JPH11194883A - タッチ操作型コンピュータ - Google Patents

タッチ操作型コンピュータ

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JPH11194883A
JPH11194883A JP10012029A JP1202998A JPH11194883A JP H11194883 A JPH11194883 A JP H11194883A JP 10012029 A JP10012029 A JP 10012029A JP 1202998 A JP1202998 A JP 1202998A JP H11194883 A JPH11194883 A JP H11194883A
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JP10012029A
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Norihiko Saito
齋藤憲彦
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POSEIDON TECHNICAL SYSTEMS KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はコンピュータ装置において、入力手段
の多様化と多機能化を図り、操作性を向上させる。 【解決手段】 キーボードを付設する構造の情報端末に
おいて、キートップに接触検知センサーを付設したキー
の複数によってなるキーボードを付設することによっ
て、キーボード入力と共にポインティング操作を手のひ
らの移動無しに可能とする。また、PDA(パーソナル
デジタルアシスト)、PCカード型情報端末、ICカー
ド型情報端末、クレジットカードサイズのICカード等
の携帯情報端末において直線または平面曲線もしくは空
間曲線状の所定の軌跡上に連続してタッチ検出センサー
を、等間隔もしくは不均一に分布配置したタッチ検知手
段と、クリックスイッチ手段を配設する事により、指の
タッチによって容量性入力及び接触イベントの入力が可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、演算処理機能を持
つ情報処理装置に関するものであり、人間のタッチ操作
によってオペレーションが行われるコンピュータ全般に
対応する。特に、パーソナルコンピュータやワークステ
ーションなどのキーボードを組み合わせた情報端末、更
には、複数の入力項目や複数の入力データを持つ、携帯
型情報端末及び小型電子機器であって、これの入力操作
に接触検知の特徴を持たせているものである。特には、
携帯型パーソナルコンピュータ、PDA、ICカード型
情報機器として操作性の向上を図ったものである。
【0002】
【従来の技術】従来情報処理の分野では情報処理装置に
於いて、ポインティングデバイスとしてマウスを主に用
いていた。これは手のこぶしほどの装置を机上で転がす
ことによってその変移値をコンピュータに入力するデバ
イスである。あまりにも一般的なので詳細説明は省略す
る。また、ポインティングデバイスとしてはトラックボ
ールやジョイスティックなどが用いられている。携帯型
パーソナルコンピュータでは指先の接触入力によるタッ
チパットが主に用いられている。これらのポインティン
グデバイスには多くの短所がある。マウスは、操作性は
よいがかさばるものであるし、平らな机上でなくては使
用できない、更にブラインドタイピング中にポインティ
ング操作を行うときにキーボードから手を離す必要があ
る。タッチパットは入力時、非常に繊細な指の制御が必
要となり、これもキーボードから手を離して、注意を集
中しながら入力する必要がある。その他殆どのポインテ
ィングデバイスも操作時にキーボードから手を離す必要
がある。これらのポインティングデバイスは、表示画面
上の矢印カーソルの移動に用いられることが主である。
特に以上で述べた二つのポインティングデバイスを考察
するに、タッチパットの操作性からは、単に指先の操作
では画面上の矢印カーソルのコントロールは行い難く、
マウスの操作性からは、手のひらと手首と腕を用いれば
コントロールがし易いということがわかる。
【0003】一方、マイクロプロセッサ等の演算装置と
メモリとを搭載した情報端末としては、PDA(Per
sonal Diigital Assist)があ
る。これは、例えば、シャープ株式会社の商品で商品名
ザウルス、米国アップル社の商品で商品名ニュートン、
米国USロボティックス社の商品で商品名パームパイロ
ット、更にマイクロソフト株式会社のオペレーティング
システムWindowsCEを搭載した小型コンピュー
タなどに代表されるような携帯情報端末装置である。ま
た、一般的に電子手帳と呼ばれているものなどもPDA
と言えるものである。従来の小型電子機器やICカード
やPDAでは、軽薄短小化しているにも関わらず高機能
化・多機能化・大量情報保持化している為、ユーザーイ
ンターフェースに非常に重大な問題が提起されつつあ
る。小さく薄くなっているのに機能が多くなっているの
である。この多機能の実現のために装置自体がプッシュ
スイッチの固まりと化しているのである。これらの装置
では、この高機能化・多機能化・大量情報保持化に対し
て、例えば、複数のプッシュスイッチを付設したり、液
晶表示部の上にタッチパットを付設しペンや指先などで
指示操作する事が行われている。従来より、カード型電
卓のキー入力部では基板上にマトリクス状に接点を2つ
ずつ配しフィルム状の可動接触子を上方から湾曲させて
押下し接点をオンするものがある。しかし、これはあく
まで一つずつのキーを押下する入力装置であり、指を滑
らせるようにして入力することによって複数の項目の選
択を行うアルゴリズムや処理手段を含んでいない。尚か
つデータ選択に当たってデータポインタもしくはカーソ
ルのコントロールも指を滑らせることを前提とした目的
で行っていない。さらに、従来より携帯用パーソナルコ
ンピュータにおいてタッチパットが付設されて提供され
てきた。しかし、近年単純に2次元平面上の変移値を取
り込むだけのポインティングデバイスではなくて、1次
元上の変移値入力も行うマウスポインティングデバイス
などが販売されてきている。この1次元上の入力装置が
携帯型パーソナルコンピュータでも予め組み込まれて提
供されることが望まれている。
【0004】また、本願ではにキーボードに接触検知機
能が組み込まれるわけであるがこの接触検知構造を持つ
ものとしてはタッチパネル等がある。更に本願では、こ
のタッチパネルとキーボードとの組み合わせについても
発明されているが、該タッチパネルの構造及び方式には
代表的な物として次の物が公表されている。 1)静電誘導式:パネル表面をタッチしたときとタッチ
しないときとの静電容量変化を、周波数変化、位相変化
等の信号変化として検出する二次元平面上タッチ位置検
出方式であり、例えば「PCT国際公開番号WO92/
08947号公報」、「PCT国際公開番号WO92/
14604号公報」、「IEEE COMPUTER
SOCIETY PRESS REPORT,’A C
APACITANCE−BASED PROXIMIT
Y SENSOR FOR WHOLEARM OBS
TACLE AVOIDANCE’,J.L.Nova
l,J.T.Feddema,Reprinted f
orm PROCEEDINGS OF THE 19
92 IEEE INTERNATIONAL CON
FERENCE ON ROBOTICS AND A
UTOMATION,Nice,France,Ma
y,12−14,1994」「特開平8ー77894号
公報」等がある。 2)抵抗膜式:X軸用とY軸用に設けた2枚の導電シー
ト上に電位分布を発生させ、そのシートのあるパネル表
面をタッチしたときに変わる電圧を検出する2次元平面
上タッチ位置検出方式であり、この方式にはさらにアナ
ログ式とデジタル式とがある。例えば「特開昭47−3
6923号公報」、「特開昭61−208533号公
報」、「特開平8−22357号公報」、「特開平8−
54976号公報」「特開平4−4420号公報」「特
開平4−15813号公報」等がある。 3)可動電極方式:2次元平面上でX軸上の位置検出用
にY軸と平行に等間隔で一方の電極を複数本配置し、Y
軸上にはそれと垂直に電極を複数本配置し、そのうち片
方を可動電極とすることによりZ軸方向からの押下をそ
れぞれの電極の接触により検知する2次元平面上タッチ
位置検出方式であり、例えば「特開平4ー15723号
公報」等がある。 4)光学式検知方式:2次元平面上でX軸上の位置検出
用に、X軸と交わってY軸と平行な線分上の両端に赤外
線LEDおよびフォトトランジスタを等間隔に配置し、
Y軸上の位置検出用にはそれと垂直な線分上の両端に赤
外線LEDおよびフォトトランジスタを等間隔に配置
し、Z軸方向からの押下によって光ビームを遮った位置
及び範囲を検知する2次元平面上タッチ位置検出方式で
あり、例えば「特開平2ー53129号公報」「特開平
5ー35403号公報」等がある。その他、直流抵抗検
知方式、電磁誘導式、超音波検知方式、可動接触子押下
方式が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】まず情報処理端末と携
帯情報処理端末と小型情報処理端末は通常キーボードに
よって情報入力が行われる。このキーボードには一般的
には上下左右を指し示す矢印キーが付いておりこれによ
りカーソルの移動を行う。しかし、ポインティングデバ
イスによる矢印カーソルは、この矢印キーによっては制
御しない。キーボード自体には矢印カーソルの変移を制
御する機能は持たせていないことが普通である。しか
し、タッチパットと異なりキーボードは手のひらと手首
と腕による変移の殆どを受け止めるだけの十分な面積が
ある。この面積を有効に用いたポインティングデバイス
が組み込めるはずである。特に、携帯型パーソナルコン
ピュータや携帯型ワークステーションではキーボードと
ポインティングデバイスと表示画面とCPUとが一体化
されており、キーボードは装置全体にとって不可欠の機
能を提供する構成部分である。このキーボードにポイン
ティングデバイスの機能を持たすことが出来れば非常に
操作性の良い携帯型コンピュータが提供できる。
【0006】一方、マイクロプロセッサ等の演算装置と
メモリとを搭載した情報端末であるところの、従来の小
型電子機器やICカードやPDAでは、多機能、高機
能、大量情報保持に伴って機器内部のマイクロプロセッ
サやメモリ等の高集積化は非常に進歩発展している。こ
れに伴ってハードウェアによるユーザーインターフェー
スもこれらの入力をより少ない部品数でより効率的に行
なえるものへと進化させる必要がある。現状では、これ
らに付設してあるタッチパネルは指先で直接触れれば表
示画面が汚れてしまい使用感が良くない。又ペンで操作
する場合には、片手で操作することは出来ない。ジョグ
ダイアルを組み込んで操作する場合には、PDAや小型
電子機器の場合にはある程度の利便性は得られるがIC
カード型やクレジットカード型などの薄いものについて
は組み込みが不可能で使用することが出来ない場合が殆
どである。これらの装置に対して、タッチパネルとジョ
グダイヤル無しで入力を行う場合、単純なプッシュキー
の押下により単一のイベント入力をすることになるが、
これではキーがいくつあっても足りないのである。さら
に、多くの押下イベント入力を行うためには極端に多く
のキー押下回数が必要となってしまう。これを回避する
ために、電子機器に対して、指先の微妙な動作により、
連続するイベント入力が行える入力装置が必要となる。
多くのイベント入力を速やかに行うために、キーを押下
したままでいると項目が送られていくプッシュキーがあ
るが、人間の感覚としては時間よりも指先の移動の方が
認識しやすい。ここで機構としては、連続して複数個も
しくは連続して紐状の軌跡に配置したタッチイベント検
出機構がある。これを用いて有効にこのタッチイベント
を電子機器に取り込む事が出来る。更に、多くの機能
と、大量の情報と、の選択をスムーズに行うため、機能
選択に当たるソフトウェアにおけるプログラムのデータ
ポインタ移動と、ハードウェアにおけるタッチイベント
検出と、によって、連続したタッチ検知機構を用いて連
続したデータ入力と、データポインタもしくはカーソル
の移動と、を制御すればよいのである。一般にコンピュ
ータと呼ばれるデータ処理やデータによる制御を行う情
報処理端末として、本願では演算装置とメモリを備える
もので、情報端末装置、携帯型情報端末装置、パーソナ
ルコンピュータ、携帯型パーソナルコンピュータ、ワー
クステーション、ワードプロセッサ、情報処理装置、P
DA(PersonalDiigital Assis
t)、ICカード型情報端末、カード型情報端末、IC
カードについて課題を解決している。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のコン
