JPH11194991A - システムの制御方法及び通信装置 - Google Patents

システムの制御方法及び通信装置

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JPH11194991A
JPH11194991A JP10001047A JP104798A JPH11194991A JP H11194991 A JPH11194991 A JP H11194991A JP 10001047 A JP10001047 A JP 10001047A JP 104798 A JP104798 A JP 104798A JP H11194991 A JPH11194991 A JP H11194991A
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hardware
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JP10001047A
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Yasushi Niikura
康史 新倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一あるいは類似のハードウエアが複数存在
していても、ハードウエアの処理は1つであるため、記
憶装置が容量が少なくてすみ、ハードウエアが追加され
てもハードウエア処理の追加が無いため、開発工数の軽
減につながるシステムの制御方法及び通信装置を提供す
る 【解決手段】 アドレッシング可能なレジスタを有する
複数のモデムを構成要素として含む通信装置で、前記複
数のモデムにそれぞれ特定の識別子を割り当て、該識別
子に対応して各モデムが有するレジスタのベースアドレ
ス5−2〜5−5を登録し、所定のモデムの所定のれじ
すたをアクセスする場合に、前記所定のモデムに割り当
てられた識別子からベースアドレスを読み出し、該ベー
スアドレスに、前記所定のモデム内の前記所定のレジス
タの相対アドレスを付加して、前記所定のレジスタをア
クセスする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、類似の構造を有す
る複数の機能ブロックを構成要素として含むシステムの
制御方法及びそのシステムに関し、例えば類似のハード
ウエアが複数接続されている通信装置の制御方法及びそ
の装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、類似の構造を有する複数の機能ブ
ロックを構成要素として含むシステム、例えば複数のモ
デムを有する通信装置では、複数のモデムは以下のよう
に制御されていた。図9,図10は、通信装置でn個の
モデムを制御する一例として、各モデムのrレジスタに
データを書き込む処理を示したフローチャートである。
【0003】図9のステップS9−1は、モデムのレジ
スタ設定を行う上でどのモデムを選択するかを判断する
処理であり、モデム1が選択されるとステップS9−2
ヘ、モデム2が選択されるとステップS9−3へ、...
モデムnが選択されるとステップS9−5を選択する手
順である。ステップS9−2からステップS9−5は、
それぞれステップS9−1でモデム1からモデムnが選
択された場合の処理であり、それぞれのステップでは、
モデム1のrレジスタ設定を行う処理を呼び出す処理、
モデム2のrレジスタ設定を行う処理を呼び出す処理、
モデムnのrレジスタ設定を行う処理を呼び出す処理を
行っている。
【0004】図10のステップS10−1からステップ
S10−3は、それぞれステップS9−2乃至ステップ
S9−4から呼び出されるルーチンで、各々モデム1の
rレジスタにデータを書き込む処理、モデム2のrレジ
スタにデータを書き込む処理、モデムnのrレジスタに
データを書き込む処理を行っている。以上示したよう
に、従来複数のモデムが有る場合には、その数に応じた
複数の同一な処理を用意する必要があった。このよう
に、同様な処理が複数存在することは、資源(例えば、
メモリ容量やCPUの処理速度)の無駄である。
【0005】また、上記例はモデムで示したが、同一の
ハードウエアが複数存在している他の装置の場合も、類
似の構造を有する複数の機能ブロックを構成要素として
含むシステムの場合も、その数に応じた複数の同一なあ
るいは類似の処理が必要となり、資源の無駄である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記従来の技
術で述べたように、同一あるいは類似のハードウエアが
複数存在するときは、(1)処理するハードウエアが違
うだけのほぼ同一な処理が、ハードウエアの個数分必要
である。(2)ほぼ同一な処理が複数存在することは、
大量の記憶装置が必要になり、コストアップにつなが
