JPH11177571A - シェーピング装置 - Google Patents

シェーピング装置

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JPH11177571A
JPH11177571A JP34554997A JP34554997A JPH11177571A JP H11177571 A JPH11177571 A JP H11177571A JP 34554997 A JP34554997 A JP 34554997A JP 34554997 A JP34554997 A JP 34554997A JP H11177571 A JPH11177571 A JP H11177571A
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JP34554997A
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English (en)
Inventor
Takehisa Takeuchi
偉久 竹内
Katsushi Noritake
克誌 則武
Shigehiko Ushijima
重彦 牛島
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成により、同一出力可能時刻につい
て複数のVCを保存できるシェーピング装置を提供す
る。 【解決手段】 各時点において、出力可能時刻は各VC
について多くても1個だけ定める。出力可能時刻毎にV
Cの個数を示すカウンタ値と先頭VCと最終VCとを保
存するチェーンポインタメモリと、当該出力可能時刻に
関して2番目以降に出力するセルのVCをチェーン状に
保存することができるチェーンメモリと、現時刻を出力
可能時刻として指定して保存されたVCが存在する場合
に、現時刻を書き込むための出力時刻キューとを有する
スケジュール制御部を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシェーピング装置に
関し、例えば、ATM網におけるシェーピング装置に適
用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】広帯域サービス統合ディジタル網(Broa
dband aspects of Integrated Service Digital Networ
k;以下「B−ISDN」という)に対応するネットワー
クとして、近年、非同期転送モード(Asynchronous Tra
nsfer Mode; 以下「ATM」ともいう)の技術を用いる
ネットワーク(このネットワークを明細書全体を通して
「ATM網」ともいう)を実用化するための研究が盛ん
に進められている。
【0003】かかるATM網においては、セルを単位と
して、情報の伝送が行われている。ここで、「セル」と
は、伝送すべき情報を固定長に区切ることにより形成さ
れた転送情報部と、宛先を示すアドレス等の制御情報を
有するセルヘッダとからなる情報ブロックである。かか
るセルヘッダには、通信開始前に予め定められた、VP
I(Virtual Path Identifier: 仮想パス識別子;以
下、単に「VP」ともいう)とVCI(Virtual Channe
l Identifier: 仮想チャネル識別子;以下、単に「V
C」ともいう)が含まれている。ATM網では、かかる
VP、VCを識別して、スイッチ交換装置や伝送装置に
おける伝送路の切り替え等が行われる。また、各VPま
たは、VCのトラフィック特性に基づいて、1ラインに
複数の統計多重を行っている。
【0004】このため、各VPまたはVCに対応して定
められたトラフィック特性(例えば、平均使用帯域、最
高帯域等)と、実際に伝送されるトラフィック特性が異
なる場合には、ATMスイッチにおいて、異常なバッフ
ァ漏れを起こし、サービス品質が非常に悪化するおそれ
がある。
【0005】かかる弊害を防止するため、各VPまたは
VC単位に、トラフィックのシェーピング(平滑化)を
行って、所望のトラフィック特性を満たすようにする必
要がある。
【0006】図2は、かかるトラフィックのシェーピン
グを行う装置(以下、「シェーピング装置」ともいう)
の従来例を示している。
【0007】図2に示すように、従来装置は、共有型セ
ルバッファ310、出カタイミング判定部330、読み
出し制御メモリ340、及び時計部350とから概略構
成されている。なお、従来装置の動作についての以下の
記載においては、説明の便宜上、宛先種類としてはVC
についてのみ説明するが、VPについても同様である。
【0008】この共有型セルバッファ310は、各VC
に対応して設けられ、入力セルをFIFO形式で保存す
るセルキュー部311を有している。かかる内部構成を
有する共有型セルバッファ310へ、入力セル300
が、入力ライン312から入力されると、入力セルのV
Cが識別され、識別されたVCが対応する1つのセルキ
ューに書き込まれる。かかる書込みと同時に、出カタイ
ミンク判定部330は、入力セルのVCについて予め定
まっている許可帯域(セル間最小間隔)に基づいて、入
力セルを出力できる時刻(以下、「出力可能時刻」とも
いう)を判別し、読み出し制御メモリ340に与える。
【0009】読出し制御メモリ340においては、受け
取った出力可能時刻に既にVCが保存されているか否か
を判定する。当該時刻にまだVCが保存されていない場
合には(以下、かかる時刻を「空き時刻」ともいう)、
当該時刻をアドレスとして、VCをデータとして保存す
る。これに対して、出力可能時刻に既にVCが保存され
ている場合には、当該時刻近傍の空き時刻を探し、この
時刻をアドレスとしてVCをデータとして保存する。
【0010】一方、読出し制御メモリ340には、常
時、時計部350から現在の時刻が入力されている。そ
して、当該時刻をアドレスとして当該アドレスに記憶さ
れているVCがデータとして読み出され、共有型セルバ
ッファ310に与えられる。共有型セルバッファ310
は、その内部にあるセルキュー部311内の対応するセ
ルキューから、受け取ったVCにしたがってセルを読み
出し、読み出したセルを出力ライン313へ出力する。
【0011】従来装置の動作を図3を用いてより具体的
に説明する。いま、読み出し制御メモリ340に与えら
れるVCと出力可能時刻との組合せ(以下、この組合せ
を「スケジュール」という)が4個発生したとする。そ
のスケジュールの発生の順番(スケジュールという語の
後の数字で示す)及び内容(括弧内に、「VC=」及び
「出力可能時刻=」で示す)は、スケジュール1(VC
=a、出力可能時刻=1)、スケジュール2(VC=
b、出力可能時刻=2)、スケジュール3(VC=c、
出力可能時刻=1)、及びスケジュール4(VC=d、
出力可能時刻=1)であるとする。
【0012】スケジュール1においては、時刻1をアド
レスとして、aというVCがデータとして保存される。
スケジュール2においては、時刻2をアドレスとして、
bというVCがデータとして保存される。
【0013】一方、スケジュール3においては、出力可
