JPH11160428A - 発雷予測装置 - Google Patents

発雷予測装置

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JPH11160428A
JPH11160428A JP9328743A JP32874397A JPH11160428A JP H11160428 A JPH11160428 A JP H11160428A JP 9328743 A JP9328743 A JP 9328743A JP 32874397 A JP32874397 A JP 32874397A JP H11160428 A JPH11160428 A JP H11160428A
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信吾 辻道
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Fukuyoshi Asano
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現在の気象状況に類似している過去の気象事
例を検索し、予測に利用することで、精度の良い発雷の
予測を行うことができる発雷予測装置を得る。 【解決手段】 発雷予測装置において、エコー強度画像
表示器の出力、発雷危険度画像表示器の出力、気象現況
データファイルに格納されている発雷判定要素に基づい
て現在の発雷判定要素と類似した過去の気象状況を出力
する過去事例検索部、エコー強度画像表示器の出力、発
雷危険度画像表示器の出力、過去事例検索部からの過去
の気象状況、グラフ表示器の出力に基づいて過去事例を
考慮した発雷予測結果を出力する過去事例考慮発雷予測
判断器を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、気象センサから
得られる雷雲に関するデータ等の観測値を利用して雷の
発生(以下、発雷と書く)を予測する発雷予測装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図30は例えば「地上用雷電探知装置」
(平島弘一、三尾剛、市山尚、三觜勉、信学技報、SA
NE97−87)に示された従来の発雷予測装置を示す
ブロック図である。図30に示す発雷予測装置は、発雷
状況を観測して出力する気象センサ1、上記発雷状況を
入力としてエコー強度データならびに3次元エコー高度
分布を出力するレーダエコー解析装置2、上記エコー強
度データをN回分格納する画像メモリ3、上記N回分の
エコー強度データを入力して表示するエコー強度画像表
示器4、上記3次元エコー強度分布を入力して発雷判定
要素を算出出力する発雷判定要素算出器5、上記発雷判
定要素を入力として発雷危険度を算出出力する発雷危険
度算出器6、上記発雷危険度の画像を表示する発雷危険
度算出器7、上記発雷判定要素を格納する気象現況デー
タファイル8、上記気象現況データファイル8に格納さ
れた上記発雷判定要素データを入力として過去N回分の
データを出力するグラフ表示器9、上記エコー強度と上
記発雷危険度及び上記過去N回分のデータを入力として
発雷判断結果を出力する発雷予測判断器10から構成さ
れている。
【0003】次に動作について説明する。気象センサ1
は、例えば雷雲のエコーを観測するための気象レーダや
雷がどこで起こったかという発雷位置を観測する空電方
向探知器あるいは電界強度を測定する電場計といったも
のであり、これらにより、上記雷雲のエコー、発雷位
置、電界強度といった発雷状況を観測して出力する。
【0004】レーダエコー解析装置2は、上記発雷状況
を入力とし、エコーデータなどの平滑処理を行った後、
等高度面変換(Constant Altitude PPI, CAPPI)と呼ば
れる一定高度のレーダエコーの抽出処理や、レーダエコ
ーで得られる距離と方位の極座標データを直交座標に変
換する等の処理を行い、1区分を1辺1kmの立方体と
し、地上に相当する水平面で、200×200区分、高
度方向には18区分に分割された各区分におけるエコー
強度値で表された3次元エコー高度分布に変換し、発雷
判定要素算出器5に対して出力する。さらに、該3次元
エコー強度分布データより、水平面の200×200個
の各区分について、高度方向の18区分のエコー高度の
最大値を求め、2次元のエコー強度分布データを算出
し、該エコー強度分布データをエコー強度データとし
て、画像メモリ3に対して出力する。
【0005】画像メモリ3は、上記レーダエコー解析装
置2からエコー強度データを入力し、格納する。この画
像メモリ3は、該エコー強度データを新しいものからN
枚分記録しておくことができる。エコー強度画像表示器
4は、上記画像メモリ3によって格納されたエコー強度
データを入力とし、画面上に表示する。
【0006】発雷判定要素算出器5は、上記3次元エコ
ー強度分布データを入力とし、200×200の平面区
分の各々に対応して、雷雲の発雷判定要素を算出し、出
力する。ここで、発雷判定要素とは、例えば雷雲の高度
方向の厚み、エコー強度の発達あるいは衰弱を判定した
結果、あるいは各電場計の極性変化回数など、発雷を判
定するための指針となるデータである。
【0007】発雷危険度算出器6は、上記発雷判定要素
を入力とし、発雷危険度データを算出し、出力する。こ
こで、発雷危険度とは、上記発雷判定要素をもとに総合
的に発雷の可能性を定量化したものである。例えば、上
記雷雲の高度方向の厚みが高い場合、あるいは上記エコ
ー強度が発達している場合、あるいは極性回数が多い場
合には、発雷危険度は高くなる。これらの発雷判定要素
は、200×200個の各平面区分ごとに算出する。こ
れらの発雷危険度をまとめて発雷危険度データとして出
力する。
【0008】発雷危険度画像表示器7は、上記発雷危険
度データを入力し、表示する。気象現況データファイル
8は、上記発雷判定要素と発雷危険度データを入力し、
200×200の各平面区分ごとに定義された2次元デ
ータとして、格納する。気象現況データファイル8に
は、気象センサ1で算出される上記2次元データベース
の少なくとも過去N回分のデータを常に保存するように
しておく。
【0009】グラフ表示器9は、上記発雷判定要素デー
タを入力とし、上記過去N回分のデータを画面に時系列
表示する。発雷予測判断器10は、上記エコー強度画像
表示器4からの出力と、上記発雷危険度画像表示器7か
らの出力と、グラフ表示器9からの出力をもとに、発雷
の判断を行い、発雷判断結果を出力する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の発
雷予測装置では、現在の状況をもとに発雷の判断を行う
ことを目的としていたため、将来に対する精度のよい発
雷予測を行うことができなかった。また、経験的な予測
を行うにも、データが不十分であるという課題があっ
た。
【0011】この発明は、かかる課題を解決するために
なされたものであり、現在の気象状況に類似している過
去の気象事例を検索し、予測に利用することで、従来よ
りも精度の良い発雷の予測を行うことができる発雷予測
装置を得ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る発雷予測
装置は、発雷状況を観測し出力する気象センサと、上記
気象センサからの発雷状況に基づいてエコー強度データ
ならびに3次元エコー強度分布データを出力するレーダ
エコー解析装置と、上記レーダエコー解析装置からのエ
コー強度データを格納する画像メモリと、上記画像メモ
リによって格納されたエコー強度データを入力し表示す
るエコー強度画像表示器と、上記レーダエコー解析装置
からの3次元エコー高度分布データに基づいて発雷判定
要素を算出出力する発雷判定要素算出器と、上記発雷判
定要素算出器からの発雷判定要素に基づいて発雷危険度
データを算出出力する発雷危険度算出器と、上記発雷危
険度算出器からの発雷危険度データを入力し表示する発
雷危険度画像表示器と、上記発雷判定要素算出器からの
発雷判定要素を格納する気象現況データファイルと、上
記気象状況データファイルに格納された発雷判定要素デ
ータを入力し過去の発雷判定要素データを出力するグラ
フ表示器とを備え、発雷を予測判断する発雷予測装置に
おいて、上記エコー強度画像表示器の出力と、上記発雷
危険度画像表示器の出力と、上記気象現況データファイ
ルに格納されている発雷判定要素とに基づいて現在の発
雷判定要素と類似した過去の気象状況を出力する過去事
例検索部と、上記エコー強度画像表示器の出力と、上記
発雷危険度画像表示器の出力と、上記過去事例検索部か
らの過去の気象状況と、上記グラフ表示器の出力とに基
づいて過去事例を考慮した発雷予測結果を出力する過去
事例考慮発雷予測判断器とを備えたことを特徴とするも
のである。
【0013】また、上記過去事例検索部は、上記エコー
強度画像表示器の出力または上記発雷危険度画像表示器
の出力に基づいて画像上の検索を行うべき指定位置及び
指定時刻を選択する画像・位置選択器と、上記画像・位
置選択器からの指定位置及び指定時刻を入力とし、位置
に対する検索対象及び時刻に対する検索対象を検索条件
として決定する検索条件決定器と、気象事例データとし
て過去事例データを格納する気象事例データファイル
と、上記検索条件決定部からの検索条件と、上記気象現
況データファイルに格納されている発雷判定要素データ
と、上記気象事例データファイルに格納されている過去
事例データを入力とし、上記検索条件により過去事例デ
ータの中から類似度を算出すべき対象となるデータを抽
出し、類似度算出対象データとして上記発雷判定要素と
ともに出力する類似度算出対象データ選択器と、上記類
似度算出データ選択器からの類似度算出対象データと発
雷判定要素データの間の類似度を各々の類似度算出対象
データ毎に算出して出力する類似度算出器と、上記類似
度算出器からの類似度付算出対象データをデータの類似
によって処理し過去事例検索結果を作成し出力する検索
結果作成器と、過去の気象画像データを格納する気象画
像データファイルと、上記検索結果作成器からの過去事
例検索結果と上記気象画像データファイルの気象画像と
に基づいて過去事例検索結果に対応する画像を現在の発
雷判定要素と類似した過去の気象状況として表示出力す
る検索結果表示器とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0014】また、上記過去事例検索部は、上記エコー
強度画像表示器の出力または上記発雷危険度画像表示器
の出力に基づいて画像上の検索を行うべき指定位置及び
指定時刻を選択する画像・位置選択器と、上記画像・位
置選択器からの指定位置及び指定時刻を入力とし、位置
に対する検索対象及び時刻に対する検索対象を検索条件
として決定する検索条件決定器と、類似度対象データが
未抽出の検索条件である残存条件を入力とし、該残存条
件から単一検索条件を抽出する単一の検索条件抽出器
と、上記検索条件決定器からの検索条件と、上記気象現
況データファイルに格納されている発雷判定要素データ
と、上記単一の検索条件抽出器からの単一の検索条件と
に基づいて過去事例検索の逐次処理を実行して検索結果
及び残存条件を出力する逐次処理検索器と、過去の気象
画像データを格納する気象画像データファイルと、上記
検索結果作成器からの検索結果と上記気象画像データフ
ァイルの気象画像データとに基づいて検索結果に対応す
る画像を現在の発雷判定要素と類似した過去の気象状況
として表示出力する検索結果表示器とを備えてなり、か
つ上記逐次処理検索器は、気象事例データとして過去事
例データを格納する気象事例データファイルと、上記単
一の検索条件抽出器からの単一の検索条件と、上記気象
現況データファイルに格納されている発雷判定要素デー
タと、上記気象事例データファイルに格納されている過
去事例データを入力とし、上記単一の検索条件により過
去事例データの中から類似度を算出すべき対象となるデ
ータを抽出し、類似度算出対象データとして上記発雷判
定要素とともに出力する類似度算出対象データ選択器
と、上記類似度算出データ選択器からの類似度算出対象
データと発雷判定要素データの間の類似度を各々の類似
度算出対象データ毎に算出して類似度付過去事例データ