る。(3)ハードウエアの追加の場合に処理を追加しな
ければならず、開発工数がかかる。等の欠点を有してい
た。
【0007】本発明によると、前記欠点を克服し、
(1)同一あるいは類似のハードウエアが複数存在して
いても、ハードウエアの処理は1つである。(2)ハー
ドウエアの処理が1つのため、記憶装置が容量が少なく
てすむ。(3)ハードウエアが追加されてもハードウエ
ア処理の追加が無いため、開発工数の軽減につながる。
システムの制御方法及び通信装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のシステムの制御方法は、アドレッシング可
能なデータ保持部を有する複数の機能ブロックを構成要
素として含むシステムの制御方法であって、前記複数の
機能ブロックにそれぞれ特定の識別子を割り当て、該識
別子に対応して各機能ブロックが有するデータ保持部の
ベースアドレスを登録し、所定の機能ブロックの所定の
データ保持部をアクセスする場合に、前記所定の機能ブ
ロックに割り当てられた識別子からベースアドレスを読
み出し、該ベースアドレスに、前記所定の機能ブロック
内の前記所定のデータ保持部の相対アドレスを付加し
て、前記所定のデータ保持部をアクセスすることを特徴
とする。
【0009】また、類似の構造を有する複数の機能ブロ
ックを構成要素として含むシステムの制御方法であっ
て、前記複数の機能ブロック内に、特定アドレスでアク
セスできるデータ保持部が同一の機能を果たすようにデ
ータ保持部群を設け、所定の機能ブロックの所定のデー
タ保持部をアクセスする場合に、前記所定の機能ブロッ
クに割り当てられたベースアドレスに、前記所定のデー
タ保持部を示す特定アドレスを付加して、前記所定のデ
ータ保持部をアクセスすることを特徴とする。
【0010】ここで、前記システムは通信システムであ
って、前記データは、通信プロトコルで送受するデー
タ、通信メッセージデータ、通信制御データを含む。ま
た、前記通信制御データは、通信速度データ、通信方式
データを含む。叉、本発明のシステムは、アドレッシン
グ可能なデータ保持部を有する複数の機能ブロックを構
成要素として含むシステムにおいて、前記複数の機能ブ
ロックにそれぞれ特定の識別子を割り当て、該識別子に
対応して各機能ブロックが有するデータ保持部のベース
アドレスを登録する登録手段と、所定の機能ブロックの
所定のデータ保持部をアクセスする場合に、前記所定の
機能ブロックに割り当てられた識別子からベースアドレ
スを読み出し、該ベースアドレスに、前記所定の機能ブ
ロック内の前記所定のデータ保持部の相対アドレスを付
加して、前記所定のデータ保持部をアクセスするアクセ
ス手段とを有することを特徴とする。
【0011】叉、本発明の通信装置は、類似の構造を有
する複数の機能ブロックを構成要素として含む通信装置
において、前記複数の機能ブロック内にあって、特定ア
ドレスでアクセスできるデータ保持部が同一の機能を果
たすように設けられたデータ保持部群と、前記複数の機
能ブロックにそれぞれ特定の識別子を割り当て、該識別
子に対応して各機能ブロックが有するデータ保持部のベ
ースアドレスを登録する登録手段と、所定の機能ブロッ
クの所定のデータ保持部をアクセスする場合に、前記所
定の機能ブロックに割り当てられたベースアドレスに、
前記所定のデータ保持部を示す特定アドレスを付加し
て、前記所定のデータ保持部をアクセスするアクセス手
段とを備えることを特徴とする。ここで、前記機能ブロ
ックはモデムであって、前記データは、通信プロトコル
で送受するデータ、通信メッセージデータ、通信制御デ
ータを含む。
【0012】叉、ほぼ同一のハードウエアが複数接続さ
れている通信装置であって、前記複数のハードウエアの
各々を、それぞれのI/Oレジスタを通して制御できる
ハードウエア制御手段と、どのハードウエアを使用して
いるかをユニークに示すことが出来る使用状況ID指示
手段と、前記複数のハードウエアの各々のI/Oレジス
タの先頭アドレスを前記使用状況IDに基づいて取り出
す取出手段と、ハードウエアの制御処理を決定する決定
手段と、前記取り出したI/Oレジスタの先頭アドレス
と、前記決定手段により決定されたハードウエア制御処
理に対応するI/Oレジスタの相対アドレスとを、前記
ハードウエア制御手段に渡す手段とを備え、前記ハード
ウエア制御手段は、前記渡されたI/Oレジスタの先頭
アドレスに前記相対アドレスを加算して、前記決定され
たハードウエアの制御処理を実行することを特徴とす
る。ここで、前記ハードウエアはモデムである。
【0013】叉、本発明の記憶媒体は、アドレッシング
可能なデータ保持部を有する複数の機能ブロックを構成
要素として含むシステムの制御プログラムをコンピュー
タ読み出し可能に記憶する記憶媒体であって、前記制御
プログラムが、所定の機能ブロックの所定のデータ保持
部をアクセスする場合に、前記所定の機能ブロックに割
