JPH11156060A - 模型車用ローラユニット - Google Patents

模型車用ローラユニット

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JPH11156060A
JPH11156060A JP32798797A JP32798797A JPH11156060A JP H11156060 A JPH11156060 A JP H11156060A JP 32798797 A JP32798797 A JP 32798797A JP 32798797 A JP32798797 A JP 32798797A JP H11156060 A JPH11156060 A JP H11156060A
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road surface
pair
roller
swing arm
car
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JP32798797A
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Masanao Shirai
正直 白井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 案内ローラの傾斜を走行路面の傾斜に応じて
可変させ、走行速度の低下を抑制することができる模型
車用ローラユニットを提供すること。 【解決手段】 四駆フェンスカー50が路面C1を走行
する場合、揺動アーム部材3に連結され支持された壁面
ローラ部材2の上下一対の壁面ローラ2a,2aがフェ
ンスC2に当接しつつ回転すると共に、揺動アーム部材
3の揺動アーム3bに軸支された路面ローラ7が路面C
1に当接しつつ回転して、四駆フェンスカー50の走行
が案内される。この揺動アーム部材3の揺動アーム3b
は、スプリング部材6により路面C1へ向けて付勢さ
れ、かかる揺動アーム部材3は、揺動シャフト4を介し
て支持ステー5,5に揺動可能に支持されているので、
路面C1の傾斜に応じて上下方向へ揺動される。このよ
うに揺動アーム部材3が路面C1の傾斜に応じて揺動す
ることにより、一対の壁面ローラ部材2の壁面ローラ2
aの傾斜が可変される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、模型車に取着さ
れて使用される模型車用ローラユニットに関し、特に、
案内ローラの傾斜を走行路面の傾斜に応じて可変させる
ことができる模型車用ローラユニットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】 両側に側壁が立設されたコースを走行
させて優劣を競うフェンスカー(模型車)には、コース
側壁への衝突を防止するためのローラー部材がシャーシ
の4隅に回転可能に取着されるものがある。これらのロ
ーラ部材が取着されたフェンスカーでは、各ローラ部材
がコース側壁に当接しつつ回転することにより走行が案
内されるので、フェンスカーのボディやシャーシのコー
ス側壁への衝突が防止される。これらのローラ部材のう
ち、シャーシ前側部分に取着されたローラ部材は、フェ
ンスカーの走行方向、即ち、前方へ下降傾斜して取着さ
れる。よって、例えば、フェンスカーが登り斜面から下
り斜面へ高速で進入する場合に、かかるローラ部材によ
りフェンスカーが下方へ向けて案内され、フェンスカー
のコース外への飛び出しが抑制されるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、かか
るフェンスカーが水平なコース路面上を走行する場合に
は、シャーシ前側部分のローラ部材によりフェンスカー
の前輪はコース路面へ押さえ付けられているので、フェ
ンスカーの前輪の浮き上がりが抑制され、フェンスカー
の横転やコース外への飛び出しが抑制されるものの、か
かる押さえ付け力が走行する際の抵抗となってフェンス
カーの走行速度を低下させてしまうという問題点があっ
た。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、案内ローラの傾斜を走行路面の
傾斜に応じて可変させ、走行速度の低下を抑制すること
ができる模型車用ローラユニットを提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】 請求項1記載の模型車
用ローラユニットは、両側に側壁が立設された走行路面
上を走行する模型車を案内するため、その模型車に取着
されるものであり、前記走行路面の両側壁にそれぞれ当
接し前記模型車の走行を案内する一対の案内ローラと、
その一対の案内ローラをそれぞれ回転可能に支持すると
ともに前記走行路面へ向けて延出される延出部材と、そ
の延出部材を前記走行路面へ当接させるために付勢する
付勢部材と、その付勢部材により付勢される前記延出部
