JPH11183584A - 目標探知装置 - Google Patents

目標探知装置

Info

Publication number
JPH11183584A
JPH11183584A JP9356521A JP35652197A JPH11183584A JP H11183584 A JPH11183584 A JP H11183584A JP 9356521 A JP9356521 A JP 9356521A JP 35652197 A JP35652197 A JP 35652197A JP H11183584 A JPH11183584 A JP H11183584A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
unit
luminance
memory
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9356521A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Nakada
武志 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9356521A priority Critical patent/JPH11183584A/ja
Publication of JPH11183584A publication Critical patent/JPH11183584A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑背景下で目標探知処理を行う場合、単一
波長の画像処理では目標のみの抽出は困難であった。ま
た、多波長の画像を用いて比演算処理を適用しようとし
た場合、目標検出の為の2値化処理のしきい値を適応化
することが困難であった。 【解決手段】 画像撮像部1にて取得した可視近赤外領
域の異なる波長の観測画像から、減算処理部10にて光
路輝度を減算し、物質のもつ反射特性の違いを利用して
人工物と自然物を分別する比演算処理を行い、目標を高
い確率で抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は可視近赤外領域の
波長帯の異なる2つの画像を用いて、画像の中から目標
を高い確率で抽出する機能を有した目標探知装置に関す
るものである。さらに詳しくは、木や葉などの植物及び
岩や土などの地面から戦闘車両等の人工物を分別し探知
する装置に関するものであり、形状が認識できないよう
な微小な目標や動きの検出が難しい静止目標等に対し、
物体の持つ光波スペクトル情報を利用することにより、
目標とクラッタの分別を行い目標を検出する装置であ
る。
【0002】
【従来の技術】野外にて車両等の人工物等を検出するシ
ステムに適用される目標探知装置に用いられる目標抽出
方法について説明する。図15は野外において目標を撮
像し、その画像のなかから目標を抽出する状況を示す図
であり、1は目標を撮像する為のセンサであり、2はセ
ンサの撮像対象である。撮像対象2は、太陽光3や雲4
の影響により、日向の部位5や日陰の部位6が存在し、
また、近距離の植物7、遠距離の植物8及び土9等が混
在したものとなる。その為、迷彩色であるOD(Oli
ve Drab)色に塗装された戦闘車両等の目標10
は背景との区別が困難であり、可視領域で撮像した画像
から目標を人が分別することは難しい。そこで、従来の
目標探知装置では、主として3〜5μmの波長帯である
中赤外線領域、または8〜13μmの波長帯である遠赤
外線領域の単波長の撮像装置を用いて、空間フィルタや
2値化処理により、目標を抽出していた。しかし目標情
報を含んだ取得画像は、複雑背景下にあるため目標と同
サイズで同輝度のクラッタを多数含んでおり、従来の目
標探知装置では目標のみならず、クラッタをも探知して
しまい誤探知確率が高くなてしまうという問題があっ
た。
【0003】またリモートセンシングの分野では、可視
近赤領域の多バンドデータを用いて比演算処理により地
層帯の識別処理等に適用している例はあるが、高々度の
プラットフォームに搭載されたセンサの広範囲の取得画
像をオフラインにより解析するもので、地上から取得す
るセンサデータのような複雑な背景下で微小目標をリア
ルタイムに検出するような用途にはそのまま適用できる
ものではなかった。
【0004】また比演算処理されたセンサ出力比の特性
は、背景のスペクトル特性、視程、距離、視線と太陽の
方位角差の影響があり、目標検出の為の2値化処理に用
いるしきい値は、それら要素を考慮して変化させる必要
があり、しきい値の適応化処理が不可欠であった。その
為しきい値の決定に際し、LOWTRAN(米空軍の地
球物理学研究所が開発した大気の分光透過率や分光放射
輝度を算出する計算プログラム)等の計算機シミュレー
ションを用いてセンサ出力比を求めるか、観測画像の輝
度のヒストグラムを計算し、そのヒストグラムの状況を
人が判断し、しきい値を決定する必要があった。しか
し、計算機シミュレーションを用いる場合は、計算に用
いるパラメータの入力条件を妥当性が不確定であり、ま
たシミュレーションの実行にかなりの時間を要するとい
