変換され、セントラルプロセッシング
システム3に供給されるようになされている。
【0034】セントラルプロセッシングシステム3は、
BDPS1から送出された情報から顧客管理システム(以下
SMS(Subscriber Management System)と略称する)4に
対応する情報を抽出しSMS4に供給し、また、BDPS1、
ベースバンドシステム2、および顧客視聴許可システム
(以下SAS(Subscriber Authorization System)と略称す
る)5から送出される情報を、図示せぬ衛星の複数のト
ランスポンダに対応するチャンネル(チェーン)ごとに
多重化し、IFシステム6に送信するようになされてい
る。
【0035】IFシステム6は、セントラルプロセッシ
ングシステム3から送信された多重化信号を、QPSK変調
してIF信号に変換し、さらにRF信号に変換して、衛
星に伝送するようになされている。
【0036】SMS4は、顧客登録情報や料金徴収情報な
どの顧客管理に関する情報を格納するようになされてお
り、SAS5は、SMS4から送出されたEMM(Entitlement M
anagement Message)データを受け取り、そのEMMデータ
を暗号化し、パケット化し、セントラルプロセッシング
システム3に送出するようになされている。
【0037】図2に、セントラルプロセッシングシステ
ム3およびIFシステム6のより具体的な構成例を示
す。
【0038】ネットワークマネージメントデータベース
(以下NMD(Network Management Database)と略称する)
10は、トランクLAN11を介して、BDPS1およびベー
スバンドシステム2に接続され、さらに、PGS-LAN12
を介して、SMS4、SAS5、各チェーン20−1乃至20
−N(以下、個々に区別する必要がない場合、単に、チ
ェーン20と記述する)のプログラムガイドシステム
(以下PGS(Program Guide System)と略称する)21に
接続されている。NMD10は、主に、図示せぬ入力端末
とパーソナルコンピュータから構成されており、所定の
情報ファイルをBDPS1から受け取り、保持するととも
に、所定の情報ファイルをSMS4、各チェーン20−1
乃至20−Nに分配するようになされている。
【0039】チェーン20−1乃至20−Nは、NMD1
0から分配された放送番組編成情報に基づいて、ベース
バンドシステム2から供給される放送番組素材を処理
し、衛星の対応するトランスポンダに出力するようにな
されている。チェーン20−1乃至20−Nの一部は、
セントラルプロセッシングシステム3を構成し、他の一
部は、IFシステム6を構成している。
【0040】PGS21は、チェーンコントロールLAN22
を介してエンコーダコントロールサブシステム(以下EC
S(Encoder Control Subsystem)と略称する)23、電子
番組ガイドフローコントローラ(以下EPG-FC(Electroni
c Program Guide-Flow Controller)と略称する)24、
およびマルチプレクサコントロールサブシステム(以下
MCS(Multiplexer Control Subsystem)と略称する)25
に接続されている。
【0041】PGS21は、主に、図示せぬ入力端末とパ
ーソナルコンピュータから構成されており、NMD10よ
り所定の情報を入手し、ECS23、EPG-FC24、およびM
CS25に、それぞれ対応する情報を送出するようになさ
れている。ECS23は、例えばパーソナルコンピュータ
で構成され、PGS21から送出された情報に基づいて、
エンコード部30を制御するようになされている。
【0042】エンコード部30は、MCC61、8チャン
ネル分のエンコーダ31乃至エンコーダ38、およびマ
ルチプレクサ39により構成されており、ベースバンド
システム2から送信された8チャンネル分のベースバン
ド信号を、エンコーダ31乃至エンコーダ38で符号化
し、符号化した信号をマルチプレクサ39で多重化し、
多重化した信号をマルチプレクサ部(以下MUX(Multiple
xer)部と略称する)40に出力する。
【0043】EPG-FC24は、例えばパーソナルコンピュ
ータで構成され、PGS21から送出された所定の情報(E
PG情報)をインターフェイスを介して、MUX部40に出
力する。MCS25は、例えばパーソナルコンピュータで
構成され、PGS21から送出された情報に基づいてMUX部
40を制御するようになされている。
【0044】MUX部40は、2つのマルチプレクサ(MUX
41とMUX42)から構成されている。エンコード部3
0は、同一の2つの信号を出力し、EPGーFC24も同様
に、同一の2つの信号を出力する。エンコード部30か
