JPH11156007A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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Publication number
JPH11156007A
JPH11156007A JP34055997A JP34055997A JPH11156007A JP H11156007 A JPH11156007 A JP H11156007A JP 34055997 A JP34055997 A JP 34055997A JP 34055997 A JP34055997 A JP 34055997A JP H11156007 A JPH11156007 A JP H11156007A
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JP
Japan
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game board
ball
game
firing
area
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JP34055997A
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English (en)
Inventor
Sadao Ioki
定男 井置
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Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11156007A publication Critical patent/JPH11156007A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 戻り球防止部材と発射レールの位置を正確に
定めることができる弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 発射レール11を前面に設けたフレーム
ボード9の上面には、遊技盤7を載置可能な遊技盤載置
部を設ける。遊技盤載置部の左右略中央には、アウト球
回収口40a及びアウト球回収口に連通したアウト球流
路40bを備えた接続部40を起立状態で設け、接続部
の前面40cには、ブロック状の戻り球防止部42を接
続部と一体的に前方に向けて突設する。一方、遊技盤に
は、接続部が嵌合する接続空間部をアウト口33に連続
させて設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機、
雀球遊技機、アレンジボール遊技機、パチコン遊技機等
の弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を、代表的な弾球遊技機であ
るパチンコ遊技機を例に挙げて説明する。
【0003】このパチンコ遊技機では、遊技盤の表面に
ガイドレール等の区画部材を配設して遊技領域を区画し
ており、発射された遊技球(発射球)を発射レールによ
り遊技領域へ向けて案内していた。この遊技領域には、
各種の入賞口(役物)やアウト口等を設けてあり、何れ
の入賞口にも入賞しなかった遊技球をアウト口で回収し
て、パチンコ遊技機の裏面側に案内し、島設備に排出す
るようにしていた。
【0004】上記した発射レールは、遊技盤が載置され
るフレームボードの前面に配設してあり、このフレーム
ボードにおける発射レールの傾斜上端側には、ファール
球回収路に連通したファール球回収口を設けてある。こ
のファール球回収口では、発射勢が弱く遊技領域に到達
する前に戻ってきた遊技球等をファール球として受け入
れる。ファール球回収口で受け入れたファール球は、フ
ァール球回収路を通じて流下案内して下皿から排出す
る。
【0005】そして、ファール球を発射位置に戻すこと
なく確実に回収するため、遊技盤におけるファール球回
収口の上方には、板状の戻り球防止部材を取り付けてあ
る。ファール球が発射レール上に戻ってしまうと、球供
給装置から供給された遊技球が既に存在し、遊技球同士
が球突きを生じてしまうからである。このため、ファー
ル球回収口を飛び越えて発射位置に戻ろうとするファー
ル球については、この戻り球防止部材に衝突させてファ
ール球回収口側に誘導する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したパ
チンコ遊技機では、発射レールとの相対位置を正確に定
めた状態で戻り球防止部材を取り付けなければならず、
取付作業に手間を要していた。これは、いかなる発射勢
で発射された発射球でも戻り球防止部材に衝突させずに
遊技盤側に導かねばならず、尚且つ、ファール球回収口
を飛び越えそうなファール球については戻り球防止部材
に衝突させて確実にファール球回収口に誘導しなければ
ならないからである。
【0007】このため、戻り球防止部材の取付作業に手
間を要してしまい、作業工数が増えてしまうという問題
が生じていた。また、戻り球防止部材が別部品として構
成されていたので、部品点数が増加するという問題も生
じていた。これらの問題は、パチンコ遊技機のコストア