ピュータにあっては、2つの入力機構を組み込み、上述
した課題を解決した。まず、第一の入力機構はキートッ
プにタッチ検出センサーを配したキーボードで、このキ
ーボード上に接触した手のひらの移動を検知し、ポイン
ティングデバイスの機能を発揮する。又このキーボード
とタッチパットの組み合わせについても発明している。
そして第二の入力機構は連続して所定の軌跡上に配設し
たタッチ検出センサーで、この所定の軌跡を連続して倣
う指先のタッチ検知により、複数イベントを入力する手
段である。また第一の入力機構で用いた、キートップに
タッチ検出センサーを設けたキーを所定の軌跡上に連続
配置すれば第二の入力機構としても用いることが出来
る。両者に共通するものはタッチ検知センサーである。
【0008】この2つの入力機構を組み込み、応用する
ことにより、以下の発明をした。第一の発明として、演
算装置と、メモリとを備える情報端末装置において、キ
ートップに接触検出センサーを付設し、物理的な移動ま
たは押下により、接点のオンまたはオフを行うスイッチ
手段を持つキーの複数で構成され、各々のキーにタッチ
することによって発生する接触イベントの検知と、スイ
ッチ手段による接点状態の検知と、を行うキーボードを
付設し、キートップにある接触検出センサーの集合体に
よって、キーボードに接触した指もしくは手のひらの移
動を検知する手段を持つことにより、上述した課題を解
決した。第二の発明として、演算装置と、メモリとを備
える携帯型情報端末装置において、キートップに接触検
出センサーを付設し、物理的な移動または押下により、
接点のオンまたはオフを行うスイッチ手段を持つキーの
複数で構成され、各々のキーにタッチすることによって
発生する接触イベントの検知と、スイッチ手段による接
点状態の検知と、を行うキーボードを付設し、キートッ
プにある接触検出センサーの集合体によって、キーボー
ドに接触した指もしくは手のひらの移動を検知する手段
を持つことにより、上述した課題を解決した。第三の発
明として、演算装置と、メモリとを備える情報端末装置
において、キートップに接触検出センサーを付設し、物
理的な移動または押下により、接点のオンまたはオフを
行うスイッチ手段を持つキーの複数で構成され、各々の
キーにタッチすることによって発生する接触イベントの
検知と、スイッチ手段による接点状態の検知と、を行う
キーボードを付設し、タッチパットを付設し、キートッ
プにある接触検出センサーの集合体とタッチパットとに
よって、キーボードとタッチパットに接触した指もしく
は手のひらの移動を検知する手段を持つことにより、上
述した課題を解決した。ことを特徴とする情報端末装
置。第四の発明として、文字あるいはグラフィックの表
示手段と、演算装置と、メモリとを備える情報端末装置
において、キートップに接触検出センサーを付設し、物
理的な移動または押下により、接点のオンまたはオフを
行うスイッチ手段を持つキーの複数で構成され、各々の
キーにタッチすることによって発生する接触イベントの
検知と、スイッチ手段による接点状態の検知と、を行う
キーボードを付設し、キートップにある接触検出センサ
ーの集合体によって、キーボードに接触した指もしくは
手のひらの移動を検知する手段を持つことにより、上述
した課題を解決した。
【0009】第五の発明として、文字あるいはグラフィ
ックの表示手段と、演算装置と、メモリとを備える携帯
型情報端末装置において、キートップに接触検出センサ
ーを付設し、物理的な移動または押下により、接点のオ
ンまたはオフを行うスイッチ手段を持つキーの複数で構
成され、各々のキーにタッチすることによって発生する
接触イベントの検知と、スイッチ手段による接点状態の
検知と、を行うキーボードを付設し、キートップにある
接触検出センサーの集合体によって、キーボードに接触
した指もしくは手のひらの移動を検知する手段を持つこ
とにより、上述した課題を解決した。第六の発明とし
て、文字あるいはグラフィックの表示手段と、演算装置
と、メモリとを備える情報端末装置において、キートッ
プに接触検出センサーを付設し、物理的な移動または押
下により、接点のオンまたはオフを行うスイッチ手段を
持つキーの複数で構成され、各々のキーにタッチするこ
とによって発生する接触イベントの検知と、スイッチ手
段による接点状態の検知と、を行うキーボードを付設
し、タッチパットを付設し、キートップにある接触検出
センサーの集合体とタッチパットとによって、キーボー
ドとタッチパットに接触した指もしくは手のひらの移動
を検知する手段を持つことにより、上述した課題を解決
した。第七の発明として、文字あるいはグラフィックの
表示手段と、演算装置と、メモリとを備える携帯型情報
端末装置において、キートップに接触検出センサーを付
設し、物理的な移動または押下により、接点のオンまた
はオフを行うスイッチ手段を持つキーの複数で構成さ
れ、各々のキーにタッチすることによって発生する接触
イベントの検知と、スイッチ手段による接点状態の検知
と、を行うキーボードを付設し、タッチパットを付設
し、キートップにある接触検出センサーの集合体とタッ
チパットとによって、キーボードとタッチパットに接触
した指もしくは手のひらの移動を検知する手段を持つこ
とにより、上述した課題を解決した。
【0010】第八の発明として、文字あるいはグラフィ
ックの表示手段と、演算装置と、メモリとを備えるパー
ソナルコンピュータにおいて、上記キーボードを付設し
たことにより、上述した課題を解決した。第九の発明と
して、文字あるいはグラフィックの表示手段と、演算装
置と、メモリとを備える携帯型パーソナルコンピュータ
において、上記キーボードを付設したことにより、上述
した課題を解決した。第十の発明として、文字あるいは
グラフィックの表示手段と、演算装置と、メモリとを備
えるワークステーションにおいて、上記キーボードを付
設したことにより、上述した課題を解決した。第十一の
発明として、文字あるいはグラフィックの表示手段と、
演算装置と、メモリとを備えるワードプロセッサにおい
て、上記キーボードを付設したことにより、上述した課
題を解決した。第十二の発明として、上記接触操作型キ
ーボードの代わりに、キーボード付設基板もしくは、キ
ートップとキーボード付設基板の間に非接触検知センサ
ーを付設し、キーボード上の指もしくは手のひらの位置
を検出する手段を付設したことにより、上述した課題を
解決した。
【0011】第十三の発明として、文字あるいはグラフ
ィックの表示手段と、演算装置と、メモリとを備える携
帯型情報端末装置において、直線または平面曲線もしく
は空間曲線状の所定の軌跡上に連続してタッチ検出セン
サーを配したタッチ検知手段を有す入力装置を付設し、
軌跡上を倣って繰り返しタッチ入力される接触点から、
接触イベント個数もしくは長さと、時間と、方向と、速
さと、速度と、加速度との内、一部もしくは全部を検知
計算する手段を持つことにより、上述した課題を解決し
た。第十四の発明として、文字あるいはグラフィックの
表示手段と、演算装置と、メモリとを備える携帯型情報
端末装置において、物理的な移動または押下により接点
のオンまたはオフを行うスイッチ手段と、直線または平
面曲線もしくは空間曲線状の所定の軌跡上に連続してタ
ッチ検出センサーを配したタッチ検知手段と、を一体化
した入力装置を付設し、軌跡上を倣って繰り返しタッチ
入力される接触点から、接触イベント個数もしくは長さ
と、時間と、方向と、速さと、速度と、加速度との内、
一部もしくは全部を検知計算する手段を持つことによ
り、上述した課題を解決した。
【0012】第十五の発明として、文字あるいはグラフ
ィックの表示手段と、演算装置と、メモリとを備えるP
DA(Personal Diigital Assi
st)において、直線または平面曲線もしくは空間曲線
状の所定の軌跡上に連続してタッチ検出センサーを配し
たタッチ検知手段を有す入力装置を付設し、軌跡上を倣
って繰り返しタッチ入力される接触点から、接触イベン
ト個数もしくは長さと、時間と、方向と、速さと、速度
と、加速度との内、一部もしくは全部を検知計算する手
段を持つことにより、上述した課題を解決した。第十六
の発明として、文字あるいはグラフィックの表示手段
と、演算装置と、メモリとを備えるPDA(Perso
nal Diigital Assist)において、
物理的な移動または押下により接点のオンまたはオフを
行うスイッチ手段と、直線または平面曲線もしくは空間
曲線状の所定の軌跡上に連続してタッチ検出センサーを
配したタッチ検知手段と、を一体化した入力装置を付設
し、軌跡上を倣って繰り返しタッチ入力される接触点か
ら、接触イベント個数もしくは長さと、時間と、方向
と、速さと、速度と、加速度との内、一部もしくは全部
を検知計算する手段を持つことにより、上述した課題を
解決した。
【0013】第十七の発明として、文字あるいはグラフ
ィックの表示手段と、演算装置と、メモリとを備えるI
Cカード型情報端末において、直線または平面曲線もし
くは空間曲線状の所定の軌跡上に連続してタッチ検出セ
ンサーを配したタッチ検知手段を有す入力装置を付設
し、軌跡上を倣って繰り返しタッチ入力される接触点か
ら、接触イベント個数もしくは長さと、時間と、方向
と、速さと、速度と、加速度との内、一部もしくは全部
を検知計算する手段を持つことにより、上述した課題を
解決した。第十八の発明として、文字あるいはグラフィ
ックの表示手段と、演算装置と、メモリとを備えるIC
カード型情報端末において、物理的な移動または押下に
より接点のオンまたはオフを行うスイッチ手段と、直線
または平面曲線もしくは空間曲線状の所定の軌跡上に連
続してタッチ検出センサーを配したタッチ検知手段と、
を一体化した入力装置を付設し、軌跡上を倣って繰り返
しタッチ入力される接触点から、接触イベント個数もし
くは長さと、時間と、方向と、速さと、速度と、加速度
との内、一部もしくは全部を検知計算する手段を持つこ
とにより、上述した課題を解決した。第十九の発明とし
て、文字あるいはグラフィックの表示手段と、演算装置
と、メモリとを備えるPCカード型情報端末において、
直線または平面曲線もしくは空間曲線状の所定の軌跡上
に連続してタッチ検出センサーを配したタッチ検知手段
を有す入力装置を付設し、軌跡上を倣って繰り返しタッ
チ入力される接触点から、接触イベント個数もしくは長
さと、時間と、方向と、速さと、速度と、加速度との
内、一部もしくは全部を検知計算する手段を持ち、情報
端末に接続する手段を持つことにより、上述した課題を
解決した。第二十の発明として、以上のキーボードもし
くは、以上の入力装置と検知計算する手段を持ち、尚か
つ通信手段を持つことにより、上述した課題を解決し
た。第二十一の発明として、文字あるいはグラフィック
の表示手段と、演算装置と、メモリと太陽電池とを備え
るカード型情報端末において、直線または平面曲線もし
くは空間曲線状の所定の軌跡上に連続してタッチ検出セ
ンサーを配したタッチ検知手段を有す入力装置を付設
し、軌跡上を倣って繰り返しタッチ入力される接触点か
ら、検知する情報として、接触イベント個数もしくは長
さと、時間と、方向と、速さと、速度と、加速度との
内、複数もしくは全部を検知計算する手段を持つことに
より、上述した課題を解決した。
【0014】第二十二の発明として、演算装置と、メモ
リとを備えるICカードにおいて、直線または曲線状の
所定の軌跡上に連続してタッチ検出センサーを配したタ
ッチ検知手段を有す入力装置を付設し、軌跡上を倣って
繰り返しタッチ入力される接触点から、接触及び感圧に
よってそのタッチ位置に応じた信号もしくは電圧を検知
し、接触イベント個数もしくは長さと、時間と、方向
と、速さと、速度と、加速度との内、複数もしくは全部
を検知計算する手段を持つことにより、上述した課題を
解決した。第二十三の発明として、文字表示手段もしく
は発光素子による発光手段と、演算装置と、メモリとを
備えるICカードにおいて、直線または曲線状の所定の
軌跡上に連続してタッチ検出センサーを配したタッチ検
知手段を有す入力装置を付設し、軌跡上を倣って繰り返
しタッチ入力される接触点から、接触及び感圧によって
そのタッチ位置に応じた信号もしくは電圧を検知し、接
触イベント個数もしくは長さと、時間と、方向と、速さ
と、速度と、加速度との内、複数もしくは全部を検知計
算する手段を持つことにより、上述した課題を解決し
た。第二十四の発明として、文字表示手段もしくは発光
素子による発光手段と、演算装置と、メモリとを備える
ICカードにおいて、直線または曲線状の所定の軌跡上
にタッチ検出センサーを粗密を持って分布配置したタッ
チ検知手段を有す入力装置を付設し、軌跡上を倣って繰
り返しタッチ入力される接触点から、接触及び感圧によ
ってそのタッチ位置に応じた信号もしくは電圧を検知
し、接触イベント個数もしくは長さと、時間と、方向
と、速さと、速度と、加速度との内、複数もしくは全部
を検知計算する手段を持つことにより、上述した課題を
解決した。第二十五の発明として、上記表示手段には、
