JPH11175601A - 投資信託商品の分類装置およびその分類方法 - Google Patents

投資信託商品の分類装置およびその分類方法

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JPH11175601A
JPH11175601A JP34339697A JP34339697A JPH11175601A JP H11175601 A JPH11175601 A JP H11175601A JP 34339697 A JP34339697 A JP 34339697A JP 34339697 A JP34339697 A JP 34339697A JP H11175601 A JPH11175601 A JP H11175601A
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investment trust
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JP34339697A
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Masaaki Akeda
田 雅 昭 明
Tadashi Kubo
保 匡 久
Kazuhiko Yoda
田 一 彦 依
Keiichiro Ubukata
方 恵一郎 生
Kazuyuki Ueda
田 和 之 上
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Nomura Research Institute Ltd
Original Assignee
Nomura Research Institute Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 投資信託商品の運用特性により、投資の判断
材料として最適な投資信託商品の分類を行う投資信託商
品の分類装置及びその分類方法を提供する。 【解決手段】 投資信託商品を「アクティブ」型商品と
それ以外の商品とに分類する「アクティブ」型商品分類
手段2と、「アクティブ」型以外の投資信託商品を、
「ハイブリッド」型投資信託商品と株式または債券を高
位に組み入れる投資信託商品とに分類する「ハイブリッ
ド」型商品分類手段3と、株式又は債券を高位に組み入
れる投資信託商品から、「株式」型投資信託商品を分類
し、さらに「国内株式」型投資信託商品とそれ以外の
「海外株式」型投資信託商品とに分類する「株式」型商
品分類手段4と、株式又は債券を高位に組み入れる投資
信託商品から、「債券」型投資信託商品を分類し、さら
に「国内債券」型投資信託商品とそれ以外の「海外債
券」型投資信託商品とに分類する「債券」型商品分類手
段5と、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、投資信託のための
商品をその運用実績から判断される運用特性により、分
類する装置とその分類方法に係り、特に投資信託のため
の商品の運用実績を入力し、機動的な資産配分を行うか
否か、国内資産を投資対象とするのかあるいは海外資産
を投資対象とするか、高い収益を狙うのかあるいは安定
的な資産の増加を狙うのか、等の運用特性により、投資
信託のための商品を分類する投資信託商品の分類装置及
びその分類方法に関する。
【0002】機動的な資産配分を行うとは、高い利益を
求めて随時株式、債券、転換社債等の資産の比率を変更
させることをいう。
【0003】ここで、前記投資信託のための商品は、一
般に「ファンド」と呼ばれているものである。すなわ
ち、「ファンド」は、前記投資機関が運用する目的で選
択した有価証券の集まりである。
【0004】投資信託は、不特定多数の投資家の出資に
よって形成された基金を専門の投資機関が主として有価
証券を対象として運用及び管理し、その成果を出資額に
応じて投資家に分配する仕組みである。
【0005】本発明は、コンピュータ処理により、各投
資機関が運用するファンドの運用実績データや運用方針
情報をもとに、ファンドをその運用特性に応じて分類
し、投資方法に沿ったファンドの分類を行う装置と方法
に関するものである。
【0006】
【従来の技術】現在、我国の投資信託商品(以下、簡潔
のためにファンドということもある)は多数提供されて
おり、追加型株式ファンドだけでも約1600個の商品
がある。
【0007】これらのファンドはそれぞれ、運用する証
券会社等の投資機関により、固有の運用方針の下に運用
されている。ここで、ファンドの運用方針とは、収益の
ための方向をいい、例えばハイリスク・ハイリタン型の
収益を狙うのか、あるいはローリスク・ローリターン型
の収益を狙うのかの基本方針と、これらの基本方針を具
体化した方針、例えば機動的な資産配分を行うか否か、
国内資産を投資対象とするのかあるいは海外資産を投資
対象とするか、等の方針の集合をいう。
【0008】ファンドの収益は、上記ファンドの運用方
針により、その収益の大きさ、収益の安定性が左右され
る。投資機関はそれらのファンドの運用方針に特色を持
たせ、その運用方針に賛同する投資家の資金を集め、収
益を上げようとする。
【0009】たとえば、前述したハイリスク・ハイリタ
ーン型ファンドは、短期的には収益が不安定であるが収
益がある場合には収益率が高いため、中・長期的に高い
収益を得ようとする投資家のニーズに合う。反対に、ロ
ーリスク・ローリターン型のファンドは、リスクが低い
が安定的に収益を得られるので、短期的に安定的な収益
を得ようとする投資家のニーズに合う。
【0010】上記ハイリスク・ハイリターン型あるいは
ローリスク・ローリターン型というような分類は、理解
しやすいように象徴的に挙げたものであるが、実際のフ
ァンドは、より細分化された属性によって分類されてい
る。図14に従来のファンドの分類方法の一例を示す。
【0011】図14に示す分類は、投資信託協会による
分類である。この投資信託協会による分類は、図14の
「概要」欄に示すような定義により、ファンドを分類し
ている。これに対して投資機関は、自らが運用するファ
ンドが属する投資信託協会分類を発見し、自らが運用す
るファンドが当該分類に属することを投資信託協会に申
告する。投資信託協会は、各投資機関が自己申告した分
類により、各分類に属するファンド名を一般投資家に発
表している。
【0012】この投資信託協会による分類は、投資家の
ためのファンドの大まかな属性の把握の手がかりとして
利用されている。この分投資信託協会類により、投資家
はどのファンドに投資するかを決定する際の資料として
いる。
【0013】上述したように、従来の投資信託商品の分
類方法は、投資信託協会による定義に基づき、各投資機
関の自己申告により、各ファンドがもっとも合致する分
類を固定的に定めるのみであった。ここで、「投資機関
の自己申告」とは、客観的に第三者が分類の妥当性をチ
ェックすることがないことの意である。また、「固定的
に定める」とは、各ファンドの運用により、当初とは異
なった分類に属するようになったとしても、異なる投資
信託協会分類に変更することがないの意である。
【0014】また、このように従来の投資信託商品の分
類は、専ら投資機関の自己申告のみを信頼して行われて
いたので、これを運用実績によって客観的かつ経時的に
分類する投資信託商品の分類装置は従来存在していなか
った。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の投資信託の
方法は、上述したように、専ら投資機関の自己申告のみ
を信頼して行われていたので、実際のファンドの運用実
績に基づく属性(運用特性)を分類にフィードバックす
ることができなかった。このため、実際には投資機関が
当初企図した運用方針と異なった運用方針のもとに運用
され、実態とは異なった分類に属するファンドが存在し
た。この実態とは異なった分類に属するファンドを正し
く識別する方法がなかった。
【0016】これにより、本来一般投資家の投資判断材
料であるべき投資信託商品の分類が、十分に信頼するこ
とができないものとなっていた。
【0017】従って、従来は一般投資家が特定のファン
ドに投資しようとする時は、ファンドの受益証券説明書
等の運用実績を入手し、個別的に各ファンドの運用特性
を分析判断していた。
【0018】しかし、上記ファンドの分析判断の作業
は、困難かつ労力が要る作業であった。その上、上述し
たようにファンドの数が多数に上る現状では、候補とな
るファンドの選択自体が困難であり、さらに各ファンド
の運用特性を判断するとなると極めて困難であった。
【0019】また、従来あった投資信託協会による投資
信託商品の分類は、投資資産の資産配分を行うか否か、
ハイリスク・ハイリターン型のあるいはローリスク・ロ
ーリターン型の投資を行うのか等、投資家が真に欲する
運用方針による分類になっていなかった。
【0020】投資信託商品の運用方針による分類は、個
々の投資信託商品の運用経緯が複雑なため、通常は所定
の類型に分類するのは非常に困難であった。
【0021】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、多数の投資信託商品の運用特性をその運用実績から
追跡して特定し、投資の判断材料として最適な投資信託
商品の分類を行う投資信託商品の分類装置及びその分類
方法を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に係る投資
信託商品分類装置は、投資信託商品をその運用方針情報
と運用実績データの資産額とにより、投資信託のための
資産を随時追加設定することができ、市場の期待値以上
の収益を運用目的とする「アクティブ」型投資信託商品
とそれ以外の投資信託商品とに分類する「アクティブ」
型商品分類手段と、前記「アクティブ」型商品分類手段
により「アクティブ」型投資信託商品として分類された
投資信託商品をその運用方針情報と運用実績データから
算出した実質組入比率変更幅及び特定資産の平均組入比
率とにより、株式または債券を高位に組み入れない「ハ
イブリッド」型投資信託商品と株式または債券を高位に
組み入れる投資信託商品とに分類し、さらに前記「ハイ
ブリッド」型投資信託商品をその運用方針情報と運用実
績データから算出した海外/国内資産平均組入比率とに
より、主に国内資産に投資する「国内ハイブリッド」型
投資信託商品とそれ以外の「海外ハイブリッド」型投資
信託商品とに分類する「ハイブリッド」型商品分類手段
と、前記「ハイブリッド」型商品分類手段により株式又
は債券を高位に組み入れる投資信託商品として分類され
た投資信託商品から、その運用方針情報と運用実績デー
タから算出した株式時価総額構成比とにより、主に株式
に投資する「株式」型投資信託商品を分類し、さらに前
記「株式」型投資信託商品をその運用方針情報と運用実
績データから算出した海外/国内資産平均組入比率とに
より、主に国内資産に投資する「国内株式」型投資信託
商品とそれ以外の「海外株式」型投資信託商品とに分類
する「株式」型商品分類手段と、前記「ハイブリッド」
型商品分類手段により株式又は債券を高位に組み入れる
投資信託商品として分類された投資信託商品から、その
運用方針情報と運用実績データから算出した債券時価総
額構成比とにより、主に債券に投資する「債券」型投資
信託商品を分類し、さらに前記「債券」型投資信託商品
をその運用方針情報と運用実績データから算出した外貨
建て資産/円建て資産資産平均組入比率とにより、主に
円建て資産に投資する「国内債券」型投資信託商品とそ
れ以外の「海外債券」型投資信託商品とに分類する「債
券」型商品分類手段と、を有することを特徴とするもの
である。
【0023】本願請求項2に係る投資信託商品分類装置
は、請求項1に記載の投資信託商品の分類装置におい
て、前記「株式」型商品分類手段により分類された「国
内株式」型投資信託商品から、その運用方針情報と運用
実績データから算出した特定業種株の時価総額構成比と
により、特定業種株に運用を特化する「国内株式」−
「業種」型投資信託商品を分類する「国内株式」−「業
種」型商品分類手段と、前記「国内株式」−「業種」型
商品分類手段により「国内株式」−「業種」型投資信託
商品以外の投資信託商品として分類された投資信託商品
から、その運用方針情報と運用実績データから算出した
株式ポートフォリオの相対値位とにより、低位株に運用
を特化する「国内株式」−「低位」型投資信託商品を分
類する「国内株式」−「低位」型商品分類手段と、前記
「国内株式」−「低位」型商品分類手段により「国内株
式」−「低位」型投資信託商品以外の投資信託商品とし
て分類された投資信託商品から、その運用方針情報と運
用実績データから算出した中小型株の時価総額構成比あ
るいは大型株への投資実績とにより、中小型株に運用を
特化する「国内株式」−「中小型株」型投資信託商品を
分類する「国内株式」−「中小型株」型商品分類手段
と、前記「国内株式」−「中小型株」型商品分類手段に
より「国内株式」−「中小型株」型投資信託商品以外の
投資信託商品として分類された投資信託商品から、その
運用方針情報から運用方針に特定のテーマを有する「国
内株式」−「その他」型投資信託商品とそれ以外の「国
内株式」−「一般」型投資信託商品とに分類する「国内
株式」−「その他」型商品分類手段と、前記「国内株
式」−「その他」型商品分類手段により「国内株式」−
「一般」型投資信託商品として分類された投資信託商品
を、その運用方針情報と運用実績データから算出した相
対純資産株価利回り(相対B/P)と相対配当利回り
(相対D/P)と相対純資産利益率(相対ROE)とに
より、高配当低成長型の株に運用を特化した「国内株
式」−「一般」−「バリュー」型投資信託商品と、低配
当高成長型の株に運用を特化した「国内株式」−「一
般」−「グロース」型投資信託商品と、それら以外の
「国内株式」−「一般」−「フリー」型投資信託商品の
少なくとも一つに分類する「国内株式」−「一般」型商
品分類手段と、を有することを特徴とするものである。
【0024】本願請求項3に係る投資信託商品分類装置
は、請求項2に記載の投資信託商品の分類装置におい
て、前記「国内株式」−「業種」型商品分類手段は、前
記「国内株式」−「業種」型投資信託商品を、特定業種
株の時価総額構成比により、「国内株式」−「業種」−
「電機」型投資信託商品、「国内株式」−「業種」−
「自動車・機械」型投資信託商品、「国内株式」−「業
種」−「素材・資源」型投資信託商品、「国内株式」−
「業種」−「医薬・ヘルスケア」型投資信託商品、「国
内株式」−「業種」−「商業」型投資信託商品、「国内
株式」−「業種」−「公共」型投資信託商品、「国内株
式」−「業種」−「金融」型投資信託商品の少なくとも
一つに分類することを特徴とするものである。
【0025】本願請求項4に係る投資信託商品分類装置
は、請求項1に記載の投資信託商品の分類装置におい
て、前記「株式」型商品分類手段により「海外株式」型
投資信託商品として分類された投資信託商品を、その運
用方針情報と運用実績データから算出した特定の投資対
象地域、投資対象国、及び投資対象種別の株式組入比率
により、投資対象を特定の地域あるいは国の株式に限定
しない「海外株式」−「グローバル」型投資信託商品
と、新興諸国の株式を主投資対象とした「海外株式」−
「エマージング」型投資信託商品と、北米の株式を主投
資対象とした「海外株式」−「北米」型投資信託商品
と、アジア・オセアニアの株式を主投資対象とした「海
外株式」−「アジア・オセアニア」型投資信託商品と、
欧州の株式を主投資対象とした「海外株式」−「欧州」
型投資信託商品と、中南米の株式を主投資対象とした
「海外株式」−「中南米」型投資信託商品と、資源関連
株式を主投資対象とした「海外株式」−「資源関連」型
投資信託商品の少なくとも一つに分類する「海外株式」
型商品分類手段を有することを特徴とするものである。
【0026】本願請求項5に係る投資信託商品分類装置
は、請求項4に記載の投資信託商品の分類装置におい
て、前記「海外株式」型商品分類手段は、前記「海外株
式」−「グローバル」型投資信託商品を、その運用実績
データから算出した特定の投資対象国の株式組入比率に
より、日本を含む複数国の株式に投資する「海外株式」
−「グローバル」−「日本含む」型投資信託商品と、日
本を含まない複数国の株式に投資する「海外株式」−
「グローバル」−「日本含まず」型投資信託商品とに分
類することを特徴とするものである。
【0027】本願請求項6に係る投資信託商品分類装置
は、請求項4に記載の投資信託商品の分類装置におい
て、前記「海外株式」型商品分類手段は、前記「海外株
式」−「北米」型投資信託商品を、その運用実績データ
から算出した中小型株の時価総額構成比あるいは大型株
への投資実績とにより、北米の中小型株に運用を特化す
る「海外株式」−「北米」−「中小型株」型投資信託商
品と、それ以外の「海外株式」−「北米」−「一般」型
投資信託商品とに分類することを特徴とするものであ
る。
【0028】本願請求項7に係る投資信託商品分類装置
は、請求項4に記載の投資信託商品の分類装置におい
て、前記「海外株式」型商品分類手段は、前記「海外株
式」−「アジア・オセアニア」型投資信託商品を、その
運用実績データから算出した特定の投資対象国の株式組
