JPH1119195A - 室内の抗菌・防臭・帯電防止・防ダニ加工方法 - Google Patents
室内の抗菌・防臭・帯電防止・防ダニ加工方法Info
- Publication number
- JPH1119195A JPH1119195A JP9180105A JP18010597A JPH1119195A JP H1119195 A JPH1119195 A JP H1119195A JP 9180105 A JP9180105 A JP 9180105A JP 18010597 A JP18010597 A JP 18010597A JP H1119195 A JPH1119195 A JP H1119195A
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- JP
- Japan
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- deodorant
- agent
- antistatic
- antimicrobial
- room
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- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 室内の抗菌・防臭・帯電防止・防ダニ加工の
効果が長期間持続する室内の抗菌・防臭・帯電防止・防
ダニ加工方法の提供。 【解決手段】 抗菌剤、防臭剤、帯電防止剤及び防ダニ
加工剤を含む薬剤を室内に均一に噴霧した後、噴霧箇所
をヒーターで乾燥させて薬剤を定着させる室内の抗菌・
防臭・帯電防止・防ダニ加工方法。
効果が長期間持続する室内の抗菌・防臭・帯電防止・防
ダニ加工方法の提供。 【解決手段】 抗菌剤、防臭剤、帯電防止剤及び防ダニ
加工剤を含む薬剤を室内に均一に噴霧した後、噴霧箇所
をヒーターで乾燥させて薬剤を定着させる室内の抗菌・
防臭・帯電防止・防ダニ加工方法。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、電車、船
舶等の室内の繊維部分の抗菌・防臭・帯電防止・防ダニ
加工方法に関する。
舶等の室内の繊維部分の抗菌・防臭・帯電防止・防ダニ
加工方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車、電車、船舶等の室内では、塵が
たまりやすく、また、飲食の機会が多く、ソファ、イ
ス、ベット、カーペット、絨毯等の繊維部分に落ちた飲
食物により汚れ、この汚れがカビ、雑菌、ダニの栄養源
となり、これらが繁殖する温床となっている。
たまりやすく、また、飲食の機会が多く、ソファ、イ
ス、ベット、カーペット、絨毯等の繊維部分に落ちた飲
食物により汚れ、この汚れがカビ、雑菌、ダニの栄養源
となり、これらが繁殖する温床となっている。
【０００３】通常、室内は、これらの汚れを落とすため
に、掃除機をかけたり、拭いたりして清掃し、殺菌・殺
虫剤を噴霧したりして消毒している。
に、掃除機をかけたり、拭いたりして清掃し、殺菌・殺
虫剤を噴霧したりして消毒している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】室内を掃除機をかけた
り拭いたりして清掃しても、シートやカーペット等の繊
維部分や隙間から確実に雑菌やダニを除去することは不
可能である。また、殺菌・殺虫剤を噴霧して消毒した場
合、瞬間的には殺菌できるが、殺菌効果が持続せず、す
ぐにダニが繁殖し、さらに、殺虫剤の噴霧によりダニ等
の死骸が残り、それがアレルギーの原因となる。したが
って、清掃や消毒は、一時しのぎにすぎないという問題
がある。
り拭いたりして清掃しても、シートやカーペット等の繊
維部分や隙間から確実に雑菌やダニを除去することは不
可能である。また、殺菌・殺虫剤を噴霧して消毒した場
合、瞬間的には殺菌できるが、殺菌効果が持続せず、す
ぐにダニが繁殖し、さらに、殺虫剤の噴霧によりダニ等
の死骸が残り、それがアレルギーの原因となる。したが
って、清掃や消毒は、一時しのぎにすぎないという問題
がある。
【０００５】本発明は、室内の抗菌・防臭・帯電防止・
防ダニ加工の効果が長期間持続する室内の抗菌・防臭・
帯電防止・防ダニ加工方法を提供するものである。
防ダニ加工の効果が長期間持続する室内の抗菌・防臭・
帯電防止・防ダニ加工方法を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の室内の抗菌・防
臭・帯電防止・防ダニ加工方法は、抗菌剤、防臭剤、帯
電防止剤及び防ダニ加工剤を含む薬剤を室内に均一に噴
霧した後、噴霧箇所をヒーターで乾燥させて薬剤を定着
させることを特徴とする。
臭・帯電防止・防ダニ加工方法は、抗菌剤、防臭剤、帯
電防止剤及び防ダニ加工剤を含む薬剤を室内に均一に噴
霧した後、噴霧箇所をヒーターで乾燥させて薬剤を定着
させることを特徴とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】抗菌剤、防臭剤、帯電防止剤及び
防ダニ加工剤を精製水に混入して得た薬剤を処理する室
内のソファ、イス、ベット、カーペット、絨毯等の繊維
部分に均一に噴霧する。抗菌・防臭・帯電防止剤として
は、市販のものでよく、抗菌剤、防臭剤、帯電防止剤を
精製水に添加して希釈した薬剤を調整して準備する。
防ダニ加工剤を精製水に混入して得た薬剤を処理する室
内のソファ、イス、ベット、カーペット、絨毯等の繊維
部分に均一に噴霧する。抗菌・防臭・帯電防止剤として