複数の項目と、それらのうち現在どの項目が選択されて
いるかを明示するカーソルとを表示する表示手段を持
ち、上記入力装置により繰り返し接触検出し、検知計算
したイベント情報とカーソルを同期させて移動する手段
を持つことにより、上述した課題を解決した。
【0015】第二十六の発明として、文字あるいはグラ
フィックの表示手段と、演算装置と、メモリと、キーボ
ードと、該パームレスト部にタッチパットと、を備える
携帯型情報端末装置において、直線または曲線状の所定
の線分軌跡上にタッチ検出センサーを配置した入力装置
をタッチパットの周囲部に配設し、該入力装置にタッチ
する指の位置を検知する手段を持つことにより、上述し
た課題を解決した。第二十七の発明として、文字あるい
はグラフィックの表示手段と、演算装置と、メモリと、
キーボードと、を備える携帯型情報端末装置において、
直線または曲線状の所定の線分軌跡上にタッチ検出セン
サーを配置した入力装置とタッチパットと一体化してパ
ームレスト部に配設し、該入力装置にタッチする指の位
置を検知する手段を持つことにより、上述した課題を解
決した。第二十八の発明として、文字あるいはグラフィ
ックの表示手段と、演算装置と、メモリと、キーボード
と、を備える携帯型情報端末装置において、タッチパッ
トの周辺部を、直線または曲線状の所定の線分軌跡上に
タッチ検出センサーを配置した入力装置とし、タッチパ
ットと一体化してパームレスト部に配設し、該入力装置
にタッチする指の位置を検知する手段を持つことによ
り、上述した課題を解決した。第二十九の発明として、
文字あるいはグラフィックの表示手段と、演算装置と、
メモリと、キーボードと、を備える携帯型情報端末装置
において、パームレスト部にタッチパットを付設し、該
タッチパットの一部を接触不能な状態とし、タッチパッ
トの一部を2次元平面上のポインティングデバイスとす
る手段と、一部を直線または曲線状の所定の線分軌跡上
にタッチ検出センサーを配置した入力装置とする手段と
を持つことにより、上述した課題を解決した。第三十の
発明として、文字あるいはグラフィックの表示手段と、
演算装置と、メモリと、キーボードと、を備える携帯型
情報端末装置において、パームレスト部にタッチパット
を付設し、該タッチパットの接触面より目視可能にし
て、直線または曲線状の所定の線分軌跡上にタッチ検出
センサーを配置した入力装置を着色表示もしくは描き分
け、この入力装置として認識できる部位を所定の軌跡線
分上のタッチ位置検知手段として用いることにより、上
述した課題を解決した。第三十一の発明として、上記携
帯型情報端末装置において、上記入力装置及びタッチパ
ットの周囲部に上記入力装置用のクリックスイッチを設
けたことにより、上述した課題を解決した。
【0016】
【作用】第一の発明により、本発明のコンピュータであ
る情報端末装置において、接触検知機能を持ったキーボ
ードに対して手のひらを押し付け滑らせることによりポ
インティング操作が可能となる。第二の発明により、本
発明のコンピュータである携帯型情報端末装置におい
て、接触検知機能を持ったキーボードに対して手のひら
を押し付け滑らせることによりポインティング操作が可
能となる。第三の発明により、本発明のコンピュータで
ある情報端末装置において、接触検知機能を持ったキー
ボードとタッチパットとに対して手のひらを押し付け滑
らせることによりポインティング操作が可能となる。第
四の発明により、本発明のコンピュータである情報端末
装置において、接触検知機能を持ったキーボードに対し
て手のひらを押し付け滑らせることによりポインティン
グ操作が可能となり、表示画面上のカーソル制御やスク
ロール表示が効率的に操作性良く行える。第五の発明に
より、本発明のコンピュータである携帯型情報端末装置
において、接触検知機能を持ったキーボードに対して手
のひらを押し付け滑らせることによりポインティング操
作が可能となり、表示画面上のカーソル制御やスクロー
ル表示が効率的に操作性良く行える。第六の発明によ
り、本発明のコンピュータである情報端末装置におい
て、接触検知機能を持ったキーボードとタッチパットと
に対して手のひらを押し付け滑らせることによりポイン
ティング操作が可能となり、表示画面上のカーソル制御
やスクロール表示が効率的に操作性良く行える。第七の
発明により、本発明のコンピュータである携帯型情報端
末装置において、接触検知機能を持ったキーボードとタ
ッチパットとに対して手のひらを押し付け滑らせること
によりポインティング操作が可能となり、表示画面上の
カーソル制御やスクロール表示が効率的に操作性良く行
える。
【0017】第八の発明により、本発明のコンピュータ
であるパーソナルコンピュータにおいて、上記作用を可
能とした。第九の発明により、本発明のコンピュータで
ある携帯型パーソナルコンピュータにおいて、上記作用
を可能とした。第十の発明により、本発明のコンピュー
タであるワークステーションにおいて、上記作用を可能
とした。第十一の発明により、本発明のコンピュータで
あるワードプロセッサおいて、上記作用を可能とした。
第十二の発明により、本発明のコンピュータにおいて、
キーボードに組み込まれた非接触センサーに対して手の
ひらを押し付け滑らせることによりポインティング操作
が可能となる。第十三の発明により、本発明のコンピュ
ータである携帯型情報端末装置において、軌跡上に連続
に並べた接触検知部を持つことよって一次元上の変移値
を入力することが可能となり連続するデータのポインタ
やカーソルなどの一次元上の定まった変移やスクロール
を指示入力できる。また更に速さと速度と加速度とを検
知計算することによりポインタやカーソルの制御におい
て早送り処理が可能となる。第十四の発明により、本発
明のコンピュータである携帯型情報端末装置において、
軌跡上に連続に並べた接触検知部を持つことよって一次
元上の変移値を入力することが可能となり連続するデー
タのポインタやカーソルなどの一次元上の定まった変移
やスクロールを指示入力できる。速さと速度と加速度と
を検知計算することによりポインタやカーソルの制御に
おいて早送り処理が可能となる。また更にスイッチ手段
とこの機能を一体化した構成をとることにより、アナロ
グ的な入力操作とデジタルのオンオフ操作が、同一部位
によって指先の移動無しに可能となる。
【0018】第十五と十六の発明により、本発明のコン
ピュータであるPDA(Personal Diigi
tal Assist)において、軌跡上に連続に並べ
た接触検知部を持つことよって一次元上の変移値を入力
することが可能となり連続するデータのポインタやカー
ソルなどの一次元上の定まった変移やスクロールを指示
入力できる。速さと速度と加速度とを検知計算すること
によりポインタやカーソルの制御において早送り処理が
可能となる。また更にスイッチ手段とこの機能を一体化
した構成をとることにより、アナログ的な入力操作とデ
ジタルのオンオフ操作が、同一部位によって指先の移動
無しに可能となる。第十七と十八の発明により、本発明
のコンピュータであるICカード型情報端末において、
軌跡上に連続に並べた接触検知部を持つことよって一次
元上の変移値を入力することが可能となり連続するデー
タのポインタやカーソルなどの一次元上の定まった変移
やスクロールを指示入力できる。速さと速度と加速度と
を検知計算することによりポインタやカーソルの制御に
おいて早送り処理が可能となる。また更にスイッチ手段
とこの機能を一体化した構成をとることにより、アナロ
グ的な入力操作とデジタルのオンオフ操作が、同一部位
によって指先の移動無しに可能となる。第十九の発明に
より、本発明のコンピュータであるPCカード型情報端
末において、軌跡上に連続に並べた接触検知部を持つこ
とよって一次元上の変移値を入力することが可能となり
連続するデータのポインタやカーソルなどの一次元上の
定まった変移やスクロールを指示入力できる。また更に
速さと速度と加速度とを検知計算することによりポイン
タやカーソルの制御において早送り処理が可能となる。
第二十の発明により、本発明の通信手段を持つコンピュ
ータにおいて、上記作用を可能とした。第二十一の発明
により、本発明のコンピュータである、太陽電池を備え
るカード型情報端末において、軌跡上に連続に並べた接
触検知部を持つことよって一次元上の変移値を入力する
ことが可能となり連続するデータのポインタやカーソル
などの一次元上の定まった変移やスクロールを指示入力
できる。また更に速さと速度と加速度とを検知計算する
ことによりポインタやカーソルの制御において早送り処
理が可能となる。
【0019】第二十二の発明により、本発明のコンピュ
ータであるICカードにおいて、軌跡上に連続に並べた
接触検知部を持つことよって一次元上の変移値を入力す
ることが可能となり連続するデータのポインタやカーソ
ルなどの一次元上の定まった変移やスクロールを指示入
力できる。また更に速さと速度と加速度とを検知計算す
ることによりポインタやカーソルの制御において早送り
処理が可能となる。第二十三の発明により、本発明のコ
ンピュータである文字表示手段もしくは発光素子による
発光手段を備えるICカードにおいて、軌跡上に連続に
並べた接触検知部を持つことよって一次元上の変移値を
入力することが可能となり連続するデータのポインタや
カーソルなどの一次元上の定まった変移やスクロールを
指示入力できる。また更に速さと速度と加速度とを検知
計算することによりポインタやカーソルの制御において
早送り処理が可能となる。第二十四の発明により、本発
明のコンピュータである文字表示手段もしくは発光素子
による発光手段を備えるICカードにおいて、粗密を持
って分布配置したタッチ検知手段を用いることにより、
上記処理を可能とすると共に、軌跡上のタッチ部位によ
って入力イベント数を変えて連続入力を可能とする。第
二十五の発明により、本発明のコンピュータであるIC
カードにおいて、連続入力したイベントに同期させてカ
ーソル表示を行い複数項目や複数データの選択や複数デ
ータの入力を目視しつつ行うことが可能となる。第二十
六の発明により、本発明の携帯型情報端末において、パ
ームレスト部から1次元上の変移値を入力できる。第二
十七乃至三十一の発明により、タッチパットと一体化し
て1次元上の変移値入力を行う入力装置を構成している
ことから、メンテナンス性よく、組立工程少なく、操作
性もより良い携帯型情報端末が構築できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を次の目次の順に説明する。 (1)タッチ検知手段の構成 (2)キートップにタッチ検知部を持つキーの例 (3)接触操作型キーボードの例 (4)キーの集合体による入力装置例 (5)接触操作型キーボード及び入力装置の電子回路を
表すブロック図の例 (6)タッチ検知スイッチ(接触操作型入力装置及び電
子部品)の例 (7)接触操作型入力装置を組み込んだ場合のコンピュ
ータシステムの回路構成例 (8)本発明の携帯型情報端末の実施例 (9)本発明のPDAの実施例 (10)本発明のICカード型情報端末及びPCカード
型情報端末の実施例 (11)本発明のICカードの実施例 (12)接触操作型入力装置を組み込んだ本発明の携帯
型情報端末の実施例
【0021】(1)タッチ検知手段の構成 具体的なタッチ検知センサーを用いたタッチイベント検
知回路構成については以下のようなものがある。すなわ
ち、主に接触及び感圧によってそのタッチ位置に見合っ
た信号もしくは電圧を出力する回路である。
【0022】タッチ検出センサー部のタッチ位置検知手
段として静電誘導式検知手段(静電容量タイプ)を使用
した構成について説明すれば、これは指等の接触を検知
するためにガラス等の不導体を介して複数個のコンデン
サーC1,C2,C3,・・・を配置し、接触および接
近によってこのそれぞれのコンデンサーC1,C2,C
3,・・・の容量が変化する事を検知する方式である。
ここではコンデンサーC1,C2,C3,・・・は連続
して配置する。図1に示すように、連続して配置したコ
ンデンサーC1,C2,C3,・・・に対してパルス発
生回路1より、デコーダとカウンタを内蔵したスキャン
ドライブ回路2を介して順番に電圧をかけることにより
CR移相発信回路3より発生した周波数信号を周波数比
較回路4へ送り、この信号と、予め前記パルス発生回路
1よりコントロール回路5を介して周波数比較回路4へ
送られた基準信号とを比較し、さらに周波数比較回路4
からの信号と前記コントロール回路5からの基準信号と
を判定回路6に同時に送りそこで両信号を判定すること
により接触によって変わったコンデンサー容量を検知し
て指の接触位置を検知するのである。またこの方式では
非接触であってもコンデンサー容量が変化するので十分
に検出精度を高めれば非接触型のキーボードができる。
該回路の基本構造は同じである。
【0023】タッチ検出センサー部のタッチ位置検知手
段として光学式検知手段(赤外線検出タイプ)を使用し
た構成について説明すれば、これは指等のタッチ検知を
行うキートップの下部に図2に示すような1対1で対応