能時刻である1にVC(=a)が既に保存されているの
で、時刻1の近傍の時刻を探すこととなる。しかし、時
刻2にもVC(=b)が既にデータとして保存されてい
るので、この時点で最も近い空き時刻である時刻3にc
というVCがデータとして保存される。
【0014】また、スケジュール4においては、出力可
能時刻である1にVC(=a)が既に保存されているの
で、近傍の空き時刻を探すこととなる。しかし、時刻2
も時刻3も塞がっていることから、最も近傍の空き時刻
が4ということになり、時刻4にdというVCがデータ
として保存される。
【0015】以上の動作の結果、図4に示すように、ア
ドレスである時刻1、2、3及び4にそれぞれa、b、
c及びdというVCがデータとして保存されることとな
る。
【0016】このようにVCが保存された読み出し制御
メモリ340へは、常時、時計部350から現在の時刻
(以下、「現時刻」ともいう)が入力されており、該現
時刻を出力可能時刻として指定されたVC(即ち、当該
時刻にデータとして保存されているVC)が読み出され
る。いま、1〜4の各時刻には、前述のように、それぞ
れ1個ずつのVCが保存されているから、読出しはこの
時刻順になされる。したがって、読み出されるVCは図
4の右下部に示すように、時刻1、2、3及び4につい
て、それぞれa、b、c及びdとなる。
【0017】ところで、これまでの説明では詳しく述べ
られていないが、従来装置においては、出許可能時刻は
宛先種類であるVC毎ではなくセル毎に設定されていた
ため、セルの数だけ出力可能時刻を設定しなければなら
なかった。このため、出力可能時刻を設定するのに必要
とされるメモリ容量が膨大となっていた。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述の説明から明らか
なように、従来装置においては、読出し制御メモリ34
0において、受け取った出力可能時刻をアドレスとし
て、VCをデータとして記憶する際に、当該出力可能時
刻に既にVCが保存されている場合には、その時刻の近
傍にある空き時刻を見つけなければならない。このた
め、かかる動作を実現するための回路を設けなければな
らず、回路設計が複雑になるという問題があった。
【0019】また、従来装置おいては、空き時刻を見つ
けるための時間は極めて短く限られていることから、こ
の限られた短時間の間に空き時刻が見つからないときに
は、入力セルを廃棄しなければならなくなる場合が生じ
うる。このような場合には、予め申告等により設定され
た帯域を下回りユーザに不利益を与えたり、サービス品
質が劣化したりしてしまうという問題があった。
【0020】さらに、従来装置においては、セル毎に出
力可能時刻を設定する必要があったため、必要とされる
メモリ容量が大きくなってしまうという問題があった。
【0021】そこで、簡易な構成により、同一時刻を出
力可能時刻としてVCが重複して指定された場合であっ
ても、複数のVCを保存し得る装置が求められていた。
【0022】また、設定すべき出力可能時刻の個数を減
らし、必要とされるメモリ容量を小さくした装置が求め
られていた。
【0023】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明のシェーピング装置は、(1)入力セルを宛
先種類毎に区別して保存するセルバッファと、(2)当
該セルバッファに保存されているセルの個数を宛先種類
毎に計数するセルカウンタと、(3)ある宛先種類につ
いてのセルが上記セルバッファヘ1個目の格納セルとし
て入力された場合、又は、セルの出力後も上記セルバッ
ファ内にセルが残る状態で当該宛先種類について上記セ
ルバッファからセルが出力された場合に、当該宛先種類
についての帯域情報及び今までの出力可能時刻に基づい
て、上記セルバッファに保存された当該宛先種類の最古
の格納セルを該セルバッファから出力することのできる
出力可能時刻を判定する出力可能時刻判定手段と、
(4)当該出力可能時刻判定手段から出力された各宛先
種類についてそれぞれ1つの出力可能時刻を管理し、上
記セルバッファからの読出しタイミングを制御するスケ
ジュール制御手段とを有することを特徴とする。
【0024】ここで、スケジュール制御手段が、ある宛
先種類について出力可能時刻が指定された場合におい
て、当該出力可能時刻に他の宛先種類が既に保存されて
いるときであっても、当該出力可能時刻に対して当該宛
先種類を保存し、また、ある出力可能時刻に対して複数
の宛先種類が保存されている場合には、所定の順序に従
い該複数の宛先種類のセルをセルバッファから順次出力
させることが好ましい。
【0025】本発明のシェーピング装置においては、セ
ル毎にではなく、宛先種類毎に出力可能時刻を設定する
こととしているため、設定すべき出力可能時刻の個数が
少なくてすむため、必要とされるメモリ容量が小さくて
済むという利点がある。
【0026】また、本発明のシェーピング装置において
は、同一の時刻を出力可能時刻として複数の宛先種類が
指定された場合であっても、空き時刻を見つけるための
回路を設けることなく、複数の宛先種類を保存すること
ができ、回路構成が簡素化されるという利点がある。こ
のため、入力セルが廃棄されることもないため、設定さ
れた帯域を下回ることもなく、またサービス品質が低下
することもない。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明に係るシェーピング装置の実施形態を説明する。
【0028】(A)第1実施形態 (A−1)第1実施形態の構成 まず、図1を参照しながら、本発明に係るシェーピング
装置の第1実施形態の構成を説明する。ここで、図1
は、本発明の第1実施形態に係るシェーピング装置の構
成を示す図である。
【0029】図1に示すように、第1実施形態のシェー
ピング装置は、共有型セルバッファ110と、セルカウ
ンタ部120と、出力可能時刻判定部130と、スケジ
ュール制御部140と、時計部150とから概略構成さ
れている。
【0030】共有型セルバッファ110は、セルキュー
部111と、セルキュー制御機能(図示せず)とを有し
ている。セルキュー部111は、FIFO(first-in f
irst-out; 先入れ先出し)形式でセルを保存する、n個
(VC数に等しい)のセルキュー#0〜#nからなって
いる。かかる内部構成を有する共有型セルバッファ11
0は、入力ライン112より入力セル100を入力し、
この入力セル100の宛先種類である仮想チャネル識別
子(Virtual Channel Identifier; 以下単に「VC」と
もいう)を判別し、この入力セルのVC(以下、「入力
VC」ともいう)を、セルカウンタ部120に与える。
また、共有型セルバッファ110は、スケジュール制御
部140から、後述する出力VCを受け取り、当該出力
VCに対応するセルキュー部111内にある1つのセル
キューから最古の格納セルを読み出し、このセルを出力
セル101として出力ライン113から出力することを
行う。
【0031】セルカウンタ部120は、複数のセルカウ
ンタからなっており、該複数のセルカウンタはそれぞれ
