JPH1116501A - プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法

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JPH1116501A
JPH1116501A JP9168249A JP16824997A JPH1116501A JP H1116501 A JPH1116501 A JP H1116501A JP 9168249 A JP9168249 A JP 9168249A JP 16824997 A JP16824997 A JP 16824997A JP H1116501 A JPH1116501 A JP H1116501A
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JP
Japan
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dielectric layer
insulating substrate
plasma display
display panel
glass material
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Application number
JP9168249A
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English (en)
Inventor
Kazunori Hirao
和則 平尾
Koji Aoto
宏治 青砥
Nobuhito Tawara
宣仁 田原
Utaro Miyagawa
宇太郎 宮川
Eiichiro Nonaka
英一郎 野中
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハレーションが少なくコントラスト、解像度
ともに良好な表示を得ることができるプラズマディスプ
レイパネルおよびその製造方法を得る。 【解決手段】 放電空間3を挟んで対向配置された第一
絶縁基板2および第二絶縁基板4の内、少なくとも表示
面となる第一絶縁基板2の第二絶縁基板4側表面に電極
群とこの電極群を覆って形成された透明の誘電体層5と
を具備し、第一絶縁基板2の可視領域光に対する透過率
が30〜80%であるとともに、誘電体層5の表面が平
滑である構成を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビおよびコン
ピュータ等の画像表示に用いるプラズマディスプレイパ
ネルおよびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプラズマディスプレイパネルを図
7に示す。図7において、プラズマディスプレイパネル
12は、表示面が上に向いた状態を図示しており、表示
面側には透明の絶縁基板13が設けられている。プラズ
マディスプレイパネルには、種々の構造のものがあり、
その具体的な従来のプラズマディスプレイパネルとし
て、AC型プラズマディスプレイパネルを図8に示す。
【0003】このパネル12は図8に示すように、放電
空間3を挟んで第一絶縁基板13および第二絶縁基板4
が対向して配置されている。第一絶縁基板13はガラス
等の透明材料から構成されている。この第一絶縁基板1
3上には、誘電体層14および保護膜層6で覆われた対
を成す帯状の走査電極7と維持電極8との電極群が平行
配列されている。第二の絶縁基板4上には走査電極7群
および維持電極8群と直交して帯状のデータ電極9群が
平行配列されており、またこの各データ電極9を隔離
し、かつ放電空間3を形成するための帯状の隔壁10群
が平行配列されている。また、データ電極9上から隔壁
10上にわたって蛍光体11が形成されている。さら
に、放電空間3にはヘリウム、ネオン、アルゴンの内少
なくとも一種類の希ガスとキセノンとの混合ガスが封入
されている。
【0004】このパネル12は表示面側である第一絶縁
基板13側から画像表示を見るようになっており、放電
空間3内での走査電極7と維持電極8との間の放電によ
り発生する紫外線によって、蛍光体11を励起し、この
蛍光体11からの可視光を表示発光に利用するものであ
る。
【0005】次に、第一絶縁基板13に形成される誘電
