JPH11180245A - ガス発生装置 - Google Patents
ガス発生装置Info
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- JPH11180245A JPH11180245A JP9366418A JP36641897A JPH11180245A JP H11180245 A JPH11180245 A JP H11180245A JP 9366418 A JP9366418 A JP 9366418A JP 36641897 A JP36641897 A JP 36641897A JP H11180245 A JPH11180245 A JP H11180245A
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- gas generating
- gas
- capsule
- generating mechanism
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 発生ガス圧の時間変化を制御できるガス発生
装置を提供すること。 【解決手段】 ガス発生剤および点火装置とからなるガ
ス発生部材と、このガス発生部材を複数個収納したガス
発生機構1と、上記ガス発生部材の点火装置を加熱さ
せ、ガス発生部材に点火する順序を制御する順序制御回
路6とを備えた。
装置を提供すること。 【解決手段】 ガス発生剤および点火装置とからなるガ
ス発生部材と、このガス発生部材を複数個収納したガス
発生機構1と、上記ガス発生部材の点火装置を加熱さ
せ、ガス発生部材に点火する順序を制御する順序制御回
路6とを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガス発生剤を用
いて発生させたガス圧を、効率良く、安全に利用するた
めのガス発生装置に関する。
いて発生させたガス圧を、効率良く、安全に利用するた
めのガス発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車のエアバッグ用のガス
発生装置として、ガス発生剤を用いたものがあった。こ
のガス発生装置は、図7に示すように、ガス発生機構1
5にガス発生剤2とガス発生剤2の中に入れた点火装置
3とを収納し、この点火装置3でガス発生剤2に点火し
て、噴出口15aから噴出する発生ガスを利用するもの
である。そして、点火装置3には、電源と衝撃センサ5
aを備えたスイッチ回路5を接続している。上記ガス発
生剤2は、従来から用いられている窒化ナトリウムなど
のアジ化合物や複素環式化合物などで、点火装置3の熱
によって反応し、図8に示すように瞬時に多量のガスを
発生するものである。これらを粉体のまま、あるいは固
形化して用いる。なお、ガス発生後、ピーク値PPから
圧力が下がっているのは、衝撃波の影響と発生ガスの熱
収縮によるものである。
発生装置として、ガス発生剤を用いたものがあった。こ
のガス発生装置は、図7に示すように、ガス発生機構1
5にガス発生剤2とガス発生剤2の中に入れた点火装置
3とを収納し、この点火装置3でガス発生剤2に点火し
て、噴出口15aから噴出する発生ガスを利用するもの
である。そして、点火装置3には、電源と衝撃センサ5
aを備えたスイッチ回路5を接続している。上記ガス発
生剤2は、従来から用いられている窒化ナトリウムなど
のアジ化合物や複素環式化合物などで、点火装置3の熱
によって反応し、図8に示すように瞬時に多量のガスを
発生するものである。これらを粉体のまま、あるいは固
形化して用いる。なお、ガス発生後、ピーク値PPから
圧力が下がっているのは、衝撃波の影響と発生ガスの熱
収縮によるものである。
【0003】このようなガス発生装置を自動車のエアバ
ッグに利用する場合には、ガス発生剤2を収納した上記
ガス発生機構15の噴出口15aに、エアバッグのエア
供給口を接続する。交通事故の衝撃によって、スイッチ
が入り、点火すると、瞬時にバッグを膨らますことがで
きる。エアバッグは、瞬時にガス圧を発生させて、事故
の衝撃を吸収するものであるが、エアバッグとは異な
り、発生したガス圧を長時間に渡って利用することもあ
る。このようにガス発生機構15により得られるガス圧
を、長時間に渡って利用する場合には以下のようにす
る。図9に示すように、上記ガス発生機構15の噴出口
15aに蓄圧ボンベ16を接続し、発生させたガス圧
を、この蓄圧ボンベ16内に蓄える。なお、ガス発生機
構15と蓄圧ボンベ16との間にバルブ17を備え、ガ
ス発生後に、これを閉じれば、ガス発生機構15とスイ
ッチ回路5を蓄圧ボンベ16から取り外して、高圧ボン
ベとして使用できる。また、蓄圧ボンベ16の出力口1
6a部分には、減圧バルブ18と圧力センサ19を設け