と検索条件を出力する類似度算出器と、上記検索結果表
示器に出力される検索結果を格納する検索結果ファイル
と、上記類似度算出器からの類似度付過去事例データと
上記検索結果ファイルからの検索結果に基づいて検索結
果を修正して作成された新たな検索結果を出力する逐次
検索結果作成器と、上記検索条件決定器からの検索条件
と、上記単一の検索条件抽出器からの単一の検索条件
と、上記逐次検索結果作成器からの検索結果とに基づい
て残存条件が残っているか否かを判定し、残っている場
合には残存条件を上記単一の検索条件抽出器に出力し、
残っていない場合には検索結果を検索結果表示器に出力
する検索終了判定器とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0015】また、上記過去事例検索部は、上記エコー
強度画像表示器の出力または上記発雷危険度画像表示器
の出力に基づいて画像上の検索を行うべき指定位置及び
指定時刻を選択する画像・位置選択器と、上記画像・位
置選択器からの指定位置及び指定時刻を入力とし、位置
に対する検索対象及び時刻に対する検索対象を検索条件
として決定する検索条件決定器と、気象事例データとし
て過去事例データを格納する気象事例データファイル
と、上記検索条件決定器からの検索条件と上記気象現況
データファイルに格納されている発雷判定要素データ及
び上記気象事例データファイルに格納されている過去事
例データとに基づいて各検索条件毎の検索結果を並列処
理して出力する並列処理検索器と、上記並列処理検索器
からの検索条件毎の検索結果を統合して出力する検索結
果統合器と、過去の気象画像データを格納する気象画像
データファイルと、上記検索結果統合器からの検索結果
と上記気象画像データファイルの気象画像データとに基
づいて検索結果に対応する画像を現在の発雷判定要素と
類似した過去の気象状況として表示出力する検索結果表
示器とを備えてなり、かつ上記並列処理検索器は、上記
検索条件決定部からの検索条件と、上記気象現況データ
ファイルに格納されている発雷判定要素データと、上記
気象事例データファイルに格納されている過去事例デー
タを入力とし、上記検索条件により過去事例データの中
から類似度を算出すべき対象となるデータを抽出し、類
似度算出対象データとして上記発雷判定要素とともに出
力する類似度算出対象データ選択器と、上記類似度算出
データ選択器からの類似度算出対象データと発雷判定要
素データの間の類似度を各々の類似度算出対象データ毎
に算出して出力する類似度算出器と、上記類似度算出器
からの類似度付算出対象データをデータの類似によって
処理し過去事例検索結果を作成し出力する検索結果作成
器とを複数個並べて各検索条件毎の検索結果を並列処理
して出力することを特徴とするものである。
【0016】また、上記検索条件決定器は、上記画像・
位置選択器からの指定位置及び指定時刻を入力とし、該
指定位置に該当する特定の位置を検索条件の1つとして
出力する指定座標検索条件決定器でなり、上記類似度算
出対象データ選択器は、上記指定座標検索条件決定部か
らの検索条件と、上記気象現況データファイルに格納さ
れている発雷判定要素データと、上記気象事例データフ
ァイルに格納されている過去事例データを入力とし、上
記検索条件により過去事例データの中から類似度を算出
すべき対象となるデータを抽出し、類似度算出対象デー
タとして上記発雷判定要素とともに出力することを特徴
とするものである。
【0017】また、上記検索条件決定器は、上記画像・
位置選択器からの指定位置及び指定時刻を入力とし、検
索条件候補を出力する検索条件候補決定器と、上記画像
・位置選択器からの指定及び指定時刻と、上記検索条件
候補決定器からの検索条件候補と、上記発雷危険度画像
表示器からの発雷危険度データ及び上記エコー強度画像
表示器からのエコー強度データとを入力し、検索条件を
出力する最大特徴検索条件決定器でなり、上記類似度算
出対象データ選択器は、上記最大特徴検索条件決定器か
らの検索条件と、上記気象現況データファイルに格納さ
れている発雷判定要素データと、上記気象事例データフ
ァイルに格納されている過去事例データを入力とし、上
記検索条件により過去事例データの中から類似度を算出
すべき対象となるデータを抽出し、類似度算出対象デー
タとして上記発雷判定要素とともに出力することを特徴
とするものである。
【0018】また、上記過去事例検索部は、上記エコー
強度画像表示器の出力または上記発雷危険度画像表示器
の出力に基づいて画像上の検索を行うべき指定位置及び
指定時刻を選択する画像・位置選択器と、上記画像・位
置選択器からの指定位置及び指定時刻を入力とし、位置
に対する検索対象及び時刻に対する検索対象を検索条件
として決定する検索条件決定器と、気象事例データとし
て過去事例データを格納する気象事例データファイル
と、上記検索条件決定器からの検索条件と、上記気象現
況データファイルに格納されている発雷判定要素データ
と、上記気象事例データファイルに格納されている過去
事例データを入力とし、上記検索条件により過去事例デ
ータの中から類似度を算出すべき対象となるデータを抽
出し、類似度算出対象データとして上記発雷判定要素と
ともに出力する類似度算出対象データ選択器と、上記検
索条件決定器からの検索条件を入力とし、該検索条件に
重みづけを行い検索条件重みを出力する検索条件重みづ
け器と、上記類似度算出対象データ選択器からの類似度
算出対象データと上記検索条件重みづけ器からの検索条
件重みを入力とし、類似度算出対象データと発雷判定要
素データとの間の各要素毎の重みつき類似度を類似度算
出対象データ毎に算出し出力する重みつき類似度算出器
と、上記重みつき類似度算出器からの類似度付算出対象
データをデータの類似によって処理し過去事例検索結果
を作成し出力する検索結果作成器と、過去の気象画像デ
ータを格納する気象画像データファイルと、上記検索結
果作成器からの過去事例検索結果と上記気象画像データ
ファイルの気象画像とに基づいて過去事例検索結果に対
応する画像を現在の発雷判定要素と類似した過去の気象
状況として表示出力する検索結果表示器とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0019】また、上記類似度算出対象データ選択器
は、上記検索条件と、上記発雷判定要素データを入力と
し、上記検索条件に該当するすべての位置における過去
事例データを抽出し、類似度算出対象データとして出力
する類似度算出対象全データ抽出器でなることを特徴と
するものである。
【0020】また、上記検索条件決定器からの検索条件
と、上記画像・位置選択器からの指定時刻を入力とし、
抽出対象時刻を決定して出力する抽出対象時刻決定器を
さらに備え、上記類似度算出対象データ選択器は、上記
検索条件決定器からの検索条件と、上記気象現況データ
ファイルに格納されている発雷判定要素データと、上記
気象事例データファイルに格納されている過去事例デー
タ及び上記抽出対象時刻決定器からの抽出対象時刻を入
力とし、抽出対象時刻をもつ全データを過去事例データ
の中から類似度を算出すべき対象として抽出し、類似度
算出対象データとして上記発雷判定要素とともに出力す
る時刻による類似度算出対象データ選択器でなり、か
つ、上記類似度算出器は、上記時刻による類似度算出デ
ータ選択器からの時刻による類似度算出対象データと発
雷判定要素データの間の類似度を各々の類似度算出対象
データ毎に算出して出力することを特徴とするものであ
る。
【0021】また、上記類似度算出対象データ選択器
は、上記検索条件と、上記発雷判定要素データを入力と
し、上記該検索条件と上記発雷判定要素データを考慮し
つつ手動で類似度算出対象データを選択し、出力する類
似度算出対象データ強制指定器でなることを特徴とする
ものである。
【0022】また、上記検索結果作成器からの検索結果
を入力とし、該検索結果における検索事例の類似度の最
大値を検索事例の類似度として出力する最大類似度算出
器をさらに備え、上記検索結果表示器は、該検索事例の
類似度を入力とし、検索結果を表示する最大類似度利用
検索結果表示器でなることを特徴とするものである。
【0023】また、上記検索結果作成器からの検索結果
を入力とし、該検索結果における検索事例の類似度の最
小値を検索事例の類似度として出力する最小類似度算出
器をさらに備え、上記検索結果表示器は、該検索事例の
類似度を入力とし、検索結果を表示する最小類似度利用
検索結果表示器でなることを特徴とするものである。
【0024】また、検索条件重みを格納する検索条件重
みファイルと、上記検索結果作成器からの検索結果と上
記検索条件重みファイルに格納された検索条件重みとを
入力とし、上記検索条件重みを利用して各検索事例の類
似度を算出し出力する検索条件重み考慮類似度算出器と
をさらに備え、上記検索結果表示器は、該検索事例の類
似度を入力として検索条件重みを考慮した検索結果を表
示する検索条件重み考慮検索結果表示器でなることを特
徴とするものである。
【0025】また、あらかじめどの位置の過去事例デー
タが、気象事例データファイルのどこに格納されている
かという位置インデックスを格納しておく位置インデッ
クスファイルをさらに備え、上記類似度算出対象データ
選択器は、上記位置インデックスファイルと上記検索条
件と上記発雷判定要素を入力とし、類似度算出対象デー
タを出力する位置インデックスを利用した類似度算出対
象データ選択器でなることを特徴とするものである。
【0026】さらに、あらかじめどの時刻の過去事例デ
ータが、気象事例データファイルのどこに格納されてい
るかという時刻インデックスを格納しておく時刻インデ
ックスファイルをさらに備え、上記類似度算出対象デー
タ選択器は、上記時刻インデックスファイルと上記検索
条件と上記発雷判定要素を入力とし、類似度算出対象デ
ータを出力する時刻インデックスを利用した類似度算出
対象データ選択器でなることを特徴とするものである。
【0027】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1に係る発雷予測装置を示すブロック図であ
る。図1において、図30に示す従来例と同一部分は同
一符号を付してその説明は省略する。新たな符号とし
て、11は、エコー強度画像表示器4の出力と、発雷危
険度画像表示器7の出力と、気象現況データファイル8
の出力を入力とし、現在の発雷判定要素と類似した過去
の気象状況を出力する過去事例検索部、12は、エコー
強度画像表示器4の出力と、発雷危険度画像表示器7の
出力と、グラフ表示器9の出力と、過去事例検索部11
からの出力を入力とし、過去に起こった類似の発雷状況
を考慮し、発雷予測結果を出力する過去事例考慮発雷予
測判断器である。
【0028】次に本発明の実施の形態による動作につい
て説明する。気象センサ1は、発雷状況を観測し出力す
る。レーダエコー解析装置2は、上記発雷状況を入力と
し、エコー強度データならびに3次元エコー高度分布を
出力する。画像メモリ3は、上記エコー強度データをN
回分格納する。エコー強度画像表示器4は、上記N回分
のエコー強度データを入力し、表示する。発雷判定要素
算出器5は、上記3次元エコー強度分布を入力し、発雷
判定要素を出力する。発雷危険度算出器6は、上記発雷
判定要素を入力とし、発雷危険度を出力する。発雷危険
度画像表示器7は、上記発雷危険度画像を表示する。気
象現況データファイル8は、上記発雷判定要素を格納す
る。グラフ表示器9は、上記気象現況データファイルに
格納された上記発雷判定要素データを入力とし、過去N
回分の発雷判定要素データを出力する。これらは従来例
で述べられているように公知のものである。過去事例検
索部11は、エコー強度画像表示器4の出力と、発雷危
険度画像表示器7の出力と、気象現況データファイル8
の出力を入力とし、現在の発雷判定要素と類似した過去
の気象状況を出力する。
【0029】ここで、上記過去事例検索部11の動作に
ついてより詳細に述べる。図2は上記過去事例検索部1
1の構成を示すブロック図であり、この過去事例検索部
11は、画像・位置選択器13、検索条件決定器14、
類似度算出対象データ選択器15、気象事例データファ
イル16、類似度算出器17、検索結果作成器18、検
索結果表示器19、気象画像データファイル20から構
成されている。