入比率により、日本を含む複数国の株式に投資する「海
外株式」−「アジア・オセアニア」−「マルチカントリ
ー(日本含む)」型投資信託商品と、日本を含まない複
数国の株式に投資する「海外株式」−「アジア・オセア
ニア」−「マルチカントリー(日本含まず)」型投資信
託商品と、中国の株式を中心に投資する「海外株式」−
「アジア・オセアニア」−「中国」型投資信託商品と、
香港の株式を中心に投資する「海外株式」−「アジア・
オセアニア」−「香港」型投資信託商品と、シンガポー
ルの株式を中心に投資する「海外株式」−「アジア・オ
セアニア」−「シンガポール」型投資信託商品と、マレ
ーシアの株式を中心に投資する「海外株式」−「アジア
・オセアニア」−「マレーシア」型投資信託商品と、タ
イの株式を中心に投資する「海外株式」−「アジア・オ
セアニア」−「タイ」型投資信託商品と、インドネシア
の株式を中心に投資する「海外株式」−「アジア・オセ
アニア」−「インドネシア」型投資信託商品と、フィリ
ピンの株式を中心に投資する「海外株式」−「アジア・
オセアニア」−「フィリピン」型投資信託商品と、オー
ストラリアの株式を中心に投資する「海外株式」−「ア
ジア・オセアニア」−「オーストラリア」型投資信託商
品と、韓国の株式を中心に投資する「海外株式」−「ア
ジア・オセアニア」−「韓国」型投資信託商品の少なく
とも一つに分類することを特徴とするものである。
【0029】本願請求項8に係る投資信託商品分類装置
は、請求項4に記載の投資信託商品の分類装置におい
て、前記「海外株式」型商品分類手段は、前記「海外株
式」−「欧州」型投資信託商品を、その運用実績データ
から算出した特定の投資対象国の株式組入比率により、
複数国の株式に投資する「海外株式」−「欧州」−「マ
ルチカントリー」型投資信託商品と、ドイツの株式を中
心に投資する「海外株式」−「欧州」−「ドイツ」型投
資信託商品と、イギリスの株式を中心に投資する「海外
株式」−「欧州」−「イギリス」型投資信託商品と、フ
ランスの株式を中心に投資する「海外株式」−「欧州」
−「フランス」型投資信託商品と、スペインの株式を中
心に投資する「海外株式」−「欧州」−「スペイン」型
投資信託商品と、トルコの株式を中心に投資する「海外
株式」−「欧州」−「トルコ」型投資信託商品と、東欧
の株式を中心に投資する「海外株式」−「欧州」−「東
欧」型投資信託商品の少なくとも一つに分類することを
特徴とするものである。
【0030】本願請求項9に係る投資信託商品分類装置
は、請求項4に記載の投資信託商品の分類装置におい
て、前記「海外株式」型商品分類手段は、前記「海外株
式」−「中南米」型投資信託商品を、その運用実績デー
タから算出した特定の投資対象国の株式組入比率によ
り、複数国の株式に投資する「海外株式」−「中南米」
−「マルチカントリー」型投資信託商品と、メキシコの
株式を中心に投資する「海外株式」−「中南米」−「メ
キシコ」型投資信託商品のいずれかに分類することを特
徴とするものである。
【0031】本願請求項10に係る投資信託商品分類装
置は、請求項4に記載の投資信託商品の分類装置におい
て、前記「海外株式」型商品分類手段は、前記分類され
た海外株式を投資対象とする各投資信託商品をさらに、
為替レート変動のヘッジの方法により、機動的にヘッジ
を行う「機動的ヘッジ」型投資信託商品と、「フルヘッ
ジ」型投資信託商品と、「ヘッジ無し」型投資信託商品
の少なくとも一つに分類することを特徴とするものであ
る。
【0032】本願請求項11に係る投資信託商品分類装
置は、請求項1に記載の投資信託商品の分類装置におい
て、前記「債券」型商品分類手段により分類された「海
外債券」型投資信託商品を、その運用方針情報と運用実
績データから算出した特定の投資対象地域、投資対象
国、投資対象通貨、及び投資対象種別の債券組入比率に
より、投資対象を特定の通貨あるいは地域の債券に限定
しない「海外債券」−「グローバル」型投資信託商品
と、新興諸国の債券を主投資対象とした「海外債券」−
「エマージング」型投資信託商品と、米国ドル建ての債
券を主投資対象とした「海外債券」−「米ドル建」型投
資信託商品と、欧州通貨建ての債券を主投資対象とした
「海外債券」−「欧州通貨建」型投資信託商品と、アジ
ア・オセアニア諸国および地域の通貨建ての債券を主投
資対象とした「海外債券」−「アジア・オセアニア通貨
建」型投資信託商品の少なくとも一つに分類する「海外
債券」型商品分類手段を有することを特徴とするもので
ある。
【0033】本願請求項12に係る投資信託商品分類装
置は、請求項11に記載の投資信託商品の分類装置にお
いて、前記「海外債券」型商品分類手段は、前記「海外
債券」−「グローバル」型投資信託商品を、その運用実
績データから算出した特定の投資対象通貨の債券組入比
率により、円建て債券を含む複数通貨の債券に投資する
「海外債券」−「グローバル」−「日本含む」型投資信
託商品と、円建て債券を含まない複数通貨の債券に投資
する「海外債券」−「グローバル」−「日本含まず」型
投資信託商品とに分類することを特徴とするものであ
る。
【0034】本願請求項13に係る投資信託商品分類装
置は、請求項11に記載の投資信託商品の分類装置にお
いて、前記「海外債券」型商品分類手段は、前記「海外
債券」−「米ドル建」型投資信託商品を、その運用実績
データから算出した高利回り債券の時価総額構成比によ
り、高利回り型の債券を中心に投資する「海外債券」−
「米ドル建」−「ハイイールド」型投資信託商品と、安
定型の債券を中心に投資する「海外債券」−「米ドル
建」−「一般」型投資信託商品と、優先証券、アセット
・バック証券を含む債券に投資する「海外債券」−「米
ドル建」−「その他」型投資信託商品の少なくとも一つ
に分類することを特徴とするものである。
【0035】本願請求項14に係る投資信託商品分類装
置は、請求項11に記載の投資信託商品の分類装置にお
いて、前記「海外債券」型商品分類手段は、前記「海外
債券」−「欧州通貨建」型投資信託商品を、その運用実
績データから算出した特定の投資対象国の債券組入比率
により、ドイツ・マルク建ての債券を中心に投資する
「海外債券」−「欧州通貨建」−「ドイツ・マルク建」
型投資信託商品と、イギリス・ポンド建ての債券を中心
に投資する「海外債券」−「欧州通貨建」−「イギリス
・ポンド建」型投資信託商品と、フレンチ・フラン建て
の債券を中心に投資する「海外債券」−「欧州通貨建」
−「フレンチ・フラン建」型投資信託商品の少なくとも
一つに分類することを特徴とするものである。
【0036】本願請求項15に係る投資信託商品分類装
置は、請求項11に記載の投資信託商品の分類装置にお
いて、前記「海外債券」型商品分類手段は、前記分類さ
れた海外債券を投資対象とする各投資信託商品をさら
に、為替レート変動のヘッジの方法により、機動的にヘ
ッジを行う「機動的ヘッジ」型投資信託商品と、「フル
ヘッジ」型投資信託商品と、「ヘッジ無し」型投資信託
商品の少なくとも一つに分類することを特徴とするもの
である。
【0037】本願請求項16に係る投資信託商品分類装
置は、請求項1に記載の投資信託商品の分類装置におい
て、前記「ハイブリッド」型商品分類手段により分類さ
れた前記「国内ハイブリッド」型投資信託商品から、そ
の運用方針情報と運用実績データから算出した転換社債
時価総額構成比により、転換社債に運用を特化する「国
内ハイブリッド」−「転換社債」型投資信託商品を分類
する「国内ハイブリッド」−「転換社債」型商品分類手
段と、前記「国内ハイブリッド」−「転換社債」型商品
分類手段により「国内ハイブリッド」−「転換社債」型
投資信託商品以外の投資信託商品として分類された投資
信託商品から、その運用方針情報と運用実績データから
算出した資産の組入比率の変更幅により、機動的な資産
配分の変更を行わない「国内ハイブリッド」−「バラン
ス」型投資信託商品を分類する「国内ハイブリッド」−
「バランス」型商品分類手段と、前記「国内ハイブリッ
ド」−「バランス」型商品分類手段により「国内ハイブ
リッド」−「バランス」型投資信託商品以外の投資信託
商品として分類された投資信託商品を、その運用方針情
報と運用実績データから算出した組入比率の変更幅とに
より、株式組入比率の下限が0%以上かつ上限が70%
未満の「国内ハイブリッド」−「アセット・アロケーシ
ョン」−「組入上限中低位」型投資信託商品と、株式組
入比率の下限が0%以上かつ上限が70%以上100%
未満の「国内ハイブリッド」−「アセット・アロケーシ
ョン」−「組入上限高位」型投資信託商品と、株式組入
比率の下限が0%未満または上限が100%以上の「国
内ハイブリッド」−「アセット・アロケーション」−
「レバリッジ」型投資信託商品の少なくとも一つに分類
する「国内ハイブリッド」−「アセット・アロケーショ
ン」型商品分類手段と、を有することを特徴とするもの
である。
【0038】本願請求項17に係る投資信託商品分類装
置は、請求項1に記載の投資信託商品の分類装置におい
て、前記「ハイブリッド」型商品分類手段により分類さ
れた前記「海外ハイブリッド」型投資信託商品を、その
運用方針情報と運用実績データから算出した転換社債時
価総額構成比により、転換社債に運用を特化する「海外
ハイブリッド」−「転換社債」型投資信託商品を分類す
る「海外ハイブリッド」−「転換社債」型商品分類手段
と、前記「海外ハイブリッド」−「転換社債」型商品分
類手段により「海外ハイブリッド」−「転換社債」型投
資信託商品以外の投資信託商品として分類された投資信
託商品から、その運用方針情報と運用実績データから算
出した資産の組入比率の変更幅により、機動的な資産配
分の変更を行わない「海外ハイブリッド」−「バラン
ス」型投資信託商品を分類する「海外ハイブリッド」−
「バランス」型商品分類手段と、前記「海外ハイブリッ
ド」−「バランス」型商品分類手段により「海外ハイブ
リッド」−「バランス」型投資信託商品以外の投資信託
商品として分類された投資信託商品を、その運用方針情
報と運用実績データから算出した組入比率の変更幅とに
より、株式組入比率の下限が0%以上かつ上限が70%
未満の「海外ハイブリッド」−「アセット・アロケーシ
ョン」−「組入上限中低位」型投資信託商品と、株式組
入比率の下限が0%以上かつ上限が70%以上100%
未満の「海外ハイブリッド」−「アセット・アロケーシ
ョン」−「組入上限高位」型投資信託商品と、株式組入
比率の下限が0%未満または上限が100%以上の「海
外ハイブリッド」−「アセット・アロケーション」−
「レバリッジ」型投資信託商品の少なくとも一つに分類
する「海外ハイブリッド」−「アセット・アロケーショ
ン」型商品分類手段と、を有することを特徴とするもの
である。
【0039】本願請求項18に係る投資信託商品の分類
方法は、投資信託商品の運用実績データを入力し、投資
信託商品をその運用方針情報と運用実績データの資産額
とにより、投資信託のための資産を随時追加設定するこ
とができ、市場の期待値以上の収益を運用目的とする
「アクティブ」型投資信託商品とそれ以外の投資信託商
品とに分類、記憶し、前記「アクティブ」型投資信託商
品として分類した投資信託商品を、その運用方針情報と
運用実績データから算出した実質組入比率変更幅及び特
定資産の平均組入比率とにより、機動的な資産配分の変
更を行い又は株式または債券資産を高位に組み入れない
「ハイブリッド」型投資信託商品と株式または債券を高
位に組み入れる投資信託商品とに分類、記憶し、前記
「ハイブリッド」型投資信託商品を、その運用方針情報
と運用実績データから算出した海外/国内資産平均組入
比率とにより、主に国内資産に投資する「国内ハイブリ
ッド」型投資信託商品とそれ以外の「海外ハイブリッ
ド」型投資信託商品とに分類、記憶し、前記株式または
債券を高位に組み入れる投資信託商品として分類された
投資信託商品から、その運用方針情報と運用実績データ
から算出した株式時価総額構成比とにより、主に株式に
投資する「株式」型投資信託商品を分類、記憶し、前記
「株式」型投資信託商品を、その運用方針情報と運用実
績データから算出した海外/国内資産平均組入比率とに
より、主に国内資産に投資する「国内株式」型投資信託
商品とそれ以外の「海外株式」型投資信託商品とに分
類、記憶し、前記株式または債券を高位に組み入れる投
資信託商品として分類された投資信託商品から、その運
用方針情報と運用実績データから算出した債券時価総額
構成比とにより、主に債券に投資する「債券」型投資信
託商品を分類、記憶し、前記「債券」型投資信託商品
を、その運用方針情報と運用実績データから算出した外
貨建て資産/円建て資産平均組入比率とにより、主に円
建て資産に投資する「国内債券」型投資信託商品とそれ
以外の「海外債券」型投資信託商品とに分類、記憶する
ことを特徴とするものである。
【0040】本願請求項19に係る投資信託商品の分類
方法は、請求項18に記載の投資信託商品の分類方法に
おいて、前記「国内株式」型投資信託商品から、その運
用方針情報と運用実績データから算出した特定業種株の
時価総額構成比とにより、特定業種株に運用を特化する
「国内株式」−「業種」型投資信託商品を分類、記憶
し、前記「国内株式」−「業種」型投資信託商品以外の
投資信託商品として分類された投資信託商品から、その
運用方針情報と運用実績データから算出した株式ポート
フォリオの相対値位とにより、低位株に運用を特化する
「国内株式」−「低位」型投資信託商品を分類、記憶
し、前記「国内株式」−「低位」型投資信託商品以外の
投資信託商品として分類された投資信託商品から、その
運用方針情報と運用実績データから算出した中小型株の
時価総額構成比あるいは大型株への投資実績とにより、
中小型株に運用を特化する「国内株式」−「中小型株」
型投資信託商品を分類、記憶し、前記「国内株式」−
「中小型株」型投資信託商品以外の投資信託商品として
分類された投資信託商品から、その運用方針情報から運
用方針に特定のテーマを有する「国内株式」−「その
他」型投資信託商品とそれ以外の「国内株式」−「一
般」型投資信託商品とに分類、記憶し、前記「国内株
式」−「一般」型投資信託商品を、その運用方針情報と
運用実績データから算出した相対純資産株価利回り(相
対B/P)と相対配当利回り(相対D/P)と相対純資
産利益率(相対ROE)とにより、高配当低成長型の株
に運用を特化した「国内株式」−「一般」−「バリュ
ー」型投資信託商品と、低配当高成長型の株に運用を特
化した「国内株式」−「一般」−「グロース」型投資信
託商品と、それら以外の「国内株式」−「一般」−「フ
リー」型投資信託商品の少なくとも一つに分類すること
を特徴とするものである。
【0041】本願請求項20に係る投資信託商品の分類
方法は、請求項19に記載の投資信託商品の分類方法に
おいて、前記「国内株式」−「業種」型投資信託商品
を、特定業種株の時価総額構成比により、「国内株式」
−「業種」−「電機」型投資信託商品、「国内株式」−
「業種」−「自動車・機械」型投資信託商品、「国内株
式」−「業種」−「素材・資源」型投資信託商品、「国
内株式」−「業種」−「医薬・ヘルスケア」型投資信託
商品、「国内株式」−「業種」−「商業」型投資信託商
品、「国内株式」−「業種」−「公共」型投資信託商
品、「国内株式」−「業種」−「金融」型投資信託商品
の少なくとも一つに分類、記憶することを特徴とするも
のである。
【0042】本願請求項21に係る投資信託商品の分類
方法は、請求項18に記載の投資信託商品の分類方法に
おいて、前記「海外株式」型投資信託商品を、その運用
方針情報と運用実績データから算出した特定の投資対象
地域、投資対象国、及び投資対象種別の株式組入比率に
より、投資対象を特定の地域あるいは国の株式に限定し
ない「海外株式」−「グローバル」型投資信託商品と、
新興諸国の株式を主投資対象とした「海外株式」−「エ
マージング」型投資信託商品と、北米の株式を主投資対
象とした「海外株式」−「米ドル建」型投資信託商品
と、アジア・オセアニアの株式を主投資対象とした「海
外株式」−「アジア・オセアニア」型投資信託商品と、
欧州の株式を主投資対象とした「海外株式」−「欧州」
型投資信託商品と、中南米の株式を主投資対象とした
「海外株式」−「中南米」型投資信託商品と、資源関連
株式を主投資対象とした「海外株式」−「資源関連」型
投資信託商品の少なくとも一つに分類、記憶することを
特徴とするものである。
【0043】本願請求項22に係る投資信託商品の分類
方法は、請求項21に記載の投資信託商品の分類方法に
おいて、前記「海外株式」−「グローバル」型商品を、
その運用実績データから算出した特定の投資対象国の株
式組入比率により、日本を含む複数国の株式に投資する
「海外株式」−「グローバル」−「日本含む」型投資信
託商品と、日本を含まない複数国の株式に投資する「海
外株式」−「グローバル」−「日本含まず」型投資信託
商品とに分類、記憶することを特徴とするものである。
【0044】本願請求項23に係る投資信託商品の分類
方法は、請求項21に記載の投資信託商品の分類方法に
おいて、前記「海外株式」−「北米」型投資信託商品
を、その運用実績データから算出した中小型株の時価総
額構成比あるいは大型株への投資実績とにより、北米の
中小型株に運用を特化する「海外株式」−「北米」−
「中小型株」型投資信託商品と、それ以外の「海外株