する関係で例えば赤外線発光ダイオード(LED)等の
発光素子7と、例えばフォトトランジスター等の受光素
子8とを一組ずつキートップに連続して配設し、この受
光素子8をデマルチプレクサ9によって順番に発光さ
せ、発光した光をマルチプレクサ10により同期して受
光素子8で受ける方式である。この時、受光素子8で受
けた光の受光レベルを判定回路6により検出し、光のレ
ベルの判定を行うことで指のタッチ位置を検知するので
ある。12はコントロール回路であり、前記デマルチプ
レクサ9、マルチプレクサ10、判定回路6に接続さ
れ、それぞれの回路機能を制御している。また、図2の
点線で囲んだ部分であるAD変換器13を前記マルチプ
レクサ10と判定回路11との間に介設させれば、接触
点に対してアナログ値の検出を行うことができ、更に検
知精度を向上させることが出来る。この方式でも、下方
から発光素子よりの光を発する形に付設した場合、十分
な発光と検出精度により非接触型キーボード及び入力装
置が構成できる。本来この光学式検知手段は非接触型で
あるともいえる。
【0024】タッチ検出センサー部のタッチ位置検知手
段として直流抵抗検知方式を使用した構成について説明
すれば、これは指等の接触検知を行うタッチ位置に金属
接点を付設し、図4に示すような検出回路に示すごと
く、例えば入力動作抵抗が2MΩであって金属接触接点
スイッチSW1〜SW7間を跨って接触した指等の高抵
抗を検出し、高抵抗検出電子スイッチモジュールSMを
介して出力レベルOUT1〜OUT7をHIGH,LO
Wの2値に変動させる物としてあり、主として金属に触
れたことを検出するスイッチとして用いられている物で
ある。
【0025】タッチ検出センサー部のタッチ位置検知手
段として抵抗膜式検知手段(抵抗膜電極タイプ)を使用
した構成について説明すれば、図6に示すように、これ
は電極Aと電極Bとを均質な抵抗膜15を挟んでこれに
駆動電圧と接地電圧をかけて電位分布Qを発生させるも
のである。そして、図7に示すように、この抵抗膜に導
体から成る電極16を抵抗膜15と平行して上部もしく
は下部に配設し、指等のタッチにより抵抗膜15と、平
行した電極16とを接触導通させ、その接触により変化
した電圧を電圧測定器17でもって測定することにより
接触点の位置を検出するものである。以上説明したよう
に各種の検知手段によれば、接触点をその軌跡に1対1
に対応させた1次元座標上の位置データとして出力され
るものであり、特にアナログ式に十分近い場合では指先
の動きでもって方向が容易に認識出来ると共に、デジタ
ル式でもポイント数が多い場合には認識可能となるもの
である。
【0026】タッチ検出センサー部のタッチ位置検知手
段として可動電極式検知手段(可動電極スイッチタイ
プ)を使用した構成について説明すれば、図8(a)に
示すように、これは軌跡上に連続して配設した例えば直
線上の電極と、スペーサ21を介して間隔をあけて断続
して配設した電極との内いずれか一方を可動電極22と
し且つ他方を固定電極23とし、指等による圧潰力でも
ってこの可動電極22を固定電極側に湾曲接続させその
接点の通電位置と時間から指の接触点を検出するものと
してある。図8(b)ではコントロール回路18により
カウンタ19を起動し、デコーダ20からは順番に接点
S1,S2,S3,・・・と検知して行く。この時オン
された接点の部分で電圧がLOWになり接触点が検知で
きるのである。
【0027】上記方式とほぼ同じ構成であるがタッチ検
出センサー部のタッチ位置検知手段として可動接触子方
式を使用した構成について説明すれば、図9に示すよう
に、軌跡上に連続して配設した2個で一組となる接点S
1乃至S5に可動接触子M1乃至M5を接触させること
により軌跡上の接触位置もしくは接触イベントを検出す
る。図10(a)は上面に突起24を持ち、下面に導体
26を持つフィルム状の可動部27と、スペーサ21と
接点Sを持つ基板23で構成されており、指等による圧
潰力でもってこのフィルム状可動部27を接点側に湾曲
接続させ接点Sを短絡し、その接点の通電位置と時間か
ら指の接触点を検出するものとしてある。(b)ではこ
の方式によるスイッチをICカードに付設した状態を示
す。その他、電磁誘導方式、超音波検知方式等のタッチ
検知方式等に応用することもできる。
【0028】(2)キートップにタッチ検知部を持つキ
ーの例 キートップに接触検出センサーを付設し、物理的な移動
または押下により接点のオンまたはオフを行うスイッチ
手段を持つキーは、例えば図11(a)のようにキート
ップに接触検出センサー28を付設し、1つの接触を検
知する手段を持たせたもの、または図11(b)の様に
キートップに複数の接触検出センサー28A、28B、
28C、・・・を付設し、接触を検知する手段を持たせ
たもの、または図11(c)の様にキートップにタッチ
パット29を付設し、接触を検知する手段を持たせたも
のを用いる。このとき、接触検出センサー付設部30を
押下することにより通常のキー入力を行う。導電路につ
いては、キー自身の内部を通すもの、ケーブルで中を通
すもの、接触ピンを用いるもの、弾性接点脚を用いるも
の、(d)のようにケーブル31で外を這わすもの、ば
ね接点そのものを用いるもの、弾性体自身を導体で構成
し導電路として用いるもの等によって、構成できる。図
11に示したキートップに接触検出センサーを持ったキ
ーの内部構造の一例を図12に示す。これは接触検出セ
ンサー28に指先を接触させることによりキートップで
ある接触検知部30から電気信号又は電圧を発生させて
接点37より導電路となる弾性接点脚38より外部接続
用の端子32から基板39上の導電路にこれを伝える。
該接触検知部30はバネ体40により一定方向に付勢さ
れており、キートップを弾発付勢力に抗して押下したと
きはガラス管41内部の接点42が磁石43によって接
触し、スイッチ手段がオンとなる。この接点42のスイ
ッチ手段の代わりに弾性接点脚と接点を用いる事もでき
る。
【0029】図13に示したものはキートップに接触検
出センサー28を持ったキーの一例であり、可動接触子
44を用いて接点33Aと接点33Bを導通させスイッ
チ手段をオンさせるもので、接触検知部の保持と付勢を
する為にゴム状の弾性体45を用いている。図11,図
12,図13に示すようなキートップに接触検知部を設
けたキーの導電路については、キー自身の内部を通すも
の、ケーブルで外を這わすもの、ケーブルで中を通すも
の、接触ピンを用いるもの、上記のように弾性接点脚を
用いるもの、ばね接点そのものを用いるもの、弾性体自
身を導体で構成し導電路として用いるもの、等によって
構成できる。ケーブルは左右に接触しないよう筒を垂設
してその中を通しても良い。キートップは一般には指の
座りがよいように凹型であるが本発明に用いるキーはキ
ートップが凸型あるいは台形もしくは平らが好適であ
る。更に断面が台形のとき頂上部の平面の内、中心部分
が凸型もしくは凹型に成っていても良い。また、キーボ
ードを含む本発明の入力装置で用いられるキーは、クリ
ックボタン、プッシュスイッチなど、圧力押下を伴うス
イッチ手段が主であるが、このスイッチ機構はモメンタ
リイ式、オルタネイト式、ロック式であってもよい。以
上図11,図12,図13に例示したようなキートップ
に接触検知部を設けたキーを図14の断面図に示す如く
連続して配置することにより、上記で例示したような回
路の接触あるいは非接触検知機能を有効にすることが出
来る。図14の(a)は複数の接触検知部をもつキーに
よる組み合わせであり、(b)はキートップに接触検出
センサーを設けた構造のもの、(c)は(b)と同様で
あるがキー押下にあたって用いる弾性体を接触検知部と
一体化したもの、(d)は非接触型センサー47(例え
ば静電誘導式の非接触検出センサーあるいは光もしくは
音波の反射を利用する光学式、超音波式等)を下部の基
板上に配設したものである。
【0030】(3)接触操作型キーボードの例 これを更にキーボード面全体に接触検知あるいは非接触
検出センサーを振り分けるように図15(a)のごとく
配置する。図15(b)のごとく放射状に配置するか、
図16(b)のように左右に分割配置することもでき
る。また、網掛け状に分散配置したり、図15(a)の
ようであってキーボード面全体をXY平面として捉えら
れるように個別のセンサーを直交する導電路に結線して
も良いし、個別のキートップを1単位として縦横に数珠
繋ぎに結線したりする事もできる。図15の(a)をも
とに説明を続けると、キートップに接触検知部を設けた
キー36を(a)のごとく配置し、キーボード面全体に
接触検出センサーを振り分けて展開し、キーボード面全
体を接触検知面と成せば、この面に触れた手のひらの位
置を検知計算することが可能となる。ブラインドタイピ
ングのとき指先のホームポジションとなる中段キーAS
DFGHJKL;のASDFとJKL;の中間に当たる
GとHの部分で接触検知制御を分割してもよい。ここで
は、既存のタッチパネルにあるような制御処理方式の指
先によるポインティング動作ではなく手のひらによるポ
インティング動作の入力制御処理を行う事が好適であ
る。一方、図16(a)の様に連続して軌跡線上に配置
した場合は、指先による単純接触入力動作や、指先の滑
りによる連続アナログ入力を、受け付ける処理にするこ
ともできる。この場合、制御方式は、キートップを接触
することにより検出する方式と、連続して2つを接触す
ることにより検出する方式と、ある。クリック入力にお
いては、図17(a)、(b)の如く親指の位置にクリ
ック用のキーもしくはボタンなど(48A、48B)を
設けても良いし、同じ位置で手のひらを上げ下げするこ
とによってクリック動作として認識する処理としてもよ
い。又、クリックキーについては、複数設けそのうち2
つをポインティングデバイス用、1つを上下スクロール
用、1つを処理切り替え用、等にして構成することもで
きる。制御処理切換等についてはキーボードキーを用い
て行うこともできる。
【0031】キーボード配列や構成については、アスキ
ー、JIS、親指シフトキー等の日本語専用キーボー
ド、人間工学的に考えられたような立体的エルゴノミク
スキーボード等でもよい。キーボード全体の上面は手の
ひらが触れたまま移動できれば下側に反り返ったり、突
出した曲面でも良い。本発明のキーボードを制御する手
段の一例をオペレーション側から説明すると、例えば図
18の如くパーソナルコンピュータの表示部(a)と本
キーボード(b)である。まず、ブラインドタイピング
においては、両手の親指以外の指をASDFJKL;キ
ーにタッチした状態でオペレーションを開始する。これ
がホームポジションである。右手の接触入力操作に当た
っては左手をホームポジションに置いたまま右手の平を
図18の(b)の如くキーボードに乗せる、ここでキー
ボードに接触した接触キートップの数が8箇所以上とな
る。この接触キートップの数を認識して接触入力オペレ
ーションがスタートする。この状態から手のひらを移動
すると手のひらを接触したまま手前に引くと画面上の矢
印カーソルが下方に移動する。図19では、同様にして
手のひらを手前に引くと画面の表示がスクロールする例
である。手のひらの動作を前後に限定した場合で説明す
れば、手のひらを接触したまま手前に引けばカーソルは
下方に移動し、手のひらを接触したまま前方に押し出せ
ばカーソルは上方に向かって移動する。手のひらを接触
面から離して前方に出し再び接触させて手前に引けばカ
ーソルは連続して下方に移動することとなる。横方向に
ついても手のひらを右に送ればカーソルも右に、図18
(b)のように手のひらを接触させたまま円を描けばカ
ーソルも円を描いて移動する。以上のオペレーションの
入力を受け付ける場合、指先であることと、手のひらで
あることと、の違いをのぞけば通常のタッチパネルの方
式とほぼ同様である。特に大きな違いは、通常のタッチ
パネルでは指先がパネルからはみ出さないと言うことで
ある。しかし、手のひらはキーボード全体から容易には
み出してしまう。この状態を吸収するために、接触検出
アルゴリズムの中に手のひらの輪郭を検出する手段を持
たせるか、接触点の数を計算するか、該両方を行う事に
より、キーボード上の手のひらの位置を決定させてもよ
い。接触検知処理をこのキーボードが行う場合、ブライ
ンドタイピングの時左右のホームポジションである「A
SDF」と「JKL;」に置かれた指の接触検知に用い
ない方の4つを無視する方法をとってもよい。また、予
め右半分もしくは左半分を無視する設定が行えるように
しても良い。また、小型携帯情報端末の場合、単純にキ
ーボード上に接触した接触面積の大きさによって接触検
知処理のスタートとしてもよいし、所定のクリック動作
によって、キーボード面の全体を接触検知部として動作
させるきっかけとしても良い。
【0032】(4)キーの集合体による入力装置例 図20で示したものは、キートップにタッチ検知センサ
ーを付設したキー36を軌跡上に配置し、指先を各キー
トップ間を跨って滑らせるように移動し、軌跡上の接触