材を前記走行路面の傾斜に応じて上下動可能に支持する
とともに、前記模型車の前側部分に取着可能に形成され
た支持部材とを備えている。
【0006】この請求項1記載の模型車用ローラユニッ
トによれば、模型車が走行路面を走行すると、延出部材
に支持された一対の案内ローラが走行路面の両側壁に当
接しつつ回転して、模型車の走行が案内される。延出部
材は、付勢部材により走行路面へ向けて付勢され、か
つ、支持部材により上下動可能に支持されているので、
走行路面の傾斜に応じて上下動される。よって、この延
出部材が走行路面の傾斜に応じて上下動することによ
り、一対の案内ローラの傾斜が可変される。例えば、模
型車が水平な走行路面を走行する場合には、延出部材に
より一対の案内ローラの傾斜が水平に維持されて模型車
の走行が案内される。一方、模型車が登り斜面から下り
斜面へと進入する場合や、模型車の走行時の衝撃により
模型車の前側部分が浮き上がる場合には、付勢部材によ
って付勢された延出部材が下方へ移動し、一対の案内ロ
ーラが走行方向へ下降傾斜する。よって、かかる下降傾
斜した一対の案内ローラにより、模型車の前側部分が下
方へ向けて案内されるので、模型車の浮き上がった前側
部分を走行路面に接地させることができる。
【0007】請求項2記載の模型車用ローラユニット
は、請求項1記載の模型車用ローラユニットにおいて、
前記延出部材は、前記一対の案内ローラを別々に支持す
るとともに前記走行路面へ向けてそれぞれ延出された一
対の延出アームと、その一対の延出アームにそれぞれ回
転可能に配設され前記走行路面上を回転する一対の補助
ローラとを備えており、前記一対の延出アームは独立し
て上下動できるように形成されている。
【0008】この請求項2記載の模型車用ローラユニッ
トによれば、請求項1記載の模型車用ローラユニットと
同様に作用する上、一対の案内ローラを別々に支持する
とともに走行路面へ向けて延出された一対の延出アーム
には、走行路面上を回転する一対の補助ローラがそれぞ
れ配設されており、各延出アームは独立して上下動でき
るように形成されている。よって、走行路面の両側部分
においてその傾斜が異なる場合にも、一方の延出アーム
が他方の延出アームより上方または下方へ移動し、案内
ローラの傾斜がそれぞれ独立して可変される。
【0009】請求項3記載の模型車用ローラユニット
は、請求項1または2に記載の模型車用ローラユニット
において、前記支持部材は、前記延出部材の上昇動作を
所定範囲内に制限するストッパ部材を備えている。この
請求項3記載の模型車用ローラユニットによれば、請求
項1または2に記載の模型車用ローラユニットと同様に
作用する上、ストッパ部材により、延出部材の上昇動作
が所定範囲内に制限される。よって、延出部材により支
持された一対の案内ローラが走行方向に対して上昇し過
ぎてしまうことを防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の好ましい実施例
について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発
明の模型車用ローラユニットの一実施例であるローラユ
ニット1が取着された四駆フェンスカー50の外観斜視
図である。四駆フェンスカー50は、上面が開放された
コ字状の競技用コースCを別の四駆フェンスカーと共に
走行させて、その速さを競う模型自動車であり、主に、
合成樹脂等で形成されたシャーシ51およびボディ52
を備えている。尚、かかる四駆フェンスカー50が走行
する競技用コースCは、その路面C1の幅長が略115
mmに形成され、路面C1の両側に立設される両側壁で
あるフェンスC2の高さが略50mmにそれぞれ形成さ
れている。
【0011】シャーシ51の前方部分(図1手前側)に
は前輪53,53が回転可能に軸支されており、シャー
シ51の後方部分(図1奥側)には後輪54,54(図
1には一方の後輪54のみを図示する)が回転可能に軸
支されている。四駆フェンスカー50は、前輪53,5
3および後輪54,54の四輪が駆動可能に構成されて
いる。即ち、四駆フェンスカー50の前輪53,53お
よび後輪54,54はギヤ機構を介して連結されてお
り、後輪54,54の回転に連動して前輪53,53が
回転される。後輪54,54配設側であって、四駆フェ
ンスカー50内部のシャーシ51上には、直流モータ
(図示せず)が搭載されており、かかる直流モータはギ
ヤ機構を介して連結された後輪54,54へ駆動力を伝
達する。尚、直流モータは、シャーシ51に搭載された
充電可能なニッケルカドミウム蓄電池または充電不可能
なアルカリ電池もしくはマンガン電池等からの電力供給
を受けて駆動される。
【0012】ローラユニット1は、競技用コースC内を
走行する四駆フェンスカー50の走行を案内するための
ものであり、シャーシ51の前側部分、即ち、図1の手
前側に取着されている。ローラユニット1は、主に、四
駆フェンスカー50の前側両側部分にそれぞれ取着され
フェンスC2に当接する一対の壁面ローラ部材2,2
