JPH11190481A - ホース接続具 - Google Patents

ホース接続具

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JPH11190481A
JPH11190481A JP35936797A JP35936797A JPH11190481A JP H11190481 A JPH11190481 A JP H11190481A JP 35936797 A JP35936797 A JP 35936797A JP 35936797 A JP35936797 A JP 35936797A JP H11190481 A JPH11190481 A JP H11190481A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
clamp
link mechanism
joint
fixing portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP35936797A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Ebina
春男 蛯名
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DuPont Toray Specialty Materials KK
Original Assignee
Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dow Corning Toray Silicone Co Ltd filed Critical Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
Priority to JP35936797A priority Critical patent/JPH11190481A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高圧流体用として使用しても、ホース抜けや
液漏れなどの発生を防止することを可能にしたホース接
続具を提供する。 【解決手段】 直筒部15の表面に複数の環状の突条1
4を軸方向に間隔をおいて一体形成したホース固定部1
1を持つジョイント1と、ホース固定部11に外挿した
ホース2の外側の突条14,14間の位置を締め付ける
クランプ3とからなり、クランプ3を複数の円弧片31
の端部同士を回動自在に直列に連結したリンク機構33
と、リンク機構33の両端部34,35を互いに着脱自
在に係合させる係止部材36とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホースを他のホー
スや流体源に接続するためのホース接続具に関し、さら
に詳しくは、高圧の使用条件においてもホース抜けや液
漏れなどを生じないようにしたホース接続具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のホース接続具は、ホース固定部の
外周面がテーパ付きの段差状に鋸刃状断面を形成する竹
の子ジョイントと称する金具と、バネ鋼などの可撓性の
スチールバンドからなる締付具とからなるものが一般的
であり、竹の子ジョイントのホース固定部にホースを外
挿し、そのホース外側にスチールバンドを巻き付けて締
め付け固定するようにしたものであった。
【0003】しかし、この竹の子ジョイントとスチール
バンドとからなるホース接続具では、比較的低圧の流体
を移送するホースに対しては略満足できる性能を発揮す
るが、高圧流体を移送するホースに適用した場合には、
その接続部から流体漏れを生じたり、最悪の場合にはホ
ースが抜けてしまうという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高圧
流体用として使用しても、ホース抜けや液漏れなどの発
生を防止することを可能にしたホース接続具を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のホース接続具は、直筒部表面に複数の環状の
突条を軸方向に間隔をおいて一体形成したホース固定部
を持つジョイントと、該ホース固定部に外挿したホース
の外側の前記突条間の位置を締め付けるクランプとから
なり、該クランプを複数の円弧片の端部同士を回動自在
に直列に連結したリンク機構と、該リンク機構の両端部
を互いに着脱自在に係合させる係止部材とから構成した
ことを特徴とするものである。
【0006】このようにジョイントのホース固定部の直
筒部表面に複数の環状の突条を軸方向に間隔をおいて一
体形成すると共に、クランプを複数の円弧片を直列に連
結したリンク機構と、該リンク機構の両端部を互いに着
脱自在に係合させる係止部材とから構成したことによ
り、リンク機構による強力な締付力を得ると共に、クラ
ンプのホース長手方向の移動を前記突条によって規制す
るので、高圧の使用条件においてもホース抜けや液漏れ
などの発生を防止することができる。
【0007】なお、本発明のホース接続具はホース内圧
が3〜8kg/cm2 の使用条件に対して好適である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について添付
の図面を参照して詳細に説明する。図1〜図3は、本発
明の実施形態からなるホース接続具を例示するものであ
る。本実施形態のホース接続具は、図2に示すジョイン
ト1と、図3(A),(B)に示すクランプ3との組み
合わせからなり、図1のようにパイプ状のジョイント1
の一端のホース固定部11にホース2を外挿し、このホ
ース2を外周側からクランプ3で締め付けてジョイント
1に対して固定するようになっている。
【0009】図2に示すように、ジョイント1はその一
端がホース固定部11を構成し、その他端がホース固定
部11よりも大径の連結部12を構成している。連結部
12はその外周面にネジ部13が設けられており、ネジ
部13により流体源に連通する流路に連結したり、或い
はナット等を介して他の同様のホース連結具などと連結
可能になっている。但し、連結部12の構成は特に限定
されることはなく、高圧に耐え得る適宜の構成にするこ
とができる。
【0010】ホース固定部11の直筒部15はテーパ角
を持たずに外径が軸方向に一定のストレート状になって
おり、この直筒部15には軸方向に適宜の間隔をおいて
台形断面で周方向に延長する少なくとも2本の突条14
が設けられている。この突条14は周方向に連続してい
ることが好ましい。また、突条14は直筒部15の外表
面からの高さを2.0〜4.0mm、好ましくは2.3
〜2.7mmの範囲にし、その幅を2.0〜6.0mm
