JPH11187858A - 食品の供給装置 - Google Patents
食品の供給装置Info
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- JPH11187858A JPH11187858A JP9357700A JP35770097A JPH11187858A JP H11187858 A JPH11187858 A JP H11187858A JP 9357700 A JP9357700 A JP 9357700A JP 35770097 A JP35770097 A JP 35770097A JP H11187858 A JPH11187858 A JP H11187858A
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Landscapes
- Jigging Conveyors (AREA)
- Noodles (AREA)
- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 食品の供給装置において、シュレッドチー
ズ、粉チーズ、揚げチーズ等の食品を、強制振動による
供給中に、振動による固まりを防止して、トレー中のマ
カロニ、スパゲティ等の食品の上に、その定量を一様に
振り掛けるようにするにある。 【解決手段】 長円形状のホッパーと、これに続く計量
のための排出口を有する供給樋とを一体に形成するとと
もに、このホッパーと供給樋とは円弧状の底部を有し、
さらにホッパーは後壁が迫り上がり状の円弧状をなし、
前壁の下方の開口部には、その外面側に、前壁の彎曲と
逆方向の彎曲の円弧状のゲートを上下方向に調節自在設
けるとともに、ホッパーの底部には撹拌用のエアノズル
を、また供給樋の計量のための排出口の下面には、食品
の種類によって計量の異なるスライド桝が設けられ、計
量されるスライド桝の食品は、上方よりのエアノズルで
トレー中の食品上に振り掛けるように構成されたもの
で、一体に形成されているホッパーと供給樋とは、加振
モータによる振動にて、その内部の食品を移送するよう
になっている。
ズ、粉チーズ、揚げチーズ等の食品を、強制振動による
供給中に、振動による固まりを防止して、トレー中のマ
カロニ、スパゲティ等の食品の上に、その定量を一様に
振り掛けるようにするにある。 【解決手段】 長円形状のホッパーと、これに続く計量
のための排出口を有する供給樋とを一体に形成するとと
もに、このホッパーと供給樋とは円弧状の底部を有し、
さらにホッパーは後壁が迫り上がり状の円弧状をなし、
前壁の下方の開口部には、その外面側に、前壁の彎曲と
逆方向の彎曲の円弧状のゲートを上下方向に調節自在設
けるとともに、ホッパーの底部には撹拌用のエアノズル
を、また供給樋の計量のための排出口の下面には、食品
の種類によって計量の異なるスライド桝が設けられ、計
量されるスライド桝の食品は、上方よりのエアノズルで
トレー中の食品上に振り掛けるように構成されたもの
で、一体に形成されているホッパーと供給樋とは、加振
モータによる振動にて、その内部の食品を移送するよう
になっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シュレッドチー
ズ、粉チーズ、揚げチーズ(粉チーズを揚げたもの)等
の食品を計量して、これをトレーに入ったマカロニ、ス
パゲティ等の食品の上に振り掛けるための食品の供給装
置に関するものである。
ズ、粉チーズ、揚げチーズ(粉チーズを揚げたもの)等
の食品を計量して、これをトレーに入ったマカロニ、ス
パゲティ等の食品の上に振り掛けるための食品の供給装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の食品供給装置としては、特開平8
−81043号公報に記載されているところであるが、
このものは連続的に、一定方向に移動させて、食品の一
定数量、又は一定容量を払出して容器に収納するか、あ
るいは拡散させるもので、その構成としては、円盤皿状
物に供給される食品を、強制振動によって払出し口に移
送する食品移送手段と、払出し口で一定数量、又は一定
容量の食品を計測し払出す食品払出し手段と、払出され
る食品を容器に収納する食品収納手段と、払出される食
品を押出し板で前方に弾き出し、衝突板に衝突させて拡
散する食品拡散手段を有している。
−81043号公報に記載されているところであるが、
このものは連続的に、一定方向に移動させて、食品の一
定数量、又は一定容量を払出して容器に収納するか、あ
るいは拡散させるもので、その構成としては、円盤皿状
物に供給される食品を、強制振動によって払出し口に移
送する食品移送手段と、払出し口で一定数量、又は一定
容量の食品を計測し払出す食品払出し手段と、払出され
る食品を容器に収納する食品収納手段と、払出される食
品を押出し板で前方に弾き出し、衝突板に衝突させて拡
散する食品拡散手段を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の技術にお
ける一定数量、又は一定容量を払出して容器に収納する
か、あるいは拡散させる食品は、例えばボイルした小海
老、細片状にしたタコや剥身の貝類、あるいは蒸煮した
穀類、野菜等を細片状にしたものであるところから、強
制振動による払出しに円盤皿状物を利用するとしても、
本発明における供給の対象物であるシュレードチーズ、
粉チーズ、揚げチーズ等の付着し易い食品では、このよ
うな強制振動による円盤皿状物の利用によっては、円形
溝通路部を振動による移動中に団子状になって、常に一
定した計量ができず、トレー中の食品に対して定量の振
り掛けはできないものである。
ける一定数量、又は一定容量を払出して容器に収納する
か、あるいは拡散させる食品は、例えばボイルした小海
老、細片状にしたタコや剥身の貝類、あるいは蒸煮した
穀類、野菜等を細片状にしたものであるところから、強
制振動による払出しに円盤皿状物を利用するとしても、
本発明における供給の対象物であるシュレードチーズ、