式」−「北米」−「一般」型投資信託商品とに分類、記
憶することを特徴とするものである。
【0045】本願請求項24に係る投資信託商品の分類
方法は、請求項21に記載の投資信託商品の分類方法に
おいて、前記「海外株式」−「アジア・オセアニア」型
投資信託商品を、その運用実績データから算出した特定
の投資対象国の株式組入比率により、日本を含む複数国
の株式に投資する「海外株式」−「アジア・オセアニ
ア」−「マルチカントリー(日本含む)」型投資信託商
品と、日本を含まない複数国の株式に投資する「海外株
式」−「アジア・オセアニア」−「マルチカントリー
(日本含まず)」型投資信託商品と、中国の株式を中心
に投資する「海外株式」−「アジア・オセアニア」−
「中国」型投資信託商品と、香港の株式を中心に投資す
る「海外株式」−「アジア・オセアニア」−「香港」型
投資信託商品と、シンガポールの株式を中心に投資する
「海外株式」−「アジア・オセアニア」−「シンガポー
ル」型投資信託商品と、マレーシアの株式を中心に投資
する「海外株式」−「アジア・オセアニア」−「マレー
シア」型投資信託商品と、タイの株式を中心に投資する
「海外株式」−「アジア・オセアニア」−「タイ」型投
資信託商品と、インドネシアの株式を中心に投資する
「海外株式」−「アジア・オセアニア」−「インドネシ
ア」型投資信託商品と、フィリピンの株式を中心に投資
する「海外株式」−「アジア・オセアニア」−「フィリ
ピン」型投資信託商品と、オーストラリアの株式を中心
に投資する「海外株式」−「アジア・オセアニア」−
「オーストラリア」型投資信託商品と、韓国の株式を中
心に投資する「海外株式」−「アジア・オセアニア」−
「韓国」型投資信託商品の少なくとも一つに分類、記憶
することを特徴とするものである。
【0046】本願請求項25に係る投資信託商品の分類
方法は、請求項21に記載の投資信託商品の分類方法に
おいて、前記「海外株式」−「欧州」型投資信託商品
を、その運用実績データから算出した特定の投資対象国
の株式組入比率により、複数国の株式に投資する「海外
株式」−「欧州」−「マルチカントリー」型投資信託商
品と、ドイツの株式を中心に投資する「海外株式」−
「欧州」−「ドイツ」型投資信託商品と、イギリスの株
式を中心に投資する「海外株式」−「欧州」−「イギリ
ス」型投資信託商品と、フランスの株式を中心に投資す
る「海外株式」−「欧州」−「フランス」型投資信託商
品と、スペインの株式を中心に投資する「海外株式」−
「欧州」−「スペイン」型投資信託商品と、トルコの株
式を中心に投資する「海外株式」−「欧州」−「トル
コ」型投資信託商品と、東欧の株式を中心に投資する
「海外株式」−「欧州」−「東欧」型投資信託商品の少
なくとも一つに分類、記憶することを特徴とするもので
ある。
【0047】本願請求項26に係る投資信託商品の分類
方法は、請求項21に記載の投資信託商品の分類方法に
おいて、前記「海外株式」−「中南米」型投資信託商品
を、その運用実績データから算出した特定の投資対象国
の株式組入比率により、複数国の株式に投資する「海外
株式」−「中南米」−「マルチカントリー」型投資信託
商品と、メキシコの株式を中心に投資する「海外株式」
−「中南米」−「メキシコ」型投資信託商品のいずれか
に分類、記憶することを特徴とするものである。
【0048】本願請求項27に係る投資信託商品の分類
方法は、請求項21に記載の投資信託商品の分類方法に
おいて、前記分類された海外株式を投資対象とする各投
資信託商品をさらに、為替レート変動のヘッジの方法に
より、機動的にヘッジを行う「機動的ヘッジ」型投資信
託商品と、「フルヘッジ」型投資信託商品と、「ヘッジ
無し」型投資信託商品の少なくとも一つに分類、記憶す
ることを特徴とするものである。
【0049】本願請求項28に係る投資信託商品の分類
方法は、請求項18に記載の投資信託商品の分類方法に
おいて、前記「海外債券」型投資信託商品を、その運用
方針情報と運用実績データから算出した特定の投資対象
地域、投資対象国、投資対象通貨、及び投資対象種別の
債券組入比率により、投資対象を特定の通貨あるいは地
域の債券に限定しない「海外債券」−「グローバル」型
投資信託商品と、新興諸国の債券を主投資対象とした
「海外債券」−「エマージング」型投資信託商品と、米
ドル建ての債券を主投資対象とした「海外債券」−「米
ドル建」型投資信託商品と、欧州通貨建ての債券を主投
資対象とした「海外債券」−「欧州通貨建」型投資信託
商品と、アジア・オセアニア諸国及び地域の通貨建ての
債券を主投資対象とした「海外債券」−「アジア・オセ
アニア通貨建」型投資信託商品の少なくとも一つに分
類、記憶することを特徴とするものである。
【0050】本願請求項29に係る投資信託商品の分類
方法は、請求項28に記載の投資信託商品の分類方法に
おいて、前記「海外債券」−「グローバル」型投資信託
商品を、その運用実績データから算出した特定の投資対
象通貨の債券組入比率により、円建て債券を含む複数通
貨の債券に投資する「海外株式」−「グローバル」−
「日本含む」型投資信託商品と、円建て債券を含まない
複数通貨の債券に投資する「海外株式」−「グローバ
ル」−「日本含まず」型投資信託商品とに分類、記憶す
ることを特徴とするものである。
【0051】本願請求項30に係る投資信託商品の分類
方法は、請求項28に記載の投資信託商品の分類方法に
おいて、前記「海外債券」−「米ドル建」型投資信託商
品を、その運用実績データから算出した高利回り債券の
時価総額構成比により、高利回り型の債券を中心に投資
する「海外債券」−「米ドル建」−「ハイイールド」型
投資信託商品と、安定型の債券を中心に投資する「海外
債券」−「米ドル建」−「一般」型投資信託商品と、優
先証券、アセット・バック証券などに投資する「海外債
券」−「米ドル建」−「その他」型投資信託商品の少な
くとも一つに分類、記憶することを特徴とするものであ
る。
【0052】本願請求項31に係る投資信託商品の分類
方法は、請求項28に記載の投資信託商品の分類方法に
おいて、前記「海外債券」−「欧州通貨建」型投資信託
商品を、その運用実績データから算出した特定の投資対
象国の債券組入比率により、ドイツ・マルク建ての債券
を中心に投資する「海外債券」−「欧州通貨建」−「ド
イツ・マルク建」型投資信託商品と、イギリス・ポンド
建ての債券を中心に投資する「海外債券」−「欧州通貨
建」−「イギリス・ポンド建」型投資信託商品と、フレ
ンチ・フラン建ての債券を中心に投資する「海外債券」
−「欧州通貨建」−「フレンチ・フラン建」型投資信託
商品の少なくとも一つに分類、記憶することを特徴とす
るものである。
【0053】本願請求項32に係る投資信託商品の分類
方法は、請求項28に記載の投資信託商品の分類方法に
おいて、前記分類された海外債券を投資対象とする各投
資信託商品をさらに、為替レート変動のヘッジの方法に
より、機動的にヘッジを行う「機動的ヘッジ」型投資信
託商品と、「フルヘッジ」型投資信託商品と、「ヘッジ
無し」型投資信託商品の少なくとも一つに分類、記憶す
ることを特徴とするものである。
【0054】本願請求項33に係る投資信託商品の分類
方法は、請求項18に記載の投資信託商品の分類方法に
おいて、前記「国内ハイブリッド」型投資信託商品を、
その運用方針情報と運用実績データから算出した転換社
債時価総額構成比により、転換社債に運用を特化する
「国内ハイブリッド」−「転換社債」型投資信託商品を
分類、記憶し、前記「国内ハイブリッド」−「転換社
債」型投資信託商品以外の投資信託商品として分類され
た投資信託商品から、その運用方針情報と運用実績デー
タから算出した資産の組入比率の変更幅により、機動的
な資産配分の変更を行わない「国内ハイブリッド」−
「バランス」型投資信託商品を分類、記憶し、前記「国
内ハイブリッド」−「バランス」型投資信託商品以外の
投資信託商品として分類された投資信託商品を、その運
用方針情報と運用実績データから算出した組入比率の変
更幅とにより、株式組入比率の下限が0%以上かつ上限
が70%未満の「国内ハイブリッド」−「アセット・ア
ロケーション」−「組入上限中低位」型投資信託商品
と、株式組入比率の下限が0%以上かつ上限が70%以
上100%未満の「国内ハイブリッド」−「アセット・
アロケーション」−「組入上限高位」型投資信託商品
と、株式組入比率の下限が0%未満または上限が100
%以上「国内ハイブリッド」−「アセット・アロケーシ
ョン」−「レバリッジ」型投資信託商品の少なくとも一
つに分類、記憶することを特徴とするものである。
【0055】本願請求項34に係る投資信託商品の分類
方法は、請求項18に記載の投資信託商品の分類方法に
おいて、前記「海外ハイブリッド」型投資信託商品を、
その運用方針情報と運用実績データから算出した転換社
債時価総額構成比により、転換社債に運用を特化する
「海外ハイブリッド」−「転換社債」型投資信託商品を
分類、記憶し、前記「海外ハイブリッド」−「転換社
債」型投資信託商品以外の投資信託商品として分類され
た投資信託商品を、その運用方針情報と運用実績データ
から算出した資産の組入比率の変更幅により、機動的な
資産配分の変更を行わない「海外ハイブリッド」−「バ
ランス」型投資信託商品を分類、記憶し、前記「海外ハ
イブリッド」−「バランス」型以外の投資信託商品とし
て分類された投資信託商品を、その運用方針情報と運用
実績データから算出した組入比率の変更幅とにより、株
式組入比率の下限が0%以上かつ上限が70%未満の
「海外ハイブリッド」−「アセット・アロケーション」
−「組入上限中低位」型投資信託商品と、株式組入比率
の下限が0%以上かつ上限が70%以上100%未満の
「海外ハイブリッド」−「アセット・アロケーション」
−「組入上限高位」型投資信託商品と、株式組入比率の
下限が0%未満または上限が100%以上「海外ハイブ
リッド」−「アセット・アロケーション」−「レバリッ
ジ」型投資信託商品の少なくとも一つに分類、記憶する
ことを特徴とするものである。
【0056】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
添付の図面を参照して以下に説明する。最初に、本発明
による投資信託商品の分類装置の位置付けを図1に示
す。ここで本発明による装置の位置づけとは、情報の流
れの中における本発明の装置の位置をいうものとする。
【0057】図1に示すように、本願発明による投資信
託商品分類装置1は、投資信託商品の運用とその結果の
フィードバックの間に位置し、投資信託商品の分類また
はその見直しを行い、その分類結果を運用にフィードバ
ックする。
【0058】図1にあるように、投資信託商品は、投資
機関によって企画され、同時に運用方針が一般投資家に
公表される。従来の投資信託協会による投資信託商品分
類は、この時点で固定的に分類される。この後、投資信
託商品は実際に運用され、一定期間ごとに運用結果が発
表される。運用結果の発表は受益証券説明書や運用報告
書の形で公表される。本発明による投資信託商品分類装
置1は、これら受益証券説明書等の運用結果と運用方針
とを入力し、これらの情報から各投資信託商品の運用方
針による分類を行うものである。
【0059】本発明による投資信託商品分類装置1によ
る分類結果は、一般投資家に公表され、投資や投資信託
商品の運用に利用される。さらに、本発明による投資信
託商品分類装置1の投資信託商品分類は、定期的に運用
結果に基づいて見直され、実際の運用結果によって追跡
的に投資信託商品の分類を行う。
【0060】次に、本発明の投資信託商品分類装置1に
よる投資信託商品分類の全体を図2に示す。図2に示す
ように、本発明の投資信託商品分類装置1による投資信
託商品分類は、機動的な投資資産の資産配分の有無や投
資の対象などの基準により、大分類として投資信託商品
を以下の8グループに分類する。図中大分類は太線で囲
んで示す。
【0061】 「国内株式」型投資信託商品 「海外株式」型投資信託商品 「国内債券」型投資信託商品 「海外債券」型投資信託商品 「国内ハイブリッド」型投資信託商品 「海外ハイブリッド」型投資信託商品 「分類外」型投資信託商品 「評価対象外」型投資信託商品 「国内株式」型投資信託商品については、投資対象や機
動的な資産配分の有無等の基準により、以下の中分類と
小分類に分類する。図2において、中分類については二
重線、小分類については細線で囲んで示す。下記2つの
数字を付した投資信託商品は中分類、3つの数字を付し
た投資信託商品は小分類の投資信託商品を示す。
【0062】1.1 「国内株式」−「一般」型投資信託商
品 1.1.1 「国内株式」−「一般」−「フリー」型投資信託
商品 1.1.2 「国内株式」−「一般」−「バリュー」型投資信
託商品 1.1.3 「国内株式」−「一般」−「グロース」型投資信
託商品 1.2 「国内株式」−「中小型株」型投資信託商品 1.3 「国内株式」−「業種」型投資信託商品 1.3.1 「国内株式」−「業種」−「電機」型投資信託商
品 1.3.2 「国内株式」−「業種」−「自動車・機械」型投
資信託商品 1.3.3 「国内株式」−「業種」−「素材・資源」型投資
信託商品 1.3.4 「国内株式」−「業種」−「医薬・ヘルスケア」
型投資信託商品 1.3.5 「国内株式」−「業種」−「商業」型投資信託商
品 1.3.6 「国内株式」−「業種」−「公共」型投資信託商
品 1.3.7 「国内株式」−「業種」−「金融」型投資信託商
品 1.4 「国内株式」−「低位株」型投資信託商品 1.5 「国内株式」−「その他」型投資信託商品 同様に、上記「海外株式」型投資信託商品については、
以下の中分類と小分類に分類する。 2.1 「海外株式」−「グローバル」型投資信託商品 2.1.1 「海外株式」−「グローバル」−「日本含む」
型投資信託商品 2.1.2 「海外株式」−「グローバル」−「日本含ま
ず」型投資信託商品 2.2 「海外株式」−「エマージング」型投資信託商品 2.3 「海外株式」−「北米」型投資信託商品 2.3.1 「海外株式」−「北米」−「一般」型投資信託商
品 2.3.2 「海外株式」−「北米」−「中小型株」型投資信
託商品 2.4 「海外株式」−「アジア・オセアニア」型投資信託
商品 2.4.1 「海外株式」−「アジア・オセアニア」−「マ
ルチカントリー(日本含む)」型投資信託商品 2.4.2 「海外株式」−「アジア・オセアニア」−「マル
チカントリー(日本含まず)」型投資信託商品 2.4.3 「海外株式」−「アジア・オセアニア」−「中
国」型投資信託商品 2.4.4 「海外株式」−「アジア・オセアニア」−「香
港」型投資信託商品 2.4.5 「海外株式」−「アジア・オセアニア」−「シン
ガポール」型投資信託商品 2.4.6 「海外株式」−「アジア・オセアニア」−「マレ
ーシア」型投資信託商品 2.4.7 「海外株式」−「アジア・オセアニア」−「タ
イ」型投資信託商品 2.4.8 「海外株式」−「アジア・オセアニア」−「イン
ドネシア」型投資信託商品 2.4.9 「海外株式」−「アジア・オセアニア」−「フィ
リピン」型投資信託商品 2.4.10 「海外株式」−「アジア・オセアニア」−「オ
ーストラリア」型投資信託商品 2.4.11 「海外株式」−「アジア・オセアニア」−「韓
国」型投資信託商品 2.5 「海外株式」−「欧州」型投資信託商品 2.5.1 「海外株式」−「欧州」−「マルチカントリー」
型投資信託商品 2.5.2 「海外株式」−「欧州」−「ドイツ」型投資信託
商品 2.5.3 「海外株式」−「欧州」−「イギリス」型投資信
託商品 2.5.4 「海外株式」−「欧州」−「フランス」型投資信
託商品 2.5.5 「海外株式」−「欧州」−「スペイン」型投資信
託商品 2.5.6 「海外株式」−「欧州」−「トルコ」型投資信託
商品 2.5.7 「海外株式」−「欧州」−「東欧」型投資信託商
品 2.6 「海外株式」−「中南米」型投資信託商品 2.6.1 「海外株式」−「中南米」−「マルチカントリ
ー」型投資信託商品 2.6.2 「海外株式」−「中南米」−「メキシコ」型投資
信託商品 2.7 「海外株式」−「資源関連」型投資信託商品 「海外債券」型投資信託商品については、以下の中分類
と小分類に分類する。 3.1 「海外債券」−「グローバル」型投資信託商品 3.1.1 「海外債券」−「グローバル」−「日本含む」
型投資信託商品 3.1.2 「海外債券」−「グローバル」−「日本含ま
ず」型投資信託商品 3.2 「海外債券」−「エマージング」型投資信託商品 3.3 「海外債券」−「米ドル建」型投資信託商品 3.3.1 「海外債券」−「米ドル建」−「一般」型投資信
託商品 3.3.2 「海外債券」−「米ドル建」−「ハイイールド」
型投資信託商品 3.3.3 「海外債券」−「米ドル建」−「その他」型投資
信託商品 3.4 「海外債券」−「欧州通貨建」型投資信託商品 3.4.1 「海外債券」−「欧州通貨建」−「ドイツ・マル
ク建」型投資信託商品 3.4.2 「海外債券」−「欧州通貨建」−「イギリス・ポ
ンド建」型投資信託商品 3.4.3 「海外債券」−「欧州通貨建」−「フレンチ・フ
ラン建」型投資信託商品 3.5 「海外債券」−「アジア・オセアニア通貨建」型投
資信託商品 「国内ハイブリッド」型投資信託商品については以下の
中分類と小分類とに分類する。 5. 1 「国内ハイブリッド」−「転換社債」型投資信託