イベントもしくは移動距離を入力させる形態を持つ入力
装置の実施例である。。図20(a)は装置前面のボタ
ン上に縦一列の軌跡上に配設、(b)は縦一列と交わる
横一列に配設、(c)は縦二列に配設、(d)は縦3列
もしくは放射状に配設したものである。入力装置の操作
例として、図21(a)は本発明の入力装置を組み込ん
だ情報処理装置の入力操作部を表す例で、キートップに
接触検出センサーをつけたキー36を直線上に配設した
電子機器である。50はスピーカ、51は発光素子LE
Dである。操作に当たっては(b)、(c)のように上
から下に親指をキートップに接触させながら移動する
と、連続して接触によるイベント入力ができる。このと
き、接触によって発生した接触イベントに同期して、ス
ピーカ50から音声もしくは図の如くLED51を発光
させても良い。イベントが必要数入力できたとき、
(d)のようにそのまま接触しているキーを押下する。
これにより目的の機能やデータなどの選択が確定され
る。同一方向に連続して指を持ち上げながら繰り返し倣
うことにより方向性を持った入力イベントを連続して入
力することもできる。
【0033】(5)接触操作型キーボード及び入力装置
の電子回路を表すブロック図の例 図22は本発明のキーボードと入力装置の回路構成の一
例を表すブロック図である。接触検出部55は上記
(1)で説明の接触・非接触検出センサーをX軸とY軸
として交差させて配置し、接触・非接触検知回路53に
より信号を取り込み、演算制御部を持つコントロール回
路52から通信インターフェイス回路54を経由してコ
ンピュータ等へ向かって接触イベントもしくは接触位置
データ等を送出する。単に1次元上の変移値に対応した
接触点を検知する場合や数珠繋ぎに配置した接触検出セ
ンサーによって接触検知部を構成する場合は上記(1)
で説明した回路部はX軸接触センサーとして直列に配列
した構成となる。キーボード及び入力装置の圧力スイッ
チ部56はキーボードエンコーダ回路57により交差す
る圧力スイッチの接点から入力を取り込みコントロール
回路を経由して通信インターフェイス回路からデータを
送出する。発光および音声を発生させる場合は、例えば
接触イベントなどと同期してコントロール回路よりLE
D51やスピーカ50からこれを発生させる。発光・発
音についてはホストコンピュータ側で出してもよい。
【0034】(6)タッチ検知スイッチ(接触操作型入
力装置及び電子部品)の例 上記で説明した(1)タッチ検知手段による軌跡上のタ
ッチ検知手段から大きくは2つの形態のタッチ検知スイ
ッチが発明されている。1つは軌跡上のタッチ検知手段
と別にスイッチ手段を付設する形態で図23の(a),
(b)、図25の(e),(f)に示されるスイッチで
ある。この形態に於いては既存のカード型電卓などで構
造上似通ったものが販売されているが繰り返し軌跡上を
倣った指先によるイベント取り込みと、データ取り込み
と、カーソル移動と、を行う手段を持ったものはない。
2つ目は軌跡上のタッチ検知手段とスイッチ手段を一体
化した形態のものである。図23により軌跡上のタッチ
検知手段の説明を行う。図23の(a)では直線状の軌
跡にタッチ検知部58を設けスイッチを平行して付設す
る。この形態をとれば指の倣い動作後、直ちにスイッチ
の押下動作に移れる。(b)では曲線状の軌跡にタッチ
検知部58を構成したものである。この場合も円弧状の
検知部の倣い動作後、直ちにスイッチ59を押下でき
る。(c)は複数の直線状の軌跡を直交して設けたも
の、(d)はタッチセンサーの付設密度を変えて複数配
設したものである。図24は疎密を持ってタッチ検知セ
ンサーを配設したものである。(a)は向かって右側の
密度を上げてある。このことにより右側の部分を倣った
場合は入力イベント数が多くなりより沢山の項目入力等
ができる。また、指先の繊細な入力動作によって、より
効率的に情報処理装置の入力操作が可能となる。(b)
は左右部分の検出密度を上げたもの、(c)は円形の軌
跡上に疎密を持って接触検出センサーを配置したもの6
0で、下方の密度を上げてあるもの、(d)も同様円形
に配置したもので、反時計回りに密度を上げていくもの
である。
【0035】特にICカードの内で、クレジットカード
型の情報処理装置では、図25のように金属板等の硬質
板K上に基板23を付設し、基板上に2つで一組の接点
Sを設けスペーサ21を介して突起24が上面に付設さ
れたフィルム状シートの下部に導体より成る可動接触子
を設け、図のように上方よりの押圧もしくは上下よりの
指による押圧によりタッチイベントを発生させ、この指
のスライド等により入力項目の制御を行うスイッチがあ
る。図25(b)はICカードの疎密を持って構成した
直線軌跡上のタッチ検知入力装置である。これについて
は、距離と入力イベント数は比例しない。タッチ位置に
より入力イベント数は異なる。図26では、縦長の携帯
情報端末装置の場合のスイッチ付設例を示す、(a)で
は装置前面の中央近傍に軌跡として横一直線に配設した
り、(b)のように装置前面の中央近傍に軌跡として縦
にタッチ位置検知センサーを配設したり、(c)のよう
な曲線上の軌跡にして装置前面の中央近傍にスイッチ手
段と共に配設したりすることができる。また、装置側面
の上部に(d)のごとく直線状の軌跡にタッチ位置検知
センサーを付設し該周囲にスイッチ手段を付設すること
もできる。(e)は曲線上の軌跡にして装置全体を握り
しめたとき親指による操作がしやすいように親指の動作
軌跡に沿って付設し、軌跡の接線と垂直方向に指をスラ
イドさせてスイッチ手段を押下し易くしたものである。
(f)は直線の軌跡上に装置側面にタッチ検知センサー
を設け軌跡と垂直方向に指を滑らせてスイッチ手段を起
動できるように配したものである。また、装置前面の中
央近傍に軌跡として円形にタッチ位置検知センサーを配
すこともできる。
【0036】続けて図面によって、タッチ検知手段とス
イッチ手段とを実現するタッチ検知スイッチ(接触操作
型入力装置及びその電子部品)について例を示す。図2
7のごとく直線上又は曲線上に連続して配置したタッチ
位置検知センサー28をもつタッチ位置検出部30を所
定の範囲で水平に動き得るように保持し、このタッチ位
置検出部30とセンサーからの電気信号又は電圧を伝え
る導電路となる弾性接点脚61を接点付き取付基板39
に配設し、タッチ位置検出部30を通常状態で水平一定
方向へ押しつけるバネ体62と、バネ体の付勢力に抗し
て前記タッチ位置入力部を押すことにより動作するよう
接点付き取付基板39の上にプッシュスイッチ部63を
設けたもの。図28(a),(b)に示すように、直線
上または曲線上に連続して配置したタッチ位置検出セン
サー28に指先をタッチさせることにより該タッチ位置
検出センサー28に応じた電気信号または電圧を発生す
るタッチ位置入力部30を設け、該タッチ位置入力部3
0に対する導電路としての弾性接点脚38と、上方から
操作するプッシュスイッチ部63とを上面に有する取付
基板39を設け、該取付基板39に設けた支持部68に
よって、プッシュスイッチ部63に対応した突起66を
下面に有するタッチ位置入力部30を保持した蝶番型の
揺動部材67を揺動可能に保持させ、該揺動部材67の
揺動によって先端でスイッチ部63を駆動するように該
揺動部材67の周囲の一部に設けられた切片状の突起の
作動体69を形成し、タッチ位置検知センサー28のあ
る部材に十分な圧力が加えられたときにスイッチ部63
を押下するものである。図29(a)に示したスイッチ
では直線上又は曲線上に連続したタッチ位置検出センサ
ー28に指先をタッチさせることにより該タッチ位置検
出センサー28に応じた電気信号または電圧を発生する
タッチ位置入力部30を設け、該タッチ位置入力部30
を一定方向に付勢または押し付けるための部材にワンウ
ェイプッシュ機構70を使用してプッシュスイッチ部6
3のオンまたはオフを行うものとしてある。タッチ検知
に関わる導電路としてはケーブル31を用いても良い
し、プッシュ機構内部を通しても良い。(b)はタッチ
検知センサーを連続して2つ付設した場合、(c)はタ
ッチ検知センサーを連続して3つ付設した場合のスイッ
チ形態例である。
【0037】図30(a)に示したスイッチ機構では、
タッチ位置検出さんサー28と導電路のためのケーブル
31を設けた該タッチ位置入力部30および上方から操
作するプッシュスイッチ部63を上面に配した取付基板
39の夫々を情報処理装置筐体71に配設し、タッチ位
置入力部30と一体化した弾性を持つ樹脂部72を上部
筐体71より垂設された保持部73により筐体に係合
し、該タッチ位置入力部30を一定方向に付勢または押
し付け、弾性を持つ樹脂部72の弾発付勢力に抗してタ
ッチ位置入力部30に十分な圧力が加えられたときにプ
ッシュスイッチ部63を押下するものとしてある。図3
0(b)に示したスイッチ機構では、直線上又は曲線上
に連続したタッチ位置検出センサー28に指先をタッチ
させることにより該タッチ位置検出センサー28に応じ
た電気信号または電圧を発生するタッチ位置入力部30
を設け、該タッチ位置入力部30が押下するための固定
接点74と、上方から操作するプッシュスイッチ部63
と、タッチ位置入力部30を保持するために垂設した軸
受け75と、を上面に配した取付基板39を有し、この
軸受けにより軸68でタッチ位置入力部30を左右に揺
動可能に保持させ、左右に切片状の突起部より成る作動
体76を設け一対にしてシーソー型に形成しておき夫々
作動体76Aによりスイッチ63Aが、76Bによりス
イッチ63Bが押下されるので2つのプッシュスイッチ
で二種類の入力が可能である。
【0038】図31(a)に示したスイッチでは、タッ
チ位置検出センサー28と導電路のためのケーブル31
を設けた該タッチ位置入力部30および上方から操作す
るプッシュスイッチ部63を上面に配した取付基板39
とを有し、該タッチ位置検知部30の両端側に垂設され
た支持部77が取付基板39上に設けたガイド用軸穴7
8に嵌挿されて昇降可能となるように案内支持され且つ
タッチ位置入力部30側を取付基板39上方の係止部3
9A側へ常時弾発付勢すべくタッチ位置入力部30と取
付基板39との間に弾性体として例えばコイル状のバネ
体62を介設させ、該バネ体62の弾発付勢力に抗して
タッチ位置検知部30に十分な圧力が加えられたときに
中央下部側に垂設された突起79によりプッシュスイッ
チ部63を押下するものとしてある。また、図31
(b)は、タッチ位置検知部をプッシュボタン形状に形
成し、タッチ位置検出センサー28の下部側の支持部7
7が取付基板39上に設けた筒状のガイド用軸穴78に
嵌挿されて昇降可能となるように案内支持され、タッチ
位置入力部30と取付基板39との間にコイル状のバネ
体62を介設させたものである。なお、スイッチ部80
のみを押下することによって単にスイッチのオンオフだ
けを行うこともできる。図31(c)のスイッチ部80
も同様である。さらに図32(a),(b)で示すよう
にゴム状の弾性体81を用いてプッシュスイッチ63B
と63Cと2つを押下する装置、(c),(d),
(e)で示すように、上下方向にバネ体62で付勢し、
左右方向に板バネ82A,82Bで付勢して、3つのプ
ッシュスイッチ63A,63B,63Cを押下出来るも
の、図33(a)のように円形の軌跡上にタッチ位置検
知センサー28を配し検知部全体を押下可能としたも
の、同様に円形で円の中心にスイッチ59を付設したも
の、図34のように弾性体によりセンサー部自体を保持
し接点もしくは可動接触子を接触させるもの、図35の
ように、円形の軌跡上に展開したタッチ検知部28をス
カート状のラバー体83を用いて可動接触子44を接点
S側に押下できるようにし複数接点のスイッチ部を持た
せたもの等がある。
【0039】(7)接触操作型入力装置を組み込んだ場
合のコンピュータ応用システムの回路構成例 本発明の入力処理手段を搭載した応用システムの回路構
成例を示せば、図36のようにタッチ位置検出センサー
部28に対して入力された指等のタッチ入力は電気信号
もしくは電圧などによりタッチ検知回路84により検知
され、演算制御回路85(CPU中央演算装置、DSP
デジタルシグナルプロセッサ,MPUマイクロプロセッ
サ、メモリ等を含むこともできる)により認識され、場
合によりカーソルを表示回路を通して表示させ、処理内
容によっては音声回路86を通してスピーカ部50から
音声を発生させ、発光体87により発光させることもで
きる。応用システムが演算制御回路85に同時に搭載さ
れていない場合は、さらに応用システムに情報出力を行
う。応用システムが演算制御回路に同時に搭載されてい
る場合は点線部の出力はない。
【0040】(8)本発明の携帯型情報端末の実施例 以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する
に、文字あるいはグラフィックの表示手段と、演算装置
と、メモリとを備える携帯型情報端末装置において、キ
ートップに接触検出センサーを付設し、物理的な移動ま
たは押下により、接点のオンまたはオフを行うスイッチ