ら出力される一方の信号およびEPG-FC24から出力され
る一方の信号は、MUX41に入力され、それぞれ他方の
信号はMUX42へ入力される。MUX41とMUX42は、そ
れぞれの入力を多重化し、IFシステム6のQPSK変調部
50に出力する。
【0045】IFシステム6のQPSK変調部50は、QPSK
変調器52およびQPSK変調器53から構成されている。
MUX41から出力される多重化信号は、QPSK変調器52
に入力され、MUX42から出力される多重化信号は、QPS
K変調器53に入力される。QPSK変調器52およびQPSK
変調器53は、それぞれ入力された多重化信号をQPSK変
調し、IFスイッチ54に出力する。
【0046】IFスイッチ54は、QPSK変調器52また
はQPSK変調器53から出力されるQPSK変調信号を選択
し、増幅器55に出力する。増幅器55は、図示せぬア
ップコンバータおよびハイパワーアンプにより構成さ
れ、IFスイッチ54で選択されたQPSK変調信号を、増
幅し、アンテナ56を介して、衛星に出力する。但し、
実際には、各チェーン20−1乃至20−Nの出力がさ
らに多重化されて、衛星に出力される。従ってこの例で
は、N個のトランスポンダに対応する信号が出力され
る。
【0047】次に、図2に示す構成例の基本的な動作を
説明する。
【0048】BDPS1は、登録されている放送映像素材に
基づいて、サービス情報ファイル、イベント情報ファイ
ル、および運行情報ファイルなどを作成し、NMD10に
送出する。NMD10は、BDPS1から供給された情報を格
納し、またBDPS1から送出された情報からSMS4に必要
な情報を抽出し、NMD10で設定した別の情報を付加し
格納している。さらに、NMD10は、SAS5から、MUX部
40を設定するのに必要なワークキーテーブルファイル
およびCA(Conditional Access)システムデータファイ
ルを読み出し、格納している。
【0049】SMS4は、定期的にNMD10にアクセスし、
NMD10に格納されているSMS4に対応する情報を読み出
す。
【0050】各チェーン20のPGS21は、対応する衛
星の1個のトランスポンダに出力する情報をNMD10よ
り取得し、ECS23、EPG-FC24、およびMCS25に供給
する。
【0051】例えば、PGS21は、2日後に放送される
1日分の放送番組の運行情報ファイルを、NMD10から
取得する処理を繰り返し、ECS23に供給する。ECS23
は、供給された運行情報ファイルを蓄積しており、その
中から、2時間後に放送される1時間分のエンコーダス
ケジュールを入手し、エンコード部30のMCC61に供
給する。MCC61は、ECS23から供給されたエンコーダ
スケジュールに基づいて、ベースバンドシステム2から
入力されるベースバンド信号を、エンコーダ31乃至エ
ンコーダ38で符号化させ、符号化された信号をマルチ
プレクサ39で多重化させ、多重化した信号をMUX部4
0に出力させる。
【0052】いまの場合、1つのトランスポンダに最大
7つの放送番組が供給され、ベースバンドシステム2か
らは、7つの放送番組の情報に対応する7つのベースバ
ンド信号がエンコード部30に供給されるものとする。
エンコード部30のエンコーダ31乃至エンコーダ38
の8つのエンコーダのうち、7つのエンコーダがベース
バンド信号を符号化する。1つ余ったエンコーダは、7
つのエンコーダのうち1つが故障したとき、代わりに符
号化を実行するようになされている。エンコーダ31乃
至エンコーダ38の故障検出、またはエンコーダの入れ
替え処理は、エンコード部30内において適宜、実行さ
れる。
【0053】また、例えば、PGS21は、デジタル衛星
放送におけるサービス情報ファイルを、NMD10から取
得し、EPG-FC24に供給する。EPG-FC24は、PGS21
から供給されたサービス情報ファイルを、セッション化
し、パケット化し、ソケット通信により、MUX部40に
出力する。
【0054】さらに、例えば、PGS21は、2日後に放
送される1日分の放送番組のイベント情報ファイルを、
NMD10から取得し、MCS25に供給する処理を繰り返
す。MCS25は、PGS21から供給されたイベント情報フ
ァイルを蓄積し、2時間後に放送される1時間分のマル
チプレクサスケジュールとマルチプレクサ設定情報を入
手し、MUX部40に供給する。MUX部40では、MUX41
またはMUX42のうち、マルチプレクサ設定情報で指定
された方が、マルチプレクサスケジュールに基づいて、
エンコード部30から出力された信号、およびEPG-FC2
4から出力された信号を多重化し、IFシステム6に出
力する。MUX41またはMUX42のうち、指定されていな
