JPH11179073A - ガイド付きカッターナイフ - Google Patents
ガイド付きカッターナイフInfo
- Publication number
- JPH11179073A JPH11179073A JP36461897A JP36461897A JPH11179073A JP H11179073 A JPH11179073 A JP H11179073A JP 36461897 A JP36461897 A JP 36461897A JP 36461897 A JP36461897 A JP 36461897A JP H11179073 A JPH11179073 A JP H11179073A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cut
- blade
- cutter knife
- holder
- guides
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Knives (AREA)
Abstract
目部の稜線などを定規を用いることなく、素早く、正確
に筋目切りをすることの出来るカッターナイフを提供す
る。 【構成】 カッターナイフのホルダ2の先端部に、板状
刃1の刃先を挟んで左右に一対のガイド3を形成し、こ
のガイド3を被切断材料4の筋目切りする切断線を跨い
だ位置に当てるように構成した。
Description
し、特に被覆電線などの棒状材や筒状材を軸方向に、又
は紙箱等の角筒状材を稜線に沿って筋目切りをする際の
切断線の位置と切れ目の深さを規定するためのガイドを
取り付けたことを特徴とするものである。
ことを主眼とする(刃渡りの短い)ナイフであり、ホル
ダに板状刃が納められていて、その刃先をホルダの先端
から所望の長さずつ突出させることが出来るようになっ
ている。殊に、カッターナイフは板状刃が5〜10mm程度
の間隔で折断することが出来るように形成されていて、
先端部分の刃の切れ味が悪くなるとその部分を折り捨て
ゝ、それに続く部分を新たな刃先にするようになってい
る。このようなことからカッターナイフは、切断や切削
に用いるだけでなく、厚紙やダンボール紙等の平面状の
ものを刃先で筋目切りにするために多く使用されてい
る。
の平面状の被切断材料の所定の箇所を直線状に、或いは
規定された曲線に沿って筋目切りにするときは、直線定
規や曲線定規が用いられる。ところが電気工事現場で被
覆電線(キャップタイヤコード)の外皮を剥いたり、家
庭で牛乳パックを開いたりするときのように細い棒状材
や筒状材を軸方向に、又は紙箱等の角筒状材を稜線に沿
って筋目切りをするときには定規を用いることが出来な
い。殊に、被覆電線は軟質である上に、切れ目は一定の
深さにしなければならず、切り過ぎは許されないため高
度の熟練と多くの作業工数を要するので、これが電気工
事の作業性を低下させる要因ともなっていた。本発明
は、棒状材や筒状材のような凸曲面や紙箱の折り目部の
稜線などを定規を用いることなく、素早く、正確に筋目
切りをすることの出来るカッターナイフを提供すること
を目的としている。
フのホルダ2の先端部に、板状刃1の刃先を挟んで左右
に一対のガイド3を形成し、このガイド3を被切断材料
4の筋目切りする切断線を跨いだ位置に当てるように構
成した手段により上記した目的を達成している。
に、板状刃の刃先を挟んで左右に一対のガイドを形成し
たことにより棒状材や筒状材、紙箱の折り目のような山
形の被切断材料もその峰に沿って筋目切りをすることが
出来る。殊に、ガイドを下向きに湾曲して形成したこと
により、筋目切りをするときは刃先の位置決めをするこ
とが出来、しかも、ホルダの角度を調節することによ
り、所望の深さに切れ目を入れることか出来るようにな
る。
フを図示の実施例に基ずいて具体的に説明する。図中符
号1は板状刃、2はホルダである。このカッターナイフ
はホルダ2の先端部にガイド3が形成されている以外は
通常のこの種のものと変わるところはない。即ち、板状
刃1は一種の替え刃であり、5〜10mm程度の間隔を開け
て、60°程度の角度で折り目11が付けられていて、ここ
で折断することが出来るようになっている。ホルダ2
は、本体部分とキャップ21とから成り、本体部分には中
心線上に摺動溝が形成されていて、これに板状刃1を嵌
めることにより、板状刃1をホルダ2に収納し、保持
し、進退させるようになっている。摺動溝はホルダ2の
本体部分を貫通して形成されていて、後側から板状刃1
を挿し入れ、前側(本体部分の先端)から板状刃1の刃
先を突出させるようになっており、摺動溝に板状刃1を
挿し入れたのちキャップ21を冠着することによりこの板
状刃1の脱落が防がれている。又、ホルダ2は本体部分
の側面が長手方向に切欠されてスライド溝22が形成され
ていて、ここにスライダ23が嵌着されている。このスラ
イダ23は板状刃1と係合すると共に、一部が本体部分の
側面より膨出していて、この部分に手指を掛かけて前後
に移動させることが出来、それにより板状刃1を進退さ
せるようになっている。このように構成されているホル
ダ2の先端部にガイド3が形成されている。ガイド3は
被切断材料4を筋目切りする際の切断線の位置と切れ目
の深さを規定するものであり、殊に棒状材や筒状材、紙
箱の折り目のような山形のものを、その峰に沿って筋目
切りをすることができるようにするもので、板状刃1を
挟んで左右に対称的に形成されていて、被切断材料4に
ガイド3を当てると、ガイド3は被切断材料4の峰を挟
んでその両側の傾斜面に当たり、その峰に板状刃1の刃
先が位置することゝなる。又、ガイド3は下向きに湾曲
して形成して、このカッターナイフを通常のカッターナ
イフと同様に使用することが出来るようにしてある他、
筋目切りをするときは被切断材料4に対してその一点が
当たるようにしてある。即ちガイド3をこのように形成
することにより、被切断材料4に対してホルダ2を小さ
な角度にして当てると、被切断材料4と板状刃1の刃先
との間に間隔が生じて、刃先の位置決めをすることが出
来る。そして、ホルダ2の角度を大きくしていくとそれ
に伴って刃の先端が次第に被切断材料4に近ずき、やが