と、その各壁面ローラ部材2,2がそれぞれ支持される
一対の揺動アーム部材3,3と、その各揺動アーム部材
3,3を揺動可能に軸支する揺動シャフト4と、その揺
動シャフト4を支持するために四駆フェンスカー50の
シャーシ51に取着される支持ステー5,5と、各揺動
アーム部材3,3をそれぞれ路面C1へ向けて付勢する
ためのスプリング部材6,6と、各揺動アーム部材3,
3にそれぞれ軸支された一対の路面ローラ7,7とを備
えている。尚、揺動アーム部材3,3および支持ステー
5,5は、製造加工が容易であり、かつ、鉄鋼材料に比
べて軽量なアルミニウム材で形成されている。よって、
ローラユニット1が取着された四駆フェンスカー50の
重量増加が抑制されるので、四駆フェンスカー50の走
行速度の低下を防止することができる。
【0013】一対の壁面ローラ部材2,2は略同一形状
に形成さており、四駆フェンスカー50の前側の左右両
側部分にそれぞれ配設されている。各壁面ローラ部材
2,2は、競技用コースCのフェンスC2に当接しつつ
回転して四駆フェンスカー50の走行を案内するもので
ある。各壁面ローラ部材2,2は、上下一対の円盤状に
形成された壁面ローラ2a,2aと、その壁面ローラ2
a,2aを軸支する支軸2bとをそれぞれ備え、各壁面
ローラ2aの外周面、即ち、フェンスC2との当接面に
はゴム製のOリング2cがそれぞれ周設されている。よ
って、各壁面ローラ2aがフェンスC2に当接しつつ回
転する場合に、各壁面ローラ2aのスリップを防止する
ことができる。また、各壁面ローラ部材2,2の支軸2
b,2bは、一対の揺動アーム部材3,3の支持部3
a,3aにそれぞれ独立して連結されている。
【0014】一対の揺動アーム部材3,3は左右対称に
形成されており、上述した各壁面ローラ部材2,2の配
設位置より内側にそれぞれ配設されている。この各揺動
アーム部材3,3は、一対の壁面ローラ部材2,2を別
々に支持すると共に、競技用コースCの路面C1の傾斜
に応じて、各壁面ローラ部材2,2の傾斜を別々に可変
させるものである。各揺動アーム部材3,3の上部に
は、平板状の支持部3a,3aが外方へ向けて延出され
ており、各支持部3a,3aには、上述した壁面ローラ
部材2,2の各支軸2b,2bが挿入され連結されてい
る。よって、各揺動アーム部材3,3が路面C1の傾斜
に応じて揺動する場合に、その各揺動アーム部材3,3
の揺動により、各壁面ローラ部材2,2の上下一対の壁
面ローラ2a,2aの傾斜を可変することができる。
【0015】支持部3a,3aの前側部分には、四駆フ
ェンスカー50の走行方向、即ち、図1の手前側へ向け
て平板状の揺動アーム3b,3bが延出されている。こ
の各揺動アーム3b,3bの先端部分の外面には路面ロ
ーラ7,7がそれぞれ回転可能に軸支されている。よっ
て、四駆フェンスカー50が競技用コースCを走行する
場合、各路面ローラ7,7が路面C1に当接しつつ回転
され、四駆フェンスカー50の走行が行われるので、各
揺動アーム3b,3bが各スプリング部材6,6により
路面C1へ向けて付勢されることによる抵抗力を軽減す
ることができ、四駆フェンスカー50の走行速度の低下
を抑制することができる。
【0016】各揺動アーム部材3,3の後方部分、即
ち、各揺動アーム3b,3bの後方部分は、揺動シャフ
ト4を介して、ねじ止め等によりシャーシ51に取着さ
れた支持ステー5,5の側壁板5a,5aにそれぞれ独
立して揺動可能に連結されている。よって、一対の壁面
ローラ部材2,2が別々に支持された一対の揺動アーム
部材3,3の揺動アーム3b,3bはそれぞれ独立して
揺動できるので、路面C1の両側部分の傾斜が異なる場
合にも、一対の壁面ローラ部材2,2の傾斜をそれぞれ
独立して可変させて四駆フェンスカー50の姿勢を最適
な状態に保つことができる。
【0017】また、かかる揺動シャフト4の両端部分で
あって、支持ステー5,5の配設位置より内側部分に
は、スプリング部材6,6がそれぞれ巻着されており、
この各スプリング部材6,6の一端は各支持ステー5,
5の側壁板5a,5aの下方にそれぞれ掛止され、その
他端は揺動アーム3b,3bにそれぞれ掛止されてい
る。よって、各揺動アーム3b,3bは、各スプリング
部材6,6によって、路面C1方向、即ち、図1の下方
へ向けて付勢されるので、路面C1の傾斜の変化に対す
る揺動アーム3b,3bの速応性を向上することができ
ると共に、揺動アーム3b,3bの先端に軸支された路
面ローラ7,7の路面C1への接地性を向上することが
できる。
【0018】揺動アーム3b,3bの上部には内側へ向
けて延出された平板状のガイド部3c,3cがそれぞれ
形成されている。この各ガイド部3c,3cは、スプリ
ング部材6,6によって路面C1へ向けて付勢される各
揺動アーム部材3,3のぐらつきを防止すると共に、そ
の剛性を強化するためのものである。各ガイド部3c,
3cの先端部分には下方へ向けて折り曲げられると共
に、後方へ向けて延出された側板3d,3dが形成され