い方は、指定された方が故障したとき、代わりに多重化
を行う。
【0055】QPSK変調部50のQPSK変調器52およびQP
SK変調器53は、MUX部40のMUX41またはMUX42か
ら出力された多重化信号をそれぞれQPSK変調し、IFス
イッチ54に出力する。
【0056】QPSK変調部50において、MUX部40と同
様に、2つのQPSK変調器(QPSK変調器52およびQPSK変
調器53)が配置されており、その一方は、他方が故障
したとき、代わりに、QPSK変調を行うようになされてい
る。
【0057】IFスイッチ54は、QPSK変調部50のQP
SK変調器52とQPSK変調器53の一方から出力されたQP
SK変調信号を選択し、増幅器55に出力する。増幅器5
5は、アップコンバータおよびハイパワーアンプによ
り、IFスイッチ54からのQPSK変調信号を14GHz
に周波数シフトして増幅し、アンテナ56を介して、衛
星に出力する。
【0058】IFスイッチ54は、手動で操作される。
【0059】エンコード部30、MUX部40、およびQPS
K変調部50では、放送番組素材が直接処理されるた
め、故障によりその機能が実行されなくなると、放送が
中断する重大事故が発生する場合がある。そのため、上
述したように、エンコード部30、MUX部40、およびQ
PSK変調部50は、複数の装置(エンコード部30にお
けるエンコーダ31乃至エンコーダ38、MUX部40に
おけるMUX41とMUX42、QPSK変調部50におけるQPSK
変調器52とQPSK変調器53)を並列に駆動させ、1式
が故障した場合、他の1式が故障した1式と入れ替わる
冗長構造が取られている。
【0060】次に、ECS23が、IC化され、一体構造
とされているエンコード部30を制御する方法について
説明する。PGS21は、運行情報に対応して、1時間に
1回の割合で1時間分のスケジュール情報を1つのファ
イルとして、ECS23に供給する。ECS23は、このスケ
ジュール情報から、図3に示すような、コンフィグレー
ションメッセージを生成し、MCC61に送出する。
【0061】すなわち、ECS23は、PGS21から供給さ
れる1時間分のスケジュール情報を、図3に示すよう
に、各エンコーダ31乃至38の動作変化点で、所定の
数のブロックに区分する。この例の場合、15時00分
から16時00分までの1時間分のスケジュール情報が
7個のブロックに分割されている。各ブロックは、エン
コーダ31乃至エンコーダ38の全てのエンコーダの、
そのブロックが対応する時間の動作を規定している。
【0062】図4は、コンフィグレーションメッセージ
の例を示している。コンフィグレーションメッセージ
は、同図に示すように、ブロック単位とされ、各ブロッ
クは、処理開始時刻ブロックIDおよびパラメータの内
容により構成されている。
【0063】ECS23がMCC61に送出したこれらのスケ
ジュールデータ(パラメータ)は、MCC61において、
内蔵するメモリに記憶される。以下に、このMCC61に
記憶されているメッセージ(パラメータ)を変更する場
合の動作例について説明する。
【0064】図5は、第1の例を表している。この例に
おいては、MCC61が、ECS23からの一括削除コマンド
に対応して一括削除処理を実行することができるように
なされている。すなわち、ECS23は、MCC61の既に記
憶されているパラメータを変更する必要が生じた場合、
ステップS1において、MCC61に対して、既に記憶さ
れているパラメータの一括削除のコマンドを出力する。
MCC61は、このコマンドをステップS2で受信する
と、この一括削除コマンドに対応して、既に記憶してい
るパラメータを全て一括して削除する。ECS23は、さ
らにステップS3において、新たなブロックのパラメー
タをMCC61に送信する。MCC61は、ステップS4でこ
れを受信すると、内蔵するメモリに記憶する。以下、同
様の処理が必要な数のパラメータブロックを送信し終わ
るまで繰り返し実行される。
【0065】一括削除コマンドの処理が3秒で終了した
とすると、各ブロックパラメータを1個ずつ消去してい
た場合にかかる時間に較べて、迅速にその消去動作を完
了することができる。また、削除完了後、直後に送信し
た新たなブロックパラメータに関しては、直ちに実行可
能とすることが可能である。
【0066】図6は、第2の例を表している。この例に
おいては、MCC61に1つの(現在実行中の)パラメー
タブロックしか記憶しないようにする。
【0067】すなわち、この例においては、ECS23
が、ステップS21において、MCC61に対して、ステ
ータスリクエストのコマンドを送信する。ステップS2
2において、MCC61は、このステータスリクエストを
受信すると、ステップS23において、このステータス