手段を持つキーの複数で構成され、各々のキーにタッチ
することによって発生する接触イベントの検知と、スイ
ッチ手段による接点状態の検知と、を行うキーボードを
付設し、タッチパットを付設し、キートップにある接触
検出センサーの集合体とタッチパットとによって、キー
ボードとタッチパットに接触した指もしくは手のひらの
移動を検知する手段を持つ携帯型情報端末装置である。
携帯型情報端末としては、ハンドヘルドコンピュータ、
ラップトップコンピュータ、ノートブック型コンピュー
タという名称で呼ばれるパーソナルコンピュータや携帯
型ワークステーションなどが代表的なものであるが、本
願では携帯型パーソナルコンピュータの例を示す。図3
7は接触操作型キーボード90を組み込んだ本願の携帯
型情報端末の外観図である。携帯に当たっては液晶等の
パネルディスプレイ93付設部を手前側に折り畳み持ち
運ぶ、91はクリックボタンである。周辺記憶装置部9
4にはフロッピイディスクドライブやCD−ROMドラ
イブ等が組み込まれており、PCカードスロット92に
はPCMCIA仕様のCardBus規格等のインター
フェィス等が組み込まれる。その他組み込まれる要素技
術はあまりにも多岐にわたるので省略する。図38の
(a)は左右に分断されたタッチパット96A,96B
を手前側のパームレスト部(手のひらを置く部位)に付
設した本願の携帯情報端末である。(b)はパームレス
ト部にタッチパット96を付設した例である。この図3
8の場合ではタッチ位置検出部の面積がキーボードのみ
の場合よりも大きくとれるので検出精度を上げることも
できる。
【0041】図39は本願の実施の形態における携帯型
情報端末装置の回路構成の一例を示すブロック図であ
る。まず、中央演算プロセッサとしてCPU97があ
り、システムバス106上に接続されている。このシス
テムバスに、メモリ98、表示回路107と液晶パネル
89,音声回路86とスピーカ50,シリアル通信回路
99とモデム100、I/Oインターフェイス回路10
1とハードディスク102とフロッピイディスク10
3、パラレル通信回路104とプリンタ105、さらに
はキーボード制御部との接続のための通信回路54等を
接続する。キーボード部については、接触検出部55を
付設し接触・非接触検出センサーを交差させて配置し、
接触・非接触検知回路53により信号を取り込み、コン
トロール回路52から通信インターフェイス回路54を
経由して中央演算プロセッサを含むシステムバスへ向か
って接触イベントもしくは接触位置データ等を送出す
る。キーボード及び入力装置の圧力スイッチ部56はキ
ーボードエンコーダ回路57により交差する圧力スイッ
チの接点から入力を取り込みコントロール回路を経由し
て通信インターフェイス回路からデータを送出する。中
央演算プロセッサ側とは直接パラレル接続する事も可能
であるし、USB(ユニバーサル シリアル バス)等
の形式で接続しても良い。タッチパットを搭載した場
合、点線部に括られたタッチパット部110が付設され
その中にはタッチパットコントロール回路109とタッ
チパット108が設けられる。このタッチパットをキー
ボード上の接触検知部と組み合わせて検出制御に用いて
も良い。発光および音声を発生させる場合は、例えば接
触イベントなどと同期してコントロール回路よりLED
51やスピーカ50からこれを発生させる。発光・発音
についてはシステムバス側で出してもよい。中央演算プ
ロセッサや主メモリを含む回路ブロックは近年では開発
が進みバス構造についても更に複雑化が進んでいる。ま
た、他の周辺回路やインターフェイス規格などの要素技
術についても改良が進んでいる。しかし、本願ではこれ
らを新規に提案することも、特別に組み合わせること
も、主ではないのでこれ以上の要素技術説明は行わな
い。
【0042】(9)本発明のPDAの実施例 PDA(パーソナルデジタルアシスト)とは一般的には
キーボードが無く液晶ディスプレイと、該ディスプレイ
上の透明タッチパネルと、プッシュキーと、を筐体に持
ち、内部には中央演算プロセッサと、メモリと、外部機
器と通信するためのインターフェイス回路と、カードバ
ス等のインターフェイススロット等を持つ携帯情報端末
である。搭載ソフトウェアには、PIM(パーソナルイ
ンフォメーションマネージャー)として個人情報管理、
例えばスケジュール管理や住所録管理を行うもの等が搭
載され、デスクトップパーソナルコンピュータとの通信
ソフトウェアやインターネット接続機能を持つものがあ
る。本願では、この入力部として透明タッチパネルへの
指による接触により表示画面が汚れたり、ペンタッチの
ために両腕が塞がれたりすることをさけるために接触入
力装置部を組み込んで構成している。たとえば、図40
(a)の如く装置前面にプッシュスイッチ付き接触操作
型入力装置112をくみこんだり、(b)の如く円形の
接触検知部60を付設したり、側面に図41(a)の如
く側面にプッシュスイッチ付き接触操作型入力装置を付
設して片手で操作が可能な構成としたり、(b)の如く
通信手段を組み込んで尚かつ前面にタッチ検知部58と
確定スイッチ59を設けたりしている。図42は本願の
実施の形態におけるPDAと、ICカード型情報端末
と、PCカード型情報端末と、ICカードの基本回路構
成の一例を示すブロック図である。これらの情報端末で
は共通して中央演算プロセッサ97を持ちメモリとして
RAM117とROM118を持つ、プログラムワーク
エリアとしてランダムアクセスメモリは最低限必要であ
ると考えられるが、ROMについては再書き込みの可能
なタイプなど複数の方式のものが使用可能である。更に
これに加えて表示部89と表示回路、又、プッシュキー
やテンキーのための制御回路119と入力キー114、
本願の特徴である接触操作機構を構成するタッチ検知回
路84と軌跡上に展開されるタッチセンサー部58と確
定スイッチ59である。特にPDAではパーソナルコン
ピュータとの通信のためにパラレルもしくはシリアルI
/Oポートを設ける。PCカードの場合はパソコンのカ
ードソケットに挿入接続する為にカードバスインターフ
ェイス回路116とコネクタを設ける。クレジットカー
ド型のICカードではこの通信用のコネクタのためのイ
ンターフェイス回路は付設しなくてもよい。
【0043】(10)本発明のICカード型情報端末及
びPCカード型情報端末の実施例 図43(b)のようにICカード型情報端末は通常クレ
ジットカードと同様なサイズでCPUとメモリを持ち上
記基本回路で構成されている。ここでは、このICカー
ド型情報端末としてパーソナルコンピュータ等のPCカ
ードスロットに挿入できるものを示す。(a)では日本
アイ・ビー・エム株式会社の商品でチップカードVWー
200の如く二つ折りにして持ち運び、該操作時に広げ
パソコンのスロットに挿入できるもので、該操作部に直
線状の軌跡に接触検知センサーを付設した例である。
(b)はPDA機能を持つPCカードの入力操作部に直
線状の軌跡に接触検知センサーを付設した例である。
(c)は携帯電話もしくはポケットベル機能をもったP
Cカードソケットを持つ情報端末で側面に直線状の軌跡
に接触検知センサーを付設した例である。
【0044】(11)本発明のICカードの実施例 ICカードは半導体のダイチップをそのまま薄膜状の基
板にワイヤーボンディングあるいは半田付けまたは接着
し、更にこの基板を樹脂で封入したり、フイルム状のシ
ートで挟み込んだり、硬質の金属板とフイルム状のシー
トで挟み込んだり、して構成する。図44はクレジット
カード型のICカードで該操作面に(a)ではタッチ検
出密度を不均一にした直線状の軌跡にタッチ検知センサ
ーと太陽電池を付設した例である。(b)は複数の直線
状の軌跡にタッチ検知センサーを付設した例である。
(c)は太陽電池と円形の軌跡にタッチ検知センサーを
付設した例である。(d)は横方向に直線状の軌跡にタ
ッチ検知センサーを付設したICカードを操作している
操作図である。特にICカード上の軌跡の上に疎密を持
たせてタッチ操作を行わせるものについては入力時、指
先のタッチ位置によって入力イベント数が異なるので指
先による繊細な入力操作を可能としている。このときタ
ッチ距離とタッチイベント数は比例していない。
【0045】(12)接触操作型入力装置を組み込んだ
本発明の携帯型情報端末の実施例 図45はタッチパットに隣接もしくは一体成形した線上
に配置したタッチ位置検知センサーの斜視図であり、こ
のようにタッチパットに隣接配置することにより、組立
時にコストダウンが計れる。図46(a)はタッチパッ
トと入力装置を一体成形してパソコン筐体部によりタッ
チパットと入力装置とを区切ったもの、点線部は一体成
形した同一素材を用いたタッチパットである。(b)は
タッチパット上に軌跡状の入力装置を着色表示したも
の、(c)は線を描いて上下左右に軌跡状の入力装置部
を区別可能としたもの、(d)は入力装置部を下部に配
置したもの、(e)は上部に配置したもの、(f)は周
囲に配置したものである。また、着色表示や線を印刷し
たものについては入力装置を用いない場合はタッチパッ
トとして用いることが出来る。幾つかの例示的な例につ
いて本発明を説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱す
ることなく修正を行えることを、当業者なら理解するで
あろう。上記の実施例は、例として示したものにすぎ
ず、特許請求の範囲を制限するものとして解釈すべきで
はない。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、キーボードを付設する
構造の情報端末において、キートップに付設したタッチ
検知部をもちいることにより、キーボードから手を離さ
ずにポインティング操作が可能となり、情報処理端末の
操作性が向上する。また、PDA(パーソナルデジタル
アシスト)、PCカード型情報端末、ICカード型情報
端末、クレジットカードサイズのICカード等の携帯情
報端末において指のタッチによって連続して複数のイベ
ント入力を行う操作が可能となる。特に、回転操作型入
力装置を用いることが不可能なICカード等の薄型の情
報処理装置において複数項目の選択や入力に対する操作
性が向上する。さらに、タッチパットと一体成形した1
次元上の変移値入力装置を組み込むことにより操作性と
メンテナンス性とコストパフォーマンスに優れた携帯情
報端末を実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における静電誘導式検知方
式の回路構成図である。
【図2】本発明の実施の形態における光学式検知方式の
回路構成図である。
【図3】本発明の実施の形態における光学式検知手段を
示す発光素子と受光素子との配置図であり,(a)は断
面図、(b)は平面図である。
【図4】本発明の実施の形態における光学式検知手段を
示す発光素子と受光素子との他の配置図である。
【図5】本発明の実施の形態における直流抵抗検知方式
の回路構成図である。
【図6】本発明の実施の形態における抵抗膜式検知手段
を示した概念構成図であり、(a)は抵抗膜の配置図、
(b)は電圧分布を説明する説明図である。
【図7】同じく抵抗膜式検知手段を示した回路図であ
る。
【図8】本発明の実施の形態における可動電極式検知手
段を示すものであり、(a)は断面図、(b)は回路構
成図である。
【図9】本発明の実施の形態における可動接触子方式検
知手段を示す回路構成図である。
【図10】本発明の実施の形態における可動接触子方式
検知手段を示すものであり、(a)は説明図、(b)は
ICカードに付設した状態を示す斜視図である。
【図11】本発明の実施の形態において付設するキート
ップにタッチ検知部の設けられたキースイッチの斜視図
である。(a)キートップのセンサーの付いたもの、
(b)複数のセンサーの付いたもの、(c)、(d)タ
ッチセンサー手段の付いたものである。
【図12】本発明の実施の形態において付設するキート
ップにタッチ検知部の設けられたキースイッチの一例の
断面図である。
【図13】本発明の実施の形態において付設するキート
ップにタッチ検知部の設けられたキースイッチの他の例
の断面図である。
【図14】本発明の実施の形態において構成するキーボ
ードあるいは入力装置の断面図で、(a)はキートップ
に複数の接触検出センサーを設けたキー複数によって構
成したものの断面図、(b)はキートップに1つの接触
検出センサーを設けたキー複数によって構成したものの
断面図、(c)はキートップに分割したタッチパットを
配設したキー複数によって構成したものの断面図、
(d)キーボードの下部に非接触検出センサーを配設し
たものの断面図である。
【図15】本発明の実施の形態におけるキーボードの一
例を示す平面図であり、(a)は全面にキートップに接
触検出センサーを設けたキーを配設したもの、(b)は
手のひらの置かれる中心部から放射状の軌跡にセンサー
を配設したものである。
【図16】本発明の実施の形態におけるキーボードの他
の例を示す平面図であり、(a)は直線上の軌跡に接触