う問題があった。また、ヒストグラムを用いる場合は、
しきい値の判断基準が曖昧であり、目標検出の為には、
2値化処理後の画像を確認しながら、しきい値設定を繰
り返す必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】複雑背景下での目標探
知処理を行う場合、従来の赤外線を利用した単一波長で
の白黒画像を用いた処理だけでは目標のみならず背景ク
ラッタも検出してしまうという問題があった。
【0006】その為、戦闘車両等の目標数に対し探知さ
れる目標候補が多くなる傾向があり、探知された多数の
目標候補から真の目標を人が探しだし判断しなければな
らないという問題があった。
【0007】また比演算処理により目標を検出しようと
した場合、計算機シミュレーション等によりセンサ出力
比を算出するか、観測画像の輝度のヒストグラムを人が
判断し、しきい値を適応化しなければならないという問
題があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、可視近赤外領域で撮像した異な
る波長の画像を用いて複雑背景のクラッタを抑圧し、目
標を高い確率で検出する装置である。
【0009】また、この発明は、観測画像を用いて光路
輝度を簡易な方法で推定することにより、高速で正確な
目標探知能力を有する目標探知装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明による目標探
知装置は、可視近赤外領域の波長特性を有する撮像装置
を用いて取得した異なる波長の観測画像を用いて、それ
ぞれの画像で人が選択した部位の輝度情報と観測画像と
で差演算処理を行うことにより光路輝度を除去し、差演
算処理後の画像間の比演算処理により目標と背景の分別
ができるようにしたものである。
【0011】また、第2の発明による目標探知装置は、
可視近赤外領域の波長特性を有する撮像装置を用いて取
得した異なる波長の観測画像を用いて、そのうち一つの
画像で人が選択した部位の輝度情報と他の画像で同じ部
位の輝度情報を用い、その輝度情報と観測画像で差演算
処理を行うことにより光路輝度を除去し、差演算処理後
の画像間の比演算処理により目標と背景の分別ができる
ようにしたものである。
【0012】また、第3の発明による目標探知装置は、
可視近赤外領域の波長特性を有する撮像装置を用いて取
得した異なる波長の観測画像を用いて、それぞれの画像
の最も輝度レベルの低い点を自動検出し、その輝度情報
と観測画像とで差演算処理を行うことにより光路輝度を
除去し、差演算処理後の画像間の比演算処理により目標
と背景の分別ができるようにしたものである。
【0013】また、第4の発明による目標探知装置は、
可視近赤外領域の波長特性を有する撮像装置を用いて取
得した異なる波長の観測画像を用いて、そのうち一つの
画像から最も輝度レベルの低い点を自動抽出し、その輝
度情報と他の画像で同じ点の輝度情報を用い、その輝度
情報と観測画像とで差演算処理を行うことにより光路輝
度を除去し、差演算処理後の画像間の比演算処理により
目標と背景の分別ができるようにしたものである。
【0014】また、第5の発明による目標探知装置は、
可視近赤外領域の波長特性を有する撮像装置を用いて取
得した異なる波長の観測画像を用いて、それぞれの画像
で人が選択した近距離にある植物と遠距離にある植物の
輝度レベルの差と観測画像とで差演算処理を行うことに
より光路輝度を除去し、差演算処理後の画像間の比演算
処理により目標と背景の分別ができるようにしたもので
ある。
【0015】また、第6の発明による目標探知装置は、
可視近赤外領域の波長特性を有する撮像装置を用いて取
得した異なる波長の観測画像を用いて、そのうち一つの
画像内で人が選択した近距離にある植物と遠距離にある
植物の輝度レベルの差と他の画像で同じ点間から算出し
た観測輝度の差とで差演算処理を行うことにより光路輝
度を除去し、差演算処理後の画像間の比演算処理により
目標と背景の分別ができるようにしたものである。
【0016】また、第7の発明による目標探知装置は、
可視近赤外領域の波長特性を有する撮像装置を用いて取
得した異なる波長の観測画像を用いて、それぞれの画像
内で人が選択した近距離にある植物と遠距離にある植物
の複数の対の差分輝度の最大値と観測輝度とで差演算処
理を行うことにより光路輝度を除去し、差演算処理後の
画像間の比演算処理により目標と背景の分別ができるよ
うにしたものである。
【0017】また、第8の発明による目標探知装置は、
可視近赤外領域の波長特性を有する撮像装置を用いて取
得した異なる波長の観測画像を用いて、そのうち一つの
画像内で人が選択した近距離にある植物と遠距離にある
植物の複数の対の差分輝度の最大値と他の画像で同じ点
間から算出した差分輝度の最大値と観測輝度とで差演算
処理を行うことにより光路輝度を除去し、差演算処理後
の画像間の比演算処理により目標と背景の分別ができる
ようにしたものである。
【0018】また、第9の発明による目標探知装置は、
可視近赤外領域の波長特性を有する撮像装置を用いて取
得した異なる波長の観測画像を用いて、それぞれの画像