リクエストに対して、ステータスメッセージをECS23
に対して送出する。このステータスメッセージには、MC
C61が現在実行中のブロックパラメータが記述されて
いる。
【0068】ECS23は、ステップS24において、MCC
61からのステータスメッセージを受信すると、これを
確認し、ステップS25において、次の新たなブロック
パラメータをMCC61に送信する。MCC61は、ステップ
S26において、これを受信すると、それを記憶する。
【0069】例えば、ECS23は、10時00分放送開
始のスケジュール情報を9時59分にMCC61に送出す
る。また、10時9分になると、10時10分のスケジ
ュールをMCC61に送出する。このようにして、MCC61
には、1つのブロックパラメータしか存在しないように
する。従って、MCC61は、常に1つのブロックパラメ
ータしか記憶していないため、ECS23におけるその管
理が容易となる。
【0070】但し、この例の場合、MCC61がスケジュ
ールを実行するのに、10秒乃至20秒程度の時間を有
するため、10時0分3秒などの秒単位のスケジュール
を指定することはできない。
【0071】図7は、第3の例を表している。この例に
おいては、MCC61に対して、現在実行中のブロックパ
ラメータを確認し、それ以降のブロックパラメータを削
除するようにしている。
【0072】すなわち、ステップS41において、ECS
23は、ステータスリクエストのコマンドをMCC61に
送信する。MCC61は、ステップS42において、これ
を受信すると、ステップS43において、現在実行中の
ブロックパラメータのIDをECS23に送信する。ECS2
3は、ステップS44において、これを受信すると、ス
テップS45において、現在実行中のブロックパラメー
タ以降の全てのブロックパラメータを順に削除するよう
にMCC61にコマンドを出力する。MCC61は、ステップ
S46において、このコマンドを受信すると、そのコマ
ンドに対応して、指定されたブロックパラメータを順次
削除する。全てのブロックパラメータが削除されたか否
かは、MCC61から削除を指定したブロックパラメータ
が存在しないという応答が返ってくることで検知するこ
とができる。
【0073】全てのブロックパラメータの削除が完了し
たとき、ECS23は、ステップS47において、新たな
ブロックパラメータを送信する。ステップS48では、
MCC61がこれを受信すると、内部のメモリに記憶させ
る。以下、同様の処理が、必要な数のブロックパラメー
タが送信されるまで順次繰り返される。
【0074】この例によれば、ECS23で常にMCC61の
内容を管理することができる。
【0075】図8は、第4の例を表している。この例に
おいては、直近の数ブロックだけを先に変更するように
している。
【0076】すなわち、ECS23は、ステップS61に
おいて、ステータスリクエストのコマンドをMCC61に
送出する。MCC61は、ステップS62において、これ
を受信すると、現在処理中のブロックパラメータのID
を取得し、ステップS63において、これをECS23に
送出する。ECS23は、ステップS64において、これ
を受信すると、ステップS65において、現在処理中の
ブロックメッセージより後の直近の所定の数(例えば、
20個)のブロックパラメータを削除するコマンドをMC
C61に送出する。MCC61は、ステップS66におい
て、このコマンドを受信すると、それに対応して、指定
された直近のブロックパラメータを削除する処理を実行
する。
【0077】直近の所定の数のブロックパラメータの削
除が完了したとき、ステップS67において、ECS23
は、直近の処理に必要な所定の数の新たなブロックパラ
メータをMCC61に送出する。MCC61は、ステップS6
8において、このブロックパラメータを受信すると、そ
れを内蔵するメモリに記憶する。以上の処理が直近の処
理に必要な所定の数のブロックパラメータの送出が完了
するまで繰り返し実行される。
【0078】必要な数の直近のブロックパラメータの送
出が完了したとき、ステップS69において、ECS23
は、残りのブロックパラメータの削除のコマンドをMCC
61に送出する。MCC61は、このコマンドをステップ
S70で受信したとき、それに対応するブロックパラメ
ータを削除する処理を実行する。この処理が、残りの全
てのブロックメッセージの削除が完了するまで繰り返し
実行される。
【0079】残りの全てのブロックパラメータの削除が
完了したとき、ステップS71において、ECS23は、
残りの新たなブロックパラメータを送信する。MCC61
は、ステップS72において、これを受信すると、内蔵
するメモリにこれを記憶する。この処理が、残りの新た
な所定の数のブロックパラメータが送出されるまで繰り