ている。そして、高圧を蓄えた蓄圧ボンベ16から、減
圧バルブ18により減圧して、必要な圧力を出力させれ
ば、アクチュエータの作動などに長時間利用することが
できる。
ッグに利用する場合には、ガス発生剤2を収納した上記
ガス発生機構15の噴出口15aに、エアバッグのエア
供給口を接続する。交通事故の衝撃によって、スイッチ
が入り、点火すると、瞬時にバッグを膨らますことがで
きる。エアバッグは、瞬時にガス圧を発生させて、事故
の衝撃を吸収するものであるが、エアバッグとは異な
り、発生したガス圧を長時間に渡って利用することもあ
る。このようにガス発生機構15により得られるガス圧
を、長時間に渡って利用する場合には以下のようにす
る。図9に示すように、上記ガス発生機構15の噴出口
15aに蓄圧ボンベ16を接続し、発生させたガス圧
を、この蓄圧ボンベ16内に蓄える。なお、ガス発生機
構15と蓄圧ボンベ16との間にバルブ17を備え、ガ
ス発生後に、これを閉じれば、ガス発生機構15とスイ
ッチ回路5を蓄圧ボンベ16から取り外して、高圧ボン
ベとして使用できる。また、蓄圧ボンベ16の出力口1
6a部分には、減圧バルブ18と圧力センサ19を設け
ている。そして、高圧を蓄えた蓄圧ボンベ16から、減
圧バルブ18により減圧して、必要な圧力を出力させれ
ば、アクチュエータの作動などに長時間利用することが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の装置では、ガス
発生機構15内の点火装置3に通電して、点火すると、
ガス発生剤2が全量一度に反応して、ガスを発生する。
このようなガス発生剤2は、一旦、点火すれば、その反
応を途中で止めたり、ゆっくりさせたりすることはでき
ない。そのため、従来の装置では、ガス発生剤の種類と
量とによって決まるガス量を、瞬時に発生する。言い換
えれると、発生ガス圧の時間変化を自由に制御すること
ができなかった。そのため、上記ガス発生機構15を用
いたエアバッグでは、交通事故の衝撃によってスイッチ
回路5が作動して、ガス発生剤2に点火すると、瞬間的
に多量のガスが発生してエアバッグが膨らむ。このと
き、エアバッグによる大きな衝撃力が発生する。そのた
め、事故の衝撃を吸収するためのエアバッグが、急激に
膨らむことによって、別の事故を引き起こすこともあっ
た。
発生機構15内の点火装置3に通電して、点火すると、
ガス発生剤2が全量一度に反応して、ガスを発生する。
このようなガス発生剤2は、一旦、点火すれば、その反
応を途中で止めたり、ゆっくりさせたりすることはでき
ない。そのため、従来の装置では、ガス発生剤の種類と
量とによって決まるガス量を、瞬時に発生する。言い換
えれると、発生ガス圧の時間変化を自由に制御すること
ができなかった。そのため、上記ガス発生機構15を用
いたエアバッグでは、交通事故の衝撃によってスイッチ
回路5が作動して、ガス発生剤2に点火すると、瞬間的
に多量のガスが発生してエアバッグが膨らむ。このと
き、エアバッグによる大きな衝撃力が発生する。そのた
め、事故の衝撃を吸収するためのエアバッグが、急激に
膨らむことによって、別の事故を引き起こすこともあっ
た。
【0005】また、蓄圧ボンベ16に蓄積したガス圧を
少しづつ出力して使用する場合には、蓄圧ボンベ16内
の圧力を使用圧力より高く保たなければならない。ま
た、その使用時間を長くすればするほど、蓄圧ボンベ1
6内の圧力を高くしなければならない。そこで、ガス発
生機構15のガス発生剤2によって、一度に多量のガス
を生成し、その高圧を蓄圧ボンベ16に蓄積し、これを
減圧バルブ18により減圧して利用するようにしてい
た。例えば、5(kg/cm2)の出力が必要な場合に
も、蓄圧ボンベ16内には、200(kg/cm2)の
圧力を蓄えて、減圧バルブ18で調節しながら使うこと
になる。
少しづつ出力して使用する場合には、蓄圧ボンベ16内
の圧力を使用圧力より高く保たなければならない。ま
た、その使用時間を長くすればするほど、蓄圧ボンベ1
6内の圧力を高くしなければならない。そこで、ガス発
生機構15のガス発生剤2によって、一度に多量のガス
を生成し、その高圧を蓄圧ボンベ16に蓄積し、これを
減圧バルブ18により減圧して利用するようにしてい
た。例えば、5(kg/cm2)の出力が必要な場合に
も、蓄圧ボンベ16内には、200(kg/cm2)の
圧力を蓄えて、減圧バルブ18で調節しながら使うこと
になる。
【0006】このように、蓄圧ボンベ16の蓄積圧が高
圧であるほど、危険性が高い。また、蓄積圧が高圧にな
ると、蓄圧ボンベ16や、減圧バルブ18も、高耐圧性
にしなければならないので、その分、どうしても高価に
なってしてしまう。さらに、使用圧力と蓄積圧力との差
が大きいと、減圧時の熱放出などにより、圧力のロスが