ップを招く要因となっていた。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、戻り球防止部材と発射レールの位置を正
確に定めることができ、尚且つ、安価に製造可能な弾球
遊技機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ためになされた請求項1記載の発明は、遊技領域の最下
端にアウト口を開口した遊技盤と、遊技盤が載置される
と共に前面に発射レールを設けたユニット支持部材(例
えば、フレームボード9)とを有する弾球遊技機におい
て、前記遊技盤の下端部分には、遊技盤の表面から厚さ
方向に切り欠かれ、アウト口から下向きに連続して延在
する接続空間部を設け、ユニット支持部材には、上方か
らの遊技球を受け入れ可能なアウト球回収口及びこのア
ウト球回収口に連通したアウト球流路を形成し、接続空
間部内に嵌合可能な接続部と、接続部の前面から前方に
接続部と一体的に突設した戻り球防止部と、発射レール
の傾斜上端側であって戻り球防止部の下方に開口し、上
方からの遊技球を受け入れ可能なファール球回収口とを
設け、接続部を接続空間部に嵌合させた状態で遊技盤を
ユニット支持部材に載置してアウト球回収口を上方のア
ウト口に臨ませ、アウト口からの遊技球についてはアウ
ト球流路に受け入れ、遊技盤側から戻ってきたファール
球については戻り球防止部に衝突させてファール球回収
口に誘導して発射レール上に戻ることを防止するように
構成したことを特徴とする。
【0010】ここで、ファール球とは、発射勢が弱すぎ
て遊技領域に届かなかった遊技球と、発射勢が強すぎて
遊技領域から戻ってきた遊技球の双方を含む。
【0011】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の構成に加えて、遊技盤を所定位置に収納可能な遊技
盤収納部を備え、遊技盤収納部に収納された遊技盤を固
定可能な遊技盤固定装置(例えば、遊技盤収納フレーム
6、固定器具50)を、前面枠の背面に止着し、ユニッ
ト支持部材には、遊技盤の底部が載置可能であって接続
部が起立した載置部(例えば、遊技盤載置部10)を設
け、載置部に遊技盤の底部を載置した状態で遊技盤収納
部に遊技盤を収納固定することにより、接続部を接続空
間部に嵌合させると共に遊技盤を所定位置に固定するよ
うに構成したことを特徴とする弾球遊技機である。
【0012】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は請求項2の構成に加えて、前記遊技盤は、遊技領域を
区画すると共に発射通路領域を区画する区画部材と、発
射通路領域から遊技領域に飛入した遊技球が再度発射通
路領域に戻ることを防止する防止部材(例えば、上部戻
り球防止部39)と、発射通路領域内の遊技盤表面を前
方から覆うと共に、先端部を防止部材の配設位置まで延
在させた発射通路保護部材とを有し、前記発射通路保護
部材は、基端部を後方に延設した遊技盤保護部(例え
ば、左遊技盤保護部38c,右遊技盤保護部38d)を
備え、この遊技盤保護部により接続空間部の側面を覆う
ように構成したことを特徴とする弾球遊技機である。
【0013】ここで、発射通路領域とは、区画部材によ
って区画され、発射された遊技球が通過可能な領域のこ
とをいう。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。なお、以下の説明においては、代
表的な弾球遊技機であるパチンコ遊技機1を例に挙げて
説明する。
【0015】まず、パチンコ遊技機1の全体的な構成に
ついて説明する。ここで、図1は、パチンコ遊技機1の
正面図、図2はパチンコ遊技機1の背面図である。
【0016】図1に示すように、例示したパチンコ遊技
機1は、パチンコ機本体2と、遊技カードに記憶された
情報の読み書き等を行うカードユニット3とから概略構
成してある。パチンコ機本体2は、機枠4により囲わ
れ、この機枠4の前方(遊技者側)には額縁状の前面枠
5を開閉可能に取り付けてある。前面枠5の背面には、
図7に示す遊技盤収納フレーム6を、後方から止着して
ある。この遊技盤収納フレーム6は、本実施形態におけ
る遊技盤固定装置の一部を構成する部材で、遊技盤7を
前方から収納可能な遊技盤収納部8を備えている。この
遊技盤収納フレーム6の下部には、フレームボード9を
取り付けてある。このフレームボード9は、本実施形態
におけるユニット支持部材として機能し、遊技盤7を載
置するための遊技盤載置部10を上面に設けてあると共
に、発射された遊技球を案内する発射レール11を前面
に配設してある。なお、フレームボード9と遊技盤収納
フレーム6については、後で詳述する。そして、遊技盤
7をフレームボード9の遊技盤載置部10に載置し、遊
技盤収納フレーム6の遊技盤収納部8に収納すると、遊
技盤7の表面に形成した遊技領域12は、前面枠5の窓
部に臨む。
【0017】前面枠5の前方には、窓部に前面ガラス1
4(透明部材の一種)を保持し、開口縁部に樹脂装飾板
を取り付けて装飾を施した額縁状の透明部材保持枠15
を、前面枠5に開閉可能に取り付けてある。そして、収
納状態における遊技盤7の遊技領域12は、前面ガラス
14を通して遊技者から見える。透明部材保持枠15の
下方には、上皿16を取り付けてあり、この上皿16の
下方には下皿17を取り付けてある。この下皿17の右