内で人が選択した近距離にある植物と遠距離にある植物
の複数の対の差分輝度の平均値と観測輝度とで差演算処
理を行うことにより光路輝度を除去し、差演算処理後の
画像間の比演算処理により目標と背景の分別ができるよ
うにしたものである。
【0019】また、第10の発明による目標探知装置
は、可視近赤外領域の波長特性を有する撮像装置を用い
て取得した異なる波長の観測画像を用いて、そのうち一
つの画像内で人が選択した近距離にある植物と遠距離に
ある植物の複数の対の差分輝度の平均値と他の画像で同
じ点間から算出した差分輝度の平均値と観測輝度とで差
演算処理を行うことにより光路輝度を除去し、差演算処
理後の画像間の比演算処理により目標と背景の分別がで
きるようにしたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を示す構成図であり、図において11は可
視近赤外領域の異なる波長の画像を複数取得する為の画
像撮像部であり、多板方式カメラ等を用いることによ
り、波長の異なった(例えば、0.49μm〜0.57
μmの波長帯と0.76μm〜0.90μmの波長帯)
画像を同一座標且つ同一解像度で取得可能である。以
下、取得する波長をそれぞれ波長帯a、波長帯bとす
る。12は画像撮像部11からのアナログ画像信号をA
/D変換し第1の画像メモリ13または第2の画像メモ
リ16にデータ入力する画像撮像部インタフェース部、
13は画像撮像部11で取得した波長帯aの画像を記録
する第1の画像メモリ、14は第1の画像メモリ13の
画像情報を第1の画像表示部15に出力する為の第1の
画像表示部インタフェース部、15は第1の画像メモリ
13の画像情報を表示する第1の画像表示部、16は画
像撮像部11で取得した波長帯bの画像を記録する第2
の画像メモリ、17は第2の画像メモリ16の画像情報
を第2の画像表示部18に出力する為の第2の画像表示
部インタフェース部、18は第2の画像メモリ16の画
像情報を表示する第2の画像表示部、19は例えばジョ
イスティック等の画像座標位置指示部、20は第1の画
像表示部15または第2の画像表示部18で画像座標位
置指示部19により選択された部位のそれぞれの輝度情
報を第1の画像メモリ13または第2の画像メモリ16
に格納されている各画素情報から減算する減算処理部、
21は減算処理部20で処理された2つの画像情報を各
画素毎に除算する除算処理部、22は除算処理部21に
て処理された各画素の値をしきい値により2値化する2
値化処理部、23は2値化処理部22により2値化され
た画像を記録する第3の画像メモリ、24は第3の画像
メモリ22の画像情報を第3の画像表示部25に出力す
る為の第3の画像表示部インタフェース部、25は第3
の画像メモリ23の画像情報を表示する第3の画像表示
部、26は各構成要素間でデータをやりとりするバスで
ある。なお、上記実施の形態では画像表示装置を複数設
けたものを示したが、表示画像を切り換えるスイッチャ
ーを用いることにより、1つの画像表示装置のみによる
構成も可能である。
【0021】以上のように構成された目標探知装置の動
作を説明する。まず、目標探知処理部の第1の画像表示
部15で表示される図2(a)のような表示画像27a
において、人が画像座標位置指示部19により表示画像
27a内に表示されるカーソール28aを操作し輝度レ
ベルの低い部位を選択する。同様に第2の画像表示部1
8で表示される図2(b)のような表示画像27bにお
いてもカーソール28bを操作し輝度レベルの低い部位
を選択する。ここで、目標探知装置では図3のフローチ
ャートに従って処理が実施される。まず、減算処理部2
0にて、波長帯aの画像を記録した第1の画像メモリ1
3の情報を、波長帯aの画像入力29で入力し、その画
像の各画素の輝度情報から上記操作にて選択した部位の
輝度情報を波長帯aの光路輝度減算処理30により減算
する。同様に、第2の画像メモリ16の情報を波長帯b
の画像入力31で入力し、波長帯bの光路輝度減算処理
32を実施する。除算処理部21で、波長帯aの光路輝
度減算処理30及び波長帯bの光路輝度減算処理32で
算出された値を比演算処理33により各画素間の比をと
る。2値化処理部22で、2値化処理34により、比演
算値をしきい値と比較し、大きい場合は最大輝度情報を
小さい場合は最小輝度情報を第3の画像メモリ23に格
納する。これらの処理により、第3の画像表示部で第2
(c)のような表示画像27cが表示され、目標10の
みが抽出表示される。
【0022】図4は図3における2値化処理34で使用
するしきい値の設定方法について示したものである。O
D色の反射率の比入力35により、波長帯aと波長帯b
のOD色の反射率の比を入力する。また、植物等の反射
率の比入力36では、波長帯aと波長帯bの植物等反射
率の比を入力する。各波長の反射率は対象物のスペクト
ル特性であり一定値となる為、反射率の比も一定値とな
り予めメモリ上に記録するデータを使用することができ
る。照度の比入力37では、波長帯aと波長帯bの照度
の比を入力する。各波長の照度は状況により変化する
が、同一プラットフォーム上で同一方向を指向している
センサの各波長で観測される照度の比は一定となる為、
