JPH11182500A - フィルタ付送風機 - Google Patents
フィルタ付送風機Info
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- JPH11182500A JPH11182500A JP34632897A JP34632897A JPH11182500A JP H11182500 A JPH11182500 A JP H11182500A JP 34632897 A JP34632897 A JP 34632897A JP 34632897 A JP34632897 A JP 34632897A JP H11182500 A JPH11182500 A JP H11182500A
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- Japan
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- air
- cover
- filter
- inlet
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 比較的軽く細かな塵埃やミストなどを効率よ
く除去する。 【解決手段】 ファンケース１１の出口側にカバー４を
設けて、ファンケース１１から排気された空気に含まれ
る塵埃やミストを、カバー４内壁面に付着させて除去す
る。
く除去する。 【解決手段】 ファンケース１１の出口側にカバー４を
設けて、ファンケース１１から排気された空気に含まれ
る塵埃やミストを、カバー４内壁面に付着させて除去す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルタ付送風機
に関し、特に、軸方向から空気を吸い込み径方向外方へ
送り出すように放射状に形成された多数の中空空気通路
を有する面フィルタを回転させることにより、送風する
空気に含まれる塵埃やミストを除去するフィルタ付送風
機に関するものである。
に関し、特に、軸方向から空気を吸い込み径方向外方へ
送り出すように放射状に形成された多数の中空空気通路
を有する面フィルタを回転させることにより、送風する
空気に含まれる塵埃やミストを除去するフィルタ付送風
機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】最近の電子計算機のような高性能電子機
器においては、所定の特性を維持するために送風機を用
いて強制的に換気するのが一般的である。この場合、塵
埃，空気中に浮遊する微粒子状の油（ミスト）等が電子
機器の内部に侵入するのを防ぐために、塵埃除去手段と
してフィルタ付送風機を用い、これによって機器内に取
り込まれる空気中の塵埃やミストなどを除去して清浄な
空気の供給を行っている。
器においては、所定の特性を維持するために送風機を用
いて強制的に換気するのが一般的である。この場合、塵
埃，空気中に浮遊する微粒子状の油（ミスト）等が電子
機器の内部に侵入するのを防ぐために、塵埃除去手段と
してフィルタ付送風機を用い、これによって機器内に取
り込まれる空気中の塵埃やミストなどを除去して清浄な
空気の供給を行っている。
【０００３】図３は、従来のフィルタ付送風機の全体構
造を示す断面図であり、本出願人により提案されたもの
である（特願平７−２６２７９７号公報）。同図におい
て、１１は筒状のファンケースであり、その内部に、入
口側と出口側を分ける仕切板１２が設けられている。ま
た、この仕切板１２の入口側に出力軸２が突出するよう
に、ファンケース１１の軸線に沿って仕切板１２の出口
側に駆動モータ１が固定されている。
造を示す断面図であり、本出願人により提案されたもの
である（特願平７−２６２７９７号公報）。同図におい
て、１１は筒状のファンケースであり、その内部に、入
口側と出口側を分ける仕切板１２が設けられている。ま
た、この仕切板１２の入口側に出力軸２が突出するよう
に、ファンケース１１の軸線に沿って仕切板１２の出口
側に駆動モータ１が固定されている。
【０００４】さらに、仕切板１２の入口側には、送風を
行うとともに、空気中の塵埃やミストなどを除去する面