商品 5.2 「国内ハイブリッド」−「バランス」型投資信託商
品 5.3 「国内ハイブリッド」−「アセット・アロケーショ
ン」型投資信託商品 5.3.1 「国内ハイブリッド」−「アセット・アロケーシ
ョン」−「組入上限中低位」型投資信託商品 5.3.2 「国内ハイブリッド」−「アセット・アロケーシ
ョン」−「組入上限高位」型投資信託商品 5.3.3 「国内ハイブリッド」−「アセット・アロケーシ
ョン」−「レバリッジ」型投資信託商品 「海外ハイブリッド」型投資信託商品以下の中分類と小
分類とに分類する。 6.1 「海外ハイブリッド」−「転換社債」型投資信託商
品 6.2 「海外ハイブリッド」−「バランス」型投資信託商
品 6.3 「海外ハイブリッド」−「アセット・アロケーショ
ン」型投資信託商品 6.3.1 「海外ハイブリッド」−「アセット・アロケーシ
ョン」−「組入上限中低位」型投資信託商品 6.3.2 「海外ハイブリッド」−「アセット・アロケーシ
ョン」−「組入上限高位」型投資信託商品 6.3.3 「海外ハイブリッド」−「アセット・アロケーシ
ョン」−「レバリッジ」型投資信託商品 「評価対象外」型投資信託商品については以下の中分類
と小分類に分類する。 7.1 「インデックス」型投資信託商品 7.1.1 「インデックス」−「インデックス」型投資信託
商品 7.1.2 「インデックス」−「ブル/ベア」型投資信託商
品 7.2 「マネープール」型投資信託商品 7.3 「限定追加」型投資信託商品 7.4 「財形株投」型投資信託商品 7.5 「ミリオン」型投資信託商品 7.6 「協会データなし」型投資信託商品 以上が本発明の投資信託商品分類装置1による投資信託
商品の分類の全体である。投資信託商品分類装置1は、
投資信託商品の運用方針と運用結果により、上記分類体
系のいずれかに当てはまるように、投資信託商品分類を
行い、かつ、追跡的に見直しを行う。
【0063】次に、投資信託商品分類装置1の構成手段
の全体を図3に示す。投資信託商品分類装置1は、大分
類を行う「アクティブ」型商品分類手段2と、「ハイブ
リッド」型商品分類手段3と、「株式」型商品分類手段
4と、「債券」型商品分類手段5とを有している。
【0064】「株式」型商品分類手段4については、
「国内株式」型投資信託商品の分類を行う「国内株式」
−「業種」型商品分類手段6と、「国内株式」−「低
位」型商品分類手段7と、「国内株式」−「中小型株」
型商品分類手段8と、「国内株式」−「その他」型商品
分類手段9と、「国内株式」−「一般」型商品分類手段
10と、「海外株式」型投資信託商品の分類を行う「海
外株式」型商品分類手段11とが備えられている。
【0065】「債券」型商品分類手段5については、
「海外債券」型投資信託商品の分類を行う「海外債券」
型商品分類手段12が備えられている。
【0066】「ハイブリッド」型商品分類手段3につい
ては、「国内ハイブリッド」型投資信託商品の分類を行
う「国内ハイブリッド」−「転換社債」型商品分類手段
13と、「国内ハイブリッド」−「バランス」型商品分
類手段14と、「国内ハイブリッド」−「アセット・ア
ロケーション」型商品分類手段15と、「海外ハイブリ
ッド」型投資信託商品の分類を行う「海外ハイブリッ
ド」−「転換社債」型商品分類手段16と、「海外ハイ
ブリッド」−「バランス」型商品分類手段17と、「海
外ハイブリッド」−「アセット・アロケーション」型商
品分類手段18とを有している。
【0067】上記投資信託商品分類装置1の構成手段
は、後述する分類処理を行う専用のハードウェアでもよ
いが、好ましくは分類処理を行うソフトウェアによって
制御された、コンピュータである。コンピュータは、メ
インフレーム、ミニコンピュータ、ワークステーショ
ン、パーソナルコンピュータのいずれでもよい。また、
図示しないが、各構成手段はそれぞれ入出力手段と記憶
手段を有し、これはコンピュータとして一般的な入出力
手段と記憶手段であってよい。
【0068】また、図3に示した投資信託商品分類装置
1の各構成手段は、物理的に一体である必要はなく、複
数のコンピュータを通信手段で接続したシステムであっ
てもよい。特に、投資信託商品分類装置1においては、
大分類を行うシステム、あるいは株式、債券、転換社
債、等の投資対象ごとに分類ごとに行うシステムのよう
に、独立して構成することができるので、別々のシステ
ム構成としてもよい。
【0069】また、図示していないが、本発明による投
資信託商品分類装置1は、投資信託商品の運用実績デー
タを配布するネットワークと接続しておき、各投資信託
商品の運用実績データを入力してリアルタイムで投資信
託商品の分類を行い、この情報を必要な投資・運用機関
に配布するようにしてもよい。
【0070】次に、本装置による投資信託商品の大分類
のためのシステムとその処理フローを図4と図5を用い
て説明する。図4に投資信託商品の大分類を行うシステ
ム構成と分類される投資信託商品(大分類)を示す。
【0071】このシステムは、上述したように投資信託
商品分類装置1の一部として作動できることはもちろ
ん、独立した投資信託商品の分類システムとして作動す
ることもできる。図において、処理の流れを実線で示
し、データの流れを破線で示す。図4に示すように、投
資信託商品の大分類に関与する情報処理手段は、「アク
ティブ」型商品分類手段2と、「ハイブリッド」型商品
分類手段3と、「株式」型商品分類手段4と、「債券」
型商品分類手段5である。
【0072】「アクティブ」型商品分類手段2は、投資
信託商品分類装置1に入力された投資信託商品から、そ
の運用方針情報と運用実績データの資産額のデータによ
り、運用資産の追加を行う「アクティブ」型投資信託商
品のみを選別し、下流の処理に付す。
【0073】「ハイブリッド」型商品分類手段3は、投
資信託商品の資産配分の変動や比率により、上記「アク
ティブ」型投資信託商品から、「ハイブリッド」型投資
信託商品を選別し、「ハイブリッド」型投資信託商品以
外の投資信託商品を下流の処理に付す。「ハイブリッ
ド」型投資信託商品については、「ハイブリッド」型商
品分類手段3はさらに、「国内ハイブリッド」型投資信
託商品と「海外ハイブリッド」型投資信託商品とに分類
する。
【0074】「株式」型商品分類手段4は、「ハイブリ
ッド」型投資信託商品以外の投資信託商品を、主投資対
象が国内資産か海外資産かにより、「国内株式」型投資
信託商品と「海外株式」型投資信託商品とに分類する。
【0075】「債券」型商品分類手段5は、「ハイブリ
ッド」型投資信託商品以外の投資信託商品を、主投資対
象が国内資産か海外資産かにより、「国内債券」型投資
信託商品と「海外債券」型投資信託商品とに分類する。
【0076】図5に投資信託商品の大分類のための処理
フローを示す。以下図5に沿って投資信託商品の大分類
の処理について説明する。
【0077】図5に示すように、投資信託商品は、本発
明の装置に入力され、それらの運用方針情報と運用資産
額の変動により、運用資産の随時追加設定をすることが
でき、市場の期待値以上の収益を運用目的とする「アク
ティブ」型投資信託商品が選別される(ステップS10
0)。ここで、市場の期待値以上の収益とは、一般にそ
の投資信託商品に投資することにより期待できる利益を
いい、例えば所定の指標(インデックス)に追随して得
られるであろう利益をいう。この分類は、図4に示した
「アクティブ」型商品分類手段2によって行われる。
【0078】次に、「アクティブ」型投資信託商品は、
各投資信託商品の運用方針の記述と、組入比率の変更幅
と、所定の資産の平均組入比率とにより、機動的な資産
配分の変更を行い、かつ、株式又は債券を高位に組み込
まない「ハイブリット」型投資信託商品とそれ以外の株
式又は債権を高位に組み込む投資信託商品とに分類され
る(ステップS110)。この分類は、前述した「ハイ
ブリッド」型商品分類手段3によって行われる。
【0079】ステップS110において、“機動的な組
入比率の変更を行わない”の基準に合致するのは、運用
方針と運用実績データが以下の条件に合致するものであ
る。 (1) 運用方針による条件 機動的な組入比率の変更を行うと記述されていない、ま
たは、機動的な組入比率変更を行わないと記述されてい
る。 (2) 運用実績データによる条件 組入比率の変更幅が一定以内である。例えば、組入比率
の変更幅が対前月末比10%以内のものが該当する。
【0080】同ステップS110において、“株式又は
債券を高位に組み入れる投資信託商品”(ハイブリッド
型以外)の基準に合致するのは、運用方針と運用実績デ
ータが以下の条件に合致するものである。
【0081】(1) 運用方針による条件 株式または債券資産を高位に組み入れると記述されてい
る。 (2) 運用実績データによる条件 株式または債券資産の平均組入比率が一定以上である。
【0082】上記機動的な資産配分の条件と株式・債券
資産の組入比率の条件のいずれかに該当する投資信託商
品は、「ハイブリッド」型投資信託商品以外の投資信託
商品として分類される。
【0083】次に、上記「ハイブリッド」型投資信託商
品以外の投資信託商品と分類された投資信託商品は、主
要投資対象により「株式」型投資信託商品と、「債券」
型投資信託商品に分類される(ステップS120)。
【0084】「株式」型投資信託商品については、主に
国内資産に投資するか否かにより、「国内株式」型投資
信託商品と、「海外株式」型投資信託商品とに分類され
る(ステップS130)。
【0085】上記ステップS120〜S130の分類処
理は前述した「株式」型商品分類手段4によって行われ
る。ステップS130において、「国内株式」型投資信
託商品と分類されるものは、運用方針と運用実績データ
が以下の条件に合致するものである。
【0086】(1) 運用方針による条件 主に国内資産に投資すると記述されている。 (2) 運用実績データによる条件 海外資産の平均組入比率が一定以内である。例えば、過
去3年間の海外資産の平均組入比率が20%以内のもの
は該当する。
【0087】上記「株式」型投資信託商品と同様に、
「債券」型投資信託商品については、主に国内資産に投
資するか否かにより、「国内債券」型投資信託商品と、
「海外債券」型投資信託商品とに分類される(ステップ
S140)。
【0088】上記ステップS120〜S140の分類処
理は前述した「債券」型商品分類手段5によって行われ
る。ステップS140の分類基準はS130と同一であ
る。以上の処理により、投資信託商品は、大分類の投資
信託商品に分類される。次に、各大分類の投資信託商品
を中、小の分類する処理について以下に説明する。最初
に、「国内株式」型投資信託商品(大分類)を中、小分
類の投資信託商品に分類する処理について、図6と図7
とを用いて以下に説明する。
【0089】図6に「国内株式」型投資信託商品の中、
小分類を行うシステム構成と分類される投資信託商品と
を示す。このシステムも、上述したように投資信託商品
分類装置1の一部として作動できることはもちろん、独
立した投資信託商品の分類システムとして作動すること
もできる。図において、処理の流れを実線で示し、デー
タの流れを破線で示す。
【0090】図6に示すように、「国内株式」型投資信
託商品の中、小分類に関与する情報処理手段は、「国内
株式」−「業種」型商品分類手段6と、「国内株式」−
「低位」型商品分類手段7と、「国内株式」−「中小型
株」型商品分類手段8と、「国内株式」−「その他」型
商品分類手段9と、「国内株式」−「一般」型商品分類
手段10である。
【0091】「国内株式」−「業種」型商品分類手段6
は、特定の業種への投資比率により、上記「国内株式」
投資信託商品から、特定の業種に投資する「国内株式」
−「業種」型投資信託商品を選別する。それ以外の投資
信託商品は以降の分類処理に付される。
【0092】国内株式」−「低位」型商品分類手段7
は、低位株への投資比率により、上記「国内株式」−
「業種」型投資信託商品以外の投資信託商品から、低位
株中心に投資する「国内株式」−「低位」型投資信託商
品を選別する。それ以外の投資信託商品は以降の分類処
理に付される。
【0093】「国内株式」−「中小型株」型商品分類手
段8は、中小型株への投資比率により、上記「国内株
式」−「低位」型投資信託商品以外の投資信託商品か
ら、中小型株中心に投資する「国内株式」−「中小型
株」型投資信託商品を選別する。それ以外の投資信託商
品は以降の分類処理に付される。
【0094】「国内株式」−「その他」型商品分類手段
9は、運用方針により、上記「国内株式」−「中小型
株」型投資信託商品以外の投資信託商品から、運用方針
に特定のテーマを有する「国内株式」−「その他」型投
資信託商品を選別する。
【0095】ここで、上記「テーマ」とは、例えば環境
保全関係の銘柄のみに投資する場合のように、一つのテ
ーマの下に多数の関連業種の銘柄が投資対象となるよう
な場合である。
【0096】「国内株式」−「その他」型商品分類手段
9によって国内株式」−「その他」型投資信託商品以外
の投資信託商品(「国内株式」−「一般」型投資信託商
品という。)として分類された投資信託商品は以降の分
類処理に付される。
【0097】国内株式」−「一般」型商品分類手段10
は、上記「国内株式」−「一般」型投資信託商品を、そ
の運用方針情報と運用実績データから算出した相対純資
産株価利回り(相対B/P)と相対配当利回り(相対D
/P)と相対純資産利益率(相対ROE)等とにより、
高配当低成長型の株に運用を特化した「国内株式」−
「一般」−「バリュー」型投資信託商品と、低配当高成
長型の株に運用を特化した「国内株式」−「一般」−
「グロース」型投資信託商品と、それら以外の「国内株
式」−「一般」−「フリー」型投資信託商品とに分類す
る。
【0098】図7に「国内株式」型投資信託商品の中、
小分類を行うための処理フローを示す。以下図7に沿っ
て「国内株式」型投資信託商品の中、小分類の処理につ
いて説明する。
【0099】図7に示すように、「国内株式」型投資信
託商品は入力され、それらの運用方針情報と運用実績デ
ータから、特定「業種」または「低位株」に投資を特化
する「国内株式」−「業種」型投資信託商品と「国内株
式」−「低位」型投資信託商品が分類される(ステップ
S210)。これらの分類は図6に示した「国内株式」
−「業種」型商品分類手段6と「国内株式」−「低位」
型商品分類手段7とによって行われる。
【0100】「国内株式」−「業種」型投資信託商品の
分類に適合するのは、以下の条件に合致するものであ
る。
【0101】(1) 運用方針による条件 「業種」に関連するセクターに運用を特化すると記述さ
れている。例えば、過去3年間、または設定以来の所定
業種の時価総額構成比が常に50%以上であるものが該
当する。 (2) 運用実績データによる条件 所定業種株の時価総額構成比が一定以上である。
【0102】なお、運用を特化する業種により、「国内
株式」−「業種」型投資信託商品はさらに、「国内株
式」−「業種」−「電機」型投資信託商品、「国内株
式」−「業種」−「自動車・機械」型投資信託商品、
「国内株式」−「業種」−「素材・資源」型投資信託商
品、「国内株式」−「業種」−「医薬・ヘルスケア」型
投資信託商品、「国内株式」−「業種」−「商業」型投
資信託商品、「国内株式」−「業種」−「公共」型投資
信託商品、「国内株式」−「業種」−「金融」型投資信
託商品に分類される。
【0103】「国内株式」−「低位」型投資信託商品の
分類に適合するのは、以下の条件に合致するものであ
る。
【0104】(1) 運用方針による条件 低位株に関連するセクターに運用を特化すると記述され
ている。 (2) 運用実績データによる条件 株式ポートフォリオの相対値位が一定以下である。例え
ば、過去3年間、または設定以来の株式ポートフォリオ
の相対値位が常に0.5以下のものが該当する。ここ
で、相対値位とは、上場及び店頭の全銘柄を比較対象と
し、額面換算株価の相対値をいう。具体的には株式ポー
トフォリオの時価加重値位と市場全体の株価を相対比較
して算出する。
【0105】次に、上記機動的な資産配分を行わない投
資信託商品から上記「国内株式」−「業種」型投資信託
商品及び「国内株式」−「低位」型投資信託商品を除い
た投資信託商品から、中小型株に運用を特化する「国内
株式」−「中小型株」型投資信託商品を選別する(ステ
ップS220)。「国内株式」−「中小型株」型投資信
託商品を分類する際には、運用方針情報と運用実績デー
タから算出した中小型株の時価総額構成比とを用いる。
【0106】「国内株式」−「中小型株」型投資信託商
品の分類に適合するのは、以下の条件を満たすものであ
る。
【0107】(1) 運用方針による条件 中小型株に関連するセクターに運用を特化すると記述さ
れている。 (2) 運用実績データによる条件 大型株への投資がない、または、中小型株の時価総額構
成比が一定値以上のものが該当する。例えば、過去3年
間または設定以来、大型株への投資実績がない、また
は、中小型株の時価総額構成比が常に50%以上である
ものが該当する。
【0108】なお、大型株とは、上場及び店頭の全銘柄
において、時価総額がたとえば上位100位以内の株を
いう。中型株とは、上場及び店頭の全銘柄において、時
価総額がたとえば上位101位から500位以内の株を
いう。小型株とは、上場及び店頭の全銘柄において、時