粉チーズ、揚げチーズ等の付着し易い食品では、このよ
うな強制振動による円盤皿状物の利用によっては、円形
溝通路部を振動による移動中に団子状になって、常に一
定した計量ができず、トレー中の食品に対して定量の振
り掛けはできないものである。
【0004】本発明は、このような点に鑑みて、種々研
究し、実験した結果、創出されたもので、その目的とす
るところは、食品の供給装置において、シュレッドチー
ズ、粉チーズ、揚げチーズ等の付着し易い食品を、強制
振動による供給中に、振動による固まりを防ぎ、トレー
中のマカロニ、スパゲティ等の食品の上に、その定量を
均一に振り掛けるようにすることにある。
究し、実験した結果、創出されたもので、その目的とす
るところは、食品の供給装置において、シュレッドチー
ズ、粉チーズ、揚げチーズ等の付着し易い食品を、強制
振動による供給中に、振動による固まりを防ぎ、トレー
中のマカロニ、スパゲティ等の食品の上に、その定量を
均一に振り掛けるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明にあっては、シュレッドチーズ、粉チー
ズ、揚げ等の食品を投入するホッパー、これに続く供給
樋の形状、ホッパーと供給樋との間に設けるゲートの形
状、さらにはスライド桝の構造を特定することによって
課題の解決を図っている。
めに、本発明にあっては、シュレッドチーズ、粉チー
ズ、揚げ等の食品を投入するホッパー、これに続く供給
樋の形状、ホッパーと供給樋との間に設けるゲートの形
状、さらにはスライド桝の構造を特定することによって
課題の解決を図っている。
【0006】すなわち、本発明は、長円形状のホッパー
と、これに続く計量のための排出口を有する供給樋とを
一体に形成するとともに、このホッパーと供給樋とは円
弧状の底部を有し、さらにホッパーは後壁が迫り上がり
の円弧状をなし、前壁の下方の開口部には、その前壁の
外面側に、この前壁の彎曲と逆方向に彎曲の円弧状のゲ
ートを上下方向に調節自在に設けるとともに、ホッパー
と供給樋には、食品の移送のための可振モータによる振
動が与えられるようにした構成をとっている。
と、これに続く計量のための排出口を有する供給樋とを
一体に形成するとともに、このホッパーと供給樋とは円
弧状の底部を有し、さらにホッパーは後壁が迫り上がり
の円弧状をなし、前壁の下方の開口部には、その前壁の
外面側に、この前壁の彎曲と逆方向に彎曲の円弧状のゲ
ートを上下方向に調節自在に設けるとともに、ホッパー
と供給樋には、食品の移送のための可振モータによる振
動が与えられるようにした構成をとっている。
【0007】上記の供給樋に設けた食品の計量のための
排出口には、その下面に、排出される食品の種類によっ
て計量の異なるスライド桝が設けられた構成をとってお
り、そのスライド桝の1つは、円形状の透孔と異なる4
角形の透孔にして、この4角形の透孔を構成する前後方
向の内壁は、スライド桝の食品を排出のためのスライド
方向と逆方向に傾斜した構成である。
排出口には、その下面に、排出される食品の種類によっ
て計量の異なるスライド桝が設けられた構成をとってお
り、そのスライド桝の1つは、円形状の透孔と異なる4
角形の透孔にして、この4角形の透孔を構成する前後方
向の内壁は、スライド桝の食品を排出のためのスライド
方向と逆方向に傾斜した構成である。
【0008】さらに、ホッパー、供給樋、スライド桝の
計量用の透孔の内面及び調節用のゲートの外面は、テフ
ロン加工が施されている構成であり、ホッパーの内面に
は、チーズ食品の固まることを防止するための撹拌用の
エアノズルを設けるとともに供給樋中にも、食品の固ま
ることを防止する撹拌用の羽根を設けた構成であり、ま
た調節用のゲートは、1つのクランプレバーの操作でそ
の開度が調節できるようにした構成をとっている。
計量用の透孔の内面及び調節用のゲートの外面は、テフ
ロン加工が施されている構成であり、ホッパーの内面に
は、チーズ食品の固まることを防止するための撹拌用の
エアノズルを設けるとともに供給樋中にも、食品の固ま
ることを防止する撹拌用の羽根を設けた構成であり、ま
た調節用のゲートは、1つのクランプレバーの操作でそ
の開度が調節できるようにした構成をとっている。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、トレーに収納されたマ
カロニ、スパゲティ等の食品の上に、シュレッドチー
ズ、粉チーズ、揚げチーズ等のチーズ食品を振り掛ける
装置に関するもので、シュレットチーズ、粉チーズ、揚
げチーズ等のチーズ食品は、振動による移送供給の際
に、振動によって固まり、団子状になり易いところか
ら、チーズ食品が振動するホッパー、これに続く供給樋
内を移送供給する間に、固まって団子にならないように
するために、ホッパーの形状、これに対する撹拌用のエ
アノズルを設置し、粉チーズ、揚げチーズの場合には、
供給樋中にあって、さらに撹拌羽根を設け、このホッパ
ーとこれに続く供給樋との間に設けたゲートの形状を特
定するとともに、振り掛けのチーズ食品の種類によるス
ライド桝の形状を変えることによって食品の良好な振り
掛けを行うようにしている。
カロニ、スパゲティ等の食品の上に、シュレッドチー
ズ、粉チーズ、揚げチーズ等のチーズ食品を振り掛ける
装置に関するもので、シュレットチーズ、粉チーズ、揚
げチーズ等のチーズ食品は、振動による移送供給の際
に、振動によって固まり、団子状になり易いところか
ら、チーズ食品が振動するホッパー、これに続く供給樋
内を移送供給する間に、固まって団子にならないように
するために、ホッパーの形状、これに対する撹拌用のエ
アノズルを設置し、粉チーズ、揚げチーズの場合には、
供給樋中にあって、さらに撹拌羽根を設け、このホッパ
ーとこれに続く供給樋との間に設けたゲートの形状を特
定するとともに、振り掛けのチーズ食品の種類によるス
ライド桝の形状を変えることによって食品の良好な振り
掛けを行うようにしている。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本発明のシュレッドチーズ、粉チーズ、揚げチー