フィルタ３が配置されており、駆動モータ１の出力軸２
に結合されている。ファンケース１１の入口側には、入
口板１３が配置されており、仕切板１２とファンケース
１１と協同して、面フィルタ３を取り囲む空間１１Ａ
（出口側内部空間）を形成している。
行うとともに、空気中の塵埃やミストなどを除去する面
フィルタ３が配置されており、駆動モータ１の出力軸２
に結合されている。ファンケース１１の入口側には、入
口板１３が配置されており、仕切板１２とファンケース
１１と協同して、面フィルタ３を取り囲む空間１１Ａ
（出口側内部空間）を形成している。
【０００５】図４は面フィルタを示す説明図であり、
（ａ）は面フィルタの側面断面図、（ｂ）は面フィルタ
の一部を破断して示す平面図、（ｃ）は面フィルタの外
周側面図である。面フィルタ３は、軸方向から吸い込ん
だ空気を径方向外方へ送り出すように放射状に形成され
た多数の中空空気通路３２を有する円板３１と、この円
板３１を出力軸２に固定するための下方円板３３および
上方円板３４とから構成されている。
（ａ）は面フィルタの側面断面図、（ｂ）は面フィルタ
の一部を破断して示す平面図、（ｃ）は面フィルタの外
周側面図である。面フィルタ３は、軸方向から吸い込ん
だ空気を径方向外方へ送り出すように放射状に形成され
た多数の中空空気通路３２を有する円板３１と、この円
板３１を出力軸２に固定するための下方円板３３および
上方円板３４とから構成されている。
【０００６】円板３１と下方円板３３との中央には、各
中空空気通路３２に空気流を導くための、円形の空気取
入口３５が設けられている。さらに、この空気取入口３
５の中央には、固定具２Ａが設けられており、この固定
具２Ａにより、面フィルタ３が駆動モータ１の出力軸２
に固定される。なお、各中空空気通路３２は、空気取入
口３５側から外周側まで同一内径のまっすぐな筒形状を
なしている。
中空空気通路３２に空気流を導くための、円形の空気取
入口３５が設けられている。さらに、この空気取入口３
５の中央には、固定具２Ａが設けられており、この固定
具２Ａにより、面フィルタ３が駆動モータ１の出力軸２
に固定される。なお、各中空空気通路３２は、空気取入
口３５側から外周側まで同一内径のまっすぐな筒形状を
なしている。
【０００７】したがって、駆動モータ１の駆動に応じて
面フィルタ３が回転し、面フィルタ３の各中空空気通路
３２内の空気が、遠心力により径方向外方に放出され中
空空気通路３２内が負圧になる。これにより、面フィル
タ３の前面に設けられた筒体１４内の空気が、順次、面
フィルタ３の空気取入口３５に吸い込まれる。
面フィルタ３が回転し、面フィルタ３の各中空空気通路
３２内の空気が、遠心力により径方向外方に放出され中
空空気通路３２内が負圧になる。これにより、面フィル
タ３の前面に設けられた筒体１４内の空気が、順次、面
フィルタ３の空気取入口３５に吸い込まれる。
【０００８】ここで、吸い込まれた空気に含まれる塵埃
やミストなどの一部は、中空空気通路３２の内壁に衝突
して一旦付着する。その後、みの付着した塵埃やミスト
は、中空空気通路３２から遠心力により径方向外方に放
出されて、空間１１Ａ内の入口板１３上に落下して堆積
するか、ミストドレイン１５を介して外部へ排出され
る。
やミストなどの一部は、中空空気通路３２の内壁に衝突
して一旦付着する。その後、みの付着した塵埃やミスト
は、中空空気通路３２から遠心力により径方向外方に放
出されて、空間１１Ａ内の入口板１３上に落下して堆積
するか、ミストドレイン１５を介して外部へ排出され
る。
【０００９】一方、中空空気通路３２から径方向外方に
放出された空気は、仕切板１２を介して、ファンケース
１１の入口側から出口側に排出される。仕切板１２の出
口側には、ファンケース１１よりも径の小さい円筒状の
空気通路形成部材（円筒部材）１６が取り付けられてお
り、ファンケース１１とこの空気通路形成部材１６との
間に、管状の空気通路１１Ｂ（出口側内部空間）を形成
している。
放出された空気は、仕切板１２を介して、ファンケース
１１の入口側から出口側に排出される。仕切板１２の出
口側には、ファンケース１１よりも径の小さい円筒状の