側には発射操作部18を設けてあり、下皿17の左側に
は灰皿19を設けてある。
【0018】一方、パチンコ遊技機1の背面側には、図
2に示すように、球貯留タンク22や各種の制御装置類
23等を取り付けた裏機構盤24を配設してある。この
裏機構盤24の下部奥側(遊技盤7側)には、図8に示
すように、遊技盤7側からのアウト球を島設備側(パチ
ンコ遊技機1の裏面側)に流下させるアウト球流下樋2
5を設けてある。また、背面における右下端部(図2に
おける左下端)には、遊技球を発射する発射装置26を
設けてある。この発射装置26は、発射操作部18に対
する操作に連動した発射勢(発射強度)で、発射位置
(発射レール11における下端)の遊技球を弾発する。
【0019】次に、遊技盤7について説明する。図3に
示すように、遊技盤7の前面には区画部材29を配設し
て遊技領域12をほぼ円形状に区画してある。この遊技
領域12の略中央には可変表示装置30を配設してあ
り、可変表示装置30の下方には始動口31やアタッカ
ー(大入賞口)32を配設してあり、アタッカー32の
下方、即ち遊技領域12の最下端には、何れの入賞口に
も入賞しなかった遊技球(アウト球)を受け入れるアウ
ト口33を開口してある。この他に、遊技領域12に
は、複数の一般入賞口34を配設してあると共に、図示
しない障害釘等を多数植設してある。
【0020】上記したアウト口33は、遊技盤7の表面
に止着したプレート33aと区画部材29とによって区
画された長円状の開口である。そして、このアウト口3
3の奥を遊技盤7の厚さ方向に向けて(裏面側に向け
て)遊技盤7の下端部分裏面まで厚さ方向の全域に亘っ
て切り欠くことにより、接続空間部35を形成してあ
る。この接続空間部35は、遊技盤7を収納した際にお
いてフレームボード9の接続部40(後述)が嵌合する
部分であり、前面側上端部にアウト口33が臨み、この
アウト口33の奥から遊技盤7の下端に亘って、アウト
口33の幅と略同幅の直線状に下向きに形成した切り欠
き部である。なお、この接続空間部35に関し、本実施
形態では、遊技盤7の厚さ方向全域に亘って切り欠いた
ものを例示したが、厚さ方向の途中まで溝状に切り欠い
てもよい。
【0021】上記した区画部材29は、外側ガイドレー
ル36A、底部ガイドレール36B、及び内側区画壁部
37等から構成してある。外側ガイドレール36Aは、
本実施形態における外側区画部材として機能する部材で
あり、細長い帯状の金属板を円弧状に曲げたものであ
る。そして、この外側ガイドレール36Aは、基端(即
ち、区画部材29における外周側端部29aに相当)を
遊技盤7の下端であって左右中央やや左寄りに位置さ
せ、先端を遊技領域12における上部やや右側に位置さ
せた状態で配設してある。底部ガイドレール36Bは、
本実施形態における内側区画部材の一部として機能する
部材であり、外側ガイドレール36Aと同様な帯状の金
属板で構成してある。そして、この底部ガイドレール3
6Bは、遊技領域12における下端部に配設してある。
なお、本実施形態における底部ガイドレール36Bは、
アウト口33から左側部分の長さを右側部分の長さより
も短く設けてある。
【0022】内側区画壁部37は、底部ガイドレール3
6Bと共に本実施形態における内側区画部材の一部とし
て機能する部材であり、後述する発射通路保護部材38
と共に、合成樹脂により一体成型してある。この内側区
画壁部37は、アウト口33の下部においては底部ガイ
ドレール36Bの下に重ね合わされ、上方に向かうにつ
れて右方向に湾曲させてある。即ち、外側ガイドレール
36Aに沿って円弧状に曲げてある。なお、内側区画壁
部37における底部ガイドレール36Bの左端部が位置
する部分には、遊技球を円滑に流下させるための段差を
設けてある。本実施形態では、この段差により、内側区
画壁部37と底部ガイドレール36Bとを略同一高さに
して連続させてあるが、内側区画壁部37の方が高い段
差でも構わない。また、外側ガイドレール36Aと内側
区画壁部37とは、遊技球が通過可能な間隔よりも広い
間隔で配置してあり、これらの外側ガイドレール36A
と内側区画壁部37に挟まれた領域が発射通路領域とな
る。この発射通路領域は、発射された遊技球が通過する
領域であり、上方に向けて徐々に縮幅すると共に右方向
に曲がった領域である。
【0023】この内側区画壁部37の上端部において
は、発射通路領域の幅は、遊技球の直径に対して1.2
〜1.5倍程度の幅としてある。そして、この発射通路
領域内における遊技盤7の表面を前方から覆うように、
発射通路保護部材38を配設してあり、内側区画壁部3
7の先端には上部戻り球防止部39を一体的に設けてあ
る。
【0024】発射通路保護部材38は、遊技球が頻繁に
通過する発射通路領域を、遊技球の通過に起因する破損
(摩擦や衝撃等による遊技盤7の表面に設けたセル板の
剥がれ等)から保護する部材であり、本実施形態では上
記したように合成樹脂により一体成型してある。そし
て、この発射通路保護部材38は、図4に示すように、
発射通路床部38aと、右側床部38bとから概略構成
してあり、さらに、上記した内側区画壁部37と一体成
型してある。
【0025】発射通路床部38aは、発射通路領域内に
おける遊技盤7の表面形状とほぼ同じ形状に形成した板
状部分であり、発射通路保護部材38を遊技盤に止着し