は、市販のものでよく、抗菌剤、防臭剤、帯電防止剤を
精製水に添加して希釈した薬剤を調整して準備する。
【０００８】噴霧後、薬剤をシート等の繊維に強く定着
させるために、遠赤外線ヒーターで乾燥させる。これに
より、抗菌・防臭・帯電防止・防ダニ効果を長期にわた
って維持することができる。
させるために、遠赤外線ヒーターで乾燥させる。これに
より、抗菌・防臭・帯電防止・防ダニ効果を長期にわた
って維持することができる。
【０００９】
【実施例】自動車の室内について加工処理を実施した例
について説明する。
について説明する。
【００１０】３ｃｃの抗菌・防臭・帯電防止剤（恵比寿
薬品化工（株） 商品名 オーリスＳＦ）、３ｃｃの防
ダニ加工剤を９４ｃｃの精製水で希釈して薬剤を準備す
る。次いで、前記薬剤を電動エアレス塗装機（日本ワグ
ナースプレーテック（株）商品名 ワグナーハンディペ
インター）により１ｍ2に対して１００ｃｃをシート等
の繊維部分に均一に噴霧した。自動車の室内は、約６ｍ
2であったので、６００ｃｃの薬剤を噴霧した。
薬品化工（株） 商品名 オーリスＳＦ）、３ｃｃの防
ダニ加工剤を９４ｃｃの精製水で希釈して薬剤を準備す
る。次いで、前記薬剤を電動エアレス塗装機（日本ワグ
ナースプレーテック（株）商品名 ワグナーハンディペ
インター）により１ｍ2に対して１００ｃｃをシート等
の繊維部分に均一に噴霧した。自動車の室内は、約６ｍ
2であったので、６００ｃｃの薬剤を噴霧した。
【００１１】その後、薬剤を繊維に定着させるために、
遠赤外線ヒ−ター（（株）スピーディー 商品名 ハン
ディ・キュア）を使用して、定着乾燥を行った。
遠赤外線ヒ−ター（（株）スピーディー 商品名 ハン
ディ・キュア）を使用して、定着乾燥を行った。
【００１２】本発明の効果については、バクテリのハロ
ー試験（日本紡績検査協会 近畿事業所に試験を依
頼）、ダニ忌避試験（大阪化成（株）研究開発センター
に試験を依頼）、及び薬剤安全性試験（日本食品分析セ
ンターに試験を依頼）を行った。ハロー試験は、試験菌
の混合平板培地上に、直径２０ｍｍの資料を密着塗布
し、３７℃、２４時間培養後、生じた資料周辺の透明な
生育阻止帯（ハロー）の幅を測定した。ハロー試験の結
果、ハローの幅が３．５ｍｍで、優れた抗菌効果が得ら
れた。
ー試験（日本紡績検査協会 近畿事業所に試験を依
頼）、ダニ忌避試験（大阪化成（株）研究開発センター
に試験を依頼）、及び薬剤安全性試験（日本食品分析セ
ンターに試験を依頼）を行った。ハロー試験は、試験菌
の混合平板培地上に、直径２０ｍｍの資料を密着塗布
し、３７℃、２４時間培養後、生じた資料周辺の透明な
生育阻止帯（ハロー）の幅を測定した。ハロー試験の結
果、ハローの幅が３．５ｍｍで、優れた抗菌効果が得ら
れた。
【００１３】また、ダニ忌避試験は、ヤケヒョウヒダニ
を用いて進入阻止法により実施した。
を用いて進入阻止法により実施した。
【００１４】ダニ忌避試験の結果、忌避率９９．３％の
高率が得られた。
高率が得られた。
【００１５】薬剤安全性試験では、急性経口毒性ＬＤ５
０ラットは７ｇ／ｋｇであり、食塩より安全であった。
０ラットは７ｇ／ｋｇであり、食塩より安全であった。
【００１６】
【発明の効果】本発明は、薬剤を繊維に強く定着させる
ことにより、抗菌・防臭・帯電防止・防ダニ効果によ
り、室内を長期にわたり清潔に保つことができ、ダニ抑
制により、アレルギーの要因も減らすことができる。
ことにより、抗菌・防臭・帯電防止・防ダニ効果によ
り、室内を長期にわたり清潔に保つことができ、ダニ抑
制により、アレルギーの要因も減らすことができる。
Claims (1)
- 【請求項１】 抗菌剤、防臭剤、帯電防止剤及び防ダニ
加工剤を含む薬剤を室内に均一に噴霧した後、噴霧箇所
をヒーターで乾燥させて薬剤を定着させることを特徴と
する室内の抗菌・防臭・帯電防止・防ダニ加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9180105A JPH1119195A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 室内の抗菌・防臭・帯電防止・防ダニ加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9180105A JPH1119195A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 室内の抗菌・防臭・帯電防止・防ダニ加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1119195A true JPH1119195A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16077519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9180105A Pending JPH1119195A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 室内の抗菌・防臭・帯電防止・防ダニ加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1119195A (ja) |
-
1997
- 1997-07-04 JP JP9180105A patent/JPH1119195A/ja active Pending
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