1つのVCに対応している。該複数のセルカウンタの各
々は、共有型セルバッファ110から与えられる入力V
Cと、スケジュール制御部140から与えられるVC
(以下、「出力VC」ともいう)とに基づき、共有型バ
ッファ110内にある対応VCのセルキューに保存され
ているセルの個数を計数するものである。なお、セルの
個数の計数は、共有型セルバッファ110から入力VC
が与えられたときに、対応セルカウンタのカウンタ値を
1インクリメントし、スケジュール制御部140から出
力VCが与えられたときに、該カウンタ値を1デクリメ
ントすることにより行う。また、セルカウンタ部120
は、後述する条件に応じて適宜、VCを出力可能時刻判
定部130とスケジュール制御部140とに与える。ま
た、セルカウンタ部120は、後述する条件に応じて適
宜、スケジュール有効信号を発行し、これを出力可能時
刻判定部130とスケジュール制御部140とに与え
る。
【0032】出力可能時刻判定部130は、その内部に
VC情報メモリ131を有している。このVC情報メモ
リ131のアドレスの各々は、それぞれ1つのVCに対
応している。また、各アドレスには、対応するVCにつ
いての、予め申告等により設定された帯域(最小セル間
隔等を示す)や履歴(当該VCに対応する前回の出力可
能時刻)が保存されている。出力可能時刻判定部130
は、セルカウンタ部120からVCが与えられると、与
えられたVCをアドレスとして、VC情報メモリ131
内より、帯域及び履歴をデータとして読み出す。そし
て、かかるデータに基づき、与えられたVCに対応する
セルキューから次にセルが出力されるべき時刻(以下、
「出力可能時刻」ともいう。)を判別し、判別した出力
可能時刻をスケジュール制御部140に与える。
【0033】スケジュール制御部140は、その内部
に、チェーンポインタメモリ141と、チェーンメモリ
142と、出力時刻キュー143と、これらの制御機能
(図示せず)とを有している。
【0034】チェーンポインタメモリ141は、時刻を
アドレスとして、カウンタ値、先頭VC及び最終VCを
保存するものである。ここで、カウンタ値は、チェーン
ポインタメモリ141及びチェーンメモリ142が保存
している、その時刻を出力可能時刻としているVCの個
数を示している。また、先頭VCは、その時点でチェー
ンポインタメモリ141及びチェーンメモリ142が保
存しているVCのうち、セルカウンタ部120からスケ
ジュール制御部140へ最初に与えられたVCであるこ
とを示しており、最終VCは最後に与えられたVCであ
ることを示している。このことはまた、後に詳述するよ
うに、先頭VCは最初に出力すべきVCであること、及
び最終VCは最後に出力すべきVCであることをも示し
ている。
【0035】チェーンメモリ142は、同一時刻を出力
可能時刻として複数のVCが指定された場合に、当該時
刻に関して、2番目以降に書き込まれたVCを保存する
ことにより、重複してVCを保存することを可能とする
ものである。第1実施形態においては、このことはま
た、チェーンメモリ142は2番目以降に読み出して出
力すべきVCを保存していることをも意味している。
【0036】出力時刻キュー143は、現時刻を出力可
能時刻として割り当てられているVCがある場合に、該
現時刻をFIFO形式で保存するものである。
【0037】かかる内部構成を有するスケジュール制御
部140は、セルカウンタ部120から与えられるVC
及びスケジュール有効信号と、出力可能時刻判定部13
0から与えられる出力可能時刻と、時計部150から与
えられる現時刻とに基づき、現時刻について出力可能な
VCを判定し、判定した出力VCをセルカウンタ120
と共有型セルバッファ110とに与えるものである。
【0038】時計部150は、現時刻を、出力可能時刻
判定部130と、スケジュール制御部140とに与える
ものである。
【0039】(A−2)第1実施形態の動作の概略 次に、第1実施形態に係るシェーピング装置の動作の概
略を、図1を参照しながら説明する。なお、以下に説明
する動作は、1セルが入力又は出力される時間内に処理
されるものとする。以下、第1実施形態の動作を、チェ
ーンポインタメモリ141及びチェーンメモリ142へ
のVCの書込み動作、これらの部材からのVCの読み出
し動作の順に説明する。
【0040】(A−2−1)書込み動作 まず、共有型セルバッファ110へ入力セル100を入
力後、チェーンポインタメモリ141及びチェーンメモ
リ142へ、VCを書き込むまでの動作について説明す
る。
【0041】共有型セルバッファ110においては、入
力セル100が入力されると、入力セル100の入力V
Cが識別され、識別された入力VCに対応するセルキュ
ーがセルキュー部111内のセルキュー#0〜#nの中
から選択される。そして、入力セル100は、この選択
されたセルキューに格納される。かかる格納と同時に、
入力VCが、セルカウンタ部120に与えられる。
【0042】セルカウンタ部120においては、共有型
セルバッファ110から入力VCを受け取ると、受け取
った入力VCに対応するセルカウンタのカウンタ値が1
インクリメントされる。インクリメント後における該カ
ウンタ値が1の場合(即ち、共有型セルバッファ110
に、入力セル100が入力された時点で、入力VCに対
応するセルキューに他のセルが保存されていなかった場
合)、該入力VCが、セルカウンタ部120から出力可
能時刻判定部130とスケジュール制御部140とに与
えられる。なお、入力VCがセルカウンタ部120へ入
力された後、セルカウンタ部120から出力可能時刻判
定部130及びスケジュール制御部140へ与えられる
際には、単に「VC」という。
【0043】出力可能時刻判定部130においては、セ
ルカウンタ部120から受け取ったVCをアドレスとし
て、VC情報メモリ131からデータの読出しが行われ
る。読み出されるデータは、該アドレスについての帯域
及び履歴である。そして、データとして読み出された帯
域及び履歴に基づいて、出力可能時刻が判別される。ス
ケジュール制御部140においては、出力可能時刻判定
部130から受け取った出力可能時刻をアドレスとし
て、チェーンポインタメモリ141からデータが読み出
される。読み出されるデータは、該アドレスにおけるカ
ウンタ値、先頭VC、及び最終VCである。
【0044】ここで、チェーンポインタメモリ141か
らデータとして読み出されたカウンタ値が0の場合(即
ち、当該時刻を出力可能時刻として割り当てられた他の
VCがない場合)には、当該アドレスについてのカウン
タ値が0から1にインクリメントされると共に、セルカ
ウンタ部120から与えられたVCが先頭VC及び最終
VCにデータとして保存される。カウンタ値が1インク
リメントされるのは、セルカウンタ部120からスケジ
ュール制御部140にVCが与えられる前は、チェーン
ポインタメモリ141の当該時刻について1個もVCが
保存されていなかったところ、セルカウンタ部120か
らスケジュール制御部140にVCが与えられたことに
よって、当該時刻についてのVCの個数が0から1にな