り当てられた識別子からベースアドレスを読み出し、該
ベースアドレスに、前記所定の機能ブロック内の前記所
定のデータ保持部の相対アドレスを付加して、前記所定
のデータ保持部をアクセスするモジュールを含むことを
特徴とする。
【0014】かかる構成により、ほぼ同一のハードウエ
アが複数存在していても、ハードウエアの処理は1つで
ある。ハードウエア処理が1つのため、記憶装置の容量
が少なくてすむ。ハードウエアが追加されても、ハード
ウエア処理の追加が無いため、開発工数の軽減につなが
る作用がある。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面を参
照しながら説明する。 <本実施の形態の通信装置の構成例>図1は、本実施の
形態による通信装置の概略構成を示すブロック図であ
る。図1において、1−1は、装置全体の動作を示すC
PU(Central ProcessingUnit)である。1−2は、図
8,図9のフローチャートに対応するプログラム等の各
種プログラムがプリセットされているROM(Read Only
Memory)である。1−3は、モデム1−5,1−8,1
−11からの受信データや、前記モデムに送出される送
信データを記憶すると共に、プログラムのワークエリア
として機能するRAM(Randam Access Memory)である。
1−4は、各構成要素間でデータの授受を行うためのバ
スである。
【0016】1−5,1−8,1−11は、NCU1−
6,1−9,1−12やバス1−4を介して送られてく
るデータを受け取り、ITU−T(旧CCITT)勧告
に従って変調/復調を行うモデムである。1−6,1−
9,1−12は、通信回線1−7,1−10,1−13
を接続/切断したり、発呼の動作を行うNCU(Network
Control Unit)である。
【0017】図2は、CPU1−1から見たアドレス空
間の構成例を示す図である。2−1は、NCU1−6,
1−9,1−12やモデム1−5,1−8,1−11を
制御するためのI/Oアドレスがあるアドレス空間であ
る。2−2は、RAM1−3をCPUから見たときのア
ドレス空間である。2−3は、ROM1−2をCPUか
ら見たときの空間アドレスである。尚、上記アドレス空
間の配置は、図2の例に限らずその順序はどの順序でも
よいし、各アドレス空間の間にスペースがあっても、更
に他のアドレス空間を含んでもよいことは、明らかであ
る。
【0018】図3は、図2のI/Oマップ空間中のモデ
ムのI/Oマップの構成例を示す図である。3−1から
3−3には、各モデム1−5,1−8,1−11のI/
Oマップが割り振られている。図4は、図3の各モデム
のI/Oマップを詳細に示す図である。
【0019】各モデム3−1,3−2,3−3は、それ
ぞれ機能毎にm個のI/Oアドレスが割り振られてい
る。図4ではこれらのm個のI/Oアドレスが、各モデ
ム内のレジスタ0〜m、例えば通信速度や通信方式など
を設定するパラメータや、通信プロトコルに従う信号
や、あるいは通信データ自身を記憶するレジスタ等、を
指示するとして図示しているが、それぞれの機能をレジ
スタで代表させたものであり、これに限定されない。
【0020】図5は、図4で示したm個の各モデムのレ
ジスタ群のレジスタ0のアドレスが格納されているテー
ブルで、5−2から5−5は、それぞれモデム0の先頭
レジスタアドレス、モデム1の先頭レジスタアドレス、
モデムn−1の先頭レジスタアドレス、モデムnの先頭
レジスタアドレスを示している。5−1は、図5のテー
ブルのどの先頭レジスタを示しているかを示すポインタ
である。このテーブルは、RAM1−3内に記憶されて
おり、モデムの追加/除去があれば変更可能である。
【0021】<本実施の形態の通信装置の制御手順例>
図6,図7は本実施の形態の通信装置の制御手順例を示
すフローチャートである。図6は、使用モデムを選択
し、モデムレジスタr(0≦r≦m)を設定する処理に
制御を渡すためのフローチャートである。
【0022】ステップS6−1では、どのモデムを使用
しているかをユニークに示すIDを変数idにセットす
る。ステップS6−2では、ステップS6−1でセット
されたidより、図5のテーブルを参照して使用するモ
デムのI/Oレジスタ先頭アドレスを読み出し、ptr
変数にセットする。ステップS6−3では、ステップS
6−2でセットされたptr変数を処理の引数として渡
して、モデムレジスタrを設定する処理を呼び出す。
【0023】図7は、図6のステップS6−3で呼び出
される、モデムレジスタrにデータを書き込む処理ルー
チンである。ステップS7−1では、ステップS6−3
で引数として渡された、選択されたモデムのI/Oレジ
スタ先頭アドレスをadd変数にセットする。ステップ
S7−2では、本例の処理で設定するモデムレジスタr
のレジスタ0からの差をとり、相対アドレスとしてR変
数にセットする。ステップS7−3では、ステップS7