た状態で発射通路領域内における遊技盤7の表面を前方
から覆う部分である。
【0026】この発射通路床部38aにおける基端(下
部側の端部)には左遊技盤保護部38cを設けてある。
この左遊技盤保護部38cは、本実施形態における遊技
盤保護部の一部として機能する部分であり、具体的に
は、図5(a)、即ち、図3におけるA断面図、及び図
5(b)、即ち、図3におけるB断面図に示すように、
接続空間部35の左側面35a及び遊技盤7の下端面に
沿って後方に延設された略L字状の部分である。なお、
本実施形態においては、この左遊技盤保護部38cは、
遊技盤7の表面から遊技盤7の厚さの略半分程度まで延
設してある。そして、この左遊技盤保護部38cは、発
射通路を移動する遊技球が遊技盤7、より詳しくは、遊
技盤7の表面と接続空間部35の左側面35aとが接し
ている角部に、直接衝突することを防ぎ、遊技盤7の表
面に設けたセル板(特に、角部のセル板、図示せず)が
剥がれてしまうことを防止する。
【0027】一方、この発射通路床部38aの先端側
は、上部戻り球防止部39の手前まで、即ち、内側区画
壁部37の先端まで延在させてある。これは、上記した
内側区画壁部37を発射通路保護部材38と一体成型し
たことに起因する。即ち、本実施形態における内側区画
壁部37は、発射通路床部38aの円弧状右縁部に沿っ
て前方に向けて一体的に立設してあるが、内側区画壁部
37は、発射された遊技球を遊技領域12内における上
部に確実に飛入させるために、或る程度長く設ける必要
があるが、内側区画壁部37のみでは高い剛性を得難
い。従って、発射通路床部38aを内側区画壁部37の
先端まで延在させることにより、内側区画壁部37の剛
性を高めている。
【0028】そして、発射通路床部38aの先端部は、
遊技盤7の表面に向かって緩やかに下り傾斜させてあ
り、発射通路床部38aと遊技盤7の表面とが連続して
いる。このため、発射された遊技球は、この発射通路床
部38aから円滑に遊技盤7の表面に移ることができ
る。
【0029】また、上記した内側区画壁部37の基端
(下部側の端部)は、止着状態においてアウト口33を
越えて右側に位置しており、この基端部、より詳しく
は、アウト口33よりも右側に位置する部分には、上記
した右側床部38bを設けてある。即ち、この右側床部
38bは、内側区画壁部37における基端部の後端から
下方に向けて延在させてある。なお、この右側床部38
bの縁部にも略L字状の右遊技盤保護部38dを設けて
ある(図5(b)参照)。この右遊技盤保護部38d
は、本実施形態における遊技盤保護部の一部として機能
する部分であり、万一、遊技球が接続空間部35の右側
面35bに向かって来た場合に、遊技盤7のセル板を保
護する。
【0030】そして、発射通路保護部材38には、この
他に、発射通路保護部材38を遊技盤7に止着するため
の止着部38eを内側区画壁部37の右側縁部に設けて
あり、止着穴38fを右側床部38bに開設してある。
従って、これらの止着部38eや止着穴38fにネジ2
8(図3参照)を挿通して締め込み、発射通路保護部材
38及び内側区画壁部37を、遊技盤7に対して容易に
止着することができる。この構成では、金属製のレール
部材を割ピン等で遊技盤7に止着するように構成してい
た従来装置に比べて作業性が向上し、組立作業の効率化
を図ることができる。
【0031】上部戻り球防止部39は、本実施形態にお
いて、発射通路領域から遊技領域に流入した遊技球が、
再度発射通路領域に戻ることを防止する防止部材として
機能する。即ち、この上部戻り球防止部39の先端に
は、弾性を有する戻り球防止片39aを設けてある。そ
して、この戻り球防止片39aは、発射通路領域から遊
技領域への遊技球の飛入を許容すると共に遊技領域から
発射通路領域へ遊技球が戻ることを阻止するように、発
射された遊技球の進行方向に対して斜め方向から交差す
るように配置してある。
【0032】そして、この上部戻り球防止部39は、本
実施形態では、内側区画壁部37の先端部に直接取り付
けて一体化してある。従って、内側区画壁部37と、発
射通路保護部材38と、上部戻り球防止部39とを1つ
の部品にすることができ、この部品を遊技盤7に止着す
るだけで済むので、組み立て工程を簡単にすることがで
きる。なお、この上部戻り球防止部39は、遊技盤7に
直接止着するようにしてもよい。
【0033】次に、図6を参照して、フレームボード9
(即ち、ユニット支持部材)について説明する。上記し
たようにフレームボード9の上面は、遊技盤7の幅と略
同幅の遊技盤載置部10としてあり、この遊技盤載置部
10に遊技盤7が載置されると、遊技盤7の前面とフレ
ームボード9の前面とが、ほぼ同一平面となる。
【0034】遊技盤載置部10の左右略中央には、接続
部40を上方に起立させた状態で設けてある。この接続
部40は、上面及び後面が開放しており、上方から見て
略倒コ字状の樋状の部分である。そして、その上面開放
部分がアウト球回収口40aとして、また、背面側が開
放した中空部分がアウト球流路40bとして機能し、ア
ウト球流路40bの下端部分には、アウト球を後方に向
けて案内する略三角形リブ状の球案内部材40dを形成
してある。この接続部40は、遊技盤7が遊技盤収納部
8に収納された状態で、遊技盤7の接続空間部35、よ
り詳しくは、左右遊技盤保護部38c,38dにより両