【0030】画像・位置選択器13は、上記エコー強度
画像表示器4の出力、もしくは上記発雷危険度画像表示
器7の出力を入力とし、指定位置ならびに指定時刻を出
力する。検索条件決定器14は、上記指定位置ならびに
指定時刻を入力し、検索条件を決定し、出力する。類似
度算出対象データ選択器15は、上記検索条件と、上記
気象事例データファイル8に格納された発雷判定要素デ
ータと、気象事例データファイル16に格納されている
過去事例データを入力とし、類似度算出対象データなら
びに上記発雷判定要素データを出力する。類似度算出器
17は、上記類似度算出対象データと上記発雷判定要素
データを入力とし、該類似度算出対象データと該発雷判
定要素データの類似度を算出し、類似度付過去事例デー
タを出力する。検索結果作成器18は、該類似度付過去
事例データを入力とし、過去事例検索結果を作成し、出
力する。検索結果表示器19は、該過去事例検索結果
と、気象画像データファイル20に格納されている過去
の気象画像データを入力とし、上記過去事例検索結果に
対応する画像を現在の発雷判定要素と類似した過去の気
象状況として表示・出力する。
【0031】次に上記過去事例検索部11の動作につい
て説明する。画像・位置選択器13は、上記エコー強度
画像4の出力、あるいは上記発雷危険度画像表示器7の
出力を入力とし、オペレータ等が該エコー強度画像の出
力、あるいは該発雷危険度画像の出力を参考にして画像
上の検索を行う位置を選択する。このような選択は、計
算機等に備え付けられているマウスにより該当位置をク
リックするなどして行う。
【0032】図3は画像位置選択器13によるいずれか
の画像からの選択の様子を示したものである。図3に示
されているように、該選択結果は、選択された位置の座
標を指定位置として、発雷危険度画像あるいはエコー強
度画像の時刻(年・月・日・時・分)を指定時刻として
出力する。例えば図3の場合、画像は1997年12月
15日15時10分の画像であり、選択された位置の座
標は、(X座標の値,Y座標の値)=(50,150)
であることより、1997年12月15日15時10分
を指定時刻、(50,150)を指定位置として出力す
る。
【0033】なお、ここでは簡単のために1個の画像例
について説明したが、複数の別の画像に対して指定時刻
・指定位置を設定することも可能である。その場合に
は、別々の画像に対して、上記の説明と同様にして指定
位置ならびに指定時刻を出力する。この場合、複数の指
定位置ならびに指定時刻を出力することとし、最大N枚
の画像に対応する指定位置ならびに指定時刻を設定可能
とする。
【0034】検索条件決定器14は、該指定位置ならび
に指定時刻を入力とし、画像上のどの位置のデータ、あ
るいはどの時刻のデータを検索対象とすべきか決定し、
位置に対する検索対象、時刻に対する検索対象を決定す
る。上記位置に対する検索対象の決定は上記指定位置を
利用し、上記時刻に対する検索対象決定は上記指定時刻
を利用し決定する。例えば、図3の場合は、1997年
12月15日15時10分が指定時刻であるため、例え
ばこの前後1カ月を時刻に対する検索対象とする場合、
1997年11月15日から1998年1月15日のす
べての時刻を時刻に対する検索対象として出力する。ま
た、指定位置は(50,150)であるため、例えばX
座標、Y座標ともこれの前後10座標を位置に対する検
索対象とする場合、(40,140)から(60,16
0)の間に入っているすべての座標を、位置に対する検
索対象として出力する。これらの位置に対する検索対象
と、時刻に対する検索対象を検索条件として出力する。
また、もし複数の指定位置ならびに指定時刻を指定した
場合には、該複数の指定位置ならびに指定時刻について
すべて上記の動作を実行し、複数の検索条件を出力す
る。
【0035】類似度算出対象データ選択器15は、上記
検索条件と、上記気象現況データファイル8に格納され
ている発雷判定要素データと、気象事例データファイル
16に格納されている過去事例データとを入力し、該検
索条件により該過去事例データの中から類似度を算出す
べき対象となるデータを抽出し、それを類似度算出対象
データとして、発雷判定要素とともに出力する。ここ
で、過去事例データとは、過去の発雷判定要素を記録・
保管したデータを集めたものであり、各データは時刻・
位置・過去の発雷判定要素等から構成されているものと
する。
【0036】図4に過去事例データの例を示す。このよ
うに、過去事例データは、各行が1個のデータ、各列が
各々の具体的なデータの内容となっており、例えば1行
目のデータは、時刻が1995年10月1日、位置が
(50,150)であり、発雷判定要素は雲の厚みと極
性回数からなっており、それぞれ値が3km,2回とい
うことを意味している。例えば、図4のデータから図3
の検索条件に基づき類似度算出対象データを抽出する
と、検索条件に合っているのは7行目、8行目、12行
目、14行目、18行目となるから、例えば図5のよう
なデータを類似度算出対象データとして、上記発雷判定
要素データとともに出力する。もし複数の検索条件を入
力とした場合には、該複数の検索条件すべてについて上
記の動作を実行し、複数個の類似度算出対象データと発
雷判定要素データの対を出力する。
【0037】類似度算出器17は、上記類似度算出対象
データと上記発雷判定要素データの間の類似度を、各々
の類似度算出対象データごとに算出する。その方法を以
下に説明する。まず、発雷判定要素に含まれるそれぞれ
のデータの種類ごとに類似度を算出する。例えば、図5
の場合、発雷判定要素は、雲の厚さ、極性変化回数であ
ることより、雲の厚さに対する類似度、極性変化回数に
対する類似度をそれぞれ算出する。算出式としては、例
えば数1のような式を利用する。
【0038】
【数1】
【0039】上記のように、それぞれの要素の種類ごと
に類似度を求めた後、それぞれの種類ごとの類似度を数
2などの式により統合し、最終的に利用する類似度を算
出する。
【0040】
【数2】
【0041】このような総合類似度算出を、類似度算出
対象データに格納されている各データごとに行い、類似
度算出対象データに総合類似度を付加したデータを、類
似度付算出対象データとして出力する。図6に類似度付
過去事例データの例を示す。図6において、例えば1行
目のデータは図5の1行目のデータに対応しており、図
5のデータに発雷判定要素との類似度0.57をつけ加
えたものとなっている。
【0042】検索結果作成器18は、上記類似度付算出
対象データのそれぞれの行を、データの類似度によって
処理を行い、検索結果を作成する。検索結果の例を図7
に示す。図7のように検索結果は、行が検索の結果抽出
された類似事例を示す検索事例と、列がそれぞれの事例
を表すデータから構成される。また、それぞれの検索事
例を表すデータは、図7の1行目に示されているよう
に、例えば、時刻・検索条件・類似度・発雷判定要素か
ら構成されるものとする。検索事例C(1)を例に取る
と、データは1995年12月27日22時50分の位
置(40,150)のデータであり、検索条件は199
7年12月16日15時00分で、該検索事例の検索条
件との類似度は0.95であるということを意味する。
また、複数の検索条件を持っている場合には、検索事例
C(2)のように、複数の検索条件に対応し列が複数に
なることもある。
【0043】次に検索結果作成器18の詳細な動作につ
いて説明する。まず、各検索条件に対応して作成された
上記類似度付算出対象データの中で、同一時刻のデータ
が含まれるかどうか判定する。仮に同一時刻のデータが
含まれる場合、上記類似度が最大の類似度付算出対象デ
ータのみを残し、後のデータは削除する。その処理を実
行後、以下のように図8のフローチャートに従って類似
度付算出対象データの各行(これを以下では現データと
書く)に対して検索結果を作成する。
【0044】まず、ステップST1において、I=1と
し、ステップST2において、既に検索結果が存在して
いるか否かを判定する。存在している場合にはステップ
ST3へ進む。存在していない場合にはステップST4
へ進み、現データを検索事例C(I)として終了する。
検索結果が存在している場合に、ステップST3におい
て、現データが検索事例C(I)データとの時系列デー
タになり得るかどうか判定する。これは以下のようにし
て行う。事例C(I)の時刻をtC(I)、指定時刻を
tC(I)cond、現データの時刻をt0、検索条件(指
定時刻)をt0condとする。この時、以下の値を計算す
る。 t1=tC(I)−t0 t2=tC(I)cond−t0cond t1−t2≦Δt0(但し、Δt0は事前に与えておく
とする)ならば、時系列データになると判断し、ステッ
プST5において、現データを事例C(I)に追加し、
終了する。そうでない場合、時系列でないと判断し、ス
テップST6へ進み、I=I+1とし、ステップST7
において、I>Nならば、ステップST4において、現
データを新たな検索事例C(I)として追加し、終了す
る。I>Nでなければ、ステップST3に戻る。
【0045】なお、ここでは、1個の検索条件の場合に
ついてのみ説明したが、複数の検索条件の場合について
も同様にできる。その場合、複数の検索条件に対応した
すべての類似度付算出対象データに対して上記の処理を
行えばよい。
【0046】検索結果表示器19は、上記検索結果を表
示しやすいように加工し、検索結果リストとして表示す
る。表示の方法としては、発雷判定要素と類似している
事例が起こった時刻、類似度、ならびに複数の検索条件
を利用した場合は、各条件に対応するデータの有無を表
示する。さらに、各検索事例の時刻に発雷が起こったか
どうか判断し、発雷有無も表示する。
【0047】このようにして作成された検索リストの例
を図9に示す。図9において、行がそれぞれの検索事例
に対応し、列が具体的な内容に対応する。例えば、1行
目の場合、1997年12月27日22時50分の事例
であり、発雷が起こっており、もとの検索条件との類似
度が95%であるという意味である。ここで、表に示さ
ているもとの検索条件との類似度は、例えば検索結果リ
ストにおける同一の検索事例に対応するデータの中に格
納されている類似度の平均値を利用し算出する。また、
発雷が起こっているかどうかも、同一の事例に対応する
データの中で、いずれか1つのデータにおいても発雷が
起こったというデータがあった場合には、発雷が起こっ
たと判断する。さらに、検索結果表示器19において
は、検索結果リストに表示されている任意の検索事例を
選択した場合、該検索事例が起こった時刻、あるいはそ
の前後の発雷危険度やエコー強度などの気象画像データ
を気象画像データファイル20から入力し、併せて表示
を行う。
【0048】過去事例考慮発雷予測判断器12は、上記
エコー強度画像表示器4の出力と、発雷危険度画像表示
器7の出力と、グラフ表示器9の出力と、過去事例検索
部11からの出力を入力とし、過去に起こった類似の発
雷状況を考慮し、発雷予測結果を出力する。図10に発
雷の予測の例を示す。図10において、上段は現在の気
象状況を表した画像、下段は過去の検索事例C(I)の
様子を表した画像である。ここで、仮に現在の状況と類
似した検索事例C(I)において、10分後に発雷を探
知したとする。この時、現在の状況における10分後で
も、発雷が起こる可能性が高いということが予測できる
ため、例えば「10分後に発雷可能性大」ということ
を、発雷予測結果として出力する。
【0049】以上のように、この発明の実施の形態1に
よる発雷予測装置によれば、現在の気象状況のみなら
ず、現在の気象状況に類似した過去の発雷事例を検索
し、予測の参考とすることができるので、より精度の高
い発雷予測を行うことが可能となる。
【0050】実施の形態2.図11はこの発明の実施の
形態2に係る発雷予測装置における過去事例検索部11
の構成を示すブロック図である。この実施の形態2にお
いて、過去事例検索部11以外の構成は図1と同様であ
るので、ここでは省略する。図11に示すように、実施
の形態2に係る過去事例検索部11は、類似度対象デー
タが未抽出の検索条件である残存条件を入力とし、該残
存条件から単一検索条件を抽出する単一の検索条件抽出
器21と、単一の検索条件抽出器21からの単一の検索
条件と、気象現況データファイル8に格納されている発