空気通路形成部材（円筒部材）１６が取り付けられてお
り、ファンケース１１とこの空気通路形成部材１６との
間に、管状の空気通路１１Ｂ（出口側内部空間）を形成
している。
【００１０】図５は、仕切板を示す説明図であり、
（ａ）は平面図、（ｂ）は側面図である。仕切板１２に
は、ファンケース１１の内壁に近い部分の周方向にほぼ
等配された複数の通気口１２Ｂが形成されてやおり、そ
の中央には、駆動モータ１の出力軸２が貫通するための
孔１２Ｃが設けられている。
（ａ）は平面図、（ｂ）は側面図である。仕切板１２に
は、ファンケース１１の内壁に近い部分の周方向にほぼ
等配された複数の通気口１２Ｂが形成されてやおり、そ
の中央には、駆動モータ１の出力軸２が貫通するための
孔１２Ｃが設けられている。
【００１１】通気口１２Ｂを介して、ファンケース１１
の入口側の空間１１Ａと出口側の空気通路１１Ｂとが連
通している。したがって、通気口１２Ｂを通過した空気
は、仕切板１２の通気口１２Ｂを通過して空気通路１１
Ｂに導かれ、この空気通路１１Ｂ内において面フィルタ
３の回転と同一方向で旋回する。
の入口側の空間１１Ａと出口側の空気通路１１Ｂとが連
通している。したがって、通気口１２Ｂを通過した空気
は、仕切板１２の通気口１２Ｂを通過して空気通路１１
Ｂに導かれ、この空気通路１１Ｂ内において面フィルタ
３の回転と同一方向で旋回する。
【００１２】また、ファンケース１１の出口側には、上
端部を内側に向かって逆Ｕ字状に折り曲げて形成した塵
埃捕捉部１１Ｃが設けられおり、さらにファンケース１
１の外側には、ファンケース１１の空気通路１１Ｂと、
連通孔１１Ｄを介して連絡された集塵ダクト１７が設け
られている。したがって、空気流に残存する塵埃やミス
トは、その遠心力により、重いものほど外側に移動し
て、その一部が空気通路１１Ｂの内壁や塵埃捕捉部１１
Ｃに衝突し、最終的には連通孔１１Ｄを介して集塵ダク
ト１７に導かれる。
端部を内側に向かって逆Ｕ字状に折り曲げて形成した塵
埃捕捉部１１Ｃが設けられおり、さらにファンケース１
１の外側には、ファンケース１１の空気通路１１Ｂと、
連通孔１１Ｄを介して連絡された集塵ダクト１７が設け
られている。したがって、空気流に残存する塵埃やミス
トは、その遠心力により、重いものほど外側に移動し
て、その一部が空気通路１１Ｂの内壁や塵埃捕捉部１１
Ｃに衝突し、最終的には連通孔１１Ｄを介して集塵ダク
ト１７に導かれる。
【００１３】また、空間１１Ａの外側壁に設けられた連
通孔１１Ｆを介しても塵埃やミスト集塵ダクト１７に導
かれる。このようにして、集塵ダクト１７に導かれた塵
埃やミストなどは、さらに連通孔１１Ｅおよびミストド
レイン１５を経て、外部へ排出される。したがって、筒
体１４から吸い込まれた空気に含まれる塵埃やミストが
取り除かれ、清浄な空気が空気通路１１Ｂの上部から外
部へ排出される。
通孔１１Ｆを介しても塵埃やミスト集塵ダクト１７に導
かれる。このようにして、集塵ダクト１７に導かれた塵
埃やミストなどは、さらに連通孔１１Ｅおよびミストド
レイン１５を経て、外部へ排出される。したがって、筒
体１４から吸い込まれた空気に含まれる塵埃やミストが
取り除かれ、清浄な空気が空気通路１１Ｂの上部から外
部へ排出される。
【００１４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のフィルタ付送風機では、空気通路１１Ｂ内の
空気流を旋回させ、その遠心力により、面フィルタ３を
通過した空気に残存する塵埃やミストなどを除去するも
のとなっているため、比較的軽い塵埃やミスト、例えば
粉末状の塵埃や霧状の油などを効率よく除去することが
できないという問題点があった。本発明はこのような課
題を解決するためのものであり、比較的軽く細かな塵埃
やミストなどを効率よく除去できるフィルタ付送風機を
提供することを目的としている。
うな従来のフィルタ付送風機では、空気通路１１Ｂ内の
空気流を旋回させ、その遠心力により、面フィルタ３を
通過した空気に残存する塵埃やミストなどを除去するも
のとなっているため、比較的軽い塵埃やミスト、例えば
粉末状の塵埃や霧状の油などを効率よく除去することが