体層14の表面と表示発光の経路について、図8に示す
C1−C2断面図である図9を用いて説明する。
【0006】図9において、第一絶縁基板13は、通
常、3mm程度の透明なガラス板を用いる。この第一絶
縁基板13上には、ITOやSnO2などの透明導電体
とAgやCr−Cu−Crなどの金属材料から形成され
た走査電極7と維持電極8とがそれぞれ平行配列されて
設けられている。さらに、その上に形成された誘電体層
14は、ホウ珪酸鉛ガラスからなるガラス材料を印刷法
等の工法により積層形成し、通常、610℃の温度で焼
成して形成される。しかしながら、このようにして形成
された誘電体層14は、内部に気泡が多く、表面の平滑
性が悪いものである。また、このような誘電体層14の
上には、MgOからなる保護膜層6がEB蒸着法や印刷
法などによって形成されている。
【0007】放電空間3でXeを含む希ガスの放電が起
こると蛍光体11が励起され、可視光を発光する。発光
した可視光は、内部に気泡を含み、かつ表面の平滑性の
悪い誘電体層14を通過し、さらに透明な第一絶縁基板
13であるガラスを通過する。そして、このように通過
してきた可視光を表示発光として利用している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のプラズマディスプレイパネルにおいては、図
9に示すように、蛍光体11からの発光のほとんどは、
図中実線で示すように、第一絶縁基板13である透明な
ガラス基板内から前面に放射されるが、その一部は、図
中破線で示すように、誘電体層14の内部の気泡や表面
の凹凸で乱反射することにより、近接する放電セルに入
射し、この放電セル内の蛍光体で反射して再び外へ放射
される。これによって、明るい画像の周囲にハレーショ
ンが生じ、コントラストと解像度を低下させてしまうと
いう問題があった。
【0009】前述の従来のプラズマディスプレイパネル
において、図4に示すように、非点灯部と明るい全白の
点灯部とがあるウインドウパターンを用いて、表示エリ
ア境界付近の表示光のハレーションを測定した。この結
果を図5(または図6)における破線で示した。なお、
図4中、白抜きの四角で示した部分は全白の点灯部を、
斜線で示した四角部分は全白の点灯部分内における非点
灯部を示す。図5(または図6)に示すグラフの横軸
は、図4で示すB0点を原点0とし、B1方向への距離を
表している。図5(または図6)のグラフの縦軸は、全
白の点灯部の輝度を100%とした時の輝度の割合を示
した。図5(または図6)から明らかなように、従来の
プラズマディスプレイパネルでは、ハレーションによる
光が、非点灯部エリアの5mmのところで、5%近い光
が漏れていることがわかる。
【0010】このようなハレーションは、第一絶縁基板
13であるガラス基板の厚みを厚くして防止できるが、
ガラス基板の厚みを厚くすると重量が増す上、パネル製
造における熱工程でガラス基板に割れが発生しやすくな
る。また、誘電体層14の焼成温度をそのガラス材料の
軟化点より十分高くして、その表面を平滑にすればハレ
ーションを防止できるが、そのような高い温度で焼成す
ると、誘電体層14の内部において気泡が発生しやすく
なることも問題であった。
【0011】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、ハレーションが少なくコントラス
ト、解像度ともに良好な表示を得ることができるプラズ
マディスプレイパネルと、誘電体層の焼成温度を低く設
定することができ、焼成中のガラスの変形や、誘電体層
の内部での気泡の発生を抑制することのできるプラズマ
ディスプレイパネルの製造方法を得ることを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のプラズマディス
プレイパネルは、放電空間を挟んで対向配置された第一
絶縁基板および第二絶縁基板の内、少なくとも表示面と
なる前記第一絶縁基板の前記第二絶縁基板側表面に電極
群とこの電極群を覆って形成された透明の誘電体層とを
具備し、前記第一絶縁基板の可視領域光に対する透過率
が30〜80%であるとともに、前記誘電体層の表面が
平滑である構成を有する。
【0013】これにより、ハレーションが少なくコント
ラスト、解像度ともに良好な表示を得ることができる。
【0014】本発明のプラズマディスプレイパネルの製