ており、かかる各側板3d,3dは揺動シャフト4に揺
動可能に連結されている。よって、揺動アーム部材3は
揺動アーム3bおよび側板3dの両部分で揺動シャフト
4に揺動可能に軸支されるので、スプリング部材6によ
って路面C1へ向けて付勢された揺動アーム3bのぐら
つきが防止され、揺動アーム部材3が受ける抵抗力を揺
動アーム3bおよび側板3dの両部分へそれぞれ分散す
ることができる。
【0019】図2は、ローラユニット1の分解斜視図で
あり、壁面ローラ部材2および路面ローラ7の図示を省
略している。図2に示すように、上述した揺動アーム部
材3の支持部3aには、壁面ローラ部材2の支軸2bを
挿入して連結するための2つの取付穴3a1が隣接して
穿設されている。この各取付穴3a1は、ローラユニッ
ト1を組み立てる際に両方同時に使用されるものではな
く、ローラユニット1の使用者(ユーザ)によって、い
ずれか一方が必要に応じて選択されて使用される。例え
ば、ユーザが壁面ローラ部材2を四駆フェンスカー50
のシャーシ51の外側に取着したい場合には、支持部3
aに穿設された2つの取付穴3a1のうち、外側に穿設
された取付穴3a1に壁面ローラ部材2を連結すること
ができるのである。
【0020】揺動アーム3bの後方部分には、揺動シャ
フト4が挿入可能に形成されたブッシュ31を嵌合可能
な通穴3b1が上下方向の異なる2箇所に穿設されてい
る。この2箇所に穿設された各通穴3b1は、ローラユ
ニット1を組み立てる際に両方同時に使用されるもので
はなく、ユーザによって、いずれか一方が必要に応じて
選択されて使用される。例えば、上方に穿設された通穴
3b1を使用して、ローラユニット1を組み立てる場
合、かかる通穴3b1にブッシュ31を嵌合し、そのブ
ッシュ31へ揺動シャフト4が挿入されるのである。ま
た、側板3dにも同様に、揺動アーム3bの各通穴3b
1に対向する2箇所に通穴3d1が穿設されており、各
通穴3d1は、揺動シャフト4を挿入可能にそれぞれ形
成されている。尚、揺動アーム3bの先端部分には、路
面ローラ7を回転可能に取り付けるための取付穴3b2
が穿設されている。
【0021】ブッシュ31は、揺動シャフト4に軸支さ
れた揺動アーム部材3を円滑に揺動させるための部材で
あり、真鍮またはステンレス鋼材等で側面視T字状の円
柱体に形成されている。また、このブッシュ31は、揺
動アーム3bの通穴3b1に嵌合可能に形成されてお
り、揺動シャフト4が挿入可能に形成されている。この
ブッシュ31を介して、揺動シャフト4に揺動アーム部
材3を取り付けることにより、揺動アーム部材3を揺動
シャフト4の軸心回りに滑らかに揺動させることができ
るのである。
【0022】揺動シャフト4は、ステンレス鋼材等で細
棒状に構成されており、その両端部分におねじ部4aが
それぞれ螺刻されている。この揺動シャフト4の両おね
じ部4aは、ナット41を螺合可能に形成されると共
に、平座金42を填め込み可能に形成されている。この
ナット41は、スプリング部材6を位置決めするための
ものであり、おねじ部4aへのねじ込み量を調節するこ
とにより、スプリング部材6の配設位置を調節すること
ができる。
【0023】一対の支持ステー5,5は左右対称に形成
されており、それぞれ正面視L字状に形成されており、
揺動シャフト4を支持する側壁板5a,5aと、その側
壁板5a,5aを四駆フェンスカー50のシャーシ51
に取着するための底板5b,5bとを備えている。図1
に示すように、各側壁板5a,5aの上部にはその上方
へ延出した延出部5c,5cが形成されており、その延
出部5c,5cの上端は揺動アーム部材3,3のガイド
部3c,3cの上端面より上方に位置している。よっ
て、揺動アーム部材3,3が上方へ揺動すると、かかる
延出部5c,5cに揺動アーム部材3,3のガイド部3
c,3cが当接して、揺動アーム部材3,3の上方へ向
かう揺動動作が制限される。よって、一対の壁面ローラ
部材2,2の各壁面ローラ2aの傾斜が四駆フェンスカ
ー50の走行方向に対して上昇し過ぎてしまうことを防
止することができ、一対の壁面ローラ部材2,2により
案内される四駆フェンスカー50の競技用コースC外へ
の飛び出しを抑制することができる。
【0024】また、図1に示すように、底板5b,5b
は、揺動アーム部材3,3の揺動アーム3b,3bの下
方に配設されており、その底板5b,5bの前端部、即
ち、図3(a)の左側端部は、揺動アーム3b,3bが
揺動動作を行う軌道上に位置している。よって、図3
(b)に示すように、揺動アーム部材3,3が下方へ揺
動すると、かかる底板5b,5bの前端部に揺動アーム
3b,3bの下面が当接して、揺動アーム部材3,3の
下方へ向かう揺動動作が制限される。従って、四駆フェ
ンスカー50のシャーシ51の前側部分が上昇し、揺動
アーム部材3,3が下方へ向けて揺動し過ぎた場合に、
路面ローラ7,7がシャーシ51の下面側へ巻き込まれ
ることが防止されるので、四駆フェンスカー50の走行