ズ等の食品(以下チーズ食品という)の供給装置は、図
1及び図2に示すように、チーズ食品の投入のホッパー
(A)と、これに続く供給樋(B)とからなり、これら
は一体に形成され、これらの一連の装置は、それの下方
における加振モータによる振動板の振動装置側に連設さ
れていて、この振動によりチーズ食品は移動するように
なっている。
する。本発明のシュレッドチーズ、粉チーズ、揚げチー
ズ等の食品(以下チーズ食品という)の供給装置は、図
1及び図2に示すように、チーズ食品の投入のホッパー
(A)と、これに続く供給樋(B)とからなり、これら
は一体に形成され、これらの一連の装置は、それの下方
における加振モータによる振動板の振動装置側に連設さ
れていて、この振動によりチーズ食品は移動するように
なっている。
【0011】供給樋(B)の前壁下面には、チーズ食品
の計量排出装置(C)が付設されている。ホッパー
(A)は図1に示すように、平面視において長円形状を
なしており、ホッパー(A)と供給樋(B)とはその一
体の底部(1)が舟底型の円弧状になっている。ホッパ
ー (A)の後壁(2)は大きく上方に迫上った円弧状
をなしており、前壁(3)は供給樋(B)の上面(4)
の位置より下方が開口(5)している。したがって、ホ
ッパー(A)と供給樋(B)とは図2に示すように正面
視において大きな段差をなしている。
の計量排出装置(C)が付設されている。ホッパー
(A)は図1に示すように、平面視において長円形状を
なしており、ホッパー(A)と供給樋(B)とはその一
体の底部(1)が舟底型の円弧状になっている。ホッパ
ー (A)の後壁(2)は大きく上方に迫上った円弧状
をなしており、前壁(3)は供給樋(B)の上面(4)
の位置より下方が開口(5)している。したがって、ホ
ッパー(A)と供給樋(B)とは図2に示すように正面
視において大きな段差をなしている。
【0012】ホッパー(A)の円弧状の底部(1)に
は、その長さ方向の両側及び前壁(3)寄りの中心部
に、中心に向う撹拌用のエアノズル(a)が複数設けら
れている。供給樋(B)の上面(4)の後方のホッパー
(A)の前壁(3)寄りには、覆板(6)があり、この
上に立設した支持板(7)には縦溝(8)があって、こ
の縦溝(8)中には、ホッパー(A)の前壁(3)の下
方に設けた開口部(5)を通ったチーズ食品の供給樋
(B)側への移送供給の開度を調節するゲート(b)の
支持杆(9)が挿通されており、この支持杆(9)は、
その先端に設けたクランプレバー(10)の回動により
支持杆(9)を支持板(7)の縦溝(8)中を上下に移
動して固定することにより、ゲート(b)の開度を調節
することができるようになっている。このゲート(b)
は、図1に示すように、その中央部がホッパー(A)の
前壁(3)に近く、前壁(3)の彎曲と逆方向に彎曲の
円弧状をなしており、またその下端は、供給樋(B)の
底部(1)と同様の円弧部(11)を形成している。
は、その長さ方向の両側及び前壁(3)寄りの中心部
に、中心に向う撹拌用のエアノズル(a)が複数設けら
れている。供給樋(B)の上面(4)の後方のホッパー
(A)の前壁(3)寄りには、覆板(6)があり、この
上に立設した支持板(7)には縦溝(8)があって、こ
の縦溝(8)中には、ホッパー(A)の前壁(3)の下
方に設けた開口部(5)を通ったチーズ食品の供給樋
(B)側への移送供給の開度を調節するゲート(b)の
支持杆(9)が挿通されており、この支持杆(9)は、
その先端に設けたクランプレバー(10)の回動により
支持杆(9)を支持板(7)の縦溝(8)中を上下に移
動して固定することにより、ゲート(b)の開度を調節
することができるようになっている。このゲート(b)
は、図1に示すように、その中央部がホッパー(A)の
前壁(3)に近く、前壁(3)の彎曲と逆方向に彎曲の
円弧状をなしており、またその下端は、供給樋(B)の
底部(1)と同様の円弧部(11)を形成している。
【0013】供給樋(B)は、その前端部近くの底部
(1)に、チーズ食品を計量するために排出する開口
(12)が設けられている。この排出開口(12)の位
置には、供給樋(B)の下面に、計量排出装置(C)が
設けられている。この計量排出装置(C)の取付けは、
供給樋(B)の下面に、図1に示す逆コ字状取付け枠
(13)が固定され、この取付け枠(13)には、図4
に示すように水平状に固定板(14)、(14)が設け
られている。この固定板(14)、(14)に対し、下
面にサイドプレート(15)、(15)が固定されてお
り、このサイドプレート(15)、(15)は、供給樋
(B)の前端より前方に延設されていて、その端部にシ
リンダ用ブラケット(16)が固定されている。
(1)に、チーズ食品を計量するために排出する開口
(12)が設けられている。この排出開口(12)の位
置には、供給樋(B)の下面に、計量排出装置(C)が
設けられている。この計量排出装置(C)の取付けは、
供給樋(B)の下面に、図1に示す逆コ字状取付け枠
(13)が固定され、この取付け枠(13)には、図4
に示すように水平状に固定板(14)、(14)が設け
られている。この固定板(14)、(14)に対し、下
面にサイドプレート(15)、(15)が固定されてお
り、このサイドプレート(15)、(15)は、供給樋
(B)の前端より前方に延設されていて、その端部にシ
リンダ用ブラケット(16)が固定されている。
【0014】サイドプレート(15)、(15)の下面
には、供給樋(B)側において、底板(17)が下方よ
りビス止めされている。固定板(14)、(14)とサ
イドプレート(15)、(15)と底板(17)とで形
成された空胴部には、スライド桝(c)が摺動自在に嵌
挿されている。このスライド桝(c)は、シリンダ用ブ
ラケット(16)との間に伸縮自在の蛇管(d)を介し
て連結しており、この蛇管(d)は、シリンダ用ブラケ
ット(16)に固定されるシリンダヘッドフランジ(1
8)に取付けられたエアシリンダ(e)に対する両端か