返し実行される。
【0080】これにより、比較的短い時間で、実質的に
スケジュールの変更を完了することができる。
【0081】なお、上記したような処理を行うコンピュ
ータプログラムをユーザに提供する提供媒体としては、
磁気ディスク、CD-ROM、固体メモリなどの記録媒体の
他、ネットワーク、衛星などの通信媒体を利用すること
ができる。
【0082】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載のデジタル
データ処理システム、請求項2に記載のデジタルデータ
処理方法、および請求項3に記載の提供媒体によれば、
パラメータを一括して消去するようにしたので、パラメ
ータを迅速に変更することが可能となる。
【0083】請求項4に記載のデジタルデータ処理シス
テム、請求項5に記載のデジタルデータ処理方法、およ
び請求項6に記載の提供媒体によれば、第2の処理手段
には1個のパラメータだけを記憶させるようにしたの
で、第2の処理手段による第1の処理手段の管理が容易
となり、パラメータの変更も迅速に行うことが可能とな
る。
【0084】請求項7に記載のデジタルデータ処理シス
テム、請求項8に記載のデジタルデータ処理方法、およ
び請求項9に記載の提供媒体によれば、現在処理中のパ
ラメータを問い合わせ、そのパラメータより後のパラメ
ータを削除するようにしたので、第2の処理手段によ
り、確実に、第1の処理手段のパラメータを管理するこ
とが可能となる。
【0085】請求項10に記載のデジタルデータ処理シ
ステム、請求項11に記載のデジタルデータ処理方法、
および請求項12に記載の提供媒体によれば、現在処理
中のパラメータの直近のパラメータだけを先に削除し、
新たなパラメータに変更した後、さらに残りのパラメー
タを削除し、変更するようにしたので、実質的に迅速に
パラメータを変更することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したデジタル放送システムの構成
例を示すブロック図である。
【図2】図1のセントラルプロセッシングシステム3お
よびIFシステム6のより具体的な構成例を示すブロッ
ク図である。
【図3】ブロックパラメータの適用範囲を説明する図で
ある。
【図4】ブロックパラメータのフォーマットを説明する
図である。
【図5】図2のECS23とMCC61の第1の処理例を説明
する図である。
【図6】図2のECS23とMCC61の第2の処理例を説明
する図である。
【図7】図2のECS23とMCC61の第3の処理例を説明
する図である。
【図8】図2のECS23とMCC61の第4の処理例を説明
する図である。
【図9】従来のデジタル放送システムの要部の構成例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 放送番組編成システム, 2 ベースバンドシステ
ム, 3 セントラルプロセッシングシステム, 4
顧客管理システム, 5 顧客視聴許可システム, 6
IFシステム, 10 NMD, 11 トランクLAN,
12 PGS-LAN, 20 チェーン, 21 PGS,
22 チェーンコントロールLAN, 23 ECS, 24
EPG-FC, 25 MCS, 30 エンコード部, 3
1 エンコーダ, 32 エンコーダ, 33 エンコ
ーダ, 34 エンコーダ, 35 エンコーダ, 3
6 エンコーダ, 37 エンコーダ, 38 エンコ
ーダ, 39 マルチプレクサ, 40 MUX部, 4
1 MUX, 42 MUX,50 QPSK変調部, 52 QP
SK変調器, 53 QPSK変調器, 54 IFスイッ
チ, 55 増幅器, 56 アンテナ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたデータを、パラメータに対応
    して処理する第1の処理手段と、 前記第1の処理手段を制御する前記パラメータを発生
    し、前記第1の処理手段に供給する第2の処理手段とを
    備えるデジタルデータ処理システムにおいて、 前記第1の処理手段は、 前記第2の処理手段から供給されるパラメータを記憶す
    る記憶手段と、 前記第2の処理手段から、所定のコマンドが供給された
    とき、記憶している前記パラメータを一括して消去する
    消去手段とを備えることを特徴とするデジタルデータ処
    理システム。
  2. 【請求項2】 入力されたデータを、パラメータに対応
    して処理する第1の処理手段と、 前記第1の処理手段を制御する前記パラメータを発生
    し、前記第1の処理手段に供給する第2の処理手段とを
    備えるデジタルデータ処理システムのデジタルデータ処