速度の低下を防止することができ、かつ、四駆フェンス
カー50の走行安定性を維持することができる。
【0025】支持ステー5の側壁板5aには、揺動シャ
フト4を挿入するための通穴5a1が上下方向の異なる
2箇所に穿設されており、各通穴5a1は、上述した各
通穴3b1および各3d1に対応した位置に穿設されて
いる。よって、図1に示すように、通穴3d1,5a
1,3b1の順に揺動シャフト4の端部を挿入した後、
揺動シャフト4の両おねじ部4aに平座金32を填め込
み、ナット33を螺合させることにより、揺動アーム部
材3および支持ステー5を揺動可能に連結することがで
きるのである。また、支持ステー5の側壁板5aの下方
に一体形成された底板5bには、四駆フェンスカー50
のシャーシ51に支持ステー5をねじ止め等により取着
するためのねじ穴5b1が4箇所に穿設されている。こ
のように、底板5bにねじ穴5b1を複数穿設しておく
ことにより、別の種類の四駆フェンスカーのシャーシに
本実施例のローラユニット1を必要に応じて取着するこ
とができる。
【0026】各スプリング部材6,6は左右対称に形成
されており、バネ鋼材等を螺旋状に巻回して形成されて
いる。この各スプリング部材6は、ナット43を介して
揺動シャフト4に巻着される。このナット43は、揺動
シャフト4に軸支された揺動アーム部材3を円滑に揺動
させるためにスプリング部材6を位置決めする部材であ
り、真鍮またはステンレス鋼材等で側面視T字状の円柱
体に形成されており、揺動シャフト4のおねじ部4aに
螺合可能に形成されている。かかるナット43をスプリ
ング部材6の螺旋状に巻回して形成された部分へ填め込
み、かかるナット43を揺動シャフト4のおねじ部4a
に螺合させることにより、スプリング部材6が揺動シャ
フト4に位置決めされつつ巻着される。
【0027】また、揺動アーム部材3には、ポンチやけ
がき針等によりマーキングMが施されている。このマー
キングMは、路面ローラ7や壁面ローラ部材2を取り付
けるための取付穴3b2や取付穴3a1とは別の取付穴
の穿設位置を示すマークである。このように、別の取付
穴の穿設位置をマーキングMで表示しておくことによ
り、ユーザが必要に応じて、マーキングMに従って別の
取付穴を穿設することができるのである。また、このマ
ーキングMを用いることにより、ローラユニット1の製
造時に取付穴を複数穿設することが不要になると共に、
複数の取付穴を事前に穿設することによる揺動アーム部
材3の強度低下を防止することができる。
【0028】次に、図3を参照して、上記のように構成
されるローラユニット1の動作について説明する。図3
(a)は、競技用コースCの水平な路面C1を走行する
ローラユニット1の取着された四駆フェンスカー50の
側面図であり、図3(b)は、競技用コースCの上昇傾
斜した路面C1から下降傾斜した路面C1へと進入する
ローラユニット1の取着された四駆フェンスカー50の
側面図である。尚、図3(a)および(b)中の矢印は
揺動アーム部材3の揺動アーム3bの揺動方向を図示し
ている。
【0029】四駆フェンスカー50が路面C1を走行す
る場合、揺動アーム部材3に連結され支持された壁面ロ
ーラ部材2の上下一対の壁面ローラ2a,2aがフェン
スC2に当接しつつ回転すると共に、揺動アーム部材3
の揺動アーム3bに軸支された路面ローラ7が路面C1
に当接しつつ回転して、四駆フェンスカー50の走行が
案内される。この揺動アーム部材3の揺動アーム3b
は、スプリング部材6により路面C1へ向けて付勢さ
れ、かかる揺動アーム部材3は、揺動シャフト4を介し
て支持ステー5,5に揺動可能に支持されているので、
路面C1の傾斜に応じて上下方向へ揺動される。このよ
うに揺動アーム部材3が路面C1の傾斜に応じて揺動す
ることにより、一対の壁面ローラ部材2の壁面ローラ2
aの傾斜が可変されるのである。
【0030】図3(a)に示すように、四駆フェンスカ
ー50が略水平な路面C1を走行する場合、揺動アーム
部材3に支持された壁面ローラ部材2の上下一対の壁面
ローラ2a,2aの傾斜が略水平状態に維持されつつ、
競技用コースC内を走行する四駆フェンスカー50が案
内される。よって、四駆フェンスカー50が水平な路面
C1を走行する場合には、壁面ローラ2a,2aによる
路面C1へ向けた押さえ付け力が抑制され、四駆フェン
スカー50の走行速度の低下が抑制される。
【0031】また、四駆フェンスカー50が略水平な路
面C1を高速走行する際に、壁面ローラ2a,2aがフ
ェンスC2に接触する衝撃により、四駆フェンスカー5
0のシャーシ51の前側部分が浮き上がると、スプリン
グ部材6により路面C1へ向けて付勢された揺動アーム
3bが揺動シャフト4を介して相対的に下方へ揺動され
る。この揺動アーム3bの下方への相対的な揺動によ
り、揺動アーム部材3の支持部3aに連結された壁面ロ
ーラ部材2の支軸2bが走行方向、即ち、図3(a)左
側へ向けて傾斜され、支軸2bに軸支された壁面ローラ
2a,2aが走行方向へ向けて下降傾斜される。