検出センサーを配設したもの、(b)は手のひらが主に
接触する部位に左右に分けて配設したものである。
【図17】本発明の実施の形態におけるキーボードの他
の例を示す平面図であり、(a)はクリックボタンを親
指の位置に複数配設したもの、(b)はクリックボタン
を親指の位置に複数斜めに配設したものの例である。
【図18】本発明の実施の形態におけるキーボードの操
作図である。(a)は矢印カーソルの時計回りに回転し
ている状態の表示画面であり、(b)は左手をホームポ
ジションに置いたまま右手のひらを回転して倣って移動
している操作図である。
【図19】本発明の実施の形態におけるキーボードの操
作図である。(a)はワードプロセッサ等のスクリーン
エディット時手のひらの移動操作で画面表示内容がスク
ロールしている状態の図であり、(b)と(c)は左手
をホームポジションに置いたまま上から下へ右手のひら
を倣って移動している操作図である。
【図20】本発明の実施の形態において、キートップに
タッチ検知部の設けられたキースイッチを付設した情報
端末の概略図である。(a)は直線上に並べたものの正
面図、(b)は交差する軌跡上に並べたものの正面図、
(c)は直線上に二列に並べたものの正面図、(d)は
三列に並べたものの正面図である。
【図21】本発明の実施の形態において、キートップに
タッチ検知部の設けられたキースイッチにより構成され
た情報端末の操作図である。(a)は正面図、(b)、
(c)上方から下方に向かって指を倣っている操作を示
し、イベント入力に従ってLEDが点滅している状態の
操作図、(d)は圧力スイッチ部の押下操作を表す。
【図22】本発明の実施の形態におけるキーボード及び
入力装置の回路構成を示すブロック図である。
【図23】本発明の実施の形態におけるタッチ検知セン
サーの配置図で、(a)は直線状に配置し平行してスイ
ッチ手段を設けたもの、(b)は円弧曲線状に配置し隣
接してスイッチ手段を設けたもの、(c)は直線状に垂
直に配置したもの、(d)は検知密度の異なるものを複
数平行して配置した図である。
【図24】本発明の実施の形態において付設するタッチ
検知センサーの疎密を持った配置の概念図である。実際
にはアナログ式に近い場合はイベント発生の点ではなく
不均一な長さである。
【図25】本発明の実施の形態において付設する可動接
触子方式の疎密を持ったタッチ検知スイッチの(a)は
断面図、(b)は斜視図である。
【図26】本発明の実施の形態におけるタッチ検知セン
サーの配置図で、(a)、(b)、(c)は平面図、
(d),(e)、(f)斜視図である。
【図27】本発明の実施の形態において付設する横スラ
イド式プッシュスイッチ付きの接触操作型電子部品の一
例を示す図である。
【図28】同じくプッシュスイッチ付きの接触操作型電
子部品の更に他の例の斜視図(b)である。
【図29】同じくプッシュスイッチ付きの接触操作型電
子部品の更に他の例の斜視図である。
【図30】本発明の実施の形態において付設するプッシ
ュスイッチ付きの接触操作型機構の一例を示す(a)断
面図、(b)2スイッチ式の断面図である。
【図31】同じくプッシュスイッチ付きの接触操作型電
子部品の他構造の断面図であり、(a)は平面型電子部
品、(b)および(c)はボタン型電子部品を示す。
【図32】同じくプッシュスイッチ付きの接触操作型電
子部品の他の例の図である。(a)、(b)は二点式、
(c),(d),(e)は三点式である。
【図33】本発明の実施の形態において付設するプッシ
ュスイッチ付きの接触操作型電子部品の円形の軌跡を持
つ型の平面図と概略図であり、(a)はセンサーとスイ
ッチ一体型、(b)はセンサーとスイッチ分離型であ
る。
【図34】本発明の実施の形態において付設するスイッ
チ手段を示すもので、(a)は断面図、(b)は平面図
である。
【図35】同じくプッシュスイッチ付きの接触操作型電
子部品の他の例の図で、円の軌跡の配置した接触検知部
を持ちスイッチ部複数を持つもので概略図である。
【図36】本発明の実施の形態におけるタッチ検知入力
装置の回路構成を示すブロック図である。
【図37】本発明の実施の形態における接触操作型キー
ボードを組み込んだ携帯型情報端末の外観を表す斜視図
である。
【図38】本発明の実施の形態における接触操作型キー
ボードとタッチパットを組み込んだ携帯型情報端末の外
観を表す斜視図で(a)はタッチパット2つを組み込ん
だもの(b)はタッチパット1つを組み込んだものであ
る。
【図39】本発明の実施の形態における携帯型情報端末
装置の回路構成を示すブロック図である。
【図40】本発明の実施の形態におけるPDAの斜視図
(a)とICカード型情報端末(b)の斜視図である。
【図41】本発明の実施の形態における携帯型情報端末
装置の斜視図である。
【図42】本発明の実施の形態におけるPDAと、IC
カード型情報端末と、PCカード型情報端末と、ICカ
ードの基本回路構成を示すブロック図である。
【図43】本発明の実施の形態におけるPCカード型情
報端末の斜視図である。
【図44】本発明の実施の形態におけるクレジットカー
ド型のICカードの(a),(b),(c)は正面図、
(d)は操作図である。
【図45】本発明の実施の形態におけるタッチパット付
設部に隣接した直線状軌跡に配置されたタッチ位置検知
センサーの搭載された携帯型情報端末装置の斜視図であ
る。
【図46】本発明の実施の形態における携帯型情報端末
装置のタッチパット付設部に隣接もしくは一体化したタ
ッチ位置検知センサーの平面図である。
【符号の説明】 1…パルス発生回路 2…スキャンドライ
ブ回路 3…CR移相発振回路 4…周波数比較回路 5…コントロール回路 6…判定回路 7…発光素子 8…受光素子 9…デマルチプレクサ 10…マルチプレクサ 11…判定回路 12…コントロール
回路 13…AD変換器 14…金属接触接点
スイッチ 15…抵抗膜 16…電極 17…電圧測定器 18…コントロール
回路 19…カウンタ 20…デコーダ 21…スペーサ 22…可動電極 23…固定電極 24…突起 25…導電路パターン 26…導体 27…フィルム状可動部 28…接触検出セン
サー 29…タッチパット 30…接触検出セン
サー付設部 31…ケーブル 32…端子 33…端子 34…ワンウェイプ
ッシュ機構 35…キートップ保持部 36…キートップに接触検出センサーを持ったキー 37…接点 38…弾性接点脚 39…基板 40…バネ体 41…ガラス管 42…接点 43…磁石 44…可動接触子 45…弾性体 46…ケーブル用ソ
ケット 47…非接触センサー 48…クリックボタ
ン 49…表示部 50…スピーカ 51…発光素子LED 52…コントロール
回路 53…接触・非接触検知回路 54…通信インター
フェイス回路 55…接触検出部 56…圧力スイッチ
部 57…キーボードエンコーダ回路 58…タッチ検知部 59…スイッチ 60…円形の軌跡状
接触検出センサー 61…弾性接点脚 62…バネ体 63…プッシュスイッチ部 64…プッシュスイ
ッチ部押下用突起 65…揺動部材保持部 66…突起 67…揺動部材 68…支持部 69…切片状の突起の作動体 70…ワンウェイプ
ッシュ機構 71…上部筐体 72…弾性を持つ樹
脂部 73…垂設された保持部 74…固定接点 75…軸受け 76…作動体 77…支持部 78…ガイド用軸穴 79…突起 80…スイッチ部 81…ゴム状の弾性体 82…板バネ 83…スカート状のラバー体 84…タッチ検知回
路 85…演算制御回路 86…音声回路 87…発光体 88…演算制御回路 89…表示部 90…接触操作型キ
ーボード 91…クリックボタン 92…PCカードス
ロット 93…パネルディスプレイ 94…周辺記憶装置
部 95…携帯型情報端末パームレスト部 96…タッチパット 97…中央演算プロ
セッサ 98…メモリ 99…シリアル通信
回路 100…モデム 101…I/Oイン
ターフェイス回路 102…ハードディスク 103…フロッピイ
ディスク 104…パラレル通信回路 105…プリンタ 106…システムバス 107…表示回路 108…タッチパット 109…タッチパッ
トコントロール回路 110…タッチパット部 111…アンテナ 112…プッシュスイッチ付き接触操作型入力装置 113…PCカードコネクタ 114…入力キー 115…パラレルI/Oポート 116…カードバス
インターフェイス回路 117…RAM 118…ROM 119…テンキーのための制御回路 120…太陽電池 121…1次元上変移検知センサー転用部

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】演算装置と、メモリとを備える情報端末装
    置において、キートップに接触検出センサーを付設し、
    物理的な移動または押下により、接点のオンまたはオフ
    を行うスイッチ手段を持つキーの複数で構成され、各々
    のキーにタッチすることによって発生する接触イベント
    の検知と、スイッチ手段による接点状態の検知と、を行
    うキーボードを付設し、キートップにある接触検出セン
    サーの集合体によって、キーボードに接触した指もしく
    は手のひらの移動を検知する手段を持つことを特徴とす
    る情報端末装置。
  2. 【請求項2】演算装置と、メモリとを備える携帯型情報
    端末装置において、キートップに接触検出センサーを付
    設し、物理的な移動または押下により、接点のオンまた
    はオフを行うスイッチ手段を持つキーの複数で構成さ
    れ、各々のキーにタッチすることによって発生する接触
    イベントの検知と、スイッチ手段による接点状態の検知
    と、を行うキーボードを付設し、キートップにある接触
    検出センサーの集合体によって、キーボードに接触した
    指もしくは手のひらの移動を検知する手段を持つことを
    特徴とする携帯型情報端末装置。
  3. 【請求項3】演算装置と、メモリとを備える情報端末装
    置において、キートップに接触検出センサーを付設し、
    物理的な移動または押下により、接点のオンまたはオフ
    を行うスイッチ手段を持つキーの複数で構成され、各々
    のキーにタッチすることによって発生する接触イベント
    の検知と、スイッチ手段による接点状態の検知と、を行
    うキーボードを付設し、タッチパットを付設し、キート
    ップにある接触検出センサーの集合体とタッチパットと
    によって、キーボードとタッチパットに接触した指もし
    くは手のひらの移動を検知する手段を持つことを特徴と
    する情報端末装置。
  4. 【請求項4】文字あるいはグラフィックの表示手段と、
    演算装置と、メモリとを備える情報端末装置において、
    キートップに接触検出センサーを付設し、物理的な移動
    または押下により、接点のオンまたはオフを行うスイッ
    チ手段を持つキーの複数で構成され、各々のキーにタッ
    チすることによって発生する接触イベントの検知と、ス
    イッチ手段による接点状態の検知と、を行うキーボード
    を付設し、キートップにある接触検出センサーの集合体
    によって、キーボードに接触した指もしくは手のひらの
    移動を検知する手段を持つことを特徴とする情報端末装
    置。
  5. 【請求項5】文字あるいはグラフィックの表示手段と、
    演算装置と、メモリとを備える携帯型情報端末装置にお
    いて、キートップに接触検出センサーを付設し、物理的
    な移動または押下により、接点のオンまたはオフを行う
    スイッチ手段を持つキーの複数で構成され、各々のキー
    にタッチすることによって発生する接触イベントの検知
    と、スイッチ手段による接点状態の検知と、を行うキー
    ボードを付設し、キートップにある接触検出センサーの
    集合体によって、キーボードに接触した指もしくは手の
    ひらの移動を検知する手段を持つことを特徴とする携帯
    型情報端末装置。
  6. 【請求項6】文字あるいはグラフィックの表示手段と、
    演算装置と、メモリとを備える情報端末装置において、
    キートップに接触検出センサーを付設し、物理的な移動
    または押下により、接点のオンまたはオフを行うスイッ
    チ手段を持つキーの複数で構成され、各々のキーにタッ
    チすることによって発生する接触イベントの検知と、ス
    イッチ手段による接点状態の検知と、を行うキーボード
    を付設し、タッチパットを付設し、キートップにある接
    触検出センサーの集合体とタッチパットとによって、キ
    ーボードとタッチパットに接触した指もしくは手のひら
    の移動を検知する手段を持つことを特徴とする情報端末
    装置。
  7. 【請求項7】文字あるいはグラフィックの表示手段と、
    演算装置と、メモリとを備える携帯型情報端末装置にお
    いて、キートップに接触検出センサーを付設し、物理的