側面35a,35bが覆われた接続空間部35に嵌合す
る。従って、この接続部40の幅は、左右遊技盤保護部
38c,38dにより両側面35a,35bが覆われた
接続空間部35に丁度嵌まる幅としてある。
【0035】この接続部40における前面40cの左上
端部には、遊技盤7側から戻ってきたファール球をファ
ール球回収口41に誘導するための戻り球防止部42
を、前方に向けて突設してある。このファール球回収口
41は、戻り球防止部42の下方に開口しており、上方
から落下してきたファール球を受け入れる(後述)。
【0036】上記した戻り球防止部42は、前端面が開
放した矩形状の筒体であり、ファール球を側面に衝突さ
せて下方に誘導する。ところで、この戻り球防止部42
については、円筒状、三角柱状、板状等、任意の構成を
採ることができる。但し、戻り球防止部42をフレーム
ボード9に設けたことにより、遊技盤7の交換に拘わら
ず継続使用が可能となったため、中空の筒状や中実の柱
状、即ちブロック状が好ましい。高い耐久性が得られる
からである。なお、ファール球と衝突する側面について
は、発射レール11側(右側)に向かって下り傾斜した
傾斜面としてもよい。このように構成すると、ファール
球の跳ね返り角度を規定でき、ファール球を下方のファ
ール球回収口41に向けて確実に誘導できる。
【0037】このフレームボード9における前面の右側
には、上記した発射レール11を取り付けてある。この
発射レール11は、上面が左側(区画部材29の始端2
9a)に向かって上り傾斜しており、発射された遊技球
を遊技領域12に向けて案内する。そして、ファール球
回収口41は、発射レール11の傾斜上端側に上方に向
けて開口している。このファール球回収口41はフレー
ムボード9に設けた案内流路43に連通している。この
案内流路43は、下流側で下皿17に連通しており、フ
ァール球回収口41からの遊技球(ファール球)を案内
して下皿17へ排出する。
【0038】発射レール11の上方には、発射レール1
1の長手方向に沿って延在し、上面が発射レール11と
同方向に上り傾斜した庇部材44を前方に突設してあ
る。この庇部材44の傾斜下端、即ち、発射レール11
における基端側(発射位置側)の上方には、落下球回収
開口45を前向きに開口してある。これらの庇部材44
並びに落下球回収開口45により、透明部材保持枠15
を開放した際に上方から落下してきた遊技球を受け止
め、発射レール11上に載らないようにしてある。ま
た、前面側の左上端部には、開口部46を上向きに設け
てある。この開口部46は、上皿16及びこの上皿16
に連通した接続管に遊技球が充満した状態で、上皿16
(開閉パネル)を開いた時に、こぼれ落ちる遊技球を上
方側から受け入れる。また、発射レール11の中程下方
には、球抜き操作がなされた際に上皿16からの遊技球
を受け入れる上皿球抜き開口47を前向きに設けてあ
る。なお、落下球回収開口45、開口部46及び上皿球
抜き開口47は、上記した案内流路43と連通してい
る。従って、落下球回収開口45、開口部46及び上皿
球抜き開口47から案内流路43内に流入した遊技球に
ついても、この案内流路43で流下案内されて下皿17
に排出される。
【0039】発射レール11における基端側の下方(フ
レームボード9の右下部)には、発射装置取付部48を
設けてある。この発射装置取付部48は、上記した発射
装置26(図2参照)を取り付ける部分である。発射装
置26は、発射装置取付部48に後方から取り付けら
れ、フレームボード9における所定位置に固定される。
【0040】このような構成を有するフレームボード9
は、発射レール11と案内流路43の前面板43aを除
いた各部が合成樹脂により一体成型されており、発射レ
ール11についてもネジ孔や一体成型された取付基台
(図示せず)により所定位置に取付可能となっている。
従って、戻り球防止部42と発射レール11の間には常
に所定の相対位置関係が保証されている。このため、い
かなる発射勢で遊技球が発射されたとしても、発射球は
戻り球防止部42に衝突することがない。同様に、戻り
球防止部42とファール球回収口41との間についても
常に所定の位置関係が保証される。また、一体成型によ
り部品点数を削減できると共に、戻り球防止部42を別
途取り付ける必要がなくなり、取り付けに係る作業工数
を削減することができる。さらに、発射装置取付部48
に発射装置26を取り付けているので、発射レール11
と発射装置26並びに戻り球防止部42と発射装置26
との間についても、常に所定の位置関係が保証される。
【0041】次に、遊技盤7の取り付けについて図7を
参照して説明する。上記したように、前面枠5(図1参
照)の背面には、フレームボード9を取り付けた遊技盤
収納フレーム6を後方から止着してある。本実施形態に
おける遊技盤収納フレーム6は、金属製の板材を屈曲し
て形成した枠状体である。即ち、矩形状の後壁(背面側
の壁部)6aの上縁部、左縁部及び右縁部を前方に屈曲
して、上縁壁6b、左側壁6c及び右側壁6dを形成
し、これらの上縁壁6b、左側壁6c、右側壁6d及び
後壁6aが遊技盤収納部8を形成している。この遊技盤
収納部8は、フレームボード9が取り付けられた状態
で、遊技盤7が丁度収まる空部となる。また、後壁6a
には、遊技盤7の背面に設けた電気機器が貫通する矩形
状の開口を設けてあり、左側壁6c及び右側壁6dに
