JPH11183293A - 指針回動式圧力計 - Google Patents
指針回動式圧力計Info
- Publication number
- JPH11183293A JPH11183293A JP35423497A JP35423497A JPH11183293A JP H11183293 A JPH11183293 A JP H11183293A JP 35423497 A JP35423497 A JP 35423497A JP 35423497 A JP35423497 A JP 35423497A JP H11183293 A JPH11183293 A JP H11183293A
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- pressure
- pressure gauge
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- scale
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 指針が指示している圧力値が、許容範囲内に
あるか否か等を、遠方より容易に確認しうるようにす
る。 【解決手段】 目盛板1における適所に、色彩により区
画した複数の表示部4a〜4dを形成するとともに、指
針3の回転軸3aに、指針3とともに回動する不透明の
回動板5を固着し、回動板5の適所に、指針3が予め定
めた複数の圧力領域を指示しているとき、各表示部4a
〜4dのいずれかを視認しうる窓孔6を設ける。
あるか否か等を、遠方より容易に確認しうるようにす
る。 【解決手段】 目盛板1における適所に、色彩により区
画した複数の表示部4a〜4dを形成するとともに、指
針3の回転軸3aに、指針3とともに回動する不透明の
回動板5を固着し、回動板5の適所に、指針3が予め定
めた複数の圧力領域を指示しているとき、各表示部4a
〜4dのいずれかを視認しうる窓孔6を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばブルドン
管式の圧力計における指針の指し示す圧力値が、許容範
囲内にあるか否かを容易に視認しうるようにした圧力計
に関する。
管式の圧力計における指針の指し示す圧力値が、許容範
囲内にあるか否かを容易に視認しうるようにした圧力計
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の圧力計は、その指針の指し示す
目盛板の目盛りを一点で読み取るようになっているのが
一般的である。
目盛板の目盛りを一点で読み取るようになっているのが
一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】流体圧を利用して各種
の機器を作動させる際に用いられる圧力計の場合、その
指針の指示値は、一定の範囲、すなわち上限値と下限値
との間の許容範囲内にあればよいという使い方をされる
ことが多い。
の機器を作動させる際に用いられる圧力計の場合、その
指針の指示値は、一定の範囲、すなわち上限値と下限値
との間の許容範囲内にあればよいという使い方をされる
ことが多い。
【0004】従来の圧力計のように、指針の指示値が点
で表示されるものでは、その都度、指示値を読み取って
適正圧力か否かを判断する必要があり、また指針の指示
値を遠くから見えにくく、誤認することがある。
で表示されるものでは、その都度、指示値を読み取って
適正圧力か否かを判断する必要があり、また指針の指示
値を遠くから見えにくく、誤認することがある。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、圧力値が許容範囲内にあるか否かを、遠くからで
も容易に視認しうるようにした圧力計を提供することを
目的としている。
ので、圧力値が許容範囲内にあるか否かを、遠くからで
も容易に視認しうるようにした圧力計を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決しようとする手段】本発明によると、上記
課題は、目盛板における目盛よりも内方の表面適所に、
色彩、文字、記号等の表示領域を形成するとともに、指
針又はその回転軸に、指針とともに回動する不透明な回
動板を固着し、かつ回動板の適所に、指針が予め定めた
圧力領域を指示しているとき、前記目盛板の表示領域を
視認しうるようにした窓孔または透視窓を設けることに
より解決される。
課題は、目盛板における目盛よりも内方の表面適所に、
色彩、文字、記号等の表示領域を形成するとともに、指
針又はその回転軸に、指針とともに回動する不透明な回
動板を固着し、かつ回動板の適所に、指針が予め定めた
圧力領域を指示しているとき、前記目盛板の表示領域を
視認しうるようにした窓孔または透視窓を設けることに
より解決される。