雷判定要素データと、検索条件決定器14からの検索条
件に基づいて過去事例検索の逐次処理を実行して検索結
果及び残存条件を出力する逐次処理検索器22とを備え
ている。
【0051】ここで、逐次処理検索器22は、気象事例
データとして過去事例データを格納する気象事例データ
ファイル16と、上記単一の検索条件抽出器21からの
単一の検索条件と、上記気象現況データファイル8に格
納されている発雷判定要素データと、上記気象事例デー
タファイル16に格納されている過去事例データを入力
とし、上記単一の検索条件により過去事例データの中か
ら類似度を算出すべき対象となるデータを抽出し、類似
度算出対象データとして上記発雷判定要素とともに出力
する類似度算出対象データ選択器15と、類似度算出デ
ータ選択器15からの類似度算出対象データと発雷判定
要素データの間の類似度を各々の類似度算出対象データ
毎に算出して類似度付過去事例データと検索条件を出力
する類似度算出器17と、検索結果表示器19に出力さ
れる検索結果を格納する検索結果ファイル24と、類似
度算出器17からの類似度付過去事例データと検索結果
ファイル24からの検索結果に基づいて検索結果を修正
して作成された新たな検索結果を出力する逐次検索結果
作成器23と、検索条件作成器23からの検索条件と、
単一の検索条件抽出器21からの検索結果とに基づいて
残存条件が残っているか否かを判定し、残っている場合
には残存条件を単一の検索条件抽出器21に出力し、残
っていない場合には検索結果を検索結果表示器19に出
力する検索終了判定器25とから構成されている。
【0052】次に本発明の実施の形態2による動作につ
いて説明する。単一の検索条件抽出器21は、残存条件
とを入力し、残存条件が複数存在する場合には、その中
の1つを選択し、単一の検索条件として出力する。ここ
で、残存条件とは類似度対象データが未抽出の検索条件
のことであり、初回は検索条件決定器から入力される検
索条件が残存条件となり、2回目以降は検索終了判定器
25から入力される残存条件を利用する。次に、逐次処
理検索器22における類似度算出対象データ選択器15
は、上記単一の検索条件と上記過去事例データと上記発
雷判定要素データを入力とし、該単一の検索条件によ
り、該過去事例データの中から類似度を算出すべき対象
となるデータを抽出し、それを類似度算出対象データと
して、発雷判定要素データとともに出力する。すなわ
ち、実施の形態1における類似度算出対象データ選択器
では、すべての検索条件に対する類似度算出対象データ
と発雷判定要素データを出力していたのに対して、逐次
処理検索器21における類似度算出対象データ選択器1
5は、1つの検索条件に対応する類似度算出データと発
雷判定要素データのみを出力する。
【0053】類似度算出器17は、上記類似度算出対象
データと発雷判定要素データを入力とし、類似度付過去
事例データと該検索条件を出力する。これは上記類似度
算出器17と同様である。逐次検索結果作成器23は上
記類似度付過去事例データと検索結果ファイル24に入
力されている検索結果を入力とし、検索結果を修正し、
該検索条件とともに出力する。ここで、検索結果とは、
実施の形態1で述べられているものと同様である。ま
ず、上記類似度付過去事例データを利用し、該類似度付
過去事例データのそれぞれの行を、データの類似度によ
って処理を行い、単一の条件に対する検索結果を作成す
る。その作成の方法は、実施の形態1における検索結果
作成器18と同様である。次に、このように作成された
単一の条件に対する検索結果と、検索結果ファイル24
に存在する検索結果と統合し、新たな検索結果を作成す
る。
【0054】図12に、新たな検索結果を作成する例を
示す。図12のように、検索ファイルに格納されている
検索事例C(1),C(2)に、単一の検索条件による
検索結果を付加した場合、該単一の検索条件による検索
結果は、検索事例C(2)に追加されることがわかるた
め、図12に示されているような新たな検索結果が得ら
れる。このように作成された新たな検索結果を、検索終
了判定器25に対して出力する。
【0055】検索終了判定器25は、該検索結果と、上
記残存条件とを入力し、検索を終了するかどうか判定す
る。すなわち、上記残存条件から、単一の条件に対する
類似度算出対象データ算出に利用した、該単一の条件に
対応するものを削除する。これにより、残存条件がすべ
てなくなった場合、検索終了とみなし、検索結果を検索
結果表示器19に対して出力する。そうでなく、残存条
件がまだ残っている場合には、該検索条件を単一の検索
条件抽出器21に、上記検索結果を検索結果ファイル2
4に対して出力する。その後、上記残存条件を利用し、
単一の検索条件抽出器21から同様に繰り返す。
【0056】以上のように、本発明の実施の形態2によ
る発雷予測装置によれば、計算機による過去事例検索の
処理を円滑に行うことが可能となる。
【0057】実施の形態3.図13は、この発明の実施
の形態に係わる発雷予測装置における過去事例検索部1
1の構成を示すブロック図である。図13に示す過去事
例検索部11の構成において、図2に示す実施の形態1
と同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。新
たな符号として、26は、検索条件決定器14からの検
索条件と気象現況データファイル8に格納されている発
雷判定要素データ及び気象事例データファイル16に格
納されている過去事例データとに基づいて各検索条件毎
の検索結果を並列処理して出力する並列処理検索器であ
り、27は、並列処理検索器26からの検索条件毎の検
索結果を統合して出力する検索結果統合器である。
【0058】ここで、上記並列処理検索器26は、検索
条件決定器14からの検索条件と、気象現況データファ
イル8に格納されている発雷判定要素データと、気象事
例データファイル16に格納されている過去事例データ
を入力とし、検索条件により過去事例データの中から類
似度を算出すべき対象となるデータを抽出し、類似度算
出対象データとして上記発雷判定要素とともに出力する
類似度算出対象データ選択器15Aと、類似度算出デー
タ選択器15Aからの類似度算出対象データと発雷判定
要素データの間の類似度を各々の類似度算出対象データ
毎に算出して出力する類似度算出器17Aと、類似度算
出器17Aからの類似度付算出対象データをデータの類
似によって処理し過去事例検索結果を作成し出力する検
索結果作成器18Aとを複数個並べて各検索条件毎の検
索結果を並列処理して出力する。
【0059】次に本発明の実施の形態3による動作につ
いて説明する。並列処理検索器26において、単一の検
索条件に対して、単一の類似度算出対象データ選択器1
5Aと、単一の類似度算出器17Aと、単一の検索結果
作成器18Aをもち、それぞれ単一の条件に対してのみ
実施の形態1による類似度算出対象データ選択器15
と、類似度算出器17と、検索結果作成器18と同様の
動作を行い、検索条件毎の検索結果を出力する。
【0060】検索結果統合器27は、上記条件毎の検索
結果を統合し、1個の検索結果としてまとめ、該検索結
果を出力する。図14に統合の例を示す。図14におい
て、並列処理検索器において、単一の検索条件による検
索結果(1)から単一の検索条件による検索結果(3)
まで得られたとする。この時、上記の検索結果を同一の
検索事例に対応するかどうか判断し、検索結果としてま
とめるということを行うと、例えば図14に示されてい
るような統合後の検索結果が得られる。
【0061】以上のように、本発明の実施の形態3によ
る発雷予測装置によれば、条件毎に検索処理を実施する
ことができるため、過去事例検索処理を迅速に実行し、
発雷の予測を行うことが可能となる。
【0062】実施の形態4.図15は、この発明の実施
の形態に係わる発雷予測装置における過去事例検索部1
1の構成を示すブロック図である。図15に示す過去事
例検索部11において、図2に示す実施の形態1と同一
部分は同一符号を付してその説明は省略する。新たな符
号として、28は画像・位置選択器13からの指定位置
及び指定時刻を入力し、該指定位置に該当する特定の位
置を検索条件の1つとして出力する指定座標検索条件決
定器である。
【0063】次に本発明の実施の形態4による動作につ
いて説明する。指定座標検索条件決定器28は、画像・
位置選択器13における該指定位置ならびに指定時刻を
入力とし、該指定位置に対する座標のデータのみを位置
に対する検索対象として出力する。その他の動作は検索
条件決定器14と同様である。例えば、実施の形態1に
おける図3の場合、指定位置は(50,150)である
ため、位置が(50,150)のデータのみを出力す
る。すなわち、指定座標検索条件決定器28の出力は、
図16のようになる。
【0064】以上のように、この発明の実施の形態4に
よる発雷予測装置によれば、現在の気象条件により近
い、過去の発雷事例を精選して検索し、発雷予測を行う
ことが可能となる。
【0065】実施の形態5.図17は、この発明の実施
の形態に係わる発雷予測装置における過去事例検索部1
1の構成を示すブロック図である。図17に示す過去事
例検索部11において、図2に示す実施の形態1と同一
部分は同一符号を付してその説明は省略する。新たな符
号として、29は検索条件候補決定器、30は最大特徴
検索条件決定器を示し、これらは図2に示す検索条件決
定器14を置き換えたものであり、上記検索条件候補決
定器29は、画像・位置選択器13からの指定位置及び
指定時刻を入力とし、検索条件候補を出力し、上記最大
特徴検索条件決定器30は、画像・位置選択器13から
の指定及び指定時刻と、検索条件候補決定器29からの
検索条件候補と、発雷危険度画像表示器7からの発雷危
険度データ及びエコー強度画像表示器4からのエコー強
度データとを入力し、検索条件を出力する。
【0066】次に本発明の実施の形態5による動作につ
いて説明する。検索条件候補決定器29は、画像・位置
指定器13における上記指定位置ならびに指定時刻を入
力とし、例えば該指定位置のどの周辺の座標までの発雷
危険度あるいはエコー強度を調べるかを決定し、決定し
た値を検索条件位置候補とする。また、時刻に対する検
索対象の決定を検索条件決定器14と同様に行う。これ
らの検索条件位置候補と時刻に対する検索対象を検索条
件候補として出力する。
【0067】最大特徴検索条件決定器30は、上記検索
条件候補と、発雷危険度データ、もしくはエコー強度デ
ータを入力とし、検索条件の中の検索条件位置候補の中
で、該発雷危険度もしくはエコー強度がもっとも高い座
標を考慮し、位置に対する検索対象を決定する。図18
に検索対象の決定の例を示す。図18において、入力さ
れた指定位置は(50,150)であるとする。この
時、例えば検索条件候補決定器29において、これの前
後5座標、すなわち(45,145)から(55,15
5)までが検索条件位置候補と決定されたとする。も
し、検索条件位置候補の中で(53,146)がもっと
も発雷危険度が高かった場合には、例えば(53,14
6)の前後10座標を、すなわち、(43,136)か
ら(63,156)の間に入っているすべての座標を位
置に対する検索対象として決定する。該位置に対する検
索対象と、上記時刻に対する検索対象を、まとめて検索
条件として出力する。
【0068】以上のように、この発明の実施の形態5に
よる発雷予測装置によれば、現在の気象条件の中でもっ
とも発雷の可能性が高い地域の過去の発雷事例を検索
し、発雷の予測を行うことが可能となる。
【0069】実施の形態6.図19は、この発明の実施
の形態に係わる発雷予測装置における過去事例検索部1
1の構成を示すブロック図である。図19に示す過去事
例検索部11において、図2に示す実施の形態1と同一
部分は同一符号を付してその説明は省略する。新たな符
号として、31は検索条件重みづけ器、32は重みつき
類似度算出器である。
【0070】次に本発明の実施の形態6による動作につ
いて説明する。検索条件重みづけ器31は、検索条件決
定器14からの検索条件ならびに指定位置あるいは指定
時刻を入力し、時刻に対する検索対象、あるいは位置に
対する検索対象のいずれか、あるいは両方に対して類似
度を算出するための重みを設定する。例えば、指定位置
が(50,150)で、位置に対する検索対象が(4