できないという問題点があった。本発明はこのような課
題を解決するためのものであり、比較的軽く細かな塵埃
やミストなどを効率よく除去できるフィルタ付送風機を
提供することを目的としている。
【００１５】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項１の発明は、筒状のファンケースと、
このファンケースの内部に固定されかつ入口側と出口側
を分けるとともに、ファンケースの内壁に近い部分の周
方向にほぼ等配された複数の通気口を有する仕切板と、
この仕切板の入口側に突出した駆動モータの出力軸に結
合されかつ軸方向から空気を吸い込み径方向外方へ送り
出すように放射状に形成された多数の中空空気通路を有
する面フィルタと、仕切板とファンケースと協同して面
フィルタを取り囲む空間を形成するようにファンケース
の入口側に配置され面フィルタへの空気流を導く空気取
入口を中央に有する入口板と、内部空間を有する円筒形
状からなりこの内部空間を介してファンケースの出口側
からの空気を外部に排気するカバーと、ファンケースの
外側に設けられファンケースの入口側および出口側の内
部空間と連絡された集塵ダクトとを備えるものである。
したがって、ファンケースからの空気がカバーの内部空
間に導かれてその内壁部に衝突し、空気に含まれる塵埃
やミストが内壁部に付着して分離される。
るために、請求項１の発明は、筒状のファンケースと、
このファンケースの内部に固定されかつ入口側と出口側
を分けるとともに、ファンケースの内壁に近い部分の周
方向にほぼ等配された複数の通気口を有する仕切板と、
この仕切板の入口側に突出した駆動モータの出力軸に結
合されかつ軸方向から空気を吸い込み径方向外方へ送り
出すように放射状に形成された多数の中空空気通路を有
する面フィルタと、仕切板とファンケースと協同して面
フィルタを取り囲む空間を形成するようにファンケース
の入口側に配置され面フィルタへの空気流を導く空気取
入口を中央に有する入口板と、内部空間を有する円筒形
状からなりこの内部空間を介してファンケースの出口側
からの空気を外部に排気するカバーと、ファンケースの
外側に設けられファンケースの入口側および出口側の内
部空間と連絡された集塵ダクトとを備えるものである。
したがって、ファンケースからの空気がカバーの内部空
間に導かれてその内壁部に衝突し、空気に含まれる塵埃
やミストが内壁部に付着して分離される。
【００１６】また、請求項２の発明は、請求項１記載の
フィルタ付送風機において、カバーの入口孔に、入口孔
の内径より大きい内径の内部空間に向かって広がるテー
パーを設けたものである。また、請求項３の発明は、請
求項１または２記載のフィルタ送風機において、カバー
の出口孔に、内部空間の内径より小さい内径の出口孔に
向かって狭まるテーパーを設けたものである。また、請
求項４の発明は、請求項１〜３記載のフィルタ送風機に
おいて、カバーの出口孔に、内部空間に向かって突出す
る凸部を設けたものである。したがって、塵埃やミスト
と内壁部との衝突機会が増加する。
フィルタ付送風機において、カバーの入口孔に、入口孔
の内径より大きい内径の内部空間に向かって広がるテー
パーを設けたものである。また、請求項３の発明は、請
求項１または２記載のフィルタ送風機において、カバー
の出口孔に、内部空間の内径より小さい内径の出口孔に
向かって狭まるテーパーを設けたものである。また、請
求項４の発明は、請求項１〜３記載のフィルタ送風機に
おいて、カバーの出口孔に、内部空間に向かって突出す
る凸部を設けたものである。したがって、塵埃やミスト
と内壁部との衝突機会が増加する。
【００１７】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図１は本発明の一実施の形態であるフィ
ルタ付送風機の全体構成を示す断面図であり、同図にお
いて、前述の説明（図３参照）と同じまたは同様部分に
は同一符号を付してある。本発明では、従来のフィルタ
付送風機（図３参照）に比較して、ファンケース１１の
出口側にカバー４を設けて、ファンケース１１から排気
された空気に含まれる塵埃やミストを、カバー４内壁面