−1で得られた選択されたモデムのI/Oレジスタ先頭
アドレスと、ステップS7−2で得られた相対アドレス
Rを加えたアドレスにデータを書き込むことを行う処理
である。このように相対アドレスと先頭アドレスとの演
算により、書き込むアドレスが特定できる。尚、モデム
レジスタrからの読み出しや、モデムレジスタrのチェ
ック等も、上記同様に可能である。
【0024】図8は、図6,図7の工程が、ROM1−
2やRAM1−3、あるいはフロッピー等の外部記憶媒
体に、どのように格納されているかの一例を示したもの
である。8−1は、ステップS6−1のどのモデムが使
用されているかを得る処理をする工程が格納されている
エリアである。8−2は、ステップS6−2の使用する
モデムのI/Oレジスタ先頭アドレスを得る工程が格納
されているエリアである。8−3は、図8自身を選択す
る決定工程が格納されているエリアである。8−4は、
ステップS6−3のptr変数を処理の引数として渡
し、モデムレジスタrを設定する処理を呼び出す工程が
格納されているエリアである。8−5は、ステップS7
−1の選択されたモデムのI/Oレジスタ先頭アドレス
を受信する工程が格納されているエリアである。8−6
は、ステップS7−2・ステップS7−3の選択された
モデムのI/Oレジスタ先頭アドレスと、相対アドレス
Rを加えたアドレスにデータを書き込むことを行う工程
が格納されているエリアである。
【0025】上記エリア8−1〜8−6の内容を、デー
タアクセス・モジュール80としてまとめ、他のプログ
ラムエリアを通信管理制御モジュール90とまとめるこ
ともできる。尚、前記実施の形態ではハードウエアをモ
デムと特定して述べているが、本発明は、同一あるいは
類似ハードウエアが複数存在していれば他のどのような
ハードウエア構成に用いても良い。例えば、一部が共通
の機能を有するものであっても、その部分に本発明を適
用することで、同様の効果を達成することができる。
【0026】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。また、本発明の目的は、前述
した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラ
ムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置
に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ
(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプロ
グラムコードを読出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機
能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶
した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0027】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードウエア
ディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−RO
M,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,
ROMなどを用いることができる。また、コンピュータ
が読出したプログラムコードを実行することにより、前
述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプ
ログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働
しているOステップS(オペレーティングシステム)な
どが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によ
って前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれ
ることは言うまでもない。
【0028】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0029】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図8のメモリマップ例に示す各モジュールを
記憶媒体に格納することになる。すなわち、少なくとも
データアクセス・モジュールおよび通信管理制御モジュ
ールの各モジュールのプログラムコードを記憶媒体に格
納すればよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
(1)同一あるいは類似のハードウエアが複数存在して
いても、ハードウエアの処理は1つである。(2)ハー