0,160)の場合、重みを例えば数3のような式を利
用し決定する。
【0071】
【数3】
【0072】決定された重みは、検索条件重みとして出
力する。
【0073】重み付き類似度算出器32は、類似度算出
対象データと、発雷判定要素データと、上記検索条件重
みを入力し、上記類似度算出対象データと上記発雷判定
要素データの間の各要素ごとの類似度を、各々の類似度
算出対象データごとに例えば次式を利用して算出する。 RW=R×WW
【0074】その後の動作は、実施の形態1における類
似度算出器17と同様である。
【0075】以上のように、この発明の実施の形態6に
よる発雷予測装置によれば、現在の気象条件において、
元の選択した位置を考慮しつつ、その周辺の過去事例デ
ータを検索し、発雷予測を行うことが可能となる。
【0076】実施の形態7.図20は、この発明の実施
の形態に係わる発雷予測装置における過去事例検索部1
1の構成を示すブロック図である。図20に示す過去事
例検索部11において、図2に示す実施の形態1と同一
部分は同一符号を付してその説明は省略する。新たな符
号として、33は類似度算出対象全位置データ抽出器で
ある。
【0077】次に本発明の実施の形態7による動作につ
いて説明する。類似度算出対象全データ抽出器33は、
検索条件を入力とし、位置に対する検索対象内の全デー
タを、時刻に対する検索対象の値にかかわらず、気象事
例データファイル16から抽出する。該抽出されたデー
タを、類似度算出対象データとして出力する。
【0078】以上のように、この発明の実施の形態7に
よる発雷予測装置によれば、現在の気象条件において、
発雷が起こりうる地域で生起したすべての過去事例を検
索し、発雷予測を行うことが可能となる。
【0079】実施の形態8.図21は、この発明の実施
の形態に係わる発雷予測装置における過去事例検索部1
1の構成を示すブロック図である。図21に示す過去事
例検索部11において、図2に示す実施の形態1と同一
部分は同一符号を付してその説明は省略する。新たな符
号として、34は抽出対象時刻決定器、35は時刻によ
る類似度算出対象データ選択器である。
【0080】次に本発明の実施の形態8による動作につ
いて説明する。抽出対象時刻決定器34は、上記指定時
刻を入力とし、指定時刻の前後どの程度のデータを検索
対象とするか決定し、その決定結果を抽出対象時刻とし
て出力する。時刻による類似度算出対象データ選択器3
5は、該抽出対象時刻と上記検索条件を入力とし、上記
抽出対象時刻をもつ全データを、位置に対する検索対象
の値にかかわらず、気象事例データファイル16から抽
出する。該抽出されたデータは、類似度算出対象データ
として出力する。
【0081】以上のように、この発明の実施の形態8に
よる発雷予測装置によれば、現在の気象状況と類似した
時刻に起こったすべての過去事例データを検索し、発雷
の予測を行うことが可能となる。
【0082】実施の形態9.図22は、この発明の実施
の形態に係わる発雷予測装置における過去事例検索部1
1の構成を示すブロック図である。図22に示す過去事
例検索部11において、図2に示す実施の形態1と同一
部分は同一符号を付してその説明は省略する。新たな符
号として、36は類似度算出対象データ強制指定器であ
る。
【0083】次に本発明の実施の形態9による動作につ
いて説明する。類似度算出対象データ強制指定器36
は、検索条件を入力し、位置に対する検索対象ならびに
時刻に対する検索対象を考慮しつつ、気象事例データフ
ァイルからオペレータ等がどのデータを抽出すべきか判
断し、類似度算出対象とすべき過去事例を選択する。該
選択された過去事例データを類似度算出対象データとし
て出力する。
【0084】以上のように、この発明の実施の形態9に
よる発雷予測装置によれば、オペレータ等の意思を満足
しながら、現在の状況に類似した過去事例データを検索
し、発雷の予測を行うことが可能となる。
【0085】実施の形態10.図23は、この発明の実
施の形態10に係る発雷予測装置における過去事例検索
部11の構成を示すブロック図である。図23に示す過
去事例検索部11において、図2に示す実施の形態1と
同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。新た
な符号として、37は最大類似度算出器、38は最大類
似度利用検索結果表示器である。
【0086】次に本発明の実施の形態10による動作に
ついて説明する。最大類似度算出器37は、検索結果を
入力とし、該検索結果における各検索事例の類似度の最
大値を、該検索事例の類似度として算出する。最大類似
度利用検索結果表示器38では、上記検索事例の類似度
を利用して検索結果の表示を行う。
【0087】以上のように、この発明の実施の形態10
による発雷予測装置によれば、現在の状況にもっとも類
似した過去事例データを参考にして、検索結果を表示
し、発雷の予測を行うことが可能となる。
【0088】実施の形態11.図24は、この発明の実
施の形態に係わる発雷予測装置における過去事例検索部
11の構成を示すブロック図である。図24に示す過去
事例検索部11において、図2に示す実施の形態1と同
一部分は同一符号を付してその説明は省略する。新たな
符号として、39は最小類似度算出器、40は最小類似
度利用検索結果表示器である。
【0089】次に本発明の実施の形態11による動作に
ついて説明する。最小類似度算出器39は、検索結果を
入力とし、該検索結果における各検索事例の類似度の最
小値を、該検索事例の類似度として算出する。最小類似
度利用検索結果表示器40では、上記検索事例の類似度
を利用して検索結果の表示を行う。
【0090】以上のように、この発明の実施の形態11
による発雷予測装置によれば、同一事例におけるすべて
のデータが現在の状況と類似しているような過去事例を
検索し、発雷の予測を行うことが可能となる。
【0091】実施の形態12.図25は、この発明の実
施の形態12に係る発雷予測装置における過去事例検索
部11の構成を示すブロック図である。図25に示す過
去事例検索部11において、図2に示す実施の形態1と
同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。新た
な符号として、41は検索条件重みファイル、42は検
索条件重み考慮類似度算出器、43は検索条件重み考慮
検索結果表示器である。
【0092】次に本発明の実施の形態12による動作に
ついて説明する。検索条件重みファイル41にはあらか
じめ、各検索条件毎にどの程度類似度を考慮するかとい
う検索条件重みを格納しておく。検索条件の重みの設定
方法は、例えば気象現況の中で、現在の状況に近い時刻
ほど大きく、前になるほど小さくなるように、上記画像
メモリ3の格納量である最大N個まで設定可能とする。
検索条件重み考慮類似度算出器42は、上記検索条件重
みを利用し、各検索事例の類似度を算出する。検索条件
重み考慮検索結果表示器43では、上記検索結果の類似
度を利用して検索結果の表示を行う。
【0093】以上のように、この発明の実施の形態12
による発雷予測装置によれば、各検索条件の重要度を考
慮し、過去事例を検索し、発雷の予測を行うことが可能
となる。
【0094】実施の形態13.図26は、この発明の実
施の形態13に係る発雷予測装置における過去事例検索
部11の構成を示すブロック図である。図26に示す過
去事例検索部11において、図2に示す実施の形態1と
同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。新た
な符号として、44は位置インデックスファイル、45
は位置インデックスを利用した類似度算出対象データ選
択器である。
【0095】次に本発明の実施の形態13による動作に
ついて説明する。位置インデックスファイル44には、
あらかじめどの位置の過去事例データが気象事例データ
ファイル16のどこに格納されているかという位置イン
デックスをあらかじめ作成しておく。位置インデックス
の例を図27に示す。ここで、左側の図は、各位置を表
すX座標、Y座標であり、右側の図は、該位置に対応す
るデータが気象事例データファイルのどの位置に入って
いるかというアドレスを表す。図27の場合、例えばX
座標が1で、Y座標が1であるデータが入っているアド
レスは、3番地と1004番地と1056番地であると
いうことを表している。また、図27においては、X座
標とY座標をまとめた位置インデックスを示している
が、X座標を表した位置インデックスとY座標を表した
位置インデックス群を別々に作成し、それらを利用する
ことも可能である。
【0096】位置インデックスを利用した類似度算出対
象データ選択器45は、上記検索条件を入力とし気象事
例データファイルから上記位置インデックスを利用し、
必要な過去事例データを抽出し、該過去事例データを類
似度算出対象データとして出力する。
【0097】以上のように、この発明の実施の形態13
による発雷予測装置によれば、位置インデックスを利用
し、類似度算出対象データを迅速に抽出することができ
る。
【0098】実施の形態14.図28は、この発明の実
施の形態14に係る発雷予測装置における過去事例検索
部11の構成を示すブロック図である。図28に示す過
去事例検索部11において、図2に示す実施の形態1と
同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。新た
な符号として、46は時刻インデックスファイル、47
は時刻インデックスを利用した類似度算出対象データ選
択器である。
【0099】次に本発明の実施の形態14による動作に
ついて説明する。時刻インデックスファイル46には、
あらかじめどの時刻の過去事例データが気象事例データ
ファイル16のどこに格納されているかという時刻イン
デックスをあらかじめ作成しておく。時刻インデックス
の例を図29に示す。図29において、左側は時刻を表
しており、右側は該時刻に対応するデータが気象事例デ
ータファイルのどの位置に入っているかというアドレス
を表す。図29の場合、例えば1月1日の0時から6時
のデータが入っているアドレスは、549番地と133
2番地と5098番地ということを表している。図29
においては、時刻として日付を利用しているが、時刻イ
ンデックスは複数日の日付をまとめたり、あるいは12
時間単位のように作成してもよい。
【0100】時刻インデックスを利用した類似度算出対
象データ選択器47は、上記検索条件を入力とし気象事
例データファイルから上記時刻インデックスを利用し、
必要な過去事例データを抽出し、該過去事例データを類
似度算出対象データとして出力する。
【0101】以上のように、この発明の実施の形態14
による発雷予測装置によれば、時刻インデックスを利用
し、類似度算出対象データを迅速に抽出することができ
る。
【0102】
【発明の効果】以上のように、この発明の発雷予測装置
によれば、エコー強度画像表示器の出力と、発雷危険度
画像表示器の出力と、気象現況データファイルに格納さ
れている発雷判定要素とに基づいて現在の発雷判定要素
と類似した過去の気象状況を出力する過去事例検索部
と、エコー強度画像表示器の出力と、発雷危険度画像表
示器の出力と、過去事例検索部からの過去の気象状況
と、グラフ表示器の出力とに基づいて過去事例を考慮し
た発雷予測結果を出力する過去事例考慮発雷予測判断器
とを備えたので、現在の気象状況のみならず、現在の気
象状況に類似した過去の発雷事例を検索し、予測の参考
とすることができるので、より精度の高い発雷予測を行
うことが可能となる。
【0103】また、上記過去事例検索部は、エコー強度
画像表示器の出力または発雷危険度画像表示器の出力に
基づいて画像上の検索を行うべき指定位置及び指定時刻
を選択する画像・位置選択器と、画像・位置選択器から
の指定位置及び指定時刻を入力とし、位置に対する検索
対象及び時刻に対する検索対象を検索条件として決定す
る検索条件決定器と、気象事例データとして過去事例デ
ータを格納する気象事例データファイルと、検索条件決
定部からの検索条件と、気象現況データファイルに格納
されている発雷判定要素データと、気象事例データファ
イルに格納されている過去事例データを入力とし、検索
条件により過去事例データの中から類似度を算出すべき