て被切断材料4に刺し込まれる。その刺し込み量はホル
ダ2の角度を大きくするに従って次第に深くなり、同時
にガイド3の被切断材料4に当たる位置が刃先に近くな
ってカッターナイフは見掛け上刃先が短縮されたものと
なる。
ときは、予じめ板状刃1の刃先部分を適宜な長さに突出
させておき、被切断材料4の所定の位置にガイド3を当
てる。そして、被切断材料4に対して板状刃1の刃先の
位置決めをし、次いでホルダ2の角度を大きくしてゆ
き、刃の先端が所定の深さに刺し込まれたところで、そ
の角度を保ちながらカッターナイフをキャップ21側に引
くのである。尚、被覆電線(キャップタイヤコード)の
外皮を剥ぐときのように、筋目を所定の深さにし、しか
も一定以上の深さにすることが許されない筋目切りする
場合には、板状刃1の刃先部分を筋目の深さと同一の長
さに突出させておくのがよい。即ちこのようにすると、
カッターナイフの傾斜角度が多少変化しても筋目が深過
ぎになる畏れがない。又、両方のガイド3の下面を、図
2に示すように90〜110 度程度のV溝状に形成したとき
は、これを角筒状の被切断材料4の稜の位置に当てる
と、V状溝の底が必然的に稜線に当たり、この線が確実
に筋目切りされるのである。
ナイフのホルダの先端部に一対のガイドを形成したもの
で、これにより被切断材料を筋目切りするときは、ガイ
ドが橇の機能をして被切断材料を予じめ規定された切断
線に沿って正確に切れ目を入れることか出来る効果があ
る。しかもガイドは板状刃の刃先を挟んで左右に対称的
に形成されているので、棒状材や筒状材、紙箱の折り目
のような山形のものを、その峰に沿って筋目切りをする
ことが出来るのである。殊に、ガイドを下向きに湾曲し
て形成したことにより、このカッターナイフを通常のカ
ッターナイフと同様に使用することが出来る他、筋目切
りをするときは、先ず刃先の位置決めをすることが出
来、しかも、ホルダの角度を調節することにより、所望
の深さに切れ目を入れることか出来る効果がある。又、
ガイドを下向きに湾曲して形成したことにより、ホルダ
の角度を大きくするに従ってガイドの被切断材料に当た
る位置が刃先に近くなってカッターナイフは見掛け上刃
先が短縮されたものとなり、操作が容易になると同時に
作業の精度が高まり、作業性が向上する効果もある。
を示す斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ホルダに板状刃が収納されていて、その
刃先をスライダによりホルダの先端から出没させるよう
に構成されたカッターナイフにおいて、ホルダの先端部
に左右一対のガイドを形成したことを特徴とするガイド
付きカッターナイフ。 - 【請求項2】 ガイドは下向きに湾曲して形成されてい
ることを特徴とする請求項1に記載のガイド付きカッタ
ーナイフ。 - 【請求項3】 両ガイドの間には角度が90〜110 度のV
状溝が形成されていることを特徴とする請求項1、又は
2に記載のガイド付きカッターナイフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36461897A JPH11179073A (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | ガイド付きカッターナイフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36461897A JPH11179073A (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | ガイド付きカッターナイフ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11179073A true JPH11179073A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18482258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36461897A Pending JPH11179073A (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | ガイド付きカッターナイフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11179073A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116773244A (zh) * | 2023-08-23 | 2023-09-19 | 泉州海关综合技术服务中心 | 一种茶小绿叶蝉鉴定分离装置 |
-
1997
- 1997-12-17 JP JP36461897A patent/JPH11179073A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116773244A (zh) * | 2023-08-23 | 2023-09-19 | 泉州海关综合技术服务中心 | 一种茶小绿叶蝉鉴定分离装置 |
CN116773244B (zh) * | 2023-08-23 | 2023-12-26 | 泉州海关综合技术服务中心 | 一种茶小绿叶蝉鉴定分离装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20041026 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041026 |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20051006 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060228 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060424 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060606 |