ったからである。また、セルカウンタ部120から与え
られたVCが先頭VC及び最終VCとして保存されるの
は、当該時刻について、VCの個数は1なので、先頭V
C、最終VCともに、初期値は当該VCとなるからであ
る。
【0045】これに対して、チェーンポインタメモリ1
41からデータとして読み出されたカウンタ値が0以外
の値の場合(即ち、当該時刻を出力可能時刻として割り
当てられた他のVCが既にある場合)には、チェーンポ
インタメモリ141及びチェーンメモリ142におい
て、以下の動作が行われる。
【0046】チェーンポインタメモリ141において
は、当該アドレスについてのカウンタ値が1インクリメ
ントされるとともに、当該アドレスの最終VCがセルカ
ウンタ120から与えられたVCに書き換えられる。カ
ウンタ値が1インクリメントされるのは、セルカウンタ
部120から、スケジュール制御部140に新たなVC
が与えられたことによって、当該時刻についてのVCの
個数が1増えたからである。また、セルカウンタ部12
0から与えられたVCが最終VCとして保存されるの
は、当該時刻について増えたVCを最終VCの変更によ
って示すためである。
【0047】チェーンメモリ142においては、先にチ
ェーンポインタメモリ141から読み出された最終VC
をアドレスとして、セルカウンタ部120から新たに与
えられたVCがデータとして保存される。これにより、
同一時刻に重複したVCが保存されることとなる。ま
た、このことは、チェーンメモリ142内のアドレスと
して保存されたVCと、そのアドレスにデータとして保
存されたVCとの間には、該データとして保存されたV
Cが、該アドレスとして保存されたVCよりも、スケジ
ュール制御部140へ、1つ後に入力されたものでであ
るという関係があることを意味している。換言すれば、
チェーンメモリ142におけるVCの配列は、スケジュ
ール制御部140へのVCの入力順をも示している。こ
の第1実施形態においては、このことはまた、チェーン
メモリ142におけるVCの配列は、VCを出力すべき
順番をも示していることをも意味している。
【0048】なお、同一時刻を出力可能時刻として、更
に別のVCが割り当てられた場合には、チェーンポイン
タメモリ141の最終VC(即ち、チェーンメモリ14
2のデータ部に保存されているVC)をアドレスとし
て、チェーンメモリ142に新たに割り当てられたVC
が保存される。このように、同一時刻に新たに割り当て
られたVCは、前回データとして割り当てられたVCを
今度はアドレスとして使用するというように、チェーン
状に保存されることとなる。
【0049】このように、スケジュール制御部140に
は、上記構成及び動作を有するチェーンポインタメモリ
141とチェーンメモリ142が設けられているため、
同一時刻を出力可能時刻として指定した複数のVCがス
ケジュール制御部140に与えられた場合であっても、
かかる複数のVCが、入力順にチェーン状に容易に保存
されることとなる。
【0050】(A−2−1)読出し動作 次に、チェーンポインタメモリ141及びチェーンメモ
リ142からVCを読み出した後、共有型セルバッファ
110からセルを出力するまでの動作について説明す
る。
【0051】スケジュール制御部140には、常時、時
計部150から現時刻が与えられ、この時刻をアドレス
として、チェーンポインタメモリ141からデータの読
出しが行われている。ここで、読み出されるデータは、
当該アドレスに記憶されているカウンタ値である。
【0052】このようにして読み出されたカウンタ値が
0以外の値の場合、即ち、該時刻を出力可能時刻として
割り当てられたVCが既にチェーンボインタメモリ14
1内に存在する場合には、出力時刻キュー140に該現
時刻がデータとして書き込まれる。かかる書込みが行わ
れるのは、後に出力時刻キューから当該時刻を読み出す
ことにより、当該時刻に係るVC、ひいては当該VCに
係るセルを出力する制御を行うことができるようにする
ためである。なお、読み出されたカウンタ値が0の場合
には、かかる出力時刻キュー143への時刻の書込みは
なされない、カウンタ値が0であるということは、読み
出すべきVCがないことを意味しており、したがって出
力の対象にする必要がないからである。
【0053】さらに、スケジュール制御部140におい
ては、現時刻より古い出力可能時刻について、まだ出力
されずに残っているセルがないかどうかが確認される。
このようになされるのは、かかるセルが残っている場合
には、当該出力可能時刻に保存されているセルを全て出
力してしまう必要があるからである。
【0054】そして、かかるセルがないと判定された場
合には、出力時刻キュー143から時刻が1回だけ読み
出される。そして、この時刻をアドレスとして、カウン
タ値と先頭VCがチェーンポインタメモリ141からデ
ータとして読み出される。先頭VCから読み出すのは、
VCの読出しをスケジュール制御部140に到着した順
になすためである。読み出された先頭VC(以下、「出
力VC」ともいう)は、共有型セルバッファ110とセ
ルカウンタ部120とに与えられる。また、チェーンポ
インタメモリ141のカウンタ値が、1デクリメントさ
れた値に書き換えられる。これにより、チェーンポイン
タメモリ141の当該アドレスに保存されているVCの
個数が1減ったことがカウンタ値により示されることと
なる。
【0055】当該アドレスにおける、かかるデクリメン
ト後のカウンタ値が0以外の値の場合には次のようにな
される。まず、先に読み出された先頭VCをアドレスと
して、チェーンメモリ142からそのアドレスにデータ
として保存されたVCが読み出される。そして、該読み
出されたVCが、チェーンポインタメモリ141の先頭
VCにデータとして書き込まれる。このように、デクリ
メント後のカウンタ値が0以外の値の場合には、チェー
ンポインタメモリ141の先頭VCが、スケジュール制
御部140への入力順でいうと1つ後のVCに書き換え
られる。
【0056】出力時刻キュー143から読み出された当
該時刻についての、チェーンポインタメモリ141から
のカウンタ値と先頭VCをデータとして読み出す動作か
ら、先頭VCの書き換え動作までの一連の動作は、当該
アドレスについてのチェーンポインタメモリ141のカ
ウンタ値が0になるまで、毎時刻にわたって繰り返され
る。また、カウンタ値が0になるまでは、新たな時刻が
読み出されることはない。即ち、当該読み出された時刻
について割り当てられた、全てのVCの読出しが終了す
るまで、次の時刻をアドレスとする読出しは行われない
こととなる。
【0057】一方、共有型セルバッファ110において
は、スケジュール制御部140から出力VCを受け取る
と、この出力VCに対応したセルキューからセルが1個
読み出され、読み出されたセルが出力ライン113から
出力セル101として出力される。
【0058】また、セルカウンタ部120においては、
スケジュール制御部140から出力VCを受け取ると、
このVCに対応したセルカウンタのカウンタ値が1デク
リメントされる。これにより、当該VCに対応したセル
キューに保存されているセルの個数が、出力セル101