対象となるデータを抽出し、類似度算出対象データとし
て発雷判定要素とともに出力する類似度算出対象データ
選択器と、類似度算出データ選択器からの類似度算出対
象データと発雷判定要素データの間の類似度を各々の類
似度算出対象データ毎に算出して出力する類似度算出器
と、類似度算出器からの類似度付算出対象データをデー
タの類似によって処理し過去事例検索結果を作成し出力
する検索結果作成器と、過去の気象画像データを格納す
る気象画像データファイルと、検索結果作成器からの過
去事例検索結果と気象画像データファイルの気象画像と
に基づいて過去事例検索結果に対応する画像を現在の発
雷判定要素と類似した過去の気象状況として表示出力す
る検索結果表示器とを備えたので、計算機による過去事
例検索の処理を円滑に行うことが可能となる。
【0104】また、上記過去事例検索部は、エコー強度
画像表示器の出力または発雷危険度画像表示器の出力に
基づいて画像上の検索を行うべき指定位置及び指定時刻
を選択する画像・位置選択器と、画像・位置選択器から
の指定位置及び指定時刻を入力とし、位置に対する検索
対象及び時刻に対する検索対象を検索条件として決定す
る検索条件決定器と、類似度対象データが未抽出の検索
条件である残存条件を入力とし、該残存条件から単一検
索条件を抽出する単一の検索条件抽出器と、検索条件決
定器からの検索条件と、気象現況データファイルに格納
されている発雷判定要素データと、単一の検索条件抽出
器からの単一の検索条件とに基づいて過去事例検索の逐
次処理を実行して検索結果及び残存条件を出力する逐次
処理検索器と、過去の気象画像データを格納する気象画
像データファイルと、検索結果作成器からの検索結果と
気象画像データファイルの気象画像データとに基づいて
検索結果に対応する画像を現在の発雷判定要素と類似し
た過去の気象状況として表示出力する検索結果表示器と
を備えてなり、かつ上記逐次処理検索器は、気象事例デ
ータとして過去事例データを格納する気象事例データフ
ァイルと、単一の検索条件抽出器からの単一の検索条件
と、気象現況データファイルに格納されている発雷判定
要素データと、気象事例データファイルに格納されてい
る過去事例データを入力とし、単一の検索条件により過
去事例データの中から類似度を算出すべき対象となるデ
ータを抽出し、類似度算出対象データとして発雷判定要
素とともに出力する類似度算出対象データ選択器と、類
似度算出データ選択器からの類似度算出対象データと発
雷判定要素データの間の類似度を各々の類似度算出対象
データ毎に算出して類似度付過去事例データと検索条件
を出力する類似度算出器と、検索結果表示器に出力され
る検索結果を格納する検索結果ファイルと、類似度算出
器からの類似度付過去事例データと検索結果ファイルか
らの検索結果に基づいて検索結果を修正して作成された
新たな検索結果を出力する逐次検索結果作成器と、検索
条件決定器からの検索条件と、単一の検索条件抽出器か
らの単一の検索条件と、逐次検索結果作成器からの検索
結果とに基づいて残存条件が残っているか否かを判定
し、残っている場合には残存条件を単一の検索条件抽出
器に出力し、残っていない場合には検索結果を検索結果
表示器に出力する検索終了判定器とを備えたので、計算
機による過去事例検索の処理を円滑に行うことが可能と
なる。
【0105】また、上記過去事例検索部は、エコー強度
画像表示器の出力または発雷危険度画像表示器の出力に
基づいて画像上の検索を行うべき指定位置及び指定時刻
を選択する画像・位置選択器と、画像・位置選択器から
の指定位置及び指定時刻を入力とし、位置に対する検索
対象及び時刻に対する検索対象を検索条件として決定す
る検索条件決定器と、気象事例データとして過去事例デ
ータを格納する気象事例データファイルと、検索条件決
定器からの検索条件と気象現況データファイルに格納さ
れている発雷判定要素データ及び気象事例データファイ
ルに格納されている過去事例データとに基づいて各検索
条件毎の検索結果を並列処理して出力する並列処理検索
器と、並列処理検索器からの検索条件毎の検索結果を統
合して出力する検索結果統合器と、過去の気象画像デー
タを格納する気象画像データファイルと、検索結果統合
器からの検索結果と上記気象画像データファイルの気象
画像データとに基づいて検索結果に対応する画像を現在
の発雷判定要素と類似した過去の気象状況として表示出
力する検索結果表示器とを備えてなり、かつ並列処理検
索器は、検索条件決定部からの検索条件と、気象現況デ
ータファイルに格納されている発雷判定要素データと、
気象事例データファイルに格納されている過去事例デー
タを入力とし、検索条件により過去事例データの中から
類似度を算出すべき対象となるデータを抽出し、類似度
算出対象データとして発雷判定要素とともに出力する類
似度算出対象データ選択器と、類似度算出データ選択器
からの類似度算出対象データと発雷判定要素データの間
の類似度を各々の類似度算出対象データ毎に算出して出
力する類似度算出器と、類似度算出器からの類似度付算
出対象データをデータの類似によって処理し過去事例検
索結果を作成し出力する検索結果作成器とを複数個並べ
て各検索条件毎の検索結果を並列処理して出力すること
により、条件毎に検索処理を実施することができるた
め、過去事例検索処理を迅速に実行し、発雷の予測を行
うことが可能となる。
【0106】また、上記検索条件決定器は、画像・位置
選択器からの指定位置及び指定時刻を入力とし、該指定
位置に該当する特定の位置を検索条件の1つとして出力
する指定座標検索条件決定器でなり、類似度算出対象デ
ータ選択器は、指定座標検索条件決定部からの検索条件
と、気象現況データファイルに格納されている発雷判定
要素データと、気象事例データファイルに格納されてい
る過去事例データを入力とし、検索条件により過去事例
データの中から類似度を算出すべき対象となるデータを
抽出し、類似度算出対象データとして発雷判定要素とと
もに出力することにより、現在の気象条件により近い、
過去の発雷事例を精選して検索し、発雷予測を行うこと
が可能となる。
【0107】また、上記検索条件決定器は、画像・位置
選択器からの指定位置及び指定時刻を入力とし、検索条
件候補を出力する検索条件候補決定器と、画像・位置選
択器からの指定及び指定時刻と、検索条件候補決定器か
らの検索条件候補と、発雷危険度画像表示器からの発雷
危険度データ及びエコー強度画像表示器からのエコー強
度データとを入力し、検索条件を出力する最大特徴検索
条件決定器でなり、類似度算出対象データ選択器は、最
大特徴検索条件決定器からの検索条件と、気象現況デー
タファイルに格納されている発雷判定要素データと、気
象事例データファイルに格納されている過去事例データ
を入力とし、検索条件により過去事例データの中から類
似度を算出すべき対象となるデータを抽出し、類似度算
出対象データとして発雷判定要素とともに出力すること
により、現在の気象条件の中でもっとも発雷の可能性が
高い地域の過去の発雷事例を検索し、発雷の予測を行う
ことが可能となる。
【0108】また、上記過去事例検索部は、エコー強度
画像表示器の出力または発雷危険度画像表示器の出力に
基づいて画像上の検索を行うべき指定位置及び指定時刻
を選択する画像・位置選択器と、画像・位置選択器から
の指定位置及び指定時刻を入力とし、位置に対する検索
対象及び時刻に対する検索対象を検索条件として決定す
る検索条件決定器と、気象事例データとして過去事例デ
ータを格納する気象事例データファイルと、検索条件決
定器からの検索条件と、気象現況データファイルに格納
されている発雷判定要素データと、気象事例データファ
イルに格納されている過去事例データを入力とし、検索
条件により過去事例データの中から類似度を算出すべき
対象となるデータを抽出し、類似度算出対象データとし
て発雷判定要素とともに出力する類似度算出対象データ
選択器と、検索条件決定器からの検索条件を入力とし、
該検索条件に重みづけを行い検索条件重みを出力する検
索条件重みづけ器と、類似度算出対象データ選択器から
の類似度算出対象データと検索条件重みづけ器からの検
索条件重みを入力とし、類似度算出対象データと発雷判
定要素データとの間の各要素毎の重みつき類似度を類似
度算出対象データ毎に算出し出力する重みつき類似度算
出器と、重みつき類似度算出器からの類似度付算出対象
データをデータの類似によって処理し過去事例検索結果
を作成し出力する検索結果作成器と、過去の気象画像デ
ータを格納する気象画像データファイルと、検索結果作
成器からの過去事例検索結果と気象画像データファイル
の気象画像とに基づいて過去事例検索結果に対応する画
像を現在の発雷判定要素と類似した過去の気象状況とし
て表示出力する検索結果表示器とを備えたので、現在の
気象条件において、元の選択した位置を考慮しつつ、そ
の周辺の過去事例データを検索し、発雷予測を行うこと
が可能となる。
【0109】また、上記類似度算出対象データ選択器
は、上記検索条件と、上記発雷判定要素データを入力と
し、上記検索条件に該当するすべての位置における過去
事例データを抽出し、類似度算出対象データとして出力
する類似度算出対象全データ抽出器でなることにより、
現在の気象条件において、発雷が起こりうる地域で生起
したすべての過去事例を検索し、発雷予測を行うことが
可能となる。
【0110】また、上記検索条件決定器からの検索条件
と、上記画像・位置選択器からの指定時刻を入力とし、
抽出対象時刻を決定して出力する抽出対象時刻決定器を
さらに備え、上記類似度算出対象データ選択器は、上記
検索条件決定器からの検索条件と、上記気象現況データ
ファイルに格納されている発雷判定要素データと、上記
気象事例データファイルに格納されている過去事例デー
タ及び上記抽出対象時刻決定器からの抽出対象時刻を入
力とし、抽出対象時刻をもつ全データを過去事例データ
の中から類似度を算出すべき対象として抽出し、類似度
算出対象データとして上記発雷判定要素とともに出力す
る時刻による類似度算出対象データ選択器でなり、か
つ、上記類似度算出器は、上記時刻による類似度算出デ
ータ選択器からの時刻による類似度算出対象データと発
雷判定要素データの間の類似度を各々の類似度算出対象
データ毎に算出して出力することにより、現在の気象状
況と類似した時刻に起こったすべての過去事例データを
検索し、発雷の予測を行うことが可能となる。
【0111】また、上記類似度算出対象データ選択器
は、上記検索条件と、上記発雷判定要素データを入力と
し、上記該検索条件と上記発雷判定要素データを考慮し
つつ手動で類似度算出対象データを選択し、出力する類
似度算出対象データ強制指定器でなることにより、オペ
レータ等の意思を満足しながら、現在の状況に類似した
過去事例データを検索し、発雷の予測を行うことが可能
となる。
【0112】また、上記検索結果作成器からの検索結果
を入力とし、該検索結果における検索事例の類似度の最
大値を検索事例の類似度として出力する最大類似度算出
器をさらに備え、上記検索結果表示器は、該検索事例の
類似度を入力とし、検索結果を表示する最大類似度利用
検索結果表示器でなることにより、現在の状況にもっと
も類似した過去事例データを参考にして、検索結果を表
示し、発雷の予測を行うことが可能となる。
【0113】また、上記検索結果作成器からの検索結果
を入力とし、該検索結果における検索事例の類似度の最
小値を検索事例の類似度として出力する最小類似度算出
器をさらに備え、上記検索結果表示器は、該検索事例の
類似度を入力とし、検索結果を表示する最小類似度利用
検索結果表示器でなることにより、同一事例におけるす
べてのデータが現在の状況と類似しているような過去事
例を検索し、発雷の予測を行うことが可能となる。
【0114】また、検索条件重みを格納する検索条件重
みファイルと、上記検索結果作成器からの検索結果と上
記検索条件重みファイルに格納された検索条件重みとを
入力とし、上記検索条件重みを利用して各検索事例の類
似度を算出し出力する検索条件重み考慮類似度算出器と
をさらに備え、上記検索結果表示器は、該検索事例の類
似度を入力として検索条件重みを考慮した検索結果を表
示する検索条件重み考慮検索結果表示器でなることによ
り、各検索条件の重要度を考慮し、過去事例を検索し、
発雷の予測を行うことが可能となる。