価総額がたとえば上位501位以下の株をいう。
【0109】次に、「国内株式」型投資信託商品から
「国内株式」−「業種」型投資信託商品と、「国内株
式」−「低位」型投資信託商品と、「国内株式」−「中
小型株」型投資信託商品とを除いた投資信託商品から、
「国内株式」−「その他」型投資信託商品を選別する
(ステップS230)。「国内株式」−「その他」型投
資信託商品を分類する際には、運用方針情報を用いる。
【0110】「国内株式」−「その他」型投資信託商品
の分類に適合するのは、以下の条件を満たすものであ
る。
【0111】(1) 運用方針による条件 特定のテーマを持った運用をすると記述されている。
「国内株式」型投資信託商品から「国内株式」−「業
種」型投資信託商品と、「国内株式」−「低位」型投資
信託商品と、「国内株式」−「中小型株」型投資信託商
品と、「国内株式」−「その他」型投資信託商品とを除
いた投資信託商品は、「国内株式」−「一般」型投資信
託商品と呼ばれ、さらに以下の処理に付される。
【0112】次に、「国内株式」−「一般」型投資信託
商品を、その運用方針情報と運用実績データから算出し
た相対純資産株価利回り(相対B/P)と相対配当利回
り(相対D/P)と相対純資産利益率(相対ROE)と
により、高配当低成長型の株に運用を特化した「国内株
式」−「一般」−「バリュー」型投資信託商品と、低配
当高成長型の株に運用を特化した「国内株式」−「一
般」−「グロース」型投資信託商品と、それら以外の
「国内株式」−「一般」−「フリー」型投資信託商品と
に分類する(ステップS240)。
【0113】ここで、相対純資産株価利回り(相対B/
P)は、上場及び店頭の全銘柄を比較対象とし、前期実
績の純資産株価利回り(B/P)を利用して算出する。
構成銘柄をB/Pの降順に並べ、時価総額が50%とな
る銘柄のB/PをポートフォリオのB/Pとし、ポート
フォリオと上場及び店頭の全銘柄を相対比較する。
【0114】相対配当利回り(相対D/P)は、上場及
び店頭の全銘柄を比較対象とし、前期実績の配当利回り
を利用して算出する。構成銘柄をD/Pの降順に並べ、
時価総額が50%となる銘柄のD/Pをポートフォリオ
のD/Pとし、ポートフォリオと上場及び店頭の全銘柄
を相対比較する。
【0115】相対純資産利益率(相対ROE)は、上場
及び店頭の全銘柄を比較対象とし、前期実績の総資産利
益率を利用して算出する。構成銘柄を総資産利益率の降
順に並べ、時価総額が50%となる銘柄の総資産利益率
をポートフォリオの総資産利益率とし、ポートフォリオ
と上場及び店頭の全銘柄を相対比較する。
【0116】「国内株式」−「一般」−「バリュー」型
投資信託商品の分類に適合するのは、以下の条件を満た
すものである。
【0117】(1) 運用方針による条件 バリュー投資と記述されている。 (2) 運用実績データによる条件 相対B/P、相対D/Pが一定値以上である。例えば、
過去3年間または設定以来、相対B/P、相対D/Pが
常に1.0以上であるものは該当する。
【0118】「国内株式」−「一般」−「グロース」型
投資信託商品の分類に適合するのは、以下の条件を満た
すものである。
【0119】(1) 運用方針による条件 グロース投資と記述されている。 (2) 運用実績データによる条件 相対ROEが一定値未満である。例えば、過去3年間ま
たは設定以来、相対ROEが常に1.0未満であるもの
は該当する。
【0120】「国内株式」−「一般」−「フリー」型投
資信託商品の分類に適合するのは、「国内株式」−「一
般」型投資信託商品のうち、上記「国内株式」−「一
般」−「バリュー」型投資信託商品、「国内株式」−
「一般」−「グロース」型投資信託商品のいずれにも該
当しない投資信託商品である。
【0121】以上が「国内株式」型投資信託商品の中小
分類の方法である。この分類は、機動的な資産配分を行
うか否か、「業種」や「低位株」や「中小型株」等特定
の投資対象を中心に運用するか、あるいは、運用特性が
「ハイリスク・ハイリターン」型か「ローリスク・ロー
リターン」型か、等投資信託商品の運用特性に基づいた
分類を提供することができる。このため、この分類は、
一般投資家、運用機関の投資に有用な判断資料を提供す
ることができる。投資家は、所望の投資方法に沿って分
類内で適当な投資信託商品を検討することができる。
【0122】以上が「国内株式」型投資信託商品の中、
小分類の処理であったが、次に、「海外株式」型投資信
託商品(大分類)を中、小分類の投資信託商品に分類す
る処理について、図8を用いて以下に説明する。
【0123】図8に「海外株式」型投資信託商品の中、
小分類を行うシステム構成と分類される投資信託商品と
を示す。このシステムも、上述したように投資信託商品
分類装置1の一部として作動できることはもちろん、独
立した投資信託商品の分類システムとして作動すること
もできる。図において、処理の流れを実線で示し、デー
タの流れを破線で示す。
【0124】「海外株式」型投資信託商品の中、小分類
は、運用方針情報と運用実績データから算出した特定の
投資対象地域、投資対象国、及び投資対象種別の株式組
入比率により分類を行う。この分類は、「海外株式」型
商品分類手段11により行われる。
【0125】図8に示すように、「海外株式」型商品分
類手段11は、「海外株式」型投資信託商品を入力し、
投資対象地域及び投資対象種別の株式組入比率により、
投資対象を特定の地域あるいは国の株式に限定しない
「海外株式」−「グローバル」型投資信託商品と、新興
諸国の株式を主投資対象とした「海外株式」−「エマー
ジング」型投資信託商品と、北米の株式を主投資対象と
した「海外株式」−「北米」型投資信託商品と、アジア
・オセアニアの株式を主投資対象とした「海外株式」−
「アジア・オセアニア」型投資信託商品と、欧州の株式
を主投資対象とした「海外株式」−「欧州」型投資信託
商品と、中南米の株式を主投資対象とした「海外株式」
−「中南米」型投資信託商品と、資源関連株式を主投資
対象とした「海外株式」−「資源関連」型投資信託商品
とに分類する。これらの投資信託商品は中分類の投資信
託商品に該当する。
【0126】「海外株式」−「グローバル」型投資信託
商品については、「海外株式」型商品分類手段11によ
り、その運用実績データから算出した特定の投資対象国
の株式組入比率により、日本を含む複数国の株式に投資
する「海外株式」−「グローバル」−「日本含む」型投
資信託商品と、日本を含まない複数国の株式に投資する
「海外株式」−「グローバル」−「日本含まず」型投資
信託商品とに分類される。これらの投資信託商品は小分
類の投資信託商品に該当する。
【0127】「海外株式」−「北米」型投資信託商品に
ついては、「海外株式」型商品分類手段11により、そ
の運用実績データから算出した中小型株の時価総額構成
比あるいは大型株への投資実績とにより、北米の中小型
株に運用を特化する「海外株式」−「北米」−「中小型
株」型投資信託商品と、それ以外の「海外株式」−「北
米」−「一般」型投資信託商品とに分類される。これら
の投資信託商品は小分類の投資信託商品に該当する。
【0128】「海外株式」−「アジア・オセアニア」型
投資信託商品については、「海外株式」型商品分類手段
11により、その運用実績データから算出した特定の投
資対象国の株式組入比率により、日本を含む複数国の株
式に投資する「海外株式」−「アジア・オセアニア」−
「マルチカントリー(日本含む)」型投資信託商品と、
日本を含まない複数国の株式に投資する「海外株式」−
「アジア・オセアニア」−「マルチカントリー(日本含
まず)」型投資信託商品と、中国の株式を中心に投資す
る「海外株式」−「アジア・オセアニア」−「中国」型
投資信託商品と、香港の株式を中心に投資する「海外株
式」−「アジア・オセアニア」−「香港」型投資信託商
品と、シンガポールの株式を中心に投資する「海外株
式」−「アジア・オセアニア」−「シンガポール」型投
資信託商品と、マレーシアの株式を中心に投資する「海
外株式」−「アジア・オセアニア」−「マレーシア」型
投資信託商品と、タイの株式を中心に投資する「海外株
式」−「アジア・オセアニア」−「タイ」型投資信託商
品と、インドネシアの株式を中心に投資する「海外株
式」−「アジア・オセアニア」−「インドネシア」型投
資信託商品と、フィリピンの株式を中心に投資する「海
外株式」−「アジア・オセアニア」−「フィリピン」型
投資信託商品と、オーストラリアの株式を中心に投資す
る「海外株式」−「アジア・オセアニア」−「オースト
ラリア」型投資信託商品と、韓国の株式を中心に投資す
る「海外株式」−「アジア・オセアニア」−「韓国」型
投資信託商品とに分類される。これらの投資信託商品は
小分類の投資信託商品に該当する。
【0129】「海外株式」−「欧州」型投資信託商品に
ついては、「海外株式」型商品分類手段11により、そ
の運用実績データから算出した特定の投資対象国の株式
組入比率により、複数国の株式に投資する「海外株式」
−「欧州」−「マルチカントリー」型投資信託商品と、
ドイツの株式を中心に投資する「海外株式」−「欧州」
−「ドイツ」型投資信託商品と、イギリスの株式を中心
に投資する「海外株式」−「欧州」−「イギリス」型投
資信託商品と、フランスの株式を中心に投資する「海外
株式」−「欧州」−「フランス」型投資信託商品と、ス
ペインの株式を中心に投資する「海外株式」−「欧州」
−「スペイン」型投資信託商品と、トルコの株式を中心
に投資する「海外株式」−「欧州」−「トルコ」型投資
信託商品と、東欧の株式を中心に投資する「海外株式」
−「欧州」−「東欧」型投資信託商品とに分類される。
これらの投資信託商品は小分類の投資信託商品に該当す
る。
【0130】最後に、「海外株式」−「中南米」型投資
信託商品については、「海外株式」型商品分類手段11
により、その運用実績データから算出した特定の投資対
象国の株式組入比率により、複数国の株式に投資する
「海外株式」−「中南米」−「マルチカントリー」型投
資信託商品と、メキシコの株式を中心に投資する「海外
株式」−「中南米」−「メキシコ」型投資信託商品とに
分類される。これらの投資信託商品は小分類の投資信託
商品に該当する。
【0131】上記「海外株式」型投資信託商品の中小分
類の各商品については、「海外株式」型商品分類手段1
1により、さらに、その為替レート変動のヘッジの方法
により、機動的にヘッジを行う「機動的ヘッジ」型投資
信託商品と、「フルヘッジ」型投資信託商品と、「ヘッ
ジ無し」型投資信託商品とに分類される。
【0132】以上が「海外株式」型投資信託商品の中小
分類の方法である。この分類は、海外株式で重要な投資
判断材料となる投資対象国、地域、を中心とする分類を
提供することができる。また、「海外株式」型投資信託
商品に対しては利益に重要に影響する為替対策による分
類を行う。これにより、海外株式への投資の有力な判断
材料を提供することができる。
【0133】「国内債券」型投資信託商品については、
中、小分類を行わない。その必要がないからである。
【0134】次に「海外債券」型投資信託商品を中、小
分類の投資信託商品に分類する処理について、図9を用
いて以下に説明する。
【0135】図9に「海外債券」型投資信託商品の中、
小分類を行うシステム構成と分類される投資信託商品と
を示す。このシステムも、上述したように投資信託商品
分類装置1の一部として作動できることはもちろん、独
立した投資信託商品の分類システムとして作動すること
もできる。図において、処理の流れを実線で示し、デー
タの流れを破線で示す。
【0136】「海外債券」型投資信託商品の中、小分類
は、運用方針情報と運用実績データから算出した特定の
投資対象地域、投資対象国、及び投資対象種別の株式組
入比率により分類を行う。この分類は、「海外債券」型
商品分類手段12により行われる。
【0137】図9に示すように、「海外債券」型商品分
類手段12は、「海外債券」型投資信託商品を入力し、
投資対象地域の組入比率により、投資対象を特定の地域
あるいは国の債券に限定しない「海外債券」−「グロー
バル」型投資信託商品と、新興諸国の債券を主投資対象
とした「海外債券」−「エマージング」型投資信託商品
と、米ドル建ての債券を主投資対象とした「海外債券」
−「米ドル建」型投資信託商品と、欧州通貨建ての債券
を主投資対象とした「海外債券」−「欧州通貨建」型投
資信託商品と、アジアやオセアニアの通貨建ての債券を
主投資対象とした「海外債券」−「アジア・オセアニア
通貨建」型投資信託商品とに分類する。これらの投資信
託商品は中分類の投資信託商品に該当する。
【0138】「海外債券」−「グローバル」型投資信託
商品については、「海外債券」型商品分類手段12によ
り、その運用実績データから算出した特定の投資対象通
貨の債券組入比率により、円建て債券を含む複数通貨の
債券に投資する「海外株式」−「グローバル」−「日本
含む」型投資信託商品と、円建て債券を含まない複数通
貨の債券に投資する「海外株式」−「グローバル」−
「日本含まず」型投資信託商品とに分類される。これら
の投資信託商品は小分類の投資信託商品に該当する。
【0139】「海外債券」−「米ドル建」型投資信託商
品については、「海外債券」型商品分類手段12によ
り、その運用実績データから算出した高利回り債券の時
価総額構成比により、高利回り型の債券を中心に投資す
る「海外債券」−「米ドル建」−「ハイイールド」型投
資信託商品と、安定型の債券を中心に投資する「海外債
券」−「米ドル建」−「一般」型投資信託商品と、優先
証券、アセット・バック証券を含む債券に投資する「海
外債券」−「米ドル建」−「その他」型投資信託商品と
に分類する。これらの投資信託商品は小分類の投資信託
商品である。
【0140】「海外債券」−「欧州通貨建」型投資信託
商品については、「海外債券」型商品分類手段12によ
り、その運用実績データから算出した特定の投資対象通
貨の債券組入比率により、ドイツ・マルク建ての債券を
中心に投資する「海外債券」−「欧州通貨建」−「ドイ
ツ・マルク建」型投資信託商品と、イギリス・ポンド建
ての債券を中心に投資する「海外債券」−「欧州通貨
建」−「イギリス・ポンド建」型投資信託商品と、フレ
ンチ・フラン建ての債券を中心に投資する「海外債券」
−「欧州通貨建」−「フレンチ・フラン建」型投資信託
商品とに分類する。これらの投資信託商品は小分類の投
資信託商品である。
【0141】上記「海外債券」型投資信託商品の中小分
類の商品については、「海外債券」型商品分類手段12
により、さらに、その為替レート変動のヘッジの方法に
より、機動的にヘッジを行う「機動的ヘッジ」型投資信
託商品と、「フルヘッジ」型投資信託商品と、「ヘッジ
無し」型投資信託商品とに分類される。これらの投資信
託商品は小分類の投資信託商品に該当する。
【0142】以上が「海外債券」型投資信託商品を中、
小分類の投資信託商品に分類する処理である。この分類
が有用な投資判断材料となることは、「海外株式」型投
資信託商品の場合と同様である。
【0143】次に、資産配分を行わない、または、株式
や債券を高位に組み入れないハイブリッド型投資信託商
品の分類について説明する。
【0144】最初に、「国内ハイブリッド」型投資信託
商品(大分類)を中、小分類の投資信託商品に分類する
処理について、図10と図11とを用いて以下に説明す
る。図10に「国内ハイブリッド」型投資信託商品の
中、小分類を行うシステム構成と分類される投資信託商
品とを示す。このシステムも、上述したように投資信託
商品分類装置1の一部として作動できることはもちろ
ん、独立した投資信託商品の分類システムとして作動す
ることもできる。図において、処理の流れを実線で示
し、データの流れを破線で示す。
【0145】「国内ハイブリッド」型投資信託商品の
中、小分類に関与する情報処理手段は、「国内ハイブリ
ッド」−「転換社債」型商品分類手段13と、「国内ハ
イブリッド」−「バランス」型商品分類手段14と、
「国内ハイブリッド」−「アセット・アロケーション」
型商品分類手段15である。
【0146】「国内ハイブリッド」−「転換社債」型商
品分類手段13は、入力された「国内ハイブリッド」型
投資信託商品を、その運用方針情報と運用実績データか
ら算出した転換社債時価総額構成比により、転換社債に
運用を特化する「国内ハイブリッド」−「転換社債」型
投資信託商品と、それ以外の投資信託商品とに分類す
る。
【0147】「国内ハイブリッド」−「バランス」型商
品分類手段14は、入力された「国内ハイブリッド」型
投資信託商品を、その運用方針情報と運用実績データか
ら算出した資産の組入比率の変更幅により、機動的な資
産配分の変更を行わない「国内ハイブリッド」−「バラ
ンス」型投資信託商品と、それ以外の投資信託商品とに
分類する。ここで、「バランス」型投資信託商品は、
「ハイブリッド」型投資信託商品の中でも、比較的資産
配分の変動幅の少ないものをいう。したがって、「バラ
ンス」型投資信託商品を表現する“機動的な資産配分の
変更を行わない”とは、相対的な意味である。
【0148】「国内ハイブリッド」−「アセット・アロ
ケーション」型商品分類手段15は、「国内ハイブリッ
ド」型投資信託商品から「国内ハイブリッド」−「転換
社債」型投資信託商品と「国内ハイブリッド」−「バラ
ンス」型投資信託商品を除いた「国内ハイブリッド」−