の出力によって1減ったことをカウンタ値によって示さ
れる。
【0059】その後、当該VCは、セルカウンタ部12
0から、出力可能時刻判定部130とスケジュール制御
部140とに与えられる(なお、出力VCがセルカウン
タ部120に与えられた後、セルカウンタ部120から
出力可能時刻判定部130とスケジュール制御部140
に与えられる際には、単に「VC」と呼ぶ)。
【0060】また、セルカウンタ部120においては、
デクリメント後のセルカウンタ値が0以外の値のときに
は、当該VCとともにスケジュール有効信号が、セルカ
ウンタ部120から出力可能時刻判定部130とスケジ
ュール制御部140とに与えられる。
【0061】出力可能時刻判定部130においては、上
記VCをセルカウンタ部120から受け取ると、VC情
報メモリ131内の履歴が、該VCをアドレスとする時
計部150より受け取った現時刻に変更される。これに
より、セルキュー部111内の当該VCに対応するセル
キューから、セルが最後に出力された時刻が、現時刻で
あることが示されることとなる。また、出力可能時刻判
定部130においては、スケジュール有効信号がカウン
タ部120より与えられている場合には、前述のセル入
力時(即ち入力VCに由来するVCを受け取った場合)
と同様な動作により、出力可能時刻を判別し、判別した
出力可能時刻をスケジュール制御部140へ出力する。
【0062】また、スケジュール制御部140において
は、前述のセル入力時の動作と同様の動作により、与え
られた出力可能時刻にVCが割り付けられる。
【0063】(A−3)第1実施形態の具体的動作 次に、図4に基づき、第1実施形態の動作をより具体的
に説明する。ここで、図4は、第1実施形態の動作の主
要な点を説明する図である。以下の説明では、本装置の
中心的要素である、スケジュール制御部140における
チェーンポインタメモリ141及びチェーンメモリ14
2の動作を、スケジュール制御部140に与えられるV
Cと出力可能時刻との組合せ(以下、この組合せを「ス
ケジュール」ともいう)の順番と、共有型セルバッファ
110から出力セル101が出力される順番との関係を
中心に、具体的に述べることとする。なお、スケジュー
ルの発生の順番はスケジュールの後に記載された数字で
示し、またその内容はさらにその後に記載された括弧内
に示すこととする。例えば、最初のスケジュールは、ス
ケジュール1(VC=a、出力可能時刻=1)というよ
うに示すこととする。また、開始時点においては、チェ
ーンポインタメモリ141及びチェーンメモリ142の
アドレスである時刻1〜4のいずれについても、先頭V
C、最終VCのいずれにもデータとしてVCが保存され
ておらず、また、カウンタ値の初期値はいずれの時刻に
おいても0であるものとする。
【0064】(A−3−1)書込み動作 まず、チェーンポインタメモリ141とチェーンメモリ
142へのデータの書込み動作について説明する。い
ま、スケジュール制御部140において、スケジュール
1(VC=a、出力可能時刻=1)、スケジュール2
(VC=b、出力可能時刻=2)、スケジュール3(V
C=c、出力可能時刻=1)、及びスケジュール4(V
C=d、出力可能時刻=1)という4つのスケジュール
がこの順に発生したとする。以下、スケジュールの発生
順に説明する。
【0065】まず、スケジュール1について説明する。
スケジュール1の出力可能時刻は1であるから、これを
アドレスとして、チェーンポインタメモリ141からカ
ウンタ値、先頭VC及び最終VCが読み出される。い
ま、読み出されたカウンタ値は0であるから、カウンタ
値が0から1にインクリメントされると共に、このアド
レスの先頭VCと最終VCにいずれもスケジュール1の
VCであるaがデータとして書き込まれる。なお、この
時点では、時刻1にはまだ1個のVCしか指定されてい
ないので、チェーンメモリ142にVCを保存する必要
がない。したがって、チェーンメモリ142内の各アド
レスにおけるデータはいずれも無記入のままである。
【0066】次に、スケジュール2について説明する。
スケジュール2の出力可能時刻は2であるから、これを
アドレスとして、チェーンポインタメモリ141からカ
ウンタ値、先頭VC及び最終VCが読み出される。い
ま、読み出されたカウンタ値は0であるから、カウンタ
値が0から1にインクリメントされると共に、このアド
レスの先頭VCと最終VCにいずれもスケジュール2の
VCであるbがデータとして書き込まれる。なお、この
時点では、時刻2にはまだ1個のVCしか指定されてい
ないので、チェーンメモリ142にVCを保存する必要
がない。したがって、チェーンメモリ142内の各アド
レスにおけるデータはいずれも無記入のままである。
【0067】次に、スケジュール3について説明する。
スケジュール3の出力可能時刻は1であるから、これを
アドレスとして、チェーンポインタメモリ141からカ
ウンタ値、先頭VC及び最終VCが読み出される。い
ま、読み出されたカウンタ値は1であるから、カウンタ
値が1から2にインクリメントされると共に、このアド
レスの最終VCにスケジュール3のVCであるcがデー
タとして書き込まれる。これと共に、チェーンメモリ1
42内のアドレスaにcがデータとして書き込まれる。
これにより、時刻1に関し、合計2個のVCがスケジュ
ール制御部140への入力順に保存されたことになる。
【0068】最後に、スケジュール4について説明す
る。スケジュール4の出力可能時刻は、1であるから、
これをアドレスとして、チェーンポインタメモリ141
からカウンタ値、先頭VC及び最終VCが読み出され
る。いま、読み出されたカウンタ値は2であるから、カ
ウンタ値が2から3にインクリメントされると共に、こ
のアドレスの最終VCにスケジュール4のVCであるd
がデータとして書き込まれる。また、チェーンメモリ1
42においては、cをアドレスとしてdがデータとして
書き込まれる。この結果、チェーンメモリ142内に
は、図2に示すように、aをアドレスとして、cがデー
タとして保存されており、またcをアドレスとしてdが
データとして保存されているというように、a、b及び
dという3個のVCがスケジュール制御部140への入
力順にチェーン状に保存されている。
【0069】このように、スケジュール制御部140へ
入力されたVCは、出力可能時刻毎に、スケジュール制
御部140への入力順にチエーン状に保存されることと
なる。
【0070】(A−3−2)読出し動作 次に、スケジュール制御部140におけるチェーンポイ
ンタメモリ141とチェーンメモリ142からのデータ
の読出し動作について説明する。
【0071】前述のように、スケジュール制御部140
へは、常に、時計部150より現時刻が与えられてい
る。そこで、以下与えられた時刻毎に説明する。
【0072】まず、現時刻1が与えられた場合について
説明する。
【0073】現時刻1が与えられると、チェーンポイン
タメモリ141の時刻1というアドレスからカウンタ値
の読出しが行われる。いま、カウンタ値は3であって0
以外の値であるから、現時刻である1が出力時刻キュー
143にデータとして書き込まれる。