    理方法において、 前記第1の処理手段は、 前記第2の処理手段から供給されるパラメータを記憶す
    る記憶ステップと、 前記第2の処理手段から、所定のコマンドが供給された
    とき、記憶している前記パラメータを一括して消去する
    消去ステップとを備えることを特徴とするデジタルデー
    タ処理方法。
  3. 【請求項3】 入力されたデータを、パラメータに対応
    して処理する第1の処理手段と、 前記第1の処理手段を制御する前記パラメータを発生
    し、前記第1の処理手段に供給する第2の処理手段とを
    備えるデジタルデータ処理システムに用いるコンピュー
    タプログラムであって、 前記第1の処理手段のコンピュータプログラムは、 前記第2の処理手段から供給されるパラメータを記憶す
    る記憶ステップと、 前記第2の処理手段から、所定のコマンドが供給された
    とき、記憶している前記パラメータを一括して消去する
    消去ステップとを備えるコンピュータプログラムを提供
    することを特徴とする提供媒体。
  4. 【請求項4】 入力されたデータを、パラメータに対応
    して処理する第1の処理手段と、 前記第1の処理手段を制御する前記パラメータを発生
    し、前記第1の処理手段に供給する第2の処理手段とを
    備えるデジタルデータ処理システムにおいて、 前記第1の処理手段は、 前記第2の処理手段から供給された1個のパラメータを
    記憶する記憶手段と、 前記第2の処理手段から、所定のコマンドが供給された
    とき、現在処理しているパラメータを前記第2の処理手
    段に応答する応答手段とを備え、 前記第2の処理手段は、前記第1の処理手段に記憶させ
    る1個の前記パラメータを前記第1の処理手段に出力す
    る出力手段を備えることを特徴とするデジタルデータ処
    理システム。
  5. 【請求項5】 入力されたデータを、パラメータに対応
    して処理する第1の処理手段と、 前記第1の処理手段を制御する前記パラメータを発生
    し、前記第1の処理手段に供給する第2の処理手段とを
    備えるデジタルデータ処理システムのデジタルデータ処
    理方法において、 前記第1の処理手段は、 前記第2の処理手段から供給された1個のパラメータを
    記憶する記憶ステップと、 前記第2の処理手段から、所定のコマンドが供給された
    とき、現在処理しているパラメータを前記第2の処理手
    段に応答する応答ステップとを備え、 前記第2の処理手段は、前記第1の処理手段に記憶させ
    る1個の前記パラメータを前記第1の処理手段に出力す
    る出力ステップを備えることを特徴とするデジタルデー
    タ処理方法。
  6. 【請求項6】 入力されたデータを、パラメータに対応
    して処理する第1の処理手段と、 前記第1の処理手段を制御する前記パラメータを発生
    し、前記第1の処理手段に供給する第2の処理手段とを
    備えるデジタルデータ処理システムのデジタルデータ処
    理方法において、 前記第1の処理手段のコンピュータプログラムは、 前記第2の処理手段から供給された1個のパラメータを
    記憶する記憶ステップと、 前記第2の処理手段から、所定のコマンドが供給された
    とき、現在処理しているパラメータを前記第2の処理手
    段に応答する応答ステップとを備え、 前記第2の処理手段のコンピュータプログラムは、前記
    第1の処理手段に記憶させる1個の前記パラメータを前
    記第1の処理手段に出力する出力ステップを備えるコン
    ピュータプログラムを提供することを特徴とする提供媒
    体。
  7. 【請求項7】 入力されたデータを、パラメータに対応
    して処理する第1の処理手段と、 前記第1の処理手段を制御する前記パラメータを発生
    し、前記第1の処理手段に供給する第2の処理手段とを
    備えるデジタルデータ処理システムにおいて、 前記第1の処理手段は、 前記第2の処理手段から供給された複数のパラメータを
    記憶する記憶手段と、 前記第2の処理手段から、第1のコマンドが供給された
    とき、現在処理しているパラメータを前記第2の処理手
    段に応答する応答手段と、 前記第2の処理手段から、第2のコマンドが供給された
    とき、記憶している前記パラメータであって、現在処理
    しているパラメータより後のパラメータを消去する消去
    手段とを備え、 前記第2の処理手段は、 前記第1の処理手段が現在処理しているパラメータの応
    答を求める前記第1のコマンドを発生する第1の発生手
    段と、 前記第1の処理手段が現在処理しているパラメータより