予め設定したデータを使用することができる。センサ諸
元入力38では、画像撮像部から光学系の絞りや電子回
路のゲインの情報をリアルタイムに入力し、各波長にお
ける透過率、感度、ゲインの値を掛け合わせた値の各波
長の比を算出する。しきい値算出39では、OD色の反
射率の比入力35と植物等の反射率の比入力36で設定
された値の平均値と照度の比入力37及びセンサ諸元入
力38で設定された値を掛け合わせ、その値をしきい値
として出力する。図5は可視近赤外領域におけるOD色
の反射率と代表的な植物や地面の反射率の平均値の一例
を示したもので、40は代表的な植物の反射率の平均値
であり、41はOD色の反射率である。例えば、0.4
9μm〜0.57μmの波長帯と0.76μm〜0.9
0μmの波長帯のOD色の反射率の比と植物等の反射率
の比を比較した場合、5倍程度の差があることから、O
D色に塗装された車両等が識別可能となる。
【0023】実施の形態2.図6はこの発明の実施の形
態2を示す構成図であり、図において、11〜16及び
19〜26は図1の装置と同一のもので、42は第1の
画像表示部15で指示された第1の画像メモリ13の輝
度情報のメモリアドレスと同じアドレスの第2の画像メ
モリ16の輝度情報を演算する輝度情報演算部である。
【0024】ここで実施の形態2の輝度情報演算部42
について詳細を説明する。まず、目標探知処理部の第1
の画像表示部15で表示される図2(a)のような表示
画像27aにおいて、人が画像座標位置指示部19によ
り表示画像27a内に表示されるカーソール28aを操
作し輝度レベルの低い部位を選択する。輝度情報演算部
42では上記操作にて選択した点の第1の画像メモリ1
3のメモリアドレスを取得し、第2の画像メモリ16で
そのアドレスと同じアドレスの輝度情報を選定し、減算
処理部20に出力する。減算処理部20では、選択指示
された輝度情報と輝度情報演算部42から入力した輝度
情報を、第1の画像メモリ13及び第2の画像メモリ1
6から減算する輝度情報として使用する。これにより、
輝度レベルの低い部位を1回のみ選択するだけで目標を
高い確率で検出することが可能となる。
【0025】実施の形態3.図7はこの発明の実施の形
態3を示す構成であり、図において、11〜13、16
及び20〜26は図1の装置と同一のもので、43は第
1の画像メモリ13または、第2の画像メモリ16の輝
度情報の最小値を出力する最小輝度検出部である。
【0026】ここで実施の形態3の最小輝度検出部43
について詳細を説明する。最小輝度検出部43は、第1
の画像メモリ13または第2の画像メモリ16のすべて
の画素の輝度情報を読み込み、最小輝度値を計算し、減
算処理部20に出力する。減算処理部20では、この最
小輝度値を第1の画像メモリ13及び第2の画像メモリ
16から減算する輝度情報として使用する。これによ
り、人が介在することなく自動的に目標を高い確率で検
出することが可能となる。
【0027】実施の形態4.図8はこの発明の実施の形
態4を示す構成であり、図において、11〜13、1
6、20〜26及び43は図7の装置と同一のものであ
る。42の輝度情報演算部は、第1の画像メモリ13の
輝度情報から最小輝度検出部42により検出された最小
輝度をもつメモリアドレスと同じアドレスの第2の画像
メモリ16の輝度情報を演算する、ここで、最小輝度検
出部43により最小輝度をもつメモリアドレスが複数存
在する場合は、対応するアドレスすべての輝度情報を演
算し、演算した情報のなかから最小値のみを出力する。
【0028】実施の形態5.図9はこの発明の実施の形
態5を示す構成であり、図において、11〜26は図1
の装置と同一のものである。44は輝度差演算部で、第
1の画像表示部15及び第2の画面表示部18で選択さ
れた2点間の輝度差を演算するものである。
【0029】ここで実施の形態5の輝度差演算部44に
ついて詳細を説明する。まず、目標探知処理部の第1の
画像表示部15で表示される図2(a)のような表示画
像27aにおいて、人が画像座標位置指示部19により
表示画像27a内に表示されるカーソール28aを操作
し近距離にある植物及び遠距離にある植物の2点を選択
する。同様に第2の画像表示部18で表示される図2
(b)のような表示画像27bにおいてもカーソール2
8bを操作し近距離にある植物及び遠距離にある植物の
2点を選択する。輝度差演算部44では上記操作にて選
択した2点の輝度情報の輝度差を演算し減算処理部20
に出力する。減算処理部20では、この輝度差情報を第
1の画像メモリ13及び第2の画像メモリ16から減算
する輝度情報として使用する。
【0030】実施の形態6.図10はこの発明の実施の
形態6を示す構成であり、図において、11〜16、1
9〜26及び44は図9の装置と同一のものである。4
2の輝度情報演算部は、第1の画面表示部15で選択さ
れた2点の第1の画像メモリ13におけるメモリアドレ
スと同じアドレスの第2の画像メモリ16の輝度情報を
演算し、輝度差演算部44に出力する。
【0031】実施の形態7.図11はこの発明の実施の
形態7を示す構成であり、図において、11〜26は図
9の装置と同一のものである。45は最大輝度差演算部
