JPH11192263A - 移送用ベッドにおける側柵水平保持機構 - Google Patents
移送用ベッドにおける側柵水平保持機構Info
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- JPH11192263A JPH11192263A JP9367688A JP36768897A JPH11192263A JP H11192263 A JPH11192263 A JP H11192263A JP 9367688 A JP9367688 A JP 9367688A JP 36768897 A JP36768897 A JP 36768897A JP H11192263 A JPH11192263 A JP H11192263A
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- fence support
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Abstract
けるように、ボトム下に格納状態にある側柵を、ボトム
側面に水平状態に保持できるようにする。 【解決手段】 ボトム2下方からボトム2幅方向に引き
出す一方、前記ボトム2下方に格納可能に設けた側柵支
持腕11を設ける。側柵支持腕11は、角棒形状のもの
で、受け枠15にねじ止めされた、側柵支持腕11末端
近傍に、コ型形状のストッパ17を回動可能に取り付
け、このストッパ17はねじりばね18の付勢力によっ
て、側柵支持腕11をボトム2下方から引き出した際
に、受け枠15の下ガイド15aを抱え込む状態で拘束
することで、側柵支持腕11を前記下ガイド15aに拘
束するようにする。
Description
(ストレッチャー)上の患者が、点滴等の処置を受ける
ために上肢を側柵に乗せておけるように、側柵をボトム
側面にボトムに並んで水平状態に保持できるようにし
た、移送用ベッドにおける側柵水平保持機構に関するも
のである。
送用として活用されている。ストレッチャーは、実質的
には、ちょうど人間一人の身体幅ぐらいのボトムを、キ
ャスタ付きの脚枠上に装着した構成としている。また、
前記ストレッチャーのボトム側面には、ボトム上の患者
側面を支えるための側柵が立設格納可能に設けられてい
る。この他、前記ストレッチャーには、あらゆる傷病状
況の患者を運搬できるように、また患者搬送時における
様々な緊急事態に対処できるように、付属手段が装備さ
れている(例えば、脚枠に酸素ボンベホルダ、点滴用薬
液瓶を吊り下げるための吊り下げ金具)。
ようなストレッチャー上で点滴をおこなうには、ボトム
の幅が患者の身体の幅とほぼ同じであるので、患者の上
肢に点滴針を刺し入れるためにボトム側方に上肢を拡げ
ようとすると、上肢を支えるものがないので、上肢はボ
トム下方に垂れてしまい、前記点滴針の刺し入れ処置は
困難となる。本発明はこのような不都合を克服するため
に提案されたもので、ストレッチャー上の患者が、点滴
等の処置を受けるために上肢を乗せておけるように、ボ
トム下に格納状態にある側柵を、ボトム側面にボトムに
並んで水平状態に保持できるようにした、移送用ベッド
における側柵水平保持機構を提供することを目的とす
る。
ために、本発明は、使用時にボトム下方から持ち上げて
ボトム側面に立設保持するようにした格納型側柵を有す
る移送用ベッドにおいて、ボトム下からボトム幅方向に
引き出す一方、ボトム下に格納可能に側柵支持腕を設
け、この側柵支持腕をボトム幅方向外側に引き出した際
に、自動的に側柵支持腕を拘束する拘束手段を備え、こ
の側柵支持腕により、前記格納型側柵を略水平状態に保
持するようにした。前述の構成において、側柵支持腕
は、ボトムフレームを構成する中床に固定された固定金
具を介して回動可能に装着し、この固定金具は、側柵支
持腕末端側を受け入れると共に、回動可能に軸止めする
ための受け枠を有し、この受け枠は、側柵支持腕を引き
出した際に、ボトム幅方向に対して、所定の仰角を持た
せるように設定した下ガイドと上ガイドとを有し、前記
下ガイドを、上ガイドに比較して長い寸法とし、前記側
柵支持腕を、ボトム下方から引き出した際、格納型側柵
に当接するように、側柵支持腕の格納型側柵に対向する
面にクッション材を添設し、側柵支持腕末端近傍に、側
柵支持腕をボトム下方から引き出した際に、前記受け枠
の下ガイドを抱え込む状態で拘束するように付勢された
コ型形状のストッパを設けるようにした。
ドにおける側柵水平保持機構について、一つの実施の形