    な移動または押下により、接点のオンまたはオフを行う
    スイッチ手段を持つキーの複数で構成され、各々のキー
    にタッチすることによって発生する接触イベントの検知
    と、スイッチ手段による接点状態の検知と、を行うキー
    ボードを付設し、タッチパットを付設し、キートップに
    ある接触検出センサーの集合体とタッチパットとによっ
    て、キーボードとタッチパットに接触した指もしくは手
    のひらの移動を検知する手段を持つことを特徴とする携
    帯型情報端末装置。
  8. 【請求項8】文字あるいはグラフィックの表示手段と、
    演算装置と、メモリとを備えるパーソナルコンピュータ
    において、上記キーボードを付設したことを特徴とする
    パーソナルコンピュータ。
  9. 【請求項9】文字あるいはグラフィックの表示手段と、
    演算装置と、メモリとを備える携帯型パーソナルコンピ
    ュータにおいて、上記キーボードを付設したことを特徴
    とする携帯型パーソナルコンピュータ。
  10. 【請求項10】文字あるいはグラフィックの表示手段
    と、演算装置と、メモリとを備えるワークステーション
    において、上記キーボードを付設したことを特徴とする
    ワークステーション。
  11. 【請求項11】文字あるいはグラフィックの表示手段
    と、演算装置と、メモリとを備えるワードプロセッサに
    おいて、上記キーボードを付設したことを特徴とするワ
    ードプロセッサ。
  12. 【請求項12】上記接触操作型キーボードの代わりに、
    キーボード付設基板もしくは、キートップとキーボード
    付設基板の間に非接触検知センサーを付設し、キーボー
    ド上の指もしくは手のひらの位置を検出する手段を付設
    したことを特徴とする請求項1乃至請求項11に記載の
    情報処理装置。
  13. 【請求項13】文字あるいはグラフィックの表示手段
    と、演算装置と、メモリとを備える携帯型情報端末装置
    において、直線または平面曲線もしくは空間曲線状の所
    定の軌跡上に連続してタッチ検出センサーを配したタッ
    チ検知手段を有す入力装置を付設し、軌跡上を倣って繰
    り返しタッチ入力される接触点から、接触イベント個数
    もしくは長さと、時間と、方向と、速さと、速度と、加
    速度との内、一部もしくは全部を検知計算する手段を持
    つことを特徴とする携帯型情報端末装置。
  14. 【請求項14】文字あるいはグラフィックの表示手段
    と、演算装置と、メモリとを備える携帯型情報端末装置
    において、物理的な移動または押下により接点のオンま
    たはオフを行うスイッチ手段と、直線または平面曲線も
    しくは空間曲線状の所定の軌跡上に連続してタッチ検出
    センサーを配したタッチ検知手段と、を一体化した入力
    装置を付設し、軌跡上を倣って繰り返しタッチ入力され
    る接触点から、接触イベント個数もしくは長さと、時間
    と、方向と、速さと、速度と、加速度との内、一部もし
    くは全部を検知計算する手段を持つことを特徴とする携
    帯型情報端末装置。
  15. 【請求項15】文字あるいはグラフィックの表示手段
    と、演算装置と、メモリとを備えるPDA(Perso
    nal Diigital Assist)において、
    直線または平面曲線もしくは空間曲線状の所定の軌跡上
    に連続してタッチ検出センサーを配したタッチ検知手段
    を有す入力装置を付設し、軌跡上を倣って繰り返しタッ
    チ入力される接触点から、接触イベント個数もしくは長
    さと、時間と、方向と、速さと、速度と、加速度との
    内、一部もしくは全部を検知計算する手段を持つことを
    特徴とするPDA(Personal Diigita
    l Assist)。
  16. 【請求項16】文字あるいはグラフィックの表示手段
    と、演算装置と、メモリとを備えるPDA(Perso
    nal Diigital Assist)において、
    物理的な移動または押下により接点のオンまたはオフを
    行うスイッチ手段と、直線または平面曲線もしくは空間
    曲線状の所定の軌跡上に連続してタッチ検出センサーを
    配したタッチ検知手段と、を一体化した入力装置を付設
    し、軌跡上を倣って繰り返しタッチ入力される接触点か
    ら、接触イベント個数もしくは長さと、時間と、方向
    と、速さと、速度と、加速度との内、一部もしくは全部
    を検知計算する手段を持つことを特徴とするPDA(P
    ersonal DiigitalAssist)。
  17. 【請求項17】文字あるいはグラフィックの表示手段
    と、演算装置と、メモリとを備えるICカード型情報端
    末において、直線または平面曲線もしくは空間曲線状の
    所定の軌跡上に連続してタッチ検出センサーを配したタ
    ッチ検知手段を有す入力装置を付設し、軌跡上を倣って
    繰り返しタッチ入力される接触点から、接触イベント個
    数もしくは長さと、時間と、方向と、速さと、速度と、
    加速度との内、一部もしくは全部を検知計算する手段を
    持つことを特徴とするICカード型情報端末。
  18. 【請求項18】文字あるいはグラフィックの表示手段
    と、演算装置と、メモリとを備えるICカード型情報端
    末において、物理的な移動または押下により接点のオン
    またはオフを行うスイッチ手段と、直線または平面曲線
    もしくは空間曲線状の所定の軌跡上に連続してタッチ検
    出センサーを配したタッチ検知手段と、を一体化した入
    力装置を付設し、軌跡上を倣って繰り返しタッチ入力さ
    れる接触点から、接触イベント個数もしくは長さと、時
    間と、方向と、速さと、速度と、加速度との内、一部も
    しくは全部を検知計算する手段を持つことを特徴とする
    ICカード型情報端末。
  19. 【請求項19】文字あるいはグラフィックの表示手段
    と、演算装置と、メモリとを備えるPCカード型情報端
    末において、直線または平面曲線もしくは空間曲線状の
    所定の軌跡上に連続してタッチ検出センサーを配したタ
    ッチ検知手段を有す入力装置を付設し、軌跡上を倣って
    繰り返しタッチ入力される接触点から、接触イベント個
    数もしくは長さと、時間と、方向と、速さと、速度と、
    加速度との内、一部もしくは全部を検知計算する手段を
    持ち、情報端末に接続する手段を持つことを特徴とする
    PCカード型情報端末。
  20. 【請求項20】以上のキーボードもしくは、以上の入力
    装置と検知計算する手段を持ち、尚かつ通信手段を持つ
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項19に記載の情報
    処理装置。
  21. 【請求項21】文字あるいはグラフィックの表示手段
    と、演算装置と、メモリと太陽電池とを備えるカード型
    情報端末において、直線または平面曲線もしくは空間曲
    線状の所定の軌跡上に連続してタッチ検出センサーを配
    したタッチ検知手段を有す入力装置を付設し、軌跡上を
    倣って繰り返しタッチ入力される接触点から、検知する
    情報として、接触イベント個数もしくは長さと、時間
    と、方向と、速さと、速度と、加速度との内、複数もし
    くは全部を検知計算する手段を持つことを特徴とするカ
    ード型情報端末。
  22. 【請求項22】演算装置と、メモリとを備えるICカー
    ドにおいて、直線または曲線状の所定の軌跡上に連続し
    てタッチ検出センサーを配したタッチ検知手段を有す入
    力装置を付設し、軌跡上を倣って繰り返しタッチ入力さ
    れる接触点から、接触及び感圧によってそのタッチ位置
    に応じた信号もしくは電圧を検知し、接触イベント個数
    もしくは長さと、時間と、方向と、速さと、速度と、加
    速度との内、複数もしくは全部を検知計算する手段を持
    つことを特徴とするICカード。
  23. 【請求項23】文字表示手段もしくは発光素子による発
    光手段と、演算装置と、メモリとを備えるICカードに
    おいて、直線または曲線状の所定の軌跡上に連続してタ
    ッチ検出センサーを配したタッチ検知手段を有す入力装
    置を付設し、軌跡上を倣って繰り返しタッチ入力される
    接触点から、接触及び感圧によってそのタッチ位置に応
    じた信号もしくは電圧を検知し、接触イベント個数もし
    くは長さと、時間と、方向と、速さと、速度と、加速度
    との内、複数もしくは全部を検知計算する手段を持つこ
    とを特徴とするICカード。
  24. 【請求項24】文字表示手段もしくは発光素子による発
    光手段と、演算装置と、メモリとを備えるICカードに
    おいて、直線または曲線状の所定の軌跡上にタッチ検出
    センサーを粗密を持って分布配置したタッチ検知手段を
    有す入力装置を付設し、軌跡上を倣って繰り返しタッチ
    入力される接触点から、接触及び感圧によってそのタッ
    チ位置に応じた信号もしくは電圧を検知し、接触イベン
    ト個数もしくは長さと、時間と、方向と、速さと、速度
    と、加速度との内、複数もしくは全部を検知計算する手
    段を持つことを特徴とするICカード。
  25. 【請求項25】上記表示手段には、複数の項目と、それ
    らのうち現在どの項目が選択されているかを明示するカ
    ーソルとを表示する表示手段を持ち、上記入力装置によ
    り繰り返し接触検出し、検知計算したイベント情報とカ
    ーソルを同期させて移動する手段を持つことを特徴とす
    る請求項22乃至請求項24に記載のICカード。
  26. 【請求項26】文字あるいはグラフィックの表示手段
    と、演算装置と、メモリと、キーボードと、該パームレ
    スト部にタッチパットと、を備える携帯型情報端末装置
    において、直線または曲線状の所定の線分軌跡上にタッ
    チ検出センサーを配置した入力装置をタッチパットの周
    囲部に配設し、該入力装置にタッチする指の位置を検知
    する手段を持つことを特徴とする携帯型情報端末装置。
  27. 【請求項27】文字あるいはグラフィックの表示手段
    と、演算装置と、メモリと、キーボードと、を備える携
    帯型情報端末装置において、直線または曲線状の所定の
    線分軌跡上にタッチ検出センサーを配置した入力装置と
    タッチパットと一体化してパームレスト部に配設し、該
    入力装置にタッチする指の位置を検知する手段を持つこ
    とを特徴とする携帯型情報端末装置。
  28. 【請求項28】文字あるいはグラフィックの表示手段
    と、演算装置と、メモリと、キーボードと、を備える携
    帯型情報端末装置において、タッチパットの周辺部を、
    直線または曲線状の所定の線分軌跡上にタッチ検出セン
    サーを配置した入力装置とし、タッチパットと一体化し
    てパームレスト部に配設し、該入力装置にタッチする指
    の位置を検知する手段を持つことを特徴とする携帯型情
    報端末装置。
  29. 【請求項29】文字あるいはグラフィックの表示手段
    と、演算装置と、メモリと、キーボードと、を備える携
    帯型情報端末装置において、パームレスト部にタッチパ
    ットを付設し、該タッチパットの一部を接触不能な状態
    とし、タッチパットの一部を2次元平面上のポインティ
    ングデバイスとする手段と、一部を直線または曲線状の
    所定の線分軌跡上にタッチ検出センサーを配置した入力
    装置とする手段とを持つことを特徴とする携帯型情報端
    末装置。
  30. 【請求項30】文字あるいはグラフィックの表示手段
    と、演算装置と、メモリと、キーボードと、を備える携
    帯型情報端末装置において、パームレスト部にタッチパ
    ットを付設し、該タッチパットの接触面より目視可能に
    して、直線または曲線状の所定の線分軌跡上にタッチ検
    出センサーを配置した入力装置を着色表示もしくは描き
    分け、この入力装置として認識できる部位を所定の軌跡
    線分上のタッチ位置検知手段として用いることを特徴と
    する携帯型情報端末装置。
  31. 【請求項31】上記携帯型情報端末装置において、上記
    入力装置及びタッチパットの周囲部に上記入力装置用の
    クリックスイッチを設けたことを特徴とする請求項26
    乃至請求項30に記載の携帯型情報端末装置。
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