で、第1の画面表示部15及び第2の画面表示部18で
選択された2点の対の輝度差を演算し、そのうち最大輝
度差のものを出力するものである。
【0032】ここで実施の形態7の最大輝度差演算部4
5について詳細を説明する。まず、目標探知処理部の第
1の画像表示部15で表示される図2(a)のような表
示画像27aにおいて、人が画像座標位置指示部19に
より表示画像27a内に表示されるカーソール28aを
操作し近距離にある植物及び遠距離にある植物の対を複
数選択する。同様に第2の画像表示部18で表示される
図2(b)のような表示画像27bにおいてもカーソー
ル28bを操作し近距離にある植物及び遠距離にある植
物の対を複数選択する。最大輝度差演算部45では上記
操作にて選択した対のなかから最大輝度差のあるものを
演算し減算処理部20に出力する。減算処理部20で
は、この輝度差情報を第1の画像メモリ13及び第2の
画像メモリ16から減算する輝度情報として使用する。
【0033】実施の形態8.図12はこの発明の実施の
形態8を示す構成であり、図において、11〜16、1
9〜26は図10の装置と同一のもので、45は図11
と同一のものである。42の輝度情報演算部は、第1の
画面表示部15で選択された点の第1の画像メモリ13
におけるメモリアドレスと同じアドレスの第2の画像メ
モリ16の輝度情報を演算し、最大輝度差演算部45に
出力する。
【0034】実施の形態9.図13はこの発明の実施の
形態9を示す構成であり、図において、11〜26は図
9の装置と同一のものである。46は平均輝度差演算部
で、第1の画面表示部15及び第2の画面表示部18で
選択された2点の対の輝度差を演算し、それらの平均値
を出力するものである。
【0035】ここで実施の形態8の平均輝度差演算部4
6について詳細を説明する。まず、目標探知処理部の第
1の画像表示部15で表示される図2(a)のような表
示画像27aにおいて、人が画像座標位置指示部19に
より表示画像27a内に表示されるカーソール28aを
操作し近距離にある植物及び遠距離にある植物の対を複
数選択する。同様に第2の画像表示部で表示される図2
(b)のような表示画像27bにおいてもカーソール2
8bを操作し近距離にある植物及び遠距離にある植物の
対を複数選択する。平均輝度差演算部46では上記操作
にて選択した対の輝度差の平均値を演算し減算処理部2
0に出力する。減算処理部20では、この平均輝度差情
報を第1の画像メモリ3及び第2の画像メモリ6から減
算する輝度情報として使用する。
【0036】実施の形態10.図14はこの発明の実施
の形態10を示す構成であり、図において、11〜1
6、19〜26は図10の装置と同一のもので、46は
図12と同一のものである。42の輝度情報演算部は、
第1の画面表示部15で選択された点の第1の画像メモ
リ13におけるメモリアドレスと同じアドレスの第2の
画像メモリ16の輝度情報を演算し、平均輝度差演算部
46に出力する。
【0037】
【発明の効果】第1の発明によれば、異なる波長で取得
した複数の観測画像上で、人が輝度レベルの低い部位を
それぞれ選択することにより光路輝度を算出し、比演算
処理後の2値化処理を簡素化することができ、目標を高
い精度で抽出することができる。
【0038】また、第2の発明によれば、上記第1の発
明に対し人が表示選択する画像を一画面に限定した場合
でも、他の波長の画面における光路輝度を演算する輝度
情報演算部を付加することにより、同等の効果を得るこ
とができる。
【0039】また、第3の発明によれば、異なる波長で
取得した複数の観測画像上で最小輝度レベルを自動検出
することにより光路輝度を算出し、比演算処理後の2値
化処理を簡素化することができ、目標を高い精度で抽出
することができる。
【0040】また、第4の発明によれば、上記第3の発
明に対し最小輝度レベルを自動検出する画像を一画面に
限定した場合でも、他の波長の画面における光路輝度を
演算する輝度情報演算部を付加することにより、同等の
効果を得ることができる。
【0041】また、第5の発明によれば、異なる波長で
取得した複数の観測画像上で、人が近距離にある植物と
遠距離にある植物をそれぞれ選択することにより光路輝
度を算出し、比演算処理後の2値化処理を簡素化するこ
とができ、目標を高い精度で抽出することができる。
【0042】また、第6の発明によれば、上記第5の発
明に対し人が表示選択する画像を一画面に限定した場合
でも、他の波長の画面における光路輝度を演算する輝度
情報演算部を付加することにより、同等の効果を得るこ
とができる。
【0043】また、第7の発明によれば、異なる波長で
取得した複数の観測画像上で、人が近距離にある植物と
遠距離にある植物の対を複数選択し、その輝度差が最大
のものを光路輝度とすることにより、比演算処理後の2
値化処理を簡素化することができ、目標を高い精度で抽
出することができる。
【0044】また、第8の発明によれば、上記第7の発
明に対し人が表示選択する画像を一画面に限定した場合
でも、他の波長の画面における光路輝度を演算する輝度
情報演算部を付加することにより、同等の効果を得るこ
とができる。
【0045】また、第9の発明によれば、異なる波長で