らの吸排気によって伸縮し、スライド桝(c)を空胴部
に対し出入りするようになっている。
には、供給樋(B)側において、底板(17)が下方よ
りビス止めされている。固定板(14)、(14)とサ
イドプレート(15)、(15)と底板(17)とで形
成された空胴部には、スライド桝(c)が摺動自在に嵌
挿されている。このスライド桝(c)は、シリンダ用ブ
ラケット(16)との間に伸縮自在の蛇管(d)を介し
て連結しており、この蛇管(d)は、シリンダ用ブラケ
ット(16)に固定されるシリンダヘッドフランジ(1
8)に取付けられたエアシリンダ(e)に対する両端か
らの吸排気によって伸縮し、スライド桝(c)を空胴部
に対し出入りするようになっている。
【0015】供給樋(B)より前方に延設されたサイド
プレート(15)、(15)の上面には、シリンダ用ブ
ラケット(16)との間に、エアノズル用フード(1
9)がビス止めされており、これの供給樋(B)の前端
壁(20)の近くに、チーズ食品の投入用のエアノズル
(f)が取付けられている。エアシリンダ(e)で摺動
するスライド桝(c)の下方には、中央の下部にフード
(g)を有するフード取付け体(g’)が、ビスをもっ
てサイドプレート(15)、(15)に側方から固定さ
れている。このとき、フード(g)と上記のエアノズル
(f)とは、その中心が一致している。
プレート(15)、(15)の上面には、シリンダ用ブ
ラケット(16)との間に、エアノズル用フード(1
9)がビス止めされており、これの供給樋(B)の前端
壁(20)の近くに、チーズ食品の投入用のエアノズル
(f)が取付けられている。エアシリンダ(e)で摺動
するスライド桝(c)の下方には、中央の下部にフード
(g)を有するフード取付け体(g’)が、ビスをもっ
てサイドプレート(15)、(15)に側方から固定さ
れている。このとき、フード(g)と上記のエアノズル
(f)とは、その中心が一致している。
【0016】図2におけるスライド桝(c)は、チーズ
食品のうちシュレッドチーズ用のものであるが、その具
体的な構成は、図6(イ)に示すように、スライド桝
(c)に対し、4角形の計量用の透孔(21)が、それ
の前後の内壁が蛇管(d)の取付け側に対し、反対側に
傾斜した状態に穿設されたものである。また図6(ロ)
に示すものは、粉チーズ用のスライド桝(c’)であっ
て、その透孔(21’)は円形であり、さらに図6
(ハ)に示すものは、揚げチーズ用のスライド桝
(c”)であって、その透孔(21”)は同様の円形で
あるが、粉チーズ用のスライド桝(c’)の透孔(2
1’)よりも小さいものである。これは揚げチーズは、
トレー(D)中の食品に対する振り掛け量が少ないから
である。
食品のうちシュレッドチーズ用のものであるが、その具
体的な構成は、図6(イ)に示すように、スライド桝
(c)に対し、4角形の計量用の透孔(21)が、それ
の前後の内壁が蛇管(d)の取付け側に対し、反対側に
傾斜した状態に穿設されたものである。また図6(ロ)
に示すものは、粉チーズ用のスライド桝(c’)であっ
て、その透孔(21’)は円形であり、さらに図6
(ハ)に示すものは、揚げチーズ用のスライド桝
(c”)であって、その透孔(21”)は同様の円形で
あるが、粉チーズ用のスライド桝(c’)の透孔(2
1’)よりも小さいものである。これは揚げチーズは、
トレー(D)中の食品に対する振り掛け量が少ないから
である。
【0017】図7(イ)に示すものは、シュレッドチー
ズ、粉チーズ用のフード取付け体(g’)であり、また
図7(ロ)に示すものは、揚げチーズ用のフード取付け
体(g”)であって、両者は、フード(g)の形状が異
なる。図8(イ)は、シュレッドチーズ用のサイドフレ
ーム(15)、(15)とシリンダ用ブラケット(1
6)との関係を示すものであり、図8(ロ)は、粉チー
ズ用、揚げチーズ用のサイドフレーム(15’)、(1
5’)とシリンダ用ブラケット(16’)との関係を示
すものである。さらに、図9に示すものは、投入口の上
部に設置するエアノズル(f)用のフード(19)であ
る。
ズ、粉チーズ用のフード取付け体(g’)であり、また
図7(ロ)に示すものは、揚げチーズ用のフード取付け
体(g”)であって、両者は、フード(g)の形状が異
なる。図8(イ)は、シュレッドチーズ用のサイドフレ
ーム(15)、(15)とシリンダ用ブラケット(1
6)との関係を示すものであり、図8(ロ)は、粉チー
ズ用、揚げチーズ用のサイドフレーム(15’)、(1
5’)とシリンダ用ブラケット(16’)との関係を示
すものである。さらに、図9に示すものは、投入口の上
部に設置するエアノズル(f)用のフード(19)であ
る。
【0018】図1、図3、図4に示すように、ホッパー
(A)及び供給樋(B)には、供給樋(B)の上縁の位
置の両側に水平の支持板(22)、(22)が固定さ
れ、この支持板(22)、(22)のホッパー(A)寄
りの下面には、支持脚(23)、(23)、(23)の
上板(24)、(24)がビス止めされている。この支
持脚(23)、(23)、(23)の下板(25)、
(25)は、加振モータで振動される振動装置側に接続
されている。この場合、図1において、ホッパ−(A)
より供給樋(B)に向って左側の方が右側より若干高く
ホッパー(A)及び供給樋(B)は若干右側に傾いてい
る。〔図3においてはホッパー(A)は若干左側に傾い
ている。〕これにより、ホッパー(A)及び供給樋
(B)は、絶えず振動が加えられていて、チーズ食品
は、図1の平面視でこのホッパー(A)中を時計方向に
回転移動しながら、ホッパー(A)よりゲート(b)の
下縁円弧部(11)と底部(1)との間隙を通って供給
樋(B)側に移動供給される。また、計量されて排出さ
れる量より多い量のチーズ食品が、ホッパー(A)より
供給される場合は、供給樋(B)内でも時計方向に回転
し移動する。その際、供給樋(B)のゲート(b)が円
弧状に湾曲形成されているため、チーズ食品はスムーズ
に流れて固まることはない。供給樋(B)のチーズ食品