【0074】次に、現時刻1より古い出力可能時刻が存
在するか否かが確認される。いま、そのような時刻はな
いので、出力時刻キュー143から1回読出しが行われ
る。この時点では、出力時刻キュー143に格納されて
いる時刻は1のみであるから、その時刻1が読み出され
る。そして、この時刻1をアドレスとして、当該アドレ
スについてのカウンタ値である3と、先頭VCであるa
がチェーンポインタメモリ141からデータとして読み
出される。そして読み出されたaが、出力VCとして、
共有型セルバッファ110とセルカウンタ部120とに
与えられる。また、チェーンポインタメモリ141のカ
ウンタ値が3から1デクリメントされ2となる。
【0075】また、チェーンポインタメモリ141の時
刻1についてのカウンタ値は、3から1デクリメントさ
れ2に書き換えられる。この値は0以外の値であるか
ら、先に先頭VC欄から読み出されたaをアドレスとし
て、チェーンメモリ142からcがデータとして読み出
され、このcがチェーンポインタメモリ141の先頭V
Cとして書き込まれる。
【0076】一方、共有型セルバッファ110において
は、スケジュール制御部140から出力VCであるaを
受け取ると、aに対応したセルキューからセルが1個読
み出され、読み出されたセルが出力ライン113から出
力セル101として出力される。また、セルカウンタ部
120においては、aに対応したセルカウンタのカウン
タ値が1デクリメントされる。
【0077】次に、現時刻2が与えられた場合について
説明する。現時刻2が与えられると、チェーンポインタ
メモリ141の時刻2というアドレスからカウンタ値の
読出しが行われる。いま、カウンタ値は1であって0以
外の値であるから、現時刻である2が出力時刻キュー1
43にデータとして書き込まれる。
【0078】一方、この時点で、時刻1について、チェ
ーンポインタメモリ141のカウンタ値がまだ2である
から、出力時刻1をアドレスとしてチェーンポインタメ
モリ141からのカウンタ値2と先頭VCであるcをデ
ータとして読み出す動作が行われる。そして、読み出さ
れた先頭VCであるcが出力VCとして、共有型セルバ
ッファ110とセルカウンタ部120とに与えられる。
また、チェーンポインタメモリ141のカウンタ値が2
から1デクリメントされ1となる。
【0079】デクリメント後のカウンタ値は0以外の値
であるから、先に読み出された先頭VCであるcをアド
レスとして、チェーンメモリ142からそのアドレスに
データとして保存されたVCであるdが読み出される。
そして、このdがチェーンポインタメモリ141の先頭
VCにデータとして書き込まれる。この結果チェーンポ
インタメモリ141におけるカウンタ値は1、先頭VC
及び最終VCはいずれもdとなる。
【0080】一方、共有型セルバッファ110において
は、スケジュール制御部140から出力VCであるcを
受け取ると、cに対応したセルキューからセルが1個読
み出され、読み出されたセルが出力ライン113から出
力セル101として出力される。また、セルカウンタ部
120においては、cに対応したセルカウンタのカウン
タ値が1デクリメントされる。
【0081】次に、現時刻3が与えられた場合について
説明する。現時刻3が与えられると、チェーンポインタ
メモリ141の時刻3というアドレスからカウンタ値の
読出しが行われる。いま、カウンタ値は0であるから、
現時刻を出力時刻キュー143にデータとして書き込む
動作はなされない。
【0082】一方、この時点で、時刻1について、チェ
ーンポインタメモリ141のカウンタ値がまだ1である
から、出力時刻1をアドレスとしてチェーンポインタメ
モリ141からのカウンタ値1と先頭VCであるdをデ
ータとして読み出す動作が行われる。そして、読み出さ
れた先頭VCであるdが出力VCとして、共有型セルバ
ッファ110とセルカウンタ部120とに与えられる。
また、チェーンポインタメモリ141のカウンタ値が1
から1デクリメントされ0となる。チェーンポインタメ
モリ141のカウンタ値が0となったので、時刻1につ
いてのVCの読出し動作はここで終了する。
【0083】一方、共有型セルバッファ110において
は、スケジュール制御部140から出力VCであるdを
受け取ると、dに対応したセルキューからセルが1個読
み出され、読み出されたセルが出力ライン113から出
力セル101として出力される。また、セルカウンタ部
120においては、dに対応したセルカウンタのカウン
タ値が1デクリメントされる。
【0084】次に、現時刻4が与えられた場合について
説明する。現時刻4が与えられると、チェーンポインタ
メモリ141の時刻4というアドレスからカウンタ値の
読出しが行われる。いま、カウンタ値は0であるから、
現時刻を出力時刻キュー143にデータとして書き込む
動作はなされない。
【0085】一方、時刻1についてのVCの読出し動作
が終了したので、時刻2についてのVCの読出し動作に
移行する。具体的には、出力時刻キュー143からデー
タとして保存されている時刻を1回読み出すことが行わ
れる。この時点で出力時刻キュー143に保存されてい
る時刻は2であるから、その時刻2をアドレスとして、
当該アドレスについてのカウンタ値である1と先頭VC
であるbがチェーンポインタメモリ141からデータと
して読み出される。そして、読み出されたbが出力VC
として、共有型セルバッファ110とセルカウンタ部1
20とに与えられる。また、チェーンポインタメモリ1
41の時刻2についてのカウンタ値は、1から1デクリ
メントされ0に書き換えられる。この値は0であるある
から、時刻2についての読出し動作はここで終了する。
【0086】共有型セルバッファ110においては、ス
ケジュール制御部140から出力VCであるbを受け取
ると、bに対応したセルキューからセルが1個読み出さ
れ、読み出されたセルが出力ライン113から出力セル
101として出力される。また、セルカウンタ部120
においては、bに対応したセルカウンタのカウンタ値が
1デクリメントされる。
【0087】以上のように、現時刻1〜4が与えられる
と、以上のように動作する結果、出力可能時間1につい
て入力順に保存されていたVCであるa、c及びdが、
それぞれ実際の出力時刻1、2及び3においてスケジュ
ール制御部140より出力され、また、それぞれについ
てのセルが共有型セルバッファ110から出力される。
その後、出力可能時刻2について保存されていたVCで
あるbが、実際の出力時刻4においてスケジュール制御
部140より出力され、そのVCについてのセルが共有
型セルバッファ110から出力される。以上の結果、出
力セルと時間との関係は図2に示すようになる。
【0088】(A−4)第1実施形態の効果 以上説明したように、本発明の第1実施形態において
は、チェーンポインタメモリ141及びチェーンメモリ
142を設けたことにより、同一の出力可能時刻に対し
て複数のVCをチェーン状に保存することが可能とな
る。このため、出力可能時刻として指定された時刻が既
に塞がっている場合であっても、当該時刻近辺に空き時
刻を見つけるという動作が不要となる。したがって、か