取得した複数の観測画像上で、人が近距離にある植物と
遠距離にある植物の対を複数選択し、その輝度差の平均
値を光路輝度とすることにより、比演算処理後の2値化
処理を簡素化することができ、目標を高い精度で抽出す
ることができる。
【0046】また、第10の発明によれば、上記第9の
発明に対し人が表示選択する画像を一画面に限定した場
合でも、他の波長の画面における光路輝度を演算する輝
度情報演算部を付加することにより、同等の効果を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による目標探知装置の実施の形態1
を示す図である。
【図2】 画像表示部に表示される画面例を示す図であ
る。
【図3】 目標と背景を分別するためのフローチャート
図である。
【図4】 2値化処理に用いるしきい値の設定方法を示
すフローチャート図である。
【図5】 可視近赤外領域における植物等の反射率とO
D色の反射率を示す図である。
【図6】 この発明による目標探知装置の実施の形態2
を示す図である。
【図7】 この発明による目標探知装置の実施の形態3
を示す図である。
【図8】 この発明による目標探知装置の実施の形態4
を示す図である。
【図9】 この発明による目標探知装置の実施の形態5
を示す図である。
【図10】 この発明による目標探知装置の実施の形態
6を示す図である。
【図11】 この発明による目標探知装置の実施の形態
7を示す図である。
【図12】 この発明による目標探知装置の実施の形態
8を示す図である。
【図13】 この発明による目標探知装置の実施の形態
9を示す図である。
【図14】 この発明による目標探知装置の実施の形態
10を示す図である。
【図15】 目標探知装置の適用概念図である。
【符号の説明】
1 センサ、2 撮像対象、3 太陽光、4 雲、5
日向の部位、6 日陰の部位、7 近距離の植物、8
遠距離の植物、9 土、 10 目標、11画像撮像
部、12 画像撮像部インタフェース部、13 第1の
画像メモリ、14 第1の画像表示部インタフェース
部、15 第1の画像表示部、16 第2の画像メモ
リ、17 第2の画像表示部インタフェース部、18
第2の画像表示部、19 画像座標位置指示部、20
減算処理部、21 除算処理部、222値化処理部、2
3 第3の画像メモリ、24 第3の画像表示部インタ
フェース部、25 第3の画像表示部、26 バス、2
7a 第1の画像表示部で表示される表示画像、27b
第2の画像表示部で表示される表示画像、27c第3
の画像表示部で表示される表示画像、28a 第1の画
像表示部で表示されるカーソール、28b 第2の画像
表示部で表示されるカーソール、29 波長帯aの画像
入力、30 波長帯aの光路輝度減算処理、31 波長
帯bの画像入力、32 波長帯bの光路輝度減算処理、
33 比演算処理、34 2値化処理、35 OD色の
反射率の比入力、36 植物等の反射率の比入力、37
照度の比入力、38 センサ諸元入力、、39 しき
い値算出、40 植物等の反射率、41 OD色の反射
率、42 輝度情報演算部、43 最小輝度検出部、4
4 輝度差演算部、45 最大輝度差演算部、46 平
均輝度差演算部。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可視近赤外領域の異なる波長の画像を複
    数取得する画像撮像部と、この画像撮像部からのアナロ
    グ画像信号をA/D変換し画像メモリにデータ入力する
    画像撮像部インタフェース部と、上記画像撮像部で撮像
    した特定の波長領域の観測画像を記録する第1の画像メ
    モリと、この第1の画像メモリの画像情報を画像表示部
    に出力する第1の画像表示部インタフェース部と、上記
    第1の画像メモリの画像情報を表示する第1の画像表示
    部と、上記画像撮像部で撮像した第1の画像メモリとは
    別の波長領域の観測画像を記録する第2の画像メモリ
    と、この第2の画像メモリの画像情報を画像表示部に出
    力する第2の画像表示部インタフェース部と、上記第2
    の画像メモリの画像情報を表示する第2の画像表示部
    と、上記画像表示部の座標をカーソール等により指示す
    る画像座標位置指示部と、上記第1の画像表示部及び第
    2の画像表示部でこの画像座標位置指示部により人が選
    択した座標のそれぞれの輝度情報を、上記第1の画像メ
    モリまたは第2の画像メモリに格納されている各画素の
    輝度情報から減算する減算処理部と、この減算処理部で
    処理された2つの画像情報を各画素毎に除算する除算処
    理部と、この除算処理部にて処理された各画素の値を設
    定したしきい値により2値化する2値化処理部と、この
    2値化処理部で2値化された画像を記録する第3の画像
    メモリと、この第3の画像メモリの画像情報を画像表示
    部に出力する第3の画像表示部インタフェース部と、上
    記第3の画像メモリの画像情報を表示する第3の画像表
    示部と、各構成要素間でデータをやりとりするバスとを
    備えたことを特徴とする目標探知装置。