大きくなる。だからといって、ガス発生剤2の量を少な
くして、発生ガス圧を低くしたのでは、長時間の使用に
耐えられない。この発明の目的は、発生ガス圧の時間変
化を制御できるガス発生装置を提供することである。
圧であるほど、危険性が高い。また、蓄積圧が高圧にな
ると、蓄圧ボンベ16や、減圧バルブ18も、高耐圧性
にしなければならないので、その分、どうしても高価に
なってしてしまう。さらに、使用圧力と蓄積圧力との差
が大きいと、減圧時の熱放出などにより、圧力のロスが
大きくなる。だからといって、ガス発生剤2の量を少な
くして、発生ガス圧を低くしたのでは、長時間の使用に
耐えられない。この発明の目的は、発生ガス圧の時間変
化を制御できるガス発生装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ガス発生
剤および点火装置とからなるガス発生部材と、このガス
発生部材を複数個収納したガス発生機構と、上記ガス発
生部材の点火装置を加熱させ、ガス発生部材に点火する
順序を制御する順序制御回路とを備えたことを特徴とす
る。第2の発明は、ガス発生機構が、個々のガス発生部
材を所定の間隔を保って保持するとともに、点火したガ
ス発生部材の他のガス発生部材への類焼を防止する類焼
防止手段を備えたことを特徴とする。第3の発明は、ガ
ス発生機構からの発生ガスをためる蓄圧手段と、この蓄
圧手段内の圧力を検出する圧力センサとを備え、この圧
力センサの出力信号に応じて順序制御回路が動作し、蓄
圧手段の圧力が設定圧力以下になった時に、次のガス発
生部材に点火する構成にしたことを特徴とする。第4の
発明は、順序制御回路が、あらかじめ設定した時間間隔
で、個々のガス発生部材に点火する構成にしたことを特
徴とする。
剤および点火装置とからなるガス発生部材と、このガス
発生部材を複数個収納したガス発生機構と、上記ガス発
生部材の点火装置を加熱させ、ガス発生部材に点火する
順序を制御する順序制御回路とを備えたことを特徴とす
る。第2の発明は、ガス発生機構が、個々のガス発生部
材を所定の間隔を保って保持するとともに、点火したガ
ス発生部材の他のガス発生部材への類焼を防止する類焼
防止手段を備えたことを特徴とする。第3の発明は、ガ
ス発生機構からの発生ガスをためる蓄圧手段と、この蓄
圧手段内の圧力を検出する圧力センサとを備え、この圧
力センサの出力信号に応じて順序制御回路が動作し、蓄
圧手段の圧力が設定圧力以下になった時に、次のガス発
生部材に点火する構成にしたことを特徴とする。第4の
発明は、順序制御回路が、あらかじめ設定した時間間隔
で、個々のガス発生部材に点火する構成にしたことを特
徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜図4に示す実施例は、所望
のガス圧を長時間に渡って出力することができるガス発
生装置である。このガス発生装置では、必要な総ガス量
を得るためのガス発生剤量を小分けにして、それぞれ別
々に点火するようにしている。図1に示すように、カプ
セル4に、少量のガス発生剤2と、点火用の点火装置3
とを収納し、点火装置3のリード線9を外に出してい
る。そして、上記各カプセル4が、この発明のガス発生
部材を構成している。この実施例では、カプセル4とし
て、薬剤用のカプセルを用いているが、中に数グラムの
ガス発生剤2と、点火装置3を納め、外部にリード線9
を出せるようになっている容器なら他のものでも良い。
ただし、熱により有害物質を発生したり、ガス発生反応
の妨げになったりする材質は、用いることができない。
また、ガス発生剤を固形化できれば、カプセル等に収納
する必要もない。
のガス圧を長時間に渡って出力することができるガス発
生装置である。このガス発生装置では、必要な総ガス量
を得るためのガス発生剤量を小分けにして、それぞれ別
々に点火するようにしている。図1に示すように、カプ
セル4に、少量のガス発生剤2と、点火用の点火装置3
とを収納し、点火装置3のリード線9を外に出してい
る。そして、上記各カプセル4が、この発明のガス発生
部材を構成している。この実施例では、カプセル4とし
て、薬剤用のカプセルを用いているが、中に数グラムの
ガス発生剤2と、点火装置3を納め、外部にリード線9
を出せるようになっている容器なら他のものでも良い。
ただし、熱により有害物質を発生したり、ガス発生反応
の妨げになったりする材質は、用いることができない。
また、ガス発生剤を固形化できれば、カプセル等に収納
する必要もない。
【0009】このようなカプセル4を複数個、図3、図
4に示す収納具8に収納して用いる。そして、この収納
具8をタンク7内に組み込んでいる。また、この実施例
のガス発生装置は、図2に示すように、上記多数のカプ
セル4を備えたガス発生機構1と、これらのカプセル4