かる動作をなすための回路を設ける必要がなくなるた
め、回路設計が簡易なものとなるという利点がある。
【0089】また、同一の出力可能時刻に対して複数の
VCを保存することができ、入力セルが廃棄されること
がないため、予め設定された帯域を下回ってしまうこと
や、サービス品質が劣化してしまうことが避けられる。
【0090】さらに、セル毎ではなく、宛先種類である
VC毎に出力可能時刻を設定しているため、出力可能時
刻の個数が少なくなり、スケジュール制御部でのメモリ
容量が小さくて済むという利点がある。
【0091】(B)第2実施形態 (B−1)第2実施形態の構成 次に、図5を参照しながら、本発明のシェーピング装置
の第2実施形態を説明する。図5は、本発明のシェーピ
ング装置の第2実施形態の構成を示す図である。
【0092】第2実施形態が第1実施形態と異なる点
は、出力可能時刻判定部131のVC情報メモリ130
に各VC毎に、帯域・履歴に加えて、優先度を設けたこ
とである。このようになすのは、優先度の高いVCと優
先度の低いVCを区別し、入力順が後であるVCであっ
ても、優先度が高いVCについては先に出力することが
できるようにするためである。
【0093】第2実施形態に係るシェーピング装置は、
具体的には、図5に示すように、共有型セルバッファ1
10、セルカウンタ部120、出力可能時刻判定部13
0、スケジュール制御部140、及び時計部150から
概略構成されている。第2実施形態においては、出力可
能時刻判定部130以外の部材、即ち、共有型バッファ
110、セルカウンタ部120、スケジュール制御部1
40、時計部150の構成は、第1実施形態と同様なの
で、これらの部材についての詳細な説明は省略する。ま
た、第1実施形態と同一のまたは対応する部材又は要素
は同一の参照番号又は符号により示している。
【0094】(B−2)第2実施形態の動作の概略 次に、第2実施形態の動作を説明する。第2実施形態の
動作は、多くの点で第1実施形態の動作と共通する。そ
こで、共通する動作については詳細な説明は省略し、第
1実施形態と異なる点を中心に説明することとする。
【0095】出力可能時刻判定部130においては、セ
ルカウンタ部120から与えられたVCをアドレスとし
て、VC情報メモリ131からのデータの読出しが行わ
れる。読み出されるデータは、帯域、履歴、及び優先度
である。そして、出力可能時刻判定部130において、
これらのデータに基づき、出力可能時刻が判別される。
そして、判別された出力可能時刻と優先度が、出力可能
時刻判定部130からスケジュール制御部140に与え
られる。
【0096】スケジュール制御部140においては、出
力可能時刻判定部130から与えれられた出力可能時刻
をアドレスとして、チェーンポインタメモリ141から
データの読出しが行われる。読み出されるデータは、当
該アドレスに記憶されたカウンタ値と、先頭VCと最終
VCである。読み出されたカウンタ値が0である場合
は、カウンタ値が1にインクリメントされ、先頭VCと
最終VCに受け取ったVCをデータとして保存する。
【0097】また、読み出されたカウンタ値が0以外の
値の場合には、カウンタ値を1インクリメントし、与え
られた優先度により、VCの保存方法が以下のようにな
される。優先度が低い場合には、第1実施形態と同様に
扱われる。即ち、既に読み出された最終VCをアドレス
として、チェーンメモリ142に、受け取ったVCをデ
ータとして、保存すると共に、最終VCを与えられたV
Cに書き換える。これに対して、優先度が高い場合に
は、与えられたVCをアドレスとしてチェーンメモリ1
42に既に読み出された先頭VCをデータとして保存
し、先頭VCを与えられたVCに書き換える。
【0098】なお、これ以降の動作については第1実施
形態と同様であるので、説明を省略する。
【0099】(B−3)第2実施形態の具体的動作 次に、第2実施形態の動作の主要な点を示す、図6を参
照しながら、第2実施形態の動作をより具体的に説明す
る。
【0100】第2実施形態の動作においては、a,b及
びcというVCは優先度が低く、dというVCは優先度
が高いという点を除き、第1実施形態と同様である。
【0101】(B−3−1)書込み動作 スケジュール1〜3については、いずれも優先度の低い
VCであり、VCの優先度に高低はないので、第1実施
形態と同様に書込み動作がなされる。
【0102】したがって、スケジュール3入力後の状態
においては、時刻1に関し、合計2個のVCがスケジュ
ール制御部140への入力順に保存されている。具体的
には、チェーンポインタメモリ141において、時刻1
をアドレスとする、カウンタ値は2、先頭VCはa、最
終VCはcとなっており、チェーンメモリ142におい
ては、aというアドレスにcがデータとして保存されて
いる。
【0103】また、時刻2については、チェーンポイン
タメモリ141において、カウンタ値が1、先頭VC及
び最終VCともにVCはbであり、チェーンメモリ14
2においては、いずれのアドレスも無記入のままであ
る。
【0104】かかる状態のスケジュール制御部140
へ、スケジュール4が入力される。スケジュール4の出
力可能時刻は1であるから、これをアドレスとして、チ
ェーンポインタメモリ141からカウンタ値、先頭VC
及び最終VCが読み出される。いま、読み出されたカウ
ンタ値は2であるから、カウンタ値が2から3にインク
リメントされる。一方、VCは優先度の高いdであるの
で、このアドレスの先頭VCにスケジュール4のVCで
あるdがデータとして書き込まれる。また、チェーンメ
モリ142においては、入力されたVCであるdの優先
度が高いため、dをアドレスとしてaがデータとして書
き込まれる。この結果、チェーンメモリ142内には、
図6に示すように、aをアドレスとして、cがデータと
して保存されており、またdをアドレスとしてcがデー
タとして保存されることとなる。
【0105】(B−3−2)読出し動作 読出しは、第1実施形態と同様の手順に従ってなされ
る。いま、チェーンポインタメモリ141及びチェーン
メモリ142に保存されているVCは、時刻1について
は、カウンタ値が3、先頭VCがd、最終VCがcであ
り、チェーンメモリ142には、アドレスaにデータc
が、アドレスdにデータaが保存されている。したがっ
て、読み出される順番は、時刻1については、d、a及
びcの順である。時刻1についての読出しが終わった後
時刻2についての読出しがなされる。したがって出力さ
れるVCの順番は、図6に示すように、d、a、c及び
bの順となる。
【0106】(B−4)第2実施形態の効果 以上説明したように、第2実施形態によれば、第1実施
形態の効果に加え、次のような効果が得られる。チェー
ンポインタメモリと、チェーンメモリに出力セルのVC
を保存する際に、当該出力可能時刻について、高い優先
度が付されたVCを有するセルは先に出力し、低い優先
度が付されたVCを有するセルは後に出力するようにチ
ェーン状に保存することが可能となる。このため、セル
の遅延変動に厳しいサービスに対応したVCにおいて、
VC情報メモリの優先度を高く設定しておくことで、こ
のVCにおけるサービス品質を向上させることが可能と