  2. 【請求項2】 上記画像座標位置指示部を用いて人が上
    記第1の画像表示部上で指示した位置の輝度情報を格納
    した上記第1の画像メモリのメモリアドレスと同じアド
    レスの上記第2の画像メモリの輝度情報を演算する輝度
    情報演算部を備えたことを特徴とする請求項1記載の目
    標探知装置。
  3. 【請求項3】 上記第1の画像メモリまたは第2の画像
    メモリに記録された輝度情報の最小値を出力する最小輝
    度検出部を備えたことを特徴とする請求項1記載の目標
    探知装置。
  4. 【請求項4】 上記第1の画像メモリの輝度情報から、
    上記最小輝度検出部により検出する最小輝度をもつメモ
    リアドレスと同じアドレスの第2の画像メモリの輝度情
    報を演算する輝度情報演算部を備えたことを特徴とする
    請求項3記載の目標探知装置。
  5. 【請求項5】 上記画像座標位置指示部を用いて人が上
    記第1の画像表示部及び第2の画像表示部上で指示した
    2点に対応する輝度情報を上記第1の画像メモリまたは
    第2の画像メモリの輝度情報から算出し、この2点の輝
    度情報の差を演算する輝度差演算部を備えたことを特徴
    とする請求項1記載の目標探知装置。
  6. 【請求項6】 上記画像座標位置指示部を用いて人が上
    記第1の画像表示部上で指示した位置の輝度情報を格納
    した上記第1の画像メモリのメモリアドレスと同じアド
    レスの上記第2の画像メモリの輝度情報を演算する輝度
    情報演算部を備えたことを特徴とする請求項5記載の目
    標探知装置。
  7. 【請求項7】 上記画像座標位置指示部を用いて人が上
    記第1の画像表示部及び第2の画像表示部上で指示した
    複数の2点の対に対応する輝度情報を上記第1の画像メ
    モリまたは第2の画像メモリから算出し、この2点の対
    の輝度情報の差を演算し、その輝度情報の差で最大輝度
    差のものを出力する最大輝度差演算部を備えたことを特
    徴とする請求項1記載の目標探知装置。
  8. 【請求項8】 上記画像座標位置指示部を用いて人が上
    記第1の画像表示部上で指示した位置の輝度情報を格納
    した上記第1の画像メモリのメモリアドレスと同じアド
    レスの上記第2の画像メモリの輝度情報を演算する輝度
    情報演算部を備えたことを特徴とする請求項7記載の目
    標探知装置。
  9. 【請求項9】 上記画像座標位置指示部を用いて人が上
    記第1の画像表示部及び第2の画像表示部上で指示した
    複数の2点の対に対応する輝度情報を上記第1の画像メ
    モリまたは第2の画像メモリから算出し、この2点の対
    の輝度情報の差を演算し、その輝度情報の差の平均値を
    出力する平均輝度差演算部を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の目標探知装置。
  10. 【請求項10】 上記画像座標位置指示部を用いて人が
    上記第1の画像表示部上で指示した位置の輝度情報を格
    納した上記第1の画像メモリのメモリアドレスと同じア
    ドレスの上記第2の画像メモリの輝度情報を演算する輝
    度情報演算部を備えたことを特徴とする請求項9記載の
    目標探知装置。
JP9356521A 1997-12-25 1997-12-25 目標探知装置 Pending JPH11183584A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9356521A JPH11183584A (ja) 1997-12-25 1997-12-25 目標探知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9356521A JPH11183584A (ja) 1997-12-25 1997-12-25 目標探知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11183584A true JPH11183584A (ja) 1999-07-09

Family

ID=18449442

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9356521A Pending JPH11183584A (ja) 1997-12-25 1997-12-25 目標探知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11183584A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6459984B1 (en) 1999-03-15 2002-10-01 Hitachi, Ltd. Intake air flow rate measurement apparatus
JP2008241563A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 2波長赤外線画像処理装置