ドウエアの処理が1つのため、記憶装置の容量が少なく
てすむ。(3)ハードウエアが追加されてもハードウエ
ア処理の追加が無いため、開発工数の軽減につながる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の通信装置の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1の装置におけるアドレス空間の例を示した
図である。
【図3】図2のI/Oマップ空間中のモデムのI/O空
間の例を示した図である。
【図4】図3の1モデムのI/Oマップのレジスタの例
を示した図である。
【図5】各モデムの先頭レジスタアドレスをテーブルに
した例を示す図である。
【図6】本実施の形態のデータアクセス処理の手順例を
示すフローチャートである。
【図7】図6のステップS6−3で呼び出される処理ル
ーチン例を示すフローチャートである。
【図8】本実施の形態の処理工程のメモリマップ例を示
した図である。
【図9】従来の処理手順を示すフローチャートである。
【図10】従来の処理手順を示すフローチャートであ
る。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】各モデム3−1,3−2,3−3は、それ
ぞれ機能毎にm個のI/Oアドレスが割り振られてい
る。図4ではこれらのm個のI/Oアドレスが、各モデ
ム内のレジスタ1〜m、例えば通信速度や通信方式など
を設定するパラメータや、通信プロトコルに従う信号
や、あるいは通信データ自身を記憶するレジスタ等、を
指示するとして図示しているが、それぞれの機能をレジ
スタで代表させたものであり、これに限定されない。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】図5は、図4で示したm個の各モデムのレ
ジスタ群のレジスタ1のアドレスが格納されているテー
ブルで、5−2から5−5は、それぞれモデム1の先頭
レジスタアドレス、モデム2の先頭レジスタアドレス、
モデムn−1の先頭レジスタアドレス、モデムnの先頭
レジスタアドレスを示している。5−1は、図5のテー
ブルのどの先頭レジスタを示しているかを示すポインタ
である。このテーブルは、RAM1−3内に記憶されて
おり、モデムの追加/除去があれば変更可能である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】<本実施の形態の通信装置の制御手順例>
図6,図7は本実施の形態の通信装置の制御手順例を示
すフローチャートである。図6は、使用モデムを選択
し、モデムレジスタr(1≦r≦m)を設定する処理に
制御を渡すためのフローチャートである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】図7は、図6のステップS6−3で呼び出
される、モデムレジスタrにデータを書き込む処理ルー
チンである。ステップS7−1では、ステップS6−3
で引数として渡された、選択されたモデムのI/Oレジ
スタ先頭アドレスをadd変数にセットする。ステップ
S7−2では、本例の処理で設定するモデムレジスタr
のレジスタ1からの差をとり、相対アドレスとしてR変
数にセットする。ステップS7−3では、ステップS7
−1で得られた選択されたモデムのI/Oレジスタ先頭
アドレスと、ステップS7−2で得られた相対アドレス
Rを加えたアドレスにデータを書き込むことを行う処理
である。このように相対アドレスと先頭アドレスとの演
算により、書き込むアドレスが特定できる。尚、モデム
レジスタrからの読み出しや、モデムレジスタrのチェ
ック等も、上記同様に可能である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アドレッシング可能なデータ保持部を有
    する複数の機能ブロックを構成要素として含むシステム
    の制御方法であって、 前記複数の機能ブロックにそれぞれ特定の識別子を割り
    当て、該識別子に対応して各機能ブロックが有するデー
    タ保持部のベースアドレスを登録し、 所定の機能ブロックの所定のデータ保持部をアクセスす
    る場合に、 前記所定の機能ブロックに割り当てられた識別子からベ
    ースアドレスを読み出し、 該ベースアドレスに、前記所定の機能ブロック内の前記
    所定のデータ保持部の相対アドレスを付加して、前記所
    定のデータ保持部をアクセスすることを特徴とするシス
    テムの制御方法。
  2. 【請求項2】 類似の構造を有する複数の機能ブロック
    を構成要素として含むシステムの制御方法であって、 前記複数の機能ブロック内に、特定アドレスでアクセス
    できるデータ保持部が同一の機能を果たすようにデータ
    保持部群を設け、 所定の機能ブロックの所定のデータ保持部をアクセスす