造方法は、放電空間を挟んで対向配置された第一絶縁基
板および第二絶縁基板の内、少なくとも表示面側の前記
第一絶縁基板の内面に電極群とこの電極群を覆って形成
された透明の誘電体層とを具備し、前記第一絶縁基板の
可視領域光に対する透過率が30〜80%であるととも
に、前記誘電体層の表面が平滑であるプラズマディスプ
レイパネルの製造方法であって、前記誘電体層の表面
が、ガラス材料をそのガラス材料の軟化点を中心とした
±20℃の温度範囲で焼成して形成した構成を有する。
【0015】これにより、誘電体層の焼成温度を低く設
定することができ、焼成中のガラスの変形や、誘電体層
の内部での気泡の発生を抑制することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0017】プラズマディスプレイパネルには、種々の
構造のものがあるが、本発明の第1の実施形態として、
AC型プラズマディスプレイパネルについて説明する。
【0018】図1において、プラズマディスプレイパネ
ル1は表示面(図1、図2および図3中ハッチング部で
示す)が上に向いた状態を示しており、表示面側の第一
絶縁基板2として可視領域光に対する透過率が30〜8
0%である暗色のガラスからなる絶縁基板を用いてい
る。
【0019】このパネル1は図1および図2に示すよう
に、放電空間3を挟んで第一絶縁基板2および第二絶縁
基板4が対向して配置されている。第一絶縁基板2は可
視領域光に対する透過率が70%である暗色ガラス等の
半透明材料から構成されている。この第一絶縁基板2上
には、誘電体層5および保護膜層6で覆われた対を成す
帯状の走査電極7と維持電極8との電極群が平行配列さ
れている。第二の絶縁基板4上には走査電極7群および
維持電極8群と直交して帯状のデータ電極9群が平行配
置されており、またこの各データ電極9を隔離し、かつ
放電空間3を形成するための帯状の隔壁10群が平行配
列されている。また、データ電極9上から隔壁10上に
わたって蛍光体11が形成されている。さらに、放電空
間3にはヘリウム、ネオン、アルゴンの内少なくとも一
種類の希ガスとキセノンとの混合ガスが封入されてい
る。
【0020】このパネル1は表示面側である第一絶縁基
板2側から画像表示を見るようになっており、放電空間
3内での走査電極7と維持電極8との間の放電によって
発生する紫外線によって蛍光体11を励起し、この蛍光
体11からの可視光を表示発光に利用するものである。
【0021】次に、第一絶縁基板2に形成された誘電体
層5の表面と表示発光の経路について、図2に示すA1
−A2断面図である図3を用いて説明する。
【0022】図3において、第一絶縁基板2は、3mm
の厚みで、かつ可視領域光に対する透過率が70%であ
る暗色ガラス等の半透明材料であるガラス板を用いてい
る。この第一絶縁基板2上には、ITOやSnO2など
の透明導電体とAgやCr−Cu−Crなどの金属材料
から形成された走査電極7と維持電極8とが設けられて
いる。さらにその上に形成されている誘電体層5は、ホ
ウ珪酸鉛ガラスからなるガラス材料を印刷法等の工法に
より積層形成し、第二絶縁基板側の誘電体層表面5aに
は、表1に示されるタイプ−1のガラス材料を用い、軟
化点である580℃を中心とした±20℃の温度範囲5
60〜600℃で焼成して形成されている。
【0023】
【表1】
【0024】このようにして形成された誘電体層5は、
内部の気泡が少なく、誘電体層表面5aにおいて20m
mΦの領域内で平均表面粗さRa=3μm以下の平滑性
を持っている。誘電体層5の上には、MgOからなる保
護膜層6がEB蒸着法や印刷法などによって形成されて
いる。
【0025】放電空間3でXeを含む希ガスの放電が起
こると第二絶縁基板4上に形成されたデータ電極9を隔
離し、放電空間3を形成する隔壁10上にわたって形成
された蛍光体11が励起し、可視光を発光する。発光し
た可視光は、内部の気泡が少なく、かつ平滑性の良い表
面を有する誘電体層5を通過し、さらに半透明な第一絶
縁基板2を通過する。
【0026】本実施形態のAC型プラズマディスプレイ
パネルは、図3に示すように、蛍光体11からの発光の
ほとんどは、図中実線で示すように、第一絶縁基板2で
ある不透明なガラス基板から前面に放射される。また、
蛍光体11からの発光の一部は、図中破線で示すように
誘電体層5内で反射を繰り返し、近接する放電セルに入