は、遊技盤収納部8に収納された遊技盤7を固定するた
めの固定器具50を、上下に1個ずつ合計4個配設して
ある。この固定器具50は、遊技盤収納フレーム6と共
に、本実施形態における遊技盤固定装置として機能す
る。
【0042】遊技盤7を取り付ける際には、まず、前面
枠5及び透明部材保持枠15を開いて遊技盤収納部8を
露出する。次に、遊技盤7を遊技盤収納部8内に収納す
る。即ち、遊技盤7の左側部に設けた係止部7aに、左
側固定器具50aを引っ掛けて係止した後、遊技盤7の
右部を、遊技盤収納部8側に向けて、遊技盤7が遊技盤
収納フレーム6の後壁6aに当接するまで回動して、遊
技盤7を遊技盤収納部8に収納する。この収納状態で
は、遊技盤7の底部がフレームボード9の遊技盤載置部
10上に載ると共に、接続空間部35と接続部40とが
嵌合する。なお、発射通路保護部材38や上部戻り球防
止部材39は、遊技盤7に予め止着しておく。
【0043】遊技盤7を遊技盤収納部8内に収納したな
らば、左側固定器具50bを操作して遊技盤7を遊技盤
収納部8内に固定する。この左側固定器具50bは、操
作により遊技盤7の右端部に設けた圧接部7bに圧接し
て遊技盤7を固定する。遊技盤7を固定したならば、前
面枠5を閉じて機枠4に固定した後、透明部材保持枠1
5を閉じて前面枠5に固定する。
【0044】このように、本実施形態においては、遊技
盤収納部8に遊技盤7を収納し、固定器具50で固定す
るだけで遊技盤7が所定位置に位置決め固定され、同時
に、遊技盤7とフレームボード9とが最適な位置関係を
形成する。
【0045】また、遊技盤7の収納状態においては、図
8に示すように、遊技盤7の接続空間部35とフレーム
ボード9の接続部40とが嵌合することにより、遊技盤
7のアウト口33が接続部40のアウト球回収口40a
の上方側に臨む。これにより、アウト球回収口40aは
アウト口33からの遊技球(アウト球)を受け入れるこ
とができる。一方、接続部40のアウト球流路40bの
流下下端は、アウト球流下樋25に連通している。従っ
て、アウト口33から流入したアウト球は、アウト球流
路40bを通じてアウト球流下樋25に流下案内され、
このアウト球流下樋25を通じて島設備側に流下する。
【0046】そして、接続部40が遊技盤7の接続空間
部35に嵌合しているので、アウト球流路40bは、遊
技盤7の板厚内に収まる。このように遊技盤7の板厚内
にアウト球流路40bを収めたので、パチンコ遊技機1
における裏面側の空間をより多く確保することができ
る。これにより、多くの電気基板等を搭載することがで
き、又、遊技球の流下路の確保が容易になる。
【0047】次に、遊技時における遊技球の流れについ
て、図8を参照して説明する。発射装置26により発射
された遊技球は、まず、発射レール11に沿って案内さ
れ、次にファール球回収口41を飛び越えて区画部材2
9により遊技領域12に向けて案内される。ここで、戻
り球防止部42と発射レール11とが所定の位置関係に
あるので、いかなる発射勢で遊技球が発射されたとして
も、発射球は戻り球防止部42に衝突せずに遊技盤7側
に移る。
【0048】そして、発射勢が弱すぎて遊技領域12に
届かなかった遊技球は、ファール球となって区画部材2
9(外側ガイドレール36Aや内側区画壁部37)に沿
って逆流し、発射装置26に向かって戻ってくる。一
方、発射勢が強すぎた遊技球は、上部戻り球防止部39
により発射通路領域内への飛入(戻り)が阻止される。
従って、戻ってきた遊技球により発射通路床部38a
(発射通路保護部材38の一部)が破損することを防ぐ
ことができる。なお、この上部戻り球防止部39を設け
ていないパチンコ遊技機1にあっては、発射勢が強すぎ
た遊技球もファール球となり、発射装置26に向かって
戻ってくる。
【0049】この戻ってきたファール球は、ファール球
回収口41に受け入れられる。この場合、ファール球
は、通常、区画部材29の始端29a(外側ガイドレー
ル36Aの基端)から離れると、そのままファール球回
収口41へ自然落下する。一方、弾みながら戻ってきた
り、勢い良く戻ってきたりする等してファール球回収口
41を飛び越えそうなファール球は、区画部材29の始
端29aから離れた後に戻り球防止部42に衝突し、下
方であるファール球回収口41側に誘導される。この場
合、戻り球防止部42を接続部40に一体的に成型して
あるので、ファール球の衝突に伴って戻り球防止部42
の位置がずれることはない。
【0050】このファール球に関し、戻り球防止部42
と遊技盤7(区画部材29)とが所定の位置関係を形成
しているので、自然落下、或いは、戻り球防止部42に
衝突させることができ、確実にファール球回収口41に
誘導することができる。従って、ファール球が発射レー
ル11上に戻ることに起因して生じる遊技球同士の球突
き状態をなくすことができる。また、戻り球防止部42
がブロック状であるので、高い耐久性を有しており、長
期の継続使用にも耐え得る。
【0051】また、戻り球防止部42に衝突したファー
ル球が接続空間部35側に弾んだとしても、発射通路床
部38aから連続して左遊技盤保護部38cを設けて接
続空間部35の左側面35aを遊技盤7の表面から連続
的に覆ってあるので、ファール球が遊技盤7(詳しく
は、接続空間部35における左側面の前端縁)に直接衝
突せずに発射通路床部38a或いは左遊技盤保護部38