に付着させて除去するようにしたものである。
して説明する。図１は本発明の一実施の形態であるフィ
ルタ付送風機の全体構成を示す断面図であり、同図にお
いて、前述の説明（図３参照）と同じまたは同様部分に
は同一符号を付してある。本発明では、従来のフィルタ
付送風機（図３参照）に比較して、ファンケース１１の
出口側にカバー４を設けて、ファンケース１１から排気
された空気に含まれる塵埃やミストを、カバー４内壁面
に付着させて除去するようにしたものである。
【００１８】図２は、カバー４の構成例を示す説明図で
あり、（ａ）は側面（一部断面）図、（ｂ）は底面図で
ある。カバー４は入口孔４１および出口孔４２を有する
円筒形状をなしている。入口孔４１および出口孔４２に
はそれぞれテーパーが設けられており、入口孔４１およ
び出口孔４２の孔径に比較して、内部空間４Ａの孔径が
大きくなっている。
あり、（ａ）は側面（一部断面）図、（ｂ）は底面図で
ある。カバー４は入口孔４１および出口孔４２を有する
円筒形状をなしている。入口孔４１および出口孔４２に
はそれぞれテーパーが設けられており、入口孔４１およ
び出口孔４２の孔径に比較して、内部空間４Ａの孔径が
大きくなっている。
【００１９】入口孔４１にテーパーを設けることによ
り、ファンケース１１の出口側口径よりも、径の大きな
内部空間４Ａを形成してより大きな内壁部面積が得られ
る。また、出口孔４２にテーパーを設けることにより、
内部空間４Ａ内で空気が循環し易くなる。したがって、
いずれの場合も、塵埃やミストと内壁部との衝突機会が
増加し、塵埃やミストを効率よく除去できる。
り、ファンケース１１の出口側口径よりも、径の大きな
内部空間４Ａを形成してより大きな内壁部面積が得られ
る。また、出口孔４２にテーパーを設けることにより、
内部空間４Ａ内で空気が循環し易くなる。したがって、
いずれの場合も、塵埃やミストと内壁部との衝突機会が
増加し、塵埃やミストを効率よく除去できる。
【００２０】また、出口孔４２には、内部空間４Ａに向
かって壁部が折り返された凸部４Ｂが設けられている。
これにより、内部空間４Ａの壁部に沿って出口孔４２に
向かう空気が凸部４Ｂに衝突し、その空気に含まれる塵
埃やミストが壁部に付着するため、効率よく空気と分離
できる。
かって壁部が折り返された凸部４Ｂが設けられている。
これにより、内部空間４Ａの壁部に沿って出口孔４２に
向かう空気が凸部４Ｂに衝突し、その空気に含まれる塵
埃やミストが壁部に付着するため、効率よく空気と分離
できる。
【００２１】なお、カバー４の外周部には、ファンケー
ス１１の外周部に配設するための脚部４Ｃが設けられい
る。また、設置時には、入口孔４１、内部空間４Ａおよ
び出口孔４２のほぼ中央部にモータ１が挿入されて固定
され、カバー４全体が駆動モータ１の外側部を覆う状態
となる。
ス１１の外周部に配設するための脚部４Ｃが設けられい
る。また、設置時には、入口孔４１、内部空間４Ａおよ
び出口孔４２のほぼ中央部にモータ１が挿入されて固定
され、カバー４全体が駆動モータ１の外側部を覆う状態
となる。
【００２２】次に、図１を参照して、本発明の動作につ
いて説明する。まず、空気通路１１Ｂから旋回しながら
排出された空気は、入口孔４１を介してカバー４の内部
空間４Ａに導かれる。ここで、空気は内部空間４Ａで旋
回しながら内壁部あるいは凸部４Ｂに衝突する。これに
より、空気に含まれる塵埃やミストが内壁部あるいは凸
部４Ｂに付着して分離される。
いて説明する。まず、空気通路１１Ｂから旋回しながら
排出された空気は、入口孔４１を介してカバー４の内部
空間４Ａに導かれる。ここで、空気は内部空間４Ａで旋
回しながら内壁部あるいは凸部４Ｂに衝突する。これに
より、空気に含まれる塵埃やミストが内壁部あるいは凸
部４Ｂに付着して分離される。
【００２３】なお、分離された塵埃やミストは、より大
きな固まりあるいは滴となって、入口孔４１からファン
ケース１１に戻され、最終的には連通孔１１Ｄ，１１Ｆ
を介して集塵ダクト１７に導かれ＜さらに連通孔１１Ｅ
およびミストドレイン１５を経て、外部へ排出される。
また、塵埃やミストが分離された空気は、出口孔４２を
介して外部に廃棄される。