態を示し、添付の図面に基づいて以下説明する。図1
に、本発明にかかる側柵水平保持機構を備えた移送用ベ
ッド1を示す。この移送用ベッド1は、キャスタを備え
た脚枠(後述)上に、ボトム2を支持する構成とし、使
用時にボトム2下方から持ち上げてボトム2側面に立設
保持するようにした格納型側柵3を備えている。この格
納型側柵3は、ボトム2下方に格納した状態と、ボトム
2側面に立設状態で固定可能に構成されている。また、
前記ボトム2の頭側に対応する箇所側面近傍には、点滴
用薬液瓶4(他、輸液バッグなど)を吊り下げるための
吊り下げ金具5が装着されている。
て、ボトム2を支持するボトムフレーム(図示省略)に
は、前述の格納型側柵3をボトム2幅方向に、略水平状
態で保持するための側柵水平保持機構10が設けられて
いる。この側柵水平保持機構10は、ボトム2下方から
ボトム2幅方向に引き出す一方、前記ボトム2下方に格
納可能に設けた側柵支持腕11を有している。この側柵
支持腕11には、図2に示すように、ボトムフレームを
構成する中空状中床12に、ねじ13によって固定され
た断面コ型形状の固定金具14を介して回動可能に装着
されている。すなわち、前記側柵支持腕11は、前記固
定金具14に一体的に接合した受け枠15に、回動可能
に取り付けられている。
受け入れると共に、ねじ止めするための下ガイド15a
と上ガイド15bを有している。これら下ガイド15a
および上ガイド15bは、側柵支持腕11の突出角度を
決定づけるものであり、ボトム2幅方向に対して、所定
の仰角を持たせるように設定されている。またこれら下
ガイド15aと上ガイド15bとは、側柵支持腕11を
引き出した際に実質的に側柵支持腕11を支えるもので
あり、下ガイド15aを上ガイド15bに比較して長い
寸法に設定している。
で、ボトム2下方から引き出した際、格納型側柵3に当
接するように、格納型側柵3に対向する面にクッション
材16が添設されている。そして、受け枠15にねじ止
めされた、側柵支持腕11末端近傍には、コ型形状のス
トッパ17が回動可能に取り付けられている。このスト
ッパ17はねじりばね18の付勢力によって、側柵支持
腕11をボトム2下方から引き出した際に、受け枠15
の下ガイド15aを抱え込む状態で拘束することで、側
柵支持腕11を前記下ガイド15aに拘束するように構
成している。
おける側柵水平保持機構10において、格納型側柵3を
水平状態で保持するには、先ず、格納型側柵3をボトム
2下方から持ち上げたままに保持するか、ボトム2側面
に立設状態で固定し、次いで、側柵支持腕11をボトム
2下方から引き出す。側柵支持腕11は、受け枠15に
おける下ガイド15aと上ガイド15bをガイドとし
て、ボトム側方にボトム幅方向に対して若干の仰角を持
って引き出される。すると、側柵支持腕11末端近傍の
ストッパ17が、ねじりばね18の付勢力によって、受
け枠15の下ガイド15aを抱え込む状態で下ガイド1
5aに当接するので、側柵支持腕11は前記下ガイド1
5aに拘束された状態となる。
向に展開するように倒してくると、格納型側柵3の下面
が、側柵支持腕11に添設されたクッション材16に当
接し、格納型側柵3は、水平状態に保持される。これに
よって患者の上肢を前記格納型側柵3上に乗せて支える
ことができ、点滴などの処置を行ったり、処置時の備品
等を乗せることができ、その他、怪我した上肢を乗せた
状態で消毒、薬品を塗るなど様々な治療を施すのが容易
となる。そして、上記処置後は、ストッパ17をねじり
ばね18の付勢力に抗して持ち上げて、受け枠15の下
ガイド15aから離脱させて拘束状態を解除し、側柵支
持腕11を格納方向へ回転させる。側柵支持腕11が格
納位置にもたらされると、ストッパ17はねじりばね1
8の付勢力により、受け枠15の下ガイド15aの側辺
に押しつけられので、前記側柵支持腕11は、格納状態
においても安定した状態で保持され、側柵支持腕11が
不用意に飛び出すことはない。
者の上肢を前記側柵上に乗せることができ、点滴等の処
置を容易に行うことができる。 (2)入浴等で患者の着替えをストレッチャー上で行う
ときの衣類等の置き場として、また処置時の備品等の置
き場として使用することができる。
送用ベッドの一つの実施の形態を示す、外観斜視説明図
である。
支える側柵水平保持機構の、側面説明図である。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 使用時にボトム下方から持ち上げてボ