    る場合に、前記所定の機能ブロックに割り当てられたベ
    ースアドレスに、前記所定のデータ保持部を示す特定ア
    ドレスを付加して、前記所定のデータ保持部をアクセス
    することを特徴とするシステムの制御方法。
  3. 【請求項3】 前記システムは通信システムであって、
    前記データは、通信プロトコルで送受するデータ、通信
    メッセージデータ、通信制御データを含むことを特徴と
    する請求項1または2記載のシステムの制御方法。
  4. 【請求項4】 前記通信制御データは、通信速度デー
    タ、通信方式データを含むことを特徴とする請求項3記
    載のシステムの制御方法。
  5. 【請求項5】 アドレッシング可能なデータ保持部を有
    する複数の機能ブロックを構成要素として含むシステム
    において、 前記複数の機能ブロックにそれぞれ特定の識別子を割り
    当て、該識別子に対応して各機能ブロックが有するデー
    タ保持部のベースアドレスを登録する登録手段と、 所定の機能ブロックの所定のデータ保持部をアクセスす
    る場合に、前記所定の機能ブロックに割り当てられた識
    別子からベースアドレスを読み出し、該ベースアドレス
    に、前記所定の機能ブロック内の前記所定のデータ保持
    部の相対アドレスを付加して、前記所定のデータ保持部
    をアクセスするアクセス手段とを有することを特徴とす
    るシステム。
  6. 【請求項6】 類似の構造を有する複数の機能ブロック
    を構成要素として含む通信装置において、 前記複数の機能ブロック内にあって、特定アドレスでア
    クセスできるデータ保持部が同一の機能を果たすように
    設けられたデータ保持部群と、 前記複数の機能ブロックにそれぞれ特定の識別子を割り
    当て、該識別子に対応して各機能ブロックが有するデー
    タ保持部のベースアドレスを登録する登録手段と、 所定の機能ブロックの所定のデータ保持部をアクセスす
    る場合に、前記所定の機能ブロックに割り当てられたベ
    ースアドレスに、前記所定のデータ保持部を示す特定ア
    ドレスを付加して、前記所定のデータ保持部をアクセス
    するアクセス手段とを備えることを特徴とする通信装
    置。
  7. 【請求項7】 前記機能ブロックはモデムであって、前
    記データは、通信プロトコルで送受するデータ、通信メ
    ッセージデータ、通信制御データを含むことを特徴とす
    る請求項6記載の通信装置。
  8. 【請求項8】 ほぼ同一のハードウエアが複数接続され
    ている通信装置であって、 前記複数のハードウエアの各々を、それぞれのI/Oレ
    ジスタを通して制御できるハードウエア制御手段と、 どのハードウエアを使用しているかをユニークに示すこ
    とが出来る使用状況ID指示手段と、 前記複数のハードウエアの各々のI/Oレジスタの先頭
    アドレスを前記使用状況IDに基づいて取り出す取出手
    段と、 ハードウエアの制御処理を決定する決定手段と、 前記取り出したI/Oレジスタの先頭アドレスと、前記
    決定手段により決定されたハードウエア制御処理に対応
    するI/Oレジスタの相対アドレスとを、前記ハードウ
    エア制御手段に渡す手段とを備え、 前記ハードウエア制御手段は、前記渡されたI/Oレジ
    スタの先頭アドレスに前記相対アドレスを加算して、前
    記決定されたハードウエアの制御処理を実行することを
    特徴とする通信装置。
  9. 【請求項9】 前記ハードウエアはモデムであることを
    特徴とする請求項8記載の通信装置。
  10. 【請求項10】 アドレッシング可能なデータ保持部を
    有する複数の機能ブロックを構成要素として含むシステ
    ムの制御プログラムをコンピュータ読み出し可能に記憶
    する記憶媒体であって、 前記制御プログラムが、所定の機能ブロックの所定のデ
    ータ保持部をアクセスする場合に、前記所定の機能ブロ
    ックに割り当てられた識別子からベースアドレスを読み
    出し、該ベースアドレスに、前記所定の機能ブロック内
    の前記所定のデータ保持部の相対アドレスを付加して、
    前記所定のデータ保持部をアクセスするモジュールを含
    むことを特徴とする記憶媒体。
JP10001047A 1998-01-06 1998-01-06 システムの制御方法及び通信装置 Withdrawn JPH11194991A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018077564A (ja) * 2016-11-07 2018-05-17 株式会社アクセル 情報処理装置、及び情報処理システム

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