射し、この放電セル内の蛍光体で反射して再び、外へ放
射されるが、不透明なガラス基板に入射した際に吸収さ
れる。さらに、誘電体層5の内部の気泡が少なく、かつ
平滑性の良い表面を有する誘電体層5で乱反射すること
が少なくなり、表示面から外へ放射される光が減少する
こととなる。
【0027】また、表1に示すタイプ−2のガラス材料
を用いても同様の効果を得ることができる。
【0028】次に、本実施形態のAC型プラズマディス
プレイパネル(以下、本発明品Aという)において、図
4に示すように、非点灯部と明るい全白の点灯部とがあ
る表示パターンを表示させ、表示エリア境界付近の表示
光のハレーションを測定した。その結果を図5に示し
た。なお、図4中、白抜きの四角で示した部分は全白の
点灯部を、斜線で示した四角部分は全白の点灯部分内に
おける非点灯部を示す。
【0029】図5のグラフの横軸は、図4で示すB0
を原点0とし、B1方向への距離を表している。図5の
グラフの縦軸は、全白の点灯部の輝度を100%とした
時の輝度の割合を示した。図中の破線は、前述した従来
例のAC型プラズマディスプレイパネル(以下、従来品
という)のハレーションの測定結果を示し、図中の実線
は、本発明品Aのハレーションの測定結果を示す。
【0030】図5から明らかなように、ハレーションに
よる光が、非点灯部領域の5mmのところで、従来品の
5%に対して本発明品Aは2%以下となっており、視認
品質上、大きな向上が得られることが確認できた。
【0031】以上のように本実施の形態においては、誘
電体層内部の気泡の発生を抑制できるとともに、表面の
平滑な誘電体層5を有するプラズマディスプレイパネル
および、パネルを薄くかつ軽量にすることができ、ハレ
ーションが少なくコントラスト、解像度ともに良好な表
示を得ることのできるプラズマディスプレイパネルを得
ることができる。
【0032】本発明の第2の実施の形態は、上記第1の
実施形態と同様な構成であり異なるのは、図3における
誘電体層表面5aを、表2に示されるタイプ−3のガラ
ス材料を用いて、軟化点である475℃を中心とした±
20℃の温度範囲455〜495℃で焼成して形成した
ものを用いていることである。
【0033】
【表2】
【0034】このようにして形成された誘電体層5もま
た、内部の気泡が少なく、平滑性も良い。また、この誘
電体層5の上には、MgOからなる保護膜層6がEB蒸
着法や印刷法などによって形成されて設けられている。
【0035】本実施形態であるAC型プラズマディスプ
レイパネル(以下、本発明品Bという)において、上記
第1の実施形態と同様に図4に示すように、非点灯部と
明るい全白の点灯部とがある表示パターンを用いて、表
示エリア境界付近の表示光のハレーションを測定した。
その結果を図6の実線で示した。
【0036】図6に示すように、ハレーションによる光
が、非点灯部領域の5mmのところで、従来品(図中破
線で示す)と比して本発明品Bは2%以下になり、視認
品質上、大きな向上が得られることが確認できた。
【0037】この本発明品Bにおいても、上記実施形態
と同様に、図3に示すように、蛍光体11からの発光の
ほとんどは、図中実線で示すように、第一絶縁基板2で
ある不透明なガラス基板から前面に放射される。また、
蛍光体11からの発光の一部は、図中破線で示すように
誘電体層5内で反射を繰り返し、近接する放電セルに入
射し、この放電セル内の蛍光体で反射して再び、外へ放
射されるが、不透明な第一絶縁基板2であるガラス基板
に入射した際に吸収される。さらに、誘電体層5の内部
の気泡が少なく、かつ平滑性の良い表面を有する誘電体
層5で乱反射することが少なくなり、表示面から外へ放
射される光が減少することとなる。
【0038】以上のように本発明の第2の実施の形態に
おいては、第1の実施の形態による効果に加えて、誘電
体ガラスの焼成温度を低く設定できることで、焼成中の
ガラスの変形が抑制されて高精度の表示パネルを提供す
ることができる。また、製造工程における電力消費量も
低減することができる。
【0039】また、表2のタイプ−4に示されるガラス
材料を用いても同様の効果を得ることができる。
【0040】以上、上記各実施の形態において、本発明
のプラズマディスプレイパネルの一具体例としてAC型
プラズマディスプレイパネルについて説明したが、他の
AC型プラズマディスプレイパネルやDC型プラズマデ