は、計量のため排出用の開口部(12)を通って、スラ
イド桝(c)、(c’)、(c”)の透孔(21)、
(21’)、(21”)で計量されて、スライド桝
(c)に蛇管(d)を介して連結されたエアシリンダ
(e)により引かれてエアノズル(f)の直下に至った
とき、エアノズル(f)よりのエアの噴出にて計量され
たチーズ食品は、フード(g)を通して下方のトレー
(D)中のマカロニ、スパゲティ等の食品の上に振り掛
けられるようになっている。このトレー(D)は、図2
においては紙面に直角方向、図4においては左右方向に
ベルトコンベア(26)によって移送されるものであ
る。
(A)及び供給樋(B)には、供給樋(B)の上縁の位
置の両側に水平の支持板(22)、(22)が固定さ
れ、この支持板(22)、(22)のホッパー(A)寄
りの下面には、支持脚(23)、(23)、(23)の
上板(24)、(24)がビス止めされている。この支
持脚(23)、(23)、(23)の下板(25)、
(25)は、加振モータで振動される振動装置側に接続
されている。この場合、図1において、ホッパ−(A)
より供給樋(B)に向って左側の方が右側より若干高く
ホッパー(A)及び供給樋(B)は若干右側に傾いてい
る。〔図3においてはホッパー(A)は若干左側に傾い
ている。〕これにより、ホッパー(A)及び供給樋
(B)は、絶えず振動が加えられていて、チーズ食品
は、図1の平面視でこのホッパー(A)中を時計方向に
回転移動しながら、ホッパー(A)よりゲート(b)の
下縁円弧部(11)と底部(1)との間隙を通って供給
樋(B)側に移動供給される。また、計量されて排出さ
れる量より多い量のチーズ食品が、ホッパー(A)より
供給される場合は、供給樋(B)内でも時計方向に回転
し移動する。その際、供給樋(B)のゲート(b)が円
弧状に湾曲形成されているため、チーズ食品はスムーズ
に流れて固まることはない。供給樋(B)のチーズ食品
は、計量のため排出用の開口部(12)を通って、スラ
イド桝(c)、(c’)、(c”)の透孔(21)、
(21’)、(21”)で計量されて、スライド桝
(c)に蛇管(d)を介して連結されたエアシリンダ
(e)により引かれてエアノズル(f)の直下に至った
とき、エアノズル(f)よりのエアの噴出にて計量され
たチーズ食品は、フード(g)を通して下方のトレー
(D)中のマカロニ、スパゲティ等の食品の上に振り掛
けられるようになっている。このトレー(D)は、図2
においては紙面に直角方向、図4においては左右方向に
ベルトコンベア(26)によって移送されるものであ
る。
【0019】図10に示すものは、チーズ食品を振り掛
ける投入用エアノズル(f)とスライド桝(c)とフー
ド(g)とトレー(D)との関係の概略図であるが、ノ
ズル(f)は中心のエア通路に対し、円錐面に4本の通
路が分岐しており、スライド桝(c)に穿設された計量
用の透孔(21)、(21’)、(21”)の周壁に
は、チーズ食品の付着を防ぐために、テフロンのリング
(27)が嵌着されている。 エアノズル(f)は、分
岐した噴射孔が透孔(21)、(21’)、(21”)
の壁面に対するようになっている。また、ホッパー
(A)及び供給樋(B)の内面、さらにはゲート(b)
の外周面には、同様にチーズ食品の付着防止のためにテ
フロン加工が施されている。
ける投入用エアノズル(f)とスライド桝(c)とフー
ド(g)とトレー(D)との関係の概略図であるが、ノ
ズル(f)は中心のエア通路に対し、円錐面に4本の通
路が分岐しており、スライド桝(c)に穿設された計量
用の透孔(21)、(21’)、(21”)の周壁に
は、チーズ食品の付着を防ぐために、テフロンのリング
(27)が嵌着されている。 エアノズル(f)は、分
岐した噴射孔が透孔(21)、(21’)、(21”)
の壁面に対するようになっている。また、ホッパー
(A)及び供給樋(B)の内面、さらにはゲート(b)
の外周面には、同様にチーズ食品の付着防止のためにテ
フロン加工が施されている。
【0020】図11に示すように、チーズ食品が粉チー
ズ又は揚げチーズのような場合には、供給樋(B)にお
ける振動供給中に、固まって団子状となることを防ぐた
めに、この供給樋(B)中に撹拌羽根(h)を設ける。
これは、ホッパー(A)及び供給樋(B)に対する振動
系統とは別個に、その回転の動力を導入するようになっ
ている。すなわち、モータ(m)からプーリー、ベル
ト、プーリー、回転軸を経て回転羽根(h)は回転され
るようになっている。この撹羽根(h)は、チーズ食品
の固まりを防止するのと同時に回転方向及び回転数の調
節により、チーズ食品の搬送量の変更もできる。すなわ
ち搬送方向に対して送り方向に回転させる搬送量が多く
なり、反対に送り方向と逆にすると少くなる。
ズ又は揚げチーズのような場合には、供給樋(B)にお
ける振動供給中に、固まって団子状となることを防ぐた
めに、この供給樋(B)中に撹拌羽根(h)を設ける。
これは、ホッパー(A)及び供給樋(B)に対する振動
系統とは別個に、その回転の動力を導入するようになっ
ている。すなわち、モータ(m)からプーリー、ベル
ト、プーリー、回転軸を経て回転羽根(h)は回転され
るようになっている。この撹羽根(h)は、チーズ食品
の固まりを防止するのと同時に回転方向及び回転数の調
節により、チーズ食品の搬送量の変更もできる。すなわ
ち搬送方向に対して送り方向に回転させる搬送量が多く
なり、反対に送り方向と逆にすると少くなる。
【0021】
【作用】チーズ食品は、ホッパー(A)に投入される。
このチーズ食品は、ホッパー(A)内において振動によ
り時計方向に緩やかに移動するが、ホッパー(A)は、
長円形状にして舟形の円弧状の底部(1)と後壁(2)
の大きな迫り上りの円弧状の面とにより、その面が、水
平というよりは、後壁(2)に向って迫り上がるととも
に、前壁(3)の開口部(5)に向かって傾斜し、この
開口部(5)を経てゲート(b)の下端の円弧部(1
1)と供給樋(B)の底部(1)との間隙部より供給樋
(B)内に流出する。この場合、ゲート(b)の彎曲
を、ホッパー(A)の前壁(3)の彎曲と逆の円弧状と