の範囲にすることが好ましい。突条14の寸法を上記範
囲にすることにより、ジョイント1とホース2との間の
気密性を高めて液漏れ等を効果的に防止すると共に、ホ
ース2の抜けを効果的に防止することが可能になる。
【0011】ジョイント1のホース固定部11におい
て、突条14,14間の位置はクランプ取付領域となっ
ている。即ち、クランプ3はホース2を挟んで直筒部1
5からなるクランプ取付領域の外周側に配置されるよう
になっている。突条14,14の間隔はクランプ3の幅
よりも広くなっている。そのため、ホース2の外周側か
ら締め付けたクランプ3は突条14,14間の直筒部1
5からなるクランプ取付領域に落ち込んでホース2をホ
ース固定部11に対して強固に係止する。しかも、ホー
ス固定部11の直筒部15は外径が軸方向に一定のスト
レート状であるので、クランプ3の締付力を最大限に発
揮することが可能である。
【0012】一方、図3(A),(B)に示すように、
クランプ3は複数の円弧片31の端部同士を軸32を介
して互いに回動自在に直列に連結したリンク機構33
と、このリンク機構33の両端部34,35を着脱自在
に係合させる係止部材36とから構成されている。クラ
ンプ3は2個以上の円弧片31から構成することが可能
であるが、3個の円弧片31から構成するとホース2に
対する締付力を周方向に均等に分散させることができる
ので好ましい。また、クランプ3の幅は4.0〜8.5
mmの範囲にすることが好ましい。クランプ3の幅を上
記範囲にすることにより強力な締付力を得ることが可能
になる。
【0013】また、係止部材36はリンク機構33の端
部34にネジ37を揺動自在に取り付けると共に、リン
ク機構33の端部35に切り欠き部38を設け、ネジ3
7を切り欠き部38に挿入した状態でネジ37に螺合す
るビス39を締め付けることにより、リンク機構33の
両端部34,35を互いに係合させて締め付けるように
なっている。
【0014】上述のように構成されるホース接続具を使
用する場合、ジョイント1のホース固定部11を全長に
わたってホース2の端部に挿入した後、ホース2の外周
側から突条14,14間のクランプ取付領域にクランプ
3を取り付け、そのリンク機構33の両端部34,35
を互いに突き合わせて係止部材36によってしっかりと
締め付けるようにする。
【0015】本発明によれば、クランプ3を複数の剛性
部材からなる円弧片31を軸32を支点として直列に連
結したリンク機構33と、このリンク機構33の両端部
34,35を互いに着脱自在に係合させる係止部材36
とから構成したことにより、リンク機構33による強力
な締付力を得ることができる。また、ジョイント1のホ
ース固定部11の直筒部15の表面に複数の環状の突条
14を軸方向に間隔をおいて設けたことにより、これら
突条14によって優れた気密性を得ながらクランプ3の
ホース長手方向の移動を規制してホース2を強固に係止
することができる。従って、上記ホース接続具を用いて
ホース2を接続すれば、例えば内圧3〜8kg/cm2
のような高圧の使用条件においてもホース抜けや液漏れ
などの発生を防止することができる。
【0016】また、本発明では、上記実施形態のよう
に、ジョイント1のホース固定部11に複数の突条14
を設けると共に、各突条14に対応する複数のクランプ
3を取り付けることが好ましい。このように複数本の突
条14を設けたジョイント1を複数のクランプ3で締め
付けることにより、ホース2をジョイント1に対してよ
り強固に取り付けることができる。更に、複数のクラン
プ3の係合位置(係止部材36の位置)は周方向に互い
に異ならせることが好ましい。このように複数のクラン
プ3の係合位置を周方向に分散させることにより、クラ
ンプ3による締付力が周方向に均一になるので、より効
果的な締付を行うことができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、直
筒部表面に複数の環状の突条を軸方向に間隔をおいて一
体形成したホース固定部を持つジョイントと、該ホース
固定部に外挿したホースの外側の前記突条間の位置を締
め付けるクランプとからなり、該クランプを複数の円弧
片の端部同士を回動自在に直列に連結したリンク機構
と、該リンク機構の両端部を互いに着脱自在に係合させ
る係止部材とから構成したことにより、リンク機構によ
る強力な締付力を得ると共に、クランプのホース長手方
向の移動を突条によって規制するので、ホース抜けや液
漏れなどを生じることなく高圧の使用条件においてホー
スを接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態からなるホース接続具を示す
平面図である。
【図2】図1におけるジョイントを示す一部切り欠き側
面図である。
【図3】(A)は図1におけるクランプを示す正面図で
あり、(B)はその側面図である。
【符号の説明】
1 ジョイント 2 ホース 3 クランプ 11 ホース固定部 14 突条 15 直筒部 31 円弧片 33 リンク機構 36 係止部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直筒部表面に複数の環状の突条を軸方向
    に間隔をおいて一体形成したホース固定部を持つジョイ
    ントと、該ホース固定部に外挿したホースの外側の前記
    突条間の位置を締め付けるクランプとからなり、該クラ
    ンプを複数の円弧片の端部同士を回動自在に直列に連結
    したリンク機構と、該リンク機構の両端部を互いに着脱
    自在に係合させる係止部材とから構成したホース接続
    具。
  2. 【請求項2】 前記突条の高さを2.0〜4.0mmに
    した請求項1に記載のホース接続具。
  3. 【請求項3】 前記突条の幅を2.0〜6.0mmにし
    た請求項1又は2に記載のホース接続具。
  4. 【請求項4】 前記クランプの幅を4.0〜8.5mm
    にした請求項1乃至3のいずれか1項に記載のホース接
    続具。
  5. 【請求項5】 前記突条の間隔を前記クランプの幅より
    も広くした請求項1乃至4のいずれか1項に記載のホー
    ス接続具。
  6. 【請求項6】 前記ジョイントのホース固定部に複数の
    クランプを取り付けるようにした請求項1乃至5のいず
    れか1項に記載のホース接続具。
  7. 【請求項7】 前記複数のクランプの係合位置を周方向
    に互いに異ならせた請求項6に記載のホース接続具。
JP35936797A 1997-12-26 1997-12-26 ホース接続具 Pending JPH11190481A (ja)

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