ィスプレイパネルにおいても、同様に表示面側の絶縁基
板を暗色の絶縁基板とし、気泡の少ない誘電体層を形成
することで、ハレーションが少なく、コントラストや解
像度ともに良好な表示を提供できる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明は、ハレーション
が少なくコントラスト、解像度ともに良好な表示を得る
ことができる高精度なプラズマディスプレイパネルを得
ることができる。また、本発明は、誘電体層の焼成温度
を低く設定することができ、焼成中のガラスの変形や、
誘電体層の内部での気泡の発生を抑制することができ、
高精度のプラズマディスプレイパネルの製造方法を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態であるプラズマディス
プレイパネルの斜視図
【図2】同じく一部切欠斜視図
【図3】同じく図2におけるA1−A2断面図
【図4】表示パターンを説明するための図
【図5】本発明の第1の実施形態であるAC型プラズマ
ディスプレイパネルと従来のプラズマディスプレイパネ
ルとの表示パターンの境界付近の輝度の割合を示す図
【図6】本発明の第2の実施形態であるAC型プラズマ
ディスプレイパネルと従来のプラズマディスプレイパネ
ルとの表示パターンの境界付近の輝度の割合を示す図
【図7】従来のプラズマディスプレイパネルを示す図
【図8】同じく一部切欠斜視図
【図9】同じく図8におけるC1−C2断面図
【符号の説明】
1 プラズマディスプレイパネル 2 第一絶縁基板 3 放電空間 4 第二絶縁基板 5 誘電体層 6 保護膜層 7 走査電極 8 維持電極 9 データ電極 10 隔壁 11 蛍光体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮川 宇太郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 野中 英一郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電空間を挟んで対向配置された第一絶
    縁基板および第二絶縁基板の内、少なくとも表示面とな
    る前記第一絶縁基板の前記第二絶縁基板側表面に電極群
    とこの電極群を覆って形成された透明の誘電体層とを具
    備し、前記第一絶縁基板の可視領域光に対する透過率が
    30〜80%であるとともに、前記誘電体層の表面が平
    滑であることを特徴とするプラズマディスプレイパネ
    ル。
  2. 【請求項2】 前記誘電体層の表面が、ホウ珪酸鉛ガラ
    スを主成分とし、少なくともPbO2、SiO2、B23
    を含んだガラス材料またはこのガラス材料にZnOまた
    はCaOを含んだガラス材料からなり、軟化点が580
    ℃以下であるガラス材料からなることを特徴とする請求
    項1記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 【請求項3】 放電空間を挟んで対向配置された第一絶
    縁基板および第二絶縁基板の内、少なくとも表示面側の
    前記第一絶縁基板の内面に電極群とこの電極群を覆って
    形成された透明の誘電体層とを具備し、前記第一絶縁基
    板の可視領域光に対する透過率が30〜80%であると
    ともに、前記誘電体層の表面が平滑であるプラズマディ
    スプレイパネルの製造方法であって、前記誘電体層の表
    面が、ガラス材料をそのガラス材料の軟化点を中心とし
    た±20℃の温度範囲で焼成して形成したことを特徴す
    るプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記誘電体層の表面が、ホウ珪酸鉛ガラ
    スを主成分とし、少なくともPbO2、SiO2、B23
    を含んだガラス材料またはこのガラス材料にZnOまた
    はCaOを含んだガラス材料からなり、軟化点が580
    ℃以下であるガラス材料からなることを特徴とする請求
    項3記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
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