してあるから、ホッパー(A)の前壁(3)の下方の開
口部(5)を通ったチーズ食品は、ゲート(b)面に止
まることなく、スムーズに供給樋(B)内に流出するも
のである。また、供給樋(B)内で時計方向に移動する
場合でもスムーズに流れる
このチーズ食品は、ホッパー(A)内において振動によ
り時計方向に緩やかに移動するが、ホッパー(A)は、
長円形状にして舟形の円弧状の底部(1)と後壁(2)
の大きな迫り上りの円弧状の面とにより、その面が、水
平というよりは、後壁(2)に向って迫り上がるととも
に、前壁(3)の開口部(5)に向かって傾斜し、この
開口部(5)を経てゲート(b)の下端の円弧部(1
1)と供給樋(B)の底部(1)との間隙部より供給樋
(B)内に流出する。この場合、ゲート(b)の彎曲
を、ホッパー(A)の前壁(3)の彎曲と逆の円弧状と
してあるから、ホッパー(A)の前壁(3)の下方の開
口部(5)を通ったチーズ食品は、ゲート(b)面に止
まることなく、スムーズに供給樋(B)内に流出するも
のである。また、供給樋(B)内で時計方向に移動する
場合でもスムーズに流れる
【0022】チーズ食品の種類によって、加振モータの
振動数と、クランプレバー(10)の操作によるゲート
(b)の開度とにより、供給樋(B)の底部(1)に設
けた排出用開口(12)を通ってスライド桝(c)を介
し排出する量に見合うような量をホッパー(A)より供
給樋(B)側に供給する。したがって、供給樋(B)内
のチーズ食品は、計量されて排出されるにもかかわら
ず、常に過不足のないような状態に供給され、やや過分
なものは、振動により絶えず供給樋(B)内を回転して
いる状態にあるようにする。
振動数と、クランプレバー(10)の操作によるゲート
(b)の開度とにより、供給樋(B)の底部(1)に設
けた排出用開口(12)を通ってスライド桝(c)を介
し排出する量に見合うような量をホッパー(A)より供
給樋(B)側に供給する。したがって、供給樋(B)内
のチーズ食品は、計量されて排出されるにもかかわら
ず、常に過不足のないような状態に供給され、やや過分
なものは、振動により絶えず供給樋(B)内を回転して
いる状態にあるようにする。
【0023】チーズ食品がシュレッドチーズである場合
は、図2及び図6(イ)に示すように、スライド桝
(c)の計量の透孔(21)は4角形にして、その前後
壁が蛇管(d)の取付け側に対し反対側方向に傾斜して
いるから、透孔(21)内において、ランダムに入った
シュレットチーズが、立った状態のものがあっても、ス
ライド桝(c)がエアシリンダ(e)の作用により引か
れると、シュレッドチーズは、透孔(21)の傾斜壁の
方向に傾動するから、供給樋(B)の底部(1)の排出
用開口(12)の口縁で切断されることはない。したが
って、この部分において、切断による圧力がかかって団
子状に固まることはないから、エアノズル(f)によっ
てばら撤き状に排出される。
は、図2及び図6(イ)に示すように、スライド桝
(c)の計量の透孔(21)は4角形にして、その前後
壁が蛇管(d)の取付け側に対し反対側方向に傾斜して
いるから、透孔(21)内において、ランダムに入った
シュレットチーズが、立った状態のものがあっても、ス
ライド桝(c)がエアシリンダ(e)の作用により引か
れると、シュレッドチーズは、透孔(21)の傾斜壁の
方向に傾動するから、供給樋(B)の底部(1)の排出
用開口(12)の口縁で切断されることはない。したが
って、この部分において、切断による圧力がかかって団
子状に固まることはないから、エアノズル(f)によっ
てばら撤き状に排出される。
【0024】チーズ食品が粉チーズであっても、揚げチ
ーズであっても供給樋(B)内における振動と回転羽根
(h)によって撹拌されているから、固まることなく、
計量の粉チーズは円形の大きな透孔(21’)より、ま
た揚げチーズは小さな円形の透孔(21”)よりエアノ
ズル(f)によって排出される。シュレッドチーズは、
スライド桝(c)の計量の透孔(21)にランダムに入
り、立った状態のものがあっても、倒れて引きちぎられ
ることなく、計量の透孔(21)に入った量が排出され
るから、計量結果に変動はない。これに対し、揚げチー
ズは、撹拌されていても、小さい円形の透孔(21”)
に入るところから固まり易く、定量結果に変動を生じ易
い。このように粉チーズ、揚げチーズは、振動により固
まる傾向にあるが、エアノズルよりエアを出して撹拌
し、壁面にテフロン加工を施してその付着を防止してあ
るから、これらのチーズは崩れ、固まることはない。
ーズであっても供給樋(B)内における振動と回転羽根
(h)によって撹拌されているから、固まることなく、
計量の粉チーズは円形の大きな透孔(21’)より、ま
た揚げチーズは小さな円形の透孔(21”)よりエアノ
ズル(f)によって排出される。シュレッドチーズは、
スライド桝(c)の計量の透孔(21)にランダムに入
り、立った状態のものがあっても、倒れて引きちぎられ
ることなく、計量の透孔(21)に入った量が排出され
るから、計量結果に変動はない。これに対し、揚げチー
ズは、撹拌されていても、小さい円形の透孔(21”)
に入るところから固まり易く、定量結果に変動を生じ易
い。このように粉チーズ、揚げチーズは、振動により固
まる傾向にあるが、エアノズルよりエアを出して撹拌
し、壁面にテフロン加工を施してその付着を防止してあ
るから、これらのチーズは崩れ、固まることはない。
【0025】本装置の作動は、ベルトコンベア(26)
によりマカロニ、スパゲティ等の食品を容入したトレー
(D)が、装置のエアノズル(f)、フード(g)の下
方に移送されて停止すると、これをセンサーで感知し
て、エアシリンダ(e)により蛇管(d)を介してスラ
イド桝(c)を引き、それの計量の透孔(21)、(2
1’)、(21”)がエアノズル(f)の下方に至る
と、これを感知して、エアノズル(f)よりエアを噴射
して、計量の透孔(21)、(21’)、(21”)内
のチーズ食品は、フード(g)に規制されて、トレー