に順番に点火する順序制御回路6と、この順序制御回路
6を始動させるスイッチSとからなる。また、ガス発生
機構1には、バルブ17を介して、蓄圧手段としての蓄
圧ボンベ11を接続している。このようにした蓄圧ボン
ベ11の出力側には、蓄圧ボンベ11内の圧力を検出す
る圧力センサ12を設けている。さらに下流側には、放
出圧力を調整する減圧バルブ14と圧力センサ13を取
り付けている。上記ガス発生機構1は、図3に示すよう
に、収納具8と、それを組み込んだタンク7とからな
る。
4に示す収納具8に収納して用いる。そして、この収納
具8をタンク7内に組み込んでいる。また、この実施例
のガス発生装置は、図2に示すように、上記多数のカプ
セル4を備えたガス発生機構1と、これらのカプセル4
に順番に点火する順序制御回路6と、この順序制御回路
6を始動させるスイッチSとからなる。また、ガス発生
機構1には、バルブ17を介して、蓄圧手段としての蓄
圧ボンベ11を接続している。このようにした蓄圧ボン
ベ11の出力側には、蓄圧ボンベ11内の圧力を検出す
る圧力センサ12を設けている。さらに下流側には、放
出圧力を調整する減圧バルブ14と圧力センサ13を取
り付けている。上記ガス発生機構1は、図3に示すよう
に、収納具8と、それを組み込んだタンク7とからな
る。
【0010】上記収納具8は、図3、図4のように、ス
チール製の円柱で、カプセル4を挿入する複数の収納穴
8aを適当な間隔を保って開けたものである。そして、
この収納穴8aを図のように円柱の側面に形成するよう
にすれば、円柱の底面に形成するよりも、多く形成する
ことができる。したがって、それだけ多くのカプセル4
を収納することができる。このように、多数の収納穴8
aを形成したスチール製の収納具8によって、そこに収
納した複数のカプセル4に適当な間隔を保たせている。
複数のカプセル間で適当な間隔を保っているので、カプ
セル4間の類焼を防止できる。また、収納具8の中心に
は、各カプセル4の点火装置3のリード線9を通してい
る。そして、全てのリード線9を順序制御回路6に接続
し、この順序制御回路6によって、個々のカプセル4に
点火するようにしている。
チール製の円柱で、カプセル4を挿入する複数の収納穴
8aを適当な間隔を保って開けたものである。そして、
この収納穴8aを図のように円柱の側面に形成するよう
にすれば、円柱の底面に形成するよりも、多く形成する
ことができる。したがって、それだけ多くのカプセル4
を収納することができる。このように、多数の収納穴8
aを形成したスチール製の収納具8によって、そこに収
納した複数のカプセル4に適当な間隔を保たせている。
複数のカプセル間で適当な間隔を保っているので、カプ
セル4間の類焼を防止できる。また、収納具8の中心に
は、各カプセル4の点火装置3のリード線9を通してい
る。そして、全てのリード線9を順序制御回路6に接続
し、この順序制御回路6によって、個々のカプセル4に
点火するようにしている。
【0011】上記順序制御回路6は、ガス発生機構1の
各カプセル4の点火装置3に通電して、カプセル4を1
個づつ順番に点火する回路である。その順序はあらかじ
め決められているが、この実施例では、蓄圧ボンベ11
内の圧力が設定圧力以下になった場合に、次のカプセル
4に点火するようにしている。そして、蓄圧ボンベ11
のガス圧は、上記圧力センサ12が検出し、出力信号を
順序制御回路6に送信する。また、カプセル4を収納し
た収納具8の周面には、筒状の金属シート10を巻き付
け、収納穴8aの開口を塞いでいる。このように収納穴
8aを塞いだのは、上記カプセル間の間隔を保つことと
相まって、カプセル4の類焼を防止ためである。その一
方で、この金属シート10は、カプセル4の爆発後のカ
スなどが、他のカプセル4の収納穴8a内に飛び込むの
を防ぐ機能もある。
各カプセル4の点火装置3に通電して、カプセル4を1
個づつ順番に点火する回路である。その順序はあらかじ
め決められているが、この実施例では、蓄圧ボンベ11
内の圧力が設定圧力以下になった場合に、次のカプセル
4に点火するようにしている。そして、蓄圧ボンベ11
のガス圧は、上記圧力センサ12が検出し、出力信号を
順序制御回路6に送信する。また、カプセル4を収納し
た収納具8の周面には、筒状の金属シート10を巻き付
け、収納穴8aの開口を塞いでいる。このように収納穴
8aを塞いだのは、上記カプセル間の間隔を保つことと
相まって、カプセル4の類焼を防止ためである。その一
方で、この金属シート10は、カプセル4の爆発後のカ
スなどが、他のカプセル4の収納穴8a内に飛び込むの
を防ぐ機能もある。
【0012】ただし、この金属シート10には、上記収
納穴8aに対応する位置に、フタ部10aを形成してい
る。このフタ部10aは、その周囲の厚さを、他の部分