JP2009150831A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Fujitsu Ltd 赤外線撮像画像に対する太陽光クラッタ除去処理装置、方法、および、プログラム。
JP2009192217A (ja) * 2008-02-12 2009-08-27 National Maritime Research Institute ライダー装置及び対象物検出方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6459984B1 (en) 1999-03-15 2002-10-01 Hitachi, Ltd. Intake air flow rate measurement apparatus
JP2008241563A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 2波長赤外線画像処理装置
JP2009150831A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Fujitsu Ltd 赤外線撮像画像に対する太陽光クラッタ除去処理装置、方法、および、プログラム。
JP2009192217A (ja) * 2008-02-12 2009-08-27 National Maritime Research Institute ライダー装置及び対象物検出方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110279682A1 (en) Methods for Target Tracking, Classification and Identification by Using Foveal Sensors
US20040183679A1 (en) Thermal signature intensity alarmer
JP5135882B2 (ja) 物体識別装置及びプログラム
Shaoqing et al. The comparative study of three methods of remote sensing image change detection
CN110363186A (zh) 一种异常检测方法、装置及计算机存储介质、电子设备
CN113033385A (zh) 一种基于深度学习的违章建筑遥感识别方法及系统
EP2898450A1 (en) Detecting a target in a scene
Azevedo et al. Shadow detection using object area-based and morphological filtering for very high-resolution satellite imagery of urban areas
CN111413279A (zh) 多光谱探测的视频处理方法、装置及多光谱探测终端
KR101687712B1 (ko) 분광장비를 이용하는 영상처리장치 및 그의 제어방법
JPH11183584A (ja) 目標探知装置
Ke et al. Individual tree crown detection and delineation from high spatial resolution imagery using active contour and hill-climbing methods
CN110047103A (zh) 从图像中去除杂乱背景以进行对象检测
KR101202215B1 (ko) 위치가중 또는 영역확장 2차원 모멘트 모델링을 이용한 스트랩다운 이중 모드 영상탐색기의 가중치 기반 표적 결정 시스템
CN110910379B (zh) 一种残缺检测方法及装置
JP2002032759A (ja) 監視装置
Pashchenko et al. An algorithm for the visualization of stereo images simultaneously captured with different exposures
CN114002704A (zh) 一种用于桥梁隧道的激光雷达监测方法、装置以及介质
JP6207968B2 (ja) 林相解析装置、林相解析方法及びプログラム
CN109427039B (zh) 图像处理装置、设定辅助方法以及电脑可读取记录媒体
RU2705423C1 (ru) Способ совмещения одновременно получаемых изображений от матричных фотоприёмников разного спектрального диапазона
Li et al. Generating" Cloud free" and" Cloud-Shadow free" mosaic for SPOT panchromatic images
JP2003123077A (ja) 目標検出装置
JP2015141118A (ja) 林相解析装置、林相解析方法及びプログラム
Özcan et al. Multiscale tree analysis from satellite images