cに衝突し、遊技盤7を保護できる。同様に、万一、遊
技球が接続空間部35の右側面の前端縁に向かってきた
としても、右側床部38bから連続して右遊技盤保護部
38dを設けて右側面35bを遊技盤7の表面から連続
的に覆ってあるので、遊技盤7を保護できる。
【0052】なお、遊技領域12を流下して何れの入賞
口にも入賞しなかった遊技球は、アウト球となってアウ
ト口33に流入する。そして、アウト球は、接続空間部
35内に位置した接続部40のアウト球流路40bを通
じて後方に流下案内され、アウト球流下樋25に沿って
流下して島設備側に排出される。また、何れかの入賞口
に入賞した遊技球は、セーフ球となって球寄せ51を通
じてセーフユニットへ案内され、セーフユニット(図示
せず)で賞球に関する処理を行った後に島設備側に排出
される。
【0053】なお、上記した実施形態においては、代表
的な弾球遊技機であるパチンコ遊技機1を例に挙げて説
明したが、本発明は、雀球遊技機やアレンジボール遊技
機、パチコン遊技機等、他の弾球遊技機にも適用するこ
とができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。即ち、請求項1記載の発明によれ
ば、遊技領域の最下端にアウト口を開口した遊技盤と、
遊技盤が載置されると共に前面に発射レールを設けたユ
ニット支持部材とを有する弾球遊技機において、前記遊
技盤の下端部分には、遊技盤の表面から厚さ方向に切り
欠かれ、アウト口から下向きに連続して延在する接続空
間部を設け、ユニット支持部材には、上方からの遊技球
を受け入れ可能なアウト球回収口及びこのアウト球回収
口に連通したアウト球流路を形成し、接続空間部内に嵌
合可能な接続部と、接続部の前面から前方に接続部と一
体的に突設した戻り球防止部と、発射レールの傾斜上端
側であって戻り球防止部の下方に開口し、上方からの遊
技球を受け入れ可能なファール球回収口とを設け、接続
部を接続空間部に嵌合させた状態で遊技盤をユニット支
持部材に載置してアウト球回収口を上方のアウト口に臨
ませ、アウト口からの遊技球についてはアウト球流路に
受け入れ、遊技盤側から戻ってきたファール球について
は戻り球防止部に衝突させてファール球回収口に誘導し
て発射レール上に戻ることを防止するように構成したの
で、戻り球防止部と発射レールの位置を、所定の位置関
係に正確に定めることができる。
【0055】これにより、発射レールに戻る前にファー
ル球をファール球回収口(即ち、アウト球流路)へ確実
に誘導することができ、ファール球が発射レール上に戻
ることに起因して生じる遊技球同士の球突きをなくすこ
とができる。また、いかなる発射勢で発射された遊技球
についても戻り球防止部に衝突させずに遊技盤側へ案内
できるので、遊技の円滑化を図ることができる。
【0056】また、戻り球防止部を接続部と一体的に設
けているので、遊技球の衝突に伴う戻り球防止部の位置
ずれがなく、遊技球を確実にファール球回収口に誘導す
ることができる。また、一体的に設けたことにより、部
品点数が削減できると共に取付作業の工数を削減するこ
とができるし、遊技盤の取り替えに拘わらず継続的に使
用することもできるので、コストダウンが図れる。
【0057】さらに、戻り球防止部が設けられた接続部
が、アウト球流路を備えているので、遊技盤の板厚内に
アウト球流路を形成することができ、遊技盤裏面側に突
出する部材を減らすことができる。このため、遊技盤裏
面の空間を拡張することができ、より多くの部品等を搭
載することができる。
【0058】また、請求項2記載の発明によれば、遊技
盤を所定位置に収納可能な遊技盤収納部を備え、遊技盤
収納部に収納された遊技盤を固定可能な遊技盤固定装置
を、前面枠の背面に止着し、ユニット支持部材には、遊
技盤の底部が載置可能であって接続部が起立した載置部
を設け、載置部に遊技盤の底部を載置した状態で遊技盤
収納部に遊技盤を収納固定することにより、接続部を接
続空間部に嵌合させると共に遊技盤を所定位置に固定す
るように構成したので、遊技盤とユニット支持部材との
位置決めを、容易に且つ確実に行うことができる。
【0059】また、請求項3記載の発明によれば、前記
遊技盤は、遊技領域を区画すると共に発射通路領域を区
画する区画部材と、発射通路領域から遊技領域に飛入し
た遊技球が再度発射通路領域に戻ることを防止する防止
部材と、発射通路領域内の遊技盤表面を前方から覆うと
共に、先端部を防止部材の配設位置まで延在させた発射
通路保護部材とを有し、前記発射通路保護部材は、基端
部を後方に延設した遊技盤保護部を備え、この遊技盤保
護部により接続空間部の側面を覆うように構成したの
で、遊技盤表面と接続空間部の側面とが接している部分
に遊技球が直接衝突することを防止でき、この衝突に起
因する遊技盤の破損を防止することができる。また、発
射通路保護部材の先端に防止部材が位置しているので、
一旦遊技領域に飛入した遊技球は、発射通路領域に戻る
ことなく遊技領域を流下する。このため、発射通路保護
部材が破損し難く長期の使用に耐えうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の正面図である。
【図2】パチンコ遊技機の裏面図である。
【図3】遊技盤の正面図である。
【図4】内側区画壁部及び発射通路保護部材を説明する
正面図である。