【0032】壁面ローラ2aが走行方向へ下降傾斜され
ると、四駆フェンスカー50のシャーシ51の前側部分
は下方へ向けて案内される。シャーシ51の前側部分が
下降すると、揺動アーム部材3は上方へ相対的に揺動し
て、揺動アーム部材3により支持された壁面ローラ部材
2の壁面ローラ2a,2aの傾斜が走行方向へ向けて下
降傾斜した状態から略水平状態へと可変される。その
後、四駆フェンスカー50の浮き上がった前輪53が路
面C1に再び接地して、シャーシ51が水平状態になる
と、壁面ローラ部材2の壁面ローラ2a,2aの傾斜が
略水平状態に復帰される。よって、四駆フェンスカー5
0の競技用コースC外へ飛び出しが抑制され、かかる四
駆フェンスカー50は継続して走行することができるの
である。
【0033】図3(b)に示すように、四駆フェンスカ
ー50が上昇傾斜した路面C1から下降傾斜した路面C
1へと進入する場合、四駆フェンスカー50が上昇傾斜
した路面C1の頂上に接近すると、スプリング部材6に
より付勢された揺動アーム3bの先端に軸支された路面
ローラ7が路面C1の傾斜に追従して回転することによ
り、揺動アーム部材3が下方へ向けて揺動される。揺動
アーム3bが下方へ向けて揺動することにより、揺動ア
ーム部材3の支持部3aに連結された壁面ローラ部材2
の支軸2bが走行方向へ向けて傾斜され、支軸2bに軸
支された壁面ローラ2a,2aが走行方向へ向けて下降
傾斜される。壁面ローラ2aが走行方向へ下降傾斜され
ると、四駆フェンスカー50のシャーシ51の前側部分
は下方へ向けて案内される。よって、かかる場合にも、
四駆フェンスカー50の競技用コースC外へ飛び出しを
抑制することができるのである。
【0034】このように本実施例のローラユニット1に
よれば、一対の壁面ローラ部材2,2を支持する揺動ア
ーム部材3,3は、揺動シャフト4を介して支持ステー
5,5により路面C1の傾斜に応じて揺動可能に支持さ
れており、この揺動アーム部材3,3の揺動により一対
の壁面ローラ部材2,2の傾斜を可変させることができ
る。また、各壁面ローラ部材2,2が別々に支持された
各揺動アーム部材3,3の揺動アーム3b,3bはそれ
ぞれ独立して揺動できるので、路面C1の両側部分の傾
斜が異なる場合にも、各壁面ローラ部材2,2の傾斜を
それぞれ独立して可変させて四駆フェンスカー50の姿
勢を最適な状態に保つことができる。更に、支持ステー
5,5の延出部5c,5cにより、揺動アーム部材3,
3の上方へ向かう揺動動作が制限されるので、一対の壁
面ローラ部材2,2の各壁面ローラ2aの傾斜が四駆フ
ェンスカー50の走行方向に対して上昇し過ぎてしまう
ことを防止することができる。よって、一対の壁面ロー
ラ部材2,2により案内される四駆フェンスカー50の
競技用コースC外への飛び出しを抑制することができ
る。
【0035】次に、図4を参照して、第2実施例のロー
ラユニット11について説明する。図4は、第2実施例
におけるローラユニット11が取着された四駆フェンス
カー50の外観斜視図である。図4に示すように、第2
実施例のローラユニット11は、上述した第1実施例の
ローラユニット1に対して、支持ステーを変更したもの
である。以下、第1実施例と同一の部分には同一の番号
を付して、その説明を省略し、異なる部分のみを説明す
る。
【0036】図4に示すように、第2実施例のローラユ
ニット11では、第1実施例の支持ステー5,5に代え
て、支持ステー15を使用している。この支持ステー1
5は、正面視略馬蹄形に形成されており、四駆フェンス
カー50のシャーシ51の両側部分にねじ止め等により
取着される底板15b,15bと、その内側縁部に立設
された側壁板15a,15aと、その側壁板15a,1
5aの上部から上方へ向けて延出された延出部15c,
15cとを備え、各延出部15c,15cの上端は補強
部15dにより連結されている。このように、各側壁板
15b,15bの延出部15c,15cの上端を補強部
15dにより連結することにより、支持ステー15の剛
性が強化されると共に、ローラユニット11全体の剛性
を強化することができる。例えば、壁面ローラ部材2,
2がフェンスC2に衝突する場合に、その衝撃による支
持ステー15の変形を防止することができ、支持ステー
15に支持される揺動シャフト4が撓んで変形すること
を防止することができる。
【0037】次に、図5を参照して、第3実施例のロー
ラユニット21について説明する。図5は、第3実施例
におけるローラユニット21が取着された四駆フェンス
カー50の外観斜視図である。図5に示すように、第3
実施例のローラユニット21は、上述した第1実施例の
ローラユニット1に対して、揺動シャフト4の軸方向に
揺動アーム部材3,3をスライド可能に構成したもので
ある。以下、第1実施例と同一の部分には同一の番号を
付して、その説明を省略し、異なる部分のみを説明す
る。
【0038】このローラユニット21の揺動アーム部材
3,3は、図2に示す第1実施例のローラユニット1と