【0007】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明の一実施
例におけるブルドン管式の圧力計を示すもので、(1)は
白色円形の目盛板、(2)は圧力を示す目盛、(3)は指針
である。圧力計本体の前面には、図示しない透明なガラ
ス板が取付けられている。
例におけるブルドン管式の圧力計を示すもので、(1)は
白色円形の目盛板、(2)は圧力を示す目盛、(3)は指針
である。圧力計本体の前面には、図示しない透明なガラ
ス板が取付けられている。
【0008】図1(A)に示すように、目盛板(1)の下部
表面には、円弧状に湾曲する表示領域(4)が形成され、
この表示領域(4)は、例えば青色の第1表示部(4a)と、
その右方の黄色の第2表示部(4b)と、それらの両側の赤
色の第3及び第4表示部(4c)(4d)とに色別に区画されて
いる。この第1〜第4表示部(4a)〜(4d)は、それぞれ目
盛(2)における予め設定された正常圧領域、要注意圧領
域、及び危険圧領域と対応している。
表面には、円弧状に湾曲する表示領域(4)が形成され、
この表示領域(4)は、例えば青色の第1表示部(4a)と、
その右方の黄色の第2表示部(4b)と、それらの両側の赤
色の第3及び第4表示部(4c)(4d)とに色別に区画されて
いる。この第1〜第4表示部(4a)〜(4d)は、それぞれ目
盛(2)における予め設定された正常圧領域、要注意圧領
域、及び危険圧領域と対応している。
【0009】図2(B)に示すように、指針(3)の回転軸
(3a)には、目盛(2)の内径より若干小径の、例えば不透
明プラスチック製の薄肉の円板状の回動板(5)が、目盛
板(1)の表面と近接して固着されている。
(3a)には、目盛(2)の内径より若干小径の、例えば不透
明プラスチック製の薄肉の円板状の回動板(5)が、目盛
板(1)の表面と近接して固着されている。
【0010】回動板(5)には、図1に示すように、表示
領域(4)を上方より視認可能な扇形窓孔(6)が穿設され
ている。
領域(4)を上方より視認可能な扇形窓孔(6)が穿設され
ている。
【0011】窓孔(6)は、指針(3)が目盛(2)の正常圧
領域の中間部を指示している時に、青色の第1表示部(4
a)のほぼ中央部上方に位置するようにしてある。
領域の中間部を指示している時に、青色の第1表示部(4
a)のほぼ中央部上方に位置するようにしてある。
【0012】上記実施例の圧力計において、指針(3)が
正常圧力の範囲を指示しているときには、図1に示すよ
うに、回動板(5)の窓孔(6)を通して、目盛板(1)の青
色の第1表示部(4a)の全部又は一部が見えるようにな
る。
正常圧力の範囲を指示しているときには、図1に示すよ
うに、回動板(5)の窓孔(6)を通して、目盛板(1)の青
色の第1表示部(4a)の全部又は一部が見えるようにな
る。
【0013】エア源又は油圧源等に異状が生じて、流体
圧が徐々に低下すると、指針(3)と共に回動板(5)が反
時計方向に回動することにより、窓孔(6)から、黄色の
第2表示部(4b)か、赤色の表示部(4c)の全部又は一部が
露呈し、圧力系統に何らかの異常が発生したことが判
る。
圧が徐々に低下すると、指針(3)と共に回動板(5)が反
時計方向に回動することにより、窓孔(6)から、黄色の
第2表示部(4b)か、赤色の表示部(4c)の全部又は一部が
露呈し、圧力系統に何らかの異常が発生したことが判
る。
【0014】指針(3)が正常圧力領域を超えると、回動
板(5)が時計方向に回動することにより、左側方の赤色
の第4表示部(4d)あるいは目盛板(1)自体の白色が、窓
孔(6)を通して視認され、上記と同様、圧力系統に異常
があることが判る。
板(5)が時計方向に回動することにより、左側方の赤色
の第4表示部(4d)あるいは目盛板(1)自体の白色が、窓
孔(6)を通して視認され、上記と同様、圧力系統に異常
があることが判る。
【0015】このように、本発明の圧力計においては、
目盛板(1)に、予め圧力領域に対応する領域の複数の表
示部を色別に形成し、これを回動板(5)の窓孔(6)を通
して視認することにより、その都度指針(3)が指し示し
ている圧力値を読み取ることなく、圧力が許容範囲内に
あるか否かを遠くからでも容易に視認することができ
る。
目盛板(1)に、予め圧力領域に対応する領域の複数の表
示部を色別に形成し、これを回動板(5)の窓孔(6)を通
して視認することにより、その都度指針(3)が指し示し
ている圧力値を読み取ることなく、圧力が許容範囲内に
あるか否かを遠くからでも容易に視認することができ
る。
【0016】なお、上記実施例では、表示領域(4)を、
圧力領域に対応して複数に色分けしているが、正常圧力
領域のみを青色等により着色し、この領域を外れたとき
には、目盛板(1)自体の白色が窓孔(6)を通して露呈す
るようにしてもよい。
圧力領域に対応して複数に色分けしているが、正常圧力