【0115】また、あらかじめどの位置の過去事例デー
タが、気象事例データファイルのどこに格納されている
かという位置インデックスを格納しておく位置インデッ
クスファイルをさらに備え、上記類似度算出対象データ
選択器は、上記位置インデックスファイルと上記検索条
件と上記発雷判定要素を入力とし、類似度算出対象デー
タを出力する位置インデックスを利用した類似度算出対
象データ選択器でなることにより、位置インデックスを
利用し、類似度算出対象データを迅速に抽出することが
できる。
【0116】さらに、あらかじめどの時刻の過去事例デ
ータが、気象事例データファイルのどこに格納されてい
るかという時刻インデックスを格納しておく時刻インデ
ックスファイルをさらに備え、上記類似度算出対象デー
タ選択器は、上記時刻インデックスファイルと上記検索
条件と上記発雷判定要素を入力とし、類似度算出対象デ
ータを出力する時刻インデックスを利用した類似度算出
対象データ選択器でなることにより、時刻インデックス
を利用し、類似度算出対象データを迅速に抽出すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る発雷予測装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る発雷予測装置
における過去事例検索部の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】 画像から検索を行う位置の選択例を示す説明
図である。
【図4】 過去事例データを示す説明図である。
【図5】 類似度算出対象データを示す説明図である、
【図6】 類似度付過去事例データを示す説明図であ
る。
【図7】 検索結果を示す説明図である。
【図8】 検索結果の作成の流れを示すフローチャート
である。
【図9】 検索リストを示す説明図である。
【図10】 発雷の予測を示す説明図である。
【図11】 この発明の実施の形態2に係る発雷予測装
置における過去事例検索部の構成を示すブロック図であ
る。
【図12】 新たな検索結果を作成する例を示す説明図
である。
【図13】 この発明の実施の形態3に係る発雷予測装
置における過去事例検索部の構成を示すブロック図であ
る。
【図14】 検索結果を統合する例を示す説明図であ
る。
【図15】 この発明の実施の形態4に係る発雷予測装
置における過去事例検索部の構成を示すブロック図であ
る。
【図16】 指定位置座標検索条件決定器の出力を示す
説明図である。
【図17】 この発明の実施の形態5に係る発雷予測装
置における過去事例検索部の構成を示すブロック図であ
る。
【図18】 検索対象の決定の例を示す説明図である。
【図19】 この発明の実施の形態6に係る発雷予測装
置における過去事例検索部の構成を示すブロック図であ
る。
【図20】 この発明の実施の形態7に係る発雷予測装
置における過去事例検索部の構成を示すブロック図であ
る。
【図21】 この発明の実施の形態8に係る発雷予測装
置における過去事例検索部の構成を示すブロック図であ
る。
【図22】 この発明の実施の形態9に係る発雷予測装
置における過去事例検索部の構成を示すブロック図であ
る。
【図23】 この発明の実施の形態10に係る発雷予測
装置における過去事例検索部の構成を示すブロック図で
ある。
【図24】 この発明の実施の形態11に係る発雷予測
装置における過去事例検索部の構成を示すブロック図で
ある。
【図25】 この発明の実施の形態12に係る発雷予測
装置における過去事例検索部の構成を示すブロック図で
ある。
【図26】 この発明の実施の形態13に係る発雷予測
装置における過去事例検索部の構成を示すブロック図で
ある。
【図27】 位置インデックスを示す説明図である。
【図28】 この発明の実施の形態14に係る発雷予測
装置における過去事例検索部の構成を示すブロック図で
ある。
【図29】 時刻インデックスを示す説明図である。
【図30】 従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 気象センサ、2 レーダエコー解析装置、3 画像
メモリ、4 エコー強度画像表示器、5 発雷判定要素
算出器、6 発雷危険度算出器、7 発雷危険度画像表
示器、8 気象現況データファイル、9 グラフ表示
器、10 発雷予測判断器、11 過去事例検索部、1
2 過去事例考慮発雷予測判断器、13画像・位置選択
器、14 検索条件決定器、15 類似度算出対象デー
タ選択器、16 気象事例データファイル、17 類似
度算出器、18 検索結果作成器、19 検索結果表示
器、20 気象画像データファイル、21 単一の検索
条件抽出器、22 逐次処理検索器、23 逐次検索結
果作成器、24 検索結果ファイル、25 検索終了判
定器、26 並列処理検索器、27 検索結果統合器、
28 指定座標検索条件決定器、29 検索条件候補決
定器、30 最大特徴検索条件決定器、31 検索条件
重みづけ器、32 重みつき類似度算出器、33 類似
度算出対象全位置データ抽出器、34 抽出対象時刻決
定器、35時刻による類似度算出対象データ選択器、3
6 類似度算出対象データ強制指定器、37 最大類似
度算出器、38 最大類似度利用検索結果表示器、39
最小類似度算出器、40 最小類似度利用検索結果表
示器、41 検索条件重みファイル、42 検索条件重
み考慮類似度算出器、43 検索条件重み考慮検索結果
表示器、44 位置インデックスファイル、45 位置
インデックスを利用した類似度算出対象データ選択器、
46 時刻インデックスファイル、47 時刻インデッ
クスを利用した類似度算出対象データ選択器。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 15/403 350C (72)発明者 小菅 義夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 浅野 福吉 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発雷状況を観測し出力する気象センサ
    と、 上記気象センサからの発雷状況に基づいてエコー強度デ
    ータならびに3次元エコー強度分布データを出力するレ
    ーダエコー解析装置と、 上記レーダエコー解析装置からのエコー強度データを格
    納する画像メモリと、 上記画像メモリによって格納されたエコー強度データを
    入力し表示するエコー強度画像表示器と、 上記レーダエコー解析装置からの3次元エコー高度分布
    データに基づいて発雷判定要素を算出出力する発雷判定
    要素算出器と、 上記発雷判定要素算出器からの発雷判定要素に基づいて
    発雷危険度データを算出出力する発雷危険度算出器と、 上記発雷危険度算出器からの発雷危険度データを入力し
    表示する発雷危険度画像表示器と、 上記発雷判定要素算出器からの発雷判定要素を格納する
    気象現況データファイルと、 上記気象状況データファイルに格納された発雷判定要素
    データを入力し過去の発雷判定要素データを出力するグ
    ラフ表示器とを備え、発雷を予測判断する発雷予測装置
    において、 上記エコー強度画像表示器の出力と、上記発雷危険度画
    像表示器の出力と、上記気象現況データファイルに格納
    されている発雷判定要素とに基づいて現在の発雷判定要
    素と類似した過去の気象状況を出力する過去事例検索部
    と、 上記エコー強度画像表示器の出力と、上記発雷危険度画
    像表示器の出力と、上記過去事例検索部からの過去の気
    象状況と、上記グラフ表示器の出力とに基づいて過去事
    例を考慮した発雷予測結果を出力する過去事例考慮発雷
    予測判断器とを備えたことを特徴とする発雷予測装置。
  2. 【請求項2】 上記過去事例検索部は、 上記エコー強度画像表示器の出力または上記発雷危険度
    画像表示器の出力に基づいて画像上の検索を行うべき指
    定位置及び指定時刻を選択する画像・位置選択器と、 上記画像・位置選択器からの指定位置及び指定時刻を入
    力とし、位置に対する検索対象及び時刻に対する検索対
    象を検索条件として決定する検索条件決定器と、 気象事例データとして過去事例データを格納する気象事
    例データファイルと、 上記検索条件決定部からの検索条件と、上記気象現況デ
    ータファイルに格納されている発雷判定要素データと、
    上記気象事例データファイルに格納されている過去事例
    データを入力とし、上記検索条件により過去事例データ
    の中から類似度を算出すべき対象となるデータを抽出
    し、類似度算出対象データとして上記発雷判定要素とと
    もに出力する類似度算出対象データ選択器と、 上記類似度算出データ選択器からの類似度算出対象デー
    タと発雷判定要素データの間の類似度を各々の類似度算
    出対象データ毎に算出して出力する類似度算出器と、 上記類似度算出器からの類似度付算出対象データをデー
    タの類似によって処理し過去事例検索結果を作成し出力
    する検索結果作成器と、 過去の気象画像データを格納する気象画像データファイ
    ルと、 上記検索結果作成器からの過去事例検索結果と上記気象
    画像データファイルの気象画像とに基づいて過去事例検
    索結果に対応する画像を現在の発雷判定要素と類似した
    過去の気象状況として表示出力する検索結果表示器とを
    備えたことを特徴とする請求項1記載の発雷予測装置。
  3. 【請求項3】 上記過去事例検索部は、 上記エコー強度画像表示器の出力または上記発雷危険度
    画像表示器の出力に基づいて画像上の検索を行うべき指
    定位置及び指定時刻を選択する画像・位置選択器と、 上記画像・位置選択器からの指定位置及び指定時刻を入
    力とし、位置に対する検索対象及び時刻に対する検索対
    象を検索条件として決定する検索条件決定器と、 類似度対象データが未抽出の検索条件である残存条件を
    入力とし、該残存条件から単一検索条件を抽出する単一
    の検索条件抽出器と、 上記検索条件決定器からの検索条件と、上記気象現況デ
    ータファイルに格納されている発雷判定要素データと、
    上記単一の検索条件抽出器からの単一の検索条件とに基
    づいて過去事例検索の逐次処理を実行して検索結果及び
    残存条件を出力する逐次処理検索器と、 過去の気象画像データを格納する気象画像データファイ
    ルと、 上記検索結果作成器からの検索結果と上記気象画像デー
    タファイルの気象画像データとに基づいて検索結果に対
    応する画像を現在の発雷判定要素と類似した過去の気象
    状況として表示出力する検索結果表示器とを備えてな
    り、かつ上記逐次処理検索器は、 気象事例データとして過去事例データを格納する気象事
    例データファイルと、 上記単一の検索条件抽出器からの単一の検索条件と、上
    記気象現況データファイルに格納されている発雷判定要
    素データと、上記気象事例データファイルに格納されて
    いる過去事例データを入力とし、上記単一の検索条件に
    より過去事例データの中から類似度を算出すべき対象と
    なるデータを抽出し、類似度算出対象データとして上記
    発雷判定要素とともに出力する類似度算出対象データ選
    択器と、 上記類似度算出データ選択器からの類似度算出対象デー
    タと発雷判定要素データの間の類似度を各々の類似度算
    出対象データ毎に算出して類似度付過去事例データと検
    索条件を出力する類似度算出器と、 上記検索結果表示器に出力される検索結果を格納する検
    索結果ファイルと、 上記類似度算出器からの類似度付過去事例データと上記
    検索結果ファイルからの検索結果に基づいて検索結果を
    修正して作成された新たな検索結果を出力する逐次検索
    結果作成器と、 上記検索条件決定器からの検索条件と、上記単一の検索
    条件抽出器からの単一の検索条件と、上記逐次検索結果
    作成器からの検索結果とに基づいて残存条件が残ってい
    るか否かを判定し、残っている場合には残存条件を上記
    単一の検索条件抽出器に出力し、残っていない場合には