「アセット・アロケーション」型投資信託商品を、その
運用方針情報と運用実績データから算出した組入比率の
変更幅とにより、組入比率の下限が0%以上かつ上限が
70%未満の「国内ハイブリッド」−「アセット・アロ
ケーション」−「組入上限中低位」型投資信託商品と、
組入比率の下限が0%以上かつ上限が70%以上100
%未満の「国内ハイブリッド」−「アセット・アロケー
ション」−「組入上限高位」型投資信託商品と、組入比
率の下限が0%未満または上限が100%以上の「国内
ハイブリッド」−「アセット・アロケーション」−「レ
バリッジ」型投資信託商品とに分類する。
【0149】図11に「国内ハイブリッド」型投資信託
商品の中、小分類を行うための処理フローを示す。以下
図11に沿って「国内ハイブリッド」型投資信託商品の
中、小分類の処理について説明する。
【0150】図11に示すように、「国内ハイブリッ
ド」型投資信託商品は入力され、その運用方針情報と運
用実績データから算出した資産の組入比率の変更幅によ
り、転換社債に運用を特化する「国内ハイブリッド」−
「転換社債」型投資信託商品と、機動的な資産配分の変
更を行わない「国内ハイブリッド」−「バランス」型投
資信託商品と、それ以外の投資信託商品(「国内ハイブ
リッド」−「アセット・アロケーション」型投資信託商
品)とに分類される(ステップS300,S310)。
この分類は、図11に示した「国内ハイブリッド」−
「バランス」型商品分類手段14により行われる。
【0151】「国内ハイブリッド」−「アセット・アロ
ケーション」型投資信託商品に分類されるものは、以下
の運用方針と運用実績データの条件を満たすものであ
る。
【0152】(1) 運用方針による条件 機動的な資産配分の変更を行うと記述されていない、ま
たは、機動的な資産配分の変更を行わないと記述されて
いる。 (2) 運用実績データによる条件 最低組入比率の変動幅が一定値以上である。例えば、前
月末比の組入比率の変更幅が10%以上のものは該当す
る。
【0153】次に「国内ハイブリッド」−「アセット・
アロケーション」型投資信託商品に分類された投資信託
商品は、その運用方針情報と運用実績データから算出し
た組入比率の変更幅とにより、株式組入比率の下限が0
%以上かつ上限が70%未満の「国内ハイブリッド」−
「アセット・アロケーション」−「組入上限中低位」型
投資信託商品と、株式組入比率の下限が0%以上かつ上
限が70%以上100%未満の「国内ハイブリッド」−
「アセット・アロケーション」−「組入上限高位」型投
資信託商品と、株式組入比率の下限が0%未満または上
限が100%以上の「国内ハイブリッド」−「アセット
・アロケーション」−「レバリッジ」型投資信託商品と
に分類される(ステップS320)。
【0154】具体的な組入比率の変更幅による分類基準
としては、例えば、過去3年間または設定以来の株式組
入比率の下限が0%以上かつ上限が70%未満のものは
「国内ハイブリッド」−「アセット・アロケーション」
−「組入上限中低位」型投資信託商品、上限が100%
以内のものは「国内ハイブリッド」−「アセット・アロ
ケーション」−「組入上限高位」型投資信託商品、12
0%超のものは「国内ハイブリッド」−「アセット・ア
ロケーション」−「レバリッジ」型投資信託商品、とい
うようにすることができる。
【0155】以上が「国内ハイブリッド」型投資信託商
品(大分類)の中、小分類の処理についての説明であっ
たが、次に、「海外ハイブリッド」型投資信託商品(大
分類)を中、小分類の投資信託商品に分類する処理につ
いて、図12と図13とを用いて以下に説明する。
【0156】図12に「海外ハイブリッド」型投資信託
商品の中、小分類を行うシステム構成と分類される投資
信託商品とを示す。このシステムも、上述したように投
資信託商品分類装置1の一部として作動できることはも
ちろん、独立した投資信託商品の分類システムとして作
動することもできる。図において、処理の流れを実線で
示し、データの流れを破線で示す。
【0157】「海外ハイブリッド」型投資信託商品の
中、小分類に関与する情報処理手段は、「海外ハイブリ
ッド」−「転換社債」型商品分類手段16と、「海外ハ
イブリッド」−「バランス」型商品分類手段17と、
「海外ハイブリッド」−「アセット・アロケーション」
型商品分類手段18である。
【0158】「海外ハイブリッド」−「転換社債」型商
品分類手段16は、入力された「海外ハイブリッド」型
投資信託商品を、その運用方針情報と運用実績データか
ら算出した転換社債時価総額構成比により、転換社債に
運用を特化する「海外ハイブリッド」−「転換社債」型
投資信託商品と、それ以外の投資信託商品とに分類す
る。
【0159】「海外ハイブリッド」−「バランス」型商
品分類手段17は、入力された「海外ハイブリッド」型
投資信託商品を、その運用方針情報と運用実績データか
ら算出した資産の組入比率の変更幅により、機動的な資
産配分の変更を行わない「海外ハイブリッド」−「バラ
ンス」型投資信託商品と、それ以外の投資信託商品
(「海外ハイブリッド」−「アセット・アロケーショ
ン」型投資信託商品)とに分類する。
【0160】「海外ハイブリッド」−「アセット・アロ
ケーション」型商品分類手段18は、「海外ハイブリッ
ド」型投資信託商品から「海外ハイブリッド」−「転換
社債」型投資信託商品と「海外ハイブリッド」−「バラ
ンス」型投資信託商品を除いた「海外ハイブリッド」−
「アセット・アロケーション」型投資信託商品を、その
運用方針情報と運用実績データから算出した組入比率の
変更幅とにより、株式組入比率の下限が0%以上かつ上
限が70%未満の「海外ハイブリッド」−「アセット・
アロケーション」−「組入上限中低位」型投資信託商品
と、株式組入比率の下限が0%以上かつ上限が70%以
上100%未満の「海外ハイブリッド」−「アセット・
アロケーション」−「組入上限高位」型投資信託商品
と、株式組入比率の下限が0%未満または上限が100
%以上の「海外ハイブリッド」−「アセット・アロケー
ション」−「レバリッジ」型投資信託商品とに分類す
る。
【0161】図13に「海外ハイブリッド」型投資信託
商品の中、小分類を行うための処理フローを示す。以下
図13に沿って「海外ハイブリッド」型投資信託商品の
中、小分類の処理について説明する。
【0162】図13に示すように、「海外ハイブリッ
ド」型投資信託商品は入力され、その運用方針情報と運
用実績データから算出した資産の組入比率の変更幅によ
り、転換社債に運用を特化する「海外ハイブリッド」−
「転換社債」型投資信託商品と、機動的な資産配分の変
更を行わない「海外ハイブリッド」−「バランス」型投
資信託商品と、それ以外の投資信託商品(「海外ハイブ
リッド」−「アセット・アロケーション」型投資信託商
品)とに分類される(ステップS400,S410)。
この分類は、図12に示した「海外ハイブリッド」−
「バランス」型商品分類手段17により行われる。
【0163】「海外ハイブリッド」−「アセット・アロ
ケーション」型投資信託商品に分類されるものは、国内
の場合と同様であるが、以下に繰り返し述べておく。
【0164】(1) 運用方針による条件 機動的な資産配分の変更を行うと記述されていない、ま
たは、機動的な資産配分の変更を行わないと記述されて
いる。 (2) 運用実績データによる条件 最低組入比率の変動幅が一定値以上である。例えば、前
月末比の組入比率の変更幅が10%以上のものは該当す
る。
【0165】次に「海外ハイブリッド」−「アセット・
アロケーション」型投資信託商品に分類された投資信託
商品は、その運用方針情報と運用実績データから算出し
た組入比率の変更幅とにより、株式組入比率の下限が0
%以上かつ上限が70%未満の「海外ハイブリッド」−
「アセット・アロケーション」−「組入上限中低位」型
投資信託商品と、株式組入比率の下限が0%以上かつ上
限が70%以上100%未満の「海外ハイブリッド」−
「アセット・アロケーション」−「組入上限高位」型投
資信託商品と、株式組入比率の下限が0%未満または上
限が100%以上の「海外ハイブリッド」−「アセット
・アロケーション」−「レバリッジ」型投資信託商品と
に分類される(ステップS420)。
【0166】具体的な組入比率の変更幅による分類基準
は、国内の場合と全く同様なので、ここで重複する説明
を省略する。
【0167】以上の国内及びグローバルの「ハイブリッ
ド」型投資信託商品の分類は、機動的な資産配分を行う
か否か、組入比率の変更幅等の基準により、投資信託商
品を分類する。これらの基準は、投資信託商品の収益性
・安定性と密接に関係するので、投資家にとって有用な
投資判断資料となる。
【0168】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による投資信託商品分類装置及びその分類方法は、従来
の投資信託協会の分類のように商品の設定当初の分類を
固持するものではなく、投資信託商品の運用方針と運用
実績データとにより、投資信託商品の分類とその見直し
を追跡的に行うものである。従って、投資信託商品を設
定した投資機関の運用により当初の分類と異なる運用特
性の投資信託商品となったものについて、随時その運用
実績によってその運用特性と合致した分類にすることが
できる。これにより、投資家にとって信頼性が高い投資
信託商品の分類を提供することができる。
【0169】また、上述したように本発明の装置と方法
による分類は、投資信託商品の運用実績を解析すること
によって分類を行う。従って、従来の投資信託協会によ
る分類がいわば投資機関の自己申告による分類に委ねて
いたのに対し、実際の投資信託商品の特性に沿った客観
的な分類を提供することができる。
【0170】さらに、本発明による投資信託商品分類装
置とその分類方法によれば、機動的な資産配分を行う
か、資産配分の変更幅の程度、利回り等の収益の特性、
投資対象等によって投資信託商品を分類する。これらの
分類基準は、直接投資信託商品の収益性の高さ、安定性
などに大きく影響する。したがって、従来不徹底、不完
全であった投資信託商品の分類に代わり、投資家にとっ
て有用な投資判断材料を提供することができる。
【0171】このように、本発明によれば、経時的に一
定の運用方針の投資信託商品を一つの分類に集積するこ
とができるので、投資家は自分が望む投資方法に沿った
投資信託商品を把握でき、その中から好ましい投資信託
商品を選択することができるようになる。これは、従来
個々の投資家が投資対象として好ましいと思う投資信託
商品の資料を個々に取り寄せ、個別に検討等していた労
力を全体として大幅に軽減でき、かつ、信頼性の高い投
資判断資料を提供することができるようになるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の投資信託商品分類装置の情報の流れに
おける位置を説明した図。
【図2】本発明の投資信託商品分類装置及びその分類方
法による投資信託商品の分類の全体を示した図。
【図3】本発明の投資信託商品分類装置の構成手段の全
体を示したブロック図。
【図4】本発明の投資信託商品分類方法による大分類を
行うシステムの構成図。
【図5】本発明の投資信託商品分類方法による大分類を
行う分類処理のフローチャート。
【図6】本発明の投資信託商品分類方法による「国内株
式」型投資信託商品の中小分類を行うシステムの構成
図。
【図7】本発明の投資信託商品分類方法による「国内株
式」型投資信託商品の中小分類を行う分類処理のフロー
チャート。
【図8】本発明の投資信託商品分類方法による「海外株
式」型投資信託商品の中小分類を行うシステムの構成
図。
【図9】本発明の投資信託商品分類方法による「海外債
券」型投資信託商品の中小分類を行うシステムの構成
図。
【図10】本発明の投資信託商品分類方法による「国内
ハイブリッド」型投資信託商品の中小分類を行うシステ
ムの構成図。
【図11】本発明の投資信託商品分類方法による「国内
ハイブリッド」型投資信託商品の中小分類を行う分類処
理のフローチャート。
【図12】本発明の投資信託商品分類方法による「海外
ハイブリッド」型投資信託商品の中小分類を行うシステ
ムの構成図。
【図13】本発明の投資信託商品分類方法による「海外
ハイブリッド」型投資信託商品の中小分類を行う分類処
理のフローチャート。
【図14】従来の投資信託協会による投資信託商品の分
類の全体を示した図。
【符号の説明】
1 投資信託商品分類装置 2 「アクティブ」型商品分類手段 3 「ハイブリッド」型商品分類手段 4 「株式」型商品分類手段 5 「債券」型商品分類手段 6 「国内株式」−「業種」型商品分類手段 7 「国内株式」−「低位」型商品分類手段 8 「国内株式」−「中小型株」型商品分類手段 9 「国内株式」−「その他」型商品分類手段 10 「国内株式」−「一般」型商品分類手段 11 「海外株式」型商品分類手段 12 「海外債券」型商品分類手段 13 「国内ハイブリッド」−「転換社債」型商品分類
手段 14 「国内ハイブリッド」−「バランス」型商品分類
手段 15 「国内ハイブリッド」−「アセット・アロケーシ
ョン」型商品分類手段 16 「海外ハイブリッド」−「転換社債」型商品分類
手段 17 「海外ハイブリッド」−「バランス」型商品分類
手段 18 「海外ハイブリッド」−「アセット・アロケーシ
ョン」型商品分類手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 生 方 恵一郎 神奈川県横浜市保土ケ谷区神戸町134番地 株式会社野村総合研究所内 (72)発明者 上 田 和 之 神奈川県横浜市保土ケ谷区神戸町134番地 株式会社野村総合研究所内

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投資信託商品をその運用方針情報と運用実
    績データの資産額とにより、投資信託のための資産を随
    時追加設定することができ、市場の期待値以上の収益を
    運用目的とする「アクティブ」型投資信託商品とそれ以
    外の投資信託商品とに分類する「アクティブ」型商品分
    類手段と、 前記「アクティブ」型商品分類手段により「アクティ
    ブ」型投資信託商品として分類された投資信託商品をそ
    の運用方針情報と運用実績データから算出した実質組入
    比率変更幅及び特定資産の平均組入比率とにより、株式
    または債券を高位に組み入れない「ハイブリッド」型投
    資信託商品と株式または債券を高位に組み入れる投資信
    託商品とに分類し、さらに前記「ハイブリッド」型投資
    信託商品をその運用方針情報と運用実績データから算出
    した海外/国内資産平均組入比率とにより、主に国内資
    産に投資する「国内ハイブリッド」型投資信託商品とそ
    れ以外の「海外ハイブリッド」型投資信託商品とに分類
    する「ハイブリッド」型商品分類手段と、 前記「ハイブリッド」型商品分類手段により株式又は債
    券を高位に組み入れる投資信託商品として分類された投
    資信託商品から、その運用方針情報と運用実績データか
    ら算出した株式時価総額構成比とにより、主に株式に投
    資する「株式」型投資信託商品を分類し、さらに前記
    「株式」型投資信託商品をその運用方針情報と運用実績
    データから算出した海外/国内資産平均組入比率とによ
    り、主に国内資産に投資する「国内株式」型投資信託商
    品とそれ以外の「海外株式」型投資信託商品とに分類す
    る「株式」型商品分類手段と、 前記「ハイブリッド」型商品分類手段により株式又は債
    券を高位に組み入れる投資信託商品として分類された投
    資信託商品から、その運用方針情報と運用実績データか
    ら算出した債券時価総額構成比とにより、主に債券に投
    資する「債券」型投資信託商品を分類し、さらに前記
    「債券」型投資信託商品をその運用方針情報と運用実績
    データから算出した外貨建て資産/円建て資産資産平均
    組入比率とにより、主に円建て資産に投資する「国内債
    券」型投資信託商品とそれ以外の「海外債券」型投資信
    託商品とに分類する「債券」型商品分類手段と、を有す
    ることを特徴とする投資信託商品の分類装置。
  2. 【請求項2】前記「株式」型商品分類手段により分類さ
    れた「国内株式」型投資信託商品から、その運用方針情
    報と運用実績データから算出した特定業種株の時価総額
    構成比とにより、特定業種株に運用を特化する「国内株
    式」−「業種」型投資信託商品を分類する「国内株式」
    −「業種」型商品分類手段と、 前記「国内株式」−「業種」型商品分類手段により「国
    内株式」−「業種」型投資信託商品以外の投資信託商品
    として分類された投資信託商品から、その運用方針情報
    と運用実績データから算出した株式ポートフォリオの相
    対値位とにより、低位株に運用を特化する「国内株式」
    −「低位」型投資信託商品を分類する「国内株式」−
    「低位」型商品分類手段と、 前記「国内株式」−「低位」型商品分類手段により「国
    内株式」−「低位」型投資信託商品以外の投資信託商品
    として分類された投資信託商品から、その運用方針情報