(D)内の食品の上に一様に振り掛けられる。
によりマカロニ、スパゲティ等の食品を容入したトレー
(D)が、装置のエアノズル(f)、フード(g)の下
方に移送されて停止すると、これをセンサーで感知し
て、エアシリンダ(e)により蛇管(d)を介してスラ
イド桝(c)を引き、それの計量の透孔(21)、(2
1’)、(21”)がエアノズル(f)の下方に至る
と、これを感知して、エアノズル(f)よりエアを噴射
して、計量の透孔(21)、(21’)、(21”)内
のチーズ食品は、フード(g)に規制されて、トレー
(D)内の食品の上に一様に振り掛けられる。
【0026】
【発明の効果】本発明は、振動による食品の供給装置に
おいて、内容物としての食品を投入するホッパーとこれ
に続く供給樋とを一体に構成し、ホッパーにあってはそ
の形状を長円形状に、底部を円弧状にして、後壁を迫り
上がりの円弧状にするとともに、前壁の下方の開口部に
は、その前壁の外面側に、この前壁の彎曲と逆方向に彎
曲の円弧状のゲートを上下方向に調節自在に設けたもの
であるから、シュレッドチーズ、粉チーズ、揚げチーズ
のような食品であっても、振動による移送供給におい
て、食品は、ホッパー内における後壁にそって迫り上り
状態から、前壁の下方の開口部に向う傾斜状態となっ
て、供給樋側に固まることなくスムーズに供給される。
おいて、内容物としての食品を投入するホッパーとこれ
に続く供給樋とを一体に構成し、ホッパーにあってはそ
の形状を長円形状に、底部を円弧状にして、後壁を迫り
上がりの円弧状にするとともに、前壁の下方の開口部に
は、その前壁の外面側に、この前壁の彎曲と逆方向に彎
曲の円弧状のゲートを上下方向に調節自在に設けたもの
であるから、シュレッドチーズ、粉チーズ、揚げチーズ
のような食品であっても、振動による移送供給におい
て、食品は、ホッパー内における後壁にそって迫り上り
状態から、前壁の下方の開口部に向う傾斜状態となっ
て、供給樋側に固まることなくスムーズに供給される。
【0027】この際、ホッパー、供給樋の振動数の調節
とゲートの開度の調節とによって、供給樋からの計量に
よって排出される量に見合う量をホッパー側から適切に
供給することができる。また、調節用のゲートは、その
形状をホッパーの前壁の彎曲と逆方向の円弧状にしてあ
るから、ホッパーの前壁の下方の開口部を通った食品
は、このゲートのところで止まることはなく、したがっ
て団子状に固まることはない。
とゲートの開度の調節とによって、供給樋からの計量に
よって排出される量に見合う量をホッパー側から適切に
供給することができる。また、調節用のゲートは、その
形状をホッパーの前壁の彎曲と逆方向の円弧状にしてあ
るから、ホッパーの前壁の下方の開口部を通った食品
は、このゲートのところで止まることはなく、したがっ
て団子状に固まることはない。
【0028】供給樋に設けた食品の計量のための排出口
には、その下面に、排出される食品の種類によって異な
るスライド桝が設けられているから、食品の種類によっ
て、それに対応して計量して排出することができる。
には、その下面に、排出される食品の種類によって異な
るスライド桝が設けられているから、食品の種類によっ
て、それに対応して計量して排出することができる。
【0029】スライド桝のうち、4角形の透孔にして、
その透孔の前後壁が、スライド桝の食品の排出のための
スライド方向と逆方向に傾斜しているものにあっては、
シュレッドチーズのような長片形の食品を計量してスム
ーズに排出することができる。これは、シュレッドチー
ズのような長片形の食品が4角形の透孔にランダムに入
って立った状態のものがあっても、スライド桝がスライ
ドすると、シュレッドチーズのような長片形の食品は傾
斜壁の方向に傾倒するから、供給樋の排出口の口縁で切
断されることなく、計量されてスムーズに排出される。
その透孔の前後壁が、スライド桝の食品の排出のための
スライド方向と逆方向に傾斜しているものにあっては、
シュレッドチーズのような長片形の食品を計量してスム
ーズに排出することができる。これは、シュレッドチー
ズのような長片形の食品が4角形の透孔にランダムに入
って立った状態のものがあっても、スライド桝がスライ
ドすると、シュレッドチーズのような長片形の食品は傾
斜壁の方向に傾倒するから、供給樋の排出口の口縁で切
断されることなく、計量されてスムーズに排出される。
【0030】ホッパー、供給樋、スライド桝の内面及び
調節用のゲートの外面はテフロン加工が施されているか
ら、装置の振動と相俟ってチーズのような付着性の高い
食品であっても付着することがない。
調節用のゲートの外面はテフロン加工が施されているか
ら、装置の振動と相俟ってチーズのような付着性の高い
食品であっても付着することがない。
【0031】ホッパーにはその底部に撹拌用のエアノズ
ルが、また粉チーズ、揚げチーズなどの粉体状の食品用
のものにあっては、供給樋内に撹拌用の羽根が設けられ
ているから、上記のテフロン加工と相俟って粉状体食品
は、固まることなく、その流れがスムーズになり、スラ
イド桝による計量が良好に行われる。また、調節用のゲ
ートは、1つのクランプレバーの簡単な操作で開度の調
節を容易に行うことができる。
ルが、また粉チーズ、揚げチーズなどの粉体状の食品用
のものにあっては、供給樋内に撹拌用の羽根が設けられ
ているから、上記のテフロン加工と相俟って粉状体食品
は、固まることなく、その流れがスムーズになり、スラ
イド桝による計量が良好に行われる。また、調節用のゲ
ートは、1つのクランプレバーの簡単な操作で開度の調
節を容易に行うことができる。
【図1】本発明の装置の平面図
【図2】同上の縦断正面図
【図3】図2におけるx1 −x1 の断面図
【図4】図2におけるx2 −x2 の断面図
【図5】本発明の装置の斜視図
【図6】(イ)、(ロ)、(ハ)は各種のスライド桝の
平面図と断面図
平面図と断面図
【図7】(イ)はシュレッドチーズ、粉チーズ用のフー
ド取付け体の平面図、正面図、右側面図、(ロ)は揚げ
チーズ用のフード取付け体の平面図、正面図、右側面図