よりも薄くして、フタ部10aが上記金属シート10か
ら抜けやすくしている。したがって、カプセル4のガス
発生時の圧力で、そのカプセル4の収納穴8aに対応す
るフタ部10aが破断して、金属シート10に穴が開
く。そこで、発生ガスがタンク7内に放出される。この
ことからも明らかなように、フタ部10aの破断強度
は、次のように定めている。すなわち、フタ部10aは
個々のカプセル4の爆発時の圧力で破断されるけれど、
タンクに放出された圧力では、破断されないようにして
いる。したがって、タンク7側からの圧力で、他の収納
室8aを塞いでいるフタ部10aが破断されたりしな
い。この実施例では、上記金属シート10と、スチール
製の収納具8とで、この発明の類焼防止機構を構成して
いる。
納穴8aに対応する位置に、フタ部10aを形成してい
る。このフタ部10aは、その周囲の厚さを、他の部分
よりも薄くして、フタ部10aが上記金属シート10か
ら抜けやすくしている。したがって、カプセル4のガス
発生時の圧力で、そのカプセル4の収納穴8aに対応す
るフタ部10aが破断して、金属シート10に穴が開
く。そこで、発生ガスがタンク7内に放出される。この
ことからも明らかなように、フタ部10aの破断強度
は、次のように定めている。すなわち、フタ部10aは
個々のカプセル4の爆発時の圧力で破断されるけれど、
タンクに放出された圧力では、破断されないようにして
いる。したがって、タンク7側からの圧力で、他の収納
室8aを塞いでいるフタ部10aが破断されたりしな
い。この実施例では、上記金属シート10と、スチール
製の収納具8とで、この発明の類焼防止機構を構成して
いる。
【0013】次に、このガス発生装置を用いて、ガス圧
を長時間に渡って利用する場合を説明する。まず、手動
スイッチSを入れると、順序制御回路6が作動し始め、
第1のカプセル4に点火する。ここでは、例えば、1個
のカプセル4に入れたガス発生剤量を、従来例のガス発
生機構15の全ガス発生剤量の20分の1とする。ガス
の発生量は、ガス発生剤量に比例するので、1個のカプ
セル4から発生するガス量も20分の1となる。従来例
では、約200kg/cm2のガス圧を得たので、この
実施例の蓄圧ボンベ11内の圧力は、約10kg/cm
2になる。ただし、蓄圧ボンベ11と従来例の蓄圧ボン
ベ16の容量が、同等の場合である。
を長時間に渡って利用する場合を説明する。まず、手動
スイッチSを入れると、順序制御回路6が作動し始め、
第1のカプセル4に点火する。ここでは、例えば、1個
のカプセル4に入れたガス発生剤量を、従来例のガス発
生機構15の全ガス発生剤量の20分の1とする。ガス
の発生量は、ガス発生剤量に比例するので、1個のカプ
セル4から発生するガス量も20分の1となる。従来例
では、約200kg/cm2のガス圧を得たので、この
実施例の蓄圧ボンベ11内の圧力は、約10kg/cm
2になる。ただし、蓄圧ボンベ11と従来例の蓄圧ボン
ベ16の容量が、同等の場合である。
【0014】この状態で、減圧バルブ14を操作して、
10kg/cm2以下の圧力、例えば5kg/cm2の圧
力を連続的に出力させ、アクチュエータの作動などに利
用する。すると、蓄圧ボンベ11内の圧力は、図5に示
すように、ピーク値Ppから下がる。さらに5kg/c
m2のガス出力が続くと、蓄圧ボンベ11内の圧力P
は、図5の時刻t1で、5kg/cm2になる。一方、上
記順序制御回路6は、その設定圧力を5kg/cm2と
設定しておくと、蓄圧ボンベ11内の圧力Pが5kg/
cm2になった時点t1で、2番目のカプセル4に点火す
る。したがって、蓄圧ボンベ11内の圧力Pは、再び1
0kg/cm2に復帰し、そこから低下する。そして、
蓄圧ボンベ11内の圧力Pが5kg/cm2になった時
点t2で、次のカプセル4に点火する。以下同様に、ガ
ス圧を使用して、蓄圧ボンベ11内の圧力Pが5kg/
cm2になったら、1個づつ新たなカプセル4に点火す
るようにしている。
10kg/cm2以下の圧力、例えば5kg/cm2の圧
力を連続的に出力させ、アクチュエータの作動などに利
用する。すると、蓄圧ボンベ11内の圧力は、図5に示
すように、ピーク値Ppから下がる。さらに5kg/c
m2のガス出力が続くと、蓄圧ボンベ11内の圧力P
は、図5の時刻t1で、5kg/cm2になる。一方、上
記順序制御回路6は、その設定圧力を5kg/cm2と
設定しておくと、蓄圧ボンベ11内の圧力Pが5kg/
cm2になった時点t1で、2番目のカプセル4に点火す
る。したがって、蓄圧ボンベ11内の圧力Pは、再び1
0kg/cm2に復帰し、そこから低下する。そして、
蓄圧ボンベ11内の圧力Pが5kg/cm2になった時
点t2で、次のカプセル4に点火する。以下同様に、ガ
ス圧を使用して、蓄圧ボンベ11内の圧力Pが5kg/