    と運用実績データから算出した中小型株の時価総額構成
    比あるいは大型株への投資実績とにより、中小型株に運
    用を特化する「国内株式」−「中小型株」型投資信託商
    品を分類する「国内株式」−「中小型株」型商品分類手
    段と、 前記「国内株式」−「中小型株」型商品分類手段により
    「国内株式」−「中小型株」型投資信託商品以外の投資
    信託商品として分類された投資信託商品から、その運用
    方針情報から運用方針に特定のテーマを有する「国内株
    式」−「その他」型投資信託商品とそれ以外の「国内株
    式」−「一般」型投資信託商品とに分類する「国内株
    式」−「その他」型商品分類手段と、 前記「国内株式」−「その他」型商品分類手段により
    「国内株式」−「一般」型投資信託商品として分類され
    た投資信託商品を、その運用方針情報と運用実績データ
    から算出した相対純資産株価利回り(相対B/P)と相
    対配当利回り(相対D/P)と相対純資産利益率(相対
    ROE)とにより、高配当低成長型の株に運用を特化し
    た「国内株式」−「一般」−「バリュー」型投資信託商
    品と、低配当高成長型の株に運用を特化した「国内株
    式」−「一般」−「グロース」型投資信託商品と、それ
    ら以外の「国内株式」−「一般」−「フリー」型投資信
    託商品の少なくとも一つに分類する「国内株式」−「一
    般」型商品分類手段と、を有することを特徴とする請求
    項1に記載の投資信託商品の分類装置。
  3. 【請求項3】前記「国内株式」−「業種」型商品分類手
    段は、前記「国内株式」−「業種」型投資信託商品を、
    特定業種株の時価総額構成比により、「国内株式」−
    「業種」−「電機」型投資信託商品、「国内株式」−
    「業種」−「自動車・機械」型投資信託商品、「国内株
    式」−「業種」−「素材・資源」型投資信託商品、「国
    内株式」−「業種」−「医薬・ヘルスケア」型投資信託
    商品、「国内株式」−「業種」−「商業」型投資信託商
    品、「国内株式」−「業種」−「公共」型投資信託商
    品、「国内株式」−「業種」−「金融」型投資信託商品
    の少なくとも一つに分類することを特徴とする請求項2
    に記載の投資信託商品の分類装置。
  4. 【請求項4】前記「株式」型商品分類手段により「海外
    株式」型投資信託商品として分類された投資信託商品
    を、その運用方針情報と運用実績データから算出した特
    定の投資対象地域、投資対象国、及び投資対象種別の株
    式組入比率により、投資対象を特定の地域あるいは国の
    株式に限定しない「海外株式」−「グローバル」型投資
    信託商品と、新興諸国の株式を主投資対象とした「海外
    株式」−「エマージング」型投資信託商品と、北米の株
    式を主投資対象とした「海外株式」−「北米」型投資信
    託商品と、アジア・オセアニアの株式を主投資対象とし
    た「海外株式」−「アジア・オセアニア」型投資信託商
    品と、欧州の株式を主投資対象とした「海外株式」−
    「欧州」型投資信託商品と、中南米の株式を主投資対象
    とした「海外株式」−「中南米」型投資信託商品と、資
    源関連株式を主投資対象とした「海外株式」−「資源関
    連」型投資信託商品の少なくとも一つに分類する「海外
    株式」型商品分類手段を有することを特徴とする請求項
    1に記載の投資信託商品の分類装置。
  5. 【請求項5】前記「海外株式」型商品分類手段は、前記
    「海外株式」−「グローバル」型投資信託商品を、その
    運用実績データから算出した特定の投資対象国の株式組
    入比率により、日本を含む複数国の株式に投資する「海
    外株式」−「グローバル」−「日本含む」型投資信託商
    品と、日本を含まない複数国の株式に投資する「海外株
    式」−「グローバル」−「日本含まず」型投資信託商品
    とに分類することを特徴とする請求項4に記載の投資信
    託商品の分類装置。
  6. 【請求項6】前記「海外株式」型商品分類手段は、前記
    「海外株式」−「北米」型投資信託商品を、その運用実
    績データから算出した中小型株の時価総額構成比あるい
    は大型株への投資実績とにより、北米の中小型株に運用
    を特化する「海外株式」−「北米」−「中小型株」型投
    資信託商品と、それ以外の「海外株式」−「北米」−
    「一般」型投資信託商品とに分類することを特徴とする
    請求項4に記載の投資信託商品の分類装置。
  7. 【請求項7】前記「海外株式」型商品分類手段は、前記
    「海外株式」−「アジア・オセアニア」型投資信託商品
    を、その運用実績データから算出した特定の投資対象国
    の株式組入比率により、日本を含む複数国の株式に投資
    する「海外株式」−「アジア・オセアニア」−「マルチ
    カントリー(日本含む)」型投資信託商品と、日本を含
    まない複数国の株式に投資する「海外株式」−「アジア
    ・オセアニア」−「マルチカントリー(日本含まず)」
    型投資信託商品と、中国の株式を中心に投資する「海外
    株式」−「アジア・オセアニア」−「中国」型投資信託
    商品と、香港の株式を中心に投資する「海外株式」−
    「アジア・オセアニア」−「香港」型投資信託商品と、
    シンガポールの株式を中心に投資する「海外株式」−
    「アジア・オセアニア」−「シンガポール」型投資信託
    商品と、マレーシアの株式を中心に投資する「海外株
    式」−「アジア・オセアニア」−「マレーシア」型投資
    信託商品と、タイの株式を中心に投資する「海外株式」
    −「アジア・オセアニア」−「タイ」型投資信託商品
    と、インドネシアの株式を中心に投資する「海外株式」
    −「アジア・オセアニア」−「インドネシア」型投資信
    託商品と、フィリピンの株式を中心に投資する「海外株
    式」−「アジア・オセアニア」−「フィリピン」型投資
    信託商品と、オーストラリアの株式を中心に投資する
    「海外株式」−「アジア・オセアニア」−「オーストラ
    リア」型投資信託商品と、韓国の株式を中心に投資する
    「海外株式」−「アジア・オセアニア」−「韓国」型投
    資信託商品の少なくとも一つに分類することを特徴とす
    る請求項4に記載の投資信託商品の分類装置。
  8. 【請求項8】前記「海外株式」型商品分類手段は、前記
    「海外株式」−「欧州」型投資信託商品を、その運用実
    績データから算出した特定の投資対象国の株式組入比率
    により、複数国の株式に投資する「海外株式」−「欧
    州」−「マルチカントリー」型投資信託商品と、ドイツ
    の株式を中心に投資する「海外株式」−「欧州」−「ド
    イツ」型投資信託商品と、イギリスの株式を中心に投資
    する「海外株式」−「欧州」−「イギリス」型投資信託
    商品と、フランスの株式を中心に投資する「海外株式」
    −「欧州」−「フランス」型投資信託商品と、スペイン
    の株式を中心に投資する「海外株式」−「欧州」−「ス
    ペイン」型投資信託商品と、トルコの株式を中心に投資
    する「海外株式」−「欧州」−「トルコ」型投資信託商
    品と、東欧の株式を中心に投資する「海外株式」−「欧
    州」−「東欧」型投資信託商品の少なくとも一つに分類
    することを特徴とする請求項4に記載の投資信託商品の
    分類装置。
  9. 【請求項9】前記「海外株式」型商品分類手段は、前記
    「海外株式」−「中南米」型投資信託商品を、その運用
    実績データから算出した特定の投資対象国の株式組入比
    率により、複数国の株式に投資する「海外株式」−「中
    南米」−「マルチカントリー」型投資信託商品と、メキ
    シコの株式を中心に投資する「海外株式」−「中南米」
    −「メキシコ」型投資信託商品のいずれかに分類するこ
    とを特徴とする請求項4に記載の投資信託商品の分類装
    置。
  10. 【請求項10】前記「海外株式」型商品分類手段は、前
    記分類された海外株式を投資対象とする各投資信託商品
    をさらに、為替レート変動のヘッジの方法により、機動
    的にヘッジを行う「機動的ヘッジ」型投資信託商品と、
    「フルヘッジ」型投資信託商品と、「ヘッジ無し」型投
    資信託商品の少なくとも一つに分類することを特徴とす
    る請求項4に記載の投資信託商品の分類装置。
  11. 【請求項11】前記「債券」型商品分類手段により分類
    された「海外債券」型投資信託商品を、その運用方針情
    報と運用実績データから算出した特定の投資対象地域、
    投資対象国、投資対象通貨、及び投資対象種別の債券組
    入比率により、投資対象を特定の通貨あるいは地域の債
    券に限定しない「海外債券」−「グローバル」型投資信
    託商品と、新興諸国の債券を主投資対象とした「海外債
    券」−「エマージング」型投資信託商品と、米国ドル建
    ての債券を主投資対象とした「海外債券」−「米ドル
    建」型投資信託商品と、欧州通貨建ての債券を主投資対
    象とした「海外債券」−「欧州通貨建」型投資信託商品
    と、アジア・オセアニア諸国および地域の通貨建ての債
    券を主投資対象とした「海外債券」−「アジア・オセア
    ニア通貨建」型投資信託商品の少なくとも一つに分類す
    る「海外債券」型商品分類手段を有することを特徴とす
    る請求項1に記載の投資信託商品の分類装置。
  12. 【請求項12】前記「海外債券」型商品分類手段は、前
    記「海外債券」−「グローバル」型投資信託商品を、そ
    の運用実績データから算出した特定の投資対象通貨の債
    券組入比率により、円建て債券を含む複数通貨の債券に
    投資する「海外債券」−「グローバル」−「日本含む」
    型投資信託商品と、円建て債券を含まない複数通貨の債
    券に投資する「海外債券」−「グローバル」−「日本含
    まず」型投資信託商品とに分類することを特徴とする請
    求項11に記載の投資信託商品の分類装置。
  13. 【請求項13】前記「海外債券」型商品分類手段は、前
    記「海外債券」−「米ドル建」型投資信託商品を、その
    運用実績データから算出した高利回り債券の時価総額構
    成比により、高利回り型の債券を中心に投資する「海外
    債券」−「米ドル建」−「ハイイールド」型投資信託商
    品と、安定型の債券を中心に投資する「海外債券」−
    「米ドル建」−「一般」型投資信託商品と、優先証券、
    アセット・バック証券を含む債券に投資する「海外債
    券」−「米ドル建」−「その他」型投資信託商品の少な
    くとも一つに分類することを特徴とする請求項11に記
    載の投資信託商品の分類装置。
  14. 【請求項14】前記「海外債券」型商品分類手段は、前
    記「海外債券」−「欧州通貨建」型投資信託商品を、そ
    の運用実績データから算出した特定の投資対象国の債券
    組入比率により、ドイツ・マルク建ての債券を中心に投
    資する「海外債券」−「欧州通貨建」−「ドイツ・マル
    ク建」型投資信託商品と、イギリス・ポンド建ての債券
    を中心に投資する「海外債券」−「欧州通貨建」−「イ
    ギリス・ポンド建」型投資信託商品と、フレンチ・フラ
    ン建ての債券を中心に投資する「海外債券」−「欧州通
    貨建」−「フレンチ・フラン建」型投資信託商品の少な
    くとも一つに分類することを特徴とする請求項11に記
    載の投資信託商品の分類装置。
  15. 【請求項15】前記「海外債券」型商品分類手段は、前
    記分類された海外債券を投資対象とする各投資信託商品
    をさらに、為替レート変動のヘッジの方法により、機動
    的にヘッジを行う「機動的ヘッジ」型投資信託商品と、
    「フルヘッジ」型投資信託商品と、「ヘッジ無し」型投
    資信託商品の少なくとも一つに分類することを特徴とす
    る請求項11に記載の投資信託商品の分類装置。
  16. 【請求項16】前記「ハイブリッド」型商品分類手段に
    より分類された前記「国内ハイブリッド」型投資信託商
    品から、その運用方針情報と運用実績データから算出し
    た転換社債時価総額構成比により、転換社債に運用を特
    化する「国内ハイブリッド」−「転換社債」型投資信託
    商品を分類する「国内ハイブリッド」−「転換社債」型
    商品分類手段と、 前記「国内ハイブリッド」−「転換社債」型商品分類手
    段により「国内ハイブリッド」−「転換社債」型投資信
    託商品以外の投資信託商品として分類された投資信託商
    品から、その運用方針情報と運用実績データから算出し
    た資産の組入比率の変更幅により、機動的な資産配分の
    変更を行わない「国内ハイブリッド」−「バランス」型
    投資信託商品を分類する「国内ハイブリッド」−「バラ
    ンス」型商品分類手段と、 前記「国内ハイブリッド」−「バランス」型商品分類手
    段により「国内ハイブリッド」−「バランス」型投資信
    託商品以外の投資信託商品として分類された投資信託商
    品を、その運用方針情報と運用実績データから算出した
    組入比率の変更幅とにより、株式組入比率の下限が0%
    以上かつ上限が70%未満の「国内ハイブリッド」−
    「アセット・アロケーション」−「組入上限中低位」型
    投資信託商品と、株式組入比率の下限が0%以上かつ上
    限が70%以上100%未満の「国内ハイブリッド」−
    「アセット・アロケーション」−「組入上限高位」型投
    資信託商品と、株式組入比率の下限が0%未満または上
    限が100%以上の「国内ハイブリッド」−「アセット
    ・アロケーション」−「レバリッジ」型投資信託商品の
    少なくとも一つに分類する「国内ハイブリッド」−「ア
    セット・アロケーション」型商品分類手段と、を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の投資信託商品の分類
    装置。
  17. 【請求項17】前記「ハイブリッド」型商品分類手段に
    より分類された前記「海外ハイブリッド」型投資信託商
    品を、その運用方針情報と運用実績データから算出した
    転換社債時価総額構成比により、転換社債に運用を特化
    する「海外ハイブリッド」−「転換社債」型投資信託商
    品を分類する「海外ハイブリッド」−「転換社債」型商
    品分類手段と、 前記「海外ハイブリッド」−「転換社債」型商品分類手
    段により「海外ハイブリッド」−「転換社債」型投資信
    託商品以外の投資信託商品として分類された投資信託商
    品から、その運用方針情報と運用実績データから算出し
    た資産の組入比率の変更幅により、機動的な資産配分の
    変更を行わない「海外ハイブリッド」−「バランス」型
    投資信託商品を分類する「海外ハイブリッド」−「バラ
    ンス」型商品分類手段と、 前記「海外ハイブリッド」−「バランス」型商品分類手
    段により「海外ハイブリッド」−「バランス」型投資信
    託商品以外の投資信託商品として分類された投資信託商
    品を、その運用方針情報と運用実績データから算出した
    組入比率の変更幅とにより、株式組入比率の下限が0%
    以上かつ上限が70%未満の「海外ハイブリッド」−
    「アセット・アロケーション」−「組入上限中低位」型
    投資信託商品と、株式組入比率の下限が0%以上かつ上
    限が70%以上100%未満の「海外ハイブリッド」−
    「アセット・アロケーション」−「組入上限高位」型投
    資信託商品と、株式組入比率の下限が0%未満または上
    限が100%以上の「海外ハイブリッド」−「アセット
    ・アロケーション」−「レバリッジ」型投資信託商品の
    少なくとも一つに分類する「海外ハイブリッド」−「ア
    セット・アロケーション」型商品分類手段と、を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の投資信託商品の分類
    装置。
  18. 【請求項18】投資信託商品の運用実績データを入力
    し、投資信託商品をその運用方針情報と運用実績データ
    の資産額とにより、投資信託のための資産を随時追加設
    定することができ、市場の期待値以上の収益を運用目的
    とする「アクティブ」型投資信託商品とそれ以外の投資
    信託商品とに分類、記憶し、 前記「アクティブ」型投資信託商品として分類した投資
    信託商品を、その運用方針情報と運用実績データから算
    出した実質組入比率変更幅及び特定資産の平均組入比率
    とにより、機動的な資産配分の変更を行い又は株式また