ド取付け体の平面図、正面図、右側面図、(ロ)は揚げ
チーズ用のフード取付け体の平面図、正面図、右側面図
【図8】(イ)はシュレッドチーズ用のサイドフレーム
の平面図、正面図、(ロ)は粉チーズ用、揚げチーズ用
のサイドフレームの平面図、正面図、仮想線部分は、シ
リンダ用ブラケットを示す
の平面図、正面図、(ロ)は粉チーズ用、揚げチーズ用
のサイドフレームの平面図、正面図、仮想線部分は、シ
リンダ用ブラケットを示す
【図9】エアノズル用フードの平面図、正面図、右側面
図
図
【図10】エアノズル、スライド桝、フード、トレーの
位置的関係を示す概略図
位置的関係を示す概略図
【図11】供給樋中の撹拌羽根を仮想線で示す
A ホッパー B 供給樋 C 計量排出装置 D トレー a エアノズル b ゲート c スライド桝 d 蛇管 e エアシリンダ f エアノズル g フード g’ フード取付け体 h 撹拌羽根 1 底部 2 後壁 3 前壁 5 開口 6 覆板 7 支持板 8 縦溝 9 支持杆 10 クランプレバー 11 円弧部 12 排出用開口 15 サイドプレート 16 シリンダ用ブラケット 17 底板 18 シリンダヘッドフランジ 19 エアノズル用フード 21 透孔
Claims (6)
- 【請求項1】 長円形状のホッパーと、これに続く計量
のための排出口を有する供給樋とを一体に形成するとと
もに、このホッパーと供給樋とは円弧状の底部を有し、
さらにホッパーは後壁が迫り上がりの円弧状をなし、前
壁の下方の開口部には、その前壁の外面側に、この前壁
の彎曲と逆方向に彎曲の円弧状のゲートを上下方向に調
節自在に設けるとともに、ホッパーと供給樋には、食品
の移送のための可振モータによる振動が与えられるよう
に構成したことを特徴とする食品の供給装置。 - 【請求項2】 供給樋に設けた食品の計量のための排出
口には、その下面に、排出される食品の種類によって計
量の異なるスライド桝が設けられている請求項1に記載
の食品の供給装置。 - 【請求項3】 スライド桝の1つは、円形状の透孔と異
なる4角形の透孔にして、その4角形の透孔を構成する
前後方向の内壁は、スライド桝の食品の排出のためのス
ライド方向と逆方向に傾斜している請求項2に記載の食
品の供給装置。 - 【請求項4】 ホッパー、供給樋、スライド桝の計量用
の透孔の内面及び調節用のゲートの外面は、テフロン加
工が施されている請求項1に記載の食品の供給装置。 - 【請求項5】 ホッパーの内側には、食品の固まること
を防止するための撹拌用のエアノズルを設けるととも
に、供給樋中に、食品のの固まることを防止する撹拌用
の羽根を設けた請求項1に記載の食品の供給装置。 - 【請求項6】 調節用のゲートは、1つのクランプレバ
ーの操作でその開度が調節できるようにした請求項1に
記載の食品の供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9357700A JPH11187858A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 食品の供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9357700A JPH11187858A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 食品の供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11187858A true JPH11187858A (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=18455470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9357700A Withdrawn JPH11187858A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 食品の供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11187858A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002370228A (ja) * | 2001-06-19 | 2002-12-24 | Teijin Chem Ltd | 固着物形成性物質の搬送方法及び該搬送方法を用いた製造方法 |
JP2006143458A (ja) * | 2004-11-24 | 2006-06-08 | Shinko Electric Co Ltd | 振動コンベア |
CN100367055C (zh) * | 2002-09-24 | 2008-02-06 | 株式会社拓普康 | 表面检查装置的激光光源装置及其表面检查装置 |
-
1997
- 1997-12-25 JP JP9357700A patent/JPH11187858A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002370228A (ja) * | 2001-06-19 | 2002-12-24 | Teijin Chem Ltd | 固着物形成性物質の搬送方法及び該搬送方法を用いた製造方法 |
JP4693286B2 (ja) * | 2001-06-19 | 2011-06-01 | 帝人化成株式会社 | 固着物形成性物質の搬送方法及び該搬送方法を用いた製造方法 |
CN100367055C (zh) * | 2002-09-24 | 2008-02-06 | 株式会社拓普康 | 表面检查装置的激光光源装置及其表面检查装置 |
JP2006143458A (ja) * | 2004-11-24 | 2006-06-08 | Shinko Electric Co Ltd | 振動コンベア |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050301 |