同様に、ブッシュ31,31(図2参照)を介して揺動
シャフト4に揺動可能に軸支されている。この揺動シャ
フト4の両端部分であって、ブッシュ31,31の取付
位置より外方側の部分には、ブッシュ31,31に隣接
してブッシュ34,34(図5には一方のブッシュ34
のみを図示する)が取り付けられている。このブッシュ
34,34は、ブッシュ31,31と略同一形状に形成
されており、平座金32,32およびナット33,33
を介して揺動シャフト4のおねじ部4a,4aに位置決
めされている。このように、ブッシュ31およびブッシ
ュ34を介して揺動アーム部材3,3を揺動シャフト4
に取り付けることにより、揺動アーム部材3,3を揺動
シャフト4の軸方向へスライドさせることができるので
ある。一方、図5に示すように、揺動シャフト4の略中
央部分であって、揺動アーム部材3,3の側板3d,3
dの間には、バネ鋼材等の弾性材料で構成されたコイル
スプリング35が巻着されており、揺動アーム部材3,
3が揺動シャフト4の両端方向へ向けて付勢されてい
る。よって、壁面ローラ部材2,2がフェンスC2に衝
突する場合に、その衝撃を緩和させることができる。
【0039】尚、ブッシュ34に代替して、揺動シャフ
ト4が挿入可能な中空円筒状のパイプ部材を使用しても
良い。また、ブッシュ31,34に代替して、ブッシュ
31と略同一形状に形成されたブッシュであって、その
小径部分の軸方向長さがブッシュ31に比べて長く形成
されたもの使用することにより、揺動アーム部材3,3
を揺動シャフト4の軸方向へスライド可能に構成しても
良い。
【0040】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上述した実施例に何ら限定されるものでは
なく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変
更が可能であることは容易に推察できるものである。
【0041】例えば、本実施例では、壁面ローラ部材
2,2は、一対の壁面ローラ2a,2aをそれぞれ取着
したが、各壁面ローラ部材2に取着される壁面ローラ2
aの個数は必ずしもこれに限られるものではない。例え
ば、一方の壁面ローラ部材2に壁面ローラ2aを1個取
着し、他方の壁面ローラ部材2に壁面ローラ2aを2個
取着しても良いし、両壁面ローラ部材2に壁面ローラ2
aをそれぞれ1個ずつ取着しても良い。
【0042】また、本実施例では、ナット43を介して
スプリング部材6を揺動シャフト4に巻着した。しかし
ながら、揺動シャフト4にスプリング部材6を巻着する
ための部材は、必ずしもナットに限られるものではな
く、ナット43と略同一外形に形成されたブッシュであ
っても良い。
【0043】また、本実施例では、支持ステー5,15
のねじ穴5b1を4箇所に穿設して支持ステー5を形成
した。しかしながら、支持ステーのねじ穴の穿設個数は
必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、ねじ穴
を少なくとも1箇所に穿設し、他の箇所にはマーキング
Mを用いて穿設位置を表示しておいても良い。尚、揺動
アーム部材3の取付穴3a1や通穴3b1,3d1およ
び支持ステー5,15の通穴5a1についても同様にマ
ーキングMを用いて穿設位置を表示しておいても良い。
【0044】
【発明の効果】 請求項1記載の模型車用ローラユニッ
トによれば、一対の案内ローラを支持する延出部材は、
支持部材により走行路面の傾斜に応じて上下動可能に支
持されており、この延出部材の上下動により一対の案内
ローラの傾斜を可変させることができる。例えば、模型
車が水平な走行路面を走行する場合には、延出部材によ
り一対の案内ローラの傾斜を水平に維持して模型車の走
行を案内することができる。よって、模型車が水平な走
行路面を走行する際に、案内ローラによる模型車の走行
路面への押さえ付けを防止して、模型車の走行速度の低
下を抑制することができるという効果がある。一方、模
型車が登り斜面から下り斜面へと進入する場合や、模型
車が走行路面の側壁に衝突して前側部分が浮き上がるよ
うな場合には、付勢部材によって付勢された延出部材が
下方へ移動することにより、一対の案内ローラを走行方
向へ下降傾斜させることができる。よって、かかる場合
には、下降傾斜された案内ローラにより、模型車の前側
部分は下方へ向けて案内されるので、模型車が走行路面
外へ飛び出してしまうことを抑制することができるとい
う効果がある。
【0045】請求項2記載の模型車用ローラユニットに
よれば、請求項1記載の模型車用ローラユニットの奏す
る効果に加え、一対の案内ローラが別々に支持された一
対の延出アームは独立して上下動できるように形成され
ている。よって、走行路面の両側部分の傾斜が異なる場
合にも、一方の延出アームが他方の延出アームより上方
または下方へ移動し、案内ローラの傾斜をそれぞれ独立
して可変させて模型車の姿勢を最適な状態に保つことが
できるという効果がある。一方、一対の延出アームには