なる。
【0107】(C)他の実施形態 上記実施形態においては、VCについてシエーピングす
る、VCシェイパについて説明したが、これに限られな
い。例えば、VCをVP(仮想パス識別子;Virtual Pa
th Identifier )に読み替えて、VPについてシェーピ
ングするVPシェーパとして構成してもよい。
【0108】また、チェーンポインタメモリのカウンタ
部は、各時刻毎にスケジュールされたVCがあるかどう
かがわかればよいので、読み出した先頭VCと最終VC
を比較する比較器を用いて構成してもよい。
【0109】さらに、スケジュール制御部の詳細構成
は、上記実施形態のものに限定されず、同様な機能を実
現できるものであれば、他の構成であっても良い。例え
ば、スケジュール制御部の容量面の利点のみを達成すれ
ば良いのであれば、従来と同様に空き時刻を探す形式の
ものを適用するようにしても良い。
【0110】さらにまた、本発明は、ATM網以外の網
用のシェーピング装置にも適用できるものである。
【0111】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かるシェーピング装置によれば、次の効果が奏される。
【0112】同一の出力可能時刻に対して複数の宛先種
類を保存することが可能となるため、空き時刻を見つけ
るための回路を設ける必要がなくなり、回路構成が簡素
化され、また、出力可能時刻に対する1又は複数の宛先
種類を確実に保存することができるため、入力セルが廃
棄されることがなくなり、予め設定された帯域を下回っ
てしまったり、品質の低下を引き起こすおそれがなくな
る。
【0113】また、セル毎ではなく、宛先種類毎に出力
可能時刻を設定しているため、出力可能時刻の個数が少
なくなり、メモリ容量が小さくて済むという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のシェーピング装置の構成を示す
図である。
【図2】従来のシェーピング装置の構成を示す図であ
る。
【図3】従来のシェーピング装置の動作の主要部を示す
図である。
【図4】第1実施形態のシェーピング装置の動作の主要
部を示す図である。
【図5】第2実施形態のシェーピング装置の構成を示す
図である。
【図6】第2実施形態のシェーピング装置の動作の主要
部を示す図である。
【符号の説明】
110…共有型セルバッファ、111…セルキュー部、
#0〜#n…セルキュー、120…セルカウンタ部、1
30…出力可能時刻判定部、131…VC情報メモリ、
140…スケジュール制御部、141…チェーンポイン
タメモリ、142…チェーンメモリ、143…出力時刻
キュー、150…時計部。
フロントページの続き (72)発明者 牛島 重彦 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力セルを宛先種類毎に区別して保存す
    るセルバッファと、 当該セルバッファに保存されているセルの個数を宛先種
    類毎に計数するセルカウンタと、 ある宛先種類についてのセルが上記セルバッファヘ1個
    目の格納セルとして入力された場合、又は、セルの出力
    後も上記セルバッファ内にセルが残る状態で当該宛先種
    類について上記セルバッファからセルが出力された場合
    に、当該宛先種類についての帯域情報及び今までの出力
    可能時刻に基づいて、上記セルバッファに保存された当
    該宛先種類の最古の格納セルを該セルバッファから出力
    することのできる出力可能時刻を判定する出力可能時刻
    判定手段と、 当該出力可能時刻判定手段から出力された各宛先種類に
    ついてそれぞれ1つの出力可能時刻を管理し、上記セル
    バッファからの読出しタイミングを制御するスケジュー
    ル制御手段とを有することを特徴とするシェーピング装
    置。
  2. 【請求項2】 上記スケジュール制御手段が、ある宛先
    種類について出力可能時刻が指定された場合において、
    当該出力可能時刻に他の宛先種類が既に割り当てられて
    いるときであっても、当該出力可能時刻に対して当該宛
    先種類を保存し、また、ある出力可能時刻に対して複数
    の宛先種類が保存されている場合には、所定の順序に従
    い該複数の宛先種類のセルをセルバッファから順次出力
    させることを特徴とする請求項1に記載のシェーピング
    装置。
  3. 【請求項3】 上記スケジュール制御手段が、 当該出力可能時刻に割り当てられた宛先種類の個数を示
    すカウンタ値と、当該出力可能時刻について最初に出力
    すべきセルの宛先種類である先頭宛先種類と、当該出力
    可能時刻について最後に出力すべきセルの宛先種類であ
    る最終宛先種類とを保存するチェーンポインタメモリ
    と、 当該出力可能時刻に関して2番目以降に出力するセルの
    宛先種類をチェーン状に保存することができるチェーン
    メモリと、 上記チェーンポインタメモリ及び上記チェーンメモリ内
    に現時刻を出力可能時刻として指定して保存された宛先
    種類が存在する場合に、現時刻を書き込むための出力時
    刻キューとを内蔵し、 入力セルについての宛先種類を、出力可能時刻毎に上記
    チェーンポインタメモリ及び上記チェーンメモリ内に保
    存し、現時刻を出力可能時刻として指定した宛先種類が
    保存されている場合には、上記出力時刻キューへの現時
    刻の書込みを通じて、上記セルバッファから当該宛先種
    類を有するセルを出力することを特徴とする請求項1又
    は2に記載のシェーピング装置。
  4. 【請求項4】 上記出力可能時刻判定手段は、各宛先種
    類についての出力優先度を保持し、出力可能時刻の出力
    時に出力優先度も併せて出力し、 上記スケジュール制御手段は、同一時刻を出力可能時刻
    とする宛先種類が複数あったときに、出力優先度に基づ
    いて、出力順序を設定することを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載のシェーピング装置。
JP34554997A 1997-12-15 1997-12-15 シェーピング装置 Pending JPH11177571A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011049983A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Fujitsu Ltd フレーム出力方法及びフレーム出力装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011049983A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Fujitsu Ltd フレーム出力方法及びフレーム出力装置

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