トム側面に立設保持するようにした格納型側柵を有する
移送用ベッドにおいて、ボトム下からボトム幅方向に引
き出す一方、ボトム下に格納可能に側柵支持腕を設け、
この側柵支持腕をボトム幅方向外側に引き出した際に、
自動的に側柵支持腕を拘束する拘束手段を備え、この側
柵支持腕により、前記格納型側柵を略水平状態に保持す
るようにしたことを特徴とする移送用ベッドにおける側
柵水平保持機構。 - 【請求項2】 前記側柵支持腕は、ボトムフレームを
構成する中床に固定された固定金具を介して回動可能に
装着し、この固定金具は、側柵支持腕末端側を受け入れ
ると共に、回動可能に軸止めするための受け枠を有し、
この受け枠は、側柵支持腕を引き出した際に、ボトム幅
方向に対して、所定の仰角を持たせるように設定した下
ガイドと上ガイドとを有し、前記下ガイドを、上ガイド
に比較して長い寸法とし、前記側柵支持腕を、ボトム下
方から引き出した際、格納型側柵に当接するように、側
柵支持腕の格納型側柵に対向する面にクッション材を添
設し、側柵支持腕末端近傍に、側柵支持腕をボトム下方
から引き出した際に、前記受け枠の下ガイドを抱え込む
状態で拘束するように付勢されたコ型形状のストッパを
設けたことを特徴とする請求項1記載の移送用ベッドに
おける側柵水平保持機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36768897A JP3144543B2 (ja) | 1997-12-30 | 1997-12-30 | 移送用ベッドにおける側柵水平保持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36768897A JP3144543B2 (ja) | 1997-12-30 | 1997-12-30 | 移送用ベッドにおける側柵水平保持機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11192263A true JPH11192263A (ja) | 1999-07-21 |
JP3144543B2 JP3144543B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=18489949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36768897A Expired - Fee Related JP3144543B2 (ja) | 1997-12-30 | 1997-12-30 | 移送用ベッドにおける側柵水平保持機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3144543B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016120118A (ja) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | オージー技研株式会社 | 搬送機器 |
JP2016135245A (ja) * | 2015-01-19 | 2016-07-28 | アトムメディカル株式会社 | 医療台 |
JP2019058254A (ja) * | 2017-09-25 | 2019-04-18 | パラマウントベッド株式会社 | オプション受けおよび身体支持システム |
-
1997
- 1997-12-30 JP JP36768897A patent/JP3144543B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016120118A (ja) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | オージー技研株式会社 | 搬送機器 |
JP2016135245A (ja) * | 2015-01-19 | 2016-07-28 | アトムメディカル株式会社 | 医療台 |
JP2019058254A (ja) * | 2017-09-25 | 2019-04-18 | パラマウントベッド株式会社 | オプション受けおよび身体支持システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3144543B2 (ja) | 2001-03-12 |
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