cm2になったら、1個づつ新たなカプセル4に点火す
るようにしている。
【0015】このように、蓄圧ボンベ11内の圧力Pが
下がったら、そのたびにカプセル4に点火して、小分け
したガス発生剤2からガスを発生させる。そうすれば、
従来例のように、ガス発生剤の全量を一度に反応させる
場合と比べて、蓄圧ボンベ内の圧力を低く保つたまま
で、長時間ガス圧を使用することができる。このように
蓄積圧力が低ければ、それだけ安全である。また、使用
圧力と蓄積圧力との差を小さくして用いることができ、
圧力のロスも少なくできる。そのうえ、蓄圧ボンベ11
や減圧バルブ14を、耐高圧性の大きなものにする必要
がない。そのため、そのコストを低減することができ
る。また、ガス発生機構1のガス発生剤を全部反応させ
た後、バルブ17を閉めれば、ガス発生機構1を新しい
ものと交換し、さらに長時間利用することができる。
下がったら、そのたびにカプセル4に点火して、小分け
したガス発生剤2からガスを発生させる。そうすれば、
従来例のように、ガス発生剤の全量を一度に反応させる
場合と比べて、蓄圧ボンベ内の圧力を低く保つたまま
で、長時間ガス圧を使用することができる。このように
蓄積圧力が低ければ、それだけ安全である。また、使用
圧力と蓄積圧力との差を小さくして用いることができ、
圧力のロスも少なくできる。そのうえ、蓄圧ボンベ11
や減圧バルブ14を、耐高圧性の大きなものにする必要
がない。そのため、そのコストを低減することができ
る。また、ガス発生機構1のガス発生剤を全部反応させ
た後、バルブ17を閉めれば、ガス発生機構1を新しい
ものと交換し、さらに長時間利用することができる。
【0016】なお、上記蓄圧ボンベ11を用いずに、直
接ガス発生機構1からのガス圧を利用することもでき
る。この場合も、順序制御回路6で、多数のカプセル4
に順番に点火して、長時間、ガス圧を発生させ続けるこ
とができる。ただし、一定圧力を出力したい場合には、
蓄圧ボンベ11が必要である。なお、上記実施例で、カ
プセルの個数が多ければ多いほど、圧力変化曲線をいろ
いろにできる。言い換えれが、収納具8の収納穴8aを
たくさん作れば作るほど、その変化曲線をいろいろにで
きることを意味する。したがって、収納具8に収納穴8
aをたくさん作ることが理想的である。収納穴8aをた
くさん作るためには、例えば、仮想多条螺旋に沿って収
納穴8aを形成するとよい。
接ガス発生機構1からのガス圧を利用することもでき
る。この場合も、順序制御回路6で、多数のカプセル4
に順番に点火して、長時間、ガス圧を発生させ続けるこ
とができる。ただし、一定圧力を出力したい場合には、
蓄圧ボンベ11が必要である。なお、上記実施例で、カ
プセルの個数が多ければ多いほど、圧力変化曲線をいろ
いろにできる。言い換えれが、収納具8の収納穴8aを
たくさん作れば作るほど、その変化曲線をいろいろにで
きることを意味する。したがって、収納具8に収納穴8
aをたくさん作ることが理想的である。収納穴8aをた
くさん作るためには、例えば、仮想多条螺旋に沿って収
納穴8aを形成するとよい。
【0017】また、上記のようなガス発生機構1をエア
バッグ装置に利用することもできる。この装置は、図示
しないが、図2に示す実施例のガス発生機構1に直接エ
アバッグを接続し、手動スイッチSの代わりに、衝撃に
より作動する衝撃感応スイッチ回路を接続すればよい。
そして、エアバッグの容量に合わせたガス量に対応した
ガス発生剤量を、2つに分けて、2段階に反応させるよ
うにしている。例えば、ガス発生剤の全量を4:6に分
けて、それぞれサブカプセル、メインカプセルとして、
ガス発生部材を構成し、順序制御回路に接続する。順序
制御回路は、上記衝撃感応スイッチ回路の指令により、
初めにサブカプセルに点火し、そのΔt時間後に、メイ
ンカプセルに点火するように設定しておく。このように
したエアバッグ装置が作動すると、エアバッグの圧力P
は図6の実線で示すようになる。時刻0に点火されたサ
ブカプセルによるガス圧は、ピーク値P1から一点鎖線
に続くグラフとなる。この圧力P1は、全量の40%
の量のガス発生剤量に対応する圧力である。このグラフ
で、圧力が下がるのは、エアバッグには、細孔が開け
てあって、そこから徐々にガスが漏れるためである。
バッグ装置に利用することもできる。この装置は、図示
しないが、図2に示す実施例のガス発生機構1に直接エ
アバッグを接続し、手動スイッチSの代わりに、衝撃に
より作動する衝撃感応スイッチ回路を接続すればよい。
そして、エアバッグの容量に合わせたガス量に対応した
ガス発生剤量を、2つに分けて、2段階に反応させるよ
うにしている。例えば、ガス発生剤の全量を4:6に分
けて、それぞれサブカプセル、メインカプセルとして、
ガス発生部材を構成し、順序制御回路に接続する。順序