    は債券資産を高位に組み入れない「ハイブリッド」型投
    資信託商品と株式または債券を高位に組み入れる投資信
    託商品とに分類、記憶し、 前記「ハイブリッド」型投資信託商品を、その運用方針
    情報と運用実績データから算出した海外/国内資産平均
    組入比率とにより、主に国内資産に投資する「国内ハイ
    ブリッド」型投資信託商品とそれ以外の「海外ハイブリ
    ッド」型投資信託商品とに分類、記憶し、 前記株式または債券を高位に組み入れる投資信託商品と
    して分類された投資信託商品から、その運用方針情報と
    運用実績データから算出した株式時価総額構成比とによ
    り、主に株式に投資する「株式」型投資信託商品を分
    類、記憶し、 前記「株式」型投資信託商品を、その運用方針情報と運
    用実績データから算出した海外/国内資産平均組入比率
    とにより、主に国内資産に投資する「国内株式」型投資
    信託商品とそれ以外の「海外株式」型投資信託商品とに
    分類、記憶し、 前記株式または債券を高位に組み入れる投資信託商品と
    して分類された投資信託商品から、その運用方針情報と
    運用実績データから算出した債券時価総額構成比とによ
    り、主に債券に投資する「債券」型投資信託商品を分
    類、記憶し、 前記「債券」型投資信託商品を、その運用方針情報と運
    用実績データから算出した外貨建て資産/円建て資産平
    均組入比率とにより、主に円建て資産に投資する「国内
    債券」型投資信託商品とそれ以外の「海外債券」型投資
    信託商品とに分類、記憶することを特徴とする投資信託
    商品の分類方法。
  19. 【請求項19】前記「国内株式」型投資信託商品から、
    その運用方針情報と運用実績データから算出した特定業
    種株の時価総額構成比とにより、特定業種株に運用を特
    化する「国内株式」−「業種」型投資信託商品を分類、
    記憶し、 前記「国内株式」−「業種」型投資信託商品以外の投資
    信託商品として分類された投資信託商品から、その運用
    方針情報と運用実績データから算出した株式ポートフォ
    リオの相対値位とにより、低位株に運用を特化する「国
    内株式」−「低位」型投資信託商品を分類、記憶し、 前記「国内株式」−「低位」型投資信託商品以外の投資
    信託商品として分類された投資信託商品から、その運用
    方針情報と運用実績データから算出した中小型株の時価
    総額構成比あるいは大型株への投資実績とにより、中小
    型株に運用を特化する「国内株式」−「中小型株」型投
    資信託商品を分類、記憶し、 前記「国内株式」−「中小型株」型投資信託商品以外の
    投資信託商品として分類された投資信託商品から、その
    運用方針情報から運用方針に特定のテーマを有する「国
    内株式」−「その他」型投資信託商品とそれ以外の「国
    内株式」−「一般」型投資信託商品とに分類、記憶し、 前記「国内株式」−「一般」型投資信託商品を、その運
    用方針情報と運用実績データから算出した相対純資産株
    価利回り(相対B/P)と相対配当利回り(相対D/
    P)と相対純資産利益率(相対ROE)とにより、高配
    当低成長型の株に運用を特化した「国内株式」−「一
    般」−「バリュー」型投資信託商品と、低配当高成長型
    の株に運用を特化した「国内株式」−「一般」−「グロ
    ース」型投資信託商品と、それら以外の「国内株式」−
    「一般」−「フリー」型投資信託商品の少なくとも一つ
    に分類することを特徴とする請求項18に記載の投資信
    託商品の分類方法。
  20. 【請求項20】前記「国内株式」−「業種」型投資信託
    商品を、特定業種株の時価総額構成比により、「国内株
    式」−「業種」−「電機」型投資信託商品、「国内株
    式」−「業種」−「自動車・機械」型投資信託商品、
    「国内株式」−「業種」−「素材・資源」型投資信託商
    品、「国内株式」−「業種」−「医薬・ヘルスケア」型
    投資信託商品、「国内株式」−「業種」−「商業」型投
    資信託商品、「国内株式」−「業種」−「公共」型投資
    信託商品、「国内株式」−「業種」−「金融」型投資信
    託商品の少なくとも一つに分類、記憶することを特徴と
    する請求項19に記載の投資信託商品の分類方法。
  21. 【請求項21】前記「海外株式」型投資信託商品を、そ
    の運用方針情報と運用実績データから算出した特定の投
    資対象地域、投資対象国、及び投資対象種別の株式組入
    比率により、投資対象を特定の地域あるいは国の株式に
    限定しない「海外株式」−「グローバル」型投資信託商
    品と、新興諸国の株式を主投資対象とした「海外株式」
    −「エマージング」型投資信託商品と、北米の株式を主
    投資対象とした「海外株式」−「米ドル建」型投資信託
    商品と、アジア・オセアニアの株式を主投資対象とした
    「海外株式」−「アジア・オセアニア」型投資信託商品
    と、欧州の株式を主投資対象とした「海外株式」−「欧
    州」型投資信託商品と、中南米の株式を主投資対象とし
    た「海外株式」−「中南米」型投資信託商品と、資源関
    連株式を主投資対象とした「海外株式」−「資源関連」
    型投資信託商品の少なくとも一つに分類、記憶すること
    を特徴とする請求項18に記載の投資信託商品の分類方
    法。
  22. 【請求項22】前記「海外株式」−「グローバル」型商
    品を、その運用実績データから算出した特定の投資対象
    国の株式組入比率により、日本を含む複数国の株式に投
    資する「海外株式」−「グローバル」−「日本含む」型
    投資信託商品と、日本を含まない複数国の株式に投資す
    る「海外株式」−「グローバル」−「日本含まず」型投
    資信託商品とに分類、記憶することを特徴とする請求項
    21に記載の投資信託商品の分類方法。
  23. 【請求項23】前記「海外株式」−「北米」型投資信託
    商品を、その運用実績データから算出した中小型株の時
    価総額構成比あるいは大型株への投資実績とにより、北
    米の中小型株に運用を特化する「海外株式」−「北米」
    −「中小型株」型投資信託商品と、それ以外の「海外株
    式」−「北米」−「一般」型投資信託商品とに分類、記
    憶することを特徴とする請求項21に記載の投資信託商
    品の分類方法。
  24. 【請求項24】前記「海外株式」−「アジア・オセアニ
    ア」型投資信託商品を、その運用実績データから算出し
    た特定の投資対象国の株式組入比率により、日本を含む
    複数国の株式に投資する「海外株式」−「アジア・オセ
    アニア」−「マルチカントリー(日本含む)」型投資信
    託商品と、日本を含まない複数国の株式に投資する「海
    外株式」−「アジア・オセアニア」−「マルチカントリ
    ー(日本含まず)」型投資信託商品と、中国の株式を中
    心に投資する「海外株式」−「アジア・オセアニア」−
    「中国」型投資信託商品と、香港の株式を中心に投資す
    る「海外株式」−「アジア・オセアニア」−「香港」型
    投資信託商品と、シンガポールの株式を中心に投資する
    「海外株式」−「アジア・オセアニア」−「シンガポー
    ル」型投資信託商品と、マレーシアの株式を中心に投資
    する「海外株式」−「アジア・オセアニア」−「マレー
    シア」型投資信託商品と、タイの株式を中心に投資する
    「海外株式」−「アジア・オセアニア」−「タイ」型投
    資信託商品と、インドネシアの株式を中心に投資する
    「海外株式」−「アジア・オセアニア」−「インドネシ
    ア」型投資信託商品と、フィリピンの株式を中心に投資
    する「海外株式」−「アジア・オセアニア」−「フィリ
    ピン」型投資信託商品と、オーストラリアの株式を中心
    に投資する「海外株式」−「アジア・オセアニア」−
    「オーストラリア」型投資信託商品と、韓国の株式を中
    心に投資する「海外株式」−「アジア・オセアニア」−
    「韓国」型投資信託商品の少なくとも一つに分類、記憶
    することを特徴とする請求項21に記載の投資信託商品
    の分類方法。
  25. 【請求項25】前記「海外株式」−「欧州」型投資信託
    商品を、その運用実績データから算出した特定の投資対
    象国の株式組入比率により、複数国の株式に投資する
    「海外株式」−「欧州」−「マルチカントリー」型投資
    信託商品と、ドイツの株式を中心に投資する「海外株
    式」−「欧州」−「ドイツ」型投資信託商品と、イギリ
    スの株式を中心に投資する「海外株式」−「欧州」−
    「イギリス」型投資信託商品と、フランスの株式を中心
    に投資する「海外株式」−「欧州」−「フランス」型投
    資信託商品と、スペインの株式を中心に投資する「海外
    株式」−「欧州」−「スペイン」型投資信託商品と、ト
    ルコの株式を中心に投資する「海外株式」−「欧州」−
    「トルコ」型投資信託商品と、東欧の株式を中心に投資
    する「海外株式」−「欧州」−「東欧」型投資信託商品
    の少なくとも一つに分類、記憶することを特徴とする請
    求項21に記載の投資信託商品の分類方法。
  26. 【請求項26】前記「海外株式」−「中南米」型投資信
    託商品を、その運用実績データから算出した特定の投資
    対象国の株式組入比率により、複数国の株式に投資する
    「海外株式」−「中南米」−「マルチカントリー」型投
    資信託商品と、メキシコの株式を中心に投資する「海外
    株式」−「中南米」−「メキシコ」型投資信託商品のい
    ずれかに分類、記憶することを特徴とする請求項21に
    記載の投資信託商品の分類方法。
  27. 【請求項27】前記分類された海外株式を投資対象とす
    る各投資信託商品をさらに、為替レート変動のヘッジの
    方法により、機動的にヘッジを行う「機動的ヘッジ」型
    投資信託商品と、「フルヘッジ」型投資信託商品と、
    「ヘッジ無し」型投資信託商品の少なくとも一つに分
    類、記憶することを特徴とする請求項21に記載の投資
    信託商品の分類方法。
  28. 【請求項28】前記「海外債券」型投資信託商品を、そ
    の運用方針情報と運用実績データから算出した特定の投
    資対象地域、投資対象国、投資対象通貨、及び投資対象
    種別の債券組入比率により、投資対象を特定の通貨ある
    いは地域の債券に限定しない「海外債券」−「グローバ
    ル」型投資信託商品と、新興諸国の債券を主投資対象と
    した「海外債券」−「エマージング」型投資信託商品
    と、米ドル建ての債券を主投資対象とした「海外債券」
    −「米ドル建」型投資信託商品と、欧州通貨建ての債券
    を主投資対象とした「海外債券」−「欧州通貨建」型投
    資信託商品と、アジア・オセアニア諸国及び地域の通貨
    建ての債券を主投資対象とした「海外債券」−「アジア
    ・オセアニア通貨建」型投資信託商品の少なくとも一つ
    に分類、記憶することを特徴とする請求項18に記載の
    投資信託商品の分類方法。
  29. 【請求項29】前記「海外債券」−「グローバル」型投
    資信託商品を、その運用実績データから算出した特定の
    投資対象通貨の債券組入比率により、円建て債券を含む
    複数通貨の債券に投資する「海外株式」−「グローバ
    ル」−「日本含む」型投資信託商品と、円建て債券を含
    まない複数通貨の債券に投資する「海外株式」−「グロ
    ーバル」−「日本含まず」型投資信託商品とに分類、記
    憶することを特徴とする請求項28に記載の投資信託商
    品の分類方法。
  30. 【請求項30】前記「海外債券」−「米ドル建」型投資
    信託商品を、その運用実績データから算出した高利回り
    債券の時価総額構成比により、高利回り型の債券を中心
    に投資する「海外債券」−「米ドル建」−「ハイイール
    ド」型投資信託商品と、安定型の債券を中心に投資する
    「海外債券」−「米ドル建」−「一般」型投資信託商品
    と、優先証券、アセット・バック証券などに投資する
    「海外債券」−「米ドル建」−「その他」型投資信託商
    品の少なくとも一つに分類、記憶することを特徴とする
    請求項28に記載の投資信託商品の分類方法。
  31. 【請求項31】前記「海外債券」−「欧州通貨建」型投
    資信託商品を、その運用実績データから算出した特定の
    投資対象国の債券組入比率により、ドイツ・マルク建て
    の債券を中心に投資する「海外債券」−「欧州通貨建」
    −「ドイツ・マルク建」型投資信託商品と、イギリス・
    ポンド建ての債券を中心に投資する「海外債券」−「欧
    州通貨建」−「イギリス・ポンド建」型投資信託商品
    と、フレンチ・フラン建ての債券を中心に投資する「海
    外債券」−「欧州通貨建」−「フレンチ・フラン建」型
    投資信託商品の少なくとも一つに分類、記憶することを
    特徴とする請求項28に記載の投資信託商品の分類方
    法。
  32. 【請求項32】前記分類された海外債券を投資対象とす
    る各投資信託商品をさらに、為替レート変動のヘッジの
    方法により、機動的にヘッジを行う「機動的ヘッジ」型
    投資信託商品と、「フルヘッジ」型投資信託商品と、
    「ヘッジ無し」型投資信託商品の少なくとも一つに分
    類、記憶することを特徴とする請求項28に記載の投資
    信託商品の分類方法。
  33. 【請求項33】前記「国内ハイブリッド」型投資信託商
    品を、その運用方針情報と運用実績データから算出した
    転換社債時価総額構成比により、転換社債に運用を特化
    する「国内ハイブリッド」−「転換社債」型投資信託商
    品を分類、記憶し、 前記「国内ハイブリッド」−「転換社債」型投資信託商
    品以外の投資信託商品として分類された投資信託商品か
    ら、その運用方針情報と運用実績データから算出した資
    産の組入比率の変更幅により、機動的な資産配分の変更
    を行わない「国内ハイブリッド」−「バランス」型投資
    信託商品を分類、記憶し、 前記「国内ハイブリッド」−「バランス」型投資信託商
    品以外の投資信託商品として分類された投資信託商品
    を、その運用方針情報と運用実績データから算出した組
    入比率の変更幅とにより、株式組入比率の下限が0%以
    上かつ上限が70%未満の「国内ハイブリッド」−「ア
    セット・アロケーション」−「組入上限中低位」型投資
    信託商品と、株式組入比率の下限が0%以上かつ上限が
    70%以上100%未満の「国内ハイブリッド」−「ア
    セット・アロケーション」−「組入上限高位」型投資信
    託商品と、株式組入比率の下限が0%未満または上限が
    100%以上「国内ハイブリッド」−「アセット・アロ
    ケーション」−「レバリッジ」型投資信託商品の少なく
    とも一つに分類、記憶することを特徴とする請求項18
    に記載の投資信託商品の分類方法。
  34. 【請求項34】前記「海外ハイブリッド」型投資信託商
    品を、その運用方針情報と運用実績データから算出した
    転換社債時価総額構成比により、転換社債に運用を特化
    する「海外ハイブリッド」−「転換社債」型投資信託商
    品を分類、記憶し、 前記「海外ハイブリッド」−「転換社債」型投資信託商
    品以外の投資信託商品として分類された投資信託商品
    を、その運用方針情報と運用実績データから算出した資
    産の組入比率の変更幅により、機動的な資産配分の変更
    を行わない「海外ハイブリッド」−「バランス」型投資
    信託商品を分類、記憶し、前記「海外ハイブリッド」−
    「バランス」型以外の投資信託商品として分類された投
    資信託商品を、その運用方針情報と運用実績データから
    算出した組入比率の変更幅とにより、株式組入比率の下
    限が0%以上かつ上限が70%未満の「海外ハイブリッ
    ド」−「アセット・アロケーション」−「組入上限中低
    位」型投資信託商品と、株式組入比率の下限が0%以上
    かつ上限が70%以上100%未満の「海外ハイブリッ
    ド」−「アセット・アロケーション」−「組入上限高
    位」型投資信託商品と、株式組入比率の下限が0%未満
    または上限が100%以上「海外ハイブリッド」−「ア
    セット・アロケーション」−「レバリッジ」型投資信託
    商品の少なくとも一つに分類、記憶することを特徴とす
    る請求項18に記載の投資信託商品の分類方法。
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