きな固まりあるいは滴となって、入口孔４１からファン
ケース１１に戻され、最終的には連通孔１１Ｄ，１１Ｆ
を介して集塵ダクト１７に導かれ＜さらに連通孔１１Ｅ
およびミストドレイン１５を経て、外部へ排出される。
また、塵埃やミストが分離された空気は、出口孔４２を
介して外部に廃棄される。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、内部空
間を有する円筒形状からなりこの内部空間を介してファ
ンケースの出口側からの空気を外部に排気するカバーを
設け、ファンケースからの空気をカバーの内部空間に導
いてその内壁部に衝突させることにより、空気に含まれ
る塵埃やミストが内壁部に付着して分離するようにした
ので、ファンケースで除去されなかった比較的軽く細か
な塵埃やミストなどを効率よく除去できる。また、カバ
ーの入口孔に、入口孔の内径より大きい内径の内部空間
に向かって広がるテーパーを設けたので、入口孔から出
口孔まで同一内径の筒体を用いた場合と比較して、ファ
ンケースの出口側口径よりも、径の大きな内部空間を形
成してより大きな内壁部面積を得ることができ、塵埃や
ミストと内壁部との衝突機会が増加し、塵埃やミストを
効率よく除去できる。
間を有する円筒形状からなりこの内部空間を介してファ
ンケースの出口側からの空気を外部に排気するカバーを
設け、ファンケースからの空気をカバーの内部空間に導
いてその内壁部に衝突させることにより、空気に含まれ
る塵埃やミストが内壁部に付着して分離するようにした
ので、ファンケースで除去されなかった比較的軽く細か
な塵埃やミストなどを効率よく除去できる。また、カバ
ーの入口孔に、入口孔の内径より大きい内径の内部空間
に向かって広がるテーパーを設けたので、入口孔から出
口孔まで同一内径の筒体を用いた場合と比較して、ファ
ンケースの出口側口径よりも、径の大きな内部空間を形
成してより大きな内壁部面積を得ることができ、塵埃や
ミストと内壁部との衝突機会が増加し、塵埃やミストを
効率よく除去できる。
【００２５】また、カバーの出口孔に、内部空間の内径
より小さい内径の出口孔に向かって狭まるテーパーを設
けたので、内部空間内で空気が循環し易くなり、塵埃や
ミストと内壁部との衝突機会が増加し、塵埃やミストを
効率よく除去できる。また、カバーの出口孔に、内部空
間に向かって突出する凸部を設けたので、内壁部に沿っ
て出口孔から排気される空気が凸部に衝突するため、塵
埃やミストと内壁部との衝突機会が増加し、塵埃やミス
トを効率よく除去できる。
より小さい内径の出口孔に向かって狭まるテーパーを設
けたので、内部空間内で空気が循環し易くなり、塵埃や
ミストと内壁部との衝突機会が増加し、塵埃やミストを
効率よく除去できる。また、カバーの出口孔に、内部空
間に向かって突出する凸部を設けたので、内壁部に沿っ
て出口孔から排気される空気が凸部に衝突するため、塵
埃やミストと内壁部との衝突機会が増加し、塵埃やミス
トを効率よく除去できる。
【図１】 本発明の一実施の形態によるフィルタ付送風
機の全体構成を示す断面図である。
機の全体構成を示す断面図である。
【図２】 カバーの構成例を示す説明図である。
【図３】 従来のフィルタ付送風機の全体構成を示す断
面図である。
面図である。
【図４】 一般的な面フィルタの構成例を示す説明図で
ある。
ある。
【図５】 仕切板を示す説明図である。
１…駆動モータ、２…出力軸、２Ａ…固定具、３…面フ
ィルタ、３１…円板、３２…中空空気通路、３２Ａ，３
２Ｂ…溝、３３…下方円板、３４…上方円板、３５…空
気取入口、４…カバー、４Ａ…内部空間、４Ｂ…凸部、
４Ｃ…脚部、４１…入口孔、４２…出口孔、１１…ファ
ンケース、１１Ａ…空間、１１Ｂ…空気通路、１１Ｃ…
塵埃捕捉部、１１Ｄ〜１１Ｆ…連通孔、１２…仕切板、
１２Ｂ…通気口、１２Ｃ…孔、１３…入口板、１４…筒
体、１５…ミストドレイン、１６…空気通路形成部材、
１７…集塵ダクト。
ィルタ、３１…円板、３２…中空空気通路、３２Ａ，３
２Ｂ…溝、３３…下方円板、３４…上方円板、３５…空
気取入口、４…カバー、４Ａ…内部空間、４Ｂ…凸部、
４Ｃ…脚部、４１…入口孔、４２…出口孔、１１…ファ