制御回路は、上記衝撃感応スイッチ回路の指令により、
初めにサブカプセルに点火し、そのΔt時間後に、メイ
ンカプセルに点火するように設定しておく。このように
したエアバッグ装置が作動すると、エアバッグの圧力P
は図6の実線で示すようになる。時刻0に点火されたサ
ブカプセルによるガス圧は、ピーク値P1から一点鎖線
に続くグラフとなる。この圧力P1は、全量の40%
の量のガス発生剤量に対応する圧力である。このグラフ
で、圧力が下がるのは、エアバッグには、細孔が開け
てあって、そこから徐々にガスが漏れるためである。
【0018】そして、サブカプセルの点火からΔt時間
後にメインカプセルに点火する。ガス圧は、その点から
圧力P2だけ上昇する。この圧力P2は、メインカプセル
のガス発生剤量、つまり、全量の60%のガス発生剤量
に対応する圧力である。このように、ガス発生を2段階
にすることによって、圧力が徐々に増加し、エアバッグ
による衝撃力を小さくできる。これに対し、従来のよう
に、全量のガス発生剤を一度に反応させた場合には、エ
アバッグの圧力は、点線で示すグラフのようになる。
短時間に最高圧力P3に達してしまうので、それだけ衝
撃力が大きくなる。
後にメインカプセルに点火する。ガス圧は、その点から
圧力P2だけ上昇する。この圧力P2は、メインカプセル
のガス発生剤量、つまり、全量の60%のガス発生剤量
に対応する圧力である。このように、ガス発生を2段階
にすることによって、圧力が徐々に増加し、エアバッグ
による衝撃力を小さくできる。これに対し、従来のよう
に、全量のガス発生剤を一度に反応させた場合には、エ
アバッグの圧力は、点線で示すグラフのようになる。
短時間に最高圧力P3に達してしまうので、それだけ衝
撃力が大きくなる。
【0019】このように、ガス発生剤量を分割して用い
るようにすれば、発生するガス圧の変化曲線を自由に制
御することができる。したがって、ピーク位置をずらす
ことによって、衝撃力を調整することもできる。なお、
上記の場合には、サブカプセルと、メインカプセルとい
うように、カプセルの容量を変更して、異なる圧力を得
るようにしたが、もっと多くのカプセルに分割して、多
段階に点火するようにすれば、もっと滑らかな圧力曲線
が得られる。また、図4のように、すべて同じ大きさの
カプセルを多数用意して、必要に応じて、複数個同時に
点火するようにしても良い。上記ガス発生機構に用いた
ガス発生剤としては、従来から用いられているものが利
用できるが、自己分解型の複素環式化合物であれば反応
促進剤が不要であるし、酸素不足の心配もない。
るようにすれば、発生するガス圧の変化曲線を自由に制
御することができる。したがって、ピーク位置をずらす
ことによって、衝撃力を調整することもできる。なお、
上記の場合には、サブカプセルと、メインカプセルとい
うように、カプセルの容量を変更して、異なる圧力を得
るようにしたが、もっと多くのカプセルに分割して、多
段階に点火するようにすれば、もっと滑らかな圧力曲線
が得られる。また、図4のように、すべて同じ大きさの
カプセルを多数用意して、必要に応じて、複数個同時に
点火するようにしても良い。上記ガス発生機構に用いた
ガス発生剤としては、従来から用いられているものが利
用できるが、自己分解型の複素環式化合物であれば反応
促進剤が不要であるし、酸素不足の心配もない。
【0020】
【発明の効果】第1の発明では、ガス発生部材を順番に
作動させて、ガスを発生させることにより、発生ガス圧
の変化曲線を任意に制御することができる。したがっ
て、一定圧力を長時間保つこともでき、必要以上に高圧
を蓄圧しなくても、効率良く、安全に、長時間のガス圧
使用が可能になる。また、圧力のピーク位置をずらすこ
とができるため、衝撃力の調整が可能になる。第2の発
明によれば、個々のガス発生部材が、互いに類焼しない
ので、順序制御回路が、確実に点火順序を制御すること
ができる。第3の発明によれば、従来のように使用圧力
よりも極端に高い高圧ガスを蓄圧ボンベに封入しなくて
も、長時間ガス圧を出力することができる。つまり、蓄
圧ボンベ内の圧力を、使用圧力よりわずかに高く維持す
れば、長時間使用に耐え得る。したがって、蓄積圧を低
くでき、その分、安全であるとともに、圧力のロスも少
なくできる。そのうえ、ボンベや減圧弁を、耐高圧性の
大きなものにしなくても良いので、そのコストを低減す
ることができる。第4の発明によれば、ピーク圧力にな
る時点を調整して、衝撃力を制御することができる。例
えば、エアバッグが膨らむ時の衝撃力を弱くして、エア
バッグの衝撃による事故を防ぐことができる。
作動させて、ガスを発生させることにより、発生ガス圧
の変化曲線を任意に制御することができる。したがっ
て、一定圧力を長時間保つこともでき、必要以上に高圧
を蓄圧しなくても、効率良く、安全に、長時間のガス圧