【図5】遊技盤保護部を説明する図で、(a)は図3に
おけるA断面図、(b)は同じくB断面図である。
【図6】フレームボードを正面側から見た斜視図であ
る。
【図7】遊技盤収納フレーム、フレームボード及び遊技
盤の取り付けを説明する図である。
【図8】遊技盤を収納した状態におけるファール球の流
れ及びアウト球の流れを説明する一部を断面で示した斜
視図である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機 2 パチンコ機本体 3 カードユニット 4 機枠 5 前面枠 6 遊技盤収納フレーム 7 遊技盤 7a 係止部 7b 圧接部 8 遊技盤収納部 9 フレームボード 10 遊技盤載置部 11 発射レール 12 遊技領域 14 前面ガラス 15 透明部材保持枠 16 上皿 17 下皿 18 発射操作部 19 灰皿 22 球貯留タンク 23 制御装置類 24 裏機構盤 25 アウト球流下樋 26 発射装置 29 区画部材 29a 始端 30 可変表示装置 31 始動口 32 アタッカー 33 アウト口 33a プレート 34 一般入賞口 35 接続空間部 35a 左側面 35b 右側面 36A 外側ガイドレール 36B 底部ガイドレール 37 内側区画壁部 38 発射通路保護部材 38a 発射通路床部 38b 右側床部 38c 左遊技盤保護部 38d 右遊技盤保護部 38e 止着部 38f 止着孔 39 上部戻り球防止部 39a 戻り球防止片 40 接続部 40a アウト球回収口 40b アウト球流路 40c 前面 40d 球案内部材 41 ファール球回収口 42 戻り球防止部 43 案内流路 44 庇部材 45 落下球回収開口 46 開口部 47 上皿球抜き開口 48 発射装置取付部 50 固定器具 50a 左側固定器具 50b 右側固定器具 51 球寄せ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技領域の最下端にアウト口を開口した
    遊技盤と、遊技盤が載置されると共に前面に発射レール
    を設けたユニット支持部材とを有する弾球遊技機におい
    て、 前記遊技盤の下端部分には、遊技盤の表面から厚さ方向
    に切り欠かれ、アウト口から下向きに連続して延在する
    接続空間部を設け、 ユニット支持部材には、 上方からの遊技球を受け入れ可能なアウト球回収口及び
    このアウト球回収口に連通したアウト球流路を形成し、
    接続空間部内に嵌合可能な接続部と、 接続部の前面から前方に接続部と一体的に突設した戻り
    球防止部と、 発射レールの傾斜上端側であって戻り球防止部の下方に
    開口し、上方からの遊技球を受け入れ可能なファール球
    回収口とを設け、 接続部を接続空間部に嵌合させた状態で遊技盤をユニッ
    ト支持部材に載置してアウト球回収口を上方のアウト口
    に臨ませ、アウト口からの遊技球についてはアウト球流
    路に受け入れ、遊技盤側から戻ってきたファール球につ
    いては戻り球防止部に衝突させてファール球回収口に誘
    導して発射レール上に戻ることを防止するように構成し
    たことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 遊技盤を所定位置に収納可能な遊技盤収
    納部を備え、遊技盤収納部に収納された遊技盤を固定可
    能な遊技盤固定装置を、前面枠の背面に止着し、 ユニット支持部材には、遊技盤の底部が載置可能であっ
    て接続部が起立した載置部を設け、 載置部に遊技盤の底部を載置した状態で遊技盤収納部に
    遊技盤を収納固定することにより、接続部を接続空間部
    に嵌合させると共に遊技盤を所定位置に固定するように
    構成したことを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記遊技盤は、 遊技領域を区画すると共に発射通路領域を区画する区画
    部材と、 発射通路領域から遊技領域に飛入した遊技球が再度発射
    通路領域に戻ることを防止する防止部材と、 発射通路領域内の遊技盤表面を前方から覆うと共に、先
    端部を防止部材の配設位置まで延在させた発射通路保護
    部材とを有し、 前記発射通路保護部材は、基端部を後方に延設した遊技
    盤保護部を備え、この遊技盤保護部により接続空間部の
    側面を覆うように構成したことを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の弾球遊技機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001096028A (ja) * 1999-09-30 2001-04-10 Toyo Kasei Kk パチンコ機の玉処理用樋
JP2002143414A (ja) * 2000-11-15 2002-05-21 Heiwa Corp 遊技盤の製造方法
JP2010004947A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Toyomaru Industry Co Ltd パチンコ機

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