    検索結果を検索結果表示器に出力する検索終了判定器と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の発雷予測装
    置。
  4. 【請求項4】 上記過去事例検索部は、 上記エコー強度画像表示器の出力または上記発雷危険度
    画像表示器の出力に基づいて画像上の検索を行うべき指
    定位置及び指定時刻を選択する画像・位置選択器と、 上記画像・位置選択器からの指定位置及び指定時刻を入
    力とし、位置に対する検索対象及び時刻に対する検索対
    象を検索条件として決定する検索条件決定器と、 気象事例データとして過去事例データを格納する気象事
    例データファイルと、 上記検索条件決定器からの検索条件と上記気象現況デー
    タファイルに格納されている発雷判定要素データ及び上
    記気象事例データファイルに格納されている過去事例デ
    ータとに基づいて各検索条件毎の検索結果を並列処理し
    て出力する並列処理検索器と、 上記並列処理検索器からの検索条件毎の検索結果を統合
    して出力する検索結果統合器と、 過去の気象画像データを格納する気象画像データファイ
    ルと、 上記検索結果統合器からの検索結果と上記気象画像デー
    タファイルの気象画像データとに基づいて検索結果に対
    応する画像を現在の発雷判定要素と類似した過去の気象
    状況として表示出力する検索結果表示器とを備えてな
    り、かつ上記並列処理検索器は、 上記検索条件決定部からの検索条件と、上記気象現況デ
    ータファイルに格納されている発雷判定要素データと、
    上記気象事例データファイルに格納されている過去事例
    データを入力とし、上記検索条件により過去事例データ
    の中から類似度を算出すべき対象となるデータを抽出
    し、類似度算出対象データとして上記発雷判定要素とと
    もに出力する類似度算出対象データ選択器と、 上記類似度算出データ選択器からの類似度算出対象デー
    タと発雷判定要素データの間の類似度を各々の類似度算
    出対象データ毎に算出して出力する類似度算出器と、 上記類似度算出器からの類似度付算出対象データをデー
    タの類似によって処理し過去事例検索結果を作成し出力
    する検索結果作成器とを複数個並べて各検索条件毎の検
    索結果を並列処理して出力することを特徴とする請求項
    1記載の発雷予測装置。
  5. 【請求項5】 上記検索条件決定器は、上記画像・位置
    選択器からの指定位置及び指定時刻を入力とし、該指定
    位置に該当する特定の位置を検索条件の1つとして出力
    する指定座標検索条件決定器でなり、上記類似度算出対
    象データ選択器は、上記指定座標検索条件決定部からの
    検索条件と、上記気象現況データファイルに格納されて
    いる発雷判定要素データと、上記気象事例データファイ
    ルに格納されている過去事例データを入力とし、上記検
    索条件により過去事例データの中から類似度を算出すべ
    き対象となるデータを抽出し、類似度算出対象データと
    して上記発雷判定要素とともに出力することを特徴とす
    る請求項2記載の発雷予測装置。
  6. 【請求項6】 上記検索条件決定器は、上記画像・位置
    選択器からの指定位置及び指定時刻を入力とし、検索条
    件候補を出力する検索条件候補決定器と、上記画像・位
    置選択器からの指定及び指定時刻と、上記検索条件候補
    決定器からの検索条件候補と、上記発雷危険度画像表示
    器からの発雷危険度データ及び上記エコー強度画像表示
    器からのエコー強度データとを入力し、検索条件を出力
    する最大特徴検索条件決定器でなり、上記類似度算出対
    象データ選択器は、上記最大特徴検索条件決定器からの
    検索条件と、上記気象現況データファイルに格納されて
    いる発雷判定要素データと、上記気象事例データファイ
    ルに格納されている過去事例データを入力とし、上記検
    索条件により過去事例データの中から類似度を算出すべ
    き対象となるデータを抽出し、類似度算出対象データと
    して上記発雷判定要素とともに出力することを特徴とす
    る請求項2記載の発雷予測装置。
  7. 【請求項7】 上記過去事例検索部は、上記エコー強度
    画像表示器の出力または上記発雷危険度画像表示器の出
    力に基づいて画像上の検索を行うべき指定位置及び指定
    時刻を選択する画像・位置選択器と、 上記画像・位置選択器からの指定位置及び指定時刻を入
    力とし、位置に対する検索対象及び時刻に対する検索対
    象を検索条件として決定する検索条件決定器と、 気象事例データとして過去事例データを格納する気象事
    例データファイルと、 上記検索条件決定器からの検索条件と、上記気象現況デ
    ータファイルに格納されている発雷判定要素データと、
    上記気象事例データファイルに格納されている過去事例
    データを入力とし、上記検索条件により過去事例データ
    の中から類似度を算出すべき対象となるデータを抽出
    し、類似度算出対象データとして上記発雷判定要素とと
    もに出力する類似度算出対象データ選択器と、 上記検索条件決定器からの検索条件を入力とし、該検索
    条件に重みづけを行い検索条件重みを出力する検索条件
    重みづけ器と、 上記類似度算出対象データ選択器からの類似度算出対象
    データと上記検索条件重みづけ器からの検索条件重みを
    入力とし、類似度算出対象データと発雷判定要素データ
    との間の各要素毎の重みつき類似度を類似度算出対象デ
    ータ毎に算出し出力する重みつき類似度算出器と、 上記重みつき類似度算出器からの類似度付算出対象デー
    タをデータの類似によって処理し過去事例検索結果を作
    成し出力する検索結果作成器と、 過去の気象画像データを格納する気象画像データファイ
    ルと、 上記検索結果作成器からの過去事例検索結果と上記気象
    画像データファイルの気象画像とに基づいて過去事例検
    索結果に対応する画像を現在の発雷判定要素と類似した
    過去の気象状況として表示出力する検索結果表示器とを
    備えたことを特徴とする請求項1記載の発雷予測装置。
  8. 【請求項8】 上記類似度算出対象データ選択器は、上
    記検索条件と、上記発雷判定要素データを入力とし、上
    記検索条件に該当するすべての位置における過去事例デ
    ータを抽出し、類似度算出対象データとして出力する類
    似度算出対象全データ抽出器でなることを特徴とする請
    求項2記載の発雷予測装置。
  9. 【請求項9】 上記検索条件決定器からの検索条件と、
    上記画像・位置選択器からの指定時刻を入力とし、抽出
    対象時刻を決定して出力する抽出対象時刻決定器をさら
    に備え、上記類似度算出対象データ選択器は、上記検索
    条件決定器からの検索条件と、上記気象現況データファ
    イルに格納されている発雷判定要素データと、上記気象
    事例データファイルに格納されている過去事例データ及
    び上記抽出対象時刻決定器からの抽出対象時刻を入力と
    し、抽出対象時刻をもつ全データを過去事例データの中
    から類似度を算出すべき対象として抽出し、類似度算出
    対象データとして上記発雷判定要素とともに出力する時
    刻による類似度算出対象データ選択器でなり、かつ、上
    記類似度算出器は、上記時刻による類似度算出データ選
    択器からの時刻による類似度算出対象データと発雷判定
    要素データの間の類似度を各々の類似度算出対象データ
    毎に算出して出力することを特徴とする請求項2記載の
    発雷予測装置。
  10. 【請求項10】 上記類似度算出対象データ選択器は、
    上記検索条件と、上記発雷判定要素データを入力とし、
    上記該検索条件と上記発雷判定要素データを考慮しつつ
    手動で類似度算出対象データを選択し、出力する類似度
    算出対象データ強制指定器でなることを特徴とする請求
    項2記載の発雷予測装置。
  11. 【請求項11】 上記検索結果作成器からの検索結果を
    入力とし、該検索結果における検索事例の類似度の最大
    値を検索事例の類似度として出力する最大類似度算出器
    をさらに備え、上記検索結果表示器は、該検索事例の類
    似度を入力とし、検索結果を表示する最大類似度利用検
    索結果表示器でなることを特徴とする請求項2記載の発
    雷予測装置。
  12. 【請求項12】 上記検索結果作成器からの検索結果を
    入力とし、該検索結果における検索事例の類似度の最小
    値を検索事例の類似度として出力する最小類似度算出器
    をさらに備え、上記検索結果表示器は、該検索事例の類
    似度を入力とし、検索結果を表示する最小類似度利用検
    索結果表示器でなることを特徴とする請求項2記載の発
    雷予測装置。
  13. 【請求項13】 検索条件重みを格納する検索条件重み
    ファイルと、上記検索結果作成器からの検索結果と上記
    検索条件重みファイルに格納された検索条件重みとを入
    力とし、上記検索条件重みを利用して各検索事例の類似
    度を算出し出力する検索条件重み考慮類似度算出器とを
    さらに備え、上記検索結果表示器は、該検索事例の類似
    度を入力として検索条件重みを考慮した検索結果を表示
    する検索条件重み考慮検索結果表示器でなることを特徴
    とする請求項2記載の発雷予測装置。
  14. 【請求項14】 あらかじめどの位置の過去事例データ
    が、気象事例データファイルのどこに格納されているか
    という位置インデックスを格納しておく位置インデック
    スファイルをさらに備え、上記類似度算出対象データ選
    択器は、上記位置インデックスファイルと上記検索条件
    と上記発雷判定要素を入力とし、類似度算出対象データ
    を出力する位置インデックスを利用した類似度算出対象
    データ選択器でなることを特徴とする請求項2記載の発
    雷予測装置。
  15. 【請求項15】 あらかじめどの時刻の過去事例データ
    が、気象事例データファイルのどこに格納されているか
    という時刻インデックスを格納しておく時刻インデック
    スファイルをさらに備え、上記類似度算出対象データ選
    択器は、上記時刻インデックスファイルと上記検索条件
    と上記発雷判定要素を入力とし、類似度算出対象データ
    を出力する時刻インデックスを利用した類似度算出対象
    データ選択器でなることを特徴とする請求項2記載の発
    雷予測装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001174570A (ja) * 1999-10-07 2001-06-29 Mitsubishi Electric Corp 発雷予測支援装置
WO2001081946A1 (fr) * 2000-04-25 2001-11-01 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Systeme d'avertissement de presence de turbulence en vol
JP2010107511A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Honeywell Internatl Inc 特徴的気象災害の強化警告
CN106918849A (zh) * 2017-03-13 2017-07-04 江苏省气象服务中心 一种道路灾害性天气监测及车辆预警方法
JP2021090289A (ja) * 2019-12-04 2021-06-10 日鉄エンジニアリング株式会社 オンサイト発電装置の制御装置、オンサイト発電装置の制御方法、及びプログラム

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