使用が可能になる。また、圧力のピーク位置をずらすこ
とができるため、衝撃力の調整が可能になる。第2の発
明によれば、個々のガス発生部材が、互いに類焼しない
ので、順序制御回路が、確実に点火順序を制御すること
ができる。第3の発明によれば、従来のように使用圧力
よりも極端に高い高圧ガスを蓄圧ボンベに封入しなくて
も、長時間ガス圧を出力することができる。つまり、蓄
圧ボンベ内の圧力を、使用圧力よりわずかに高く維持す
れば、長時間使用に耐え得る。したがって、蓄積圧を低
くでき、その分、安全であるとともに、圧力のロスも少
なくできる。そのうえ、ボンベや減圧弁を、耐高圧性の
大きなものにしなくても良いので、そのコストを低減す
ることができる。第4の発明によれば、ピーク圧力にな
る時点を調整して、衝撃力を制御することができる。例
えば、エアバッグが膨らむ時の衝撃力を弱くして、エア
バッグの衝撃による事故を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のガス発生部材の平面図である。
【図2】この発明のガス発生装置のブロック図である。
【図3】この発明のガス発生機構の斜視図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】この発明の装置の蓄圧手段内の圧力変化を表わ
すグラフである。
すグラフである。
【図6】この発明のガス発生機構をエアバッグ装置に用
いた場合の発生ガスの圧力変化を表わすグラフである。
いた場合の発生ガスの圧力変化を表わすグラフである。
【図7】従来例のガス発生機構の断面図である。
【図8】従来例のガス圧変化を表わすグラフである。
【図9】従来例のガス発生装置のブロック図である。
1 ガス発生機構 2 ガス発生剤 3 点火装置 4 カプセル 6 順序制御回路 8 収納具 8a 収納穴 9 リード線 10 金属シート 11 蓄圧ボンベ 12 圧力センサ
Claims (4)
- 【請求項1】 ガス発生剤および点火装置とからなるガ
ス発生部材と、このガス発生部材を複数個収納したガス
発生機構と、上記ガス発生部材の点火装置を加熱させ、
ガス発生部材に点火する順序を制御する順序制御回路と
を備えたことを特徴とするガス発生装置。 - 【請求項2】 ガス発生機構が、個々のガス発生部材を
所定の間隔を保って保持するとともに、点火したガス発
生部材の他のガス発生部材への類焼を防止する類焼防止
手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のガス発
生装置。 - 【請求項3】 ガス発生機構からの発生ガスをためる蓄
圧手段と、この蓄圧手段内の圧力を検出する圧力センサ
とを備え、この圧力センサの出力信号に応じて順序制御
回路が動作し、蓄圧手段の圧力が設定圧力以下になった
時に、次のガス発生部材に点火する構成にしたことを特
徴とする請求項1または2に記載のガス発生装置。 - 【請求項4】 順序制御回路が、あらかじめ設定した時
間間隔で、個々のガス発生部材に点火する構成にしたこ
とを特徴とする請求項1または2に記載のガス発生装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9366418A JPH11180245A (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | ガス発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9366418A JPH11180245A (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | ガス発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11180245A true JPH11180245A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18486741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9366418A Pending JPH11180245A (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | ガス発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11180245A (ja) |
-
1997
- 1997-12-24 JP JP9366418A patent/JPH11180245A/ja active Pending
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