    後のパラメータの削除を求める前記第2のコマンドを発
    生する第2の発生手段と、 前記第1の処理手段に記憶させる前記パラメータを前記
    第1の処理手段に出力する出力手段とを備えることを特
    徴とするデジタルデータ処理システム。
  8. 【請求項8】 入力されたデータを、パラメータに対応
    して処理する第1の処理手段と、 前記第1の処理手段を制御する前記パラメータを発生
    し、前記第1の処理手段に供給する第2の処理手段とを
    備えるデジタルデータ処理システムのデジタルデータ処
    理方法において、 前記第1の処理手段は、 前記第2の処理手段から供給された複数のパラメータを
    記憶する記憶ステップと、 前記第2の処理手段から、第1のコマンドが供給された
    とき、現在処理しているパラメータを前記第2の処理手
    段に応答する応答ステップと、 前記第2の処理手段から、第2のコマンドが供給された
    とき、記憶している前記パラメータであって、現在処理
    しているパラメータより後のパラメータを消去する消去
    ステップとを備え、 前記第2の処理手段は、 前記第1の処理手段が現在処理しているパラメータの応
    答を求める前記第1のコマンドを発生する第1の発生ス
    テップと、 前記第1の処理手段が現在処理しているパラメータより
    後のパラメータの削除を求める前記第2のコマンドを発
    生する第2の発生ステップと、 前記第1の処理手段に記憶させる前記パラメータを前記
    第1の処理手段に出力する出力ステップとを備えること
    を特徴とするデジタルデータ処理方法。
  9. 【請求項9】 入力されたデータを、パラメータに対応
    して処理する第1の処理手段と、 前記第1の処理手段を制御する前記パラメータを発生
    し、前記第1の処理手段に供給する第2の処理手段とを
    備えるデジタルデータ処理システムに用いるコンピュー
    タプログラムであって、 前記第1の処理手段のコンピュータプログラムは、 前記第2の処理手段から供給された複数のパラメータを
    記憶する記憶ステップと、 前記第2の処理手段から、第1のコマンドが供給された
    とき、現在処理しているパラメータを前記第2の処理手
    段に応答する応答ステップと、 前記第2の処理手段から、第2のコマンドが供給された
    とき、記憶している前記パラメータであって、現在処理
    しているパラメータより後のパラメータを消去する消去
    ステップとを備え、 前記第2の処理手段のコンピュータプログラムは、 前記第1の処理手段が現在処理しているパラメータの応
    答を求める前記第1のコマンドを発生する第1の発生ス
    テップと、 前記第1の処理手段が現在処理しているパラメータより
    後のパラメータの削除を求める前記第2のコマンドを発
    生する第2の発生ステップと、 前記第1の処理手段に記憶させる前記パラメータを前記
    第1の処理手段に出力する出力ステップとを備えるコン
    ピュータプログラムを提供することを特徴とする提供媒
    体。
  10. 【請求項10】 入力されたデータを、パラメータに対
    応して処理する第1の処理手段と、 前記第1の処理手段を制御する前記パラメータを発生
    し、前記第1の処理手段に供給する第2の処理手段とを
    備えるデジタルデータ処理システムにおいて、 前記第1の処理手段は、 前記第2の処理手段から供給された複数のパラメータを
    記憶する第1の記憶手段と、 前記第2の処理手段から、第1のコマンドが供給された
    とき、現在処理しているパラメータを前記第2の処理手
    段に応答する応答手段と、 前記第2の処理手段から、第2のコマンドが供給された
    とき、記憶している前記パラメータであって、現在処理
    しているパラメータより後の直近のパラメータを消去す
    る第1の消去手段と、 前記第2の処理手段から供給された直近の複数のパラメ
    ータを記憶する第2の記憶手段と、 前記第2の処理手段から、第3のコマンドが供給された
    とき、記憶している前記パラメータであって、直近後の
    パラメータを消去する第2の消去手段と、 前記第2の処理手段から供給された直近後の複数のパラ
    メータを記憶する第3の記憶手段とを備え、 前記第2の処理手段は、 前記第1の処理手段が現在処理しているパラメータの応
    答を求める前記第1のコマンドを発生する第1の発生手
    段と、 前記第1の処理手段が現在処理しているパラメータより
    後の直近のパラメータの削除を求める前記第2のコマン
    ドを発生する第2の発生手段と、 前記第1の処理手段に記憶させる直近の前記パラメータ