補助ローラがそれぞれ回転可能に配設されており、各補
助ローラが走行路面上を回転しつつ模型車の走行が行わ
れるので、延出部材が付勢部材により走行路面へ向けて
付勢されることによる抵抗力を軽減することができ、模
型車の走行速度の低下を抑制することができるという効
果がある。
【0046】請求項3記載の模型車用ローラユニットに
よれば、請求項1または2に記載の模型車用ローラユニ
ットの奏する効果に加え、ストッパ部材により延出部材
の上昇動作が所定範囲内に制限されているので、延出部
材により支持された一対の案内ローラが走行方向に対し
て上昇し過ぎてしまうことを防止することができる。よ
って、一対の案内ローラにより案内される模型車の走行
路面外への飛び出しを抑制することができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるローラユニットが取
着された四駆フェンスカーの外観斜視図である。
【図2】 ローラユニットの分解斜視図である。
【図3】 (a)は、競技用コースの水平な路面を走行
するローラユニットの取着された四駆フェンスカーの側
面図であり、(b)は、競技用コースの上昇傾斜した路
面から下降傾斜した路面へと進入するローラユニットの
取着された四駆フェンスカーの側面図である。
【図4】 第2実施例におけるローラユニットが取着さ
れた四駆フェンスカーの外観斜視図である。
【図5】 第3実施例におけるローラユニットが取着さ
れた四駆フェンスカーの外観斜視図である。
【符号の説明】
1,11,21 ローラユニット(模型車用ローラ
ユニット) 2 壁面ローラ部材(案内ローラ) 2a 壁面ローラ 3 揺動アーム部材(延出部材) 3a 揺動アーム(延出アーム) 4 揺動シャフト 5,15 支持ステー(支持部材) 5a,15a 側壁板 5b 底板(下降動作ストッパ部材) 5c,15c 延出部(ストッパ部材) 6 スプリング部材(付勢部材) 7 路面ローラ(補助ローラ) 35 コイルスプリング(弾性部材) 50 四駆フェンスカー(模型車) C 競技用コース C1 路面(走行路面) C2 フェンス(側壁)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側に側壁が立設された走行路面上を走
    行する模型車を案内するため、その模型車に取着される
    模型車用ローラユニットにおいて、 前記走行路面の両側壁にそれぞれ当接し前記模型車の走
    行を案内する一対の案内ローラと、 その一対の案内ローラをそれぞれ回転可能に支持すると
    ともに前記走行路面へ向けて延出される延出部材と、 その延出部材を前記走行路面へ当接させるために付勢す
    る付勢部材と、 その付勢部材により付勢される前記延出部材を前記走行
    路面の傾斜に応じて上下動可能に支持するとともに、前
    記模型車の前側部分に取着可能に形成された支持部材と
    を備えていることを特徴とする模型車用ローラユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記延出部材は、前記一対の案内ローラ
    を別々に支持するとともに前記走行路面へ向けてそれぞ
    れ延出された一対の延出アームと、その一対の延出アー
    ムにそれぞれ回転可能に配設され前記走行路面上を回転
    する一対の補助ローラとを備えており、前記一対の延出
    アームは独立して上下動できるように形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の模型車用ローラユニッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記支持部材は、前記延出部材の上昇動
    作を所定範囲内に制限するストッパ部材を備えているこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の模車用ローラ
    ユニット。
JP32798797A 1997-11-28 1997-11-28 模型車用ローラユニット Pending JPH11156060A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105749560A (zh) * 2016-04-21 2016-07-13 奥飞娱乐股份有限公司 用于安装在玩具车上的车轮架及轨道玩具车
CN106200496A (zh) * 2016-08-29 2016-12-07 南京晓庄学院 一种基于加速度传感器的智能车模控制系统及其控制方法

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WO2017181543A1 (zh) * 2016-04-21 2017-10-26 奥飞娱乐股份有限公司 用于安装在玩具车上的车轮架及轨道玩具车
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