ンケース、１１Ａ…空間、１１Ｂ…空気通路、１１Ｃ…
塵埃捕捉部、１１Ｄ〜１１Ｆ…連通孔、１２…仕切板、
１２Ｂ…通気口、１２Ｃ…孔、１３…入口板、１４…筒
体、１５…ミストドレイン、１６…空気通路形成部材、
１７…集塵ダクト。
Claims (4)
- 【請求項１】 筒状のファンケースと、 このファンケースの内部に固定されかつ入口側と出口側
を分けるとともに、ファンケースの内壁に近い部分の周
方向にほぼ等配された複数の通気口を有する仕切板と、 この仕切板の入口側に突出した駆動モータの出力軸に結
合されかつ軸方向から空気を吸い込み径方向外方へ送り
出すように放射状に形成された多数の中空空気通路を有
する面フィルタと、 仕切板とファンケースと協同して面フィルタを取り囲む
空間を形成するようにファンケースの入口側に配置され
面フィルタへの空気流を導く空気取入口を中央に有する
入口板と、 内部空間を有する円筒形状からなりこの内部空間を介し
てファンケースの出口側からの空気を外部に排気するカ
バーと、 ファンケースの外側に設けられファンケースの入口側お
よび出口側の内部空間と連絡された集塵ダクトとを備え
ることを特徴とするフィルタ付送風機。 - 【請求項２】 請求項１記載のフィルタ付送風機におい
て、 カバーは、その入口孔に、入口孔の内径より大きい内径
の内部空間に向かって広がるテーパーを有することを特
徴とするフィルタ付送風機。 - 【請求項３】 請求項１または２記載のフィルタ送風機
において、 カバーは、その出口孔に、内部空間の内径より小さい内
径の出口孔に向かって狭まるテーパーを有することを特
徴とするフィルタ付送風機。 - 【請求項４】 請求項１〜３記載のフィルタ送風機にお
いて、 カバーは、その出口孔に、内部空間に向かって突出する
凸部を有することを特徴とするフィルタ付送風機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34632897A JPH11182500A (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | フィルタ付送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34632897A JPH11182500A (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | フィルタ付送風機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11182500A true JPH11182500A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18382675
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34632897A Pending JPH11182500A (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | フィルタ付送風機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11182500A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003004000A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-08 | Chuo Seisakusho Ltd | ミストセパレータ |
-
1997
- 1997-12-16 JP JP34632897A patent/JPH11182500A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003004000A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-08 | Chuo Seisakusho Ltd | ミストセパレータ |
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