    を前記第1の処理手段に出力する第1の出力手段と、 前記直近後のパラメータの削除を求める前記第3のコマ
    ンドを発生する第3の発生手段と、 前記第1の処理手段に記憶させる直近後の前記パラメー
    タを前記第1の処理手段に出力する第2の出力手段とを
    備えることを特徴とするデジタルデータ処理システム。
  11. 【請求項11】 入力されたデータを、パラメータに対
    応して処理する第1の処理手段と、 前記第1の処理手段を制御する前記パラメータを発生
    し、前記第1の処理手段に供給する第2の処理手段とを
    備えるデジタルデータ処理システムのデジタルデータ処
    理方法において、 前記第1の処理手段は、 前記第2の処理手段から供給された複数のパラメータを
    記憶する第1の記憶ステップと、 前記第2の処理手段から、第1のコマンドが供給された
    とき、現在処理しているパラメータを前記第2の処理手
    段に応答する応答ステップと、 前記第2の処理手段から、第2のコマンドが供給された
    とき、記憶している前記パラメータであって、現在処理
    しているパラメータより後の直近のパラメータを消去す
    る第1の消去ステップと、 前記第2の処理手段から供給された直近の複数のパラメ
    ータを記憶する第2の記憶ステップと、 前記第2の処理手段から、第3のコマンドが供給された
    とき、記憶している前記パラメータであって、直近後の
    パラメータを消去する第2の消去ステップと、 前記第2の処理手段から供給された直近後の複数のパラ
    メータを記憶する第3の記憶ステップとを備え、 前記第2の処理手段は、 前記第1の処理手段が現在処理しているパラメータの応
    答を求める前記第1のコマンドを発生する第1の発生ス
    テップと、 前記第1の処理手段が現在処理しているパラメータより
    後の直近のパラメータの削除を求める前記第2のコマン
    ドを発生する第2の発生ステップと、 前記第1の処理手段に記憶させる直近の前記パラメータ
    を前記第1の処理手段に出力する第1の出力ステップ
    と、 前記直近後のパラメータの削除を求める前記第3のコマ
    ンドを発生する第3の発生ステップと、 前記第1の処理手段に記憶させる直近後の前記パラメー
    タを前記第1の処理手段に出力する第2の出力ステップ
    とを備えることを特徴とするデジタルデータ処理方法。
  12. 【請求項12】 入力されたデータを、パラメータに対
    応して処理する第1の処理手段と、 前記第1の処理手段を制御する前記パラメータを発生
    し、前記第1の処理手段に供給する第2の処理手段とを
    備えるデジタルデータ処理システムに用いるコンピュー
    タプログラムであって、 前記第1の処理手段のコンピュータプログラムは、 前記第2の処理手段から供給された複数のパラメータを
    記憶する第1の記憶ステップと、 前記第2の処理手段から、第1のコマンドが供給された
    とき、現在処理しているパラメータを前記第2の処理手
    段に応答する応答ステップと、 前記第2の処理手段から、第2のコマンドが供給された
    とき、記憶している前記パラメータであって、現在処理
    しているパラメータより後の直近のパラメータを消去す
    る第1の消去ステップと、 前記第2の処理手段から供給された直近の複数のパラメ
    ータを記憶する第2の記憶ステップと、 前記第2の処理手段から、第3のコマンドが供給された
    とき、記憶している前記パラメータであって、直近後の
    パラメータを消去する第2の消去ステップと、 前記第2の処理手段から供給された直近後の複数のパラ
    メータを記憶する第3の記憶ステップとを備え、 前記第2の処理手段のコンピュータプログラムは、 前記第1の処理手段が現在処理しているパラメータの応
    答を求める前記第1のコマンドを発生する第1の発生ス
    テップと、 前記第1の処理手段が現在処理しているパラメータより
    後の直近のパラメータの削除を求める前記第2のコマン
    ドを発生する第2の発生ステップと、 前記第1の処理手段に記憶させる直近の前記パラメータ
    を前記第1の処理手段に出力する第1の出力ステップ
    と、 前記直近後のパラメータの削除を求める前記第3のコマ
    ンドを発生する第3の発生ステップと、 前記第1の処理手段に記憶させる直近後の前記パラメー
    タを前記第1の処理手段に出力する第2の出力ステップ
    とを備えるコンピュータプログラムを提供することを特
    徴とする提供媒体。
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