領域のみを青色等により着色し、この領域を外れたとき
には、目盛板(1)自体の白色が窓孔(6)を通して露呈す
るようにしてもよい。
【0017】表示領域(4)の区画方法としては、上記色
彩による外、文字や記号等であってもよい。回動板(5)
に、窓孔(6)の代わりに透明な透視窓をを設け、この透
視窓を介して、表示部(4)を視認するようにしてもよ
い。
彩による外、文字や記号等であってもよい。回動板(5)
に、窓孔(6)の代わりに透明な透視窓をを設け、この透
視窓を介して、表示部(4)を視認するようにしてもよ
い。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、圧力計に近寄って、指
針の指示値を直接読み取らなくても、回動板の窓孔又は
透視窓を通して、目盛板の表示領域の変化を視認するこ
とにより、圧力が許容範囲内にあるか否か等を、遠くか
らでも容易に確認することができ、指示圧の誤認や見落
しによる事故の発生を防止することができる。また、既
存の圧力計を大幅に改造することなく容易に適用するこ
とができる。
針の指示値を直接読み取らなくても、回動板の窓孔又は
透視窓を通して、目盛板の表示領域の変化を視認するこ
とにより、圧力が許容範囲内にあるか否か等を、遠くか
らでも容易に確認することができ、指示圧の誤認や見落
しによる事故の発生を防止することができる。また、既
存の圧力計を大幅に改造することなく容易に適用するこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】同じく、分解正面図を示し、(A)は圧力計本
体、(B)は指針と回動板である。
体、(B)は指針と回動板である。
(1)目盛板 (2)目盛 (3)指針 (3a)回転軸 (4)表示領域 (4a)〜(4d)第1〜第4表示部 (5)回動板 (6)窓孔
Claims (1)
- 【請求項1】 目盛板における目盛よりも内方の表面適
所に、色彩、文字、記号等の表示領域を形成するととも
に、指針又はその回転軸に、指針とともに回動する不透
明な回動板を固着し、かつ回動板の適所に、指針が予め
定めた圧力領域を指示しているとき、前記目盛板の表示
領域を視認しうるようにした窓孔または透視窓を設けた
ことを特徴とする指針回動式圧力計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35423497A JPH11183293A (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | 指針回動式圧力計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35423497A JPH11183293A (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | 指針回動式圧力計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11183293A true JPH11183293A (ja) | 1999-07-09 |
Family
ID=18436190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35423497A Pending JPH11183293A (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | 指針回動式圧力計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11183293A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101533749B1 (ko) * | 2009-02-10 | 2015-07-03 | 가부시키가이샤 고가네이 | 압력계 |
JP2018518684A (ja) * | 2015-06-26 | 2018-07-12 | ローズマウント インコーポレイテッド | 複数の範囲を備えるプロセス変数測定及びローカルなディスプレイ |
-
1997
- 1997-12-24 JP JP35423497A patent/JPH11183293A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101533749B1 (ko) * | 2009-02-10 | 2015-07-03 | 가부시키가이샤 고가네이 | 압력계 |
JP2018518684A (ja) * | 2015-06-26 | 2018-07-12 | ローズマウント インコーポレイテッド | 複数の範囲を備えるプロセス変数測定及びローカルなディスプレイ |
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